招かれセレブリティ
特別講座の講師は【メルクリウス財団】のアキノたちであった。優秀なビジネスアイデアを提案すれば実際に事業援助するという講座の内容を聞き、【聖テレサ女学院(なかよし部)】はやる気を燃やすのだった。
-------------- situation:
招かれセレブリティ
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
特別講座の実施が告げられてから数日後。
受講を志望した生徒たちは、
事前説明会が開かれるという会場に呼びだされた。
voice: vo_adv_5038001_000
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
ううむ……
ぼくとしたことが、どうやら早く着き過ぎてしまったようだ。
voice: vo_adv_5038001_001
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
教員はおろか、生徒たちさえまだ半数も揃っていない。
【chara 111011 face 1 (normal)】
なにより、まずユニちゃんズの面々がおらんではないか。
voice: vo_adv_5038001_002
内なるチエル:
【chara 111011 face 2 (joy)】
そうですね。
まず【聖テレサ女学院(なかよし部)】の面々がおりませんね。
voice: vo_adv_5038001_003
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
やれやれだ……
寝坊・遅刻の常習犯として知られるハイパー低血圧のぼくが、
【chara 111011 face 1 (normal)】
ミツキ師のハッスルポーションを過剰摂取してまで早起きしたのに。
voice: vo_adv_5038001_004
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
だが賢明なるぼくは、かような空き時間さえ無駄にはしない。
この貴重なひとときは日ごろ酷使している脳の養生に宛がうのだ。
voice: vo_adv_5038001_005
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
ふあぁ……端的に換言すれば、座り寝……ぐぅ……
voice: vo_adv_5038001_006
女生徒1:
【chara 2911 face 1 (normal)】
あちらの席が空いてますわ、参りましょう。
voice: vo_adv_5038001_007
女生徒2:
【chara 3111 face 6 (surprised)】
いえ、お待ちになって?
その横の席に座っていらっしゃるお小さい方は……
ひょっとしてユニ博士ではないかしら。
voice: vo_adv_5038001_008
女生徒1:
【chara 2911 face 6 (surprised)】
ユニ博士?
在学中に名誉博士号を授かった、学院創立以来の秀才?
【chara 2911 face 1 (normal)】
テレ女七不思議の一つに数えられる、あの幻の!?
voice: vo_adv_5038001_009
女生徒2:
【chara 3111 face 1 (normal)】
間違いありませんわ! もはや一般授業には現れず、
旧校舎の図書館棟でご自身の論文に打ちこんでいるという、
あの孤高の高等遊民! 【chara 3111 face 2 (joy)】
実在していらしたのだわ!
voice: vo_adv_5038001_010
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
くかァー……すぴるるるー……
voice: vo_adv_5038001_011
女生徒1:
【chara 2911 face 6 (surprised)】
ほら、ご覧になって? 【chara 2911 face 1 (normal)】
博士ったら硬く瞑目なさってる。
きっと今もわたくしたちには及びもつかない、
きわめて高度な学術的思索に耽っていらっしゃるのよ。
voice: vo_adv_5038001_012
ユニ:
【chara 111011 face 3 (anger)】
んがごごご……【chara 111011 face 2 (joy)】
ふへっ、えへへ、ママぁ……
voice: vo_adv_5038001_013
女生徒2:
【chara 3111 face 2 (joy)】
まあ、なんて安らかな表情。きっと相当な難問が解けたのだわ。
【chara 3111 face 1 (normal)】
我々ごとき一般生徒が近付いてよい身分の方ではありません。
分を弁えて、隅の席へ参りましょう。
voice: vo_adv_5038001_014
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
ん、んん……【chara 111011 face 6 (surprised)】
んあっ……?
