ぼっち流アフターケア
友達作りの練習に励むアオイは『だいじょぶマイフレンドくんV4』を壊してしまう。{player}の提案で、マイフレンドくんのカスタマイズ代を稼ぐため、人生初のアルバイトを決意するのだった。


-------------- situation:
ぼっち流アフターケア
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ある日のエルフの森──
朗らかな木漏れ日の中で、怪しげな声がこだましている。

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アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 ほ、ほほ、本日はお日柄も良くっ!

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アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 お集まりの皆々様方におかれましてはっ!
ます、ますますの……ますっ……

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アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 ますますマッチョのマッスルさんー!

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アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 はあ……
今日も今日とて友達作りの練習は、開始直後に店じまいです……

Choice: (1) もう練習始めてたんだね。
----- Tag 1 -----
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アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 ひゃああうっ!?
本日は店主の一身上の都合により、臨時休業をいただいておりますー!!

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アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 はっ! あなたでしたか……
【chara 104011 face 4 (sad)】 営業時間外にやってきた強引なお客さんかと……

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アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 ええと。BB団の久しぶりの練習ですから、つい気合いが入っていて!

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アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 友達が100人できた時のことを想定し、
スピーチの練習をしようと思ったのですが……
この練習は負荷が強すぎました……

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アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 『だいじょぶマイフレンドくん』を群集に見立てていたんですが、
目の前にあるのはたった一体だけ……

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アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 この前こしらえた新作、
その名も『だいじょぶマイフレンドくんV4』です。

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マイフレンドくん:
【chara 7211 face 1 (normal)】 …………

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アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 今回は、今までにないくらいの会心の仕上がりなんですよ。
なにせ4代目ですからね。えっへん!

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アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 特にお気に入りなので、友達作りの練習台とはいえ、
なるべく丁寧に接するように気を付けてるんです。

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アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 1号の時は、話題の枯渇により、
ほぼ疎遠にも近い状態だったという反省がありました……

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アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 しかし! 今回はその対策もバッチリしています!

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アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 例えば、【フォレスティエ】と交易にきた商人さんから、
王都で流行っていることを聞いたりして、話題集めをしてるんです。

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アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 まあ、直接会話するのはハツネさんで、
私は木の影からこっそり聞き耳を立てているだけなんですが……

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アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 でもそんな努力のおかげか、V4とは良好な関係を築けているんです。
【chara 104011 face 4 (sad)】 とはいえ、友達作りの練習台なんですけどね。

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アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 というわけで、もしこのV4が100体いれば、
100人を前にしたスピーチの練習もできそうですが……
でも作るのに何年かかるか……

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アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 それはそうと、こうしてBB団がそろったことですし、
せっかくなので今日はハードな練習に挑戦してみましょう!
友達作りの練習の勘を取り戻さないとですから!

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アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 ということで! 友達コミュニケーションの中でも、
高難易度のアレに挑戦してみたいと思います!

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アオイ:
【chara 104011 face 1 (normal)】 では、発表します……
心して聞いてください……

Choice: (3) ……ごくり。
----- Tag 3 -----
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アオイ:
【chara 104011 face 3 (anger)】 ……ツッコミです!

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アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 改めて説明する必要はないと思いますが念のため。
【chara 104011 face 1 (normal)】 ツッコミとは、築いた信頼関係の上にのみ成り立つ、
上級コミュニケーション術の一種。その難易度はランク4。(私調べ)。

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アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 いかに素早く、いかに正確にツッコミができるかによって、
友達同士の仲の良さの証明ができるものです。

voice: vo_adv_5068000_025
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 見事なツッコミを重ねることによって友情を深めることができ、
真の親友の道も開ける……と、言い伝えられています。

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アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 しかし……一歩間違えればせっかく築いた友達関係を、
全て破壊してしまうかもしれない諸刃の剣。

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アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 一説によると、ツッコミの失敗によって絶交に至ったケースも、
【chara 104011 face 4 (sad)】 あるとかないとか、なんとかかんとか。

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アオイ:
【chara 104011 face 1 (normal)】 それと、その後のケアも大事だそうです。
適切な事後処理で一命を取り留めた友情のケースも報告されています。

voice: vo_adv_5068000_029
アオイ:
【chara 104011 face 1 (normal)】 というように、高度なコミュニケーション術なのは間違いありません。
さすがはランク4の難易度、といったところですね。
【chara 104011 face 4 (sad)】 練習とはいえ、生身の人間同士でやるのも危険です……

voice: vo_adv_5068000_030
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 ですが、安心してください!
こんな時のために、『だいじょぶマイフレンドくんV4』がいますから!

voice: vo_adv_5068000_031
マイフレンドくん:
【chara 7211 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_5068000_032
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 では、さっそく私からいきますね。
『だいじょぶマイフレンドくん』を切り株の上に置いて、っと……

voice: vo_adv_5068000_033
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 すーはー……すーはー……

voice: vo_adv_5068000_034
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 うんうん、なるほどね~
【chara 104011 face 7 (special_a)】 ってそれ、マンドラゴラの笑い声か!

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アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 ど、どうでしょうか!?

Choice: (5) ツッコミというより撫でただけ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5068000_036
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 そ、そうですか……?
【chara 104011 face 4 (sad)】 力加減が難しいですね。さすがランク4……

voice: vo_adv_5068000_037
アオイ:
【chara 104011 face 1 (normal)】 では、気を取り直して……!

voice: vo_adv_5068000_038
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 あはは、そっかそっか〜
【chara 104011 face 7 (special_a)】 って、ペガサスのゲップやないかーいっ!!

