予告状は計画的に?
イノリたちはカジノの弱みの裏帳簿と『龍の卵』を盗み出そうと考える。怪盗としてカジノに潜入したアユミは見事にカジノの内情と警備の厳重さを報告し、作戦を達成すべくホマレの計画が動き出すのだった。


-------------- situation:
予告状は計画的に?
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 怪盗となることを決意したアユミたちは、
ホマレの秘密の部屋で、作戦会議を行っていた。

voice: vo_adv_5090003_000
イノリ:
【chara 121611 face 1 (normal)】 いいですか、確認するですよ。
【chara 121611 face 2 (joy)】 あたしたち怪盗団の狙いは『龍の卵』って宝石と、
カジノの汚い金のやり取りが載ってる裏帳簿の二つです!

voice: vo_adv_5090003_001
イノリ:
【chara 121611 face 3 (anger)】 その二つを盗み出して、
あのクソカジノをぶっ潰してやるってのが今回の作戦ですよ!
【chara 121611 face 2 (joy)】 シンプルで完璧な作戦です! 何か質問はあるですか?

voice: vo_adv_5090003_002
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 えっと……はいっ。

voice: vo_adv_5090003_003
イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 はい、アユアユ!

voice: vo_adv_5090003_004
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 裏帳簿は確か、金庫室に保管されているって話だったけど……
『龍の卵』はどこにあるのかな……?

voice: vo_adv_5090003_005
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】 この前……私たちがアルバイトをしている時に、
あのカジノ王さんが『龍の卵』を使っているのを見かけたけど……
【chara 121511 face 6 (surprised)】 普段から、持ち歩いてるとか?

voice: vo_adv_5090003_006
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 それは……ボス! どうなんですか!

voice: vo_adv_5090003_007
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】 アユミちゃんたちが見た時は多分、
カジノへ訪れた各国の要人たちに自慢するために、
持ち歩いてたんじゃないかな。【chara 106711 face 1 (normal)】 けど、それはたまたまだよ。

voice: vo_adv_5090003_008
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】 『龍の卵』は普段、金庫室に厳重に保管されているの。
【chara 106711 face 2 (joy)】 だから、『龍の卵』と裏帳簿を手に入れるためには、
金庫室を突破さえすればいいってわけ☆

voice: vo_adv_5090003_009
イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 じゃ、金庫破りのことだけ考えりゃいい、ってことですね!
そんなの楽勝ですよ!

voice: vo_adv_5090003_010
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 ……で、どうやって金庫室を突破すりゃいいんですか?

voice: vo_adv_5090003_011
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】 誰かさんみたいに考えなしに突っ込んでも、
絶対に失敗するってことだけは、間違いないね☆

voice: vo_adv_5090003_012
イノリ:
【chara 121611 face 4 (sad)】 うぐっ!? な、何も言い返せないですよ……!
【chara 121611 face 6 (surprised)】 ……過ちを繰り返さないためにも、
まずは情報収集することが大事そうですね。

voice: vo_adv_5090003_013
イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 ま、警備体制だのカジノの様子だのは、
ボスの龍眼さえありゃ全部筒抜けですよ!
ですよね、ボス!

voice: vo_adv_5090003_014
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】 任せて~☆ 【chara 106711 face 4 (sad)】 って言いたいところだけど。
カジノの情報収集は私の龍眼を使うんじゃなくて、
アユミちゃんに任せたいな~?

voice: vo_adv_5090003_015
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 えっ、私……ですか!?

voice: vo_adv_5090003_016
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】 そう。今からアユミちゃん一人でカジノへ潜入してみない?
そして、警備体制とかの確認をしつつ、
金庫室までの潜入ルートを調べてほしいんだけど♪

voice: vo_adv_5090003_017
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 龍眼使えば全部解決することじゃねえですか!?
どうしてアユアユ一人にやらせるですか!?

voice: vo_adv_5090003_018
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】 実地研修って大事だからね♪
アユミちゃんの能力は本物だけど、怪盗の経験なんてまだないし。
これはちょうどいい機会かな~って思って☆

voice: vo_adv_5090003_019
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】 ねえ、どうかな、アユミちゃん?
サポートは完璧にするから、練習としてやってみない?

