ギルドハウス 第2話
コッコロが、ギルドハウスの二階から不穏な物音が聞こえると言う。一同が調査に登ると、何かが封じられていた痕跡だけがあった。どうやら物音は三階から聞こえていたようだが、ひとまず二階は解放される。


-------------- situation:
封印されし二階へ
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}たちがギルドハウスを利用し始めてから、
しばらくが経過した。

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コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 やっぱり、気になりますね。

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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 えっ、何が?
【chara 106012 face 4 (sad)】 あああ、あたしは何も悪巧みとかはしてないわよっ?
【chara 106012 face 1 (normal)】 あんたたちと同じギルドの仲間よ、そうでしょコロ助!?

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コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 はぁ……
すみませんキャルさま、
何度も言っておりますがコロ助と呼ぶのをやめていただけると。

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コッコロ:
【chara 105913 face 3 (anger)】 近ごろ主さままで真似して、
わたくしをコロ助と呼ぶことがあるのですよ。

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コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】 もっとちゃんと愛情をこめて、
コッコロと呼んでいただきたい……♪

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 話が逸れてません?
【chara 105812 face 1 (normal)】 何が気になるんですか~、
コッコロちゃん?

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コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 はい。
わたくしたちエルフは、
種族的に聴力が優れているのですけれど。

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コッコロ:
【chara 105913 face 3 (anger)】 どうも上の階から、
不穏な物音が聞こえてくる気がするのですよ。

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コッコロ:
【chara 105913 face 3 (anger)】 怪物の、唸り声のような……
【chara 105913 face 4 (sad)】 わたくしの、気のせいでしょうか?

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 ん~……
【chara 106012 face 1 (normal)】 気になるなら、見に行ってみる?

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 えっ、駄目ですよキャルちゃん!
【chara 105812 face 4 (sad)】 上の階は使用禁止って、
【ギルド管理協会】のカリンさんに言われてるでしょう?

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 ん~……
あいつも微妙に隠し事をしてるみたいで、
【chara 106012 face 4 (sad)】 ちょっと引っかかってるのよね。

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 他のことだったら手厚く対応してくれるのに、
なぜかかたくなに上の階には行かせたがらないし。

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キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】 これは何かがある気がするわ、上の階に。
【chara 106012 face 1 (normal)】 調べてみましょうよ。

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キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】 何も問題がなさそうだったら、
二階も溜まり場として活用できるし。

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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 一階はもうだいぶ手狭になってきちゃったしさ、
【chara 106012 face 1 (normal)】 上の階が使えるようになれば便利じゃない?

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 3 (anger)】 それはそうですけど~、
ちゃんとカリンさんに許可を取らないといけませんよ。

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 規則違反をしたら、
このギルドハウスから追いだされちゃうかも?

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キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】 ちょっと様子を見るだけよ。
【chara 106012 face 1 (normal)】 あとで謝れば許してくれるんじゃないの、
カリンってお人好しみたいだしさ。

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 良いひとだからこそ、
迷惑をかけちゃ駄目ですよ~……?

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 いいでしょ、【chara 106012 face 2 (joy)】 責任はあたしがとるわ。

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 カリンのやつ、
ちょうど買い出しに行ってて不在だしね……
【chara 106012 face 2 (joy)】 今のうちに、気になる疑問点をとことん潰してやりましょ。

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 実際たしかに、
上の階から不穏な魔力を感じるのよね……
【chara 106012 face 4 (sad)】 落ち着かないし、不安になるわ。

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 あたしの縄張りに、
自分の把握してない部分があるのって我慢できないのよ。

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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 むっ……?
【chara 106012 face 3 (anger)】 二階への階段、
けっこう強力に封鎖されてるわね。

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キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 でもあたしの手にかかればこの程度の封印、
お茶の子さいさいで突破できるのよ!
ふんふふ~ん♪

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 あぁ、キャルちゃん!
【chara 105812 face 4 (sad)】 だから駄目ですってば!

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コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 まぁ、宜しいのではないでしょうか。
【chara 105913 face 4 (sad)】 どうも主さまを中心にして、
何か途方もなく恐ろしい陰謀が巡らされているようですし。

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コッコロ:
【chara 105913 face 3 (anger)】 否。
どうやらそれが、
【chara 105913 face 4 (sad)】 主さまの抱えておられる運命でございます。

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コッコロ:
【chara 105913 face 3 (anger)】 だからこそ。
不安の種は、早めに取り除いておくべきかと。

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コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 因縁に絡め取られ、
大事なものを喪ってから後悔しても遅いのです。
【chara 105913 face 3 (anger)】 わたくしは、そう思います。

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コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】 キャルさま、封印の解除を手伝います。
これでも、手先は器用なのですよ。

voice: vo_adv_4001002_032
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 あぁ、コッコロちゃんまで。
う~……【chara 105812 face 3 (anger)】 これでわたしばっかり真面目ぶって、
手を汚さないのは不人情でしょうか。

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 同じギルドの仲間です、一蓮托生ですもんね。
ど、どうしましょう……{player}くん?

