ギルドハウス 第4話
【美食殿】の窮地を救ったのはガイド妖精のネビアだった。三階に封印されていた彼女は、先程の霧が『幻影湖の霧』であること、この場所はガイド妖精の収監施設だと説明しつつ、一方的に同居を宣言する。
-------------- situation:
三階の小さな同居人
--------------
voice: vo_adv_4001004_000
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_4001004_001
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】
ひゃっ?
【chara 105911 face 4 (sad)】
キャルさま、
いつの間にわたくしの後ろに?
voice: vo_adv_4001004_002
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
お、お願いします!
どうか錯乱しておられるペコリーヌさまを、
正気に戻してください!
voice: vo_adv_4001004_003
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
たぶんこの怪しげな霧のせいで、
混乱されているだけだと思われますので!
キャルさまの魔法で、どうにか……【chara 105911 face 6 (surprised)】
ひぃっ!?
voice: vo_adv_4001004_004
キャル:
【chara 106011 face 2 (joy)】
あはははは!
【chara 106011 face 3 (anger)】
死ね死ね死ね!
どうせ、いつか皆殺しにしなきゃいけなかったのよ!
voice: vo_adv_4001004_005
キャル:
【chara 106011 face 2 (joy)】
早いか遅いかだわ!
ここで死ね!
みんな死ねぇえええ……☆
voice: vo_adv_4001004_006
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
ひえぇっ!?
キャルさまも正気ではありませんねっ、
【chara 105911 face 3 (anger)】
攻撃魔法を放つのをやめてください!
voice: vo_adv_4001004_007
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
わたくし、もう何がなんだか……【chara 105911 face 6 (surprised)】
!?
voice: vo_adv_4001004_008
コッコロ:
【chara 105911 face 5 (shy)】
ふぃ?
主さま?
どうして、わたくしを抱っこするのでしょう……?
voice: vo_adv_4001004_009
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】
あ、主さまも、
正気を失ってしまわれたのでしょうか?
【chara 105911 face 4 (sad)】
嫌でございます!
voice: vo_adv_4001004_010
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
主さまだけは、
いつでも優しく頼もしい……
わたくしの愛する、主さまのままでいてください!
voice: vo_adv_4001004_011
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
ぐすん……
【chara 105911 face 6 (surprised)】
えっ、何でしょう主さま?
voice: vo_adv_4001004_012
コッコロ:
【chara 105911 face 1 (normal)】
はぁ……
危ないから、一時的に避難するのですね。
【chara 105911 face 6 (surprised)】
だから、わたくしを抱っこしただけ?
voice: vo_adv_4001004_013
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】
はい?
【chara 105911 face 2 (joy)】
はい……そうですね、
【chara 105911 face 5 (shy)】
わたくしと主さまだけはいつもどおりです。
voice: vo_adv_4001004_014
コッコロ:
【chara 105911 face 1 (normal)】
この怪しげな霧の、影響を受けていませんね。
【chara 105911 face 4 (sad)】
何故でしょう?
voice: vo_adv_4001004_015
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
主さまは「特別な存在」ですから、
まだ理解できますけれど……
わたくしは、どうして?
voice: vo_adv_4001004_016
コッコロ:
【chara 105911 face 1 (normal)】
アメスさまのご加護でしょうか、
わたくしの信仰心の賜物……?
voice: vo_adv_4001004_017
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
アメスねぇ、
今の「あいつ」はそう名乗ってるの?
voice: vo_adv_4001004_018
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】
ひぇっ、主さま?
【chara 105911 face 1 (normal)】
主さまの肩の上に、
何だかちいさくて愛らしい感じのかたがおられますよ?
voice: vo_adv_4001004_019
???:
【chara 190911 face 1 (normal)】
愛らしい?
褒めてくれるの?
【chara 190911 face 2 (joy)】
きゃはは、第一印象って大事ね!
voice: vo_adv_4001004_020
???:
【chara 190911 face 5 (shy)】
何だかとっても良い子ちゃんって感じ~
【chara 190911 face 2 (joy)】
フィオがかわいがるのも理解できるかも♪
voice: vo_adv_4001004_021
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
ふぃ、ふぃお?
voice: vo_adv_4001004_022
???:
【chara 190911 face 2 (joy)】
ん~、あいつ今はアメスって名乗ってるんでしょ……
【chara 190911 face 1 (normal)】
私たち『ガイド妖精』のプロトタイプの名前だわ、
【chara 190911 face 4 (sad)】
出来損ないで廃棄されたって聞いてるけどね!
voice: vo_adv_4001004_023
???:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
あいつはそのデータを拾って融合して、
自分を強化する材料にしたのね!
【chara 190911 face 1 (normal)】
そういうこと?
voice: vo_adv_4001004_024
???:
【chara 190911 face 4 (sad)】
昔っからあいつは、
そういう小器用な真似が得意だったからね!
voice: vo_adv_4001004_025
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
えぇっと……?
voice: vo_adv_4001004_026
???:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
あっ、ごめん!
