おやくそくシーケンス
ユニが提案したのは飛行機能を持ち、指示したものを自動撮影する『ぷかぷかユニコプター』。しかしその動作実験中に機能不全を起こし、搭載された自爆機能によって大爆発。当然、ノールピで終わってしまう。
-------------- situation:
おやくそくシーケンス
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
チエルに続いて結果を出せなかったクロエ。
【聖テレサ女学院(なかよし部)】は残すところユニのみとなった。
voice: vo_adv_5038004_000
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
ヘコむわ、はー、ガチでイミフ。
なんで落とされたのか、マジ意味わかんない。
voice: vo_adv_5038004_001
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
物を売ってないからではないかね。
voice: vo_adv_5038004_002
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】
まあ、とりあえず、お疲れ子ちゃんでした。
voice: vo_adv_5038004_003
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
ぷー……謎にダメ出しされまくって、
最終的になんか暴言キャラにされてるし。
voice: vo_adv_5038004_004
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
クロエ先輩のは、暴言っていうか暴言ツッコミですもんね。
【chara 110911 face 4 (sad)】
ボケたりイジったり、おかしな絡み方したりしなければ、
そんな無闇には噛みつかれないですから。
voice: vo_adv_5038004_005
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
チエル君はそのすべてを日常的に行って、
無闇に噛みつかれているからね。
voice: vo_adv_5038004_006
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
いや、あんたもだよ。
ボケ・イジリ・ウザ絡み、パイセンも全部やってくるやつでしょうが。
二人まとめて無闇にバリバリ噛みちぎってやろうか。
voice: vo_adv_5038004_007
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】
あーあ、これで二連敗かぁ……
voice: vo_adv_5038004_008
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
起業精神ままならんわー
voice: vo_adv_5038004_009
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
まあ、そう気を落とすな、後輩たち。
君らにはまだいくらでも学びの機会がある。
今日の失敗がいつか新たな未来への地平を開くだろう。
voice: vo_adv_5038004_010
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
え、ユニ先輩……
【chara 110811 face 1 (normal)】
どしたんすか、まるで先輩みたいすよ。
voice: vo_adv_5038004_011
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
いかにもぼくは先輩、後進の手本であるべき存在だ。
【chara 111011 face 1 (normal)】
ゆえに、君らの期待には応えねばならない義務がある。
voice: vo_adv_5038004_012
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
クロエ君、チエル君。
君らの無念、先達であるぼくが晴らしてみせよう。
この特別講座のまったき成功をもってして。
voice: vo_adv_5038004_013
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
ユニ先輩……【chara 110911 face 4 (sad)】
ごめんなさい、チエル勘違いしてました。
実は学校に迷い込んで勝手に棲みついてるだけの座敷童的な
何かかと思ってたんですけど、違ったんですね……!
voice: vo_adv_5038004_014
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
ユニ先輩……【chara 110811 face 4 (sad)】
さーせんした。うちの弟たち叱るとき、
『ユニ先輩みたくなっちゃうよ』って言ったら弟たちが
怯えるように仕込んじゃってさーせん。怪奇的扱いしてさーせん。
voice: vo_adv_5038004_015
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
よせやい後輩たち。
過剰な敬意はこの発育遅れの胸に収まりきらぬ。
頬の紅潮が抑えられないではないか。
voice: vo_adv_5038004_016
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
端的に換言すれば、照れるぜベイベェ。
いざ、時は来た。
みんなのユニ先輩が、満を持して舞台へ上がるとしよう。
voice: vo_adv_5038004_017
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
失礼する。
voice: vo_adv_5038004_018
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
えっと、あなたは……【chara 104811 face 2 (joy)】
ユニさん、ですね。
voice: vo_adv_5038004_019
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
然り。聖テレサ女学院三年生、『象牙の塔』のユニだ。
敬意と親愛を込めてユニ先輩と呼んでくれて構わない。
【chara 111011 face 2 (joy)】
よしなに。
voice: vo_adv_5038004_020
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
また違うタイプのめんどくさそうなのが来たにゃ。
この学校、やべーやつばっかりなのにゃ。
Choice: (1) よろしくお願いします。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5038004_021
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
また居た!
