思い出なき再会
エルフの里でペコリーヌたちと予期せぬ再会を果たしたコッコロ。その変わらない優しさに触れて内心喜びつつも、制御できない精霊の力によって大切な人たちを傷つけることを恐れ、彼女たちを拒むのであった。
-------------- situation:
思い出なき再会
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
カリンに依頼された調査のため、エルフの里へと向かうペコリーヌたち。
その道中、3人は巨大な精霊に遭遇するのであった。
voice: vo_adv_5059002_000
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
なななっ、なんなのよこれ!
魔物……? いや、この感じは……精霊?
voice: vo_adv_5059002_001
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
じゃあ、もしかしてカリンさんが言っていた異質な精霊って……
voice: vo_adv_5059002_002
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
どう考えたってこいつのことじゃないの!
【chara 106011 face 6 (surprised)】
まさか、このデカブツを何とかしろっていうの……?
voice: vo_adv_5059002_003
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
いえ、キャルちゃん……
わたしたちがお願いされたのはあくまで調査です。
この大きな精霊さんが大人しいのなら……
精霊:
【chara 14411 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
Choice: (1) 危ないっ!
----- Tag 1 -----
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5059002_004
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
ちょっと! 攻撃してきたわよっ!?
voice: vo_adv_5059002_005
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
まずいですね……敵意があるのなら、
このまま放っておくのは危険過ぎます……!
voice: vo_adv_5059002_006
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
キャルちゃん!
精霊さんを大人しくさせましょう!
voice: vo_adv_5059002_007
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
まぁ、そうなるわよね……!
【chara 106011 face 3 (anger)】
だったら遠慮なくいかせてもらうわっ!
voice: vo_adv_5059002_008
キャル:
【chara 106011 face 1 (normal)】
図体がそんだけデカいと、当て放題よっ!
精霊:
【chara 14411 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5059002_009
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
うわー無反応。ビクともしてないわね。
【chara 106011 face 3 (anger)】
もう、何よこれ手ごたえも何もあったもんじゃないわ!
voice: vo_adv_5059002_010
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
わたしも行っきますよ~っ!
【chara 105811 face 3 (anger)】
全力全開! プリンセスストライクッ!
精霊:
【chara 14411 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5059002_011
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
効いて……ませんよね?
やっぱり……あはは~☆
voice: vo_adv_5059002_012
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
笑い事じゃないっての!
ちょっと{player}!
ボサッとしてないで協力しなさい!
voice: vo_adv_5059002_013
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
お願いします!
{player}くん!
Choice: (3) ……?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5059002_014
キャル:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
【chara 106011 face 6 (surprised)】
ん?
なにもったいぶってんのよ。
voice: vo_adv_5059002_015
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
待ってくださいキャルちゃん、
……{player}くん、なんだか戸惑ってるみたいです。
Choice: (5) 力が……使えない。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5059002_016
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
は? 今、なんて言ったの?
力が使えない?
voice: vo_adv_5059002_017
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
これは……やばいですね☆
精霊:
【chara 14411 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_5059002_018
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
とっ、とにかく、ここは……!
voice: vo_adv_5059002_019
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
逃げるわよーーーーーっ!
voice: vo_adv_5059002_020
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
はぁ、はぁ~~~~
どうやら追ってこないみたいね。
なんだったのよあれ……
voice: vo_adv_5059002_021
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
……よく分かりませんけど、
わたしたちが離れたら攻撃は止みましたね。
voice: vo_adv_5059002_022
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
今はこのまま、
近づかずに様子を見るしかなさそうです……
voice: vo_adv_5059002_023
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
それよりあんた、どうしちゃったのよ?
力が使えないなんて……
Choice: (7) 分からない。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5059002_024
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
お腹が空いてるとか?
voice: vo_adv_5059002_025
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
あんた、ありとあらゆる問題は胃袋が原因だと思ってない?
voice: vo_adv_5059002_026
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
違うんですか?
voice: vo_adv_5059002_027
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
あ~あ~、あんたはそうでしょうね。
【chara 106011 face 6 (surprised)】
それより、これからどうするの?
