愛はいつもそこにある
人間の姿のまま牧場に戻ったリマは、屋敷で身に付けた技術を披露し仲間たちに賞賛される。ふと本当の自分は必要ないのではと不安に思うも、仲間のリマに対する本音を聞き自分を見つめなおすことを決める。
-------------- situation:
愛はいつもそこにある
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
マコトの護身術レッスンをクリアしたリマたちは、
教養のレッスンを受けることになった。
voice: vo_adv_5061004_000
マーサ:
【chara 1514 face 1 (normal)】
本日のレッスンは生け花です。美は淑女にとって欠かせぬもの。
花を通して美的なセンスを磨いていただきます。
voice: vo_adv_5061004_001
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
うう、お花を生けるのって難しいわ……
voice: vo_adv_5061004_002
参加者1:
【chara 1214 face 1 (normal)】
ふふん、センスがないわねリマさん。
ここにはこの花を使えば……ほら!
voice: vo_adv_5061004_003
リマ:
【chara 115812 face 6 (surprised)】
す、すごいわ! 見違えるほどバランスがよくなってる!
【chara 115812 face 2 (joy)】
ありがとう、とっても素敵だわ!
voice: vo_adv_5061004_004
参加者1:
【chara 1214 face 6 (surprised)】
と、当然よ。【chara 1214 face 1 (normal)】
これからは私のすごさをたっぷり見せつけてあげるから、
せいぜい頑張ってついてきなさいよ!
voice: vo_adv_5061004_005
マーサ:
【chara 1514 face 1 (normal)】
本日はお茶の作法を学んでいただきます。
お茶会は淑女の社交の場。
恥をかかぬようしっかりと身に付けてください。
voice: vo_adv_5061004_006
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
ええと、そろそろ茶葉が蒸しあがった頃かしら……
【chara 115812 face 6 (surprised)】
あ、カップも温め忘れてる! 急がないと、あちちっ!
voice: vo_adv_5061004_007
参加者2:
【chara 419 face 1 (normal)】
リマさん落ち着いて。ちょっとこれ飲んでみて。
voice: vo_adv_5061004_008
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
おいしー! こんなにおいしい紅茶飲んだのはじめてよ!
ああ、香りもいいし何だか落ち着くわ……
voice: vo_adv_5061004_009
参加者2:
【chara 419 face 1 (normal)】
よかった。さあ、慌てないでもう一度最初からやりましょう。
voice: vo_adv_5061004_010
マーサ:
【chara 1514 face 1 (normal)】
みなさん、今日まで本当にお疲れさまでした。
数々のレッスンを乗り越えてきたあなた方は、もう立派な淑女です。
voice: vo_adv_5061004_011
マーサ:
【chara 1514 face 1 (normal)】
これから最終選考に入ります。
結果は後日お知らせしますので、一時解散とさせていただきます。
voice: vo_adv_5061004_012
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
うう、みんなとお別れなんて寂しいわ……
voice: vo_adv_5061004_013
参加者1:
【chara 1214 face 1 (normal)】
あらあら、ライバル相手に甘いことを。
【chara 1214 face 6 (surprised)】
で、でもまあ、【chara 1214 face 1 (normal)】
あなたとのレッスン、ちょっとだけ楽しかったわ。
voice: vo_adv_5061004_014
参加者2:
【chara 419 face 2 (joy)】
リマさん、あなたのおかげで今日まで頑張れたわ。
【chara 419 face 1 (normal)】
結果は分からないけど、また会いましょうね!
voice: vo_adv_5061004_015
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
うん、私も本当に楽しかったわ。
またみんなでここで会いましょうね!
voice: vo_adv_5061004_016
リマ:
【chara 115812 face 1 (normal)】
さて、それじゃあ行きましょ……【chara 115812 face 6 (surprised)】
あれ?
voice: vo_adv_5061004_017
リマ:
【chara 115812 face 6 (surprised)】
あの窓から覗いてるの、ロイドさんだわ。
最後にご挨拶したかったんだけど……
voice: vo_adv_5061004_018
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
どうしてみんなが無事にレッスンを終えたのに、
あんなに辛そうなお顔してるのかしら……
voice: vo_adv_5061004_019
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
は~、見るもの全てが輝いてて、何もかもが刺激的で、
何だか夢のような日々だったわ。
voice: vo_adv_5061004_020
リマ:
【chara 115812 face 1 (normal)】
もちろん選考に選ばれたらうれしいけど、
十分望みは叶えてもらったもの、【chara 115812 face 2 (joy)】
悔いはないわ。
Choice: (1) 一緒に舞踏会行こう。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5061004_021
リマ:
【chara 115812 face 1 (normal)】
そうね、夢の舞台まであと一歩まで来たんですもの、
【chara 115812 face 2 (joy)】
舞踏会、出てみたいわよね。
voice: vo_adv_5061004_022
リマ:
【chara 115812 face 1 (normal)】
でもその前に、牧場に帰ってみんなとおしゃべりして、
のんびりしたいわ~
Choice: (2) その姿のまま帰るの?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5061004_023
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
じ、実はここ二日くらい、変身が解けないのよ……
多分試作品の副作用だと思うんだけど。
voice: vo_adv_5061004_024
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
あまり変なことして今度は変身できなくなるとイヤだから、
しばらくこのままでいようと思うの。
voice: vo_adv_5061004_025
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
でも、この姿じゃ私だって気付いてもらえないだろうから、
いきなり行って大丈夫かちょっと不安だわ……
Choice: (3) 牧場のみんなは優しいから大丈夫。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5061004_026
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
……そうよね。何の心配もないわよね。
voice: vo_adv_5061004_027
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
そう、大丈夫だと思うのに……不安が消えないのはなぜかしら。
voice: vo_adv_5061004_028
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
お、あんちゃんいらっしゃいだべ!