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 3 (anger)】 たしかに上の階は気になりますし、
わたしたちもキャルちゃんたちに協力して……【chara 105812 face 6 (surprised)】 うひっ!?

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カリン:
【chara 190811 face 2 (joy)】 皆さん?
何をしてらっしゃるのでしょう?

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キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 ひぃいっ、カリン!?
帰ってきたのね!

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 ちちち、ちがうのよ!
【chara 106012 face 4 (sad)】 ちょっと上の階から変な物音がしたから、
【chara 106012 face 2 (joy)】 気になっちゃって……!?

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カリン:
【chara 190811 face 2 (joy)】 ふふ。
【chara 190811 face 1 (normal)】 まぁ当然の疑問でしょうけど、
あまり勝手な行動をされては困ります。

voice: vo_adv_4001002_039
カリン:
【chara 190811 face 4 (sad)】 せめて私に相談してくださいね、
【chara 190811 face 1 (normal)】 べつに怒ったりしませんし……
気持ちはわかりますから。

voice: vo_adv_4001002_040
カリン:
【chara 190811 face 7 (special_a)】 私も上司に厳しく念押しされていて、
詳しく説明できなかったんですけど……
【chara 190811 face 3 (anger)】 上の階は、ちょっと危険なんです。

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カリン:
【chara 190811 face 1 (normal)】 そもそも。
この建物はもともと、
誰のものでもない空き家だったんですけど。

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カリン:
【chara 190811 face 1 (normal)】 だからこそ、これ幸いにと国が接収して……
私たち【ギルド管理協会】に、下賜されたんですよ。

voice: vo_adv_4001002_043
カリン:
【chara 190811 face 6 (surprised)】 ちなみに。
【chara 190811 face 1 (normal)】 上の階へ繋がる階段に施された封印は、
私たちがこの建物を管理し始めたころから存在しました。

voice: vo_adv_4001002_044
カリン:
【chara 190811 face 4 (sad)】 何のための封印なのか、
上の階に何が隠されているのかは……
正直、私たちにもわからないんです。

voice: vo_adv_4001002_045
カリン:
【chara 190811 face 1 (normal)】 封印にさえ触らなければ、
とくに不都合はないんですけどね。

voice: vo_adv_4001002_046
カリン:
【chara 190811 face 2 (joy)】 ふふ。
そういうちょっと怪しげな物件でしたので、
【chara 190811 face 1 (normal)】 皆さんのような素性の知れないギルドに貸し与えられたわけです。

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 あぁ、やけに豪華な建物だと思ったら……
【chara 105812 face 4 (sad)】 やっぱり、曰くつきの物件だったんですね。
【chara 105812 face 2 (joy)】 おいしい話には裏がありますよね~、わかります。

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カリン:
【chara 190811 face 2 (joy)】 ふふ。
【chara 190811 face 1 (normal)】 黙っていて申し訳ありません、
最初からちゃんと説明しておけば良かったですね。

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カリン:
【chara 190811 face 3 (anger)】 ただ皆さんが、
信用できる相手かどうかわかりませんでしたので。

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カリン:
【chara 190811 face 4 (sad)】 折を見て、
そのうち話すつもりではいたんですけど。

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 仕方ないですよ~、
カリンさんは公務員ですもん。
【chara 105812 face 4 (sad)】 上司の、お国の意向には逆らえないでしょう。

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】 今ちゃんと説明してくれただけで、
有り難い話ですよ。

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カリン:
【chara 190811 face 2 (joy)】 ご理解いただけて幸いです~
【chara 190811 face 4 (sad)】 だからそのう……たいへん恐縮ですが、
ほんとに封印には手を触れないでくださいね。

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カリン:
【chara 190811 face 4 (sad)】 凶悪な魔物とかが、
封じられてる可能性がありますし。

voice: vo_adv_4001002_055
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 あっごめん、もう遅いわ。
封印、【chara 106012 face 1 (normal)】 とっくにサクッと解除しちゃったから。

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 ええっ、無駄に手際が良い……!?

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 3 (anger)】 気をつけてくださいねキャルちゃんっ、
危険な魔物が飛びだしてくるかも!?

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 ん~?
いや見た感じ、魔物なんかいないわよ?