一旦ランドソルに戻る?
voice: vo_adv_5059002_028
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
正直、3人じゃどうしようもないわよ。
{player}のサポートもないんじゃ、
いつもみたいに連携できないし……
voice: vo_adv_5059002_029
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
いえ、引き返すのはもう少し調べてからにしましょう。
【chara 105811 face 1 (normal)】
あっちを見てください、キャルちゃん。
逃げてるうちに着いちゃったみたいですよ♪
voice: vo_adv_5059002_030
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
着いたって……あっ!
あれが……?
voice: vo_adv_5059002_031
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 2 (joy)】
はいっ!
わたしたちが目指していた、エルフの里です☆
voice: vo_adv_5059002_032
キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】
へぇ、風が気持ちいい……【chara 106012 face 1 (normal)】
なんだか住みやすそうなところねー
voice: vo_adv_5059002_033
男性:
【chara 3311 face 2 (joy)】
ようこそ、旅の方々。
このような場所によくお越しくださいました。
voice: vo_adv_5059002_034
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
こんにちは☆
【chara 105812 face 6 (surprised)】
えっと……わたしたち、調査のために立ち寄ったんですけど……
voice: vo_adv_5059002_035
男性:
【chara 3311 face 1 (normal)】
調査……というと、あの精霊をご覧になられたんですね。
voice: vo_adv_5059002_036
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
はい、すごく近くで見ちゃいました♪
【chara 105812 face 6 (surprised)】
……えっと、あの大きな精霊さんはなんなんですか……?
voice: vo_adv_5059002_037
男性:
【chara 3311 face 4 (sad)】
……申し訳ありません。
精霊と共に生きる、我々エルフの民にも分からないのです。
voice: vo_adv_5059002_038
男性:
【chara 3311 face 4 (sad)】
ある日突然現れ、近づくと暴れだすのです。
調べようにも近づくことができないので……
voice: vo_adv_5059002_039
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
現地の方でも分からないんですね……
これはちょっと困りましたね、キャルちゃん。
voice: vo_adv_5059002_040
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
あー? そうね。
【chara 106012 face 4 (sad)】
それよりもあたしは今、一刻も早く休みたいわ。
【chara 106012 face 1 (normal)】
どっか休めるところないの?
voice: vo_adv_5059002_041
男性:
【chara 3311 face 2 (joy)】
それでしたら、簡単に里の方をご案内いたしましょう。
どうぞこちらへ──
voice: vo_adv_5059002_042
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
宿も食べ物屋さんもちゃんとあってよかったです~♪
【chara 105812 face 1 (normal)】
あ、あれ! 見てくださいキャルちゃん!
なんだか不思議な建物がありますよ!
voice: vo_adv_5059002_043
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
観光に来たんじゃないんだから、はしゃいでんじゃないわよ。
【chara 106012 face 1 (normal)】
……確かになんか変わった雰囲気の建物ね。
voice: vo_adv_5059002_044
男性:
【chara 3311 face 2 (joy)】
あちらは、風の精霊を祀る社です。
voice: vo_adv_5059002_045
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
社だそうですよキャルちゃん!
【chara 105812 face 2 (joy)】
これは見ておかないと!
voice: vo_adv_5059002_046
キャル:
【chara 105812 face 1 (normal)】
【chara 106012 face 4 (sad)】
えー、別にいいわよ。
あたしそういうお堅そうな場所、苦手なのよね。
voice: vo_adv_5059002_047
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
だったら苦手を克服しましょう♪
ほらほら、れっつご~!
voice: vo_adv_5059002_048
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ちょっ、引っ張らないでよ!
あたしは先に休みたいんだけどーっ!?
voice: vo_adv_5059002_049
男性:
【chara 3311 face 2 (joy)】
ちょうど今あちらには、他のお客さまが……【chara 3311 face 6 (surprised)】
おや?
もう行ってしまわれましたか。
voice: vo_adv_5059002_050
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
あの日、倒れてから……随分時が経ってしまいましたね……
voice: vo_adv_5059002_051
コッコロ:
【chara 105914 face 1 (normal)】
里の方に社を自由に使っていい、と言っていただいたのは
ありがたいですが……【chara 105914 face 4 (sad)】
そろそろ動かなくては……
voice: vo_adv_5059002_052
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
おや? なんだか外が騒がしいですね……
voice: vo_adv_5059002_053
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
ごめんくださーいっ♪
voice: vo_adv_5059002_054
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
待ちなさいよ!
