明かされるもの
ペコリーヌたちは、合流してきた【トゥインクルウィッシュ】の面々と共に里で情報収集をする。それによって見つかった文献には、『黒い風の精』と、コッコロについての重大な事実が記されているのであった。
-------------- situation:
明かされるもの
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ペコリーヌたちがエルフの里にやってきて数日が経ったある日、
コッコロは息苦しさに目を覚ました。
voice: vo_adv_5059004_000
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
けほっ、けほっ……!
voice: vo_adv_5059004_001
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
今は……お昼くらい、でしょうか……
【chara 105914 face 4 (sad)】
寝過ぎてしまいましたね……
voice: vo_adv_5059004_002
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
ん……体が重い……
日に日に、体の調子が悪くなっていますね……
voice: vo_adv_5059004_003
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
黒い精霊についての手掛かりを見つけなくては……
【chara 105914 face 4 (sad)】
恐らく、里の外にいる巨大な精霊となにか関係が……
voice: vo_adv_5059004_004
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
ジーーーーー
voice: vo_adv_5059004_005
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
?
voice: vo_adv_5059004_006
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
さきほどからなにか、視線を感じるような……
voice: vo_adv_5059004_007
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
ちょっと、押さないでくれる!?
バランスが~~~~~っ!
voice: vo_adv_5059004_008
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
だって、よく見えないんですよ~!
もっと詰めてくださっ……あっ!
voice: vo_adv_5059004_009
二人:
【chara 1 face 1 (normal)】
むぎゅうっ!
voice: vo_adv_5059004_010
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
……なにをしているのですか?
voice: vo_adv_5059004_011
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
え~っと、【chara 105812 face 1 (normal)】
おはようの挨拶をしようかなって~
voice: vo_adv_5059004_012
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
もう昼過ぎだけどね。
Choice: (1) おはよう。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5059004_013
コッコロ:
【chara 105914 face 1 (normal)】
おはようございます、【chara 105914 face 6 (surprised)】
あ……ではなく。
【chara 105914 face 4 (sad)】
……い、言ったはずです。
わたくしには近づかないでくださいと──
voice: vo_adv_5059004_014
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
おや……?
voice: vo_adv_5059004_015
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
どうしたのですか、その傷は……?
ペコリーヌさまも、キャルさまも、傷だらけではありませんか……!?
voice: vo_adv_5059004_016
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
あ、わたしたちの名前、覚えてくれたんですね!
【chara 105812 face 2 (joy)】
うれしいですっ♪
voice: vo_adv_5059004_017
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
この傷は……
今朝ちょっと、大きな精霊さんに挑んできまして~
voice: vo_adv_5059004_018
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
あの、精霊に……!?
voice: vo_adv_5059004_019
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
ま、コテンパンにやられちゃったけどね。
やっぱ{player}の強化なしじゃつらいわねー
voice: vo_adv_5059004_020
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
? 【chara 105914 face 4 (sad)】
主さま、どこか調子でも崩されているのでしょうか……
voice: vo_adv_5059004_021
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
でも、里からちょっとだけ遠ざけることはできましたよ!
【chara 105812 face 2 (joy)】
これで少しは安心して眠れますよね♪
voice: vo_adv_5059004_022
コッコロ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
【chara 105914 face 4 (sad)】
なんという無茶を……!
【chara 105914 face 6 (surprised)】
……もしや、わたくしのために……?
voice: vo_adv_5059004_023
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
違うわよ。元々あの異質な精霊を何とかするのが
あたしたちの目的だっただけ。
別にあんたのことなんて……ほんのついで、ってとこよ。
voice: vo_adv_5059004_024
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
……少し、動かないでくださいませ。
傷薬がありますので。
voice: vo_adv_5059004_025
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
あ、手当てしてくれるんですか?
【chara 105812 face 2 (joy)】
ありがとうございます~♪
voice: vo_adv_5059004_026
キャル:
【chara 105812 face 1 (normal)】
【chara 106012 face 1 (normal)】
へぇ、手慣れてるわね。
Choice: (3) いつもありがとう。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5059004_027
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
!