なんなの、今日のキミはどういうポジションなの!?
voice: vo_adv_5038004_022
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
ああ、彼は、ぼくの後輩にして共同研究者でね。
【chara 111011 face 2 (joy)】
どうやら御財団との間にはかねてよりの癒着があるようなので、
本件においても何某かの融通が利くだろうと連れてきた次第。
voice: vo_adv_5038004_023
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
明け透け過ぎますわ!?
voice: vo_adv_5038004_024
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
この流れ、次はアレに間違いないにゃ。
voice: vo_adv_5038004_025
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
後輩、まずは彼女らに例のものを。
Choice: (2) つまらないものですが。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5038004_026
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
性懲りもなく賄賂だわ!?
【chara 104811 face 4 (sad)】
今度は何よ、【chara 104811 face 6 (surprised)】
封筒……?
えっ、中に紙が入ってるみたいだけど、まさか……現金!?
voice: vo_adv_5038004_027
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
現ナマだってにゃ!?
【chara 104611 face 3 (anger)】
アウトにゃ、それは本当にダメなやつにゃ!
voice: vo_adv_5038004_028
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
と言いつつタマキさん、【chara 103411 face 4 (sad)】
我先に中身を確かめてません?
voice: vo_adv_5038004_029
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
ん……なんにゃこれ?
……写真?
voice: vo_adv_5038004_030
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
然り。
転写魔法で印画紙に出力した、ぼくの署名入り肖像だ。
チエル君の趣味の界隈ではサイン入りブロマイドなどと呼ぶらしい。
voice: vo_adv_5038004_031
メルクリウス財団:
【chara 1 face 1 (normal)】
本当につまらないものだった……
voice: vo_adv_5038004_032
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
まあ、いずれ歴史に名を残す【聖テレサ女学院(ユニちゃんズ)】、
その初代ギルドマスターによる肉筆のサインだ。
将来的な価値を考えれば、たしかに贈賄行為とも捉えられよう。
voice: vo_adv_5038004_033
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
だが、ひとまず審査に手心は無用。
各々方には従来の基準に則って、
公平にぼくの企画を判断していただいて結構だ。
voice: vo_adv_5038004_034
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
え……あの子、冗談よね?
まさかこれが賄賂になるなんて、本気で思ってないわよね?
voice: vo_adv_5038004_035
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
濃いのが連続して胸やけして来たにゃ。
この学校、大丈夫なのか不安になるにゃ。
voice: vo_adv_5038004_036
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
輝かしい人材育成のために出資しているのですが、
【chara 103211 face 4 (sad)】
おヤバい人材ばかり誕生している気がいたしますわ。
voice: vo_adv_5038004_037
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
然り。【chara 111011 face 7 (special_a)】
ぼくこそテレ女のやべーやつだ。
voice: vo_adv_5038004_038
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
なんでそこでドヤ顔なのかしら……
voice: vo_adv_5038004_039
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
おっと、どうやら我が同志の準備が整ったようだ。
【chara 111011 face 2 (joy)】
それでは本題に入らせてもらおう。
voice: vo_adv_5038004_040
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
それは……なんですの?
丸いお盆に、幾つもの羽根が付いているようですけれど。
voice: vo_adv_5038004_041
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
よくぞ聞いてくれた。
これこそが本日、御財団に紹介させていただく画期的な新商品。
その名も──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5038004_042
ユニ:
【chara 111011 face 7 (special_a)】
『ぷかぷかユニコプター』!
voice: vo_adv_5038004_043
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
ぷかぷかゆに……【chara 104811 face 6 (surprised)】
え、なんて?
voice: vo_adv_5038004_044
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ユニコプター
【chara 111011 face 2 (joy)】
からくり工学の分野で近年進んだり進まなかったりしている研究を、
ぼくが横から盗み見て、魔法的に手っ取り早く再解釈したものだ。
voice: vo_adv_5038004_045
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
「ユニ」はまあ分かるとして「コプター」って何にゃ……?
voice: vo_adv_5038004_046
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
知らん。
voice: vo_adv_5038004_047
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
からくり工学など、誇り高き文系のぼくが履修するところではない。
ただ、連中の信仰するおとぎ話に、
そんなような語感の空飛ぶオーパーツが登場するらしいのでパクった。
voice: vo_adv_5038004_048
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
よく分からないけど……
【chara 104811 face 1 (normal)】
とにかく、そのユニコプター?
