恋愛ゲームの始まり
{player}がパーティーを抜け出せないことが判明したため、アキノとサレンはゲームの景品である『魔法のバラ』をどちらが手に入れるかという勝負をすることで、最後まで残ると決めるのだった。
-------------- situation:
恋愛ゲームの始まり
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
かくして、勘違いから参加してしまったお見合いパーティーで
再会した3人は、会場の端で様子をうかがっていた。
voice: vo_adv_5054001_000
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】
談笑をお楽しみのみなさま、【chara 6211 face 2 (joy)】
どうぞ舞台の上にご注目ください!
voice: vo_adv_5054001_001
ローズメン:
【chara 6211 face 2 (joy)】
今日という日のために、
みなさまへ特別なクリスマスプレゼントをご用意しております。
……それでは、ご覧ください!
voice: vo_adv_5054001_002
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】
こちらは、ただのクリスマスツリーではありません。
魔法のバラの蕾をつけた、特別仕様のツリー……
その名も『トゥ・ラヴ・メーカー』!
still display end
voice: vo_adv_5054001_003
アキノ:
【chara 114411 face 1 (normal)】
まぁ! あれが幻とうたわれた魔法のバラ……!
こんなところでお目にかかれるなんて……!
voice: vo_adv_5054001_004
サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】
開花したバラには、魔力が宿るんだっけ?
【chara 114511 face 1 (normal)】
それもかなり強力だから、悪用されたら大変だって、
王宮で管理されているのよね。
voice: vo_adv_5054001_005
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】
ご説明しましょう。
こちらは……
voice: vo_adv_5054001_006
???:
【chara 2513 face 1 (normal)】
『愛を証明できるのか』……
そんなロマンスに挑んだ魔法使いがいたんですよね。
開花したバラは世界で一番美しく、花を巡って争いが起こったとか……
voice: vo_adv_5054001_007
???:
【chara 2513 face 1 (normal)】
まだ蕾のようですが、人の愛に反応して開花するという花だ。
【chara 2513 face 2 (joy)】
イベントの終盤に、
僕たちは美しい奇跡を目の当たりにするんでしょうね。
voice: vo_adv_5054001_008
ローズメン:
【chara 6211 face 6 (surprised)】
あなたは確か、貴族議員の……
voice: vo_adv_5054001_009
ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】
ガストンです。ところでローズメンさん。
この魔法のバラは本物なんでしょうか?
……少し触ってみても?
voice: vo_adv_5054001_010
ローズメン:
【chara 6211 face 4 (sad)】
それはご遠慮ください。まだ蕾とはいえ、希少価値の高い品物です。
【chara 6211 face 1 (normal)】
万が一に備えて、私の魔法で盗難防止の処置を施しております。
……触れることができるのは、私だけでございます。
voice: vo_adv_5054001_011
ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】
……なるほど。最後に一つ。
あなたに選ばれたカップルに、
この魔法のバラが一本贈られるという噂は本当ですか?
voice: vo_adv_5054001_012
アキノ:
【chara 114411 face 6 (surprised)】
えっ!? いただけるんですの!?
voice: vo_adv_5054001_013
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】
ふぅ。これから説明する予定でしたが、
先を越されてしまいましたね。
……彼の話は、本当です。
voice: vo_adv_5054001_014
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】
イベントの終盤、
私の方で理想のカップルを一組、選ばせていただきます。
【chara 6211 face 2 (joy)】
愛の花にふさわしい、特別な一組を……
voice: vo_adv_5054001_015
ローズメン:
【chara 6211 face 6 (surprised)】
しかし一体どこでその話をお知りに?
voice: vo_adv_5054001_016
ガストン:
【chara 2513 face 6 (surprised)】
ああ、ネタを明かしてしまってすみません。
【chara 2513 face 1 (normal)】
噂好きの友人がたくさんいましてね。自然と耳に入ってくるんです。
同じ世界にいるアキノさんやサレンさんなら、【chara 2513 face 2 (joy)】
分かってくれるでしょう?
