恋愛ゲームの始まり
{player}がパーティーを抜け出せないことが判明したため、アキノとサレンはゲームの景品である『魔法のバラ』をどちらが手に入れるかという勝負をすることで、最後まで残ると決めるのだった。


-------------- situation:
恋愛ゲームの始まり
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 かくして、勘違いから参加してしまったお見合いパーティーで
再会した3人は、会場の端で様子をうかがっていた。

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ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】 談笑をお楽しみのみなさま、【chara 6211 face 2 (joy)】 どうぞ舞台の上にご注目ください!

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ローズメン:
【chara 6211 face 2 (joy)】 今日という日のために、
みなさまへ特別なクリスマスプレゼントをご用意しております。
……それでは、ご覧ください!

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ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】 こちらは、ただのクリスマスツリーではありません。
魔法のバラの蕾をつけた、特別仕様のツリー……
その名も『トゥ・ラヴ・メーカー』!

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アキノ:
【chara 114411 face 1 (normal)】 まぁ! あれが幻とうたわれた魔法のバラ……!
こんなところでお目にかかれるなんて……!

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サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】 開花したバラには、魔力が宿るんだっけ?
【chara 114511 face 1 (normal)】 それもかなり強力だから、悪用されたら大変だって、
王宮で管理されているのよね。

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ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】 ご説明しましょう。
こちらは……

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???:
【chara 2513 face 1 (normal)】 『愛を証明できるのか』……
そんなロマンスに挑んだ魔法使いがいたんですよね。
開花したバラは世界で一番美しく、花を巡って争いが起こったとか……

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???:
【chara 2513 face 1 (normal)】 まだ蕾のようですが、人の愛に反応して開花するという花だ。
【chara 2513 face 2 (joy)】 イベントの終盤に、
僕たちは美しい奇跡を目の当たりにするんでしょうね。

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ローズメン:
【chara 6211 face 6 (surprised)】 あなたは確か、貴族議員の……

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ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】 ガストンです。ところでローズメンさん。
この魔法のバラは本物なんでしょうか?
……少し触ってみても?

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ローズメン:
【chara 6211 face 4 (sad)】 それはご遠慮ください。まだ蕾とはいえ、希少価値の高い品物です。
【chara 6211 face 1 (normal)】 万が一に備えて、私の魔法で盗難防止の処置を施しております。
……触れることができるのは、私だけでございます。

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ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】 ……なるほど。最後に一つ。
あなたに選ばれたカップルに、
この魔法のバラが一本贈られるという噂は本当ですか?

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アキノ:
【chara 114411 face 6 (surprised)】 えっ!? いただけるんですの!?

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ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】 ふぅ。これから説明する予定でしたが、
先を越されてしまいましたね。
……彼の話は、本当です。

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ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】 イベントの終盤、
私の方で理想のカップルを一組、選ばせていただきます。
【chara 6211 face 2 (joy)】 愛の花にふさわしい、特別な一組を……

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ローズメン:
【chara 6211 face 6 (surprised)】 しかし一体どこでその話をお知りに?

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ガストン:
【chara 2513 face 6 (surprised)】 ああ、ネタを明かしてしまってすみません。
【chara 2513 face 1 (normal)】 噂好きの友人がたくさんいましてね。自然と耳に入ってくるんです。
同じ世界にいるアキノさんやサレンさんなら、【chara 2513 face 2 (joy)】 分かってくれるでしょう?

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サレン:
【chara 114511 face 4 (sad)】 うわ、あいつ、あたしたちにウインクしてきたわ……
キザったらしいことこの上ないわね……
アキノさん、気づいてないフリでもしておきましょ。

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アキノ:
【chara 114411 face 4 (sad)】 ええ……

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ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】 さて、挨拶も済んだことですし、
僕も、運命の女性を探しに行かなくては……
そうだ、そこのあなた……

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女性1:
【chara 1 face 1 (normal)】 え? 私?

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ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】 両手を見て。

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女性1:
【chara 1 face 1 (normal)】 わっ!? 飲み物が花束になってるわ!?
いつの間に……!

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ガストン:
【chara 2513 face 2 (joy)】 美しいあなたに、お近づきの印だ。

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ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】 ……それと。

Choice: (1) ……?
----- Tag 1 -----
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ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】 君もよろしく頼むよ。
ライバルとしてね……
……それじゃ。

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女性1:
【chara 1 face 1 (normal)】 ガストンって人、ちょっといいかも……
私、最初は適当なところで帰ろうと思ってたけど、
もうちょっと残っていこうかな……

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女性2:
【chara 1 face 1 (normal)】 いいなぁ。……あたし、ちょっと飲み物取ってくる。

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女性1:
【chara 1 face 1 (normal)】 いいなぁって……もしかして!? 待って、私も行く!!