【chara 103311 face 6 (surprised)】
おや? そちらのお嬢さんは……
voice: vo_adv_5061004_029
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
うわぁ、ま~た新しい女の子連れてるよ。しかも何かお嬢様だし。
【chara 102611 face 4 (sad)】
何? あんた女の子が寄ってくる液でも分泌してるの?
voice: vo_adv_5061004_030
シオリ:
【chara 103813 face 4 (sad)】
リンちゃん、樹木じゃないんですから……
【chara 103813 face 6 (surprised)】
それにしてもこんなキレイな人とお知り合いになるなんて、
今回はどんなお仕事されてたんですか?
voice: vo_adv_5061004_031
リマ:
【chara 115812 face 6 (surprised)】
あ、やっぱり私だって気付いてないわね。
【chara 115812 face 4 (sad)】
まあ、当然よね。同じ立場だったら私もこういう反応になるもの。
Choice: (4) この子はリマちゃんだよ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5061004_032
リマ:
【chara 115812 face 6 (surprised)】
ちょ、ちょっと{player}くん!
いきなり正体ばらさないでよ!
voice: vo_adv_5061004_033
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
おお! あんたもリマっていうんだべか?
この牧場にもリマって子がいんだ。
voice: vo_adv_5061004_034
リン:
【chara 102611 face 2 (joy)】
まあ今は出かけてるんだけどね。【chara 102611 face 1 (normal)】
なんか夢を叶えるための
摩訶不思議な大冒険! とか言ってたかな?
voice: vo_adv_5061004_035
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
もう、ネネカちゃんってば話盛りすぎよ!
【chara 115812 face 1 (normal)】
……たしかに大冒険ではあったけど。
voice: vo_adv_5061004_036
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
ああ、急に旅に出るとか言い出すからびっくらこいたべ。
リマリマ、元気にしてっかな?
voice: vo_adv_5061004_037
リマ:
【chara 115812 face 6 (surprised)】
マヒルちゃんいるわ、目の前にいるわよ!
voice: vo_adv_5061004_038
シオリ:
【chara 103813 face 2 (joy)】
あ、立ち話もなんですし、どうぞ中にお入りください。
voice: vo_adv_5061004_039
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
そ、それじゃあおじゃまします……
voice: vo_adv_5061004_040
リン:
【chara 115812 face 1 (normal)】
【chara 102611 face 6 (surprised)】
うわ、何その歩き方! 超優雅じゃん。
本物のお嬢様すげ~
voice: vo_adv_5061004_041
リマ:
【chara 115812 face 1 (normal)】
そ、それほどでも……
voice: vo_adv_5061004_042
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
リマさん、飲み物は紅茶でいいべか?
voice: vo_adv_5061004_043
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
うん……【chara 115812 face 1 (normal)】
あの、よければ私が入れてもいいかしら?
voice: vo_adv_5061004_044
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
え、でもお客さんにそんなことしてもらうのは……
voice: vo_adv_5061004_045
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
気にしないで、おいしいお茶の入れ方習ったから試してみたいの。
【chara 115812 face 1 (normal)】
あ、よければお花も飾っていい? えーと、花瓶はどこだったかしら?
voice: vo_adv_5061004_046
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
……意外とアクティブだね、あのお嬢様。
【chara 102611 face 4 (sad)】
ていうかはじめて会った気がしないのはあたしの気のせい?
voice: vo_adv_5061004_047
シオリ:
【chara 103813 face 6 (surprised)】
リンちゃんも? 【chara 103813 face 2 (joy)】
実は私もです。何だか不思議ですね。
voice: vo_adv_5061004_048
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
んまー! 信じらんねえ、いつも買ってる安物の茶葉なのに、
まるで別物の美味さだべ!
voice: vo_adv_5061004_049
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
ふふ、ちゃんと作法を学べば誰でもおいしく入れられるわよ。
ん、われながらおいしいわね。
voice: vo_adv_5061004_050
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
わぁ、飲み方まで上品だべ……
voice: vo_adv_5061004_051
リン:
【chara 102611 face 2 (joy)】
いや~、お上品な子が一人いるだけで、
住み慣れた場所なのにこんなにも違って見えるんだね。
voice: vo_adv_5061004_052
シオリ:
【chara 103813 face 2 (joy)】
ええ、飾ってもらったお花もとってもキレイ。
これだけでも場がエレガントになるんですね。
voice: vo_adv_5061004_053
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
なあリマさん、よければ今日はうちに泊まっていかねえか?
