放たれた悪夢
騒動を起こした甲冑の中身は無人だった。団員たちが避けるようになった理由の検討がついたジュンは救援に来たクリスティーナとともに応戦するも、魔物たちは王宮を抜け出し市街地へ繰り出してしまう。
-------------- situation:
放たれた悪夢
--------------
voice: vo_adv_5006004_000
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
兎にも角にも。
こいつらは戦力的には大したことがないようだから、
制圧するのは容易いね。
voice: vo_adv_5006004_001
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
そうだな……
手分けして、暴れているやつらを手錠や縄などで捕縛しよう。
voice: vo_adv_5006004_002
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
真っ当な方法では殺せないとしても、
身動きを封じてしまえば脅威は去る。
voice: vo_adv_5006004_003
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
え~……
ワタシは殺しあいがしたいのに。
voice: vo_adv_5006004_004
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
もうそんな時代ではないよ、クリスちゃん。
voice: vo_adv_5006004_005
ジュン:
【chara 107111 face 1 (normal)】
【chara 104711 face 1 (normal)】
ふ~む。しかし、こいつらの正体はわからないけど……
近ごろ私に対して、
他の団員たちがよそよそしかった理由がわかった気がする。
voice: vo_adv_5006004_006
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
私、避けられたりする理由に身に覚えがなかったんだけど。
たぶん、こいつらが……
私の偽物が、他の団員に何かをしたんじゃないだろうか?
voice: vo_adv_5006004_007
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
今みたいに、脈絡なく襲ってきたりしたのかも。
見た目はまったく同じだし、偽物だなんて普通はすぐに気づかない。
voice: vo_adv_5006004_008
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
トモちゃんたちは、この偽物を私だと思いこんでいたんだ。
きっとそうだ。
voice: vo_adv_5006004_009
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
な~んだ……
ちょっと疑問が解消された気がする、
だからって何の解決にもならないけど。
voice: vo_adv_5006004_010
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
何の話だ?
【chara 107111 face 1 (normal)】
よくわからんが……相変わらず厳めしい見た目のわりに、
女々しい悩みを抱えているようだね?
voice: vo_adv_5006004_011
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
そういうところ、かわいいよね団長は。
voice: vo_adv_5006004_012
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
えっ……。あ、ありがとう。
かわいいなんて、生まれて初めて言われた。
voice: vo_adv_5006004_013
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
皮肉で言ったのだけど。
……【chara 107111 face 6 (surprised)】
あっ、良いアイディアを閃いた。
voice: vo_adv_5006004_014
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
団長。
voice: vo_adv_5006004_015
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ん?
なぁに、クリスちゃん?
voice: vo_adv_5006004_016
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
死ねえぇえええええ……☆
voice: vo_adv_5006004_017
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ひゃっ……
危ないな、急にどうした?
なぜ斬りかかってくる?
voice: vo_adv_5006004_018
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
あはは! 避けられた!
失敬……同じような見た目の連中がゴロゴロいるから、
つい間違えてしまったよ!
voice: vo_adv_5006004_019
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
あっれ~、どれが団長だろう?
【chara 107111 face 2 (joy)】
わからなくなってしまったな!
voice: vo_adv_5006004_020
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
あっ、こいつか!
【chara 107111 face 2 (joy)】
こいつが偽物かっ、ほれほれ♪
voice: vo_adv_5006004_021
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
わっ、わっ……やめろ!
私は本物だっ、偽物はあっち!
voice: vo_adv_5006004_022
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
あはは! 偽物はみんなそう言うんだよ!
本物だというなら証明してみせろっ、
まぁ首を落としてみれば嫌でも区別はつけられるけどね!
voice: vo_adv_5006004_023
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
死ななかったら偽物で、死んだら本物だ!
あっははははは……☆
voice: vo_adv_5006004_024
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
危ない危ないっ、やめろクリスちゃん!
遊んでる場合か!
クリスちゃんは賢いんだからわかるだろうっ、私は本物のジュンだ!
voice: vo_adv_5006004_025
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
え~? 何だって?
