友達を救うために
バイトを辞めると伝えたアユミだったが、アユミの特性を悪用しようと目論むカジノ側に狙われ逃げ出す。イノリはアユミを守るため単身乗り込むも捕まってしまうが、一同に助けられ、共に作戦を考える。
-------------- situation:
友達を救うために
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
翌日。{player}とアユミたちは、
バイトを辞めたいと伝えるために、再びカジノを訪れた。
voice: vo_adv_5090002_000
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
うう……バイトに応募する時も緊張したけど……
バイトを辞めるって言うのは、それ以上に緊張するかも……
voice: vo_adv_5090002_001
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
なーに、たかだかバイトを辞めるくらい大したことないですよ!
【chara 106611 face 6 (surprised)】
ボスの陰口を言ってるところを本人に聞かれた瞬間に比べれば、
【chara 106611 face 2 (joy)】
緊張するに値しないです!
voice: vo_adv_5090002_002
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
そ、そうなの……?
voice: vo_adv_5090002_003
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
そうです! ってなわけで、
早くすっぱり辞めるって言いに行くですよ!
voice: vo_adv_5090002_004
アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】
う、うん……【chara 105511 face 4 (sad)】
けど、その前に、
落ち着いて、深呼吸……すーはー……
Choice: (1) じゃあ、行こうか。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5090002_005
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
ひ、ひゃいっ……!
voice: vo_adv_5090002_006
イノリ:
【chara 106611 face 1 (normal)】
ああ、いたいた!
そこのスタッフ! この二人から、ちょっと話があるですよ!
voice: vo_adv_5090002_007
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 6 (surprised)】
……二人、と言ったが、
昨日からバイトに入ってもらった彼しか見当たらないけど?
voice: vo_adv_5090002_008
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
あ、あ……あの……
わ、私も一応、ここにいます……
voice: vo_adv_5090002_009
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 6 (surprised)】
おっと。これは失礼。気付かなかったよ。【chara 1112 face 1 (normal)】
で、どうしたんだい?
今日はキミたちのシフトはなかったはずだけど。
voice: vo_adv_5090002_010
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
その……えっと……
voice: vo_adv_5090002_011
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
勇気出すですよ、アユアユ!
voice: vo_adv_5090002_012
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
えっと、そのぅ……
【chara 105511 face 6 (surprised)】
わ、私たち、バイト、辞めたいんでしゅ!
【chara 105511 face 1 (normal)】
……か、噛んだけど、言えた!
voice: vo_adv_5090002_013
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 6 (surprised)】
そうか。【chara 1112 face 1 (normal)】
うん、わかった。
残念だけど、無理強いはできないからね。
一日だけだけど、一緒にお仕事できてよかったよ。お疲れさま。
voice: vo_adv_5090002_014
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
あ……はい、お疲れさまでした!
それじゃあ、失礼しま……
voice: vo_adv_5090002_015
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 2 (joy)】
ああ、ちょっと待った。辞めていいのは彼だけだよ。
キミに辞めてもらうわけにはいかないなぁ……アユミくん。
voice: vo_adv_5090002_016
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
へっ!?
voice: vo_adv_5090002_017
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
……お兄さんはバイト辞めてもいいけど、
アユアユはダメ!? どういうことですか!?
voice: vo_adv_5090002_018
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 1 (normal)】
実のところ、昨日、アユミくんがバイトをしているところを、
こっそりと観察させてもらったんだ。
【chara 1112 face 2 (joy)】
カジノ王、ジーノ様の命令でね。
voice: vo_adv_5090002_019
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 1 (normal)】
アユミくんのことにはお客様もスタッフも誰も気付けないし、
気配もない。まるでニンジャだ。【chara 1112 face 6 (surprised)】
かくいう私も、
キミを観察している最中、何度も何度も姿を見失ったよ。
voice: vo_adv_5090002_020
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 1 (normal)】
そのことをジーノ様に報告したところ、
『やはりオレの見込んだ通りだ。
ぜひ、アユミを我が組織に迎え入れたい』と仰ってね。
voice: vo_adv_5090002_021
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
ど、どうして……?
