最高の名医
ユキたちの前で院長は魔物としての正体を現し、完成させた薬を使おうとするがミツキに阻止される。自暴自棄になり狂暴化し暴走してしまう院長に対し、ミツキは隠された目を解放し、最後の手術を成し遂げる。
-------------- situation:
最高の名医
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ユキと{player}が院長の元に踏み込むより
さかのぼること少し前……
voice: vo_adv_5074006_000
院長:
【chara 512 face 6 (surprised)】
ついに……完成したぞ! ワシの悲願、進化薬の完成だ!
【chara 512 face 2 (joy)】
ああ、この注射器一本分作るのにどれほど苦労したことか……!
voice: vo_adv_5074006_001
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】
おめでとう、院長。歴史的瞬間に立ち会えて光栄だわ。
【chara 117511 face 1 (normal)】
お手伝いした時間は短かったけど、
これがどれほどの時間と研究を重ねてきたのかはよく分かるわ。
voice: vo_adv_5074006_002
院長:
【chara 512 face 2 (joy)】
くくく、やはり貴様は見どころがある。
誘いをかけたのは大正解だったな。
voice: vo_adv_5074006_003
院長:
【chara 512 face 1 (normal)】
魔法による薬の安定化は時間と技術が必要だったが、
貴様のおかげでそれも解決できたからな。
voice: vo_adv_5074006_004
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】
お褒めにあずかり光栄だわ。
【chara 117511 face 1 (normal)】
ところで、ここまでの報酬をいただいてもいいかしら?
voice: vo_adv_5074006_005
院長:
【chara 512 face 2 (joy)】
おお、そうだったな。もうワシには用済みだ、好きにするがいい。
そのかわり、貴様にはまだまだ働いてもらうぞ。
次は薬の量産が待っているのだからな。
voice: vo_adv_5074006_006
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】
ええ、お役に立ってみせるわ、院長♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5074006_007
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
ちょっとどういうことなのさこれ!
【chara 117611 face 3 (anger)】
まさか院長と手を組んだとか言うんじゃないよね?
voice: vo_adv_5074006_008
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】
ふふ、そのまさかよ。
【chara 117511 face 1 (normal)】
前々から院長には声をかけていただいてたのよ。
voice: vo_adv_5074006_009
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
最初は受けるつもりはなかったんだけど、
【chara 117511 face 1 (normal)】
私はやはり研究者、人助けよりも【chara 117511 face 2 (joy)】
自分の好きなことをしたいの。
voice: vo_adv_5074006_010
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】
ここ数日、院長の研究をお手伝いしてより決意が固まったわ。
【chara 117511 face 4 (sad)】
ガラにもない人助けはもうお終いよ。
Choice: (1) そんなの信じないよ!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5074006_011
ユキ:
【chara 117611 face 3 (anger)】
そうだそうだ! 確かに先生はお医者さんなのに怪しさ全開だよ。
でも、好んで人を傷付けたり、おとしめたりなんかしない。
voice: vo_adv_5074006_012
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
残念だけど、これが現実よ。【chara 117511 face 1 (normal)】
オーエド町の英雄と呼ばれていても、
中身はただの子どもね。
voice: vo_adv_5074006_013
ユキ:
【chara 117611 face 3 (anger)】
そんなふうに突き放そうとしても、だまされないよ!
ボクの人を見る目を見損なわないでよね!
voice: vo_adv_5074006_014
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
おしゃべりはそれくらいにしましょうか。
大人しくしてなさい。
voice: vo_adv_5074006_015
ユキ:
【chara 117611 face 4 (sad)】
うわー! もう、3人まとめて縛るなんてひどいよ!
