潜入調査は大胆に
新任の医者に成り代わったミツキは、待合室にあふれ返っていた患者たちを一人で全て丁寧に治療し、彼らの信頼を得る。そこに訪れた院長に意味深な言葉で釘をさされながらも、無事に潜入を果たすのだった。


-------------- situation:
潜入調査は大胆に
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 男性からの依頼を受けた数日後、
ミツキは{player}と共にオーエド町を訪れた。

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ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】 ふふ、やっぱりこの町は独特の雰囲気で面白いわね。

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 トーゴク文化ならではの技術や素材、さらに思想は実に興味深いし、
【chara 105111 face 2 (joy)】 この前手に入れたカンポーも研究のしがいがあるわ。

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ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】 オーエド町に来るときは大体トラブル絡みだけど、
【chara 105111 face 1 (normal)】 いずれ落ち着いて散策したいわね。

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ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】 あら、何をきょとんとしているの?
【chara 105111 face 1 (normal)】 もちろん君にも付き合ってもらうわよ。

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 この町の英雄なんでしょ?
君を連れていれば色々と融通が利きそうだしね。
【chara 105111 face 2 (joy)】 よろしくね、ショーグン様♪

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ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】 ところで、町中に何だかガラのよくない連中がいるわね。
前に来た時はあんなの見なかったんだけど。

Choice: (1) 親分がいなくなったせいかな?
Choice: (2) 町が心配……
----- Tag 1 -----
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ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】 そうでしょうね。おそらくライドウ一家がああいった厄介そうなのを
裏で抑え込む抑止力になっていたのね。

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 あの男性の言ってた仁義を重んじるって言葉も、
あながちうそじゃなかったみたいね。

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----- Tag 2 -----
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ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】 気持ちは分かるけど、今私たちのすべきことは別にあるの。
そこの判断を見誤ってはダメ。

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ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】 おそらくこの状況は親分の不在による影響よ。
【chara 105111 face 4 (sad)】 だから今は任された問題の解決に注力しなさい。

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 それが町を元に戻す一番の近道だから。

----- Tag 3 -----
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ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】 荒れた町じゃ情緒もないし観光どころじゃないわ。
【chara 105111 face 1 (normal)】 楽しくオーエド巡りするためにも、きっちりカタをつけてやりましょ。

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 さて、ようやく目的地、聖アルフォライト病院に到着ね。
【chara 105111 face 2 (joy)】 ふーん、なかなか立派じゃない。

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 町にこの規模の病院があるのは、住民からすればありがたいわね。

Choice: (4) どうみても普通の病院だね。
----- Tag 4 -----
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ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】 あの男性が言ってたじゃない。見た目は立派な病院だって。
【chara 105111 face 1 (normal)】 狡猾な手合いほど表向きはクリーンさを装うもの。

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ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】 そう考えるとこの病院も伏魔殿と考えるべきね。
心してかかりなさい。

Choice: (5) どうやって調べるの?
----- Tag 5 -----
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ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】 そうね、オーエド町に合わせてニンジャよろしく
華麗に潜入したいところだけど、
【chara 105111 face 4 (sad)】 残念ながらそっちは専門外なの。

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 その分時間をかけてしっかりと準備してきたから、
【chara 105111 face 2 (joy)】 正面から堂々と乗り込みましょう。

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ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】 あらあら、盛況じゃない。
【chara 105111 face 1 (normal)】 評判がいいってのは間違いじゃないみたいね。

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ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】 まあ、そのおかげで長い待ち時間が発生してるけど。
【chara 105111 face 4 (sad)】 体が悪いところにずっと待たされて、精神衛生的によくないわね。

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 まあそれは置いといて、まずは受付に行きましょうか。

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ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】 失礼、本日付けでこちらに赴任してきた者だけど。

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看護師:
【chara 412 face 1 (normal)】 あ、はい、ナオミ先生ですね? 院長よりうかがってます。
【chara 412 face 2 (joy)】 どうぞよろしくお願いいたします。