私なんて、何もできませんよ……!?
voice: vo_adv_5090002_022
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 1 (normal)】
いいや。ジーノ様のお考えは違う。
キミのその能力をもってすれば、
なんだってできる、と仰っていたよ。
voice: vo_adv_5090002_023
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 6 (surprised)】
例えば、客のカードを気付かれずにすり替えるなんてイカサマ、
キミからすれば朝飯前だろうし……【chara 1112 face 1 (normal)】
貴族や要人、
あるいは王宮などにスパイとして送り込んで、情報を盗ませてもいい。
voice: vo_adv_5090002_024
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 1 (normal)】
キミのその能力には、無限の利用価値があるんだよ。
【chara 1112 face 2 (joy)】
わかるかい、アユミくん。
voice: vo_adv_5090002_025
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
わ、分かりません……
それに……悪いことだってしたくありません!
voice: vo_adv_5090002_026
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 6 (surprised)】
ふむ……私たちの元に来る気はないと?
【chara 1112 face 3 (anger)】
仕方ない。手荒な真似はしたくないが……
キミのことはどんな手を使ってでも手に入れろ、と命令を受けている。
voice: vo_adv_5090002_027
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
ひっ!? こ、怖い人たちに囲まれちゃった……!?
voice: vo_adv_5090002_028
カジノ王の手下1:
【chara 1 face 1 (normal)】
さぁ、こっちへ来るんだ!
voice: vo_adv_5090002_029
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
きゃあっ!?
voice: vo_adv_5090002_030
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
……ふざけんじゃねえですよ!
あたしの友達に触れるなんて、死んでも許さねえです!!
voice: vo_adv_5090002_031
カジノ王の手下1:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぐおっ!?
voice: vo_adv_5090002_032
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
……大丈夫ですか、アユアユ!?
voice: vo_adv_5090002_033
アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】
う、うん……ただ、手を引っ張られただけ。
【chara 105511 face 4 (sad)】
それより……イノリちゃん、どうしよう……
voice: vo_adv_5090002_034
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
……心配する必要はないですよ、アユアユ。
こっちにだって、味方はいるですからね!
【chara 106611 face 3 (anger)】
……来るですよ、おまえら!
voice: vo_adv_5090002_035
ギャング:
【chara 811 face 1 (normal)】
おうよ! 話は聞いてたぜ。
警備のシノギなんてとっくに飽きてたとこだ。
【chara 811 face 2 (joy)】
暴れさせてもらうぜ、イノリちゃん!
voice: vo_adv_5090002_036
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 3 (anger)】
……言っておきますが、これは個人間のケンカでは済みませんよ。
カジノとギャングという組織同士の争いの引き金となりかねません。
それでも構わないのですか?
voice: vo_adv_5090002_037
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
先に手を出そうとしたのはそっちじゃねえですか!!
カヤぴぃじゃねえですけど、売られたケンカは買うですよ!
voice: vo_adv_5090002_038
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
けど、イノリちゃん……!
voice: vo_adv_5090002_039
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
心配はいらないですよ。あたしたちは、ギャングですからね!
【chara 106611 face 3 (anger)】
……おまえら、全員ぶっ潰してやるですよ! でりゃあああああっ!
voice: vo_adv_5090002_040
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 4 (sad)】
うごおっ!?
voice: vo_adv_5090002_041
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
……くらいやがれです!
voice: vo_adv_5090002_042
カジノ王の手下2:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぐああっ!
voice: vo_adv_5090002_043
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
はぁっ、はぁっ……これでラストですか……
voice: vo_adv_5090002_044
ギャング:
【chara 811 face 4 (sad)】
……いや、安心はできないぞ。
すぐに他のフロアから増援がくるぜ。
ここは逃げるぞ、イノリちゃんたち!
voice: vo_adv_5090002_045
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
……まだですよ! こいつらは舐めたマネしてくれたです!
よりによって、アユアユに……あたしの友達に手を出そうと……!