縛るならボクだけもっと優しくしてよ!
voice: vo_adv_5074006_016
院長:
【chara 512 face 3 (anger)】
おい、いつまで無駄口をきいてるんだ。
voice: vo_adv_5074006_017
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
ごめんなさい院長。
はあ。くだらない邪魔が入ったおかげで
せっかく歴史的瞬間に立ち会えた興奮が台無しだわ。
voice: vo_adv_5074006_018
院長:
【chara 512 face 1 (normal)】
ふん。些末なことだ、気にするな。
【chara 512 face 2 (joy)】
今のワシは非常に気分がいい。多少のことには目をつぶってやろう。
voice: vo_adv_5074006_019
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】
まあ♪ さすが院長、懐が深いわね。
【chara 117511 face 1 (normal)】
さすが世界の支配者になるお方だわ。
voice: vo_adv_5074006_020
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
世界の支配者?
なに言ってるの?
voice: vo_adv_5074006_021
院長:
【chara 512 face 1 (normal)】
貴様らに教えてやる義理などないが、
捨て置かれる哀れな者どもの末路に花でも添えてやろう。
【chara 512 face 3 (anger)】
冥土の土産によく見ておくがいい。ぬううんっ!
voice: vo_adv_5074006_022
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
ま、魔物だったんだ……
【chara 117611 face 3 (anger)】
先生、まさか魔物に尻尾を振ったってこと!?
voice: vo_adv_5074006_023
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】
優れた知性の前に人間も魔物も関係ないわ。
【chara 117511 face 1 (normal)】
けれども、人間の病院に入り込むなんて、
ずいぶんと手間のかかる方法を選んだのね。
voice: vo_adv_5074006_024
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
ふん、これは世界に対する復讐だからな。
慎重にもなるというものだ。
voice: vo_adv_5074006_025
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
復讐?
voice: vo_adv_5074006_026
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
究極の頭脳を持つワシだが、残念ながら肉体には恵まれなかった。
たったそれだけのことで、この世界はワシを否定し続けてきた。
そんなことが許されていいのか? 否!
voice: vo_adv_5074006_027
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
肉体の強さが全てというならば、強い体を手に入れてやる。
究極の頭脳、そして究極の肉体を持つことで完璧な存在になってやる。
voice: vo_adv_5074006_028
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
そのあかつきにはワシを虐げてきた無能どもがはびこる世界を蹂躙し、
新たな世界の支配者として君臨する! これこそがわが復讐!
フハハハハハハ!
voice: vo_adv_5074006_029
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
うーん、全然面白くないや。聞いて損しちゃった。
voice: vo_adv_5074006_030
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
残念だわ、院長の研究のすばらしさを理解できないなんて。
見た目の美しさよりおつむの方を磨くべきだったわね。
voice: vo_adv_5074006_031
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
愚かなやつらの理解など、はなから求めてはおらん。
だが、人間どもにはこれでも感謝しているのだぞ?
voice: vo_adv_5074006_032
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
貴様ら愚かな人間のおかげで、
長年求め続けてきた進化薬は完成したのだからな!
voice: vo_adv_5074006_033
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】
世界を変える知性の結晶……【chara 117511 face 2 (joy)】
ああ、
科学者としてこの場に立ち会えて、私は幸せ者だわ。
voice: vo_adv_5074006_034
院長:
【chara 117511 face 1 (normal)】
【chara 15012 face 1 (normal)】
前院長が備えていた違法な薬品製造のための設備を使い、
ワシは研究を重ねてきた。
計画がバレぬよう、表向きは真っ当な病院に生まれ変わらせてな。
voice: vo_adv_5074006_035
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
おかげで実験台が向こうからやって来て好都合だったわ。
voice: vo_adv_5074006_036
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
実験台って……【chara 117611 face 3 (anger)】
オーエド町の人たちのこと?
voice: vo_adv_5074006_037
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
そういえば病院で健康食品をもらったって患者がいたけど、
町人に表れた謎の症状も、院長の研究の過程で発生した副作用なのね?
voice: vo_adv_5074006_038
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
ああ。処方した薬などに試作品を混入した。
もっとも、患者の多くには通常の診察や投薬を施してやっていたぞ。
voice: vo_adv_5074006_039
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
町のやつらは治療してもらっただけではなく、
偉大な実験に関われたことに感謝し、光栄に思ってほしいものだな。
voice: vo_adv_5074006_040
ユキ:
【chara 117611 face 3 (anger)】
なんて図々しいんだろ……話を聞いてるだけで胸がムカムカしてくるよ。
あとでお薬飲まなきゃ。
voice: vo_adv_5074006_041
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】
……ねえ院長。【chara 117511 face 6 (surprised)】
ひとつ聞きたいんだけど、どうして親分に目を付けたの?
