真なる声を呼び覚ませ!
泣き続ける織姫を励ましに向かうアンナ。アンナの熱い言葉により、自分の中に眠る「真なる想い」を見つめ直すことができた織姫は、再び彦星と向き合う覚悟を固めるのだった。


-------------- situation:
真なる声を呼び覚ませ!
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 4 (sad)】 話し合いをしたにも関わらず
彦星が開き直って浮気していたところを目撃した翌日──

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織姫:
【chara 4811 face 4 (sad)】 びええええぇぇ~……! びええええぇぇ~……!!

voice: vo_adv_5044004_001
巫女1:
【chara 417 face 4 (sad)】 織姫様、そろそろ泣き止んでください。

voice: vo_adv_5044004_002
織姫:
【chara 4811 face 4 (sad)】 うっ、ぐすっ……!
いいんです、私なんて、私なんてえええ……!!

voice: vo_adv_5044004_003
巫女1:
【chara 417 face 4 (sad)】 ……お戻りになられてから、ずっとこんな調子なんです。
以前はお元気な日もあったのですが、今は泣き続けるばかりで……

voice: vo_adv_5044004_004
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】 事情は分かったよ、ありがとう。
アタシたちで話をするから、席を外してもらっていいかい?

voice: vo_adv_5044004_005
巫女1:
【chara 417 face 1 (normal)】 かしこまりました、それでは。

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ルカ:
【chara 113111 face 4 (sad)】 はぁ……織姫に嫌な思いさせちまって、申し訳ないよ。
アタシのせいで裏目に出ちまったね。

Choice: (1) ルカのせいじゃない。
----- Tag 1 -----
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ナナカ:
【chara 113211 face 1 (normal)】 【chara 113311 face 1 (normal)】 そうそう、今回のことはしょうがないっしょ?
ルカ姉のやり方と噛み合わなかっただけだし、【chara 113311 face 2 (joy)】 気にしないで。

voice: vo_adv_5044004_008
シュテッヒパルム:
【chara 113311 face 1 (normal)】 【chara 113211 face 1 (normal)】 うむ。別の手を打てばよいだけだからな!
ルカ、次はどうするつもりなのだ?

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ルカ:
【chara 113111 face 6 (surprised)】 ……アンタたちは、どうしたらいいと思う?
【chara 113111 face 4 (sad)】 どうもアタシは、この問題と相性が悪い気がしてね。

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ルカ:
【chara 113111 face 4 (sad)】 アタシが変に動くと、またこじらせそうな気がしているんだよ。
【chara 113111 face 6 (surprised)】 もし何か考えがあるなら、聞かせておくれ。

voice: vo_adv_5044004_011
ナナカ:
【chara 113311 face 1 (normal)】 なるほどね~
そういうことなら、この正義の魔法少女ナナカちゃんに任せといて!

voice: vo_adv_5044004_012
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 2 (joy)】 うむ! 我らの力をもってすれば、解決など造作もない!
ふふふ、ついに私の力を解放する時が来たようだ……!

voice: vo_adv_5044004_013
ルカ:
【chara 113111 face 6 (surprised)】 ……そう言ってもらえるのはうれしいけど、大丈夫かい?

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ナナカ:
【chara 113311 face 2 (joy)】 モチのロンよ! ちょ~っと相談してくるから待っててね☆

voice: vo_adv_5044004_015
ナナカ:
【chara 113311 face 4 (sad)】 一応確認だけど、何も思いついてないよね?

voice: vo_adv_5044004_016
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 4 (sad)】 当然だ。だが、あのルカの顔を見たら、そんなこと言えないからな。

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ナナカ:
【chara 113311 face 4 (sad)】 参っちゃってる感じだし、力になりたいのは分かる!
でも、どうしよっかな~

voice: vo_adv_5044004_018
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 1 (normal)】 ……確信があるわけではないが、思いついたことはあるぞ。