Choice: (5) ……いつも?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5059004_028
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
なんで自分で言って、自分で首を傾げてるのよ。
voice: vo_adv_5059004_029
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
でも、なんか分かる気がします。
いつもこうだったみたいな──
voice: vo_adv_5059004_030
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
──終わりです。
【chara 105914 face 1 (normal)】
ペコリーヌさまはこれで大丈夫です。
voice: vo_adv_5059004_031
コッコロ:
【chara 105914 face 1 (normal)】
キャルさまの方は……肌に傷が残ってはいけませんので、
魔法で治療いたします。
voice: vo_adv_5059004_032
コッコロ:
【chara 105914 face 2 (joy)】
大丈夫。治癒魔法なら……暴走したりは……
voice: vo_adv_5059004_033
コッコロ:
【chara 105914 face 3 (anger)】
精霊よ、光の御加護を……!
黒い精霊:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5059004_034
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
傷が治っていく……【chara 106012 face 4 (sad)】
でも、なに?
この黒い精霊……見てるだけで、なんか……気分が、悪く……
voice: vo_adv_5059004_035
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
っ!
【chara 105914 face 4 (sad)】
けほっ、けほ……!
お、終わりです……
voice: vo_adv_5059004_036
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
だ、大丈夫ですかっ!?
【chara 105812 face 4 (sad)】
ごめんなさい、わたしたちのために無理をさせちゃって……!
voice: vo_adv_5059004_037
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
あんた、顔が真っ青じゃない!
なんでそんな状態で無理するのよ……!
voice: vo_adv_5059004_038
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
それはお互いさま、ですよ……キャルさま。
voice: vo_adv_5059004_039
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
ごほっ……ごほっ……!
黒い精霊:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5059004_040
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
やはりこの体調不良は、キャルさまの時と同じ……
【chara 105914 face 4 (sad)】
わたくしにも、影響が……
voice: vo_adv_5059004_041
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
はぁ……はぁ……
voice: vo_adv_5059004_042
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ちょっとこれ、どうしたらいいわけ!?
【chara 106012 face 4 (sad)】
あたし、回復は……
voice: vo_adv_5059004_043
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
こっちこっちー!
聞き覚えのある声が聞こえたよーっ!
voice: vo_adv_5059004_044
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
ここは……社か?
勝手に入ってしまっていいのだろうか……
voice: vo_adv_5059004_045
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
あの……ごめんくださーい。
ペコリーヌ、ちゃん?
voice: vo_adv_5059004_046
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
この声は……ユイちゃんですか!?
どうしてここに……って驚くのは後回しです!
【chara 105812 face 1 (normal)】
ちょうどよかった! この子の回復をお願いできますかっ?
voice: vo_adv_5059004_047
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
えっ!? う、うんっ! 分かった!
黒い精霊:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5059004_048
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
黒い、精霊……?
voice: vo_adv_5059004_049
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
──ひとまず落ち着いた、かな。
voice: vo_adv_5059004_050
コッコロ:
【chara 105914 face 1 (normal)】
ありがとうございます。
おかげで楽になりました、ユイさま……
voice: vo_adv_5059004_051
ユイ:
【chara 100211 face 2 (joy)】
ううん、役に立ててよかった。
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……あれ? わたしのこと、知ってるの?
初めまして……だよね?
voice: vo_adv_5059004_052
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
あ……
いえ、さきほどそう呼ばれていたので……
【chara 105914 face 4 (sad)】
申し訳ありません、馴れ馴れしかったですね。
voice: vo_adv_5059004_053
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
ううんっ、そんなことないよ!
【chara 100211 face 1 (normal)】
気にせず、気軽に呼んでほしいな。
あなたとは、なんだか初めて会った気がしないから。
voice: vo_adv_5059004_054
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
来て早々働かせちゃってすみません、ユイちゃん。
【chara 105812 face 1 (normal)】
ヒヨリちゃんとレイさんも、来てくれてありがとうございます。
voice: vo_adv_5059004_055
ヒヨリ:
【chara 100111 face 1 (normal)】
急いでよかったね~、レイさん。
voice: vo_adv_5059004_056
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
そうだね。
【chara 100311 face 6 (surprised)】
来る途中で見たアレには驚いたが……
voice: vo_adv_5059004_057
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
あ~、あんたたちも見たのね。
あのデカい精霊。
voice: vo_adv_5059004_058
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
ああ。ヒヨリが突っ込んでいこうとしたものだから肝を冷やしたよ。
どう見ても、無策で挑んでどうにかなる相手ではないからね。
voice: vo_adv_5059004_059
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
そっ、そうよね~っ!