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看護師:
【chara 412 face 6 (surprised)】 ……ところで、そちらの方は?

voice: vo_adv_5074001_024
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 彼は私の助手よ。【chara 105111 face 2 (joy)】 彼共々よろしくお願いするわね。

Choice: (6) どういうこと……?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5074001_025
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】 今は黙ってそういうことにしておきなさい。

voice: vo_adv_5074001_026
看護師:
【chara 412 face 1 (normal)】 それではさっそく院長にご挨拶を──

voice: vo_adv_5074001_027
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】 それより先に診察室に案内してもらえるかしら?
【chara 105111 face 1 (normal)】 自分の仕事場を早く確認しておきたいの。

voice: vo_adv_5074001_028
看護師:
【chara 412 face 6 (surprised)】 そ、そうですか? 【chara 412 face 1 (normal)】 分かりました、ご案内します。

voice: vo_adv_5074001_029
看護師:
【chara 412 face 1 (normal)】 こちらがナオミ先生の診察室になります。
どうぞご自由にお使いください。

voice: vo_adv_5074001_030
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 ねえ、さっき待合室を見たけど、ずいぶん患者が来てるのね。
【chara 105111 face 2 (joy)】 いい病院に来られてうれしいわ。

voice: vo_adv_5074001_031
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 ここならライドウ一家の親分も安心して入院できるわね。

voice: vo_adv_5074001_032
看護師:
【chara 412 face 4 (sad)】 ……あの、どこで聞いたのか知りませんが、
当病院にはそのような方は入院しておりません。

voice: vo_adv_5074001_033
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 ……そうなんだ。【chara 105111 face 2 (joy)】 噂なんてあてにならないわね。

voice: vo_adv_5074001_034
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 それじゃあさっそくだけど、診察をはじめましょうか。
あなた、待合室の患者を全員私の方に回しなさい。

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看護師:
【chara 412 face 6 (surprised)】 え、ぜ、全員!? いくらなんでも無茶ですよ!

voice: vo_adv_5074001_036
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】 あまり患者を待たせるのはよくないでしょ?
【chara 105111 face 1 (normal)】 大丈夫、私優秀だから♪

voice: vo_adv_5074001_037
看護師:
【chara 412 face 6 (surprised)】 わ、分かりました。それではお願いします。

voice: vo_adv_5074001_038
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】 ふふ、上手くいったわね。

Choice: (7) ええと、ナオミ先生?
----- Tag 7 -----
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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 あら、そんな他人行儀じゃなくて、
【chara 105111 face 5 (shy)】 二人の時はミツキって呼んで♪

voice: vo_adv_5074001_040
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 冗談はさておき説明しておくわ。
ナオミっていうのは元々この病院に赴任する予定だった医者よ。

voice: vo_adv_5074001_041
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 簡単に言うとナオミになりすまして病院に入り込んだってわけ。
入れ替わりの対象探しや書類の改ざんとか色々準備が必要だったから、
出発までに何日かかかっちゃったけどね。

Choice: (8) そのナオミって人はもしかして……
----- Tag 8 -----
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ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】 安心なさい。ちゃんと生きてるわよ。
【chara 105111 face 1 (normal)】 今ごろは別の職場でバリバリ働いているでしょうね。

Choice: (9) でも、もしばれたら……
----- Tag 9 -----
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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 その時のための対策を、これからするのよ。

voice: vo_adv_5074001_044
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】 君も親分のこと聞いた時の看護師の反応見たでしょ?
【chara 105111 face 4 (sad)】 面会謝絶ならまだしも、存在自体を隠蔽してきてる。

voice: vo_adv_5074001_045
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】 いかにも怪しいですよって宣伝しているようなものだからね。
【chara 105111 face 1 (normal)】 疑念が深まった以上、こちらも相応の手でいかせてもらうわ。

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 さあ、そろそろ患者が来るわよ。忙しくなるから覚悟しなさいね。

--- Switch scene ---

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外来患者1:
【chara 311 face 4 (sad)】 げほっ、ごほっ……
うぅ……オーエドに出張に来た途端風邪ひくなんてついてないな……

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ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】 こんにちは。今日はどうしたの?