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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 ていうか。
二階、めぼしいものが何もないわ。
がらんどう、って感じ。

voice: vo_adv_4001002_060
カリン:
【chara 190811 face 6 (surprised)】 えっ、そんなはずは……?
【chara 190811 face 3 (anger)】 すみません、私にも拝見させてください!

voice: vo_adv_4001002_061
カリン:
【chara 190811 face 6 (surprised)】 本当ですね……
経年劣化して汚れてはいますけど、
単なる空き部屋に見えます。

voice: vo_adv_4001002_062
カリン:
【chara 190811 face 1 (normal)】 もちろん封じられていた凶悪な魔物、
みたいなのもいませんね。

voice: vo_adv_4001002_063
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 ふむ?
【chara 105812 face 4 (sad)】 じゃあ何で、封印されていたんでしょう?

voice: vo_adv_4001002_064
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 あっ……
【chara 105913 face 3 (anger)】 ご覧ください、
壁に魔法陣が描かれておりますよ。

voice: vo_adv_4001002_065
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】 んん。
【chara 106012 face 3 (anger)】 これは、空間転移の魔法陣ね。
遠くへ、一瞬で移動するための……

voice: vo_adv_4001002_066
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 軍事利用でもされたら危険すぎるからって、
国際条約で使用を禁止されてるはずの魔法よ。

voice: vo_adv_4001002_067
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 ん~……
【chara 106012 face 4 (sad)】 駄目ね、一回こっきりの使い切りの魔法陣みたい。
いちど発動して、回路が融解してる。

voice: vo_adv_4001002_068
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 魔力を注いでも起動しないわ、
どこに繋がってるかもわかんない……
【chara 106012 face 3 (anger)】 もはやこれ、単なる壁の落書きね。

voice: vo_adv_4001002_069
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 ふむ。
【chara 105913 face 1 (normal)】 ここに封じられていた魔物か何かが、
その空間転移の魔法とやらを用いて脱出した……と推測できます。

voice: vo_adv_4001002_070
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 生活の痕跡などは、ありますし。
ここに「何か」がいたのは確実ですが、
もう遠い昔に立ち去ってしまったのでしょう。

voice: vo_adv_4001002_071
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 ふぅん、拍子抜けね。
【chara 106012 face 1 (normal)】 【ギルド管理協会】も良い面の皮じゃないの、
ずっと空っぽの箱をびくびくしながら過剰に警戒してたのね。

voice: vo_adv_4001002_072
カリン:
【chara 190811 face 2 (joy)】 ふふ。
【chara 190811 face 1 (normal)】 まぁ危険な魔物がいなかったなら、
それはそれで結構なことですよ。

voice: vo_adv_4001002_073
カリン:
【chara 190811 face 6 (surprised)】 見た感じあちこち補修すれば、
普通に部屋として使えそうですし……

voice: vo_adv_4001002_074
カリン:
【chara 190811 face 2 (joy)】 業者を呼んで工事してもらって、
一階と同様に便利に活用できるように取りはからいますね。

voice: vo_adv_4001002_075
カリン:
【chara 190811 face 1 (normal)】 皆さんを不安にさせてしまったお詫びに、
工事の費用などは【ギルド管理協会】が負担しますので。

voice: vo_adv_4001002_076
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】 あら、気前が良いじゃない。
【chara 106012 face 2 (joy)】 うんうん、不安もなくなったし二階も開放されて……
結果オーライってやつよね、めでたしめでたし~♪

voice: vo_adv_4001002_077
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 あのう、ふと疑問に思ったんですけど……
【chara 105812 face 4 (sad)】 二階が何もない空き部屋だったなら、
どうして上の階から不穏な物音がしたんでしょう?

voice: vo_adv_4001002_078
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 3 (anger)】 ……三階ですね。

voice: vo_adv_4001002_079
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 あっ……
三階に繋がる階段にも、
封印が施されておりますよ。

voice: vo_adv_4001002_080
コッコロ:
【chara 105913 face 3 (anger)】 そして物音がするということは、
三階はおそらく空き部屋ではありませんね。

voice: vo_adv_4001002_081
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 二階に封印されていたのと同じような「何か」が、
今でも三階には居座ってる可能性が高い……ってことね。

voice: vo_adv_4001002_082
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 ふむ。三階に封印されているのが、
二階に封印されていた「何か」と同程度か、
それ以上の存在なら……

voice: vo_adv_4001002_083
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 ちょっと、まずいかもね。
空間転移は禁術、高等魔法よ。

voice: vo_adv_4001002_084
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 魔法陣を描けたってことは、
知性の高い強力な魔物か何かかも。

voice: vo_adv_4001002_085
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 うっかり怒らせたら、
ちいさな村ぐらい滅ぼされるレベルのね。

voice: vo_adv_4001002_086
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 三階へ繋がる階段の封印には、
迂闊に手をださないほうがいいかも。

voice: vo_adv_4001002_087
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】 気になるけどね~……
本当にいったい、
このギルドハウスには何が封じられているのかしら?

voice: vo_adv_4001002_088
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 得体の知れないもんが頭上に潜んでるのに、
呑気に日常生活なんか送れないわよ。

voice: vo_adv_4001002_089
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 ……【chara 106012 face 1 (normal)】 三階、日を改めてちゃんと調べてみたいわ。
もちろん、その際にはカリンの許可をとるから。

voice: vo_adv_4001002_090
キャル:
【chara 106012 face 5 (shy)】 このギルドハウス、けっこう居心地が良いし……
【chara 106012 face 1 (normal)】 べつにルール違反して、追いだされたいわけじゃないから。