voice: vo_adv_5090003_020
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 ……ボスはああ言ってますけど、
無理しなくていいですよ、アユアユ。

voice: vo_adv_5090003_021
イノリ:
【chara 121611 face 1 (normal)】 アユアユはギャングでもなんでもない一般人ですからね。
一人で極悪カジノに忍び込めなんて、無茶ぶりにも程があるです。
【chara 121611 face 2 (joy)】 嫌なら嫌って言うですよ。誰も責めたりしないですから。

voice: vo_adv_5090003_022
アユミ:
【chara 121511 face 2 (joy)】 イノリちゃん……心配してくれて、ありがとう……
【chara 121511 face 4 (sad)】 で、でもね……

voice: vo_adv_5090003_023
アユミ:
【chara 121511 face 4 (sad)】 正直、私なんかにできるか分からないけど……
【chara 121511 face 1 (normal)】 それでも……怪盗になるって、決めたから……!

voice: vo_adv_5090003_024
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】 ……だから……私、やってみる!

voice: vo_adv_5090003_025
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】 ありがとう☆
よく言ってくれたね、アユミちゃん♪

voice: vo_adv_5090003_026
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 ……アユアユはすごいですね。
【chara 121611 face 1 (normal)】 ……そこまで言うのなら、止めはしないです。

voice: vo_adv_5090003_027
イノリ:
【chara 121611 face 3 (anger)】 ……けど、約束してほしいです。
絶対、絶対に、ちゃんと帰ってくるですよ!

voice: vo_adv_5090003_028
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】 うん……約束する、イノリちゃん。

Choice: (1) 信じてるよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5090003_029
アユミ:
【chara 121511 face 2 (joy)】 ……先輩にそう言ってもらえたら、
なんだってできちゃう気がします!
……行ってきますね!

voice: vo_adv_5090003_030
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 ……着いた。
相変わらず、お客さんたちが盛り上がってる……

voice: vo_adv_5090003_031
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 ……この衣装のおかげか、誰にも気付かれてないみたい。
【chara 121511 face 4 (sad)】 まあ怪盗服じゃなくても、いつも大体、誰にも気付かれないけど……

voice: vo_adv_5090003_032
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 ……カジノ王さんは、私の能力を利用したがっている。
ホマレさんは、私が捕まっても助けてくれるって言ってたけど……
【chara 121511 face 1 (normal)】 そんなことにならないようにしなくちゃ。

voice: vo_adv_5090003_033
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 はっ、あの人は……!?

voice: vo_adv_5090003_034
用心棒:
【chara 8011 face 3 (anger)】 ……状況を報告しろ。

voice: vo_adv_5090003_035
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 3 (anger)】 はい。ご命令通り、警備員の数を普段よりも増やしています。
急遽人をかき集めたので、金はかかりましたが……

voice: vo_adv_5090003_036
用心棒:
【chara 8011 face 3 (anger)】 金はどうでもいい。
……昨日みたいにあっけなくのされるなんて情けないマネ、
二度とないようにしろ。いいな。

voice: vo_adv_5090003_037
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 6 (surprised)】 は、はいっ。

voice: vo_adv_5090003_038
用心棒:
【chara 8011 face 1 (normal)】 ところで……その増やした警備員の中に強いヤツはいるか?
俺を超えるような、そんな強者は。

voice: vo_adv_5090003_039
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 4 (sad)】 い、いやあ……
どいつも腕自慢ではあるみたいですけど、
さすがに、あなたほどの人はいないかと……

voice: vo_adv_5090003_040
用心棒:
【chara 8011 face 3 (anger)】 チッ……つまんねえな。
久々に暴れたいもんだが。

voice: vo_adv_5090003_041
アユミ:
【chara 121511 face 4 (sad)】 やっぱり怖いなぁ、あの用心棒さん……
【chara 121511 face 6 (surprised)】 ……けど、今のって大事な情報かも。

voice: vo_adv_5090003_042
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 警備の数はいつもよりも多いって言ってたよね。
【chara 121511 face 3 (anger)】 気をつけなくちゃ……!