あんたはなんでそうズケズケと入っていけるわけ!?
voice: vo_adv_5059002_055
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
っ!?
ペコ──
voice: vo_adv_5059002_056
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
?
voice: vo_adv_5059002_057
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
なぜペコリーヌさまがここに!?
わたくし、夢を見ているのですか……?
それとも……もしかして……わたくしを……
voice: vo_adv_5059002_058
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
──初めましてっ♪
voice: vo_adv_5059002_059
コッコロ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
【chara 105914 face 6 (surprised)】
っ!
voice: vo_adv_5059002_060
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
あなたはこの里の方ですか?
【chara 105812 face 2 (joy)】
わたし、ペコリーヌって言います!
【chara 105812 face 1 (normal)】
そっちはキャルちゃんで、こっちは{player}くん!
voice: vo_adv_5059002_061
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
あ……
初め、まして……
voice: vo_adv_5059002_062
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
……そう、ですよね。
そんなわけがありませんでした。
voice: vo_adv_5059002_063
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
今までのことは全て夢で、
ペコリーヌさまも、キャルさまも、主さまも……
わたくしのことを覚えていてくれて……
voice: vo_adv_5059002_064
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
もしかして……わたくしをここまで迎えに来てくれた、【chara 105914 face 4 (sad)】
なんて。
……あまりに都合のいい、甘えた考えでしたね。
Choice: (9) どこか具合が悪いの?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5059002_065
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
えっ?
そ、そうですね……【chara 105914 face 4 (sad)】
わたくし、少し具合が悪くて……
ここで休ませていただいているのです。
voice: vo_adv_5059002_066
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
そうだったんですか……
【chara 105812 face 1 (normal)】
じゃあ、一緒にごはんなんてどうですかっ?
voice: vo_adv_5059002_067
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
みんなで食卓を囲んで、
おいしいごはんをお腹い~っぱい食べれば、【chara 105812 face 2 (joy)】
元気が湧いてきますよ♪
voice: vo_adv_5059002_068
キャル:
【chara 105812 face 1 (normal)】
【chara 106012 face 4 (sad)】
あんた、初対面の人にいきなり……
【chara 106012 face 1 (normal)】
……でも、いいかもしれないわね。
こんなところに一人で寝てるより。
voice: vo_adv_5059002_069
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
あれあれ?
珍しいですねキャルちゃん。
知らない人に会うと、いつも緊張してるのに~
voice: vo_adv_5059002_070
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
してないっ! 誰が人見知りよ、このアホリーヌ!
【chara 106012 face 4 (sad)】
……ただなんか、一目見たとき、なんとなく……
一緒にごはんを食べてもいいかなって、思っただけよ。
Choice: (11) 一緒に食べよう。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_5059002_071
ペコリーヌ:
【chara 106012 face 1 (normal)】
【chara 105812 face 2 (joy)】
ねっ、{player}くんもこう言っていますし!
voice: vo_adv_5059002_072
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
まずはあなたのお名前、教えてもらえませんかっ?
voice: vo_adv_5059002_073
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
ああ……
voice: vo_adv_5059002_074
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
この方たちは、なにも変わらない。
【chara 105914 face 2 (joy)】
覚えていないはずのわたくしにも、こうして優しく接してくださる。
voice: vo_adv_5059002_075
コッコロ:
【chara 105914 face 2 (joy)】
とても、あたたかい人たち。
voice: vo_adv_5059002_076
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
えへへ、残った食材でとっておきのお料理作っちゃいますよ♪
【chara 105812 face 1 (normal)】
あっ、好き嫌いとかありますか?
キャルちゃんは苦手な食べ物避けちゃうから大変なんですよ~
voice: vo_adv_5059002_077
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
……ですが。
voice: vo_adv_5059002_078
コッコロ:
【chara 105914 face 3 (anger)】
──お断りいたします。
voice: vo_adv_5059002_079
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
へっ?
voice: vo_adv_5059002_080
コッコロ:
【chara 105914 face 1 (normal)】
見ず知らずのわたくしを心配してくださり、ありがとうございます。
【chara 105914 face 4 (sad)】
ですが、わたくしとあなた方は見知らぬ間柄。
……食卓を共にするなど、できません。
voice: vo_adv_5059002_081
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
なっ、なによ、せっかく誘ってあげたのにその言い方!