有名人に手を出したらせっかくの研究が
露見する可能性も高かったはずだけど?
voice: vo_adv_5074006_042
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
それはこいつが理想の実験台だからだ。
普通の人間では強い薬品は使えない。
voice: vo_adv_5074006_043
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
その点こいつは頑強な肉体と精神力を兼ね備えているからな。
多少のことでは壊れないと踏んだのだ。
voice: vo_adv_5074006_044
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
自作自演で近づき、耳当たりがいい言葉でワシを信じ込ませた。
疑うことを知らないバカほど扱いやすいものはないな!
voice: vo_adv_5074006_045
ユキ:
【chara 117611 face 3 (anger)】
それは違うよ!
voice: vo_adv_5074006_046
ユキ:
【chara 117611 face 3 (anger)】
親分はとっくに気付いてたはずだよ。でも親分ってばすごく頑固だから
自分が信じてきた人が悪人だなんて認めたくなかった。
誰よりも優しい人なんだよ。
voice: vo_adv_5074006_047
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
なにを言うかと思えば……
無能な者の感情論ほど聞くに堪えんものはないな!
ハハハハハ!
voice: vo_adv_5074006_048
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
ユキ。とても興味深いお話だったのに、
水を差して……恥を知りなさい。
Choice: (2) 本当にそう思ってるの?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5074006_049
ユキ:
【chara 117611 face 3 (anger)】
そうだよ! あのミツキ先生が
こんなやつに魂を売るとかありえないよ!
voice: vo_adv_5074006_050
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
あなたたちは私という人間を分かってないわね。
院長についていくと決めたんだから、それ以外のものは捨てる。
それだけのことよ。
Choice: (3) 先生はそんな人じゃない!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5074006_051
ユキ:
【chara 117611 face 3 (anger)】
先生はボクの主治医なんだよ?
魔物なんかに従ってる暇なんてないんだからね!
voice: vo_adv_5074006_052
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
……本当に、困った子たちね。
voice: vo_adv_5074006_053
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
それぐらいにしておけ。
バカが我らの高尚な考えを理解できるはずもない。
voice: vo_adv_5074006_054
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】
ふふ、そうね……【chara 117511 face 1 (normal)】
ああ、ひらめいたわ!
院長。せっかくだし、進化薬の効果の検証をするのはどうかしら。
この子たちを使って♪
voice: vo_adv_5074006_055
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
言われなくても、はなからそのつもりだ。
薬は量産すればよいのだからな。
voice: vo_adv_5074006_056
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
生かしておく理由もあるまい。
この薬の真価を見て死ねることに感謝するがいい!
では──
voice: vo_adv_5074006_057
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
う、うそでしょ……!?
voice: vo_adv_5074006_058
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】
ああ……進化薬、やっと見せてくれたわね。
【chara 117511 face 1 (normal)】
──この時を待ってたわ!
voice: vo_adv_5074006_059
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
え?
voice: vo_adv_5074006_060
院長:
【chara 15012 face 3 (anger)】
……は? はあああああ!?
voice: vo_adv_5074006_061
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】
全部白状してくれてありがとう。
【chara 117511 face 1 (normal)】
あなたの悪事は全部この魔道具に録音済みよ。
絵に描いたような三流悪役で面白かったわ。
voice: vo_adv_5074006_062
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】
さてと。この拘束はもういらないわね。外しておくわ。
voice: vo_adv_5074006_063
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
先生、これって……
voice: vo_adv_5074006_064
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
あ、そろそろ時間ね。
voice: vo_adv_5074006_065
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
こ、今度は何!?
