孤独を埋めるもの
ロイドを狙う魔物の姫と対峙するリマたち。姫の圧倒的な強さに圧され、リマは正体を晒しながらも姫に打ち勝つ。そして姫の口からロイドとは幼なじみで、彼を想い続けていたことを聞き彼女の告白を手助けする。


-------------- situation:
孤独を埋めるもの
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 リマたちは辺境の地にあるという姫の居城へと向かっていた。

voice: vo_adv_5061006_000
マコト:
【chara 115911 face 6 (surprised)】 おいあれ、向こうに見えるのが姫の城じゃねえか?

voice: vo_adv_5061006_001
リマ:
【chara 115811 face 4 (sad)】 ようやくね。整備されていない道に魔物まで襲ってきて、
本当に大変だったわ。

voice: vo_adv_5061006_002
マホ:
【chara 116011 face 4 (sad)】 こないな辺鄙で寂しいとこに建てへんでもええのに。
魔物もぎょうさんおるし、こんなんじゃおちおち遊びに来れへんわぁ。

voice: vo_adv_5061006_003
マコト:
【chara 115911 face 4 (sad)】 いや、気軽に遊びに行くトコじゃねえだろ。
何しに行くつもりだよまったく。

voice: vo_adv_5061006_004
マコト:
【chara 115811 face 1 (normal)】 【chara 116011 face 1 (normal)】 【chara 115911 face 1 (normal)】 いいか、相手は魔物の姫だ。その居城にはおそらく
罠や魔物が待ち構えてるはずだ。気を引き締めていけよ。

voice: vo_adv_5061006_005
マコト:
【chara 115911 face 6 (surprised)】 ……って、言ったはいいけど、何にもねぇじゃねえか!

voice: vo_adv_5061006_006
マホ:
【chara 116011 face 4 (sad)】 お城の中までえらい寂しいわぁ。
【chara 116011 face 1 (normal)】 うちのぬいぐるみでも飾ってあげまひょかね?

voice: vo_adv_5061006_007
マコト:
【chara 115911 face 4 (sad)】 姫さん、さすがにそれは止めてやれよ……

voice: vo_adv_5061006_008
リマ:
【chara 115811 face 4 (sad)】 あ、あの、魔物の姫に会ったら、いきなり戦わないで
まずはお話ししてみたいんだけど……

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マコト:
【chara 116011 face 6 (surprised)】 【chara 115911 face 6 (surprised)】 おいおい、そりゃまた呑気な話だな。

voice: vo_adv_5061006_010
リマ:
【chara 115811 face 6 (surprised)】 ごめんなさい。【chara 115811 face 4 (sad)】 でも……

voice: vo_adv_5061006_011
リマ:
【chara 115811 face 4 (sad)】 このお城からは、上手く言葉にできない強い思いを感じるわ……

voice: vo_adv_5061006_012
リマ:
【chara 115811 face 4 (sad)】 魔物の姫のこと、何にも分からないけど、
何となくだけど理解しあえるんじゃないかって、そんな気がするから。

voice: vo_adv_5061006_013
マホ:
【chara 116011 face 1 (normal)】 マコトはん、うちからもおたのもうしあげます。

Choice: (1) リマちゃんに任せてあげて。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5061006_014
マコト:
【chara 115911 face 6 (surprised)】 姫さん、それにおまえまで……
【chara 115911 face 1 (normal)】 まあ、こっちだって無闇やたらと戦いたいわけじゃねえんだ。
話し合いで解決するならそれに越したことはねえ。

voice: vo_adv_5061006_015
マホ:
【chara 116011 face 2 (joy)】 おやまあ、マコトはんも随分大人になりはったわ。

voice: vo_adv_5061006_016
マコト:
【chara 116011 face 1 (normal)】 【chara 115911 face 4 (sad)】 からかうなよ。【chara 115911 face 1 (normal)】 ただ、それも相手の出方次第だ。
問答無用で来るなら、迷わず迎撃させてもらうぞ。

voice: vo_adv_5061006_017
リマ:
【chara 115811 face 1 (normal)】 分かってるわ。これ以上のわがままは言えないわよね。

voice: vo_adv_5061006_018
マホ:
【chara 116011 face 6 (surprised)】 おや? あれ見とぉくれやす。
えらい大きな扉やわぁ。いかにもな感じですわ。

voice: vo_adv_5061006_019
マコト:
【chara 115911 face 3 (anger)】 ああ、おそらく魔物の姫はこの中だ。
配下の魔物も控えているかもしれねえ、覚悟しとけよ。