っていうのは、一体どういう商品なわけ?
voice: vo_adv_5038004_049
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
そうさな。
【chara 111011 face 1 (normal)】
きわめて小型の飛空艇【chara 111011 face 2 (joy)】
──とでも言えば、
諸君らには通りが良いだろうか。
voice: vo_adv_5038004_050
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
飛空艇? そんな小さなものが?
じゃあ、それ、空を飛べるというの?
voice: vo_adv_5038004_051
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
急ごしらえの試作品ゆえ出力には乏しいが、
【chara 111011 face 2 (joy)】
まあ飛ばす分には、これこのように──
voice: vo_adv_5038004_052
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
おおっ!?
すごいにゃ、本当に飛んでるにゃ!
しかも思ったより素早い動きにゃ!
voice: vo_adv_5038004_053
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
大したものね。
今日のプレゼンはそろそろ諦めかけていたけれど、
ようやくまともに誉められるものが出てきた気がするわ。
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_5038004_054
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
文句なし!
文句なしの大発明ですわ!
voice: vo_adv_5038004_055
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
所詮はよその庭から聞こえた習わぬ経だ、
あまり大層に誉められても決まりが悪い。
その賛辞はしばし待ってもらおうか。
voice: vo_adv_5038004_056
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
まだ何かあるのにゃ!?
voice: vo_adv_5038004_057
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
無論。
むしろ本企画の眼目はここからと言えよう。
【chara 111011 face 2 (joy)】
さて各々方、先んじてぼくが贈呈したブロマイドは覚えておいでか。
voice: vo_adv_5038004_058
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
正直忘れようとしていたわ。
【chara 103411 face 6 (surprised)】
あれがどうかしたの?
voice: vo_adv_5038004_059
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
ふっふ、聞いて驚け腰抜かせ。
なんと、あの写真は!
【chara 111011 face 7 (special_a)】
この『ぷかぷかユニコプター』が撮ったものなのだよ!
Choice: (3) 驚いてみる。
Choice: (4) 腰を抜かしてみる。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5038004_060
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
え……急にどうしたのキミ、思いだしたように大声をあげて……
【chara 103411 face 4 (sad)】
しかも、こんな、あからさまにサクラみたいなタイミングで……
voice: vo_adv_5038004_061
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
ふふ……打合せ通りのいい芝居だ、後輩。
周到なプレゼンテーションは優れた舞台劇にも似るという。
監督はぼくだ。メルクリウス観客団よ、大いに沸くがいい。
Jump to tag 5
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5038004_062
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
えええっ!!? ど、どうしたの、仰向けにひっくり返って!?
【chara 104811 face 1 (normal)】
やめなさい、そんな体を張ったオーバーリアクション!
【chara 104811 face 4 (sad)】
誰に仕込まれたの、聞かなくても分かるけど!