voice: vo_adv_5074006_066
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】
設備に時限式の爆破魔法を仕掛けておいたの。
【chara 117511 face 2 (joy)】
これでもう薬の製造も量産もできないわ。
voice: vo_adv_5074006_067
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】
あとは証拠をまとめて
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に渡して終了。
【chara 117511 face 1 (normal)】
あなたの復讐とやらもこれでおしまいよ。
voice: vo_adv_5074006_068
院長:
【chara 15012 face 3 (anger)】
き、貴様あああー! まさか最初からこれを狙っていたのか!
voice: vo_adv_5074006_069
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
あなた、悪党のくせに私を信じ過ぎよ。
【chara 117511 face 1 (normal)】
裏の人間は利用こそすれ、信用するものじゃないわ。
voice: vo_adv_5074006_070
ユキ:
【chara 117611 face 4 (sad)】
ええと、先生……ボク今頭がこんがらがっちゃってるんだけど、
【chara 117611 face 6 (surprised)】
信じていいんだよね?
voice: vo_adv_5074006_071
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】
ええ。悪かったわね、院長を出し抜くために
あなたたちにも一芝居付き合ってもらったわ。
voice: vo_adv_5074006_072
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】
最初は親分救出のために院長に近づいたんだけど、
ろくでもない研究をしてると分かったから、
いっそ全部潰すことに決めたのよ。
voice: vo_adv_5074006_073
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
だけど、完成品第一号は院長が肌身離さず持っていて、
どうしても手が出せなかったから……【chara 117511 face 1 (normal)】
タイミングをうかがっていたの。
voice: vo_adv_5074006_074
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
……辛い思いをさせちゃったわね。
ごめんなさい。
voice: vo_adv_5074006_075
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】
さあ、親分を安全なところへ連れていきましょう。
さっきあなたたちを縛った縄に回復魔法を仕込んでおいたから、
少しだけなら動けるはずよ。
Choice: (4) さすがです、ミツキ先生。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5074006_076
ユキ:
【chara 117611 face 2 (joy)】
ふふーん、【chara 117611 face 1 (normal)】
やっぱりボクの人を見る目って素晴らしいね!
voice: vo_adv_5074006_077
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
あら、案外怒らないのね。院長を欺くためとはいえ、
かなり本気でだましたんだけど。
voice: vo_adv_5074006_078
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
まあ、怖くなかったと言えばうそになるけど、
【chara 117611 face 1 (normal)】
それでもボクの主治医だからね。そこは信用してたよ。
voice: vo_adv_5074006_079
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
それで、院長はどうするの? もう何もできそうにないけど。
voice: vo_adv_5074006_080
院長:
【chara 15012 face 3 (anger)】
ワ、ワシの復讐が……悲願が……全部、全部粉々に……
voice: vo_adv_5074006_081
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】
もちろん逃がすつもりはないわ。
【chara 117511 face 6 (surprised)】
研究者として多少は共感もするけど、【chara 117511 face 4 (sad)】
それとこれとは別よ。
冷たい牢屋で罪を数えながら余生を過ごしてもらう──
voice: vo_adv_5074006_082
院長:
【chara 15012 face 1 (normal)】
ク、ククク……ハハ……アハハハ! ヒヤーハハハハハ!
voice: vo_adv_5074006_083
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
な、何? 計画が失敗しておかしくなっちゃった?
voice: vo_adv_5074006_084
院長:
【chara 15012 face 3 (anger)】
お終い、ワシはもうお終いだ……
だから、これより最後の実験を開始するぞぉ!
voice: vo_adv_5074006_085
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
え、あの瓶って例の薬? さっき壊したはずじゃ……
voice: vo_adv_5074006_086
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
あれは魔力で調整する前のいわば原液、そのままでは使えないわ。
【chara 117511 face 4 (sad)】
……院長、あなたまさか! 止めなさい!
voice: vo_adv_5074006_087
院長:
【chara 15012 face 3 (anger)】
ワシは死なん、死んでたまるか! んぐ、ごくごく……んがぁ!
voice: vo_adv_5074006_088
院長:
【chara 15012 face 3 (anger)】
ぐ、お……おぉ……ぐぬぬあああーー!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5074006_089
院長:
【chara 15011 face 1 (normal)】
はぁ、はぁ……こ、これは……この姿は……!