【chara 106012 face 3 (anger)】
こんな場所でなんか辛気臭い顔してるから、
ペコリーヌが気をつかったってのに!
voice: vo_adv_5059002_082
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
キャルちゃんっ、いいんです!
わたしが強引過ぎたんです。
誰だって、一人になりたいときはありますから。
voice: vo_adv_5059002_083
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5059002_084
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
あの……せめて、
あなたのお名前だけでも教えていただけませんか?
【chara 105812 face 4 (sad)】
どうしても、気になって……
voice: vo_adv_5059002_085
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
……名前、ですか……
voice: vo_adv_5059002_086
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
わたくしは……
voice: vo_adv_5059002_087
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
教えてどうするのですか? ……記憶には残らないのに。
また絆を作ってしまえば、それだけつらくなります。
voice: vo_adv_5059002_088
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
このあたたかい人たちを、大事な人たちを、
傷つけたくないから……【chara 105914 face 3 (anger)】
わたくしは……!
voice: vo_adv_5059002_089
コッコロ:
【chara 105914 face 3 (anger)】
わたくしには、近づかないでください。
voice: vo_adv_5059002_090
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
……!
voice: vo_adv_5059002_091
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
ちょっとあんた……っ!
voice: vo_adv_5059002_092
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
行きましょう、キャルちゃん。
すみません……お邪魔しちゃって……
voice: vo_adv_5059002_093
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
…………っ。
voice: vo_adv_5059002_094
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
あーもうっ!
なんなのよあのチビガキは!
どうしたらあんな風に生意気に育っちゃうわけ!?
voice: vo_adv_5059002_095
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
……あの……キャルちゃん。
変なことを聞くかもしれないんですけど……
voice: vo_adv_5059002_096
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ん? あんたいつも変でしょ。
voice: vo_adv_5059002_097
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
わたしたち、あの子と……会ったこと、ありませんか?
voice: vo_adv_5059002_098
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……記憶にない、初対面よ、って言いたいところだけど……
正直あたしもなんか、全然緊張しなかったのよね。
Choice: (13) 懐かしい感じがした。
Choice: (14) 優しい感じがした。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_5059002_099
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
懐かしい……分かる気がします。
でも、初めて会ったはずなんですよね……
Jump to tag 15
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_5059002_100
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
{player}がそう言うなら、そうなのね。
【chara 106012 face 4 (sad)】
なんであんなに冷たく振舞ってるのかしら、あいつ……
てか、なんでこんなに気になるのよ……
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_5059002_101
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
……あの子、最初に顔を合わせた時……
わたしのことを、こう呼ぼうとした気がするんです。
voice: vo_adv_5059002_102
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
──ペコリーヌ、って。
voice: vo_adv_5059002_103
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
あ……しっくりき過ぎてて思わず忘れてたけど、
あんたのその名前、本名じゃなかったわね。
voice: vo_adv_5059002_104
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
そもそもこの名前、誰が付けてくれたんでしたっけ……
【chara 105812 face 4 (sad)】
お腹ぺこぺこのペコリーヌ……
最初に誰かがそう呼んでくれて……わたしは、それを気に入って……
voice: vo_adv_5059002_105
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
……ただの気のせいかもしれません。
でも、なんかわたし、あの子とは他人のような気がしないんです。
voice: vo_adv_5059002_106
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
冷たいことを言われても、
全然イヤじゃなくて……ただ、胸の辺りがぎゅう~ってなるんです。
voice: vo_adv_5059002_107
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
……心配なんでしょ、あの子のことが。
【chara 106012 face 4 (sad)】
分かる気がするわ……あいつ、なんか無理してる感じだった。
Choice: (16) なにかしてあげたい。
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_5059002_108
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
なにかって、また漠然としたことを……
【chara 106012 face 6 (surprised)】
でも、そういえばあいつ……具合が悪いって言ってたわよね。
確かにちょっと、普通じゃない魔力の流れを感じたけど……
voice: vo_adv_5059002_109
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
なにか原因があるんでしょうか……?