voice: vo_adv_5038004_063
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
む……ここで大袈裟に驚いてみせろとは言ったが、過剰演出だったか。
【chara 111011 face 4 (sad)】
演技指導の例として、クロエ君がハイテンションで
頭ちぇるってるところを想像してみろと言ったのが間違いだったか……
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5038004_064
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
まあいい、説明を続けよう。
【chara 111011 face 1 (normal)】
このユニコプターには、幾重もの魔法的処理を施している。
voice: vo_adv_5038004_065
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
主だったところでは、揚力や自律制御、そして転写機能の付与。
【chara 111011 face 2 (joy)】
それらは任意の条件下において自動的に発現するよう設計してある。
voice: vo_adv_5038004_066
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
う~ん……よく分からんにゃ。
voice: vo_adv_5038004_067
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
失敬、端的に換言しよう。
えー、【chara 111011 face 1 (normal)】
勝手に飛んで、勝手に写真撮る。
voice: vo_adv_5038004_068
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
ざっくり言い過ぎよ。
【chara 104811 face 6 (surprised)】
いえ、本当なら興味深い商品だとは思うけど。
voice: vo_adv_5038004_069
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
では、それが実用化されれば、
たとえば家に居ながらにして遠くの風景などを
撮ることができるわけですわね。
voice: vo_adv_5038004_070
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
然り。かく言うぼく自身、
【chara 111011 face 4 (sad)】
おんも出るのめんどい~【chara 111011 face 1 (normal)】
と言う理由で本企画の立案に至っている。
試作段階なので多少の問題点は残っているがね。
voice: vo_adv_5038004_071
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
勝手に飛んで勝手に写真撮る……と仰いましたけど、
【chara 103211 face 1 (normal)】
いまこの場でその様子を見せていただくことはできまして?
voice: vo_adv_5038004_072
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
無論そのつもりだ。
では、どなたか適当な被写体──ターゲットを指定してくれまいか。
voice: vo_adv_5038004_073
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
じゃあ猫にゃ!
猫を撮って欲しいにゃ!
voice: vo_adv_5038004_074
ユニ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
【chara 111011 face 6 (surprised)】
猫か……【chara 111011 face 2 (joy)】
なるほど、敏捷性や隠密性に秀でている。
ユニコプターの追尾性能をお見せするには
丁度いいデモンストレーションになるな。
voice: vo_adv_5038004_075
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
というわけだ、同志{player}。
【chara 111011 face 6 (surprised)】
毎度、人遣いが荒くて申しわけないが──
voice: vo_adv_5038004_076
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
──というわけで。
猫:
【chara 1711 face 1 (normal)】
にゃー
voice: vo_adv_5038004_077
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
えー、勇敢なる我が共同研究者が、
【chara 111011 face 1 (normal)】
近ごろ学院の敷地内に棲みついている
半野良のニャン太郎(仮称)氏をここへお連れしたわけだが。
voice: vo_adv_5038004_078
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
{player}さま……
【chara 103211 face 4 (sad)】
大丈夫ですの? 顔中ひっかき傷だらけですが……
voice: vo_adv_5038004_079
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
ありがとう、同志……!
君の犠牲、鮮血の献身を、ぼくは決して忘れはすまい……!
voice: vo_adv_5038004_080
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
さ、そんなことより、【chara 111011 face 1 (normal)】
まずはユニコプターに被写体を定義させよう。
幾つかの条件付けによって、猫という生き物を学習させるわけだ。
voice: vo_adv_5038004_081
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
これによって、以降ユニコプターは、
「猫」を「撮るべきもの」として認識し、発見次第撮りまくる。
自動追尾で撮りまくる。【chara 111011 face 2 (joy)】
この世の果てまで撮りまくる。
voice: vo_adv_5038004_082
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
……訂正、【chara 111011 face 4 (sad)】
ちょっぴり盛った。
【chara 111011 face 1 (normal)】
この世の果ては言いすぎた、充填した魔法が尽きるまでだ。
voice: vo_adv_5038004_083
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】
十分にすごいわよ、【chara 103411 face 2 (joy)】
本当に大した技術ね。
voice: vo_adv_5038004_084
ユニ:
【chara 111011 face 3 (anger)】
ぼくの論文も学会でそのぐらい素直に認められたいものだ。
【chara 111011 face 1 (normal)】
……さて、設定は完了した。【chara 111011 face 2 (joy)】
これより実証実験を開始する。
voice: vo_adv_5038004_085
ユニ:
【chara 111011 face 7 (special_a)】
ぷかぷかユニコプター、発進!
ターゲット「猫」を、この世の果てまで激写せよ!