voice: vo_adv_5061006_020
マコト:
【chara 115911 face 3 (anger)】 ……見ろ、奥の玉座。誰かいるぜ。

voice: vo_adv_5061006_021
マホ:
【chara 116011 face 6 (surprised)】 あれがお姫はんでっしゃろか?
【chara 116011 face 4 (sad)】 なんや、お姫はんのお部屋なのにここも寂しいわぁ。

voice: vo_adv_5061006_022
マコト:
【chara 115911 face 3 (anger)】 油断すんなよ。ここは敵地だ、
侵入者に有利なことなんかありゃしねぇからな。

voice: vo_adv_5061006_023
??? :
【chara 115811 face 6 (surprised)】 【chara 115911 face 6 (surprised)】 【chara 116011 face 6 (surprised)】 【chara 1 face 1 (normal)】 何をビクビクしておる。
罠も手下もおりはせんわ、早く来るがいい。

voice: vo_adv_5061006_024
リマ:
【chara 115811 face 6 (surprised)】 今の声……

voice: vo_adv_5061006_025
マコト:
【chara 115911 face 3 (anger)】 ああ、姫って野郎に間違いねえ。
たった一人でお出迎えとはなめられたもんだぜ。

voice: vo_adv_5061006_026
マホ:
【chara 116011 face 3 (anger)】 鬼が出るか蛇が出るか。【chara 116011 face 1 (normal)】 ほな、行きまひょか。

voice: vo_adv_5061006_027
魔物の姫:
【chara 7012 face 1 (normal)】 待ちくたびれたぞ。お主らがロイドのよこした娘どもか。

voice: vo_adv_5061006_028
リマ:
【chara 115811 face 6 (surprised)】 あれが、魔物の姫……? 想像よりずっとキレイだわ。

voice: vo_adv_5061006_029
マコト:
【chara 115911 face 3 (anger)】 ……なるほど、姫を名乗るだけのことはあるな。
こいつ、恐ろしく強いぞ。罠も手下もいらねぇわけだ。

voice: vo_adv_5061006_030
魔物の姫:
【chara 7012 face 1 (normal)】 ふん、貴様もな。ロイドのやつめ、
なかなか腕の立つ者をえらんだようだな。

voice: vo_adv_5061006_031
魔物の姫:
【chara 7012 face 1 (normal)】 一人邪魔な男もおるが、まあ勘弁してやろう。
それでは貴様らの力、見せてもらうとするかの。

voice: vo_adv_5061006_032
リマ:
【chara 115811 face 6 (surprised)】 ま、待って! 戦う前にまずは話し合いましょ!

voice: vo_adv_5061006_033
魔物の姫:
【chara 7012 face 3 (anger)】 貴様、笑えぬ冗談はそれくらいにしておけよ?
そのおキレイな面を台無しにされたくはあるまい。

voice: vo_adv_5061006_034
リマ:
【chara 115811 face 4 (sad)】 お願い、私たちきっと分かり合えると思うの。だから──

voice: vo_adv_5061006_035
魔物の姫:
【chara 7012 face 3 (anger)】 言ったであろう? 冗談はやめろとな!

voice: vo_adv_5061006_036
リマ:
【chara 115811 face 6 (surprised)】 っ!?

Choice: (2) リマをかばう。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5061006_037
魔物の姫:
【chara 7012 face 1 (normal)】 ほう、いい反応だ。存外やるではないか。【chara 7012 face 3 (anger)】 だが!

voice: vo_adv_5061006_038
リマ:
【chara 115811 face 6 (surprised)】 ああ! {player}くん!

voice: vo_adv_5061006_039
マコト:
【chara 115911 face 3 (anger)】 ちっ、やっぱりこうなったか! やるぞ姫さん!
おらおらぁ!

voice: vo_adv_5061006_040
マホ:
【chara 116011 face 3 (anger)】 けんかは好きやないけど、仕方あらしまへんなぁ。くるりんぱ~☆

voice: vo_adv_5061006_041
魔物の姫:
【chara 7012 face 1 (normal)】 くはは! 強いな貴様ら。相当な修羅場を潜り抜けてきたようだの。
貴様らなら妾を止められるかもしれんのぉ!

voice: vo_adv_5061006_042
マコト:
【chara 115911 face 3 (anger)】 かもじゃねえ、止めんだよ!

