青春の夏、プレイボール!
とある学校の特別講師を依頼されたミサト。アシスタントに{player}を連れて赴任すると、そこは不良ばかりのやさぐれた学校だった。しかし、その中でスポーツに情熱を燃やす一人の生徒と出会う。
-------------- situation:
青春の夏、プレイボール!
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ミサトはエルフの里で、子どもたちと歌を歌っていた。
voice: vo_adv_5046000_000
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
みんなとっても上手に歌えたわね~
【chara 101511 face 1 (normal)】
練習の成果ね。毎日頑張っていて、えらいわ~
【chara 101511 face 2 (joy)】
いい子ね、よしよし。
Choice: (1) こんにちは!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5046000_001
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
あら~、{player}君。こんにちは~
voice: vo_adv_5046000_002
子どもたち:
【chara 1 face 1 (normal)】
こんにちはー!
voice: vo_adv_5046000_003
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
ふふ、元気な挨拶ができてえらいわね~
voice: vo_adv_5046000_004
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
それで{player}君、今日はどんな用事かしら?
voice: vo_adv_5046000_005
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
あら、私にお届け物?
【chara 101511 face 1 (normal)】
【ギルド管理協会】からのお手紙ね。なにかしら~?
【chara 101511 face 6 (surprised)】
……あらあらあら~
voice: vo_adv_5046000_006
少年:
【chara 5311 face 6 (surprised)】
ねえねえミサト先生、なんて書いてあったの?
voice: vo_adv_5046000_007
ハツネ:
【chara 101211 face 6 (surprised)】
ええー!?
ミサト先生、遠くの学校の先生になっちゃうの!?
voice: vo_adv_5046000_008
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
ええ。【ギルド管理協会】から特別講師を依頼されたの。
海の近くにある学校だそうよ~
voice: vo_adv_5046000_009
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
海って行ったことがないから、とっても楽しみだわ。
【chara 101511 face 1 (normal)】
本で読んだことはあるけど、どんなところなのかしら~
voice: vo_adv_5046000_010
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
夏が終わるまでには戻ってくるから、
留守の間はハツネちゃんたちにお願いしていいかしら?
アオイちゃんと二人で協力してちょうだい~
voice: vo_adv_5046000_011
ハツネ:
【chara 101211 face 4 (sad)】
そっかぁ、ミサト先生がいないと寂しくなっちゃうな。
【chara 101211 face 1 (normal)】
……そうだっ!
voice: vo_adv_5046000_012
ハツネ:
【chara 101211 face 1 (normal)】
ねえキミ!
ミサト先生がいない間、【フォレスティエ】の仕事を手伝ってよ!
【chara 101211 face 2 (joy)】
ハツネちゃんナイスアイデア! きらーん☆
voice: vo_adv_5046000_013
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
あら~、ごめんなさいハツネちゃん。
彼には、アシスタントとして同行してもらう予定なの。
【chara 101511 face 1 (normal)】
手紙を届けてくれた時にお願いしていたのよ。
voice: vo_adv_5046000_014
ミサト:
【chara 101211 face 1 (normal)】
【chara 101511 face 1 (normal)】
ルーセント学院や聖テレサ女学院にも通っていて、
私より色々と学校には詳しいはずだから、ぴったりだと思ったの。
voice: vo_adv_5046000_015
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
それじゃあ{player}君、当日はよろしくね~
voice: vo_adv_5046000_016
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
{player}君、起きてちょうだい。
もうすぐ学校に着くわよ~
voice: vo_adv_5046000_017
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
ふふ、おはよう。ぐっすり眠ってたわね~
【chara 101511 face 1 (normal)】
長旅になっちゃったから仕方ないわよね。
voice: vo_adv_5046000_018
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
私は、どんな生徒と出会えるのかなってずっと考えてたの。
【chara 101511 face 2 (joy)】
とっても楽しみだわ~
voice: vo_adv_5046000_019
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
生徒のみんなは、{player}君と年が近いみたいよ。
あなたにとっても、有意義な時間になるといいわね~
voice: vo_adv_5046000_020
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
何事も最初の挨拶が肝心ですよ。
【chara 101511 face 1 (normal)】
いい印象を持ってもらえるように、【chara 101511 face 2 (joy)】
元気よくいきましょうね~!