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外来患者1:
【chara 311 face 6 (surprised)】 なっ、マジかよ、こんな美人のお医者さんがいるのかよ……

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ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】 ふぅん、せきが出てるみたいだけど、他に症状はあるかしら?

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外来患者1:
【chara 311 face 6 (surprised)】 え、あ、ええと、あとは微熱と体が少しだるい、かな?

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ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】 それならせき止めを処方するわ。
【chara 117511 face 1 (normal)】 あとは早く帰って水分と栄養のあるものを食べてしっかり休みなさい。

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外来患者1:
【chara 311 face 4 (sad)】 で、でも仕事がまだ……

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ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】 体と仕事、どっちが大事なの?
【chara 117511 face 1 (normal)】 でも、どうしてもって時はこの解熱剤を飲みなさい。

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ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】 次の方、どうぞー

voice: vo_adv_5074001_056
外来患者2:
【chara 1412 face 6 (surprised)】 え、いつもの先生じゃない……?

voice: vo_adv_5074001_057
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】 今日赴任してきたばかりなの。よろしくね。
【chara 117511 face 1 (normal)】 それで今日はどうしたのかしら?

voice: vo_adv_5074001_058
外来患者2:
【chara 1412 face 4 (sad)】 え、ええと、最近健康のために走り始めたんだけど、
無理したせいか膝が痛くて……

voice: vo_adv_5074001_059
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】 それならしばらく運動は控えなさい。
運動前はもちろん、運動後のストレッチも大事よ。

voice: vo_adv_5074001_060
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】 運動不足が気になるなら、痛みが治まるまでは筋トレをやりなさい。
手軽で効果の高いトレーニングを教えておくわ。
【chara 117511 face 1 (normal)】 あとは湿布薬を出しておくからそれで様子を見ましょう。

voice: vo_adv_5074001_061
外来患者2:
【chara 1412 face 2 (joy)】 おお、助かるなそれは。よろしくお願いしま、【chara 1412 face 6 (surprised)】 いってて!
【chara 1412 face 4 (sad)】 なんだか、痛みが強くなったみたいで……

voice: vo_adv_5074001_062
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】 なるほど、それじゃあ特別な治療、しましょうか?
【chara 117511 face 2 (joy)】 さあ、ベッドに横になって。

voice: vo_adv_5074001_063
外来患者2:
【chara 1412 face 6 (surprised)】 は、はいぃ! よろしくお願いします!

--- Switch scene ---

still display end
voice: vo_adv_5074001_064
医者:
【chara 1 face 1 (normal)】 どうしたんだ? 患者が全然診察に来ないぞ。

voice: vo_adv_5074001_065
看護師:
【chara 412 face 4 (sad)】 そ、それが、ご覧のとおりでして……

voice: vo_adv_5074001_066
医者:
【chara 1 face 1 (normal)】 患者が全然いないだと……?
さっきまで待合室がいっぱいだったのに、どうして……

voice: vo_adv_5074001_067
看護師:
【chara 412 face 4 (sad)】 本日付けで赴任してきた先生が、
患者は全員自分が診ると言うので回してしまったのですが……

voice: vo_adv_5074001_068
医者:
【chara 1 face 1 (normal)】 全員って……ありえないだろう!
第一そんなんじゃ患者一人一人をちゃんと診られやしない──

voice: vo_adv_5074001_069
外来患者2:
【chara 1412 face 2 (joy)】 いやー、あの新しい先生は素晴らしいな!
【chara 1412 face 1 (normal)】 いつも待ち時間が嫌だったけど、早くて丁寧でホント助かるよ。

voice: vo_adv_5074001_070
外来患者2:
【chara 1412 face 6 (surprised)】 それにしても先生の針治療、すごい効果だ。
【chara 1412 face 2 (joy)】 あんなに痛かったのに帰りは普通に歩けちまうんだからな!