voice: vo_adv_5090003_043
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】 まずは、このホールの警備体制について、
しっかり観察しようっと……

voice: vo_adv_5090003_044
アユミ:
【chara 121511 face 2 (joy)】 自慢じゃないけど、観察は、
そこそこ得意な方だと思うから……【chara 121511 face 3 (anger)】 が、頑張るぞー……!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ホールについて無事に調べ終えたアユミは、
次に、パーティーホールの様子を確認することにした。

voice: vo_adv_5090003_045
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 ……ここもすごい豪華だなぁ。
【chara 121511 face 1 (normal)】 みんな、とっても立派な服やドレスを着てる……

voice: vo_adv_5090003_046
要人:
【chara 1 face 1 (normal)】 このカジノは素晴らしい。
実に気に入ったよ。特に、あのポーカー!
500万ルピも勝たせてもらって悪いくらいだ!

voice: vo_adv_5090003_047
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 ……イノリちゃんに教えてもらったっけ。
このカジノは、イカサマでお客さんからお金を巻き上げもすれば、
イカサマで偉い人に勝たせてあげて、接待もするって。

voice: vo_adv_5090003_048
貴族:
【chara 2511 face 2 (joy)】 いやはや、さすがですねェ。
その豪運、あやかりたいものです。
【chara 2511 face 1 (normal)】 ……さて、そろそろビジネスの話を。

voice: vo_adv_5090003_049
要人:
【chara 1 face 1 (normal)】 ……例の件か。ここで話しても大丈夫かね?
この話が外に漏れれば、我々は終わるぞ。

voice: vo_adv_5090003_050
貴族:
【chara 2511 face 1 (normal)】 ご心配なく。ここには一般客はもちろん、
カジノスタッフすらいません。我々のような上流階級が
気兼ねなく話せるようにジーノ君が用意してくれた部屋ですよ。

voice: vo_adv_5090003_051
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 ……言われてみれば、確かに。
ここにいるのは貴族や、外国から来た要人らしき人たちばかり。

voice: vo_adv_5090003_052
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 ……スタッフさんや警備員がいない部屋。
覚えておいた方がいいかも? 【chara 121511 face 1 (normal)】 ……次へ行こう。

voice: vo_adv_5090003_053
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 金庫室は最上階の一番奥。
【chara 121511 face 1 (normal)】 そこまでのルートをちゃんと調べておかないと。

voice: vo_adv_5090003_054
アユミ:
【chara 121511 face 4 (sad)】 ……カジノホールはあんなに騒がしいのに、
この通路は静かだな。足音が結構響いちゃう……

voice: vo_adv_5090003_055
アユミ:
【chara 121511 face 4 (sad)】 ……もし、この足音を誰かに聞かれたら……

voice: vo_adv_5090003_056
警備員1:
【chara 1 face 1 (normal)】 ん? 今、向こうで足音がしなかったか?
……侵入者かもしれんぞ。

voice: vo_adv_5090003_057
アユミ:
【chara 121511 face 4 (sad)】 ひいぃ!? や、やっぱりこうなっちゃった!?
【chara 121511 face 6 (surprised)】 と、とりあえず、この銅像の後ろに隠れよう! 

voice: vo_adv_5090003_058
警備員2:
【chara 1 face 1 (normal)】 オレには足音なんて聞こえなかったぜ。
気のせいじゃねえか?

voice: vo_adv_5090003_059
警備員1:
【chara 1 face 1 (normal)】 いや。あの銅像の後ろなんて怪しい。
ひとまず、確認してみよう。

voice: vo_adv_5090003_060
アユミ:
【chara 121511 face 4 (sad)】 あわわわわっ!? こ、こっちに来る!?
こ、来ないで~……! 

voice: vo_adv_5090003_061
警備員1:
【chara 1 face 1 (normal)】 ……そこに誰かいるのか?

voice: vo_adv_5090003_062
アユミ:
【chara 121511 face 4 (sad)】 ひっ……目が合った……!? 

voice: vo_adv_5090003_063
警備員2:
【chara 1 face 1 (normal)】 銅像の後ろ、誰かいたか?