猫:
【chara 1711 face 1 (normal)】
にゃー
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5038004_086
ユニコプター:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぽーん!
対象「猫」を捕捉しました! 自動追尾モードへ移行します!
voice: vo_adv_5038004_087
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
喋ったにゃ!
あいつ、飛びながら喋ってるにゃ!
voice: vo_adv_5038004_088
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
うむ、観覧の御一同にも分かりやすいよう、
実況担当としてぼくの愛玩鉱物、
喋る石のロゼッタを搭乗……もとい、搭載しておいた。
voice: vo_adv_5038004_089
ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】
転写魔法を実行! 転写魔法を実行!
voice: vo_adv_5038004_090
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
素晴らしい!
素早く動き回る猫をぴったり追いかけて、
あらゆる角度から連続撮影していますわ!
voice: vo_adv_5038004_091
ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】
転写魔法を実行! 転写魔法を実行!
voice: vo_adv_5038004_092
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
すごいにゃ! これはとんでもない発明にゃ!
voice: vo_adv_5038004_093
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
うむ、よその研究のパクリ……もとい再解釈にしては上出来だ。
くくく、連中め、この結果を知ったらさぞや悔しがるに違いない。
voice: vo_adv_5038004_094
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
からくり工学の理屈くさい老害どもめ、
やつら【chara 111011 face 6 (surprised)】
「語源に則すならユニコプターではなくユニプターだ」【chara 111011 face 1 (normal)】
などと、
どお~でもいい難癖をつけてくれた。
voice: vo_adv_5038004_095
ユニ:
【chara 111011 face 3 (anger)】
ふん、理系の連中はすぐそういうことを言う。
頭が固くて融通が利かないのだ。
番号を振るなら1からでなく0からだと? はっ、知ったことかよ。
voice: vo_adv_5038004_096
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
ど、どうしたのかしら、この子。
【chara 103411 face 4 (sad)】
なんだか急にぷりぷりし始めたのだけど……
voice: vo_adv_5038004_097
ユニ:
【chara 111011 face 3 (anger)】
ぼかあユニプターよりユニコプターの方がしっくり来るのだよ。
肝要なるは語感・情緒・なんとなくだ。小賢しい理系の老害どもには
文系らしく「もののあはれを知れ」とアッカンベエしてやったさ。
voice: vo_adv_5038004_098
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
そ、そう……それは大変だったわね……
voice: vo_adv_5038004_099
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
あれ……でも、語源にこだわるっていうのは、
むしろ文系的な考え方なんじゃないかしら?
voice: vo_adv_5038004_100
ユニ:
【chara 111011 face 3 (anger)】
そういう浪漫のない正論を言うなと言っとるんだよ。
貴様さては理系だな? もののあはれを知れ!
voice: vo_adv_5038004_101
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
にゃにゃっ!?
な、なんにゃこれっ!?
voice: vo_adv_5038004_102
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
……あら?
タマキさん、どうかなさいまして?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5038004_103
ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぽーん!
設定条件に近似する個体を発見しました!
目標変更! 同個体を追尾します!!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5038004_104
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
あ、あたしは猫だけど違うにゃ!
撮るのはそっち! そっちの子にゃ!
【chara 104611 face 6 (surprised)】
ど、どこ撮ってるにゃーっ!?
voice: vo_adv_5038004_105
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
これは……【chara 103211 face 4 (sad)】
どういうことですの?
ユニコプターがタマキさんを追いかけ回しているようですけれど?
voice: vo_adv_5038004_106
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
ふむ、ターゲットの識別条件が曖昧に過ぎたか。
【chara 111011 face 1 (normal)】
たしかに思い返してみれば、
ぼくは猫っぽい耳や尻尾や鳴き声などを雑に入力しただけだったな。
voice: vo_adv_5038004_107
ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】
耳・尾・にゃーなどの特徴において、条件一致50%超!
これより同個体を雑に「猫」と定義!
この世の果てまで激写します!
voice: vo_adv_5038004_108
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
だから違うにゃ!