【chara 106012 face 1 (normal)】
「なんとかなりますよ☆」【chara 106012 face 6 (surprised)】
とか言いながら突っ込んでいって、
案の定コテンパンにされるバカなんていないわよね~?
voice: vo_adv_5059004_060
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
……キャルちゃんも「あたしに任せなさいよ!」って言ってたのに~……
Choice: (7) 役に立てなくてごめん……
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5059004_061
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
いえ、{player}くんも一緒に戦ってくれましたし!
強化の力が使えなくったって、
一緒にいてくれるだけでパワーアップですよ☆
voice: vo_adv_5059004_062
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
え?
騎士クン……力が使えなくなっちゃったの?
voice: vo_adv_5059004_063
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
それは困ったね……
あの力は私たち全員にとって重要なもの。
あの巨大な精霊を相手取るとすると……
voice: vo_adv_5059004_064
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
ねぇねぇ、やっぱりランドソル近郊の精霊たちが騒いでる理由って、
あのでっかい精霊が原因なのかな~?
voice: vo_adv_5059004_065
ユイ:
【chara 100211 face 3 (anger)】
うん……間違いないと思う。
……あれだけ強い気配を放つ存在がいたら、
精霊たちが怯えたりするのも仕方ないよ……
voice: vo_adv_5059004_066
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
そういえば……あなたの使役しているその黒い精霊、
なんだか変わってるね?
voice: vo_adv_5059004_067
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
は、はい……
voice: vo_adv_5059004_068
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
ユイさまも……感じたのでしょうか。
わたくしのそばにいる黒い精霊と、里の外にいるあの巨大な精霊……
どこか似ていると……
voice: vo_adv_5059004_069
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
なんにせよまずは、
力押しを考える前に相手のことを知るべきかもしれないね。
voice: vo_adv_5059004_070
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
幸いにもここは精霊たちと共に生きるというエルフの里。
里の中をくまなく探せば、
あの巨大な精霊について記してある文献があるかもしれない。
voice: vo_adv_5059004_071
ヒヨリ:
【chara 100111 face 1 (normal)】
そうだねっ、里の人にもちゃんと話を聞いてみなきゃ!
【chara 100111 face 2 (joy)】
みんなで情報収集しよ~っ!
voice: vo_adv_5059004_072
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
えぇ~、そういうチマチマしたの苦手なのよね~
voice: vo_adv_5059004_073
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
あなたはここで、{player}くんと体を休めててくださいね♪
【chara 105812 face 2 (joy)】
調べるのはわたしたちに任せてください☆
voice: vo_adv_5059004_074
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
はい……分かりました。
すみません、お手伝いできず……
voice: vo_adv_5059004_075
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
気にしないでくださいっ♪
【chara 105812 face 1 (normal)】
困った時は──
voice: vo_adv_5059004_076
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
お互いさまさま! だからねっ!
voice: vo_adv_5059004_077
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
──それじゃあ、それぞれ情報収集の結果を聞こうか。
voice: vo_adv_5059004_078
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
まずは私からだが……
【chara 100311 face 1 (normal)】
キャルと一緒に、里の蔵書に目を通してみた。
voice: vo_adv_5059004_079
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
でも残念ながらハズレね。
精霊にあんなやつはいなかったし、対処法なんて見当たらなかったわ。
【chara 106012 face 1 (normal)】
そもそも人に敵意を向けてくること自体があんまりないみたい。
voice: vo_adv_5059004_080
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
次はあたしとペコさんだねっ!
【chara 100111 face 6 (surprised)】
里の人たちに手当たり次第に話しかけてみたんだけど、
やっぱりあんな精霊はじめて見るって!
voice: vo_adv_5059004_081
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
でもみんな、あの精霊のせいで買い物とかお散歩に行けなくて困ってた。
なんとかしてあげたいな~……
voice: vo_adv_5059004_082
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 3 (anger)】
はい!
買い物ができないからエルフの里名物のお料理が作れないそうです!