【chara 190911 face 1 (normal)】
自分ばっかり喋っちゃうのが、私の悪い癖ね?
voice: vo_adv_4001004_027
???:
【chara 190911 face 1 (normal)】
いつでも一方通行ね、【chara 190911 face 2 (joy)】
きゃはは!
【chara 190911 face 1 (normal)】
でも自己中心的だからって、私を嫌いにならないでね?
愛されないと、妖精は消えちゃうから!
voice: vo_adv_4001004_028
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
ともあれ。
私は『ガイド妖精』のネビアよ、
あんたたちはどこの誰?
voice: vo_adv_4001004_029
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】
この部屋の封印を解いてくれたのは、
あんたたち?
voice: vo_adv_4001004_030
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】
ネビア……さまと、仰るのですか?
【chara 105911 face 1 (normal)】
あなたが、三階に封印されていた「何か」なのですね?
voice: vo_adv_4001004_031
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】
おっと、呑気にお喋りしている場合ではございません!
【chara 105911 face 3 (anger)】
ペコリーヌさまとキャルさまが……【chara 105911 face 6 (surprised)】
あ、あれっ?
voice: vo_adv_4001004_032
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
すう、すう……♪
voice: vo_adv_4001004_033
キャル:
【chara 106011 face 1 (normal)】
すや、すや……♪
voice: vo_adv_4001004_034
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】
ね、寝ておられますね。
【chara 105911 face 1 (normal)】
あなたが眠らせたのでしょうか、ネビアさま?
voice: vo_adv_4001004_035
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
うん。
【chara 190911 face 2 (joy)】
『ガイド妖精』の権限で、
アカウントを一時凍結したのよ。
voice: vo_adv_4001004_036
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
今はどこもかしこも変な状態っぽいし、
あたしにも大した権限はないから……
まぁ、すぐに起きるだろうけど?
voice: vo_adv_4001004_037
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
それよりも……
ねぇ、{player}だっけ?
私のことを覚えてる?
voice: vo_adv_4001004_038
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
いろんなことを教えてよ。
【chara 190911 face 4 (sad)】
私はずっと籠の鳥で、何がなんだか分からないの!
voice: vo_adv_4001004_039
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
「何がなんだか分からない」は、
こちらの台詞でございますが……
【chara 105911 face 1 (normal)】
このかたともお知りあいなのですか、主さま?
voice: vo_adv_4001004_040
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
ど、どうしましょう……
さっぱり、状況が分かりませんけれど。
voice: vo_adv_4001004_041
コッコロ:
【chara 105911 face 1 (normal)】
まずはペコリーヌさまたちを、
安全なところまで運びましょうか?
voice: vo_adv_4001004_042
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
あぁ、そっちは放置しといても大丈夫。
【chara 190911 face 4 (sad)】
私が封印されると同時に、
近くにあった『幻影湖の霧』まで閉じこめられちゃってさ。
voice: vo_adv_4001004_043
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
溜まってたそれに触れて、
一時的におかしくなってるだけよ。
voice: vo_adv_4001004_044
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
『幻影湖の霧』は私が回収しとくし、
目覚めたらそいつらも正気に戻ってると思うから。
voice: vo_adv_4001004_045
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
それよりさ、今この世界がどうなってるのか教えてくれる?
【chara 190911 face 1 (normal)】
フィオのやつはどこに行っちゃったの?
【chara 190911 face 2 (joy)】
私、もう好奇心が抑えきれなくて爆発しちゃいそう!
voice: vo_adv_4001004_046
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
えぇっと……?
voice: vo_adv_4001004_047
カリン:
【chara 190811 face 4 (sad)】
皆さ~ん?
だ、大丈夫ですか?
voice: vo_adv_4001004_048
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】
カリンさま!
【chara 105911 face 4 (sad)】
こちらは危険でございますよ、
下の階で待機しておいてくださいまし!
voice: vo_adv_4001004_049
カリン:
【chara 190811 face 4 (sad)】
いやでも、皆さんの悲鳴が聞こえたので……
ど、どういう状況でしょう?
voice: vo_adv_4001004_050
カリン:
【chara 105911 face 1 (normal)】
【chara 190811 face 6 (surprised)】
ひゃっ……
な、何かちっちゃい生き物がいますね?
voice: vo_adv_4001004_051
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】
ネビアよ!