voice: vo_adv_5074001_071
外来患者1:
【chara 311 face 2 (joy)】 病院って苦手なんだけど、あんな先生がいるなら全然いいよなぁ。

voice: vo_adv_5074001_072
看護師:
【chara 412 face 1 (normal)】 あの通り、早いだけでなくしっかりと診察しているみたいで、
すでに患者さんたちからの信頼も……

voice: vo_adv_5074001_073
医者:
【chara 1 face 1 (normal)】 信じられないな、まさかそんな名医が来るなんて……

voice: vo_adv_5074001_074
???:
【chara 412 face 6 (surprised)】 【chara 512 face 1 (normal)】 その話、詳しく聞かせてもらおうかの。

voice: vo_adv_5074001_075
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】 あら、もうこんな時間。【chara 117511 face 1 (normal)】 初日としては十分な成果ね。

voice: vo_adv_5074001_076
院長:
【chara 512 face 1 (normal)】 失礼するぞ。

voice: vo_adv_5074001_077
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】 ごめんなさい、今日はもうおしまいなの。

voice: vo_adv_5074001_078
院長:
【chara 512 face 2 (joy)】 気にするな。ワシに挨拶もなく着任早々勝手なことをしてる
無礼な医者の顔を拝みに来ただけだ。

voice: vo_adv_5074001_079
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】 まあ、ということはあなたが院長なのね。
【chara 117511 face 1 (normal)】 潰れかけの病院を立て直した敏腕とうかがってるわ。
私はナオミ。挨拶が遅れて申し訳ないわね。

voice: vo_adv_5074001_080
院長:
【chara 512 face 3 (anger)】 ふん、つまらん世辞を言いに来たわけではあるまい、この偽者め。

voice: vo_adv_5074001_081
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】 あら、心外ね。私は──

voice: vo_adv_5074001_082
院長:
【chara 512 face 1 (normal)】 雇用する医者の素性を確認しないわけがあるか。
こんな手の込んだことまでして一体何が目的だ。

voice: vo_adv_5074001_083
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】 まあ、【chara 117511 face 1 (normal)】 最初から隠し通す気なんてなかったけど。
目的はこの病院に雇ってもらいたかったの。

voice: vo_adv_5074001_084
院長:
【chara 512 face 6 (surprised)】 それだけのためにここまでやった、と。

voice: vo_adv_5074001_085
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】 ええ。大きな病院が慢性的に抱える、患者の長時間拘束。
私ならそれを解消できるわ。口先だけでないことは証明済みよ。

voice: vo_adv_5074001_086
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】 それに、せっかく院長の手腕でいい病院に生まれ変わったんだし、
【chara 117511 face 1 (normal)】 患者を待たせて評判を落とすようなマネはよくないのでは?

voice: vo_adv_5074001_087
院長:
【chara 512 face 2 (joy)】 ……いいだろう。望みどおり明日からもこの診察室で働くがいい。

voice: vo_adv_5074001_088
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】 感謝するわ。【chara 117511 face 1 (normal)】 誠心誠意勤めさせてもらうわね。

voice: vo_adv_5074001_089
院長:
【chara 512 face 1 (normal)】 ただし、余計なことだけはするなよ。

voice: vo_adv_5074001_090
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】 余計なこととは何かしら?

voice: vo_adv_5074001_091
院長:
【chara 512 face 1 (normal)】 どこまでも白々しい。その賢しさが仇にならんといいな。
【chara 512 face 2 (joy)】 せいぜい働いてくれよ、優秀なお医者様。

voice: vo_adv_5074001_092
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】 あ、そうそう、言い忘れてたけど私の名前はミツキ。
【chara 117511 face 2 (joy)】 以後お見知りおきを、院長♪

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうして院長との対面を果たしたミツキは
病院への潜入を果たすのだった。