あたしは猫だけど猫じゃないにゃーっ!
追いかけて来ないで欲しいにゃーっ!
voice: vo_adv_5038004_109
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
おいおい、落ち着きたまえよタマキ君。
君さえ逃げなければ、
うちのユニコプターも追いかけたりはしないのだぞ。
voice: vo_adv_5038004_110
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
それが……彼女、その、職業病って言うのかしら……
詳しい事情は言えないけど、
監視されたり記録されたりっていうのを本能的に嫌がるタイプなの。
voice: vo_adv_5038004_111
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
ユニさん、ひとまず追跡をやめさせて。
このままじゃタマキさんが校舎中を駆けずり回って、
学校をめちゃくちゃにしちゃうわ。
voice: vo_adv_5038004_112
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
それは困るな。【chara 111011 face 1 (normal)】
承知した。
voice: vo_adv_5038004_113
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
OKユニコプター、定義の更新だ。
君がいま追っているそれは「猫ではない」。
voice: vo_adv_5038004_114
ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぽーん! ドクター・ユニに警告!
定義の更新にロックがかかっています!
定義の更新はしばらく出来ません!
voice: vo_adv_5038004_115
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
むっ? 【chara 111011 face 6 (surprised)】
ああ、そういえば、
不慮の上書きを恐れてそんな仕様にしたのだっけ。
【chara 111011 face 1 (normal)】
やれやれ、世は日々移ろうというのに、融通の利かない子だ。
voice: vo_adv_5038004_116
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
OKユニコプター、貴様さては理系だな?
【chara 111011 face 1 (normal)】
こちらは急を要するのだ、フレキシブルな対応を要求する。
即刻定義を更新したまえ、それは「猫ではない」!
voice: vo_adv_5038004_117
ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぽぱっ!?
ねコでは、ナイ……ネこ、なのニ……猫デハ、な……い……?
ぽーん! 「猫」の定義が競合しました! 矛盾です! 矛盾です!
voice: vo_adv_5038004_118
ユニ:
【chara 111011 face 3 (anger)】
なんだと?
待てユニコプター、理解を諦めるな。
【chara 111011 face 4 (sad)】
おい、まさか……あれを実行する気じゃないだろうな……?
voice: vo_adv_5038004_119
ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぴピッ、深刻なエラー、発生……
矛盾解消プログラムを実行しま……ぽぱっ、ぴ……
voice: vo_adv_5038004_120
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
これは……ユニさん?
なにが起こっていますの……?
voice: vo_adv_5038004_121
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ふむ……ところで諸君。
天地の開闢は巨大な爆発から始まった、
という説があるのは存知だろうか。
voice: vo_adv_5038004_122
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
はあ……
voice: vo_adv_5038004_123
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
歴史を紐解けば、あらゆる国々の勃興も
すべては破壊と再生の繰り返しと解釈できる。
おしなべて、古きを駆逐して新しきが始まるものだ。
Choice: (6) 端的に換言すると?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5038004_124
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
古きが終わろうとしている。
【chara 111011 face 1 (normal)】
各々方、まずは身の備えを。バリアを張れる向きはそれを。
申しあげた通り、ユニコプターは試作機ゆえ至らぬ点も多いのだ。
voice: vo_adv_5038004_125
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
どういうことにゃ!?
voice: vo_adv_5038004_126
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
理屈は分からん。
そこはからくり工学のブラックボックスだ。
【chara 111011 face 6 (surprised)】
だが、おそらく連中ならばこう言うのだろう──
voice: vo_adv_5038004_127
ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】
自爆シークェンス、実行!
voice: vo_adv_5038004_128
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
発明は爆発だ、と。
voice: vo_adv_5038004_129
メルクリウス財団:
【chara 1 face 1 (normal)】
え?
voice: vo_adv_5038004_130
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
きゃああああっ!?
voice: vo_adv_5038004_131
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
なな、なんですか、この爆発~!?
voice: vo_adv_5038004_132
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
いや、知んないけど……ぷー、びびった。
voice: vo_adv_5038004_133
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
あ、あれ?
