雨降って地固まる?
織姫と彦星は話し合いをして無事和解したかのように見えたが、彦星は開き直っただけで効果は無かった。ルカは織姫の背中を押すも、織姫はそんな勇気はないと言い、泣きながら逃げ出してしまうのだった。
-------------- situation:
雨降って地固まる?
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
織姫と彦星、二人が話し合う機会を作るため
手分けして連れ出すことにした{player}たち──
voice: vo_adv_5044003_000
ルカ:
【chara 113111 face 6 (surprised)】
急に押しかけて悪いね、織姫。
【chara 113111 face 1 (normal)】
もし用事があるなら、日を改めることにするけど……
voice: vo_adv_5044003_001
織姫:
【chara 4811 face 1 (normal)】
いえ、大丈夫ですよ。
【chara 4811 face 6 (surprised)】
それで、ルカ様。今日はどのようなご用件で……?
voice: vo_adv_5044003_002
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】
いきなりで申し訳ないんだけど、アタシたちと一緒に来ておくれ。
彦星と、話し合いをするためにね。
voice: vo_adv_5044003_003
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】
えええっ!?
は、話し合うって言われても、何を……!?
voice: vo_adv_5044003_004
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】
彦星に浮気をされて、辛いと思ってるんだろう?
そのことを、面と向かって言ってやりゃあいいのさ。
voice: vo_adv_5044003_005
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】
そ、そんなの……【chara 4811 face 4 (sad)】
ムリです……
だって、私なんかじゃ……
Choice: (1) このままじゃ辛いだけだよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5044003_006
ルカ:
【chara 113111 face 4 (sad)】
そうだね。何も言わなかったら
彦星のすることをずっと我慢することになっちまうよ。
voice: vo_adv_5044003_007
ルカ:
【chara 113111 face 4 (sad)】
アンタはそれが嫌だから、あんなに泣いてたんだろう。
違うのかい?
voice: vo_adv_5044003_008
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】
それは……
voice: vo_adv_5044003_009
ルカ:
【chara 113111 face 2 (joy)】
安心しな、アンタたちを二人きりにはしないよ。
【chara 113111 face 1 (normal)】
アタシたちも同席するし、必要ならフォローもする。
voice: vo_adv_5044003_010
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】
だから、一緒に来てほしい。どうだい?
voice: vo_adv_5044003_011
織姫:
【chara 4811 face 1 (normal)】
……わ、分かりました。
ちょっと怖いですけど……が、がんばってみます!
voice: vo_adv_5044003_012
ルカ:
【chara 113111 face 2 (joy)】
うん、いい返事だ。
【chara 113111 face 1 (normal)】
それじゃあ、一緒に村まで付いてきておくれ。
voice: vo_adv_5044003_013
ルカ:
【chara 113111 face 6 (surprised)】
あとは、向こうが上手くやってくれるかどうかだね。
voice: vo_adv_5044003_014
ナナカ:
【chara 113311 face 3 (anger)】
──この作戦なら間違いなく連れ出せるはず。
【chara 113311 face 1 (normal)】
アンナたそ、覚悟はできた?
voice: vo_adv_5044003_015
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 4 (sad)】
う、うぅ……やるしかないのだろう?
やらなければ『願い竹』は手に入らない……
voice: vo_adv_5044003_016
ナナカ:
【chara 113311 face 1 (normal)】
そーいうこと。【chara 113311 face 2 (joy)】
では、ミッションスタート!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5044003_017
ナナカ:
【chara 113311 face 2 (joy)】
彦星殿ォ~! 美少女が来たわよぉ~ん☆
voice: vo_adv_5044003_018
彦星:
【chara 4711 face 1 (normal)】
おっ、この前のお嬢さんじゃないか!
もしかして、俺様と遊ぶ気になったのかい?
voice: vo_adv_5044003_019
ナナカ:
【chara 113311 face 2 (joy)】
そうなのよぉ~ん☆
だ・か・ら、デートのお誘いに来ちゃったわぁ~ん!
voice: vo_adv_5044003_020
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 4 (sad)】
う、うふーん。あはーん。
彦星、こっちにいらっしゃーい。
voice: vo_adv_5044003_021
ナナカ:
【chara 113311 face 3 (anger)】
アンナたそ、演技力足りないよ!
