ダンジョン 第19話
四季が入り乱れる『四彩の霊峰』ふもとの村を訪れた美食殿一同。山に棲まう妖狐が季節を狂わせていると聞いた一同は、村の平和と豊かな山の幸を守るために荒れ狂う天候の中、妖狐を追って山頂を目指す。
-------------- situation:
登頂せよ！『四彩の霊峰』
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コッコロ：
【chara 105913 face 2 (joy)】
この【美食殿】食べ歩きツアーも
とうとう10回目の大台に到達ですね。
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キャル：
【chara 106012 face 4 (sad)】
前回は海の底、今回は山登りってわけね……
見るからに普通じゃない山がそびえてるわけだけど。
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 2 (joy)】
さすがですキャルちゃん！
【chara 105812 face 1 (normal)】
今回の舞台はなんと……【chara 105812 face 2 (joy)】
四季が一度に味わえる山なんです☆
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 2 (joy)】
美食には付き物の、季節の味覚、旬の味！
【chara 105812 face 7 (special_a)】
それを採れたてで、しかも一緒に味わえるなんて……じゅるり♪
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キャル：
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ちょっと、よだれ垂れてる垂れてる。
【chara 106012 face 4 (sad)】
まぁ、連れてこられた理由は分かったわ。
あんたが山菜採りの道具を山ほど背負ってる理由もね。
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 2 (joy)】
えへへ……♪
やっぱり採れたての味を最大限楽しみたいですから。
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 1 (normal)】
それにこの村はお米の名産地としても有名なんですよ♪
【chara 105812 face 2 (joy)】
アストライア大陸イチ、って評判は伊達じゃないです！
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 2 (joy)】
たっぷりの清らかなお水と、お米作りに適した土壌。
【chara 105812 face 1 (normal)】
そして……
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コッコロ：
【chara 105913 face 2 (joy)】
四季を司り、豊穣をもたらすという妖狐の伝説ですね。
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キャル：
【chara 106012 face 4 (sad)】
なによ、その伝説って？
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コッコロ：
【chara 105913 face 6 (surprised)】
村の方に伺ったのですが……
【chara 105913 face 1 (normal)】
こちらの山に棲む狐さまは、四季を司る力があるらしく。
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コッコロ：
【chara 105913 face 2 (joy)】
村が米どころとして栄えているのも、
その白い狐さまがもたらす豊作あってのこと……
そうお聞きしております。
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 2 (joy)】
コッコロちゃん、物知りですね☆
【chara 105812 face 1 (normal)】
村の人はお狐さまだとか、狐の神様だーなんて呼んでましたけど。
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キャル：
【chara 105913 face 6 (surprised)】
【chara 106012 face 4 (sad)】
狐の神様……
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 6 (surprised)】
キャルちゃん？ どうかしましたか？
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キャル：
【chara 106012 face 1 (normal)】
ううん、なんでもないわ。
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 4 (sad)】
ただ、最近は狐さんの様子がおかしいみたいで……
村の人たちも困っちゃってるらしいんです。
【chara 105812 face 1 (normal)】
だから、できればそっちも解決したいなーって。
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キャル：
【chara 106012 face 1 (normal)】
ま、ここまで来た以上は一人で帰るわけにもいかないしね。
【chara 106012 face 2 (joy)】
あたしも付き合ってあげるわよ。
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ペコリーヌ：
【chara 105913 face 2 (joy)】
【chara 105812 face 2 (joy)】
わぁっ♪ ありがとうございますキャルちゃん！
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コッコロ：
【chara 105913 face 2 (joy)】
こちらに参道が整備されているようですので、
沿って進めば、山頂まで迷わずに進めそうですね。
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 1 (normal)】
それじゃあ山頂目指して……【chara 105812 face 2 (joy)】
レッツ、ハイキ～ング☆
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コッコロ：
【chara 105913 face 6 (surprised)】
奇妙な山景だと思っておりましたが……
この山、場所ごとに季節が異なっているのですね。
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コッコロ：