voice: vo_adv_5054001_017
サレン:
【chara 114511 face 4 (sad)】
うわ、あいつ、あたしたちにウインクしてきたわ……
キザったらしいことこの上ないわね……
アキノさん、気づいてないフリでもしておきましょ。
voice: vo_adv_5054001_018
アキノ:
【chara 114411 face 4 (sad)】
ええ……
voice: vo_adv_5054001_019
ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】
さて、挨拶も済んだことですし、
僕も、運命の女性を探しに行かなくては……
そうだ、そこのあなた……
voice: vo_adv_5054001_020
女性1:
【chara 1 face 1 (normal)】
え? 私?
voice: vo_adv_5054001_021
ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】
両手を見て。
voice: vo_adv_5054001_022
女性1:
【chara 1 face 1 (normal)】
わっ!? 飲み物が花束になってるわ!?
いつの間に……!
voice: vo_adv_5054001_023
ガストン:
【chara 2513 face 2 (joy)】
美しいあなたに、お近づきの印だ。
voice: vo_adv_5054001_024
ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】
……それと。
Choice: (1) ……?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5054001_025
ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】
君もよろしく頼むよ。
ライバルとしてね……
……それじゃ。
voice: vo_adv_5054001_026
女性1:
【chara 1 face 1 (normal)】
ガストンって人、ちょっといいかも……
私、最初は適当なところで帰ろうと思ってたけど、
もうちょっと残っていこうかな……
voice: vo_adv_5054001_027
女性2:
【chara 1 face 1 (normal)】
いいなぁ。……あたし、ちょっと飲み物取ってくる。
voice: vo_adv_5054001_028
女性1:
【chara 1 face 1 (normal)】
いいなぁって……もしかして!? 待って、私も行く!!
voice: vo_adv_5054001_029
ローズメン:
【chara 6211 face 6 (surprised)】
……完全に流れを持っていかれてしまいましたね。
【chara 6211 face 1 (normal)】
こほん。では気を取り直しまして……
voice: vo_adv_5054001_030
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】
みなさま。本企画では、特別なゲームもご用意しておりますので、
どうぞ最後までお楽しみください。
【chara 6211 face 2 (joy)】
……それでは、失礼いたします。
voice: vo_adv_5054001_031
サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】
……とは言われても、あたしたち、勘違いで参加しちゃっただけだし、
本格的に始まる前に、こっそり退散しない?
【chara 114511 face 4 (sad)】
ほら、相手に無益な期待をさせちゃうのも失礼な話だし。
voice: vo_adv_5054001_032
アキノ:
【chara 114411 face 4 (sad)】
確かに、サレンさんの仰る通りですわね。
……帰りましょう。
voice: vo_adv_5054001_033
サレン:
【chara 114511 face 4 (sad)】
あんたも別に、好きで参加してるわけじゃないんでしょう?
演技で人を楽しませる仕事は、似合わないっていうか……
人には向き不向きがあるんだし、今のうちに辞めちゃいなさいって。
voice: vo_adv_5054001_034
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】
それは困ります。
voice: vo_adv_5054001_035
サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】
びっくりした……司会者さん。
……ん? あなた、よく見たら……元ランドソル議員の……
voice: vo_adv_5054001_036
ローズメン:
【chara 6211 face 4 (sad)】
ごほんごほん!
私のことはぜひ、愛の使者『ローズメン』とお呼びください。
voice: vo_adv_5054001_037
サレン:
【chara 114511 face 4 (sad)】
ええと……そういう役なんですね。
分かりました……
voice: vo_adv_5054001_038
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】
それはさておき……
彼が今不在になるのは、とても、非常に、困るのですが……
voice: vo_adv_5054001_039
アキノ:
【chara 114411 face 1 (normal)】
ええ。こちらの都合で仕事を辞退するのですから、
違約金については全額お支払いしますわ!