一人残らずぶっ飛ばさねえと、気が済まないですよ!!
voice: vo_adv_5090002_046
ギャング:
【chara 811 face 3 (anger)】
イノリちゃん! しっかりしろや! 自称とはいえ幹部なんだろ!
もし、あの用心棒のやつが来てみろ、たちまち全滅だぞ!
voice: vo_adv_5090002_047
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
ぐっ……!?
けど、ここで引き下がるなんて……!
voice: vo_adv_5090002_048
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
……イノリちゃん! もう、いいから……! 逃げよう!
voice: vo_adv_5090002_049
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
……くっ、アユアユを危険にさらすわけにはいかないですね……!
【chara 106611 face 3 (anger)】
……脱出するです、みんな!
voice: vo_adv_5090002_050
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
……アジトまでくりゃ、ひとまずは安心なはずです。
【chara 106611 face 1 (normal)】
……ボスもカヤぴぃも、今はいないみたいですね。
voice: vo_adv_5090002_051
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
ご、ごめんね……
私のせいで……みんなに迷惑かけちゃった……
voice: vo_adv_5090002_052
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
なに言ってんですか!
アユアユはほんの少しだって悪くねえです!
【chara 106611 face 3 (anger)】
悪いのは、あのカジノの連中ですよ!!
voice: vo_adv_5090002_053
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
あの野郎ども……!
あたしの友達に手を出そうなんて……!
voice: vo_adv_5090002_054
ギャング:
【chara 811 face 6 (surprised)】
イノリちゃん、落ち着け。
voice: vo_adv_5090002_055
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
……言われなくたって、
あたしはこれまでにないくらい冷静です。
voice: vo_adv_5090002_056
ギャング:
【chara 811 face 4 (sad)】
……なら、いいんだが。
今後のことはボスに相談しよう。
……聞いてるか、イノリちゃん?
voice: vo_adv_5090002_057
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
そう。あたしは冷静です。
voice: vo_adv_5090002_058
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
冷静だから、このままじゃアユアユが、
いつまでもカジノ王の野郎に狙われ続けることになるって、
ちゃーんと分かってるですよ……!
voice: vo_adv_5090002_059
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
だから、あれをやってやるです……!
やってやるですよ……!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──それからしばらくして。
カヤは喧嘩屋の仕事を終え、アジトへと戻ってきた。
voice: vo_adv_5090002_060
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
……どうしたんだ、おまえら。
なにかあったのか?
voice: vo_adv_5090002_061
ギャング:
【chara 811 face 4 (sad)】
ああ、実は……
voice: vo_adv_5090002_062
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
なるほどな……ボスも、もうすぐ戻るはずだ。
【chara 106511 face 1 (normal)】
それまで待っててくれ。
voice: vo_adv_5090002_063
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
……なぁ。イノリは一緒じゃないのか?
voice: vo_adv_5090002_064
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
あれっ? さっきまで、そこにいたのに……
いつの間に……
voice: vo_adv_5090002_065
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
……まさか、あいつ!?
voice: vo_adv_5090002_066
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
あの筋肉野郎……! 絶対に許さないですよ!!
カジノごとぶっ潰してやらねえと気が済まねえです!!
やってやるですよ……カジノ泥棒作戦を!
voice: vo_adv_5090002_067
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
上手く盗みが成功すりゃ、
友達もシマも、全部あたしが守ってやれるですからね!
voice: vo_adv_5090002_068
イノリ:
【chara 106611 face 1 (normal)】
……ボスやカヤぴぃにこの作戦を話しても、
どうせ反対されるだけですからね。
【chara 106611 face 3 (anger)】
これは一人でやんなきゃダメなんです。
voice: vo_adv_5090002_069
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
けど、大丈夫です! 散々イメトレはしておいたですからね!
たかだか金庫室の裏帳簿を盗むくらい、楽勝ですよ!
【chara 106611 face 3 (anger)】
なにがカジノ王ですか! イノリ様を怒らせたこと後悔させてやるです!
voice: vo_adv_5090002_070
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
……ここまでは順調でしたね。
あたしには泥棒の才能があったのかもです!