もっとなりきって誘惑! 【chara 113311 face 1 (normal)】
ほら、アピールアピール!
voice: vo_adv_5044003_022
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 6 (surprised)】
も、もっと!?
……こ、【chara 113211 face 2 (joy)】
こっちに来てくれたら、いいことしちゃうわぁ~ん♪
voice: vo_adv_5044003_023
彦星:
【chara 4711 face 7 (special_a)】
おっほー! それじゃ、お言葉に甘えちゃおっかなー♪
voice: vo_adv_5044003_024
ナナカ:
【chara 113311 face 2 (joy)】
ほらほら、私を捕まえてごらんなさ~い☆
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_5044003_025
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 2 (joy)】
あははうふふ! ほらほら、こっちよ~ん!
voice: vo_adv_5044003_026
彦星:
【chara 4711 face 7 (special_a)】
ほーら捕まえ──
voice: vo_adv_5044003_027
ナナカ:
【chara 113311 face 3 (anger)】
セクハラ撃退スパーク!!
voice: vo_adv_5044003_028
彦星:
【chara 4711 face 8 (special_b)】
みぎゃあああああ!?
voice: vo_adv_5044003_029
ナナカ:
【chara 113311 face 2 (joy)】
我慢が足りない彦星殿は10万ボルトの刑に処す♪
voice: vo_adv_5044003_030
彦星:
【chara 13611 face 1 (normal)】
こ、こういうプレイだと思えば、これはこれで……ぐふふ……
voice: vo_adv_5044003_031
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 6 (surprised)】
……やっぱり、彦星の頭に変な星が付いてるな。
voice: vo_adv_5044003_032
ナナカ:
【chara 113311 face 4 (sad)】
うん、めっちゃ見えてる。
彦星殿が喋ってる時、同時に喋ってるよね? どゆこと?
voice: vo_adv_5044003_033
彦星:
【chara 4711 face 2 (joy)】
よ~し、こうなったら俺様本気で追いかけちゃうぞ~!
voice: vo_adv_5044003_034
ナナカ:
【chara 113311 face 6 (surprised)】
あー、のんびり話してる場合じゃないね。
【chara 113311 face 2 (joy)】
ほ~らほら、早くこっちにいらっしゃーい☆
voice: vo_adv_5044003_035
ナナカ:
【chara 113311 face 1 (normal)】
あっ、いたいた! 【chara 113311 face 2 (joy)】
ルカ姉、おっ待たせ~
voice: vo_adv_5044003_036
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】
時間通りか、お疲れさん。【chara 113111 face 2 (joy)】
これで役者はそろったね。
voice: vo_adv_5044003_037
織姫:
【chara 4811 face 4 (sad)】
彦星……
voice: vo_adv_5044003_038
彦星:
【chara 4711 face 6 (surprised)】
なっ……織姫!? どうしてここに……
voice: vo_adv_5044003_039
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】
織姫から、アンタに言いたいことがあるらしくてね。
【chara 113111 face 2 (joy)】
そのために、この場を用意させてもらったのさ。
voice: vo_adv_5044003_040
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 3 (anger)】
当然、貴様とデートするつもりは毛頭ない! 残念だったな!!
voice: vo_adv_5044003_041
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】
さ、織姫。
アンタがどう思ってるのか、しっかり伝えるんだよ。
voice: vo_adv_5044003_042
織姫:
【chara 4811 face 4 (sad)】
わ、私は……彦星のことが、大好きです。
どれだけ距離が離れていても、ずっとあなたを想い続けています。
voice: vo_adv_5044003_043
織姫:
【chara 4811 face 3 (anger)】
でも、彦星は……私以外の女性とも、遊んでいるのでしょう?
【chara 4811 face 4 (sad)】
その姿を私は、見てしまったのです……
voice: vo_adv_5044003_044
彦星:
【chara 4711 face 4 (sad)】
それは……
voice: vo_adv_5044003_045
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】
もしかして、私のことが嫌いになってしまったのですか?