voice: vo_adv_5090003_064
警備員1:
【chara 1 face 1 (normal)】 ……いや。誰も。
おかしいな。確かに足音を聞いたと思ったんだが。

voice: vo_adv_5090003_065
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】 ……よかった。目が合ったと思ったのは気のせいだったみたい。
【chara 121511 face 6 (surprised)】 けど、すぐ目の前にいるのに気付かれないなんて……
怪盗としては喜ぶべきかもだけど、【chara 121511 face 4 (sad)】 私の存在感、薄すぎじゃ……

voice: vo_adv_5090003_066
警備員2:
【chara 1 face 1 (normal)】 にしても。こんな厳重な警備なんて本当に必要なのかね。
あの金庫室は絶対に誰にも破れないってのに。
金庫室の鍵はカジノ王様が直々に持ち歩いてるんだぜ。

voice: vo_adv_5090003_067
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 鍵はカジノ王さんが……!? 

voice: vo_adv_5090003_068
警備員2:
【chara 1 face 1 (normal)】 その上、無敵の用心棒が常にあのカジノ王様の側にいるんだ。
どんなヤツだろうと金庫室には入れねえよ。

voice: vo_adv_5090003_069
警備員1:
【chara 1 face 1 (normal)】 たとえそうでも、俺たちは俺たちの仕事をするだけだ。
もらった金の分は働かないとな。行くぞ。

voice: vo_adv_5090003_070
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 鍵はカジノ王さんが持ってる……か。
【chara 121511 face 4 (sad)】 どうやって、手に入れれば……
【chara 121511 face 3 (anger)】 ううん、考えるのは後にして、今はカジノを調べよう……

voice: vo_adv_5090003_071
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】 ふう。大体見て回ったかな。
残るはこの先……多分、そこが金庫室なはず。

voice: vo_adv_5090003_072
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 ……あっ。ホマレさんから借りた、
通信用のマジックアイテムが反応してる。
え、ええと……こうやれば繋がるかな?

voice: vo_adv_5090003_073
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】 よく、そこまで一人で来られたね~
やっぱり、アユミちゃんには怪盗のセンスがあるよ☆

voice: vo_adv_5090003_074
アユミ:
【chara 121511 face 2 (joy)】 そ、そんな、私なんて、別に……
【chara 121511 face 6 (surprised)】 ……あ、え、えっと。それで、どうして私に連絡を……?

voice: vo_adv_5090003_075
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】 アユミちゃんも気付いてるとは思うけど、
その先は金庫室へと繋がってる。【chara 106711 face 6 (surprised)】 でもね、
罠が仕掛けられてるから、危ないよって伝えようと思って☆

voice: vo_adv_5090003_076
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 ええっ!? わ、罠ですか!?

voice: vo_adv_5090003_077
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】 うん♪ だから、今はこの先に進まなくていいよ。
どうするかは、本番の時に考えよっか。
お疲れさま、アユミちゃん☆

voice: vo_adv_5090003_078
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 わ、分かりました……
【chara 121511 face 1 (normal)】 じゃあ、一度、戻りますね。

voice: vo_adv_5090003_079
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】 というわけで、
アユミちゃんが無事帰ってきました~☆

voice: vo_adv_5090003_080
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 たった一人でカジノに乗り込んで、平然と戻ってくるなんて……
【chara 121611 face 2 (joy)】 やっぱりアユアユはすごいヤツですよ!

voice: vo_adv_5090003_081
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 ……って、あれ?
なんか浮かない顔してるですけど……どうかしたですか?

voice: vo_adv_5090003_082
アユミ:
【chara 121511 face 4 (sad)】 う、うん……カジノを偵察してみて分かったけど……
問題があるかも……

Choice: (2) 問題って?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5090003_083
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 え、えっと……
金庫室の鍵は、カジノ王さんが持っているらしいんです。
【chara 121511 face 4 (sad)】 だから、一体、どうやって手に入れればいいのか……

voice: vo_adv_5090003_084
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】 それなら簡単☆
アユミちゃんが盗めばいいんだよ♪
【chara 106711 face 1 (normal)】 カジノ王のスーツのポケットからこっそりと、ね。

voice: vo_adv_5090003_085
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 えええっ!? む、む、む、無理ですぅ!
【chara 121511 face 4 (sad)】 あんな人に近付くだけでも怖いのに……
そんな人から鍵を盗むなんて……ぜ、絶対に気付かれます!