【chara 114411 face 6 (surprised)】
何千……【chara 114411 face 1 (normal)】
いいえ、何億ルピ必要ですの?
voice: vo_adv_5054001_040
ローズメン:
【chara 6211 face 4 (sad)】
残念ながら、金銭で解決できる問題ではないのです。
【chara 6211 face 1 (normal)】
本件は特別な依頼のため、特別な契約を結ばせていただいております。
voice: vo_adv_5054001_041
サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】
……え? 特別な契約って……
これってただの人数合わせのバイトなんでしょう?
voice: vo_adv_5054001_042
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】
大切なお客様に誠実な対応をするという、特別かつ重要なお仕事です。
ですからこの通り、書面にサインもいただいております。
voice: vo_adv_5054001_043
サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】
どれどれ……『契約期間満了を待たずして契約を解除することは
本人が死亡した時以外、いかなる理由があっても不可とする』
【chara 114511 face 4 (sad)】
ウソみたいな条件が書かれてあるわね……
voice: vo_adv_5054001_044
アキノ:
【chara 114411 face 4 (sad)】
それでもこちらの契約を破棄したい場合はどうなりますの……?
voice: vo_adv_5054001_045
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】
ギルド管理協会から、お墨付きをもらってからの採用でしたからね。
破棄すれば、協会の面目は丸つぶれで、彼の信用はゼロ……
つまり、次の依頼を見つけるのは困難になるでしょう。
voice: vo_adv_5054001_046
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】
……本当にそれでもよいのですか?
voice: vo_adv_5054001_047
アキノ:
【chara 114411 face 4 (sad)】
ええと……
信用ばかりは、私でも買いつけができませんわね……
voice: vo_adv_5054001_048
サレン:
【chara 114511 face 3 (anger)】
……あんた、契約書は上から下まで全部読んだの?
Choice: (2) よく覚えていない。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5054001_049
サレン:
【chara 114511 face 3 (anger)】
もう〜! どうしてこんな面倒なバイトを引き受けちゃったのよ!
最近バイトばっかりしてるって噂だし、
お金が必要な事情でもあるわけ!?
Choice: (3) みんなのクリスマスプレゼントを買いたくて。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5054001_050
サレン・アキノ:
【chara 114511 face 6 (surprised)】
【chara 114411 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_5054001_051
サレン:
【chara 114511 face 4 (sad)】
……はぁ。
そんな事情を知っちゃったら、怒るに怒れないじゃない……
voice: vo_adv_5054001_052
アキノ:
【chara 114411 face 1 (normal)】
あなたさまらしいですわね。
……私、決めましたわ!
このままお見合いパーティーに参加します!
voice: vo_adv_5054001_053
サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】
えぇ? アキノさん、本気?
……たぶん、商談なんてできないわよ?
voice: vo_adv_5054001_054
アキノ:
【chara 114411 face 1 (normal)】
ええ。承知しておりますわ。
それでも、この優しいお方を一人で残していけませんし。
……サレンさんも、そう思っているのではなくって?
voice: vo_adv_5054001_055
サレン:
【chara 114511 face 1 (normal)】
……まぁ、どうせなら咲いた魔法のバラを見てみたいわよね。
土産話ぐらいにはなるだろうし。あたしも、残るわ。
【chara 114511 face 6 (surprised)】
あんたのため……とかじゃないから、あんまり気にしないでよ?
Choice: (4) 二人ともありがとう。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5054001_056
アキノ:
【chara 114411 face 2 (joy)】
ふふ、礼なんておかしな話ですわ!
【chara 114411 face 1 (normal)】
……そうですとも、サレンさん。
これは勝負の続きができるのではなくって?
voice: vo_adv_5054001_057
サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】
え? どういうこと?
voice: vo_adv_5054001_058
アキノ:
【chara 114411 face 1 (normal)】
魔法のバラです。
どうせなら、その手に取って鑑賞してみたいと思いませんこと?
voice: vo_adv_5054001_059
アキノ:
【chara 114411 face 1 (normal)】
ローズメンさんは特別なゲームを用意していると言っておりました。
理想のカップルとして注目を浴びるには、目立てばいいのです。
つまり、より多くの一番を勝ち取れば……
voice: vo_adv_5054001_060
サレン:
【chara 114511 face 1 (normal)】
なるほどね。アキノさんとあたし……
どっちが魔法のバラを手に入れるのか……勝負をしようってことね。
【chara 114511 face 2 (joy)】
その話、乗るわ!
voice: vo_adv_5054001_061
ローズメン:
【chara 6211 face 1 (normal)】
それではこのままご参加という形で、よろしいですね?
voice: vo_adv_5054001_062
サレン・アキノ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ええ!