voice: vo_adv_5038001_015
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
……はやや、どうしたことか。
ふと目蓋を開けば、名も知らぬ学友たちの背中が
そそくさと遠ざかってゆくではないか。
voice: vo_adv_5038001_016
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
やれやれ、やはり学内隠遁生活は誤解を招くと見える。
ぼくは孤独を愛すが、一方で対人交流にも極めて前向きだと言うのに。
端的に換言すれば、ぼくは青春がしたい。
voice: vo_adv_5038001_017
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
いかにすれば学友たちは気安く席を共にしてくれるだろうか。
【chara 111011 face 1 (normal)】
ふむ……省みるに、ぼくがまず正すべきは、
里の老人たちに感化されたこの若者らしからぬ賢者訛りやもしれぬ。
voice: vo_adv_5038001_018
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
そして活かすべきは、一般平均に比して若く見られるこの身体だ。
【chara 111011 face 1 (normal)】
近ごろ都の若者たちの愛読する文字絵巻──【chara 111011 face 6 (surprised)】
漫画と言ったな、
【chara 111011 face 2 (joy)】
あれらに描かれる少女の言動を模倣すれば親近感も増すだろう。
voice: vo_adv_5038001_019
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
うむ、イメージトレーニングは完璧だ。
隣いいですか? などと声を掛けられ次第、
ただちにぼくは計画を実行するぞ。【chara 111011 face 7 (special_a)】
いざ、来たれ学友っ!
Choice: (1) 隣いいですか?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5038001_020
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
ふえぇ、ユニの隣に座ってくれるのぉ?
一人ぼっちで寂しかったよぉ~、ふぇぇぇん!
voice: vo_adv_5038001_021
クロエ:
【chara 110811 face 3 (anger)】
あ? 舐めてんのか。
【chara 110811 face 1 (normal)】
てか、舐めてんすか。
voice: vo_adv_5038001_022
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ああ……なんだ、君たちか。
voice: vo_adv_5038001_023
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
え、逆に誰だと思ったの。
【chara 110811 face 1 (normal)】
もしか見知らぬ学友にその「ふぇぇ」ブチかます予定だったの。
いいけどソレ、医学用語で言うところの奇行っすよ。
voice: vo_adv_5038001_024
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
ユニ先輩……
voice: vo_adv_5038001_025
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
ほら見なよ、チエル絶句してンじゃん。
【chara 110811 face 1 (normal)】
言っとくけどチエル絶句させるって相当だよ。
voice: vo_adv_5038001_026
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
孤独は人を狂気へいざなう。
ぼくは『ユニ博士』に付随する近寄り難い印象を払拭するため、
巷で流行の守ってあげたくなる系ロリとやらを運用してみたのだ。
voice: vo_adv_5038001_027
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
どこの流行だよ……ヤなんですけど、その巷……
【chara 110811 face 1 (normal)】
そんでパイセン、そのキャラだと別の意味で近寄り難くなっちゃう説。
voice: vo_adv_5038001_028
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】
そうですよ、ユニ先輩はそのままが一番いいんです!
せっかくの希少な天然モノなんだから、
わざわざ養殖モノみたいな安っぽい萌えしないでください!
voice: vo_adv_5038001_029
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
まことに申し訳ない。ぺこり。
voice: vo_adv_5038001_030
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
……あれ? ぼく今なんで怒られた?
voice: vo_adv_5038001_031
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】
あっ、ホラせんせー来ましたよ!
説明会始まります! みんな早く座れです!
voice: vo_adv_5038001_032
女性教員:
【chara 3211 face 2 (joy)】
ごきげんよう。
皆さんもうお揃いですね。
voice: vo_adv_5038001_033
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
えー、それでは。
来たる特別講座に先駆けて、
本日は特別講師の先生方をご紹介したいと思います。
voice: vo_adv_5038001_034
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
あー、講師ってウチのセンセーじゃなくて、
なんか外部からヒト呼ぶッつってたっけ。
voice: vo_adv_5038001_035
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】
どんな人たちが来るんですかね!