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ローズメン:
【chara 6211 face 6 (surprised)】 ……完全に流れを持っていかれてしまいましたね。
【chara 6211 face 1 (normal)】 こほん。では気を取り直しまして……

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ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】 みなさま。本企画では、特別なゲームもご用意しておりますので、
どうぞ最後までお楽しみください。
【chara 6211 face 2 (joy)】 ……それでは、失礼いたします。

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サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】 ……とは言われても、あたしたち、勘違いで参加しちゃっただけだし、
本格的に始まる前に、こっそり退散しない?
【chara 114511 face 4 (sad)】 ほら、相手に無益な期待をさせちゃうのも失礼な話だし。

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アキノ:
【chara 114411 face 4 (sad)】 確かに、サレンさんの仰る通りですわね。
……帰りましょう。

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サレン:
【chara 114511 face 4 (sad)】 あんたも別に、好きで参加してるわけじゃないんでしょう?
演技で人を楽しませる仕事は、似合わないっていうか……
人には向き不向きがあるんだし、今のうちに辞めちゃいなさいって。

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ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】 それは困ります。

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サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】 びっくりした……司会者さん。
……ん? あなた、よく見たら……元ランドソル議員の……

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ローズメン:
【chara 6211 face 4 (sad)】 ごほんごほん!
私のことはぜひ、愛の使者『ローズメン』とお呼びください。

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サレン:
【chara 114511 face 4 (sad)】 ええと……そういう役なんですね。
分かりました……

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ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】 それはさておき……
彼が今不在になるのは、とても、非常に、困るのですが……

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アキノ:
【chara 114411 face 1 (normal)】 ええ。こちらの都合で仕事を辞退するのですから、
違約金については全額お支払いしますわ!
【chara 114411 face 6 (surprised)】 何千……【chara 114411 face 1 (normal)】 いいえ、何億ルピ必要ですの?

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ローズメン:
【chara 6211 face 4 (sad)】 残念ながら、金銭で解決できる問題ではないのです。
【chara 6211 face 1 (normal)】 本件は特別な依頼のため、特別な契約を結ばせていただいております。

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サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】 ……え? 特別な契約って……
これってただの人数合わせのバイトなんでしょう?

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ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】 大切なお客様に誠実な対応をするという、特別かつ重要なお仕事です。
ですからこの通り、書面にサインもいただいております。

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サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】 どれどれ……『契約期間満了を待たずして契約を解除することは
本人が死亡した時以外、いかなる理由があっても不可とする』
【chara 114511 face 4 (sad)】 ウソみたいな条件が書かれてあるわね……

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アキノ:
【chara 114411 face 4 (sad)】 それでもこちらの契約を破棄したい場合はどうなりますの……?

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ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】 ギルド管理協会から、お墨付きをもらってからの採用でしたからね。
破棄すれば、協会の面目は丸つぶれで、彼の信用はゼロ……
つまり、次の依頼を見つけるのは困難になるでしょう。

voice: vo_adv_5054001_046
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】 ……本当にそれでもよいのですか?

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アキノ:
【chara 114411 face 4 (sad)】 ええと……
信用ばかりは、私でも買いつけができませんわね……

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サレン:
【chara 114511 face 3 (anger)】 ……あんた、契約書は上から下まで全部読んだの?

Choice: (2) よく覚えていない。
----- Tag 2 -----
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サレン:
【chara 114511 face 3 (anger)】 もう〜! どうしてこんな面倒なバイトを引き受けちゃったのよ!
最近バイトばっかりしてるって噂だし、
お金が必要な事情でもあるわけ!?

Choice: (3) みんなのクリスマスプレゼントを買いたくて。
----- Tag 3 -----
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サレン・アキノ:
【chara 114511 face 6 (surprised)】 【chara 114411 face 6 (surprised)】 【chara 1 face 1 (normal)】 ……

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サレン:
【chara 114511 face 4 (sad)】 ……はぁ。
そんな事情を知っちゃったら、怒るに怒れないじゃない……

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アキノ:
【chara 114411 face 1 (normal)】 あなたさまらしいですわね。
……私、決めましたわ!
このままお見合いパーティーに参加します!

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サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】 えぇ? アキノさん、本気?
……たぶん、商談なんてできないわよ?

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アキノ:
【chara 114411 face 1 (normal)】 ええ。承知しておりますわ。
それでも、この優しいお方を一人で残していけませんし。
……サレンさんも、そう思っているのではなくって?

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サレン:
【chara 114511 face 1 (normal)】 ……まぁ、どうせなら咲いた魔法のバラを見てみたいわよね。
土産話ぐらいにはなるだろうし。あたしも、残るわ。
【chara 114511 face 6 (surprised)】 あんたのため……とかじゃないから、あんまり気にしないでよ?