voice: vo_adv_5061006_043
マホ:
【chara 116011 face 3 (anger)】 大人しゅうなったとこでリマはんとお話ししてもらいますえ。

voice: vo_adv_5061006_044
魔物の姫:
【chara 7012 face 3 (anger)】 戦いにつまらぬ感情を持ち込むでないわ!
妾を殺す気で来るがいい!

voice: vo_adv_5061006_045
マコト:
【chara 115911 face 3 (anger)】 くそっ、たしかにこいつは加減なんかしていい相手じゃねえな!
姫さん!

voice: vo_adv_5061006_046
マホ:
【chara 116011 face 3 (anger)】 行くで~みらくるまほりん、くるりんぱ~☆

voice: vo_adv_5061006_047
マコト:
【chara 115911 face 3 (anger)】 畳みかける!
はああああっ!

voice: vo_adv_5061006_048
マコト:
【chara 115911 face 1 (normal)】 やったか……【chara 115911 face 4 (sad)】 ぐあ!

voice: vo_adv_5061006_049
マホ:
【chara 116011 face 6 (surprised)】 マコトはん!? 【chara 116011 face 4 (sad)】 きゃあ!

voice: vo_adv_5061006_050
魔物の姫:
【chara 7012 face 1 (normal)】 今のはよかったぞ。だが、妾を止めるには足りんようだの。
【chara 7012 face 3 (anger)】 話し合いだのなんだのと、貴様らは甘すぎるのだ。

voice: vo_adv_5061006_051
魔物の姫:
【chara 7012 face 3 (anger)】 そんな覚悟で妾の前に立ったことを後悔するがいい!

Choice: (3) マコトとマホをかばう。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5061006_052
マホ:
【chara 116011 face 4 (sad)】 あ、あかんどす、王子はん……

voice: vo_adv_5061006_053
魔物の姫:
【chara 7012 face 3 (anger)】 また貴様か。盾になるしか能のない奴は引っ込んでおれ。

Choice: (4) まずは話を聞いて!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5061006_054
魔物の姫:
【chara 7012 face 3 (anger)】 貴様らと話すことなどないと言ってるであろうが!
妾には……妾にはこうするしかないのだ!

Choice: (5) そんなことない、きっと分かり合えるよ!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5061006_055
魔物の姫:
【chara 7012 face 3 (anger)】 ……言うではないか。
それでは、これを見てもそんな戯言が言えるか!

voice: vo_adv_5061006_056
リマ:
【chara 115811 face 6 (surprised)】 そ、その顔……

voice: vo_adv_5061006_057
魔物の姫:
【chara 7011 face 1 (normal)】 どうだ? 醜かろう?
こんな妾が人間と分かり合えるはずがなかろう。

voice: vo_adv_5061006_058
魔物の姫:
【chara 7011 face 3 (anger)】 貴様らのように美しく生まれた者に妾の苦しみなど分かるはずもない。

voice: vo_adv_5061006_059
魔物の姫:
【chara 7011 face 3 (anger)】 分かったらロイドの元へ帰ってこう伝えろ。
貴様をもらいに行くとな。

voice: vo_adv_5061006_060
リマ:
【chara 115811 face 4 (sad)】 ああ、分かった……このお城に感じた感情、
それは孤独だったのね。

voice: vo_adv_5061006_061
リマ:
【chara 115811 face 4 (sad)】 私も見た目は魔物みたいなものだもん。
拒絶されてきたから、彼女の気持ちはよく分かるわ……

voice: vo_adv_5061006_062
リマ:
【chara 115811 face 1 (normal)】 でも、私は幸運にも牧場のみんなや彼がいてくれた。
【chara 115811 face 4 (sad)】 でも、もしみんなに会えなかったら、
私も同じようになっていたかもしれない。

voice: vo_adv_5061006_063
リマ:
【chara 115811 face 4 (sad)】 もし孤独が彼女を歪めてしまったなら、
私たちはきっと分かり合えるはずだわ! 

voice: vo_adv_5061006_064
リマ:
【chara 115811 face 4 (sad)】 お願い、もう一度お話しさせて! だって私も……

voice: vo_adv_5061006_065
魔物の姫:
【chara 7011 face 3 (anger)】 戯言をぬかすな! 話を聞いてほしくば、まずは妾に勝ってからだ!

movie: 506100601
voice: vo_adv_5061006_066
魔物の姫:
【chara 7011 face 4 (sad)】 ぐ、うぅ……

voice: vo_adv_5061006_067
マコト:
【chara 115911 face 1 (normal)】 やった……やったな、おい!

