今年最後の思い出づくり
大晦日の当日、合流した一同は神殿で司祭に話を聞く。この神殿ではお焚き上げの際に物に残された願いや思念が霧となり物に憑依して具現化するという。警備と具現化した願いの浄化が司祭からの依頼であった。
-------------- situation:
今年最後の思い出づくり
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
大晦日の当日。{player}は
ヒヨリから受け取った地図に記された、待ち合わせ場所に着いた。
voice: vo_adv_5010001_000
ヒヨリ:
【chara 108711 face 2 (joy)】
騎士くーん! こっちこっちー!
voice: vo_adv_5010001_001
レイ:
【chara 108911 face 2 (joy)】
やあ。遅れずに来てくれてよかった。
voice: vo_adv_5010001_002
ユイ:
【chara 108911 face 1 (normal)】
【chara 108811 face 1 (normal)】
騎士クン。喉乾いてない?
【chara 108811 face 2 (joy)】
飲み物とお弁当は持って来たから、
お腹が空いたら言ってね。
Choice: (1) みんないつもと違う服だね。
Choice: (2) その服、とっても似合ってる。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5010001_003
レイ:
【chara 108811 face 1 (normal)】
【chara 108911 face 1 (normal)】
これかい? これは着物といって、
この辺りでは年末年始や祝い事などに着るのさ。
【chara 108911 face 2 (joy)】
元々はどこか別の大陸から伝わってきた服装らしい。
voice: vo_adv_5010001_004
ヒヨリ:
【chara 108711 face 2 (joy)】
見て見て騎士くん! いいでしょ〜!
voice: vo_adv_5010001_005
ユイ:
【chara 108811 face 1 (normal)】
わたしのもヒヨリちゃんのも、レイちゃんが着付けてくれたんだ。
【chara 108811 face 5 (shy)】
似合ってる……かな?
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5010001_006
ユイ:
【chara 108811 face 5 (shy)】
あ、ありがとう……
voice: vo_adv_5010001_007
レイ:
【chara 108911 face 2 (joy)】
ふふっ、お褒めにあずかり光栄だ。
voice: vo_adv_5010001_008
ヒヨリ:
【chara 108711 face 2 (joy)】
えへへっ! ありがとね、騎士くん!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5010001_009
司祭:
【chara 511 face 1 (normal)】
──お話中失礼。
あなたがたが、【トゥインクルウィッシュ】の皆様ですかな?
voice: vo_adv_5010001_010
レイ:
【chara 108911 face 1 (normal)】
いかにも。こちらの司祭様ですか?
voice: vo_adv_5010001_011
司祭:
【chara 511 face 2 (joy)】
左様でございます。この度は依頼をお引き受けいただき、
誠にありがとうございます。
voice: vo_adv_5010001_012
ヒヨリ:
【chara 108711 face 1 (normal)】
気にしないでください!
【chara 108711 face 2 (joy)】
困った時はお互いさまさま、です!
voice: vo_adv_5010001_013
レイ:
【chara 108911 face 2 (joy)】
今の言葉がギルドの基本方針ですから、遠慮は無用です。
voice: vo_adv_5010001_014
司祭:
【chara 511 face 2 (joy)】
承知しました。
【chara 511 face 6 (surprised)】
はて、伺っていた人数よりもお一人多いようですが……?
voice: vo_adv_5010001_015
ユイ:
【chara 108811 face 4 (sad)】
ひょっとして、ダメですか……?
voice: vo_adv_5010001_016
レイ:
【chara 108911 face 1 (normal)】
彼は私たちを援護してくれる、頼りになる仲間です。
どうか彼も一緒に、依頼を遂行させてほしい。
voice: vo_adv_5010001_017
司祭:
【chara 511 face 6 (surprised)】
そういうことでしたか。【chara 511 face 2 (joy)】
もちろん大歓迎でございます。
報酬も一人分追加でご用意いたします。
voice: vo_adv_5010001_018
ヒヨリ:
【chara 108711 face 1 (normal)】
ありがとうございます! 【chara 108711 face 2 (joy)】
やったね騎士くん!