voice: vo_adv_5046000_021
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
そのためにも、もう少し私のお膝で休んでいていいですからね~
よし、よし。
voice: vo_adv_5046000_022
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
みなさん、こんにちは~! 【chara 101511 face 1 (normal)】
今日から特別講師を務めるミサトと、
こちらはアシスタントの{player}君です。
これから短い間ですけど、仲良くしてくださいね~
voice: vo_adv_5046000_023
生徒1:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
【chara 911 face 3 (anger)】
うるせえ! 今大事なとこなんだよ!
voice: vo_adv_5046000_024
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
あら~……?
voice: vo_adv_5046000_025
生徒1:
【chara 911 face 3 (anger)】
おい、小僧。校舎裏、来いよ。
こうなったらタイマンといこうじゃねえか!
voice: vo_adv_5046000_026
生徒3:
【chara 5212 face 1 (normal)】
弁当くすねたくらいいいだろ。
それにジジイがオレとタイマンなんか張ったら、
学校よか先に人生卒業だぞ。
voice: vo_adv_5046000_027
生徒2:
【chara 811 face 2 (joy)】
ヒャハハ! 面白くなってきたぜ!
いいぞやっちまえー!
voice: vo_adv_5046000_028
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
あら~、みんな元気いっぱいね~!
【chara 101511 face 6 (surprised)】
学校って、どこもそうなのかしら?
Choice: (3) そうだよ。
Choice: (4) そんなことないと思うよ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5046000_029
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
ふふ、とっても楽しいところね~!
【chara 101511 face 2 (joy)】
早くみんなの輪の中に入って、私も仲良くしたいわ~!
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----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5046000_030
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
あら、そうなの~?
【chara 101511 face 1 (normal)】
でも活気に満ちていて、とっても素敵な学校だと思うわ~!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5046000_031
???:
【chara 5013 face 4 (sad)】
なあ、みんな。静かにしようよ。
先生が挨拶してるじゃないか。
voice: vo_adv_5046000_032
生徒2:
【chara 811 face 3 (anger)】
うっせー、アサヒ! オメーこそお楽しみの邪魔だ!
voice: vo_adv_5046000_033
アサヒ:
【chara 5013 face 4 (sad)】
……すみません、先生。
うちの学校、うるさいのが多くて……
voice: vo_adv_5046000_034
アサヒ:
【chara 5013 face 1 (normal)】
俺、アサヒです。
この学校のビーチベースボール部の、一応キャプテンやってます。
voice: vo_adv_5046000_035
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
ビーチベースボール部? 【chara 101511 face 1 (normal)】
どんな部活なのかしら?
【chara 101511 face 6 (surprised)】
エルフの里では聞いたことがないわね~……
voice: vo_adv_5046000_036
アサヒ:
【chara 5013 face 1 (normal)】
簡単に言うと……
ビーチでボールを投げて、バットで打つスポーツです。
【chara 5013 face 2 (joy)】
熱い日差しの中でやるのが最高に気持ちいいんですよ!
voice: vo_adv_5046000_037
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
そうなのね~! 【chara 101511 face 2 (joy)】
とっても面白そうだわ!
voice: vo_adv_5046000_038
アサヒ:
【chara 101511 face 1 (normal)】
【chara 5013 face 1 (normal)】
この学校も昔はビーチベースボールの名門校で、
一度だけだけど夏の全国大会に出たこともあったんだ。
voice: vo_adv_5046000_039
アサヒ:
【chara 5013 face 4 (sad)】
けど、年々学校が荒れていったことで部員も減って、
今じゃ顧問もいないんですよ……
voice: vo_adv_5046000_040
アサヒ:
【chara 5013 face 1 (normal)】
そんなこんなで、俺は小さい頃から全国大会に行くのが夢なんだけど、
【chara 5013 face 4 (sad)】
あまりにでっかすぎて本当に叶えられるか、
時々自信を無くしそうになるんです……
voice: vo_adv_5046000_041
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
あらあら……
【chara 101511 face 1 (normal)】
けど、とっても素敵な夢だと思うわ。自信を持ってちょうだい。
それで、あなた以外にも部員はいるのかしら?