voice: vo_adv_5061006_068
マホ:
【chara 116011 face 1 (normal)】 ああ、リマはんはリマはんやったんやね。
【chara 116011 face 2 (joy)】 驚いて痛みもどこか行ってもうたわ。

voice: vo_adv_5061006_069
リマ:
【chara 105211 face 1 (normal)】 二人とも……【chara 105211 face 2 (joy)】 よかった、無事だったのね。

voice: vo_adv_5061006_070
マコト:
【chara 105211 face 1 (normal)】 【chara 115911 face 1 (normal)】 これくらいじゃくたばんねえよ。【chara 115911 face 6 (surprised)】 しかしあんた、その姿……

voice: vo_adv_5061006_071
リマ:
【chara 105211 face 4 (sad)】 や、やっぱり怖い、わよね?

voice: vo_adv_5061006_072
マコト:
【chara 115911 face 6 (surprised)】 は? 何言ってるんだ、【chara 115911 face 1 (normal)】 立派な体格にいい面構え、
【chara 115911 face 2 (joy)】 大いに結構じゃねえか。【自警団(カォン)】でも立派にやってけるぜ。

voice: vo_adv_5061006_073
リマ:
【chara 105211 face 1 (normal)】 ちょっと複雑な褒め言葉だけど、【chara 105211 face 2 (joy)】 うれしいわ。

voice: vo_adv_5061006_074
マホ:
【chara 116011 face 6 (surprised)】 ところでリマはん、こちらのお姫はん、いかがします?

voice: vo_adv_5061006_075
魔物の姫:
【chara 7011 face 3 (anger)】 ……

voice: vo_adv_5061006_076
リマ:
【chara 105211 face 1 (normal)】 決まっているわ。お話しするのよ。
私たちが勝ったんですもの、【chara 105211 face 2 (joy)】 いいわよね?

voice: vo_adv_5061006_077
魔物の姫:
【chara 7011 face 3 (anger)】 ……ふん、どこまでも甘い奴め。
とどめを刺さなかったことをきっと後悔するぞ?

voice: vo_adv_5061006_078
リマ:
【chara 105211 face 1 (normal)】 甘いのはお互いさまでしょ?
だってあなたが本気になったら、【chara 105211 face 2 (joy)】 私なんか何もできなかったわよ。

voice: vo_adv_5061006_079
リマ:
【chara 105211 face 1 (normal)】 それにロイドさんをさらうのだって簡単だったはず。
そうしなかったのは、あなたが優しいからよ。

voice: vo_adv_5061006_080
魔物の姫:
【chara 7011 face 3 (anger)】 ……知った風な口をきくな、腹立たしい。

voice: vo_adv_5061006_081
リマ:
【chara 105211 face 1 (normal)】 ねえ、姫さま。見ての通りこれが私の本当の姿、あなたと同じよ。

voice: vo_adv_5061006_082
魔物の姫:
【chara 7011 face 3 (anger)】 ……同じなものか。獣の姿同士なのに、貴様はこんなにも美しい。
なのに妾は姿だけでなく心まで醜い。

voice: vo_adv_5061006_083
魔物の姫:
【chara 7011 face 3 (anger)】 ゆえに妾はこんな愚かな方法でしか
ロイドに近付けなかったのだ。

Choice: (6) どうしてロイドさんにこだわるの?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5061006_084
マコト:
【chara 115911 face 6 (surprised)】 それはあたしも気になってたよ。これだけ強い力があるのに、
わざわざ人間の貴族様を選ぶ理由が分からねぇ。

voice: vo_adv_5061006_085
マホ:
【chara 116011 face 1 (normal)】 マコトはん、「恋は盲目」っていいはりますやろ?
好きになったら種族の違いなんて関係あらへんのや。なあ?

voice: vo_adv_5061006_086
魔物の姫:
【chara 7011 face 6 (surprised)】 あ、ぅ……その……

voice: vo_adv_5061006_087
マホ:
【chara 116011 face 6 (surprised)】 あらま、図星やったわぁ。【chara 116011 face 2 (joy)】 ふふ、やっぱりお姫はんなんやな。

voice: vo_adv_5061006_088
魔物の姫:
【chara 116011 face 1 (normal)】 【chara 7011 face 3 (anger)】 か、からかうな……【chara 7011 face 1 (normal)】 実は、ロイドは妾の恩人にして幼馴染なのだ。

voice: vo_adv_5061006_089
リマ:
【chara 105211 face 6 (surprised)】 ええ! それはまた驚きの事実だわ!

