ディア・ヴァンパイア
イリヤも、マホとカオリも戦意を喪失し、武器を下ろす。3人の間には既に固い友情が芽生えていたのだ。仲良く旅の思い出を振り返る一同。だが、そこに先程の魔物が現れ、一同は再び協力して魔物を退ける。


-------------- situation:
ディア・ヴァンパイア
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ついに伝説のヴァンパイアとしての正体を現したイリヤ。対峙する3人。
はたして、本当に決戦の火蓋は切られてしまうのだろうか……?

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マホ:
【chara 101011 face 3 (anger)】 …………

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カオリ:
【chara 101711 face 3 (anger)】 …………

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イリヤ:
【chara 104411 face 3 (anger)】 …………

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マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 やめや……

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マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 イリヤはんと戦うなんて……できまへん……
うちは……降りるわ……

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カオリ:
【chara 101711 face 4 (sad)】 うん……私も……
友達を退治するなんて、私にはできないさ……!

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マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 伝説のヴァンパイアなんて、ただの伝承や……
【chara 101011 face 1 (normal)】 でも……いま目の前にいるのは、
恐ろしいヴァンパイアやのうて……うちの友達や!

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カオリ:
【chara 101711 face 1 (normal)】 そうさ~! この旅で、イリヤにたくさん助けてもらって……
今日一日、一緒にいろんなことを乗り越えた友達を、
敵だなんて思えるはずがないさ~!

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イリヤ:
【chara 104411 face 2 (joy)】 そうか……それは、奇遇じゃな。

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イリヤ:
【chara 104411 face 1 (normal)】 わらわも、どうしても二人を敵だとは思えぬのじゃ……
わらわもこの武器を下ろそうではないか……

Choice: (1) 戦う必要なんかない。
Choice: (2) ケンカにならなくて良かった。
----- Tag 1 -----
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マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】 王子はんの言う通りどす。うちらは友達、それでええやろ?

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----- Tag 2 -----
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イリヤ:
【chara 104411 face 2 (joy)】 何を言うておる! わらわたちは最初からケンカなどしておらん!

----- Tag 3 -----
--- Switch scene ---

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カオリ:
【chara 101711 face 1 (normal)】 そうさ! 私たちは、これからも仲良くしていくさ!
悪いヴァンパイアなんて、最初からいなかったさー!

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カオリ:
【chara 101711 face 4 (sad)】 うわああん! イリヤーーー!
ずっと、これからも、私たちと、友達でいてほしいさ~!

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イリヤ:
【chara 104411 face 1 (normal)】 わらわの目的は世界征服……それは変わらん……

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イリヤ:
【chara 104411 face 4 (sad)】 じゃが……それは……いつになるとは言っておらん。
【chara 104411 face 1 (normal)】 もしかしたら、百年、二百年後と言うこともありえるわけじゃ……

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イリヤ:
【chara 104411 face 2 (joy)】 ふふふ……わらわとて……
二人とは……もう少し、一緒にいたいしのう。

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マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】 せやせや!
大丈夫どす! これから、もっともっと互いを知っていきまひょ!
マホマホ王国にも招待しますよって!

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イリヤ:
【chara 104411 face 2 (joy)】 おぉっ! それは楽しみじゃのう!

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カオリ:
【chara 101711 face 4 (sad)】 うぅっ……戦うことにならなくてホントに良かったさー!

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マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】 この出会いに感謝どすなぁ。

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イリヤ:
【chara 104411 face 2 (joy)】 ふふふ……
なにやらむず痒いが、友情というのは良いものじゃのう……

--- Switch scene ---

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イリヤ:
【chara 104411 face 1 (normal)】 最初に街道で、二人がわらわを助けてくれなければ、
わらわたちは今頃互いに戦い合っていたというわけか……

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カオリ:
【chara 101711 face 2 (joy)】 そうならなくてホントに良かったさー!
【chara 101711 face 1 (normal)】 ていうか、イリヤに会わなければまだ『ゴーヤーっぽいもの』を
探してたと思うさー!

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イリヤ:
【chara 104411 face 2 (joy)】 ふっ……そう言えば、あの時のマホはすごかったのう……!
虫が服の中に入ってきたとパニックになっておったわ!

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マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 あ、あれはほんまに恐怖やったわあ!
あの虫が這い回る感触……うぅっ、寒気がっ……!

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イリヤ:
【chara 104411 face 2 (joy)】 はは……はははははっ!
今思い返しても笑えてくるわっ!

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カオリ:
【chara 101711 face 2 (joy)】 イリヤだって、虫にイライラしてたさー!

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イリヤ:
【chara 101711 face 1 (normal)】 【chara 104411 face 4 (sad)】 あれは、虫ごときがわらわの血を吸おうとしたからじゃ!
よりにもよって、この伝説のヴァンパイアのわらわの血を……!
それなのに、カオリは一人涼しい顔をしおって……

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マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】 そして、『ゴーヤーっぽいもの』を見つけて、
次は『うどん用麺棒』を探しにここに来はったんやなあ。

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イリヤ:
【chara 104411 face 6 (surprised)】 あぁ、それにしても……なぜニンニクが『ゴーヤーっぽいもの』で、
白木の杭が『うどん用麺棒』になったのじゃ?

