本心と、偽りと
覇瞳皇帝の言葉を信じソルの塔を登るキャルたち、そして自分自身の力と相対する{player}。ペコリーヌとキャル、お互いに手の届かない二つの世界で、それぞれが窮地に立たされようとしていた。
-------------- situation:
本心と、偽りと
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──ソルの塔に行きなさい。
覇瞳皇帝から受け取った言葉を信じ、
キャルは仲間とともにソルの塔へと足を踏み入れた。
voice: vo_adv_5085004_000
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
っく、はぁ、はぁ……
voice: vo_adv_5085004_001
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
キャルさま。
もう少しゆっくりと歩いた方がよいのでは……
voice: vo_adv_5085004_002
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
コッコロさんの言う通りよ、キャル。
【chara 106412 face 4 (sad)】
彼を背負ってるのに、
そんなに先を急ごうとしなくてもいいのよ?
voice: vo_adv_5085004_003
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
そうはいかないわよ。
ようやくこいつを起こすヒントを見つけたんだから。
モタモタしてるわけにはいかないわ……
voice: vo_adv_5085004_004
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
だったらせめて彼を運ぶ役、代わるわよ。
【chara 106412 face 2 (joy)】
ギルドハウスを出てからずっと背負いっぱなしなんだから。
voice: vo_adv_5085004_005
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
気にしなくていいわ。
こいつはあたしに運ばせて。
voice: vo_adv_5085004_006
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
キャルさま……
voice: vo_adv_5085004_007
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
コッコロちゃん、キャルちゃん、シェフィちゃん!
【chara 100111 face 1 (normal)】
こっちこっちー!
voice: vo_adv_5085004_008
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
ヒヨリ、急かしてはダメだよ。
【chara 100311 face 1 (normal)】
ソルの塔に魔物がいないとはいえ、
気をつけて進まないとね。
voice: vo_adv_5085004_009
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
大丈夫? キャルちゃん……
voice: vo_adv_5085004_010
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
あたしの心配はいいから。
【chara 106012 face 4 (sad)】
……悪いわね、あんたたちに道案内を頼んだりして。
voice: vo_adv_5085004_011
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
ううん。
騎士クンのためだもん。
わたしにできることなら、どんなことだってするよ。
voice: vo_adv_5085004_012
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
もちろんあたしもー!
【chara 100111 face 6 (surprised)】
……でもさー、本当にこの塔に騎士くんを
起こすための手掛かりがあるの?
voice: vo_adv_5085004_013
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
確かに……この塔は何もない抜け殻だと、言われたことがあるね。
voice: vo_adv_5085004_014
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
なにより、ここに何かがあるという情報源は覇瞳皇帝からのもの。
【chara 100311 face 3 (anger)】
今の覇瞳皇帝がどういう考えを持っているかは分からないけど、
私たちをよくは思っていないだろう……罠、という可能性もある。
voice: vo_adv_5085004_015
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
それでも進むしかないわ。
何もなくたって……罠であったとしても。
キャルが、あそこまで信じているんだから。
voice: vo_adv_5085004_016
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
はい。心は決まっております。
主さまのためならば、わたくしに迷いはありません。
voice: vo_adv_5085004_017
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
そうか……すべて承知の上か。
【chara 100311 face 2 (joy)】
キミたちの覚悟を、甘く見ていたみたいだ。
voice: vo_adv_5085004_018
ヒヨリ:
【chara 100111 face 1 (normal)】
レイさんはすぐ難しく考えちゃうよね~
【chara 100111 face 2 (joy)】
もっとリラックスリラックス~♪
voice: vo_adv_5085004_019
レイ:
【chara 100111 face 1 (normal)】
【chara 100311 face 4 (sad)】
……はぁ。
ヒヨリほど気楽にはなれないよ。
voice: vo_adv_5085004_020
ユイ:
【chara 100211 face 2 (joy)】
わたしたちはそれで何度も助けられてるけどね。
【chara 100211 face 1 (normal)】
レイちゃんが色々注意しててくれるから、ここまでやってこれたし。
voice: vo_adv_5085004_021
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
ギルドってやっぱりいいものね。
【chara 106412 face 4 (sad)】
……私たちも、早く全員揃って……
voice: vo_adv_5085004_022
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5085004_023
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
キャルさま……
voice: vo_adv_5085004_024
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
大丈夫、きっと大丈夫よ……
voice: vo_adv_5085004_025
ヒヨリ:
【chara 100111 face 1 (normal)】
あっ、もうちょっとであそこだよ!