こいつぁちぇるって来ましたよ!
voice: vo_adv_5038001_036
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
その活動は、自社経営から事業支援・魔物討伐まで多岐に亘ります。
【chara 3211 face 2 (joy)】
お招きしましょう、国内でも有数の資産を誇る一流ギルド──
voice: vo_adv_5038001_037
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
──【メルクリウス財団】の皆さんです!
movie: 503800101
voice: vo_adv_5038001_038
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
この度は誉れある聖テレサ女学院の特別講師としてお招きいただき、
私たち【メルクリウス財団】一同、【chara 103211 face 2 (joy)】
光栄に存じております。
voice: vo_adv_5038001_039
女性教員:
【chara 3211 face 2 (joy)】
まあ、まあ、素晴らしい!
お世話になる特別講師の先生方に、さあ、大きな拍手を!
voice: vo_adv_5038001_040
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
ことにギルドマスターのアキノさんは、皆さんと同世代です。
【chara 3211 face 2 (joy)】
若くして成功されたその秘訣を、大いに見習わせていただくように。
voice: vo_adv_5038001_041
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
ふぁー、なんてゆうか……
チエルわりとセレブのお友達も多い方なんですけど、
兆って単位は国家予算以外で出てきちゃ駄目なやつですよね……
voice: vo_adv_5038001_042
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
こんなん桁違い過ぎて引くわ。
「うらやまー」とか「ねたましみー」とかは逆に出ないわ。
もうなんも出ない。【chara 110811 face 1 (normal)】
いいわ、富め。好きに富め。
voice: vo_adv_5038001_043
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
しかし、同世代か……
【chara 111011 face 1 (normal)】
ということは彼女──アキノ君も、事業のかたわら
何処かの学院に籍を置いていたりするのだろうか。
voice: vo_adv_5038001_044
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
いや、あの仕事量で流石にそれは……
【chara 110811 face 6 (surprised)】
ま、無いとも言いきれないか、行動力ハンパなさそうだし。
【chara 110811 face 1 (normal)】
え、そしたら、どこ学だろ。
voice: vo_adv_5038001_045
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
どこですかねえ。
とりあえずルー学だったら、
ああいう元気な先輩、クラスに5~6人いそうじゃないです?
voice: vo_adv_5038001_046
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
チエル。
圧倒されて語彙が死んでンのは分かるけど、
あの要素ギャン積み姐さんを「元気な先輩」の一言で済ますのは無理。
voice: vo_adv_5038001_047
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
だが、さもありなん。
【chara 111011 face 2 (joy)】
言われてみれば彼女には、華やかな才気と同時に、
そこはかとないルーセンティズムを感じる。
voice: vo_adv_5038001_048
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
えー、ちょー、どーなん、{player}。
あんたルー学でしょ。
あの元気な先輩のこと、なんか知ってンじゃないの。
Choice: (2) 知ってるよ。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5038001_049
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
あら。
聞き覚えのある声がしたかと思いきや、
そこにいらっしゃるのは{player}さまではなくて?
voice: vo_adv_5038001_050
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
あーっ、{player}にゃ!
なんでこんなところにいるにゃ!?
voice: vo_adv_5038001_051
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
神出鬼没なのは分かっていたけれど、
【chara 104811 face 4 (sad)】
女学院にまで現れるなんて……
voice: vo_adv_5038001_052
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
もはや男女の垣根なんてお構いなしね。
【chara 103411 face 1 (normal)】
それで、キミはどうしてここに?
Choice: (3) 特別編入生だから。
Choice: (4) 【聖テレサ女学院(なかよし部)】だから。
Choice: (5) ユニちゃんズだから。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5038001_053
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】
ああ。確か男女共学化を視野に入れてるとか耳にしたわね。
まあ、確かにキミなら、【chara 103411 face 2 (joy)】
女子校でも問題なんて起こさないものね。
voice: vo_adv_5038001_054
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
あの……先輩って男子としてどんだけ無害判定されてるんです?
【chara 110911 face 4 (sad)】
ユカリねえさん、なんか信用や信頼とは微妙にニュアンスの異なる
神秘的な微笑みを浮かべておいでなんですけど……
Jump to tag 6
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5038001_055
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
なかよし部? 【chara 104811 face 2 (joy)】
新しい部活か何か?