voice: vo_adv_5061006_090
魔物の姫:
【chara 7011 face 1 (normal)】 幼い時、妾が人間の罠にかかったところを、
狩りでこの地を訪れたロイドに助けられたのだ。

voice: vo_adv_5061006_091
魔物の姫:
【chara 7011 face 1 (normal)】 それから妾たちは人目を忍んで会い、遊んだ。
お互い幼かったからの。そういうこともできたのだ。

voice: vo_adv_5061006_092
魔物の姫:
【chara 7011 face 1 (normal)】 だが時が経ち、ロイドがこの地を離れその関係も終わりを迎えた。
【chara 7011 face 4 (sad)】 だが、妾はずっとロイドのことが忘れられなかった。

voice: vo_adv_5061006_093
魔物の姫:
【chara 7011 face 4 (sad)】 誰もいないこの城で、あやつのことを思い続けたのだ。

voice: vo_adv_5061006_094
リマ:
【chara 105211 face 4 (sad)】 ……

voice: vo_adv_5061006_095
魔物の姫:
【chara 7011 face 1 (normal)】 そして1年ほど前、ロイドはあの館の主として戻ってきた。
いてもたってもいられず、会いに行ったが……

voice: vo_adv_5061006_096
魔物の姫:
【chara 7011 face 4 (sad)】 妾を見た瞬間、あやつの目に恐怖の色が浮かんだのだ。
もうあの頃のようにはできないのだと理解したわ……

Choice: (7) 話せば分かったかもしれない。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5061006_097
魔物の姫:
【chara 7011 face 1 (normal)】 ……かもな。【chara 7011 face 4 (sad)】 だが、それでも思い出してもらえなかったら?
怖くてたまらないのだ。

voice: vo_adv_5061006_098
魔物の姫:
【chara 7011 face 3 (anger)】 それならいっそ魔物らしく振舞ってやろう。そう決めたのだ。
【chara 7011 face 4 (sad)】 こんな醜い姿ではまともに付き合うなどできはしないからな。

voice: vo_adv_5061006_099
リマ:
【chara 105211 face 4 (sad)】 じゃあ、美しくて強い女の子を連れてこさせたのは……

voice: vo_adv_5061006_100
魔物の姫:
【chara 7011 face 1 (normal)】 妾より強くて美しい女性なら諦めもつくし、
なにより安心してロイドを任せられるからの。

voice: vo_adv_5061006_101
魔物の姫:
【chara 7011 face 1 (normal)】 さあ、話は終わりだ。妾は負けた。
処遇は貴様らの好きにするがいい。

voice: vo_adv_5061006_102
リマ:
【chara 105211 face 4 (sad)】 そう。それなら……ちゃんとロイドさんに会ってお話しするのよ!

voice: vo_adv_5061006_103
魔物の姫:
【chara 7011 face 6 (surprised)】 ……はあ!? な、何でそうなるのだ!
貴様、妾の話聞いておったか!

voice: vo_adv_5061006_104
リマ:
【chara 105211 face 4 (sad)】 あなたは醜くなんかないわ。
【chara 105211 face 1 (normal)】 ただ、ちょっとだけ勇気の使い方を間違っただけ。
女の子だもん、【chara 105211 face 2 (joy)】 そういうことだってあるわよね。

voice: vo_adv_5061006_105
リマ:
【chara 105211 face 1 (normal)】 心が美しいままなら、まだ変われるわ。
だからもう一度【chara 105211 face 2 (joy)】 あの人に思いを伝えるのよ!

voice: vo_adv_5061006_106
魔物の姫:
【chara 7011 face 5 (shy)】 い、いや、それは……

voice: vo_adv_5061006_107
マホ:
【chara 116011 face 1 (normal)】 同じ姫として忠告させてもらいます。
【chara 116011 face 2 (joy)】 恋する乙女はみんなお姫はんや。キレイに決まってはります。

voice: vo_adv_5061006_108
マコト:
【chara 116011 face 1 (normal)】 【chara 115911 face 4 (sad)】 素直になれない気持ち、あたしもよく分かる……
【chara 115911 face 5 (shy)】 って、な、なんでもねえよ!

voice: vo_adv_5061006_109
魔物の姫:
【chara 7011 face 6 (surprised)】 貴様ら……【chara 7011 face 3 (anger)】 いいだろう、どうせ妾に拒否権などないのだからな。
どうせ嫌われるなら堂々と告白して嫌われてやるわ!