-------------- situation:
怪盗団のラストミッション
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──とある昼下がり。【ドラゴンズネスト】のアジトにて。

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イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 ……おっ。来てくれたですね、アユアユ!

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アユミ:
【chara 121512 face 1 (normal)】 うん、もちろん。イノリちゃんのお誘いだもん。
【chara 121512 face 6 (surprised)】 ……けど、どうしたの? 怪盗服を着てきて、なんて。
イノリちゃんも怪盗服だし……

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イノリ:
【chara 121611 face 1 (normal)】 実はですね……
アユアユに超極悪ミッションの依頼をしたいですよ!

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アユミ:
【chara 121512 face 6 (surprised)】 ええっ!? 超極悪ミッション……!?
【chara 121512 face 4 (sad)】 それって、一体……!?

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イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 聞いて驚かないでくださいよ?
その超極悪ミッションとは──
【chara 121611 face 2 (joy)】 あたしと一緒にボスの隠し部屋に忍び込むこと、です!

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アユミ:
【chara 121512 face 6 (surprised)】 ホマレさんの部屋に……!?

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イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 そう! 【chara 121611 face 1 (normal)】 とは言っても、ボスから何か盗んだりするわけじゃないです。
【chara 121611 face 2 (joy)】 ただ一緒に忍び込んで、アユアユと写真を撮りたいだけですよ。
いわば、一種の度胸試しですね!

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アユミ:
【chara 121512 face 4 (sad)】 そんなの、
ホマレさんにバレちゃったら怒られるんじゃ……?

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イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 そ、それはそうですけど……
一生のお願いです!
あたしとボスの隠し部屋に潜入してほしいですよ!

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イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 あたしたち怪盗団としてすごいことやってのけたのに、
なにか形に残ったものってないじゃないですか?

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イノリ:
【chara 121611 face 1 (normal)】 だから、最後にこの服を着て、
怪盗っぽいことをやってる瞬間を写真に残したいって……
思い出を形に残したいって、そう思ったんですよ!

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アユミ:
【chara 121512 face 4 (sad)】 ううーん……

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イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 ……ダメですか、アユアユ?

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アユミ:
【chara 121512 face 6 (surprised)】 ホマレさんに気付かれなければ……
ただ写真を撮るだけだし……
【chara 121512 face 1 (normal)】 迷惑はかからない……かな……?

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イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 おお、やる気になってくれたですか、アユアユ!

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???:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 【chara 121512 face 6 (surprised)】 【chara 1 face 1 (normal)】 ……へぇ。怪盗団、再結成かにゃ?

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アユミ:
【chara 121512 face 6 (surprised)】 この声は……ファントムキャッツさん!?
姿は見えないけど……一体、どうしてここに……?

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ファントムキャッツ:
【chara 1 face 1 (normal)】 ま、ちょっと用事があってにゃ。
確かに悪党どもに関しての資料は受け取ったにゃ。
これで偽予告状の件での貸し借りはなしにゃ。

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イノリ:
【chara 121611 face 1 (normal)】 ボスのヤツ……あたしたちの知らないとこで、
またなんか勝手に動いてたみたいですね……

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ファントムキャッツ:
【chara 1 face 1 (normal)】 ところで……もうすぐおやつの時間にゃ。
【chara 1 face 2 (joy)】 というわけで、これを食べるにゃ!

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アユミ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 【chara 121512 face 6 (surprised)】 ……いつの間にか、テーブルにたい焼きが!?

voice: vo_adv_5090601_021
ファントムキャッツ:
【chara 1 face 2 (joy)】 あたしからの差し入れにゃ♪
【chara 1 face 1 (normal)】 誰かのために悪党を懲らしめるなんて、お前たちはあたしと似てるにゃ。
つまり……あたしの後輩といっても過言ではないにゃ!

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ファントムキャッツ:
【chara 1 face 2 (joy)】 だから特別に、そのたい焼き、後輩価格でいいにゃ!

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イノリ:
【chara 121611 face 3 (anger)】 急に先輩面してきた上に、差し入れに金取るですか!?
なんなんですか、コイツ!?

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アユミ:
【chara 121512 face 2 (joy)】 でも、おいしそう……
【chara 121512 face 1 (normal)】 あの、お金はテーブルの上に置いておきますね、
ファントムキャッツさん。

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イノリ:
【chara 121611 face 1 (normal)】 ……まあ、確かに?
大仕事の前に甘いもの食べたい気分でしたから?
あたしも金出してやってもいいですけど?

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ファントムキャッツ:
【chara 1 face 2 (joy)】 にゃはは、まいどあり!
【chara 1 face 1 (normal)】 じゃあ、健闘を祈るにゃ怪盗団!

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イノリ:
【chara 121611 face 6 (surprised)】 ……行ったみたいです。
なんなんですかね、あのネコは。
【chara 121611 face 2 (joy)】 ……ま、それより、たい焼き食べるですよ。

voice: vo_adv_5090601_028
アユミ:
【chara 121512 face 2 (joy)】 ……わ、おいしいね、このたい焼き……♪

voice: vo_adv_5090601_029
イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 確かに……!
グルメなあたしの舌を満足させるなんて大したもんですよ!
【chara 121611 face 1 (normal)】 ファントムキャッツのヤツの事、認めざるを得ないみたいですね……!

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イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 ……モグモグ。【chara 121611 face 6 (surprised)】 ところで、アユアユ。今更ですけど、
『怪盗団』って呼び方、いまいち締まらないと思わないですか?

voice: vo_adv_5090601_031
アユミ:
【chara 121512 face 6 (surprised)】 えっ、どうだろう……シンプルだなとは思うけど……
イノリちゃんは何か、名前をつけたいの?

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イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 そうです! その方が愛着だって湧くですからね!
実はもう、あたしの方で案を考えてあるですよ!

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イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 その名も──【インビジブル・スティーラーズ】!
不可視の怪盗団ってわけですよ!

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アユミ:
【chara 121512 face 1 (normal)】 インビジブル・スティーラーズ……!
【chara 121512 face 2 (joy)】 なんだか、カッコいいね!

voice: vo_adv_5090601_035
イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 ふふーん!
やっぱりあたしのネーミングセンスは天才的ですよね!

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アユミ:
【chara 121512 face 2 (joy)】 ふふっ、そうだね。
イノリちゃんのいいところの一つだと思うな……♪

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イノリ:
【chara 121611 face 5 (shy)】 あう……素直に褒められるとちょっと照れるですよ……
【chara 121611 face 1 (normal)】 ま、まあ、それよりも! たい焼きは食べ終わったですね!

voice: vo_adv_5090601_038
アユミ:
【chara 121512 face 1 (normal)】 うん……じゃあ、始めよっか。
インビジブル・スティーラーズの、ラストミッションを!

voice: vo_adv_5090601_039
アユミ:
【chara 121512 face 4 (sad)】 も、もしホマレさんに見つかった場合は……
やっぱり、怒られちゃうよね……
【chara 121512 face 6 (surprised)】 で、でも、いつかそれもいい思い出になるはず……だよね……?

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イノリ:
【chara 121611 face 2 (joy)】 はんっ、そんなことにはならねーですよ!
あたしたちは最強のコンビですからね!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうしてアユミとイノリ──
インビジブル・スティーラーズは、
最後にして最大のミッションに挑むのだった。