このまま、楽勝で盗んで……
voice: vo_adv_5090002_071
用心棒:
【chara 8011 face 3 (anger)】
……ん? おまえ、ホマレのところの……
【chara 8011 face 1 (normal)】
あんなことがあった後に一人で乗り込んでくるとは、
ずいぶんいい度胸をしてるじゃねえか。余程、腕っぷしに自信が……
voice: vo_adv_5090002_072
イノリ:
【chara 106611 face 7 (special_a)】
ぴいいいいぃっ!?
voice: vo_adv_5090002_073
用心棒:
【chara 8011 face 4 (sad)】
……なさそうだな。チッ、つまんねえ。
来るなら喧嘩屋の方に来てほしかったもんだ。
【chara 8011 face 3 (anger)】
……おい。大人しくついてこい。案内してやるよ……牢までな。
voice: vo_adv_5090002_074
イノリ:
【chara 106611 face 7 (special_a)】
や、やっちまったですよ……
【chara 106611 face 4 (sad)】
めちゃくちゃあっさりと捕まったです……
こんなはずじゃあ……
voice: vo_adv_5090002_075
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
……なにやってんですか、あたしは。
一人で突っ走って、何もできずに終わるなんて……
あたしは、役立たずのダメダメドラゴン族ですよ……
voice: vo_adv_5090002_076
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
アユアユ……カヤぴぃ、お兄さん……
それにファミリーやシマのみんな……
それからついでにボス……ごめんですよ……
voice: vo_adv_5090002_077
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
ついで扱いされちゃったけど、
一応、反省はしているみたいだね~♪
voice: vo_adv_5090002_078
イノリ:
【chara 106611 face 7 (special_a)】
ぴいっ!?
その地獄の鬼よりも怖い声は……ボス!?
voice: vo_adv_5090002_079
アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】
わ、私たちもいるよ……!
voice: vo_adv_5090002_080
カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】
あんまり心配させんなよな、イノリ。
voice: vo_adv_5090002_081
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
みんな助けに来てくれたんですか……!?
けど、どうやって……
voice: vo_adv_5090002_082
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
龍眼を使えば見張りの様子はすぐに把握できるからね~♪
voice: vo_adv_5090002_083
カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】
それに、ホールを警備してた連中がいなくなったからな。
残った人員をホールと金庫室の方に集中させているみたいだ。
この地下牢方面はかなり手薄なおかげでなんとかなったよ。
voice: vo_adv_5090002_084
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
でも、いつ見張りの人が来るか分からないし……
【chara 105511 face 3 (anger)】
早く、逃げようイノリちゃん!
voice: vo_adv_5090002_085
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
わ、分かったですよ!
voice: vo_adv_5090002_086
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
さて。言いたいことはいろいろあるけど……
カジノには手を出さないで、って言ったよね~?
voice: vo_adv_5090002_087
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
そ、それは……
【chara 106611 face 4 (sad)】
だって、アユアユが……それに、シマだって……
voice: vo_adv_5090002_088
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
ギャングの幹部がカジノのスタッフたちと揉め事を起こして、
その後、一人で乗り込んでいって、その上、牢屋から脱走した。
【chara 106711 face 4 (sad)】
当然、向こうは黙ってないだろうね。
voice: vo_adv_5090002_089
ホマレ:
【chara 106711 face 4 (sad)】
このままだと抗争になりかねないよ~?
voice: vo_adv_5090002_090
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
そ……そう……ですよね……
【chara 106611 face 4 (sad)】
かなりヤバいこと、やらかしてしまったですよね……うう……
voice: vo_adv_5090002_091
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
……ふふっ。脅かすようなこと言ってごめんね?
大丈夫。カジノとは、いつかこうなるって織り込み済みだよ。
【chara 106711 face 2 (joy)】
落ち込むイノリちゃんがかわいくて、ついからかっちゃった♪
voice: vo_adv_5090002_092
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
お、怒ってないですか、ボス……?
voice: vo_adv_5090002_093
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
うん☆ イノリちゃんは、
大事なものを守るために行動したんでしょ?