今この辺で一瞬めっちゃ可愛い悲鳴が聞こえたんだけど……
【chara 110911 face 4 (sad)】
誰だったんだろ。【chara 110911 face 6 (surprised)】
え、大丈夫でしたかね、あの子。
voice: vo_adv_5038004_134
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
さー。気のせいじゃないの。
voice: vo_adv_5038004_135
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
──というわけで。
我がユニコプターが再生の爆炎に呑まれたところで、
ぼくのプレゼンテーションは終了とさせていただく。
voice: vo_adv_5038004_136
ロゼッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぽふっ……それでは判定を、どうぞ!
voice: vo_adv_5038004_137
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
ノールピですわ。
voice: vo_adv_5038004_138
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
ノールピよね。
voice: vo_adv_5038004_139
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
ノールピだわ。
voice: vo_adv_5038004_140
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
ノールピにゃ。
Choice: (7) ノールピでフィニッシュです。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5038004_141
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
にべもなし。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『ぷかぷかユニコプター』は処女飛行でその危険性を実証してしまい、
その商品化案はあえなく満場一致で却下されたのであった。
voice: vo_adv_5038004_142
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
……やあ、戻ったよ。
ユニちゃんズ最後の希望として善戦したのだがね、
予想だにせぬ不慮の事故が──
voice: vo_adv_5038004_143
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
あパイセン丁度よかった、肩揉んでもらっていーすか。
voice: vo_adv_5038004_144
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】
チエルお腹空いたんでパン買ってきてくださーい。
voice: vo_adv_5038004_145
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
あっはい、喜んで~♪
voice: vo_adv_5038004_146
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
──じゃあないんだよ。君たちなあ、
傷心の上級生に慣れないノリツッコミを要求するとは鬼の所業だぞ。
ぼくを送りだしたときの、あの期待と尊敬の眼差しはどこへ行った。
voice: vo_adv_5038004_147
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
……だがまあ、事実として、
せっかくの期待に添えない結果となってしまったのだから、
弁解の余地はないな。すまなかった、後輩たち。
voice: vo_adv_5038004_148
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
あ?
【chara 110811 face 1 (normal)】
いや、べつに……そんなん言ったら全員そーだし。
voice: vo_adv_5038004_149
チエル:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
【chara 110911 face 2 (joy)】
ですねっ! みんな仲良く大惨敗!
【chara 110911 face 1 (normal)】
ってことでいんじゃないです? うちららしくて!
【chara 110911 face 2 (joy)】
ねえ、{player}先輩?
Choice: (8) みんななかよし!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5038004_150
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
こ、後輩たち……! 【chara 111011 face 4 (sad)】
君らという子は……!
voice: vo_adv_5038004_151
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】
いい話だにゃー
voice: vo_adv_5038004_152
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
めでたみ、めでたみ。
voice: vo_adv_5038004_153
クロエ:
【chara 110911 face 1 (normal)】
【chara 110811 face 1 (normal)】
したら、とっとと帰るかァー……
あ、チエル、あんたのこの用済みウザ人形捨てとくわ。
voice: vo_adv_5038004_154
チエル:
【chara 110911 face 3 (anger)】
やめてください。
せっかくユニ&クロエのお二人が作ってくれたんですから、
【chara 110911 face 1 (normal)】
チエルが責任持って一生飼い続けます。夜とか一緒に寝ます。
voice: vo_adv_5038004_155
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
ちぇる語の睡眠学習か。
【chara 111011 face 4 (sad)】
さぞかし悪夢にうなされそうだな。
voice: vo_adv_5038004_156
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
おー、いいじゃん。え、よくないソレ?
【chara 110811 face 7 (special_a)】
夜中、メ団のねえさんたちが寝てる枕元にこっそり置いてさ。
うちら落とした天罰ッつって、全員頭ちぇるってもらおうよ。
voice: vo_adv_5038004_157
チエル:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
【chara 110911 face 2 (joy)】
メルクリウス財団あらため、ちぇるクリウス財団ですね!