【chara 103311 face 2 (joy)】
もっと色々お話聞きたいべや。
voice: vo_adv_5061004_054
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
ええ、よろこんで。私もみなさんといっぱいお話ししたいわ。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5061004_055
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
みんなすごく褒めてくれるわ♪ レッスン頑張ったかいがあったわね。
voice: vo_adv_5061004_056
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
でも、人間の姿の私が褒められれば褒められるほど、
本来の獣の私は必要ないんじゃないかって思えてきちゃう……
voice: vo_adv_5061004_057
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
それは当然よね。誰だって獣の女の子なんかより、
かわいくて上品なお嬢様がいいに決まってるわよ。
voice: vo_adv_5061004_058
リマ:
【chara 115812 face 1 (normal)】
もういっそ人間の姿のままでここに住んじゃおうかしら……
きっと【牧場(エリザベスパーク)】にとっても
その方がいいかもしれないわ。
voice: vo_adv_5061004_059
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
獣の私じゃこんなにみんなをよろこばせたりできないもの……
voice: vo_adv_5061004_060
マヒル:
【chara 103311 face 4 (sad)】
んーしかしリマリマがいねえのはホントに残念だべ。
【chara 103311 face 1 (normal)】
あの子こういうキラキラした世界に憧れてたかんな。
色々教えてほしかったろうな。
voice: vo_adv_5061004_061
リマ:
【chara 115812 face 6 (surprised)】
……え?
voice: vo_adv_5061004_062
リン:
【chara 102611 face 1 (normal)】
そだね~あのモフモフがない牧場は、
ちょっと寂しいよね。
voice: vo_adv_5061004_063
リマ:
【chara 115812 face 1 (normal)】
ねえ、ここのリマちゃんって、どんな子なのかしら?
voice: vo_adv_5061004_064
シオリ:
【chara 103813 face 2 (joy)】
リマさんは明るくて優しくて、誰よりも乙女な女の子ですよ。
【chara 103813 face 4 (sad)】
ただ、ちょっと理由があってあまり人前に出られないんですが……
voice: vo_adv_5061004_065
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
だどもリマリマはなんまらいい子だべ。最初は驚くかもしんねえけど、
リマさんとも絶対仲良くなれるど。
voice: vo_adv_5061004_066
リン:
【chara 102611 face 2 (joy)】
そうだね~。リマってばあたしみたいななまけ者にも優しいんだ。
仕事のついでにドングリ拾ってきてくれたりするんだよ。
voice: vo_adv_5061004_067
リン:
【chara 102611 face 4 (sad)】
あまりに優しすぎるから、つい頼っちゃうんだよね。
【chara 102611 face 1 (normal)】
だから普段は言えやしないけど、本当はすごく感謝してるんだよ。
voice: vo_adv_5061004_068
リン:
【chara 102611 face 2 (joy)】
だから今、リマが好きそうな本とか読んでるんだ。
帰ってきたら色々話そうと思ってね。
あ~早く帰って来ないかな~
voice: vo_adv_5061004_069
リマ:
【chara 115812 face 6 (surprised)】
……
voice: vo_adv_5061004_070
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
なあリマさん、よければまた遊びに来てくんろ。
【chara 103311 face 2 (joy)】
オラたちの最高の仲間、ぜひ紹介してぇからな!
voice: vo_adv_5061004_071
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
……そうね。ぜひ会ってみたいわ……
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_5061004_072
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
ふぅ……
Choice: (5) こんな時間にどうしたの?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5061004_073
リマ:
【chara 115812 face 1 (normal)】
あ、{player}くん……
うん。何だか胸がいっぱいで眠れないの。
voice: vo_adv_5061004_074
リマ:
【chara 115812 face 1 (normal)】
みんな見た目なんか関係なく、
ちゃんと私の中身を見ていてくれてたのがうれしくって……
voice: vo_adv_5061004_075
リマ:
【chara 115812 face 4 (sad)】
私、今でもちゃんとした人間になれたらなって思ってるわ。
やっぱり魔物扱いされるのはイヤだもの。
voice: vo_adv_5061004_076
リマ:
【chara 115812 face 1 (normal)】
でも……同時に獣の姿も案外悪くないかもって
改めて思ったわ。
voice: vo_adv_5061004_077
リマ:
【chara 115812 face 1 (normal)】
みんなが見た目じゃなくて、ちゃんと『リマ』という
一人の女の子として見てくれてたって分かったから。
voice: vo_adv_5061004_078
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
もしかしたら見た目の美しさって、
それほど重要じゃないのかもしれないわね。
Choice: (6) リマちゃんは前からずっとかわいいよ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5061004_079
リマ:
【chara 115812 face 2 (joy)】
ふふ、ありがとう。【chara 115812 face 1 (normal)】
あなたやみんなの言葉を信じて、
もう一度私自身を見つめなおしてみるわ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
新たな気付きを得て、リマは乙女としてまた一歩成長するのだった。