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ナナカ:
【chara 113311 face 1 (normal)】 おおっ、マジで!?

voice: vo_adv_5044004_020
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 1 (normal)】 恐らく織姫には……私と同じ『素質』がある。
【chara 113211 face 2 (joy)】 ああいう気が弱い人間には、秘められた力があるのだ。

voice: vo_adv_5044004_021
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 1 (normal)】 だからナナカ、もし私が説得に成功したらゴニョゴニョゴニョ……

voice: vo_adv_5044004_022
ナナカ:
【chara 113311 face 1 (normal)】 ふむふむ、そーいうことね。オッケー☆
ルカ姉、とりあえずまとまったから私たちに任せといて!

voice: vo_adv_5044004_023
ルカ:
【chara 113111 face 6 (surprised)】 結局、どうするつもりなんだい?

voice: vo_adv_5044004_024
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 2 (joy)】 ふふ、簡単な話だ。
私が織姫の部屋に突撃し、説得をするまでよ!

voice: vo_adv_5044004_025
ルカ:
【chara 113111 face 4 (sad)】 ……アンナが説得って一番マズい気がするんだけど
本当に大丈夫なんだろうね?

voice: vo_adv_5044004_026
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 1 (normal)】 案ずるな、私を信じろ! では、行ってくる!

voice: vo_adv_5044004_027
織姫:
【chara 4811 face 4 (sad)】 ぐずっ、ぐずっ……! うえ、うええええん……チーン!!

voice: vo_adv_5044004_028
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 3 (anger)】 泣いてる場合ではないぞ、織姫っ!

voice: vo_adv_5044004_029
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】 ひゃあっ!? え、ええと……アンナ、様……
【chara 4811 face 4 (sad)】 で、ですが、私にはもう……泣くことしか、できません……

voice: vo_adv_5044004_030
織姫:
【chara 4811 face 4 (sad)】 じ、自分でも、分かっています……
私がもっと、ルカ様のように強ければ……ぐすっ……!

voice: vo_adv_5044004_031
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 3 (anger)】 ──何を勘違いしている。
貴様が涙を流しているのは、一体なんのためだ?

voice: vo_adv_5044004_032
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】 えっ? そ、それは……彦星が、浮気をしたから……
【chara 4811 face 4 (sad)】 それが悲しいからに、決まっているでしょう……?

voice: vo_adv_5044004_033
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 1 (normal)】 それが貴様の『自覚している』想いということか。
【chara 113211 face 3 (anger)】 いつまで自分の心にうそを吐くのだ?

voice: vo_adv_5044004_034
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】 どういう、ことですか? 私、うそなんか……

voice: vo_adv_5044004_035
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 3 (anger)】 そういう意味ではない。聞こえないのか?
貴様の中に眠る、もう一人の真なる『自分』の声が!

voice: vo_adv_5044004_036
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 3 (anger)】 その涙は悲しみから生まれたのではない。
真なる『自分』が、悔しいと叫びたがっているのだ!!

voice: vo_adv_5044004_037
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】 悔しい……? 私、が……?

voice: vo_adv_5044004_038
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 1 (normal)】 そう。彦星が浮気をして悔しい。こんなに好きなのに悔しい。
貴様の中の闘争心が形を成し、吠えているのだ!

voice: vo_adv_5044004_039
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 3 (anger)】 さぁ、立ち上がれ。
『自分』に応えられるのは、貴様自身なのだぞ!

voice: vo_adv_5044004_040
織姫:
【chara 4811 face 4 (sad)】 でも、私は……気が弱くて、争ったりなんて……

voice: vo_adv_5044004_041
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 1 (normal)】 ……本来の自分で挑むのは怖い、そう思うことはあるだろう。
前世の私もそうであったからな、その気持ちは理解できる。

voice: vo_adv_5044004_042
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 3 (anger)】 だからこそ、もう一人の『自分』を現世に降臨させるのだ!
そうすれば貴様の中の力を顕現できよう!