voice: vo_adv_5090003_086
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】 大丈夫だよ♪ だってアユミちゃんの能力はある意味、無敵なんだから。
その能力の本質は、七冠の権能に近しいものなのかも。
特別なのかも、アユミちゃんは。

voice: vo_adv_5090003_087
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 え、えっと……?
すみません、言っている意味がよく分からなくて……

voice: vo_adv_5090003_088
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】 つまり、アユミちゃんはすごいんだから自信持って、ってこと☆
【chara 106711 face 1 (normal)】 自分では、そのすごさに気付いていないだけだよ♪

voice: vo_adv_5090003_089
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 ホマレさんみたいな人にすごいなんて言ってもらえるのは、
光栄ですけど……【chara 121511 face 4 (sad)】 でも……
私は……私に、自信なんて、持てません……

voice: vo_adv_5090003_090
イノリ:
【chara 121611 face 1 (normal)】 アユアユって、そういうとこあるですよね。
【chara 121611 face 2 (joy)】 ……けど、アユアユが自分を信じられなくたって。
あたしは、アユアユを信じてるです!

voice: vo_adv_5090003_091
イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 大丈夫! アユアユなら、
あのクソッたれなカジノ王から、鍵を奪い取れるです!

voice: vo_adv_5090003_092
アユミ:
【chara 121511 face 1 (normal)】 イノリちゃん……

voice: vo_adv_5090003_093
イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 アユアユなら絶対にやれるです!
なんたって、このあたしが認めた友達ですからね!

voice: vo_adv_5090003_094
アユミ:
【chara 121511 face 2 (joy)】 あ、ありがとう……
【chara 121511 face 3 (anger)】 うん……わ、私……やってみる……!

voice: vo_adv_5090003_095
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】 ありがとう、アユミちゃん☆
これで、あとは盗みに入るだけだね……【chara 106711 face 6 (surprised)】 と言いたいところだけど。
【chara 106711 face 1 (normal)】 まだ、あと一つ、怪盗としてやることが残ってるんだよね~♪

voice: vo_adv_5090003_096
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】 それは……予告状を出すこと!
ギャングに美学があるように、
怪盗にも美学は必要だよね♪

voice: vo_adv_5090003_097
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 た、確かに! 怪盗といえば予告状!
うっかり忘れちまうところでしたよ! さすがボスです!

voice: vo_adv_5090003_098
イノリ:
【chara 121611 face 3 (anger)】 ……とでも言うと思いましたか!
何考えてんですか、ボス!
予告状なんて出すメリット、ちっともないですよ!?

voice: vo_adv_5090003_099
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】 ……イノリの言う通りだ。
予告状を出しても、さらに警戒されるだけだと思うけど。
何の意味があってそんなことするんだ?

voice: vo_adv_5090003_100
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】 ふふっ。ただの予告状を出すんじゃないよ?
実はもう、用意してきたんだ~☆ 【chara 106711 face 1 (normal)】 ほら、読んでみて♪

voice: vo_adv_5090003_101
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】 ええと……『明日の夜、カジノに眠る伝説の宝石、
『人魚の涙』をいただきに参上するにゃ。
美少女義賊ファントムキャッツより』……

voice: vo_adv_5090003_102
カヤ:
【chara 106511 face 4 (sad)】 ファントムキャッツって……
この予告状、捏造しやがったな、ボス?
【chara 106511 face 6 (surprised)】 というか『人魚の涙』ってなんなんだよ。

voice: vo_adv_5090003_103
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】 カジノ王のコレクションの一つでね?
金庫室に保管されている、ものすごい価値のある宝石なの。
【chara 106711 face 2 (joy)】 もし価格をつけるとすれば10億ルピはくだらないだろうね☆

voice: vo_adv_5090003_104
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 へー、そりゃすごいですねー……
【chara 121611 face 3 (anger)】 とか言ってる場合じゃねえですよ!?

voice: vo_adv_5090003_105
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 なんでファントムキャッツのふりをして、
偽予告状を出すですか!?

voice: vo_adv_5090003_106
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】 義賊ファントムキャッツといえば、
今となってはランドソルに知らない者はない、生きる伝説でしょ?