【chara 4811 face 4 (sad)】
ずっと不安で、不安で、しょうがないのです……
voice: vo_adv_5044003_046
織姫:
【chara 4811 face 4 (sad)】
ぐすっ、もし、私のことが嫌いなら……
いっそのこと、もう顔も見たくないと言ってもらえれば……!
voice: vo_adv_5044003_047
彦星:
【chara 4711 face 6 (surprised)】
そんなことはない!
【chara 4711 face 3 (anger)】
僕が一番愛しているのは織姫、君だけだ!
voice: vo_adv_5044003_048
彦星:
【chara 4711 face 4 (sad)】
織姫がそんな思いをしていたなんて気づかなくて、ごめん……
僕のうかつな行動が、君を不安にさせていたんだね。
voice: vo_adv_5044003_049
ルカ:
【chara 113111 face 3 (anger)】
分かったかい、彦星。
【chara 113111 face 1 (normal)】
じゃあ、アンタがすべきことっていうのはなんだい?
voice: vo_adv_5044003_050
彦星:
【chara 4711 face 4 (sad)】
ああ。もう、織姫が不安にならないよう気をつける。
【chara 4711 face 1 (normal)】
これからは僕も、心を入れ替えるよ!
voice: vo_adv_5044003_051
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】
ほっ……本当ですか!?
voice: vo_adv_5044003_052
彦星:
【chara 4711 face 1 (normal)】
もちろんだよ。【chara 4711 face 4 (sad)】
今まで不安にさせてごめん……
だから、もう泣かないでおくれ。
voice: vo_adv_5044003_053
織姫:
【chara 4811 face 2 (joy)】
はい……はい……! うれしいです、彦星……!
voice: vo_adv_5044003_054
ナナカ:
【chara 113311 face 2 (joy)】
いや~、一件落着って感じですな!
めでたしめでたし☆
voice: vo_adv_5044003_055
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】
最初からこうしておけばよかったんだよ。
そうすれば、アタシたちがいなくてもなんとかなっただろうに。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
織姫と彦星が話し合いをした翌日──
voice: vo_adv_5044003_056
ルカ:
【chara 113111 face 6 (surprised)】
アタシたちが一緒に行ってもいいのかい?
彦星に手料理を持っていくなら、邪魔になっちまうよ。
voice: vo_adv_5044003_057
織姫:
【chara 4811 face 2 (joy)】
えへへ……実は、みなさまの分も料理を作ったんです。
彦星と一緒に、みなさまでご飯を食べましょう。
voice: vo_adv_5044003_058
織姫:
【chara 4811 face 1 (normal)】
ルカ様たちに助けていただいたお礼をしたいんです。
【chara 4811 face 4 (sad)】
もっと立派なものを用意できればよかったのですが……
voice: vo_adv_5044003_059
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】
そこまで気を使わなくてもいいんだよ。
報酬目当てでやったわけじゃないからね。
voice: vo_adv_5044003_060
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 2 (joy)】
ふっ、ルカの言う通りだ。
それに我らは七夕の日になれば【chara 113211 face 6 (surprised)】
モゴゴゴゴ!
voice: vo_adv_5044003_061
ナナカ:
【chara 113311 face 2 (joy)】
た、七夕の祭りを楽しめるのが報酬みたいなもんだから!
voice: vo_adv_5044003_062
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】
そういうことだよ。
【chara 113111 face 2 (joy)】
でも、誘ってもらったんだし、織姫の料理はごちそうになろうかね。
Choice: (3) どれくらいおいしいのか楽しみ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5044003_063
織姫:
【chara 4811 face 2 (joy)】
ふふっ、ありがとうございます。
腕によりをかけて作ったので、満足していただけると思います。
voice: vo_adv_5044003_064
織姫:
【chara 4811 face 2 (joy)】
すみません、彦星はいますか?
手料理を持ってきたので、会いたいのですが。
voice: vo_adv_5044003_065
巫女2:
【chara 1213 face 6 (surprised)】
えっ、織姫様!?