Choice: (4) よろしくお願いします。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5010001_019
司祭:
【chara 511 face 2 (joy)】
いえいえ、こちらこそ。
【chara 511 face 1 (normal)】
それでは早速本日の依頼について、詳しくお話しいたしましょう。
voice: vo_adv_5010001_020
ヒヨリ:
【chara 108711 face 1 (normal)】
お願いします!
voice: vo_adv_5010001_021
司祭:
【chara 511 face 1 (normal)】
ではまずはこの神殿の由来から……
ここは遥か昔からランドソルに存在する、古の神を祀る神殿です。
voice: vo_adv_5010001_022
レイ:
【chara 108911 face 1 (normal)】
たしか文献には、ソルの塔よりも古いかもしれないと……
voice: vo_adv_5010001_023
司祭:
【chara 511 face 2 (joy)】
よくご存知で。【chara 511 face 1 (normal)】
そしてこの神殿では現在にいたるまで、
願いを司る古き神の加護を受けてきたといわれています。
voice: vo_adv_5010001_024
ヒヨリ:
【chara 108711 face 6 (surprised)】
加護って、どういうものなんですか?
voice: vo_adv_5010001_025
司祭:
【chara 511 face 2 (joy)】
良きご質問です。
それは……この神殿に捧げられた願いが形を成す、というものです。
voice: vo_adv_5010001_026
ユイ:
【chara 108811 face 6 (surprised)】
そうだったんだ……【chara 108811 face 1 (normal)】
素敵ですね。
voice: vo_adv_5010001_027
司祭:
【chara 511 face 1 (normal)】
そして皆様はご存知でしょうが、
この神殿では大晦日にお焚き上げを行っています。
Choice: (6) お焚き上げ?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5010001_028
レイ:
【chara 108911 face 1 (normal)】
その年に叶わなかった願い事を紙に書いて、
来年こそは叶うように念じながら、炎へ投げ入れるんだ。
【chara 108911 face 2 (joy)】
そうして願いを空へと帰すのさ。
voice: vo_adv_5010001_029
ユイ:
【chara 108811 face 1 (normal)】
ここでお焚き上げをした願いって、
次の年によく叶うって評判ですよね。
voice: vo_adv_5010001_030
司祭:
【chara 511 face 1 (normal)】
ええ。浄化して生まれ変わらせることで、
願いが今までよりも叶いやすくなる。我々はそう考えています。
voice: vo_adv_5010001_031
ヒヨリ:
【chara 108711 face 6 (surprised)】
すごーい……そんなこと、ホントにできちゃうんだ!
voice: vo_adv_5010001_032
司祭:
【chara 511 face 2 (joy)】
もちろん叶うかどうかに個人差はございます。
voice: vo_adv_5010001_033
ヒヨリ:
【chara 108711 face 4 (sad)】
ですよね……ちょっと残念。
voice: vo_adv_5010001_034
司祭:
【chara 511 face 1 (normal)】
残念……まさにそれなのです。残ってしまう念、願い。
それこそが今日皆さんにお越しいただいた理由なのです。
voice: vo_adv_5010001_035
司祭:
【chara 511 face 4 (sad)】
お焚き上げだけで、願いは完全に浄化できません。
燃えた紙や物に残された願いや思念は浄化されず、
この神殿に充満し、やがて具現化してしまいます。
voice: vo_adv_5010001_036
レイ:
【chara 108911 face 6 (surprised)】
なんだって……!?
voice: vo_adv_5010001_037
司祭:
【chara 511 face 4 (sad)】
はじめは物にも触れぬ薄い霧のような姿をしています。
しかし新年が近づき願いの残滓が増えれば、物に憑依し、
最悪の場合実体を持って暴れ出し、参拝者を襲います。
voice: vo_adv_5010001_038
ユイ:
【chara 108811 face 4 (sad)】
そんな……
voice: vo_adv_5010001_039
司祭:
【chara 511 face 4 (sad)】
もうお分かりかと思いますが、皆様には神殿や参道の警備と、
そこで具現化する願いの浄化をお願いします。
voice: vo_adv_5010001_040
ヒヨリ:
【chara 108711 face 1 (normal)】
分かりましたっ! 【chara 108711 face 2 (joy)】
浄化されなくて困っちゃうみんなの願いも、
あたしたちが助けますっ!