あたしたち3人が前に、変な夢を見たところ!
voice: vo_adv_5085004_026
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
夢……ですか。
【chara 105913 face 1 (normal)】
何かがありそうな気がいたしますね。
voice: vo_adv_5085004_027
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
……見た感じ、なにもなさそうに見えるけど。
voice: vo_adv_5085004_028
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
ヒヨリさまたちが仰られていた結晶も……見当たりません。
voice: vo_adv_5085004_029
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
うん、改めて登った時も無くなってたよ。
voice: vo_adv_5085004_030
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
覇瞳皇帝はソルの塔へ向かえ、としか言ってなかったんだよね?
まさか、頂上まで行けということなのだろうか……?
voice: vo_adv_5085004_031
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
陛下……
voice: vo_adv_5085004_032
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
……?
voice: vo_adv_5085004_033
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
キャルちゃん、どうかしたの?
……あれ? なんか、キャルちゃんの体……光ってない?
voice: vo_adv_5085004_034
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
えっ?
なに、これ……?
voice: vo_adv_5085004_035
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ううん、この感覚、覚えがある……
これってあたしが前に、陛下からいただいた──
voice: vo_adv_5085004_036
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
──プリンセスナイトの力!?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5085004_037
覇瞳皇帝:
【chara 106911 face 2 (joy)】
前に言ったはずよ? 迂闊に近づくなって。
voice: vo_adv_5085004_038
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
っ!?
【chara 106012 face 4 (sad)】
きゃ、きゃあああああっ!?
voice: vo_adv_5085004_039
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
へ、陛下……!
なにを……っ!?
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_5085004_040
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
まさか、あの時に……!?
【chara 106012 face 4 (sad)】
どうして……!?
voice: vo_adv_5085004_041
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
……!
【chara 100311 face 3 (anger)】
みんな、構えて! 敵襲だ!
voice: vo_adv_5085004_042
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
えっ!? 敵!?
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_5085004_043
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
うわわわわっ!?
魔物がなだれ込んできてるよ~っ!?
voice: vo_adv_5085004_044
シェフィ:
【chara 106411 face 3 (anger)】
狙いは私たちみたいね。
みんなまっすぐこっちに敵意を向けてる。
voice: vo_adv_5085004_045
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
まさかこれって、あたしが……!?
確かに、陛下にいただいたプリンセスナイトの力は、
魔物を操る能力だった、【chara 106012 face 4 (sad)】
けど……!
voice: vo_adv_5085004_046
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
なんで、今それが……?
陛下……!
voice: vo_adv_5085004_047
コッコロ:
【chara 105911 face 3 (anger)】
キャルさま、考えている場合ではありません!
主さまをお願いします……!
voice: vo_adv_5085004_048
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
わ、分かったわ……!
voice: vo_adv_5085004_049
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
完全に囲まれちゃってるね~
【chara 100111 face 4 (sad)】
これじゃあうかつに突っ込んでいけないかも……
voice: vo_adv_5085004_050
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
それよりもヒヨリ、この魔物……!
voice: vo_adv_5085004_051
ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】
うん、すっごい力を感じるよ……!
voice: vo_adv_5085004_052
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
それって、覇瞳皇帝さんの……?
voice: vo_adv_5085004_053
シェフィ:
【chara 106411 face 3 (anger)】
そんなことより、来るわよ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_5085004_054
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
…………
Choice: (1) 君は……誰?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5085004_055
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
僕は──
voice: vo_adv_5085004_056
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
──君だ。
voice: vo_adv_5085004_057
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
危ないっ!
voice: vo_adv_5085004_058
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
いきなり攻撃してくるなんて、危ないじゃないですか!
voice: vo_adv_5085004_059
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
どいて、ペコさん。
voice: vo_adv_5085004_060
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
えっ!?