voice: vo_adv_5046000_042
アサヒ:
【chara 5013 face 4 (sad)】
俺以外は、さっきの騒いでた3人が……
voice: vo_adv_5046000_043
部員たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
あん?
voice: vo_adv_5046000_044
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
ふふ、元気いっぱいのあなたたちね!
voice: vo_adv_5046000_045
部員1:
【chara 911 face 1 (normal)】
おい、忘れちゃいけねえヤツがいるだろ。
窓際の席で居眠りしてるアイツ……
voice: vo_adv_5046000_046
???:
【chara 5112 face 1 (normal)】
ぐーぐー……ん?
voice: vo_adv_5046000_047
部員1:
【chara 911 face 1 (normal)】
ダイチも部員だぜ。
voice: vo_adv_5046000_048
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
あらそうなのね~
【chara 101511 face 2 (joy)】
よろしくね、ダイチ君~!
voice: vo_adv_5046000_049
ダイチ:
【chara 5112 face 4 (sad)】
んだよ……人が気持ちよく寝てるとこ起こしやがって。
voice: vo_adv_5046000_050
部員1:
【chara 911 face 1 (normal)】
今日から来た先生が、
ビーチベースボール部の部員を知りたがってたんだよ。
だろ、アサヒ?
voice: vo_adv_5046000_051
アサヒ:
【chara 5013 face 6 (surprised)】
ああ、えっと……【chara 5013 face 1 (normal)】
うん、そうだよ。
voice: vo_adv_5046000_052
ダイチ:
【chara 5112 face 3 (anger)】
お前もしつけえな……
俺はもうビーチベースボールなんざやんねえっつーの。
あんな小せえボール追いかけ回すのはもう飽きたぜ。
voice: vo_adv_5046000_053
ダイチ:
【chara 5013 face 6 (surprised)】
【chara 5112 face 3 (anger)】
それにこんなちんけな部活じゃ、
必死に汗かいて練習したって、どうせ初戦止まりだ。
voice: vo_adv_5046000_054
ダイチ:
【chara 5112 face 2 (joy)】
それなら好き勝手自由に遊んで、
青春を謳歌した方が有意義ってもんだろ。なあ?
voice: vo_adv_5046000_055
部員1:
【chara 911 face 2 (joy)】
ワシもまったくその通りだと思うぜ! それこそ学生の本分だ!
ガキのくせしていいこと言うじゃねえか! ガハハ!
voice: vo_adv_5046000_056
部員2:
【chara 811 face 3 (anger)】
いやオメーはとっとと卒業しろや!
voice: vo_adv_5046000_057
ダイチ:
【chara 5112 face 1 (normal)】
アサヒ、お前もいつまでも叶わねえ夢を追いかけてねえで、
目ぇ覚ましたらどうだ?
voice: vo_adv_5046000_058
アサヒ:
【chara 5013 face 3 (anger)】
叶わないかもしれないけど、夢を持っていたっていいだろ。
ダイチだって前までは俺と一緒に……
voice: vo_adv_5046000_059
ダイチ:
【chara 5112 face 3 (anger)】
いちいち癇に障る野郎だな……
んなモン忘れたっつーの。それに無理なモンは無理だ。
voice: vo_adv_5046000_060
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
あらあら~、人の夢をそんな風に言っちゃいけませんよ~?
【chara 101511 face 1 (normal)】
その願いが力に変わることだってあるんだもの。
voice: vo_adv_5046000_061
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
先生は、夢や目標を持つことは素晴らしいことだと思うわ~
【chara 101511 face 1 (normal)】
あなたたちがなにか一生懸命に打ちこんでいることがあれば、
【chara 101511 face 2 (joy)】
私も全力で応援しますからね~!
voice: vo_adv_5046000_062
ダイチ:
【chara 5112 face 3 (anger)】
ふん……勝手に言ってろ。
voice: vo_adv_5046000_063
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
あら、どこに行くのかしら?
