心刺す託宣
『自らの力に耐えられなくなりつつある{player}を救うため、この世界に隔離した』アメスにそう告げられた{player}とペコリーヌは、これから先どうしたらいいのか、不安を抱く。
-------------- situation:
心刺す託宣
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ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
謎の世界で魔物と遭遇する{player}とペコリーヌ。
なんとか魔物を撃退した二人は、謎多き世界を再び調べ始める。
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ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
あの魔物……ここから現れましたよね。
voice: vo_adv_5085001_001
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 4 (sad)】
一体、この裂け目みたいなものは……
voice: vo_adv_5085001_002
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
もしかしたら、この向こうがランドソルに繋がってて、
飛び込んだら帰れたりしませんかね？
Choice: (1) ……分からない。
Choice: (2) 裂け目に手を伸ばす。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5085001_003
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 4 (sad)】
ですよね。
【chara 121011 face 6 (surprised)】
一か八か、試してみたい気持ちはありますけど……
【chara 121011 face 1 (normal)】
さすがにやめておきましょうか。
voice: vo_adv_5085001_004
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
もし万が一、それであなたと離れ離れにでもなったら、
【chara 121011 face 4 (sad)】
わたし……困っちゃいますし。
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5085001_005
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
あっ、危ないですよ！
voice: vo_adv_5085001_006
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 2 (joy)】
相変わらずあなたは好奇心旺盛ですね♪
【chara 121011 face 1 (normal)】
でも、こういう時は慎重にいきましょう。
……触るなら一緒に、です♪
----- Tag 3 -----
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5085001_007
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
──る！？
voice: vo_adv_5085001_008
？？？：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
聞こえる！？
ねぇ！
voice: vo_adv_5085001_009
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
これは……声……？
頭の中に、直接響いてくるみたいな……
Choice: (4) この、声は……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5085001_010
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
あたしの声、聞こえてるのね！？
よかった～……
voice: vo_adv_5085001_011
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
まさか、ここまで影響が出ちゃうなんてね……
声すら届かなくなるなんて、滅茶苦茶よ、もう。
voice: vo_adv_5085001_012
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
あの、あなたはもしかして……アメスさま、ですか？
voice: vo_adv_5085001_013
アメス：
【chara 190011 face 2 (joy)】
ええ、そうよ。
【chara 190011 face 4 (sad)】
ごめんなさいね、ペコリーヌちゃん。
そんなところに閉じ込めてしまって。
voice: vo_adv_5085001_014
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
閉じ込めて、って……【chara 121011 face 4 (sad)】
この状況について知っているんですか！？
ここは一体どこなんですか！？
わたしたちが前に見た、あの場所なんですか！？
voice: vo_adv_5085001_015
アメス：
【chara 190011 face 1 (normal)】
同じ風景だけど、場所としては違う。
voice: vo_adv_5085001_016
アメス：
【chara 190011 face 1 (normal)】
そこは、こいつの記憶から生まれた夢の場所。
voice: vo_adv_5085001_017
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
彼の、記憶から……？
voice: vo_adv_5085001_018
アメス：
【chara 190011 face 1 (normal)】
そう。
こいつの中に蓄積していた『記憶の欠片』から生まれた夢のようなもの。
voice: vo_adv_5085001_019
アメス：
【chara 190011 face 4 (sad)】
──あたしが、あんたに見せるために作った『作りものの世界』よ。
voice: vo_adv_5085001_020
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
アメスさまが作った世界だったら、
ここから出る方法も知っていますよねっ？
voice: vo_adv_5085001_021