Choice: (4) 二人ともありがとう。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5054001_056
アキノ:
【chara 114411 face 2 (joy)】 ふふ、礼なんておかしな話ですわ!
【chara 114411 face 1 (normal)】 ……そうですとも、サレンさん。
これは勝負の続きができるのではなくって?

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サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】 え? どういうこと?

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アキノ:
【chara 114411 face 1 (normal)】 魔法のバラです。
どうせなら、その手に取って鑑賞してみたいと思いませんこと?

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アキノ:
【chara 114411 face 1 (normal)】 ローズメンさんは特別なゲームを用意していると言っておりました。
理想のカップルとして注目を浴びるには、目立てばいいのです。
つまり、より多くの一番を勝ち取れば……

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サレン:
【chara 114511 face 1 (normal)】 なるほどね。アキノさんとあたし……
どっちが魔法のバラを手に入れるのか……勝負をしようってことね。
【chara 114511 face 2 (joy)】 その話、乗るわ!

voice: vo_adv_5054001_061
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】 それではこのままご参加という形で、よろしいですね?

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サレン・アキノ:
【chara 1 face 1 (normal)】 ええ!
はい!

voice: vo_adv_5054001_063
ローズメン:
【chara 6211 face 2 (joy)】 よいお返事をいただき、安心いたしました。
ええ、今やあなた方は注目の的ですから……
引き続き歓談をお楽しみください。

voice: vo_adv_5054001_064
サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】 注目の的?
……一体なんのこと?

voice: vo_adv_5054001_065
アキノ:
【chara 114411 face 6 (surprised)】 よくは分かりませんが……
【chara 114411 face 1 (normal)】 今回の目的は注目を浴びることですから、
ちょうどよろしいのではなくって?

voice: vo_adv_5054001_066
サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】 そりゃアキノさんは慣れっこだろうけど、
あたしは気になっちゃうというか。
【chara 114511 face 4 (sad)】 確かに、誰かの視線を感じるような……

voice: vo_adv_5054001_067
アキノ:
【chara 114411 face 6 (surprised)】 えぇ!? それは好機ではありませんか!
【chara 114411 face 1 (normal)】 私たちがどれほど素晴らしい仲なのか、アピールいたしましょう!
……そういうことですので。

voice: vo_adv_5054001_068
アキノ:
【chara 114511 face 6 (surprised)】 【chara 114411 face 2 (joy)】 あなたさま!
どうぞ私とペアを組んでくださいませ!
私、あなたさまとならどんな困難な道も、迷わず進めそうですわ♪

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サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】 あ! いきなり抜け駆け!?
あたしだって勝ちたいし……【chara 114511 face 4 (sad)】 そいつ以外と組むのはちょっと……
【chara 114511 face 6 (surprised)】 とにかく! それは反則だから!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 楽しげな様子の3人を、
遠くから興味深そうに眺める女性たちの目があった。

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女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】 あそこにいらっしゃるのは、『アキノ・ウィスタリア』さまよね?
殿方のお誘いを全て断っていたようなので、
色恋には興味がないと思っていましたけど……

voice: vo_adv_5054001_071
女性4:
【chara 1 face 1 (normal)】 アキノさまだけではありません。ほら、その隣を見てください。
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の元・副団長、サレンさんです。
今まで浮ついた話はなかったのに。

voice: vo_adv_5054001_072
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】 まぁ、やはり特別な方々が集まっていますのね。
つまり、あの隣にいる彼も、高名な方ということかしら?
確か、今回の招待客の中では、異例の飛び入り参加だったとか?

voice: vo_adv_5054001_073
女性4:
【chara 1 face 1 (normal)】 あれはただの、人数合わせの人員ですよ。
自己紹介の時、言っていたではありませんか。
居候の身で、バイトを転々としながら暮らしているのだと。

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女性5:
【chara 1 face 1 (normal)】 そのお話、あたくしも交ぜていただける?
……実は、向こうですごい噂を聞いたのよ!

voice: vo_adv_5054001_075
女性5:
【chara 1 face 1 (normal)】 ウィスタリア家のご令嬢が今、一人の殿方に夢中らしいですわ!
なんでも『騎士になってほしい』と、熱烈なアプローチをしているとか。
それで、その殿方というのがあちらの……

voice: vo_adv_5054001_076
女性4:
【chara 1 face 1 (normal)】 そ、そうでしたの……!
あのアキノさまがついに、本気で結婚相手を……

voice: vo_adv_5054001_077
女性5:
【chara 1 face 1 (normal)】 それだけじゃないわ。あちらのサレンさん……
何度もお見合い話が来るものだから、
ついにお父様へ、自分の彼氏を紹介したみたいなの。その彼こそ……

voice: vo_adv_5054001_078
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】 ま、まさか……あそこにいらっしゃる殿方ですの?
つまりあの3人の関係は……