【chara 15011 face 3 (anger)】
く、くくく、ぐわーはははは! 予想外の結果だ!
だが、悪くはない。むしろ最高だ! 力がみなぎってくるぞぉ!
voice: vo_adv_5074006_090
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
院長の執念が薬の作用を上回った、ということかしら?
【chara 117511 face 4 (sad)】
これはさすがに想定していなかったわ。
voice: vo_adv_5074006_091
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
言ってる場合!?
voice: vo_adv_5074006_092
院長:
【chara 15011 face 1 (normal)】
さて、貴様らには散々コケにしてくれた礼をしてやろう。
【chara 15011 face 3 (anger)】
手始めに貴様らを叩き潰し、病院、
そしてオーエド町を地獄へと変えてやるわ!
voice: vo_adv_5074006_093
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
はぁ、計画が台無しね。私一人ならあなたたちを巻き込まず
スマートに片付けられたのに。
Choice: (5) もっと僕たちを頼ってください。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5074006_094
ユキ:
【chara 117611 face 1 (normal)】
ボクは別に面倒事に首を突っ込んだりはしたくないけど、
【chara 117611 face 6 (surprised)】
ここまできてのけ者はちょっとイヤだな。
voice: vo_adv_5074006_095
ユキ:
【chara 117611 face 2 (joy)】
今のボクはミツキ先生の看護師なんだからね♪
voice: vo_adv_5074006_096
ミツキ:
【chara 117611 face 1 (normal)】
【chara 117511 face 2 (joy)】
あなたたちらしいわね。【chara 117511 face 1 (normal)】
いいわ、3人で院長を止めるわよ!
Choice: (6) ミツキとユキを強化する。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5074006_097
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
心だけでなく姿まで外道に堕ちたのなら、
もはや手加減はいらないわね。はぁ!
voice: vo_adv_5074006_098
ユキ:
【chara 117611 face 1 (normal)】
戦闘は専門外なんだけど、仕方ないよね。えーい♪
voice: vo_adv_5074006_099
院長:
【chara 15011 face 3 (anger)】
ぐおぅ……!
【chara 15011 face 1 (normal)】
……くっくっく……!
voice: vo_adv_5074006_100
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
……あれは。
voice: vo_adv_5074006_101
ユキ:
【chara 117611 face 4 (sad)】
うそ!?
傷があっという間に塞がっちゃったよ!
voice: vo_adv_5074006_102
院長:
【chara 15011 face 1 (normal)】
すばらしい! これぞまさに究極の肉体だ!
貴様らの攻撃など通用せぬ【chara 15011 face 3 (anger)】
ぐぐぉ!
voice: vo_adv_5074006_103
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
ふむ、全身にダメージを与えてみたけど、
部位による再生の違いはないみたいね。【chara 117511 face 4 (sad)】
さて、どうしたものかしら。
voice: vo_adv_5074006_104
院長:
【chara 15011 face 3 (anger)】
どこまでも癇に障るヤツめ! まずは貴様から血祭りにあげてやるわ!