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 4 (sad)】
わたしたち、ランドソルに戻りたいんです！
voice: vo_adv_5085001_022
アメス：
【chara 190011 face 4 (sad)】
……ごめんなさい。
今、そうするわけにはいかないの。
voice: vo_adv_5085001_023
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
どうしてですか……？
voice: vo_adv_5085001_024
アメス：
【chara 190011 face 1 (normal)】
今回、この『作りものの世界』を見せているのには理由があるの。
……あんたに関わることよ。
voice: vo_adv_5085001_025
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
彼に……？
voice: vo_adv_5085001_026
アメス：
【chara 190011 face 3 (anger)】
あんたは今、とても危険な状態にあるの。
ランドソルに存在させたままにしておけないほどに。
voice: vo_adv_5085001_027
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
！？
voice: vo_adv_5085001_028
アメス：
【chara 190011 face 6 (surprised)】
あんたは……驚かないのね？
もしかして、思い当たることがあるの！？
Choice: (5) さっき力を使ったとき、変な感じだった。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5085001_029
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 4 (sad)】
あれは違います！
わたしがうまく扱えなかったから……！
voice: vo_adv_5085001_030
アメス：
【chara 190011 face 6 (surprised)】
ま、待って！？
もしかしてあんた……そっちでも、力が使える？
Choice: (6) 魔物との戦いで使ったよ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5085001_031
アメス：
【chara 190011 face 1 (normal)】
なるほど、魔物との戦いでね～……【chara 190011 face 6 (surprised)】
魔物！？
そっちに魔物が現れたの！？
【chara 190011 face 4 (sad)】
まずいわね、想像以上に大変なことになってる。
voice: vo_adv_5085001_032
アメス：
【chara 190011 face 6 (surprised)】
ねぇペコリーヌちゃん。
どこか、おかしいところはなかった？
こいつの力……
voice: vo_adv_5085001_033
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 4 (sad)】
ええっと、わたしの着ていた服が変わって……
いつもよりすごい力が湧いてきて……
その……うまく、扱いきれませんでした。
voice: vo_adv_5085001_034
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 4 (sad)】
思いっきり攻撃したら、
自分の体の方が壊れちゃうみたいな、痛みが……
voice: vo_adv_5085001_035
アメス：
【chara 190011 face 3 (anger)】
……そう、なのね。
まさか、ここまでだなんて……
voice: vo_adv_5085001_036
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
なにか関係しているんですか？
voice: vo_adv_5085001_037
アメス：
【chara 190011 face 4 (sad)】
ええ……それが今回の事の発端。
voice: vo_adv_5085001_038
アメス：
【chara 190011 face 3 (anger)】
──あんたのプリンセスナイトの力が、強くなりすぎているの。
voice: vo_adv_5085001_039
アメス：
【chara 190011 face 4 (sad)】
だからあたしは、
あんたの精神をいったん『作りものの世界』に切り離し、
力と心を隔離した。
voice: vo_adv_5085001_040
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
強くって……【chara 121011 face 4 (sad)】
それっていいことじゃ……？
voice: vo_adv_5085001_041
アメス：
【chara 190011 face 2 (joy)】
もちろん、強くなるのはいいことよ。
【chara 190011 face 1 (normal)】
それが自身の成長に見合ったものだったら、ね。
voice: vo_adv_5085001_042
アメス：
【chara 190011 face 2 (joy)】
たくさんの冒険、戦い、そして出会いを経て、
あんたは成長し続けてきた。
voice: vo_adv_5085001_043
アメス：
【chara 190011 face 1 (normal)】
絆を結ぶごとに、あんたの力は強くなる。
【chara 190011 face 2 (joy)】
守るべきものが増えるたびに、記憶の欠片が増えるたびに。
プリンセスナイトの力は際限なく強くなっていく。
voice: vo_adv_5085001_044
アメス：
【chara 190011 face 3 (anger)】
だけどここのところの大きな戦いで、
あんたは本来のプリンセスナイトの力を還され、
そこにプリンセスフォームなんていう新しい力まで加わって。
voice: vo_adv_5085001_045
アメス：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
【chara 190011 face 4 (sad)】
急速な進化が……成長を上回ってしまった。
voice: vo_adv_5085001_046
アメス：
【chara 190011 face 4 (sad)】
強くなりすぎた力が、自分の身に影響を及ぼすほどに。
voice: vo_adv_5085001_047
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
そんな……！
自分の力が……【chara 121011 face 4 (sad)】