【chara 106711 face 1 (normal)】
だったら、怒ったりなんてしないよ。
voice: vo_adv_5090002_094
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
そ、そうですか……
【chara 106611 face 1 (normal)】
……ちょっとだけ安心したですよ。
voice: vo_adv_5090002_095
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
で、これからどうする、ボス?
voice: vo_adv_5090002_096
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
私はね、今回の出来事はちょうどいい機会だって思うんだ~♪
【chara 106711 face 2 (joy)】
だって私、前からあのカジノ王の財宝を狙ってたからね☆
voice: vo_adv_5090002_097
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
そうなのか? 初耳だけど。
voice: vo_adv_5090002_098
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
言ってなかったからね☆
……私が狙っている獲物はね、
『龍の卵』と呼ばれる、伝説の宝石なの。
voice: vo_adv_5090002_099
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
『龍の卵』、それって……
voice: vo_adv_5090002_100
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
昨日、カジノ王の野郎が使ってた、
攻撃を吸収したり出したりできるって宝石ですか?
voice: vo_adv_5090002_101
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
うん。でもね、エネルギーの吸収や放出といった性質は、
あくまで『龍の卵』の一面に過ぎない……らしいよ☆
voice: vo_adv_5090002_102
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
らしいって……どういうことですか?
voice: vo_adv_5090002_103
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
真偽不明なんだけどね。
【chara 106711 face 1 (normal)】
その『龍の卵』に、ある一定以上の力を加えると、ドラゴン族のルーツが
分かるアイテムへと変化するって情報を、この前、手に入れたの♪
voice: vo_adv_5090002_104
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
ドラゴン族のルーツ……?
ドラゴン族の家系図かなんかにでもなるってことですかね。
voice: vo_adv_5090002_105
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
どうだろうね~?
【chara 106711 face 1 (normal)】
なんにせよ、情報が本当かどうか確かめるためにも、
『龍の卵』が欲しいんだ~♪
voice: vo_adv_5090002_106
カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】
ボスがその宝石を狙ってるのも、その理由も分かった。
【chara 106511 face 6 (surprised)】
けどよ、どうやって手に入れるんだ?
カジノを真正面からぶっ潰して奪い取る、とか?
voice: vo_adv_5090002_107
ホマレ:
【chara 106711 face 4 (sad)】
ん~……抗争はなるべく避けたいかな~?
ランドソルにとって、
カジノは今やすっごく重要な施設だからね。
voice: vo_adv_5090002_108
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
世界各国から要人たちが集まって、
カジノでギャンブルを楽しんでるくらいにね。
【chara 106711 face 4 (sad)】
そんな重要な施設に抗争は仕掛けたくないな~
voice: vo_adv_5090002_109
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
もちろん、私が前に出れば戦い自体は勝てるよ?
【chara 106711 face 4 (sad)】
けど、抗争でカジノを潰したとあれば、
私たちは大陸中から目をつけられちゃうから。
voice: vo_adv_5090002_110
ホマレ:
【chara 106711 face 4 (sad)】
そうなったらかなり面倒だし……
それに、今は特に目立ちたくないんだよね~
voice: vo_adv_5090002_111
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
だから、イノリちゃんがやろうとしたみたいに、
バレないように忍び込んで盗むっていうのは
いいアイディアだと思うんだ~♪
voice: vo_adv_5090002_112
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
結局、カジノ王の財宝や裏帳簿を盗み出せれば、
欲しいものは手に入るし、カジノ王は逮捕される。
【chara 106711 face 2 (joy)】
抗争も回避できる。問題は全部解決しちゃうわけだからね☆
voice: vo_adv_5090002_113
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
そんなことができりゃそれがベストかもな。
けど、もう、盗もうとして一度失敗してるぜ?