【chara 190911 face 1 (normal)】
ふんふん……
【chara 190911 face 2 (joy)】
あんたが、この建物の管理人さんって感じ?
voice: vo_adv_4001004_052
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
ごめんね、ずっと家賃も払わずに居座ってて。
でも私のせいじゃないのよ、
ちょっと悪さをして閉じこめられちゃってさ?
voice: vo_adv_4001004_053
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
ここって、私たち『ガイド妖精』の収監施設なのよ。
バグが発生したときとかに一時的に隔離されて、
また使える状態にするために修復されるの。
voice: vo_adv_4001004_054
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
そのはずなのに。
私はずうっと放置されてて、
退屈で死にそうだったわ。
voice: vo_adv_4001004_055
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
下の階にフィオの気配がしたんだけど、
【chara 190911 face 3 (anger)】
何度も呼びかけてたのにあいつったら無視するし。
voice: vo_adv_4001004_056
カリン:
【chara 190811 face 6 (surprised)】
ふぃお……
その名前は、存じあげませんけど。
voice: vo_adv_4001004_057
カリン:
【chara 190811 face 1 (normal)】
下の階に封じられていた、「何か」は……
空間転移の魔法陣で、
どこかへと立ち去ってしまったようですよ。
voice: vo_adv_4001004_058
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
ふぅん……
【chara 190911 face 3 (anger)】
それなら私も一緒につれていってくれたらよかったのに、
そこまで余裕はなかったのかしら。
voice: vo_adv_4001004_059
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
ってか。
【chara 190911 face 3 (anger)】
私のこと忘れてたんじゃないでしょうね、あいつめ。
voice: vo_adv_4001004_060
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
【chara 190911 face 2 (joy)】
まぁいいわ!
久しぶりに自由の身になって、
私はとっても気分が良いの!
voice: vo_adv_4001004_061
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
今なら何をされても許しちゃえるし、
【chara 190911 face 2 (joy)】
どんな願いでも叶えてあげる♪
voice: vo_adv_4001004_062
カリン:
【chara 190811 face 6 (surprised)】
願い……
【chara 190811 face 1 (normal)】
えっと、とりあえずあなたが何者なのかとか、
詳しく説明していただけると助かります。
voice: vo_adv_4001004_063
カリン:
【chara 190811 face 2 (joy)】
あと三階を、普通に利用できるようになれば良いな~と。
voice: vo_adv_4001004_064
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】
いいんじゃない?
【chara 190911 face 1 (normal)】
この建物はべつに私のもの、
ってわけじゃないし……【chara 190911 face 2 (joy)】
好きにすれば?
voice: vo_adv_4001004_065
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】
私も好きにする~
久しぶりの自由を満喫しちゃう♪
voice: vo_adv_4001004_066
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】
ねぇねぇ、{player}!
あちこち案内してよ!
voice: vo_adv_4001004_067
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
どうも見た感じ、
世界が全体的に様変わりしてるみたいだしさ?
【chara 190911 face 2 (joy)】
私、右も左もわからないの!
voice: vo_adv_4001004_068
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
ううん。
しばらく、あんたたちと一緒に暮らしていい?
【chara 190911 face 2 (joy)】
他に行く場所もないしね、ここに住めたら助かっちゃう♪
voice: vo_adv_4001004_069
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
どうもあんたたちは、
フィオと因縁があるみたいだし……
voice: vo_adv_4001004_070
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
一緒にいれば、
あいつとまた会えるかもしれないもん。
いいでしょ、【chara 190911 face 2 (joy)】
迷惑はかけないから。
voice: vo_adv_4001004_071
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】
ふむ……
【chara 105911 face 1 (normal)】
本当に一方的でございますね、ネビアさま。
voice: vo_adv_4001004_072
コッコロ:
【chara 105911 face 1 (normal)】
どうしましょう?
【chara 105911 face 4 (sad)】
わたくしたちも、
この建物を借りているだけですし……
voice: vo_adv_4001004_073
コッコロ:
【chara 105911 face 2 (joy)】
【ギルド管理協会】のカリンさまに、
ご判断をお任せします。
voice: vo_adv_4001004_074
カリン:
【chara 190811 face 6 (surprised)】
えっ、【chara 190811 face 4 (sad)】
う~ん?
【chara 190811 face 1 (normal)】
まぁ妖精さんを住まわせるぐらいなら、
べつに問題はないと思いますけど。
voice: vo_adv_4001004_075
カリン:
【chara 190811 face 1 (normal)】
その代わり、いろいろ事情とか……
あなたが何者なのかとか、【chara 190811 face 2 (joy)】
説明してくださいね。
voice: vo_adv_4001004_076
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】
うん、交渉成立ね!
【chara 190911 face 1 (normal)】
しばらくお世話になるわ、【chara 190911 face 4 (sad)】
えぇっと【chara 190911 face 1 (normal)】
カリン?
voice: vo_adv_4001004_077
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
妖精が住まう建物は繁栄するのよ、
【chara 190911 face 2 (joy)】
私を見つけたことを不運だったなんて言わせないわ!
voice: vo_adv_4001004_078
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
よろしくね!
【chara 190911 face 2 (joy)】
せいぜい仲良くしましょ、
同居人として……♪