ダンジョン 第20話
妖狐を鎮めた美食殿一同の前に姿を現した覇瞳皇帝。警戒する一同をよそに、覇瞳皇帝は己の眷属という妖狐を連れて姿を消す。一同は場に残された絢爛な稲荷寿司を、妖狐からの贈り物として受け取るのだった。
-------------- situation:
四季の味わいを一皿に
--------------
--- Switch scene ---
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コッコロ:
【chara 105911 face 2 (joy)】
荒れていた天気も落ち着いてきましたね。
狐さまも、憑き物が落ちたかのようにおとなしくされておりますし。
voice: vo_adv_4003022_001
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
ここに来るまでたいへんでしたね……
【chara 105812 face 4 (sad)】
うう、おなかが空いちゃいました……
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コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
登ってくる途中に季節の味覚も集めましたし、
ピクニックとまいりましょうか。食事の準備をいたします。
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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
それじゃあ、わたしも手伝いますね☆
【chara 105812 face 1 (normal)】
キャルちゃんも一緒に……【chara 105812 face 6 (surprised)】
って、あれ?
さっきまでそこに居たのに……【chara 105812 face 4 (sad)】
キャルちゃ~ん?
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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
やっぱり……何もないわね。
狐の神様、なんていうから期待しちゃったじゃない。
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キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……陛下……
voice: vo_adv_4003022_006
覇瞳皇帝:
【chara 106912 face 4 (sad)】
……よく来たわね。
voice: vo_adv_4003022_007
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
へ、陛下っ……!?
voice: vo_adv_4003022_008
覇瞳皇帝:
【chara 106912 face 4 (sad)】
前にあなたが持ってきたおにぎり……ひどい味だったわ。
よくあんな物を出せたわね。
塩辛くて、手慣れていない不出来な形で……
voice: vo_adv_4003022_009
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
も、申し訳ありません……!
【chara 106012 face 4 (sad)】
陛下のお口に合わなかったですよね。
voice: vo_adv_4003022_010
覇瞳皇帝:
【chara 106912 face 3 (anger)】
勝手にしゃべっていいと言った覚えはないのだけれど?
voice: vo_adv_4003022_011
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
……っ! 【chara 106012 face 4 (sad)】
も、申し訳ありません。
voice: vo_adv_4003022_012
覇瞳皇帝:
【chara 106912 face 4 (sad)】
だけど……【chara 106912 face 6 (surprised)】
間に合わせの包帯なら
必ずしも清潔である必要はないのも事実ね。
voice: vo_adv_4003022_013
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
えっ……?
妖狐:
【chara 18411 face 1 (normal)】
────♪
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覇瞳皇帝:
【chara 106912 face 1 (normal)】
別に頼んでもいないけれど……
あなたたちのおかげで、私の眷属──この子へ
貸し与えていたモノを楽に回収できたわ。
voice: vo_adv_4003022_015
覇瞳皇帝:
【chara 106912 face 2 (joy)】
気分がいいから、今日は見逃してあげる。
私も本調子には程遠いし……
【chara 106912 face 1 (normal)】
それでも、この場で猫一匹を縊り殺すくらいは訳ないのだけれど。
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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
キャルちゃーん、【chara 105812 face 1 (normal)】
もー捜したんですよ……
【chara 105812 face 3 (anger)】
っ! あなたは……!
voice: vo_adv_4003022_017
覇瞳皇帝:
【chara 106912 face 6 (surprised)】
あら、新しい飼い主のご登場ね。
【chara 106912 face 4 (sad)】
これ以上騒がしくなるのは御免だわ。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_4003022_018
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
陛下、あの……!
voice: vo_adv_4003022_019
覇瞳皇帝:
【chara 106912 face 4 (sad)】
……神に御饌を献上するなら、
もっと繊細な味付けと彩りを学びなさい。
voice: vo_adv_4003022_020
覇瞳皇帝:
【chara 106912 face 1 (normal)】
行くわよ、カムラヲ。
【chara 106912 face 4 (sad)】
次から次へと、主人の手を煩わせてくれること。
あなたも躾け直す必要があるのかしら。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_4003022_021
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
消えちゃい……ましたね。
【chara 105812 face 4 (sad)】
キャルちゃん、怪我はありませんか?
voice: vo_adv_4003022_022
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
あ、うん、あたしは大丈夫。
voice: vo_adv_4003022_023
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
さっきのあの人……わたしの気のせいでしょうか?