うおおおおおおお!
voice: vo_adv_5074006_105
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
あらら、激しいのは嫌いじゃないけど、【chara 117511 face 4 (sad)】
これはちょっと大変、ね……
voice: vo_adv_5074006_106
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
か、壁があんな簡単に壊れちゃうなんて……
【chara 117611 face 4 (sad)】
あんなの食らったらたまんないよ!
voice: vo_adv_5074006_107
院長:
【chara 15011 face 3 (anger)】
死ねえぇ!
voice: vo_adv_5074006_108
親分 :
【chara 7411 face 3 (anger)】
ぐあっ……!
voice: vo_adv_5074006_109
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
あなた……
voice: vo_adv_5074006_110
親分:
【chara 7411 face 3 (anger)】
ぐぅ……【chara 7411 face 2 (joy)】
よう、ケガはないか?
voice: vo_adv_5074006_111
院長:
【chara 15011 face 3 (anger)】
死にぞこないが邪魔しおって!
voice: vo_adv_5074006_112
親分:
【chara 7411 face 2 (joy)】
へっ、体の頑丈さは折り紙付きでな。
【chara 7411 face 1 (normal)】
そいつはおめえが一番分かってるんじゃねえのか? 院長さんよぉ。
voice: vo_adv_5074006_113
親分:
【chara 7411 face 2 (joy)】
それに、オーエド町を地獄にするなんて聞いちゃあ、
おちおち寝てなんかいられねえや。
voice: vo_adv_5074006_114
親分:
【chara 7411 face 3 (anger)】
おいおめえら、さっさと逃げな。こいつは俺が刺し違えてもここで倒す。
俺がバカだったばっかりに迷惑かけちまった落とし前、
キッチリとつけねえとな。
voice: vo_adv_5074006_115
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
親分、話聞いてたんだ……
voice: vo_adv_5074006_116
親分:
【chara 7411 face 3 (anger)】
さあ来やがれ小悪党! おめえはここで俺と死──
voice: vo_adv_5074006_117
親分:
【chara 117511 face 4 (sad)】
【chara 7411 face 6 (surprised)】
【chara 7411 face 4 (sad)】
あいたっ! 【chara 7411 face 3 (anger)】
な、何しやがる!
voice: vo_adv_5074006_118
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
カッコつけてるとこ悪いけど、勝手に死なれちゃ困るのよ。
私は闇医者だけど、それでも救える命を見捨てたりはしないわ。
voice: vo_adv_5074006_119
親分:
【chara 7411 face 6 (surprised)】
おめえ……
voice: vo_adv_5074006_120
院長:
【chara 15011 face 3 (anger)】
ごちゃごちゃとうるさいヤツらめ!
まとめて消し飛ばしてくれるわ!
voice: vo_adv_5074006_121
院長:
【chara 15011 face 3 (anger)】
おおおおぉぉ……!
voice: vo_adv_5074006_122
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
ちょっ! 先生、なんかすごいのが来そうだよ!
voice: vo_adv_5074006_123
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
みたいね。各自、死ぬ気で逃げなさい。
voice: vo_adv_5074006_124
院長:
【chara 15011 face 3 (anger)】
粉微塵になれえええー!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5074006_125
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
うわあー!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5074006_126
院長:
【chara 15011 face 1 (normal)】
くくく、やったか? ……いない。
【chara 15011 face 3 (anger)】
ヤツらめ外に逃げおったな?
どこまでも忌々しい、必ずこの手で引き裂いてくれるわ!
voice: vo_adv_5074006_127
親分:
【chara 7411 face 6 (surprised)】
あ、あの野郎!
あんな姿で町に出るつもりか!
voice: vo_adv_5074006_128
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
力を手に入れて浮かれているのか、それとも怒りに駆られているのか。
【chara 117511 face 6 (surprised)】
どちらにしろ理性がなくなってきてるみたいね。
voice: vo_adv_5074006_129
親分:
【chara 7411 face 3 (anger)】
冗談じゃねえ! そんな危険な野郎を野放しにできるか!
voice: vo_adv_5074006_130
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
ちょっと! 【chara 117511 face 4 (sad)】
もう、ケガの手当てもろくにしてないのに、困ったものね。
Choice: (7) 僕が親分と一緒に行くよ。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5074006_131
ミツキ:
【chara 117511 face 4 (sad)】
そうね、町の人の避難もお願いできるかしら?