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ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】 弱きを助け強きを挫くファントムキャッツは、
ランドソルの人々の希望。彼女はみんなに愛されているが故に、
期待を決して裏切らないし、裏切れない。

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ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】 ファントムキャッツは、これまで盗みを予告したものは、
ただ一つの例外もなく、必ず完璧に盗み出してみせたの。

voice: vo_adv_5090003_109
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】 だからこそ、この偽予告状に関しても。
カジノ王が悪人である以上、
その矜持を守るために動かざるを得ない。

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カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】 つまり、ファントムキャッツは必ず『人魚の涙』を盗みに、
カジノへ忍び込む。オレたちはその騒動に紛れれば、
お目当てのものを盗みやすくなるって……そういうことか?

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ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】 ピンポーン、正解だよ、カヤちゃん☆
【chara 106711 face 1 (normal)】 より成功率をあげるためにも、
やれることはやっておかなくっちゃね♪

voice: vo_adv_5090003_112
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】 もちろん、予告状でカジノ側の警戒は強まるけど……
【chara 106711 face 1 (normal)】 イノリちゃんが追い詰められる可能性が
高くなってくれるはずだし、いいことだよね♪

voice: vo_adv_5090003_113
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 とんだサイコドラゴンじゃねーですか、このババア!?

voice: vo_adv_5090003_114
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】 イノリちゃん、今、何か言ったかな~☆

voice: vo_adv_5090003_115
イノリ:
【chara 121611 face 7 (special_a)】 ぴぃぃぃ!?
つ、つい、口に出してしまったですよ!?

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アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 え、ええっと……それで、
この偽予告状をカジノに出してくればいいんですよね……?
【chara 121511 face 1 (normal)】 い、行こう、イノリちゃん……!

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イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 そ、そうですね! 行ってくるですよ!
【chara 121611 face 2 (joy)】 ……ナイス話題逸らしですよ、アユアユ!

voice: vo_adv_5090003_118
アユミ:
【chara 121511 face 6 (surprised)】 それにしても、予告状、いっぱいあるね……

voice: vo_adv_5090003_119
イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 この作戦は、偽予告状の件が
ファントムキャッツの耳にちゃんと入らなきゃいけないですからね。
【chara 121611 face 2 (joy)】 街中の話題になるくらい目立つ必要があるですよ!

voice: vo_adv_5090003_120
イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 だからカジノだけとは言わず、
ランドソル中にこれをバラまいてやるです!

voice: vo_adv_5090003_121
アユミ:
【chara 121511 face 2 (joy)】 ……ふふっ。予告状を出すなんて、怪盗みたい。

voice: vo_adv_5090003_122
イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 みたい、じゃなくて怪盗なんですよ、あたしたちは!

voice: vo_adv_5090003_123
アユミ:
【chara 121511 face 2 (joy)】 えへへ……なんだか私、ワクワクしてるかも!

voice: vo_adv_5090003_124
イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 ですね! やってやるです!

voice: vo_adv_5090003_125
アユミ:
【chara 121511 face 2 (joy)】 うんっ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──数時間後。

voice: vo_adv_5090003_126
カジノスタッフ:
【chara 1112 face 6 (surprised)】 ……ん? なんだ、このカード?
……こ、これは……予告状!?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 それから更にしばらくして。

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タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】 ……ん? なんか向こうが騒がしいにゃ?

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男性:
【chara 1 face 1 (normal)】 号外! 号外だよ~!
なんとファントムキャッツが、
明日、あのカジノの財宝を盗むそうだ!

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タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】 ……うにゃ~!?
なんなのにゃ、それ!? 聞いてないにゃ~!?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 一方、その頃──

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用心棒:
【chara 8011 face 4 (sad)】 ……やれやれ。面倒なことになったな。

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カジノ王:
【chara 16011 face 1 (normal)】 クックック……オレは久々にワクワクしてるぜ。
面白い見世物になりそうじゃねえか。

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カジノ王:
【chara 16011 face 2 (joy)】 カジノってのはエンターテイメントだ。
こういうイベントもたまには悪くねえ。
【chara 16011 face 1 (normal)】 そもそも、あの金庫室を突破することはできやしねえしな。

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カジノ王:
【chara 16011 face 2 (joy)】 明日を楽しみにしようぜ、オイ!
ククク……ハーッハッハッハ!!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 煌びやかなカジノに、
カジノ王の邪悪な笑い声が響き渡るのだった……