はい!
voice: vo_adv_5054001_063
ローズメン:
【chara 6211 face 2 (joy)】
よいお返事をいただき、安心いたしました。
ええ、今やあなた方は注目の的ですから……
引き続き歓談をお楽しみください。
voice: vo_adv_5054001_064
サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】
注目の的?
……一体なんのこと?
voice: vo_adv_5054001_065
アキノ:
【chara 114411 face 6 (surprised)】
よくは分かりませんが……
【chara 114411 face 1 (normal)】
今回の目的は注目を浴びることですから、
ちょうどよろしいのではなくって?
voice: vo_adv_5054001_066
サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】
そりゃアキノさんは慣れっこだろうけど、
あたしは気になっちゃうというか。
【chara 114511 face 4 (sad)】
確かに、誰かの視線を感じるような……
voice: vo_adv_5054001_067
アキノ:
【chara 114411 face 6 (surprised)】
えぇ!? それは好機ではありませんか!
【chara 114411 face 1 (normal)】
私たちがどれほど素晴らしい仲なのか、アピールいたしましょう!
……そういうことですので。
voice: vo_adv_5054001_068
アキノ:
【chara 114511 face 6 (surprised)】
【chara 114411 face 2 (joy)】
あなたさま!
どうぞ私とペアを組んでくださいませ!
私、あなたさまとならどんな困難な道も、迷わず進めそうですわ♪
voice: vo_adv_5054001_069
サレン:
【chara 114511 face 6 (surprised)】
あ! いきなり抜け駆け!?
あたしだって勝ちたいし……【chara 114511 face 4 (sad)】
そいつ以外と組むのはちょっと……
【chara 114511 face 6 (surprised)】
とにかく! それは反則だから!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
楽しげな様子の3人を、
遠くから興味深そうに眺める女性たちの目があった。
voice: vo_adv_5054001_070
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
あそこにいらっしゃるのは、『アキノ・ウィスタリア』さまよね?
殿方のお誘いを全て断っていたようなので、
色恋には興味がないと思っていましたけど……
voice: vo_adv_5054001_071
女性4:
【chara 1 face 1 (normal)】
アキノさまだけではありません。ほら、その隣を見てください。
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の元・副団長、サレンさんです。
今まで浮ついた話はなかったのに。
voice: vo_adv_5054001_072
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
まぁ、やはり特別な方々が集まっていますのね。
つまり、あの隣にいる彼も、高名な方ということかしら?
確か、今回の招待客の中では、異例の飛び入り参加だったとか?
voice: vo_adv_5054001_073
女性4:
【chara 1 face 1 (normal)】
あれはただの、人数合わせの人員ですよ。
自己紹介の時、言っていたではありませんか。
居候の身で、バイトを転々としながら暮らしているのだと。
voice: vo_adv_5054001_074
女性5:
【chara 1 face 1 (normal)】
そのお話、あたくしも交ぜていただける?
……実は、向こうですごい噂を聞いたのよ!
voice: vo_adv_5054001_075
女性5:
【chara 1 face 1 (normal)】
ウィスタリア家のご令嬢が今、一人の殿方に夢中らしいですわ!
なんでも『騎士になってほしい』と、熱烈なアプローチをしているとか。
それで、その殿方というのがあちらの……
voice: vo_adv_5054001_076
女性4:
【chara 1 face 1 (normal)】
そ、そうでしたの……!
あのアキノさまがついに、本気で結婚相手を……
voice: vo_adv_5054001_077
女性5:
【chara 1 face 1 (normal)】
それだけじゃないわ。あちらのサレンさん……
何度もお見合い話が来るものだから、
ついにお父様へ、自分の彼氏を紹介したみたいなの。その彼こそ……
voice: vo_adv_5054001_078
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
ま、まさか……あそこにいらっしゃる殿方ですの?