まぁ、キミなら何も心配はいらないわよね。
voice: vo_adv_5038001_056
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
え……ちょちょ、待って、{player}。
なんでよ。なんであんたドラゴンスレイヤーに
そんな全幅の信頼寄せられてんの。
voice: vo_adv_5038001_057
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
あ? 師匠? 【chara 110811 face 4 (sad)】
何ソレ……
【chara 110811 face 6 (surprised)】
え、うそ、あんたミフユねえさんの弟子なの?
へえ、竜殺しを継ぐ者……【chara 110811 face 1 (normal)】
ふーん、いいじゃん。
Jump to tag 6
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5038001_058
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
ちょっと意味が分からないにゃ。
voice: vo_adv_5038001_059
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
それでは詳しく説明するにゃ。
voice: vo_adv_5038001_060
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
ちょー、いーから座っとき。
ほら、アメちゃんあげるから。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5038001_061
クロエ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
【chara 110811 face 4 (sad)】
いや、てかさァ、いンだけどさァ……
【chara 110811 face 1 (normal)】
結果このねえさんたち、全員あんたの知り合いッつって?
何なんソレ、マジウケんだけど。きっも。
voice: vo_adv_5038001_062
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】
ホントこの先輩は、女子トモに限って交友範囲が無限大ですよね。
そろそろどうかと思いますよ? ません? ますよね?
voice: vo_adv_5038001_063
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
彼はそういう男だ、君たちもいい加減適応したまえよ。
ぼくはとうに慣れたぞ。今さら王女やら騎士団やら幽霊やら、
果ては伝説の吸血鬼やらが友人にいたとて眉一つ動かんさ。
Choice: (7) いるよ。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5038001_064
ユニ:
【chara 111011 face 5 (shy)】
ほわああああーーーー!!!
い、い、い、いるの!? まじでえええ?
【chara 111011 face 7 (special_a)】
見たい見たい! 連れてきて!
voice: vo_adv_5038001_065
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
あら、こちらの学院は随分と賑やかですのね。
事前に伺っていた情報とは少々違うような……?
voice: vo_adv_5038001_066
女性教員:
【chara 3211 face 2 (joy)】
ほほほ、あちらの三人……【chara 3211 face 4 (sad)】
いえ、四人はその、異端でして……
【chara 3211 face 1 (normal)】
さあさあ、ご挨拶はこの辺にして、そろそろ本題の方へ。
voice: vo_adv_5038001_067
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
それでは、今回の『起業精神を学ぶ特別講座』につきまして。
起業精神というものを座学で学ぶのは非効率的。
実践こそが効率的かつ最大の学びである、と私たちは考えました。
voice: vo_adv_5038001_068
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
……私たちじゃなくて、主にミフユがにゃ。
voice: vo_adv_5038001_069
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
いいと思うっす。
さすが竜殺しの女っす。
voice: vo_adv_5038001_070
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
そこで、先程アキノさん……弊団のアキノが申しあげた通り、
生徒の皆さんには、新たな事業を興すための
ビジネスアイデアを提案していただきたいと思っています。
voice: vo_adv_5038001_071
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】
次回──特別講座の当日までに、
【chara 103411 face 2 (joy)】
『学生らしさがあふれる起業アイデア』をご用意ください。
voice: vo_adv_5038001_072
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
学生らしさがあふれる……【chara 110911 face 4 (sad)】
起業アイデア……?
voice: vo_adv_5038001_073
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
出た。
毎度おなじみ、ふわっとしてるやつ。
voice: vo_adv_5038001_074
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】
皆さんにはその企画を口頭で説明していただいて、
それが社会的に通用するものかどうかを、
私たちが厳正に審査させていただきたいと考えています。
voice: vo_adv_5038001_075
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
あたしの審査は厳しいにゃ!