voice: vo_adv_5044004_043
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】 顕現……ですか?
【chara 4811 face 4 (sad)】 あ、あの私はすでに現世へと降臨した身。
これ以上何を顕現させるというのでしょうか?

voice: vo_adv_5044004_044
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 3 (anger)】 甘い! 甘いぞ貴様っ!!

voice: vo_adv_5044004_045
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】 は、はひぃっ!?

voice: vo_adv_5044004_046
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 3 (anger)】 目に映るものに惑わされるな!
本質は物質ではなく、精神にこそ宿るのだ!!

voice: vo_adv_5044004_047
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】 本質は精神に宿る……
な、なるほど! 確かにその通りかもしれません。

voice: vo_adv_5044004_048
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 1 (normal)】 そうだろう、そうだろう。
貴様とて星と共に何万年もの間、
怠惰に生きてきたわけではあるまい。

voice: vo_adv_5044004_049
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 3 (anger)】 今こそ、その研ぎ澄まされた精神に
本当の『自分』を顕現させるのだ!

voice: vo_adv_5044004_050
ルカ:
【chara 113111 face 4 (sad)】 織姫って星神みたいなもんだろう?
大丈夫なのかい、あそこまで言って。

voice: vo_adv_5044004_051
ナナカ:
【chara 113311 face 1 (normal)】 大丈夫、大丈夫!
アンナたそを信じてなって!

voice: vo_adv_5044004_052
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】 ……さ、さすがアンナ様です!
【chara 4811 face 4 (sad)】 しかし私のような者にそのようなことができるでしょうか……

voice: vo_adv_5044004_053
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 2 (joy)】 ふっ、仕方あるまい。私が手本を見せてくれよう!

--- Switch scene ---

story_still_504400401
voice: vo_adv_5044004_054
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 3 (anger)】 我こそは疾風の冥姫、アンネローゼ・フォン・シュテッヒパルム!
人呼んで、熾炎戦鬼煉獄血盟暗黒団団長!!

voice: vo_adv_5044004_055
織姫:
【chara 4811 face 2 (joy)】 か、カッコいい……!

voice: vo_adv_5044004_056
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 2 (joy)】 ふっ、そうであろう!
ちなみに、この口調は『世界』に語りかけるときにもオススメだ。

voice: vo_adv_5044004_057
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 1 (normal)】 次は貴様の番だな。
さぁ、私のようにやってみるがいい!

voice: vo_adv_5044004_058
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】 さっきみたいに……
あ、あの、どうやって名乗るとカッコいいんでしょうか……!

voice: vo_adv_5044004_059
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 1 (normal)】 ふむ、口上を考えるのは重要なことだな。【chara 113211 face 2 (joy)】 いいだろう!
この私が直々にコツを伝授してやろうではないか!!

--- Switch scene ---

still display end
voice: vo_adv_5044004_060
織姫:
【chara 4811 face 3 (anger)】 我が名は織姫。『天の川』に導かれし、宿星の星姫!

voice: vo_adv_5044004_061
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 1 (normal)】 おおおお、いい感じにまとまったではないか!
貴様が望むなら熾炎戦鬼煉獄血盟暗黒団に参加できるぞ!

voice: vo_adv_5044004_062
織姫:
【chara 4811 face 6 (surprised)】 まことか!?
まさか私に、このような素質があったとは……!

voice: vo_adv_5044004_063
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 2 (joy)】 やはり貴様には『素質』があったのだな。我が目に狂いはなかった!
【chara 113211 face 1 (normal)】 自らの声を見出した気分はどうだ?

voice: vo_adv_5044004_064
織姫:
【chara 4811 face 2 (joy)】 大変気分がよい……【chara 4811 face 3 (anger)】 そなたの言う通り、私は悔しかったのです!
こちらを見ようともしない、あの彦星の態度が!