あ、あのっ、すみませ~ん!
そこの方、聞いてもいいですかっ?
voice: vo_adv_5059002_110
女性:
【chara 6511 face 6 (surprised)】
はい? 【chara 6511 face 1 (normal)】
……ああ、先ほどやってきたという旅の方ですか。
【chara 6511 face 2 (joy)】
ふふっ、珍しいですね、
このエルフの里に続けてお客さまがいらっしゃるなんて。
voice: vo_adv_5059002_111
ペコリーヌ:
【chara 6511 face 1 (normal)】
【chara 105812 face 6 (surprised)】
あの、社の中にいる女の子なんですけど……
どうしてあんなに体調が悪そうなんですか?
voice: vo_adv_5059002_112
女性:
【chara 6511 face 4 (sad)】
ああ……あの方は精霊の力に影響を受けやすいようです。
ですから、里の外にいるあの巨大な精霊が原因ではないかと……
voice: vo_adv_5059002_113
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
だったら、あの大きな精霊さんを何とかすれば……
あの子も、元気になるってことですか?
voice: vo_adv_5059002_114
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
それなら……!
voice: vo_adv_5059002_115
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
当初の目的と同じとはいえ……
初めて会った子のために、あんなのと戦うっていうの?
voice: vo_adv_5059002_116
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
だめですか……?
voice: vo_adv_5059002_117
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
だめとは言ってないわよ。
【chara 106012 face 4 (sad)】
あたしもまぁ……あいつのこと、気になるしね。
Choice: (18) あの子のために頑張ろう!
----- Tag 18 -----
voice: vo_adv_5059002_118
キャル:
【chara 105812 face 1 (normal)】
【chara 106012 face 3 (anger)】
こうなったら、意地でも一緒にごはんを食べてやるわ!
voice: vo_adv_5059002_119
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
はいっ☆
【美食殿】は楽しくごはんを食べるのが目的ですから、
【chara 105812 face 1 (normal)】
あの子と一緒に食卓を囲めるよう、【chara 105812 face 2 (joy)】
みんなで頑張りましょう!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
巨大な精霊に立ち向かうことを決意するペコリーヌたち。
その頃、ランドソルでは──
voice: vo_adv_5059002_120
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
ユイちゃんっ、早く早く!
voice: vo_adv_5059002_121
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
ヒヨリちゃん待って~!!
voice: vo_adv_5059002_122
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
こら、ヒヨリ。
そんなに急かすんじゃない。
急ぐあまり、転んで怪我でもしたら逆効果になるだろう?
voice: vo_adv_5059002_123
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
だって~!
【美食殿】のみんなは先に向かっちゃってるんだよっ?
【chara 100111 face 3 (anger)】
急いで追いつかなきゃ!
voice: vo_adv_5059002_124
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
【ギルド管理協会】の人も、緊急を要する事態って言ってたし、
先に行ってる騎士クンたちが心配だよ……!
voice: vo_adv_5059002_125
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
確かに、急いだ方がいいのは間違いないが、
彼らがそう簡単にやられるとは思えない。
voice: vo_adv_5059002_126
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
レイさん、落ち着いてるねー?
【chara 100111 face 1 (normal)】
よっぽど騎士くんのことを信じてるんだねっ!
voice: vo_adv_5059002_127
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
ヒッ、ヒヨリ! なぜそこで彼だけを挙げるんだ!?
私は【美食殿】のみんなを信頼しているんだよ!
voice: vo_adv_5059002_128
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
あ……レイちゃんまで走りだしちゃった……!
まっ、待ってよ、二人とも~~~!
voice: vo_adv_5059002_129
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
精霊の異変……なんだか、すごく嫌な予感がする。
【chara 100211 face 3 (anger)】
待っててね、騎士クン、ペコリーヌちゃん、キャルちゃん……!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
急ぎ足で駆けだす【トゥインクルウィッシュ】の3人。
彼女たちは【美食殿】を追うようにエルフの里を目指すのであった。