【chara 104611 face 2 (joy)】
美味しいたい焼きのアイデアをガンガン持ってくるにゃー!
voice: vo_adv_5038001_076
ユカリ:
【chara 103411 face 3 (anger)】
タマキさん、黙って。
voice: vo_adv_5038001_077
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】
うーん、なんかふわっとしててよく分かんないですけど……
【chara 110911 face 1 (normal)】
とりあえず若者っぽいカンジで、
なんかたい焼きっぽい新商品とか考えればいいんですかね?
voice: vo_adv_5038001_078
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
うむ、【chara 111011 face 4 (sad)】
たい焼きはおそらくノイズだが、【chara 111011 face 1 (normal)】
概ねそういうことだろう。
voice: vo_adv_5038001_079
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】
それならチエル、何気にショップ開くのとか興味アリ子ちゃんです。
【chara 110911 face 1 (normal)】
今考えてるのは、可愛い飲み物……たとえばミルクティーとかに、
お餅みたいな食感の粒々を入れた新感覚ドリンクです!
voice: vo_adv_5038001_080
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】
コレやばくないですか? めっちゃ新しくない!?
【chara 110911 face 2 (joy)】
独創性たっぷり、唯一無二の完全オリジナルドリンク!
【chara 110911 face 1 (normal)】
チエル発案の名付けて、【chara 110911 face 7 (special_a)】
タピチェルミルクティー!
voice: vo_adv_5038001_081
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
語感が喉越し最悪。
てか、チェルが付くもの腹に入れたくない。
あとタピって何。どっから湧いてきたの。
voice: vo_adv_5038001_082
チエル:
【chara 110911 face 7 (special_a)】
インスピです。
【chara 110911 face 2 (joy)】
内なるチエルがタピッと囁いたんです。
【chara 110911 face 1 (normal)】
つまり完全独自のアイデアなのでどこに出しても完全勝訴です。
voice: vo_adv_5038001_083
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
ふむ……なるほど、把握した。
【chara 111011 face 1 (normal)】
今ぼくは講師陣を観察していたのだが、【chara 111011 face 2 (joy)】
反応は存外に悪くなかった。
【chara 111011 face 1 (normal)】
当講座においては、チエル君のような大胆さこそが肝要と見える。
voice: vo_adv_5038001_084
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ビジネスアイデアを出せと言ったな。
企画を立て、それを説き、承認を勝ち得てみせろということだ。
彼女らの流儀に則って換言すれば、プレゼンテーションか。
voice: vo_adv_5038001_085
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
ってゆーと?
【chara 110811 face 1 (normal)】
うちら起業家っていう体で? 新商品とか説明して?
メ団のねえさんたちが投資家っていう設定で? 審査をすると。
voice: vo_adv_5038001_086
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】
おー、理解理解。
【chara 110911 face 1 (normal)】
たしかにプレゼンっぽいですね。通称プレゼンごっこ。
voice: vo_adv_5038001_087
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
おーっほっほ!
【chara 103211 face 1 (normal)】
プレゼンごっことは、片腹痛いですわ!
voice: vo_adv_5038001_088
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
笑い方の癖が強いな、このパイセン。
【chara 110811 face 1 (normal)】
え、なんすか突然、なんで急に煽ってきてんすか。
Choice: (8) 説明の続きがあるの?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5038001_089
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
その通りですわ、あなたさま。
【chara 103211 face 1 (normal)】
私はチャンスを逃さぬ主義。
それは同時に、チャンスの創出にも貪欲ということ。
voice: vo_adv_5038001_090
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
生徒のみなさま、お聞きなさい!