ちぇる~ん☆
voice: vo_adv_5038004_158
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
よし、採用だ。
我々の新たなギルド活動が幕を開けるぞ。
名付けて『逆襲のユニちゃんズ ~狂気に染まる財団~』編だ!
voice: vo_adv_5038004_159
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】
そうですね。
【chara 110911 face 1 (normal)】
名付けて『逆襲のなかよし部 ~狂気に染まる財団~』編ですね!
voice: vo_adv_5038004_160
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
……なんか廊下から恐ろしい計画が聞こえてくるんだけど。
voice: vo_adv_5038004_161
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
冗談であることを願いつつ、
一応、戸締りには細心の注意を払うにゃ。
voice: vo_adv_5038004_162
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
ふう……プレゼンは今ので最後よね?
滞りなく……【chara 104811 face 6 (surprised)】
とは言えなかったかもしれないけど、
【chara 104811 face 2 (joy)】
なんとか無事に終わったわね。
voice: vo_adv_5038004_163
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
私たちが歴史ある名門校で講座だなんて、
【chara 103411 face 1 (normal)】
マザーから相談されたときはどうなるかと思ったけど……
voice: vo_adv_5038004_164
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
いいとこまでいったプレゼンもあったし、
失敗は失敗であの子たちのいい経験になるし、
【chara 104611 face 2 (joy)】
終わってみれば大成功にゃ。
voice: vo_adv_5038004_165
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
……大成功、ですって?
【chara 103211 face 6 (surprised)】
まだ何も終わっていませんわよ!
voice: vo_adv_5038004_166
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
にゃにゃっ!?
voice: vo_adv_5038004_167
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
え、ちょっと、アキノさん……?
voice: vo_adv_5038004_168
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
みなさん、この特別講座の目的をお忘れじゃありませんこと?
【chara 103211 face 1 (normal)】
これは『起業精神を学ぶ特別講座』ですわよ!
voice: vo_adv_5038004_169
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
今回は惜しくもルピ成立となった方はおられませんでした。
【chara 103211 face 1 (normal)】
ですが! それで終わらせてしまってよろしいのでしょうか!
voice: vo_adv_5038004_170
アキノ:
【chara 103211 face 7 (special_a)】
生徒たちの模範となるべき姿も見せずして、
何が特別講師でしょう!
voice: vo_adv_5038004_171
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
あっ……アキノさんのこのノリ、嫌な予感が……
voice: vo_adv_5038004_172
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
今回はわりと大人しい方だと思ってたんだけど……
voice: vo_adv_5038004_173
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
やっぱりいつものやつが始まったにゃ……
voice: vo_adv_5038004_174
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
我ら【メルクリウス財団】の総力をもって、生徒たちに示すのです!
世に誇れる本気のビジネスアイデアというものを!
voice: vo_adv_5038004_175
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
前置きはいいにゃ。
【chara 104611 face 6 (surprised)】
具体的に何をする気にゃ。
voice: vo_adv_5038004_176
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
ふふっ、そうですわね……
【chara 103211 face 1 (normal)】
ときにミフユさん、ユカリさん、タマキさん。
今回の講座で、強く印象に残った生徒はおりまして?
voice: vo_adv_5038004_177
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
それは──
voice: vo_adv_5038004_178
タマキ・ユカリ・ミフユ:
【chara 103411 face 1 (normal)】
【chara 1 face 1 (normal)】
──なかよし部。
voice: vo_adv_5038004_179
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
やはり意見は一致しておりますわね!
でしたら、【chara 103211 face 1 (normal)】
すぐにでも始めますわよ!
voice: vo_adv_5038004_180
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
だから、何をにゃ!?
voice: vo_adv_5038004_181
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
優れたアイデアを拾い集め、一つにまとめ、より良いものを生み出す!
【chara 103211 face 2 (joy)】
これこそがビジネスの鉄則ですわ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして、アキノの号令が高らかに響きわたる。
最後の追加授業に向けて動きだす【メルクリウス財団】であった。