つまりあの3人の関係は……
voice: vo_adv_5054001_079
女性3・女性4・女性5:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5054001_080
ガストン:
【chara 2513 face 6 (surprised)】
なるほど、これで謎が解けたぞ。
voice: vo_adv_5054001_081
ガストン:
【chara 2513 face 3 (anger)】
あの二人の信頼を勝ち取るとは、一体どんな奴なのかと近づけば、
あまりにも隙だらけで逆に警戒してしまったが……
【chara 2513 face 1 (normal)】
ただのバイトなら、名簿リストに存在しなかったのも納得できる。
voice: vo_adv_5054001_082
女性1:
【chara 2513 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
ガストンさーん! 飲み物持ってきたよ♪
voice: vo_adv_5054001_083
ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】
ありがとう。
君の何気ない優しさ、本当にステキだよね。
【chara 2513 face 2 (joy)】
……ついつい、甘えてしまいそうだよ。
voice: vo_adv_5054001_084
女性1:
【chara 1 face 1 (normal)】
えっ!?
べ、別に甘えてくれていいんだよ……なんてね!
えへへ!
voice: vo_adv_5054001_085
ガストン:
【chara 2513 face 1 (normal)】
ふ、完全におちたな。没落貴族の三女。中の下といったところか。
顔も悪くない。最低限の礼儀作法もある。【chara 2513 face 4 (sad)】
だが、ディスカードだな。
voice: vo_adv_5054001_086
ガストン:
【chara 2513 face 3 (anger)】
勝利条件は、ローズメンが企画したゲームに勝つこと。
必要なのは愛嬌だけの女じゃない。
頭脳や能力がある特別な女だ。
voice: vo_adv_5054001_087
ガストン:
【chara 2513 face 6 (surprised)】
ウィスタリア家の令嬢。
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の元・副団長。
【chara 2513 face 3 (anger)】
この二枚のカードはぜひとも入手したいところだが……
voice: vo_adv_5054001_088
ガストン:
【chara 2513 face 3 (anger)】
支障はないだろうが、あいつは目障りだな。
早々に退場してもらうとしよう。
【chara 2513 face 1 (normal)】
……全ては、俺の完璧な計画のために。
voice: vo_adv_5054001_089
ユカリ:
【chara 114612 face 6 (surprised)】
私には見えるわ。そこら中に飛び交う、甘い空気が……
【chara 114612 face 4 (sad)】
クリスマスシーズンにお見合いパーティーのスタッフ役だなんて、
ミフユさん……恨むからね……!
voice: vo_adv_5054001_090
ユカリ:
【chara 114612 face 4 (sad)】
あーあ。私だってこんなステキな会場で恋をしてみたいわよ!
【chara 114612 face 1 (normal)】
……もちろん相手は……【chara 114612 face 2 (joy)】
うふふ♪
voice: vo_adv_5054001_091
ユカリ:
【chara 114612 face 4 (sad)】
……想像してたら、なんだかさみしくなってきちゃった。
【chara 114612 face 1 (normal)】
お仕事も頑張ってるんだし、
少しぐらいみんなと一緒に楽しんでもいいわよね……
voice: vo_adv_5054001_092
ユカリ:
【chara 114612 face 1 (normal)】
そういうわけで、私から私へご褒美の一杯♪
【chara 114612 face 2 (joy)】
ユカリ、かんぱーい……
voice: vo_adv_5054001_093
アキノ:
【chara 114411 face 2 (joy)】
あなたさまー! 飲み物をお持ちしましたわ!
【chara 114411 face 1 (normal)】
先ほどのスピーチで喉が乾いているでしょうから……
【chara 114411 face 2 (joy)】
さぁ、どうぞ♪
voice: vo_adv_5054001_094
サレン:
【chara 114511 face 1 (normal)】
ついでに料理も持ってきたわ。あんた、朝から何も食べてないんでしょ?
長い一日になりそうだから、ちょっとお腹に入れた方がいいわ。
【chara 114511 face 2 (joy)】
……はい、どうぞ。
voice: vo_adv_5054001_095
ユカリ:
【chara 114612 face 6 (surprised)】
っ!?
……げほっ! ごほっ!
ちょ、ちょっと待って……なんであの3人がいるの!?
voice: vo_adv_5054001_096
ユカリ:
【chara 114612 face 6 (surprised)】
って、思わず隠れちゃったけど……ここにいるってことは、
お見合いパーティーの参加者ってことよね?
【chara 114612 face 4 (sad)】
あわわ……これは今すぐ調理場にいるミフユさんたちに知らせないと!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
大慌てでユカリは、舞台会場の裏へ走り去るのだった。