今回の特別講座は、ただのごっこ遊びではありませんわよ!
voice: vo_adv_5038001_091
なかよし部:
【chara 1 face 1 (normal)】
!?
voice: vo_adv_5038001_092
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
あなた方の提案するビジネスアイデアが、
仮に実社会でも通用するほど素晴らしかった場合──
voice: vo_adv_5038001_093
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
──我が【メルクリウス財団】が、
そのアイデアの実現を正式にバックアップするとお約束いたします!
voice: vo_adv_5038001_094
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
はあ、それってどういう……
voice: vo_adv_5038001_095
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
言葉通りですわ。
起業にいたる必要諸経費などを全面的に融資、
その運用に必要な手続きまで、【chara 103211 face 2 (joy)】
すべてを支援させていただきます。
voice: vo_adv_5038001_096
ユニ:
【chara 111011 face 7 (special_a)】
全面的に融資!
voice: vo_adv_5038001_097
チエル:
【chara 110911 face 5 (shy)】
すべてを支援!
voice: vo_adv_5038001_098
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
やばい。金の匂いしかしない。
voice: vo_adv_5038001_099
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
アキノさんは大雑把で破天荒なところも多少ありますが、
【chara 104811 face 2 (joy)】
ビジネスにおいての見識や嗅覚は本物です。
voice: vo_adv_5038001_100
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
あたしのたい焼き屋も目を付けられたしにゃ。
voice: vo_adv_5038001_101
アキノ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
【chara 103211 face 1 (normal)】
大陸一の商人、ウィスタリア家直々の事業援助。
【chara 103211 face 2 (joy)】
これは大きなチャンスですわよ!
さあ、どういたします? 可愛い教え子のみなさま!
voice: vo_adv_5038001_102
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
えーっと……
さーせん、一瞬待ってもらっていいすか。
voice: vo_adv_5038001_103
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
ハイ、なかよし部全員集合。
voice: vo_adv_5038001_104
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】
ちぇるーん!
voice: vo_adv_5038001_105
ユニ:
【chara 110911 face 1 (normal)】
【chara 111011 face 2 (joy)】
ゆにーん!
Choice: (9) {player}ーん!
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5038001_106
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
何この点呼。
voice: vo_adv_5038001_107
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
で? どーなん、今のメ団の話。
いいアイデアには金出すッつってるけど、
え、あれガチで言ってんの。学生相手にそんな太っ腹な話ある?
Choice: (10) アキノさんはそういう人。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_5038001_108
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
はー、【chara 110911 face 2 (joy)】
どこのちぇるの骨とも知れない、
可愛いだけの美少女に投資してくれる人がいるんですねー
voice: vo_adv_5038001_109
ユニ:
【chara 110911 face 1 (normal)】
【chara 111011 face 4 (sad)】
いや、そうなるかはプレゼンテーションの結果次第だ。
【chara 111011 face 1 (normal)】
遊びではないと豪語する以上、審査は相応に厳しいものとなるはず。
voice: vo_adv_5038001_110
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
だがしかし、晴れて財団の支援を勝ちとることが出来れば、
我々には輝けるセレブリティの門が開かれよう。
端的に換言すれば、奨学金とかどうでもよくなる。
voice: vo_adv_5038001_111
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
え、そーなんですか?
あれ、そーゆーことなら話はちょっと変わってきますよ?
優先度っていうか、モチベーションっていうか……【chara 110911 face 1 (normal)】
やる気?
voice: vo_adv_5038001_112
クロエ:
【chara 110811 face 2 (joy)】
まァ、俄然アガるよね。
voice: vo_adv_5038001_113
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
然り。
後輩たちよ、そういうことだ。
この講座はなんとしても成功させるぞ──
voice: vo_adv_5038001_114
なかよし部:
【chara 110811 face 1 (normal)】
【chara 111011 face 7 (special_a)】
【chara 1 face 1 (normal)】
──なかよし部の名にかけて!
voice: vo_adv_5038001_115
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
ふふっ、どうやら面白い特別講座になりそうですわね。
voice: vo_adv_5038001_116
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
灼熱に身を焦がすほどの斬新なビジネスアイデアを
期待していますわよ、【chara 103211 face 2 (joy)】
聖テレサ女学院のみなさま。
voice: vo_adv_5038001_117
なかよし部:
【chara 1 face 1 (normal)】
おおーっ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
大金のにおいがする特別講座に向けて、
【聖テレサ女学院(なかよし部)】の面々は、
かつてないほどの意欲に燃えるのであった。