前はもっと、刺すような威圧感を感じたんですけど……
voice: vo_adv_4003022_024
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
確かに、敵対する様子もなく退いていきましたが……
【chara 105913 face 3 (anger)】
油断ならない相手なのは間違いありません。
【chara 105913 face 6 (surprised)】
警戒は緩めないようにいたしましょう。
voice: vo_adv_4003022_025
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
陛下…………
カムラヲ:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
【chara 18411 face 1 (normal)】
────♪
voice: vo_adv_4003022_026
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
わぷっ。【chara 105913 face 4 (sad)】
き、狐さま?
頭をすりすりするのはおやめくださいまし。
わたくしでは、受け止めきれま──【chara 105913 face 6 (surprised)】
ひゃあっ?
voice: vo_adv_4003022_027
キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】
ちょ、ちょっとあたしもっ?
【chara 106012 face 4 (sad)】
あっ痛っ、思ったより力強いわねあんた!
voice: vo_adv_4003022_028
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
この流れは……【chara 105812 face 5 (shy)】
わっ、やっぱりわたしもですよねっ?
あうぅ……【chara 105812 face 2 (joy)】
あ、ちょっとお日様のいい匂いがします♪
voice: vo_adv_4003022_029
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
あっ、もう離れちゃうんですか?
【chara 105812 face 2 (joy)】
もう少し堪能させてくれてもよかったのに……
カムラヲ:
【chara 18411 face 1 (normal)】
────
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_4003022_030
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
行っちゃったわね……【chara 106012 face 4 (sad)】
ん、何よこれ?
voice: vo_adv_4003022_031
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
これって……稲荷寿司、ですよね?
voice: vo_adv_4003022_032
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
狐さまからのお礼……でしょうか?
voice: vo_adv_4003022_033
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
わぁ、お醤油とお砂糖のいい匂いがします♪
【chara 105812 face 5 (shy)】
じゅわっと味が染みてておいしそうですねぇ。
voice: vo_adv_4003022_034
ペコリーヌ:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
【chara 105812 face 4 (sad)】
あぅ……緊張が解けたらおなかが空いちゃいました。
【chara 105812 face 7 (special_a)】
せっかくですし、ちょっと味見を……【chara 105812 face 2 (joy)】
あーん♪
voice: vo_adv_4003022_035
キャル:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ちょっ、待ちなさいってば! 【chara 106012 face 4 (sad)】
コロ助、パス!!
voice: vo_adv_4003022_036
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
申し訳ありませんペコリーヌさま。
味見とつまみ食いはブロックでございます。
voice: vo_adv_4003022_037
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
あぁっ! そんなっ……!
もう、キャルちゃんったらいじわるです~
voice: vo_adv_4003022_038
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
見て食べるまでがノータイムすぎんのよ!
なんでそう動作が直結してんのあんたはっ!
voice: vo_adv_4003022_039
キャル:
【chara 105913 face 1 (normal)】
【chara 106012 face 4 (sad)】
……ねえ、あたしが言うのもなんだけどさ。
何か仕込まれてるとか考えたりしないわけ?
あんた、一度それで痛い目に遭ってるわよね?
voice: vo_adv_4003022_040
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
うーん? 【chara 105812 face 1 (normal)】
でも、誰かを疑いながら食べるごはんより
信じて食べるごはんの方がおいしくないですか?
voice: vo_adv_4003022_041
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
ああ、そうだった……あんたなら絶対そう言うわよね。
分かり切ってる答えを聞いたあたしがバカだったわ。
voice: vo_adv_4003022_042
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
キャルさま、ご安心を。
ペコリーヌさまの胃袋は並大抵ではございませんので。
voice: vo_adv_4003022_043
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
そういう話じゃないと思うけど……はぁ。
もういいわ。【chara 106012 face 1 (normal)】
その代わり、最初はあたしが食べるから。
【chara 106012 face 4 (sad)】
毒見ってわけじゃないけど、一応ね。
voice: vo_adv_4003022_044
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
えぇ~? こんなにおいしそうなのに~
【chara 105812 face 2 (joy)】
んもぅ、キャルちゃんの心配性~♪
voice: vo_adv_4003022_045
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
こちらで作っていた料理も、すぐに出来上がります。
旬の素材を生かした素朴で繊細な味に仕上げてみました。
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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
それじゃ、このお寿司も並べちゃいますね♪
ほら、キャルちゃんも早く早く!
voice: vo_adv_4003022_047
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
ねえ、コロ助。
今度、あたしにもその繊細な味付けっての教えてくれる?
ちょっと……【chara 106012 face 2 (joy)】
作る機会があるかもしれないから。
voice: vo_adv_4003022_048
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
もちろんでございます。
また共に食材を採り、料理を作り、
一緒においしい食卓を囲みましょう♪