【chara 117511 face 1 (normal)】
その間に院長を倒す手立てを考えるから。
voice: vo_adv_5074006_132
院長:
【chara 15011 face 3 (anger)】
どこだー! 出てこい!
voice: vo_adv_5074006_133
外来患者2:
【chara 1412 face 6 (surprised)】
ひえー! な、なんで町の中に魔物が!
voice: vo_adv_5074006_134
院長:
【chara 15011 face 3 (anger)】
あぁ? 邪魔な羽虫め、消えろぉ!
voice: vo_adv_5074006_135
外来患者2:
【chara 1412 face 4 (sad)】
ひいいぃ! お、お助けー!
voice: vo_adv_5074006_136
男性:
【chara 1111 face 3 (anger)】
や、止めやがれ!
voice: vo_adv_5074006_137
院長:
【chara 15011 face 1 (normal)】
……何だ、貴様は。
voice: vo_adv_5074006_138
男性:
【chara 1111 face 6 (surprised)】
お、親分がいないからって好き勝手やられたら、
【chara 1111 face 3 (anger)】
ライドウ一家の名がすたるってもんだ!
voice: vo_adv_5074006_139
男性:
【chara 1111 face 4 (sad)】
く、来るなら来やがれ化け物! お、おお俺が相手だ!
voice: vo_adv_5074006_140
院長:
【chara 15011 face 1 (normal)】
貴様、ヤツの一家の者か。丁度いい、始末しておくか。
voice: vo_adv_5074006_141
男性:
【chara 1111 face 6 (surprised)】
ひ、ひいいぃ!
voice: vo_adv_5074006_142
親分:
【chara 7411 face 1 (normal)】
俺のいない間にいっぱしの口をきくようになったじゃねえか。
【chara 7411 face 3 (anger)】
あらよっと!
voice: vo_adv_5074006_143
院長:
【chara 15011 face 3 (anger)】
ぐおぉ! なんだ、自分から出てきおったか。【chara 15011 face 1 (normal)】
捜す手間が省けたな。
voice: vo_adv_5074006_144
男性:
【chara 1111 face 6 (surprised)】
あ、あぁ……お、親分!
voice: vo_adv_5074006_145
外来患者2:
【chara 1412 face 6 (surprised)】
ほ、本当に親分なのか? 行方不明だって聞いてたけど……
Choice: (8) 助太刀に来ました。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5074006_146
外来患者2:
【chara 1412 face 6 (surprised)】
あ、あんたはミツキ先生のとこの……
い、一体何がどうなってんだ?
voice: vo_adv_5074006_147
親分:
【chara 7411 face 1 (normal)】
よし若造、俺らで院長をしとめるぞ。
Choice: (9) それより町のみんなを避難させましょう。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5074006_148
親分:
【chara 7411 face 6 (surprised)】
でも、あの野郎を野放しにするわけには……
Choice: (10) 先生とユキが必ずやってくれます。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_5074006_149
親分:
【chara 7411 face 1 (normal)】
……分かった。おめえがそこまで言うなら信じるぜ。
【chara 7411 face 2 (joy)】
おいおめえ! ショーグンと一緒に避難誘導してきな!
voice: vo_adv_5074006_150
男性:
【chara 1111 face 1 (normal)】
は、はい親分!
voice: vo_adv_5074006_151
外来患者2:
【chara 1412 face 6 (surprised)】
お、俺にも手伝わせてくれ。
【chara 1412 face 1 (normal)】
親分の指示だって言えばみんな従ってくれるはずだ。
voice: vo_adv_5074006_152
親分:
【chara 7411 face 2 (joy)】
おう、頼んだぜ!
voice: vo_adv_5074006_153
院長:
【chara 15011 face 3 (anger)】
羽虫どもがチョロチョロと、邪魔だ!
voice: vo_adv_5074006_154
男性:
【chara 1111 face 6 (surprised)】
ひええっ!
voice: vo_adv_5074006_155
親分:
【chara 7411 face 1 (normal)】
おっと! どこに行こうってんだ?