Choice: (7) すごい音がしたけど……?
----- Tag 7 -----
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アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 え、えっと……きっと大丈夫ですよ!
なんてったって「だいじょぶ」って名前なんで!

voice: vo_adv_5068000_040
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 物凄い勢いで吹っ飛んでいきましたけど大丈夫ですよ!
前にもこんなことあった気がしますけど大丈夫ですよ。
これはまさに完璧なデジャブですけど大丈夫ですよ……

voice: vo_adv_5068000_041
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 ううう……【chara 104011 face 6 (surprised)】 デジャブということは、
【chara 104011 face 7 (special_a)】 練習中に行方不明になった1号のように、まさか今回も!?

voice: vo_adv_5068000_042
アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 こ、こうしちゃいられませんっ!
すぐに捜しにいきましょう! 団長さんも手伝ってくださいー!

voice: vo_adv_5068000_043
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 おーい、マイフレンドくーん! どこですかー?
かくれんぼしてないで、出てきてくださーい!

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アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 はあ……広いエルフの森の中で、小さなマイフレンドくんを探すのは、
やっぱり大変ですね……

voice: vo_adv_5068000_045
アオイ:
【chara 104011 face 1 (normal)】 で、でも必ず見つけてみせますっ!
これ以上、マイフレンドくんを行方不明にさせるのは、
忍びないですから……【chara 104011 face 6 (surprised)】 あっ!

voice: vo_adv_5068000_046
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 い、いましたっ! 『だいじょぶマイフレンドくん』、発見!

voice: vo_adv_5068000_047
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 よ、良かったぁぁぁ〜〜……
今回はちゃんと見つけてあげられました……!

voice: vo_adv_5068000_048
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 オオドクマンドラゴラの触手よりも長い距離を吹っ飛びましたけど、
マイフレンドくんのボディは……ご覧のとお……【chara 104011 face 6 (surprised)】 とお? 【chara 104011 face 7 (special_a)】 とおーっ!!

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アオイ:
【chara 104011 face 8 (special_b)】 た、たたた、たた大変です!

voice: vo_adv_5068000_050
アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 石にでもぶつかったのか、自慢のボディにあちこち傷がー!
それに腕ももげそうです! ぷらーんってなってます、ぷらーんって!!

Choice: (9) ツッコミはその後のケアも大事。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5068000_051
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 そ、そうですね……【chara 104011 face 4 (sad)】 クロエさんのようにうまくいきませんでしたから、
せめてケアくらいは丁寧に……

voice: vo_adv_5068000_052
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 怪我させちゃったので、しっかり修理しないと……【chara 104011 face 2 (joy)】 そうだ!

voice: vo_adv_5068000_053
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 せっかくですし、ただ元通りに修理するんじゃなくて、
かっこよくカスタマイズもしちゃいましょう!
私流のアフターケアです!

voice: vo_adv_5068000_054
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 例えば、【chara 104011 face 2 (joy)】 BB団のハードな練習にも耐えられるように
頑丈なボディにするのはどうでしょうか!

voice: vo_adv_5068000_055
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 あと、腕を組んで草原をスキップできるように、
身長も高くしたら喜んでくれるかな?

voice: vo_adv_5068000_056
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 わああ、夢が広がっていくなあ~♪

voice: vo_adv_5068000_057
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 あっ……でも、カスタマイズするには、お金が必要ですよね……
【chara 104011 face 4 (sad)】 せっかくなので、いい材料を使ってあげたいですし……

voice: vo_adv_5068000_058
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 とはいえ、どうやってお金を集めましょうか……

Choice: (11) 一緒にバイトする?
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_5068000_059
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 今何と?

Choice: (13) だから、アルバイト。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_5068000_060
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】 ははは、またまたご冗談を!
バイトなんて、私なんかには早すぎます!

Choice: (15) おもちゃ工場で一緒に働こう。
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_5068000_061
アオイ:
【chara 104011 face 8 (special_b)】 ひいええ~~~!!
しし、しかも、こここ工場ですか!?

voice: vo_adv_5068000_062
アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 工場のバイトといえば、全ての窓に板が釘打ちされていて、
昼なのか夜なのかも分からぬ中で作業員が黙々と機械に向き合い、
精神が徹底的に追い詰められるというアレじゃないですか!

voice: vo_adv_5068000_063
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 気付いたら地下に広がる空間に連れて行かれてしまい……
そこでしか流通していない独自の通貨が、
バイト代として支払われるように……なんてことはありませんか?

Choice: (17) 健全で明るくてアットホームな職場だよ。
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_5068000_064
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 ……………………………………………………………………本当ですか?

voice: vo_adv_5068000_065
アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 同じ空間に見ず知らずの他人と一緒に閉じ込められたら、
私の精神は一秒たりとも持ちません……!

voice: vo_adv_5068000_066
アオイ:
【chara 104011 face 3 (anger)】 こんな森の奥深くで生まれ育ったエルフの脆さを
甘く見てはいけませんよ……?

voice: vo_adv_5068000_067
アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】 むしろ今すでに考えただけで、どうにかなっちゃいそうです!
しゅぽぽぽぽー!!

Choice: (19) じゃあカスタマイズは諦めちゃうの?
----- Tag 19 -----
voice: vo_adv_5068000_068
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】 はっ……! そ、それは……!

voice: vo_adv_5068000_069
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】 なんて的確で素早いツッコミなんでしょう……ぐうの音も出ません……
さすがBB団の団長さん……完敗です……

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アオイ:
【chara 104011 face 3 (anger)】 わ、分かりましたっ! 私も一緒にバイトしてみます!
マイフレンドくんのために、やってみます!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 アオイは、壊してしまった『だいじょぶマイフレンドくんV4』を
カスタマイズするため、初めてのアルバイトに挑戦を決意するのだった。