これは大変な事態ですよっ!
voice: vo_adv_5059004_083
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……あんたら……
voice: vo_adv_5059004_084
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
ふぅ。
めぼしい手掛かりはなしか。
【chara 100311 face 1 (normal)】
また明日、別の方法を考えるとしよう。
voice: vo_adv_5059004_085
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5059004_086
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
あの……
voice: vo_adv_5059004_087
ヒヨリ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
【chara 100111 face 6 (surprised)】
なになに?
どうしたの、ユイちゃんっ?
voice: vo_adv_5059004_088
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
社の中を見てたら、その……こんな本を、見つけたんだけど……
voice: vo_adv_5059004_089
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
これは……文献?
というより、研究資料のようなものか……?
voice: vo_adv_5059004_090
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
勝手に見ちゃまずいかなって思って、
まだ中身は見てないんだけど……
voice: vo_adv_5059004_091
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
これは……精霊について書かれているのでしょうか……
voice: vo_adv_5059004_092
コッコロ:
【chara 105914 face 1 (normal)】
……見てみましょう。
voice: vo_adv_5059004_093
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
わぁ、なんか難しそうなことがいっぱい書かれてますね~
voice: vo_adv_5059004_094
コッコロ:
【chara 105914 face 1 (normal)】
自然に存在している精霊たちの種類や構造、
その力について調べ上げられています。
voice: vo_adv_5059004_095
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
あ、待った! そのページ……そこに書かれてるのって、
あんたが出してたあの黒い精霊じゃない!?
【chara 106012 face 1 (normal)】
ふぅん……数百年に一度、精霊が進化する途中の姿、だって。
voice: vo_adv_5059004_096
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
確かにそっくりですね!
数百年に一度の進化って、すごいタイミングじゃないですか!
【chara 105812 face 2 (joy)】
やばいですね☆
voice: vo_adv_5059004_097
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
……進化の途中の姿……?
voice: vo_adv_5059004_098
コッコロ:
【chara 105914 face 3 (anger)】
黒い精霊の秘密が、もっと分かるかもしれません……!
早く、次のページに……
voice: vo_adv_5059004_099
コッコロ:
【chara 105914 face 6 (surprised)】
……え?
voice: vo_adv_5059004_100
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ちょっと……なによ、これ。
voice: vo_adv_5059004_101
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
……精霊は進化の際、対となる存在を生み出す。
voice: vo_adv_5059004_102
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
……それは自然から大量のマナを吸いあげ……
voice: vo_adv_5059004_103
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……巨大な『黒い風の精』として現れる。
voice: vo_adv_5059004_104
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
どういうことですか……?
じゃあ、あの、里の外にいる大きな精霊は……
『黒い風の精』は……
voice: vo_adv_5059004_105
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
──わたくしのせいで、現れたのですね……
voice: vo_adv_5059004_106
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
きっ、気にすることないわよ!
こんなの、あんたが関与できることじゃないんだから。
【chara 106012 face 1 (normal)】
それに、対処法だって書いてあるでしょ?
voice: vo_adv_5059004_107
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
そうです!
まだ被害は出ていませんし、
今のうちになんとかしちゃえばいいんですっ!
voice: vo_adv_5059004_108
コッコロ:
【chara 105914 face 1 (normal)】
あの『黒い風の精』をなんとかするには……
儀式を行う必要がある、と書かれています。
voice: vo_adv_5059004_109
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
儀式……?
voice: vo_adv_5059004_110
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
進化した精霊に選ばれし者が……
あの『黒い風の精』を、鎮めること。
voice: vo_adv_5059004_111
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
鎮めるって……まさか、倒せってこと!?
voice: vo_adv_5059004_112
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
ううん、それよりも……そこに書いてあること……
なにかの間違いですよね……?
voice: vo_adv_5059004_113
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
なによ。
なんて書いてあるの?
voice: vo_adv_5059004_114
コッコロ:
【chara 105914 face 1 (normal)】
儀式が成功すれば、使役者は精霊と共に
更なる自然の恩寵を授かることができるだろう。
【chara 105914 face 4 (sad)】
しかし、もし失敗すれば──
voice: vo_adv_5059004_115
コッコロ:
【chara 105914 face 4 (sad)】
──使役者の魂はこの世界から失われてしまうだろう。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ようやく黒い精霊についての手掛かりを見つけたコッコロ。
しかしそれによって明かされた真実は、
その小さな体にさらなる重い試練を課すのであった。