何回やったところで、同じ結果になると思うけど。
voice: vo_adv_5090002_114
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
うぐっ!? カヤぴぃの言葉が、
あたしの繊細な心を突き刺しやがるですよ!?
voice: vo_adv_5090002_115
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
ふふっ。イノリちゃんってばいい反応するな~♪
【chara 106711 face 1 (normal)】
まあ、それは置いておいて……
voice: vo_adv_5090002_116
ホマレ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
【chara 106711 face 6 (surprised)】
カヤちゃんの言う通り。
イノリちゃんとカヤちゃんが何度盗もうと挑戦したとしても、
【chara 106711 face 4 (sad)】
カジノの金庫室まで辿りつくことすらできないだろうね。
voice: vo_adv_5090002_117
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
けど、私は切り札に心当たりがあるんだ~♪
voice: vo_adv_5090002_118
イノリ:
【chara 106611 face 1 (normal)】
……なーんか嫌な予感がするですよ。
けど、聞いてやるです。【chara 106611 face 6 (surprised)】
その切り札ってなんなんですか?
voice: vo_adv_5090002_119
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
それはね~……アユミちゃん!
voice: vo_adv_5090002_120
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
は……はぁっ!?
voice: vo_adv_5090002_121
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
わ、私が切り札……ですか!?
voice: vo_adv_5090002_122
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
うん、そうだよ☆
ねえ、アユミちゃん。イノリちゃんたちに力を貸してくれないかな?
voice: vo_adv_5090002_123
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
き、急にそんなことを言われても……!?
【chara 105511 face 6 (surprised)】
というか、ど、どうして私なんですか!?
voice: vo_adv_5090002_124
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
アユミちゃんはものすごい能力を持ってるからだよ。
【chara 106711 face 2 (joy)】
そう……まるで、怪盗になるために生まれたかのような能力をね☆
voice: vo_adv_5090002_125
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
怪盗……!?
voice: vo_adv_5090002_126
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
その誰にも気付かれない能力……怪盗にピッタリだよ♪
【chara 106711 face 4 (sad)】
だから、力を貸してくれると助かるんだけど……ダメかな~?
voice: vo_adv_5090002_127
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
それに、これはアユミちゃん自身のためにもなるしね。
【chara 106711 face 6 (surprised)】
このままだと、カジノ王にずっと狙われ続けることになるかも。
そんな人生、イヤでしょ?
voice: vo_adv_5090002_128
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
そ、それはイヤですけど……
でも、私、怪盗なんて自信ないです……
voice: vo_adv_5090002_129
イノリ:
【chara 106611 face 1 (normal)】
そりゃそうですよね……【chara 106611 face 3 (anger)】
っていうか、ボス!
アユアユになにやらせようとしてるですか!
これはあたしたちギャングの問題です! あたしたちで解決するですよ!
voice: vo_adv_5090002_130
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
イノリちゃん……
voice: vo_adv_5090002_131
アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】
イノリちゃんって……優しいよね。
【chara 105511 face 6 (surprised)】
だから私やみんなのために怒って、
一人でカジノへと向かったんだ……
voice: vo_adv_5090002_132
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
このままだと、カジノとイノリちゃんたちとの間で、
争いが起こるかもしれない。【chara 105511 face 4 (sad)】
そうなったら、
また、イノリちゃんは悲しむことになるかも……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5090002_133
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
……なにやってんですか、あたしは。
一人で突っ走って、何もできずに終わるなんて……
あたしは、役立たずのダメダメドラゴン族ですよ……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5090002_134
アユミ:
【chara 105511 face 3 (anger)】
もう……友達が悲しんでる顔なんて見たくない。
【chara 105511 face 6 (surprised)】
それに……カジノの裏帳簿を手にいれることができたら、
あのカジノ王さんを逮捕できるって。そうなったら……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5090002_135
子ども:
【chara 5411 face 4 (sad)】
やめて、パパをイジメないで!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5090002_136
アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】
あの子たちみたいに、
カジノに苦しめられている人たちを助けられる。
【chara 105511 face 2 (joy)】
……先輩みたいに、人助けができる。
voice: vo_adv_5090002_137
アユミ:
【chara 105511 face 3 (anger)】
……だったら。
voice: vo_adv_5090002_138
アユミ:
【chara 105511 face 3 (anger)】
わ、私…………やります。
voice: vo_adv_5090002_139
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
へ!? アユアユ!? 本気ですか!?