【chara 7411 face 3 (anger)】
おめえの相手はこの俺だ!
voice: vo_adv_5074006_156
院長:
【chara 15011 face 3 (anger)】
ほざけ虫けらがぁー!
voice: vo_adv_5074006_157
ミツキ:
【chara 117511 face 2 (joy)】
二人とも上手くやってくれてるみたいね。
【chara 117511 face 1 (normal)】
それじゃあ私たちも一仕事しましょうか。
voice: vo_adv_5074006_158
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
でも、院長には攻撃が効かなかったけどどうするの?
voice: vo_adv_5074006_159
ミツキ:
【chara 117511 face 6 (surprised)】
どうにかするわ。でも、ある程度時間が必要ね。
【chara 117511 face 1 (normal)】
そういうわけでユキ、しばらくの間院長の相手をしてちょうだい。
voice: vo_adv_5074006_160
ユキ:
【chara 117611 face 4 (sad)】
無茶言わないでほしいな。自慢じゃないけどボクは鏡より重いものは
持ちたくないんだ。戦いなんてもってのほかだよ。
voice: vo_adv_5074006_161
ミツキ:
【chara 117511 face 1 (normal)】
誰も戦えなんて言ってないわ。時間を稼いでほしいだけよ。
そうね、院長にあなたの美しさを教えてあげなさい。
voice: vo_adv_5074006_162
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
美しさを……? 【chara 117611 face 3 (anger)】
たしかに、あれは酷いね。
わざわざ手間と時間をかけて作った薬で、
あんな姿になって喜んでるなんてボクには理解できないよ。
voice: vo_adv_5074006_163
ユキ:
【chara 117611 face 1 (normal)】
分かった。あのセンスゼロの院長にボクの美しさを見せてあげるよ!
voice: vo_adv_5074006_164
院長:
【chara 15011 face 1 (normal)】
どうした、もう終わりか?
voice: vo_adv_5074006_165
親分:
【chara 7411 face 4 (sad)】
くそ、さすがにしんどいぜ……
voice: vo_adv_5074006_166
ユキ:
【chara 117611 face 2 (joy)】
やあ、おまたせ! 【chara 117611 face 1 (normal)】
美しいボク、参上だよ!
voice: vo_adv_5074006_167
親分:
【chara 7411 face 6 (surprised)】
ユキ! おめえ一人か?
voice: vo_adv_5074006_168
ユキ:
【chara 117611 face 1 (normal)】
先生はあとで来るから安心して。
【chara 117611 face 2 (joy)】
ここからはボクのステージだからゆっくり見ていってね♪
voice: vo_adv_5074006_169
親分:
【chara 7411 face 2 (joy)】
へへ、そうかい。それじゃあ後は頼んだぜ……
movie: 507400601
voice: vo_adv_5074006_170
ユキ:
【chara 117611 face 4 (sad)】
うわぁ……
voice: vo_adv_5074006_171
親分:
【chara 7411 face 4 (sad)】
こいつはヒデェな……
Choice: (11) 容赦ないね、ミツキ先生。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_5074006_172
ユキ:
【chara 7411 face 1 (normal)】
【chara 117611 face 1 (normal)】
{player}さん。それに親分も。お疲れさま!
voice: vo_adv_5074006_173
親分:
【chara 7411 face 2 (joy)】
おう、おめえもよく頑張ったな。さすがオーエド町の英雄だな。
【chara 7411 face 6 (surprised)】
しかしあの先生、本当にとんでもないな。
voice: vo_adv_5074006_174
ユキ:
【chara 117611 face 6 (surprised)】
もう、親分ってばまだそんなこと言ってるの?
voice: vo_adv_5074006_175
親分:
【chara 7411 face 1 (normal)】
娘に似てるからつい面影を重ねちまってたけど、
【chara 7411 face 4 (sad)】
うちの娘はあんなヤバかねえ。やっぱ別人だ。
voice: vo_adv_5074006_176
親分:
【chara 7411 face 2 (joy)】
……でも、あの人は最高の医者だよ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
こうして、オーエド町に巣食う深き闇は切除されたのだった。