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女性3・女性4・女性5:
【chara 1 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_5054001_080
ガストン:
【chara 2513 face 6 (surprised)】 なるほど、これで謎が解けたぞ。

voice: vo_adv_5054001_081
ガストン:
【chara 2513 face 3 (anger)】 あの二人の信頼を勝ち取るとは、一体どんな奴なのかと近づけば、
あまりにも隙だらけで逆に警戒してしまったが……
【chara 2513 face 1 (normal)】 ただのバイトなら、名簿リストに存在しなかったのも納得できる。

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女性1:
【chara 2513 face 6 (surprised)】 【chara 1 face 1 (normal)】 ガストンさーん! 飲み物持ってきたよ♪

voice: vo_adv_5054001_083
ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】 ありがとう。
君の何気ない優しさ、本当にステキだよね。
【chara 2513 face 2 (joy)】 ……ついつい、甘えてしまいそうだよ。

voice: vo_adv_5054001_084
女性1:
【chara 1 face 1 (normal)】 えっ!?
べ、別に甘えてくれていいんだよ……なんてね!
えへへ!

voice: vo_adv_5054001_085
ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】 ふ、完全におちたな。没落貴族の三女。中の下といったところか。
顔も悪くない。最低限の礼儀作法もある。【chara 2513 face 4 (sad)】 だが、ディスカードだな。

voice: vo_adv_5054001_086
ガストン:
【chara 2513 face 3 (anger)】 勝利条件は、ローズメンが企画したゲームに勝つこと。
必要なのは愛嬌だけの女じゃない。
頭脳や能力がある特別な女だ。

voice: vo_adv_5054001_087
ガストン:
【chara 2513 face 6 (surprised)】 ウィスタリア家の令嬢。
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の元・副団長。
【chara 2513 face 3 (anger)】 この二枚のカードはぜひとも入手したいところだが……

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ガストン:
【chara 2513 face 3 (anger)】 支障はないだろうが、あいつは目障りだな。
早々に退場してもらうとしよう。
【chara 2513 face 1 (normal)】 ……全ては、俺の完璧な計画のために。

voice: vo_adv_5054001_089
ユカリ:
【chara 114612 face 6 (surprised)】 私には見えるわ。そこら中に飛び交う、甘い空気が……
【chara 114612 face 4 (sad)】 クリスマスシーズンにお見合いパーティーのスタッフ役だなんて、
ミフユさん……恨むからね……! 

voice: vo_adv_5054001_090
ユカリ:
【chara 114612 face 4 (sad)】 あーあ。私だってこんなステキな会場で恋をしてみたいわよ!
【chara 114612 face 1 (normal)】 ……もちろん相手は……【chara 114612 face 2 (joy)】 うふふ♪ 

voice: vo_adv_5054001_091
ユカリ:
【chara 114612 face 4 (sad)】 ……想像してたら、なんだかさみしくなってきちゃった。
【chara 114612 face 1 (normal)】 お仕事も頑張ってるんだし、
少しぐらいみんなと一緒に楽しんでもいいわよね……

voice: vo_adv_5054001_092
ユカリ:
【chara 114612 face 1 (normal)】 そういうわけで、私から私へご褒美の一杯♪
【chara 114612 face 2 (joy)】 ユカリ、かんぱーい……

voice: vo_adv_5054001_093
アキノ:
【chara 114411 face 2 (joy)】 あなたさまー! 飲み物をお持ちしましたわ!
【chara 114411 face 1 (normal)】 先ほどのスピーチで喉が乾いているでしょうから……
【chara 114411 face 2 (joy)】 さぁ、どうぞ♪

voice: vo_adv_5054001_094
サレン:
【chara 114511 face 1 (normal)】 ついでに料理も持ってきたわ。あんた、朝から何も食べてないんでしょ?
長い一日になりそうだから、ちょっとお腹に入れた方がいいわ。
【chara 114511 face 2 (joy)】 ……はい、どうぞ。

voice: vo_adv_5054001_095
ユカリ:
【chara 114612 face 6 (surprised)】 っ!?
……げほっ! ごほっ!
ちょ、ちょっと待って……なんであの3人がいるの!?

voice: vo_adv_5054001_096
ユカリ:
【chara 114612 face 6 (surprised)】 って、思わず隠れちゃったけど……ここにいるってことは、
お見合いパーティーの参加者ってことよね?
【chara 114612 face 4 (sad)】 あわわ……これは今すぐ調理場にいるミフユさんたちに知らせないと!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 大慌てでユカリは、舞台会場の裏へ走り去るのだった。