voice: vo_adv_5090002_140
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
う、うん……怖いけど……
怪盗になって何かを盗むなんて、想像するだけで体が震えるけど……
【chara 105511 face 3 (anger)】
で、でも……私なんかで役に立てるなら……やってみる。
voice: vo_adv_5090002_141
アユミ:
【chara 105511 face 3 (anger)】
イノリちゃんや、みんなのために……!
voice: vo_adv_5090002_142
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
アユアユ……!
voice: vo_adv_5090002_143
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
アユミちゃん、ありがとう♪
これで、怪盗団結成だね~
【chara 106711 face 2 (joy)】
私も、怪盗として頑張っちゃおっかな~☆
voice: vo_adv_5090002_144
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
……ボスは引っ込んでろですよ!
これは、あたしたちのシノギです!
【chara 106611 face 2 (joy)】
アユアユと一緒に、必ず成功させてみせるですよ!
voice: vo_adv_5090002_145
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
……ふふっ。よく言ってくれたね~?
それでこそ、幹部だよ♪
voice: vo_adv_5090002_146
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
じゃあ、今回、私はサポートに徹することにするね☆
いろいろと用意するものがあるから一晩待ってて。
アユミちゃんたち、今日はアジトに泊まってくといいよ♪
voice: vo_adv_5090002_147
アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】
あ……は、はい。
ありがとうございます。
voice: vo_adv_5090002_148
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
いろいろとあった一日だったけど……
イノリちゃんとお泊りするのは、楽しそうかも。
【chara 105511 face 6 (surprised)】
……あれ? よく考えたら先輩とも一緒にお泊まりすることに!?
voice: vo_adv_5090002_149
アユミ:
【chara 105511 face 5 (shy)】
はわわわわ……! ぷしゅ~……
voice: vo_adv_5090002_150
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
ふふふ。アユミちゃんって、面白いな~♪
voice: vo_adv_5090002_151
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
みんな、おはよ~♪
早速だけど……はい、これ☆
voice: vo_adv_5090002_152
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
これって……【chara 106611 face 2 (joy)】
もしかして、怪盗服ですか!?
voice: vo_adv_5090002_153
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
うん。久々に衣装作るのって、楽しかったな~☆
voice: vo_adv_5090002_154
カヤ:
【chara 106511 face 1 (normal)】
ボスのお手製ってことは、ただの衣装じゃなさそうだな。
voice: vo_adv_5090002_155
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
ピンポーン☆ 私の魔法で、
気配遮断効果のあるものに仕上げておいたの。
これなら、怪盗活動の役に立つはずだよ♪
voice: vo_adv_5090002_156
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
そんな怪盗服、テンション上がりまくるに決まってるですよ!
早く着替えるとするですよ、アユアユ!
voice: vo_adv_5090002_157
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
う、うん……!
movie: 509000201
voice: vo_adv_5090002_158
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】
ところで、カヤぴぃは着替えないですか?
voice: vo_adv_5090002_159
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
そういう格好はケンカには向いてなさそうだからな。
【chara 106511 face 1 (normal)】
怪盗の仕事はみんなに任せた。
その代わり、もし戦いになったらオレに任せな。
voice: vo_adv_5090002_160
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】
た、頼もしいです、カヤさん……!
voice: vo_adv_5090002_161
イノリ:
【chara 121611 face 1 (normal)】
まあ、そもそも、戦闘になんてならないように
立ち回らなきゃいけないんですけどね。
【chara 121611 face 2 (joy)】
万が一の時は頼んだですよ!
voice: vo_adv_5090002_162
イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】
さて。それじゃ準備も済んだことだし……
作戦会議を始めるですよ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
こうして、アユミたち怪盗団による、
カジノ泥棒の幕が切って落とされようとしていた。