授業はこれからよ~?
voice: vo_adv_5046000_064
ダイチ:
【chara 5112 face 1 (normal)】
トイレだよ、トイレ。腹痛くなってきたんだよ。
voice: vo_adv_5046000_065
部員2:
【chara 811 face 1 (normal)】
あ、オレも頭痛くなってきたからトイレ!
voice: vo_adv_5046000_066
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
あら~、みんな体調が悪いのね。心配だわ……
【chara 101511 face 4 (sad)】
お手洗いを済ませたら、念のために保健室にも寄ってほしいわね~
voice: vo_adv_5046000_067
アサヒ:
【chara 5013 face 6 (surprised)】
ああ……そ、そうですね。
【chara 5013 face 1 (normal)】
それより、さっきは俺をかばってくれて、ありがとうございます。
voice: vo_adv_5046000_068
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
いいえ、いいのよ。
【chara 101511 face 1 (normal)】
あなたの夢は立派だと思うわ~
voice: vo_adv_5046000_069
アサヒ:
【chara 5013 face 6 (surprised)】
他のやつらはともかくとして……
【chara 5013 face 1 (normal)】
ダイチのやつ、今はあんな感じだけど、本当はすごい選手なんです。
voice: vo_adv_5046000_070
アサヒ:
【chara 5013 face 1 (normal)】
俺たちの世代じゃ有名なピッチャーだったんですよ。
【chara 5013 face 2 (joy)】
まさか進学した先にいたなんて、夢にも思わなかったなあ。
voice: vo_adv_5046000_071
アサヒ:
【chara 5013 face 4 (sad)】
けど、ある日を境に急に練習に来なくなって……
【chara 5013 face 6 (surprised)】
顧問を見つけて部活を立て直すことができたら、もしかしたら……
あ、すみません。【chara 5013 face 4 (sad)】
俺一人で喋りすぎちゃいましたね。
voice: vo_adv_5046000_072
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
ふふ、そんなことないわよ。
【chara 101511 face 1 (normal)】
とってもビーチベースボールが好きだってことが分かったんですもの。
【chara 101511 face 2 (joy)】
素敵な自己紹介をありがとう~
voice: vo_adv_5046000_073
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
それじゃあ次に自己紹介してくれる人いるかな~?
voice: vo_adv_5046000_074
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
校長先生、失礼します。
ホームルームが終わりました~
voice: vo_adv_5046000_075
校長:
【chara 2512 face 2 (joy)】
おやミサト先生。いかがでしたかな?
【chara 2512 face 1 (normal)】
エルフの里の保育士とはなかなか勝手が違うでしょうから、
少しずつ慣れていってください。
voice: vo_adv_5046000_076
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
みんな元気いっぱいで、いい刺激をもらいました。
ふふ、【chara 101511 face 1 (normal)】
これからの赴任期間がとっても楽しみです~
voice: vo_adv_5046000_077
校長:
【chara 2512 face 2 (joy)】
いやはやお恥ずかしい限りです。
【chara 2512 face 1 (normal)】
年頃の子どもが通っているというのもありますが、
【chara 2512 face 4 (sad)】
とりわけ我が校はなんというか……少々やんちゃな生徒が多いのです。
voice: vo_adv_5046000_078
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
そういえば……
【chara 101511 face 1 (normal)】
一つお願いがあるんですけど、よろしいですか?
voice: vo_adv_5046000_079
校長:
【chara 2512 face 1 (normal)】
なんでしょう。
【chara 2512 face 2 (joy)】
ミサト先生のご意見をできる限り受け入れる方針ですから、
なんでもおっしゃってください。
voice: vo_adv_5046000_080
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
それは良かったです~
【chara 101511 face 1 (normal)】
私にビーチベースボール部の顧問をさせてくれませんか?