voice: vo_adv_5044004_065
織姫:
【chara 4811 face 3 (anger)】 アンナ様。そなたの言葉で覚悟が決まりました。
いざ、決戦の地に赴こうではありませんか!

voice: vo_adv_5044004_066
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】 織姫!
泣き止んでくれてよかったよ。元気になったかい?

voice: vo_adv_5044004_067
織姫:
【chara 4811 face 2 (joy)】 ええ、ルカ様。疾風の冥姫たるアンナ様の言葉で
私のなすべき使命を見出すことができました。

voice: vo_adv_5044004_068
ルカ:
【chara 113111 face 6 (surprised)】 ……ええと、元気になったのならよかったよ。
【chara 113111 face 4 (sad)】 なんか口調がおかしいけど……

voice: vo_adv_5044004_069
織姫:
【chara 4811 face 1 (normal)】 そなたたちに一つ尋ねたいのですが。
『自分』が放つ心の声を、聞いたことがありますか?

voice: vo_adv_5044004_070
ルカ:
【chara 113111 face 6 (surprised)】 え? それって、どういう──

voice: vo_adv_5044004_071
ナナカ:
【chara 113311 face 2 (joy)】 モチのロンでござるよ、織姫ちゃん!
つーか拙者はバリバリ聞こえまくり。【chara 113311 face 1 (normal)】 心の声に従わないとね!

voice: vo_adv_5044004_072
織姫:
【chara 4811 face 2 (joy)】 なるほど。アンナ様の同志ということですね。

voice: vo_adv_5044004_073
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 6 (surprised)】 ちなみに今のはどういう意味で言ったのだ?

voice: vo_adv_5044004_074
ナナカ:
【chara 113311 face 2 (joy)】 掘り出し物を見つけたら我慢しないって意味☆

voice: vo_adv_5044004_075
織姫:
【chara 4811 face 4 (sad)】 先ほどは情けない姿を見せてしまい申し訳ありません。
【chara 4811 face 1 (normal)】 ですが、私はそなたたちの言葉で目覚めました。

voice: vo_adv_5044004_076
織姫:
【chara 4811 face 1 (normal)】 私は、このまま終わるわけにはいきません。
彦星との問題を解決し、七夕を成功させてみせましょう!
【chara 4811 face 3 (anger)】 『天の川』に導かれし、宿星の星姫の名にかけて!!

voice: vo_adv_5044004_077
シュテッヒパルム:
【chara 113211 face 2 (joy)】 ふふふ、いいぞいいぞ! その意気だ!
疾風の冥姫として、私も負けていられん!

voice: vo_adv_5044004_078
ナナカ:
【chara 113311 face 2 (joy)】 いや~、これは面白い展開になって参りましたな~!
【chara 113311 face 1 (normal)】 どう、ルカ姉。任せてみてよかったっしょ?

voice: vo_adv_5044004_079
ルカ:
【chara 113111 face 4 (sad)】 ……ああ、そうだね。

voice: vo_adv_5044004_080
ルカ:
【chara 113111 face 2 (joy)】 もしかしたらアタシは、アンナとナナカを子供扱いしてたのかもね。
【chara 113111 face 1 (normal)】 正直、なんとかしてくれると信じきれてなかったよ。

Choice: (2) 頼ることも大事だと思う。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5044004_081
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】 人には向き不向きがある……
【chara 113111 face 4 (sad)】 そんな当たり前のことを忘れちまうなんて、情けないね。

voice: vo_adv_5044004_082
ルカ:
【chara 113111 face 1 (normal)】 今回の騒動は、あの二人に頼らせてもらった方がよさそうだ。
【chara 113111 face 2 (joy)】 アタシは、アタシにできることをやらせてもらうことにするよ。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 アンナの活躍により立ち直った織姫と共に、
{player}たちは
再び問題解決に向けて動き出したのだった。