こ、の力はっ──【chara 105811 face 4 (sad)】
ひゃあああっ!?
voice: vo_adv_5085004_061
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
僕は、君。
君が求めた──『力ある僕』。
voice: vo_adv_5085004_062
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
そ、それって……
あなたは、彼の力そのもの……?
【chara 105811 face 4 (sad)】
アメスさまが言っていた、強くなりすぎた力、ってやつですか……!?
voice: vo_adv_5085004_063
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
僕を、受け入れて。
Choice: (2) そうすれば、僕は強くなる……?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5085004_064
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
聞いちゃだめです!
アメスさまが言ってましたよねっ?
これ以上の力に、あなたの体は耐えられないって!
voice: vo_adv_5085004_065
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
自分まで壊しちゃうような身に余る力を、
受け入れさせるわけにはいきません!
voice: vo_adv_5085004_066
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
願ったのは、僕だよ。
voice: vo_adv_5085004_067
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
それは……っ、【chara 105811 face 4 (sad)】
わたしが危なかったから……!
voice: vo_adv_5085004_068
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
とにかく!
わたしは絶対に認めません!
voice: vo_adv_5085004_069
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
強くなるのはゆっくりだっていいじゃないですか!
【chara 105811 face 1 (normal)】
わたしとキャルちゃんとコッコロちゃんとシェフィちゃん、
みんなでゆっくり、同じ歩幅で強くなればいいんです!
voice: vo_adv_5085004_070
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
力が足りないなら、補い合えばいいんです!
あなただけが急ぎ足で強くなる必要なんてありません!
voice: vo_adv_5085004_071
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
ペコさん、僕の邪魔をするの?
voice: vo_adv_5085004_072
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
はい。
思いっきり、邪魔させてもらいます。
voice: vo_adv_5085004_073
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
大切な人が間違った選択をしそうなとき。
本当にそれでいいんですかって、言ってあげられる。
voice: vo_adv_5085004_074
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
それが──仲間ですから。
Choice: (3) ありがとう、ペコさん。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5085004_075
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 2 (joy)】
えへへ……☆
voice: vo_adv_5085004_076
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
そっか。
でも、僕の願いを邪魔するなら──
voice: vo_adv_5085004_077
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
──いくよ。
voice: vo_adv_5085004_078
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
っ!?
【chara 105811 face 4 (sad)】
は、や──っ!?
voice: vo_adv_5085004_079
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
これが、僕の力なんだよ。
voice: vo_adv_5085004_080
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
違います!
確かにあなたは彼の力かもしれない!
だけどそれは、今の彼に必要なものじゃない!
voice: vo_adv_5085004_081
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
必要な時に、力が足りないかもしれないのに?
voice: vo_adv_5085004_082
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
……っ!
ハァッ……【chara 105811 face 4 (sad)】
くっ……うぅ……!
voice: vo_adv_5085004_083
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
僕はもうイヤだ。
誰かが傷つくのも、その時自分が何もできないのも。
voice: vo_adv_5085004_084
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
……でしょ?
Choice: (4) ……そう、だね。
Choice: (5) 違う!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5085004_085
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
うん。
それが、僕の本心だ。
Jump to tag 6
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5085004_086
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
いいや。
僕に嘘はつけない。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5085004_087
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
本心でも嘘でも、かまいません!
voice: vo_adv_5085004_088
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
あなたは……っ、
大切なことを忘れています!
voice: vo_adv_5085004_089
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
?
voice: vo_adv_5085004_090
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
わたしは……っ!
わたしが! それを望んでいません!
voice: vo_adv_5085004_091
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
どうして、ペコさんに関係があるの?
voice: vo_adv_5085004_092
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
あるに決まっています!
voice: vo_adv_5085004_093
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
だってわたしは!
voice: vo_adv_5085004_094
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
──同じ食卓を囲む、家族ですから!
voice: vo_adv_5085004_095
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
!
voice: vo_adv_5085004_096
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
わたしたちが傷つくことに、
あなたが心を痛めてくれているのはとってもうれしいです!