【chara 1213 face 4 (sad)】
……あの、彦星様とお約束はされたのですか?
voice: vo_adv_5044003_066
織姫:
【chara 4811 face 1 (normal)】
いえ、彼を驚かせたかったので内緒で来ました。
【chara 4811 face 6 (surprised)】
もしかして、不在なのですか?
voice: vo_adv_5044003_067
巫女2:
【chara 1213 face 4 (sad)】
いえ、そういうわけではないのですが……
voice: vo_adv_5044003_068
織姫:
【chara 4811 face 2 (joy)】
よかった。それでは、失礼しますね。
voice: vo_adv_5044003_069
彦星:
【chara 4711 face 2 (joy)】
あっはっは! 今日も君は美しいねぇ~!
voice: vo_adv_5044003_070
巫女3:
【chara 418 face 4 (sad)】
ひ、彦星様! おやめください~!
voice: vo_adv_5044003_071
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】
えっ……?
voice: vo_adv_5044003_072
彦星:
【chara 4711 face 7 (special_a)】
やめろと言われても、美しい君が悪いんだよ……
voice: vo_adv_5044003_073
巫女4:
【chara 1512 face 3 (anger)】
もう! 何度言えば分かるんですか、彦星様!
こんなことをして、織姫様が許すとでも!?
voice: vo_adv_5044003_074
彦星:
【chara 4711 face 7 (special_a)】
ふふ、そうやって俺様のことを注意するその態度……
ツンデレということだね? 安心しておくれ、分かってるよ☆
voice: vo_adv_5044003_075
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】
彦星……どう、して……?
voice: vo_adv_5044003_076
ルカ:
【chara 113111 face 3 (anger)】
ちょっとアンタ! 何やってるんだい!?
voice: vo_adv_5044003_077
彦星:
【chara 4711 face 6 (surprised)】
おおっ、クールなお嬢さんじゃあないか!
【chara 4711 face 1 (normal)】
何って見れば分かるだろう? 女の子とキャッキャウフフさ!
voice: vo_adv_5044003_078
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 6 (surprised)】
そういうことを聞いてるのではない!
昨日、織姫を不安にさせないと言ったではないか!
voice: vo_adv_5044003_079
彦星:
【chara 4711 face 1 (normal)】
確かにそう言ったな。
【chara 4711 face 2 (joy)】
だから、バレないようにキャッキャウフフすると決めたのさ!!
voice: vo_adv_5044003_080
ナナカ:
【chara 113311 face 3 (anger)】
筋金入りのクズぅー!
voice: vo_adv_5044003_081
ルカ:
【chara 113111 face 3 (anger)】
こんの……最低男っ!!
voice: vo_adv_5044003_082
彦星:
【chara 4711 face 8 (special_b)】
あいたっ! 【chara 4711 face 7 (special_a)】
でへへ……美人からのお仕置きもうれしいねぇ……
voice: vo_adv_5044003_083
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】
うそ……【chara 4811 face 4 (sad)】
だって、そんな……
わ、私のこと……ぐすっ、好き、だって……!
voice: vo_adv_5044003_084
ルカ:
【chara 113111 face 3 (anger)】
泣いてる場合じゃあないよ、織姫!
いい機会だ、こいつにガツンと言ってやりな!
voice: vo_adv_5044003_085
ルカ:
【chara 113111 face 3 (anger)】
こいつは、アンタに甘えて調子に乗ってるんだよ。
平手打ちの一つでもかまして、説教すればいいさ!
voice: vo_adv_5044003_086
織姫:
【chara 4811 face 4 (sad)】
わ、私は……私は……
voice: vo_adv_5044003_087
織姫:
【chara 4811 face 4 (sad)】
……私は、ルカ様のように、強くなれません……!
voice: vo_adv_5044003_088
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 6 (surprised)】
ちょっ、織姫!?
voice: vo_adv_5044003_089
彦星:
【chara 4711 face 4 (sad)】
あらら~……【chara 4711 face 1 (normal)】
まぁいいか、【chara 4711 face 7 (special_a)】
とりあえず俺様と──
voice: vo_adv_5044003_090
ナナカ:
【chara 113311 face 3 (anger)】
うるさーい! セクハラ撃退スパーク!!
voice: vo_adv_5044003_091
彦星:
【chara 4711 face 8 (special_b)】
まだ何もしてないのにいいいいい!?
voice: vo_adv_5044003_092
ルカ:
【chara 113111 face 4 (sad)】
ああ、もう……
どうしてこんなことになったんだい……!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
走り去る織姫の後ろ姿を目で追いながら、
余計にこじれてしまった二人の関係に頭を抱える
{player}たちだった。