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カオリ:
【chara 101711 face 1 (normal)】 伝説のヴァンパイアを相手にするんだから、
もっとすごいもので対抗しなきゃかなって思って、二人で決めたさ~

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イリヤ:
【chara 104411 face 4 (sad)】 言っておくが、わらわは『ゴーヤーっぽいもの』も
『うどん用麺棒』も効かぬぞ!

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イリヤ:
【chara 104411 face 2 (joy)】 しかし、そのセンス……ふふっ……

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マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 うちらは真剣やったのにな~

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カオリ:
【chara 101711 face 4 (sad)】 そうさー本気だったさー!

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イリヤ:
【chara 104411 face 1 (normal)】 もしそれを持って二人がわらわの前に現れていたら……

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イリヤ:
【chara 104411 face 2 (joy)】 ふふふっ……はーっはっはっはっは!
いかん! 笑いが止まらぬぞ!

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マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 で、でも、イリヤはんかて子供の姿のまんまやったら、
うちら絶対わからなかったどす!

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イリヤ:
【chara 104411 face 4 (sad)】 ぐっ……子供の姿は別に好き好んでなっていたわけではないぞ!
大人になるためには、{player}に
抱き着かねばならぬのじゃ!

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イリヤ:
【chara 104411 face 4 (sad)】 世の中は理不尽じゃ……まったく。

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イリヤ:
【chara 101711 face 1 (normal)】 【chara 101011 face 1 (normal)】 【chara 104411 face 2 (joy)】 それにしても、いい旅じゃった……

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カオリ:
【chara 101711 face 2 (joy)】 いい旅だったさ~!

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マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】 うんうん。ほんまですわあ!

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イリヤ:
【chara 104411 face 1 (normal)】 さあ、とりあえずみなで帰って……

魔物:
【chara 10311 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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イリヤ:
【chara 104411 face 6 (surprised)】 なにっ!? 貴様は……
まさか、自力で穴から這い上がって来たというのか!?

魔物:
【chara 10311 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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イリヤ:
【chara 104411 face 4 (sad)】 くっ! 反応が、遅れた!!

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カオリ:
【chara 101711 face 3 (anger)】 とりゃああああっ!!

魔物:
【chara 10311 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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イリヤ:
【chara 104411 face 6 (surprised)】 カオリ!? 【chara 104411 face 1 (normal)】 すまぬ、助かったぞ!

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カオリ:
【chara 101711 face 2 (joy)】 友達を助けるのは当然さー! 【chara 101711 face 1 (normal)】 ねっ、マホ!

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マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】 せやねぇ、【chara 101011 face 4 (sad)】 大切な友達が傷つくのは、見てられへんからなあ。
魔物はん、ちょっとおいたがすぎるようやねえ。

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イリヤ:
【chara 104411 face 2 (joy)】 ふっ、そうか……わらわたちは主従の関係ではなく、友であったな……

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イリヤ:
【chara 101011 face 1 (normal)】 【chara 104411 face 1 (normal)】 行こうぞ盟友たちよ! おのが武を存分に振るおうぞ!
【chara 104411 face 3 (anger)】 【chara 101711 face 3 (anger)】 【chara 101011 face 3 (anger)】 我らの前に立ちはだかる愚か者を、打ち砕くのじゃ!

Choice: (4) みんなを強化する。
----- Tag 4 -----
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カオリ:
【chara 101711 face 2 (joy)】 や、やったさー! 魔物を倒したさー!

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イリヤ:
【chara 104411 face 1 (normal)】 うむ……二人が協力してくれたおかげじゃ。

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マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】 うちらで、あんなすごい魔物を倒せたんやなぁ……

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カオリ:
【chara 101711 face 1 (normal)】 一人でも、二人でもダメだったさ! 3人だったからできたさーね!

Choice: (5) 誰か忘れてない?
Choice: (6) 魔物を倒したのは4人……
----- Tag 5 -----
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イリヤ:
【chara 104411 face 6 (surprised)】 ん? 誰のことじゃ? 他に誰かいたかのう?

Jump to tag 7
----- Tag 6 -----
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マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 はっ、王子はんのことすっかり忘れてたわー!

----- Tag 7 -----
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カオリ:
【chara 101711 face 6 (surprised)】 ごめんごめん! 【chara 101711 face 1 (normal)】 {player}もいてくれたから勝てたさ!

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イリヤ:
【chara 104412 face 2 (joy)】 まぁ、ここは素直に礼を言っておくかのう。

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カオリ:
【chara 101711 face 6 (surprised)】 あ、あれ? その姿……

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イリヤ:
【chara 104412 face 6 (surprised)】 ん? おぉっ!? 子供に戻っておる!
【chara 104412 face 4 (sad)】 魔力を使い果たしたせいか!?

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カオリ:
【chara 101711 face 1 (normal)】 今日はもう遅いし、子供が一人夜道を歩くのは危険さ!
【chara 101711 face 2 (joy)】 私たちのギルドハウスに来るさー!

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マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】 改めて、お客はんとして、招待しますよって!

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イリヤ:
【chara 104412 face 1 (normal)】 そうか。ではせっかくだし世話になろうかのう。
【chara 104412 face 2 (joy)】 ごちそうというのも、約束じゃしな!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 旅を通じて、大切な絆を手にした3人。
新たな友情のはじまりを祝うため、街へと戻るのだった。