【chara 105811 face 3 (anger)】
ただ、そこに無力さを感じているのなら、それは絶対に違う!
voice: vo_adv_5085004_097
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
いつだってあなたは、わたしたちと一緒に戦ってきたじゃないですか!
【chara 105811 face 3 (anger)】
完璧じゃなくったって、
わたしたちは何度もあなたに救われてきた!
voice: vo_adv_5085004_098
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
あなたに、命を懸けて守られてばかりでした……!
【chara 105811 face 3 (anger)】
そんなことができる人を、弱いとは言いません……!
voice: vo_adv_5085004_099
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
{player}くんは十分に強いんです!
でもその強さは、単純な力で測れるものじゃありません!
voice: vo_adv_5085004_100
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
あなたがもし、この大きな力を手に入れたとして、
それでどうなりますか?
【chara 105811 face 4 (sad)】
……きっと、一人で戦おうとしますよね?
voice: vo_adv_5085004_101
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
自分の体を壊すような力で、わたしたちを守るために戦う。
……それを、わたしたちに見ていろっていうんですか!?
Choice: (7) ペコさん……
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5085004_102
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
{player}くん。
いつものように。
voice: vo_adv_5085004_103
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
──わたしに、あなたの力を貸してください。
Choice: (8) でも……!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5085004_104
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
力を使うのが怖いですか? 【chara 105811 face 4 (sad)】
それとも、わたしがその力で傷つくのが?
【chara 105811 face 1 (normal)】
でも、自分の力を恐れる必要なんてないんです。
あなたの力は、こんな風にただ強い力を振りかざすものじゃありません。
voice: vo_adv_5085004_105
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
誰かと心を通わせる力。
絆を結んだ人と、手を取り合う力。
──それが、あなたの力のはずです!
voice: vo_adv_5085004_106
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
誰かと絆を結ぶ優しい力を、
あなただけを縛るものには、しないでください。
voice: vo_adv_5085004_107
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
今、もし、自分が信じられないのなら。
【chara 105811 face 1 (normal)】
──わたしを信じてください。
voice: vo_adv_5085004_108
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
それでも怖ければ、
今まで一緒に旅してきた仲間のことを、
たくさん笑いあってきた友達のことを、思い出すんです。
voice: vo_adv_5085004_109
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
きっとそれが、あなたの心を支えてくれる。
voice: vo_adv_5085004_110
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
目を閉じて、耳を澄ませてみてください。
【chara 105811 face 2 (joy)】
きっと聞こえるはずです。
voice: vo_adv_5085004_111
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 2 (joy)】
頼もしくて心強い、大切な人たちの、
優しい声が……!
Choice: (9) 目を閉じる。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5085004_112
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
──い!
voice: vo_adv_5085004_113
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
──さいよ!
voice: vo_adv_5085004_114
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
──っさと起きなさいよ、このねぼすけーーーーー!
Choice: (10) !?
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_5085004_115
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
……わたしが思ってた優しい声とはちょっとだけ違いましたけど。
【chara 105811 face 2 (joy)】
聞こえましたよねっ♪
voice: vo_adv_5085004_116
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
…………
Choice: (11) みんな──!
----- Tag 11 -----
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5085004_117
ペコリーヌ:
【chara 121011 face 3 (anger)】
っ……!
voice: vo_adv_5085004_118
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
ダメだよ。
使いこなせない。
voice: vo_adv_5085004_119
???:
【chara 15811 face 1 (normal)】
今の僕の力はもう、
ペコさんだけじゃ、受け止められないよ。
voice: vo_adv_5085004_120
ペコリーヌ:
【chara 121011 face 4 (sad)】
……かも、しれませんね。
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ペコリーヌ:
【chara 121011 face 4 (sad)】
きっとだめです。
【chara 121011 face 3 (anger)】
わたしだけでも、あなただけでも。
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ペコリーヌ:
【chara 121011 face 3 (anger)】
そのために──
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
前を向き、剣を構えるぺコリーヌ。
その時、向こう側では──