voice: vo_adv_5046000_081
校長:
【chara 2512 face 6 (surprised)】
は? ……今なんと?
voice: vo_adv_5046000_082
ミサト:
【chara 101511 face 4 (sad)】
さきほどのホームルームで、
夏の全国大会が夢だという部員とお話ししたんですが、
顧問がいなくて困っているそうなんです~
voice: vo_adv_5046000_083
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
とっても夢に真っ直ぐな様子を見て、
【chara 101511 face 2 (joy)】
私も顧問として応援できればと思ったんです~
voice: vo_adv_5046000_084
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
あ、もちろん元々予定されていたカリキュラムの量は、
そのままで構いませんから~
voice: vo_adv_5046000_085
校長:
【chara 2512 face 4 (sad)】
……そうですか。申し出はありがたいし、
その生徒思いな姿勢を【ギルド管理協会】も評価して、
ミサト先生を特別講師に選任したと思います。
voice: vo_adv_5046000_086
校長:
【chara 2512 face 3 (anger)】
ですが、その申し出には応えられませんな。
予定されていたカリキュラムだけを、ミサト先生にはお任せしたい。
voice: vo_adv_5046000_087
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
あらあら、どうしてですか?
部員の子も困っているのに……
voice: vo_adv_5046000_088
校長:
【chara 2512 face 4 (sad)】
……ビーチベースボール部は廃部が決まっておりましてね。
ですから今さら顧問など不要なんです。
voice: vo_adv_5046000_089
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
あら大変~!
廃部だなんて……【chara 101511 face 4 (sad)】
けど、部員がいるのにどうしてですか?
voice: vo_adv_5046000_090
校長:
【chara 2512 face 4 (sad)】
ええ、だいぶ前に決まったことでしてね。
voice: vo_adv_5046000_091
校長:
【chara 2512 face 4 (sad)】
生徒から聞いていると思いますが、
嘆かわしいことに年々弱くなっているんですよ。
部費もかかりますし、もう残している理由がありませんからね。
voice: vo_adv_5046000_092
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
部活を残す理由があればいいということですね……
【chara 101511 face 1 (normal)】
それなら、今年の夏の全国大会に出場する、というのはどうでしょう~?
voice: vo_adv_5046000_093
校長:
【chara 2512 face 6 (surprised)】
……全国大会? 本気でおっしゃっているのですか?
【chara 2512 face 4 (sad)】
到底叶うはずがない。夢のまた夢の話ですよ。
voice: vo_adv_5046000_094
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
はい、もちろん本気ですよ~!
【chara 101511 face 1 (normal)】
ですから出場できれば、この学校のビーチベースボール部が、
まだまだ強いということを証明できるんじゃないでしょうか?
voice: vo_adv_5046000_095
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
私は、夢に向かって頑張っている子どもたちの力を信じています。
その思いが強ければ強いほど、
無理なことなんてないと思っていますから~
voice: vo_adv_5046000_096
校長:
【chara 2512 face 4 (sad)】
信じるだけ無駄だと思いますがね……
【chara 2512 face 1 (normal)】
いいでしょう。どのみち廃部になるのに変わりありませんから。
voice: vo_adv_5046000_097
校長:
【chara 2512 face 1 (normal)】
では地方大会に優勝し、
夏の全国大会に出場できたら存続させるとしましょう。
voice: vo_adv_5046000_098
校長:
【chara 2512 face 3 (anger)】
しかし、出場できなかった場合は、
当初の予定通り、ビーチベースボール部は廃部にします。
【chara 2512 face 1 (normal)】
これでいいですかな?
voice: vo_adv_5046000_099
ミサト:
【chara 101511 face 2 (joy)】
ありがとうございます~!
【chara 101511 face 1 (normal)】
赴任期間中は顧問としても精一杯頑張りますから、
【chara 101511 face 2 (joy)】
改めてよろしくお願いしますね~!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
こうしてミサトは、特別講師として赴いた先の学校で、
ビーチベースボール部の顧問になるのだった。