voice: vo_adv_5010001_041
司祭:
【chara 511 face 6 (surprised)】
願いを助ける……【chara 511 face 2 (joy)】
ええ。そうですね。その通りです。
皆様に依頼したこと、間違いではなかったと確信しました。
voice: vo_adv_5010001_042
レイ:
【chara 108911 face 1 (normal)】
ありがとうございます。ご期待に添えるよう、
全員で、全力を尽くします。
voice: vo_adv_5010001_043
司祭:
【chara 511 face 1 (normal)】
もうすぐ神殿を開放して、お焚き上げを始めます。
ですので、皆様は今のうちに準備を整えてください。
それでは新年までどうぞ、よろしくお願いいたします。
voice: vo_adv_5010001_044
ユイ:
【chara 108811 face 1 (normal)】
こちらこそ、よろしくお願いします。
voice: vo_adv_5010001_045
レイ:
【chara 108911 face 4 (sad)】
……願いの浄化か。神殿の手伝いとは聞いていたが、
かなり重要な役回りを任されたな。
voice: vo_adv_5010001_046
ユイ:
【chara 108811 face 4 (sad)】
大丈夫……だよね?
voice: vo_adv_5010001_047
ヒヨリ:
【chara 108711 face 1 (normal)】
大丈夫だよ! 騎士くんもいるし!
voice: vo_adv_5010001_048
レイ:
【chara 108811 face 1 (normal)】
【chara 108911 face 1 (normal)】
そうだね。偶然とはいえ、キミに声をかけたのは正解だったな。
Choice: (8) みんなはどうしてこの仕事を?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5010001_049
ユイ:
【chara 108711 face 1 (normal)】
【chara 108811 face 1 (normal)】
ホントはお正月もみんなで一緒に過ごしたかったんだけど、
【chara 108811 face 4 (sad)】
予定が合わなくて……
voice: vo_adv_5010001_050
ヒヨリ:
【chara 108711 face 1 (normal)】
でも年末は大丈夫だったから、【chara 108711 face 2 (joy)】
みんなで一緒に
今年最後の思い出を作ろうって考えたんだ!
voice: vo_adv_5010001_051
レイ:
【chara 108811 face 1 (normal)】
【chara 108911 face 1 (normal)】
ちなみにヒヨリがキミを誘ったのは、
【chara 108911 face 2 (joy)】
今回の仕事はそれなりの額がもらえるからさ。
voice: vo_adv_5010001_052
ヒヨリ:
【chara 108711 face 1 (normal)】
騎士くん、お年玉をあげたいって言ってたでしょ?
【chara 108711 face 2 (joy)】
それなら一緒にどうかなーって思って!
voice: vo_adv_5010001_053
ユイ:
【chara 108811 face 4 (sad)】
いきなり誘って、迷惑じゃなかった……?
Choice: (10) そんなことないよ。ありがとう。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_5010001_054
ユイ:
【chara 108711 face 1 (normal)】
【chara 108811 face 6 (surprised)】
お礼を言いたいのはわたしたちのほうだよ。
【chara 108811 face 1 (normal)】
今日は一緒に頑張ろうね!
voice: vo_adv_5010001_055
レイ:
【chara 108911 face 1 (normal)】
気にしないでいいよ。
【chara 108911 face 2 (joy)】
困ったときはお互いさまさまだ。
voice: vo_adv_5010001_056
ヒヨリ:
【chara 108711 face 6 (surprised)】
レイさん!?
【chara 108711 face 4 (sad)】
それあたしが言いたかったのに~!
voice: vo_adv_5010001_057
ユイ:
【chara 108811 face 2 (joy)】
ふふっ。とられちゃったね。
voice: vo_adv_5010001_058
レイ:
【chara 108811 face 1 (normal)】
【chara 108711 face 1 (normal)】
【chara 108911 face 2 (joy)】
ごめんごめん。【chara 108911 face 1 (normal)】
さて、話はここまでにして、私たちも準備をしよう。
ここは毎年大勢の人が訪れるから、気合いをいれないとね。
voice: vo_adv_5010001_059
ヒヨリ:
【chara 108711 face 2 (joy)】
はーいっ! 【chara 108711 face 1 (normal)】
よーし、頑張るぞー!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
こうして{player}はヒヨリたちとともに、
参拝客を迎える準備を始めた。