【chara 107111 face 2 (joy)】
剣戟の音が激しくて聞こえないなぁっ♪
voice: vo_adv_5006004_026
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ううっ……。クリスちゃんの悪い癖が出たっ、
どうしてすぐに悪ふざけを始めるんだろう?
なぜかは知らないけど、事あるごとに私と戦おうとするんだよなぁ?
voice: vo_adv_5006004_027
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
この状況を利用して、私とドンパチやり合おうって腹か。
でも付きあってられないっ、そんな場合でもない……
ど、どうすればいいんだろう、少年?
Choice: (1) 真心をこめて説得する。
Choice: (2) 兜を脱いで素顔を見せる。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5006004_028
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ううっ……
それが通じる相手なら、最初から私も苦労しない。
voice: vo_adv_5006004_029
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
あぁでも、説得の仕方によっては……。
よぉし、良いことを思いついたぞ。
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5006004_030
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
えっ、どうして?
あぁっ……成る程、そういうことか!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5006004_031
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】
クリスちゃん!
ほら、兜を脱いだぞ!
voice: vo_adv_5006004_032
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】
偽物は、兜や鎧のなかみが空洞だろう?
私はご覧のとおり、ちゃんと顔があるから本物だ!
voice: vo_adv_5006004_033
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
あはは! 必死だねぇ、団長!
いつも素顔を見られるのを嫌がるくせに!
voice: vo_adv_5006004_034
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】
嫌だよ、恥ずかしいから……。
でも、他に方法が思いつかない。
voice: vo_adv_5006004_035
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
不器用だね!
そういうところが愛おしいし、
是非とも互いに命懸けでやりあいたいって思ってしまうよ!
voice: vo_adv_5006004_036
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ほらほら、団長!
たっぷり愛しあおうっ、
顔だけでなく肌のすべてと魂も晒して睦みあおう……!
still display end
voice: vo_adv_5006004_037
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】
うひゃっ!?
な、何で攻撃を止めてくれないっ?
いったい何がしたいんだクリスちゃんっ、やめないと本気で怒るぞ!
voice: vo_adv_5006004_038
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
あはは! 正解!
要するにワタシは団長を怒らせたいのさ!
そして殺しあいたい……☆
魔物A:
【chara 104714 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_5006004_039
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】
あっ、あぁっ?
いかん、偽物たちが逃げていくぞ!
voice: vo_adv_5006004_040
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ほう……
ワタシの殺気を感知して怯え、遠ざかったか。
voice: vo_adv_5006004_041
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
虫けら程度の生存本能、そして知性はあるようだ。
まぁ人間に比べれば、魅力のない玩具だけどね。
voice: vo_adv_5006004_042
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】
わけのわからないことを言ってないで、
連中を追いかけようクリスちゃん!
voice: vo_adv_5006004_043
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】
他の団員も動けるものはついてこいっ、
あいつら市街地のほうへ向かったぞ!
voice: vo_adv_5006004_044
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】
戦うちからのない市民が襲われて、大惨事になりかねない!
そんな事態を避けるために結成された正義の味方が、
我ら【王宮騎士団(NIGHTMARE)】だ!
voice: vo_adv_5006004_045
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
あはは。
【chara 107111 face 1 (normal)】
そんな【王宮騎士団(NIGHTMARE)】と同じ見た目をした連中が、
阿鼻叫喚の惨劇を巻き起こすことになるとはな……【chara 107111 face 2 (joy)】
面白い♪
voice: vo_adv_5006004_046
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】
笑ってる場合か!
あぁもうっ、あとでお説教するからなクリスちゃん!
voice: vo_adv_5006004_047
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
いいや、『陛下』の真似をして予言しようか。
オマエはワタシに説教などしない、むしろ褒めてくれるよ。
voice: vo_adv_5006004_048
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
それを見越して、先に言っておこう。
……【chara 107111 face 2 (joy)】
『いえいえ、どういたしまして』♪
voice: vo_adv_5006004_049
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】
………?