彼自身を傷つけるって言うんですか！？
voice: vo_adv_5085001_048
アメス：
【chara 190011 face 4 (sad)】
ううん、あんただけじゃない。
その力に晒される人たちもよ。
voice: vo_adv_5085001_049
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
……わたしたち、も？
voice: vo_adv_5085001_050
アメス：
【chara 190011 face 1 (normal)】
そして、
それは『そっちの世界の運命』にも、大きな影響を与えかねない。
voice: vo_adv_5085001_051
アメス：
【chara 190011 face 3 (anger)】
とにかく……このまま力が増大を続ければ、
あんたの体は、近いうちに持たなくなってしまうわ。
Choice: (7) どうなっちゃうの？
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5085001_052
アメス：
【chara 190011 face 4 (sad)】
……破綻した情報の行き先はいつも同じよ。
『原因不明のエラー』として世界から排除され、消滅してしまう。
voice: vo_adv_5085001_053
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
……この人が、消えちゃう……
【chara 121011 face 4 (sad)】
わたしたちのそばから……？
voice: vo_adv_5085001_054
アメス：
【chara 190011 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5085001_055
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 4 (sad)】
わたしは、どうしたらいいんですか。
どうすれば、彼を助けられるんですか！
voice: vo_adv_5085001_056
アメス：
【chara 190011 face 6 (surprised)】
正直、ぺコリーヌちゃんがここにいるのは予想外だったわ。
voice: vo_adv_5085001_057
アメス：
【chara 190011 face 1 (normal)】
この夢の世界を作るとき、なるべくあっちでのことを
思い出さないように、【chara 190011 face 4 (sad)】
あんたからも周りの人たちの記憶からも
アストルムのことを話さないようにしたつもりだった。
voice: vo_adv_5085001_058
アメス：
【chara 190011 face 4 (sad)】
でも実際のところは、あんたはあっちでの記憶を持ったまま
ここにいるし、ペコリーヌちゃんまで巻き込まれてしまっている。
voice: vo_adv_5085001_059
アメス：
【chara 190011 face 3 (anger)】
これも、力が強くなりすぎている影響……
【chara 190011 face 4 (sad)】
……ううん。
voice: vo_adv_5085001_060
アメス：
【chara 190011 face 4 (sad)】
それだけ、あんたにとって『あちら側』が大事なのね……
voice: vo_adv_5085001_061
アメス：
【chara 190011 face 4 (sad)】
……とにかく、こっちでも……向こうでも、
状況を解決しようと……動いて……いる……から……
voice: vo_adv_5085001_062
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 6 (surprised)】
アメスさまっ！？
声が、聞こえなくなって……！
voice: vo_adv_5085001_063
アメス：
【chara 190011 face 4 (sad)】
力を……使わないで……
voice: vo_adv_5085001_064
ペコリーヌ：
【chara 121011 face 4 (sad)】
……聞こえなく、なっちゃいました。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5085001_065
ペコリーヌ：
【chara 105831 face 6 (surprised)】
裂け目が……消えた……？
【chara 105831 face 4 (sad)】
アメスさまの声が聞こえなくなったのは、そのせいでしょうか。
voice: vo_adv_5085001_066
ペコリーヌ：
【chara 105831 face 6 (surprised)】
って、わたしの服も元に戻っちゃってます！？
【chara 105831 face 4 (sad)】
また魔物が出てきたら……【chara 105831 face 6 (surprised)】
いいえ、
あの裂け目が発生源だったなら、もう出てこないんですかね……？
voice: vo_adv_5085001_067
優衣：
【chara 100231 face 6 (surprised)】
ぺコリーヌちゃん？
どうかしたの？
voice: vo_adv_5085001_068
ペコリーヌ：
【chara 105831 face 6 (surprised)】
ひゃああっ！？
ユ、ユイちゃん……いつの間に戻ってきたんですか！？
voice: vo_adv_5085001_069
優衣：
【chara 100231 face 6 (surprised)】
え？ いつの間にって、わたしはずっとここにいたよ？
ぺコリーヌちゃんこそ、いつの間に……？
voice: vo_adv_5085001_070
ペコリーヌ：
【chara 105831 face 4 (sad)】
なるほど……そうなっちゃうんですか。
voice: vo_adv_5085001_071
優衣：
【chara 100231 face 6 (surprised)】
？
voice: vo_adv_5085001_072
ペコリーヌ：
【chara 105831 face 6 (surprised)】
な、なんでもありませんっ！
【chara 105831 face 2 (joy)】
えへへ……☆
voice: vo_adv_5085001_073
ペコリーヌ：
【chara 105831 face 4 (sad)】
……わたしたち、これからどうしたらいいんでしょうか……
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
アメスの声によって、
{player}の身に起きている事態を知ったぺコリーヌたち。
しかしどうしたらいいか分からず、夕暮れの教室で立ち尽くすのだった。