【chara 105913 face 1 (normal)】
ふむ……【chara 105913 face 2 (joy)】
どうやらこの辺りは春の季節のようです。
少し山菜など摘んでいきましょうか。
【chara 105913 face 6 (surprised)】
むっ、こちらにちょうどよいタケノコも……！
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 2 (joy)】
いいですね！ 早速収穫しちゃいましょう！
【chara 105812 face 1 (normal)】
これなら四季折々のフルコースが作れちゃいそうです！
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キャル：
【chara 106012 face 1 (normal)】
採るのは程々にしときなさいよ……【chara 106012 face 4 (sad)】
って風が強くなってきてない？
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ちょっと、急に吹雪いてきたわよ！？
--- Switch scene ---
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コッコロ：
【chara 105812 face 6 (surprised)】
【chara 105913 face 4 (sad)】
寒さで、タケノコを掘る手がかじかみます……
し、四季を味わえるとはこういう意味なのでしょうか……？
雪と桜の吹雪を同時に味わうのはわたくし初めてです……
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 4 (sad)】
うぅ、わたしも寒……【chara 105812 face 6 (surprised)】
くない？ あれ？
【chara 105812 face 2 (joy)】
それどころか、なんだか暖かくなってきたような……♪
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キャル：
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ペコリーヌ！ それは幻覚よ！
寝ちゃダメ、死ぬわ！ 【chara 106012 face 3 (anger)】
気合で起きろーっ！
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コッコロ：
【chara 105913 face 6 (surprised)】
いえキャルさま、これは幻覚ではありません。
本当に気温が上昇しているようです……！
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 6 (surprised)】
なんだかすっかり吹雪も止んで……
暖かい、【chara 105812 face 4 (sad)】
どころか暑くなってきてませんか！？
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_4003021_030
キャル：
【chara 106012 face 6 (surprised)】
なんなのこの異常気象！？
四季を味わうって、こういうのを期待してたんじゃないんだけど！
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コッコロ：
【chara 105913 face 6 (surprised)】
ペコリーヌさま、キャルさま！ あちらを！
妖狐：
【chara 18411 face 1 (normal)】
────
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キャル：
【chara 106012 face 4 (sad)】
あれが、この山に棲む伝説の狐ってやつ？
随分と敵意むき出しだけど……【chara 106012 face 6 (surprised)】
うひゃあっ！？
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 6 (surprised)】
キャルちゃん、大丈夫ですか！？
……狐さん、山頂へ去っていっちゃいましたね。
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コッコロ：
【chara 105913 face 6 (surprised)】
四季を司る力を持っているというのは確かなようですが……
【chara 105913 face 4 (sad)】
どうやら正気を失っている雰囲気でした。
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ペコリーヌ：
【chara 105812 face 3 (anger)】
このままだと山がめちゃくちゃになっちゃいます！
あの狐さんを鎮めないと……！
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キャル：
【chara 106012 face 2 (joy)】
さっすが、ランドソルの王女が言うと説得力あるわね。
【chara 106012 face 4 (sad)】
その右手に握りしめてる山菜がなけりゃ、もっとかっこよかったけど。
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コッコロ：
【chara 105913 face 1 (normal)】
ペコリーヌさまの発言にも一理ございます。
【chara 105913 face 4 (sad)】
季節が狂うということは、山の環境のみならず……
村の稲作にも少なからず影響を及ぼしているでしょう。
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コッコロ：
【chara 105913 face 4 (sad)】
神様とて、機嫌が悪く荒ぶることもございましょう。
【chara 105913 face 3 (anger)】
ですが、村の方のためにも放っておくわけにはまいりません。
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キャル：
【chara 106012 face 3 (anger)】
あたしだって、わざわざこんな遠くまで来て、
手ぶらで帰るなんて御免だわ。【chara 106012 face 4 (sad)】
それに……
voice: vo_adv_4003021_040
キャル：
【chara 106012 face 4 (sad)】
狐の神様って言葉……気のせいかもしれないけど。
もしかしたら、何か陛下に関係が……
voice: vo_adv_4003021_041
コッコロ：
【chara 105913 face 3 (anger)】
あの狐さまが伝説として謳われる存在なら、
恐らく一筋縄ではいかないでしょう。
キャルさま、ペコリーヌさま、十分にお気を付けくださいまし。