惨劇の幕開けは突然に
島に向かう船でカスミたちはアンナと合流する。島に着いたその日の夜、参加者の一人である霊媒師の部屋に海賊が現れる。霊媒師を倒し逃走する海賊を、カスミと{player}が追跡する。


-------------- situation:
惨劇の幕開けは突然に
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 財宝探しの招待を受けてからしばしの後、ついに出発の日を迎え、
参加者一同は商人の船に乗り、一路海賊島へと出港する。

voice: vo_adv_5092001_000
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 すっかり陸地も見えなくなったね。
【chara 101411 face 1 (normal)】 街のみんなとこれが今生の別れになるのではと思うと、
不安で胸が張り裂けそうだよ……

Choice: (1) そのわりに頬が緩んでるよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5092001_001
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 うっ……だ、だって孤島に向かう船という
【chara 101411 face 1 (normal)】 まるで推理小説のようなシチュエーションなのだよ?
どうしたってにやけてしまうって。

voice: vo_adv_5092001_002
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】 おいシノブ、こいつ結構ヤベェヤツだぞ。本当に大丈夫か?

voice: vo_adv_5092001_003
シノブ:
【chara 103113 face 3 (anger)】 お父さん、そういうこと言わないの。

voice: vo_adv_5092001_004
???:
【chara 2511 face 1 (normal)】 みなさん、船旅は楽しまれてますか?

voice: vo_adv_5092001_005
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 あなたは……

voice: vo_adv_5092001_006
ゴードン:
【chara 2511 face 1 (normal)】 はじめまして。私はゴードン、今回の調査の主催者です。
【chara 2511 face 2 (joy)】 この度は参加いただきありがとうございます。

voice: vo_adv_5092001_007
カスミ:
【chara 2511 face 1 (normal)】 【chara 101411 face 6 (surprised)】 ああ、あなたが。【chara 101411 face 1 (normal)】 こちらこそお招きいただき感謝してるよ。
こんな機会そうそうないからね。めいっぱい楽しませてもらうよ。

voice: vo_adv_5092001_008
ゴードン:
【chara 2511 face 2 (joy)】 ふふ、危険な島に向かうというのにこの余裕。さすがですね。
【chara 2511 face 1 (normal)】 島まではまだまだかかりますので、それまでは船旅をお楽しみください。

voice: vo_adv_5092001_009
教授:
【chara 7511 face 4 (sad)】 やれやれ、どんなヤツが来るかと思ってたら女子どもばかりじゃないか。
【chara 7511 face 1 (normal)】 ワシはピクニックに来たわけじゃないのだがね、ゴードン氏。

voice: vo_adv_5092001_010
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 この人はたしか……そうだ、有名な教授だ。
【chara 101411 face 1 (normal)】 なるほど、本当に少数精鋭で行くみたいだね。

voice: vo_adv_5092001_011
ゴードン:
【chara 2511 face 1 (normal)】 心配には及びません。彼女たちは年こそ若いですが、
その道では実績のある人たちです。
【chara 2511 face 2 (joy)】 必ずや財宝探しの助けとなってくれるでしょう。

voice: vo_adv_5092001_012
教授:
【chara 7511 face 3 (anger)】 だといいがね。あとで助けてくれなどと言わないでくれよな。

voice: vo_adv_5092001_013
???:
【chara 8111 face 1 (normal)】 それはお主も同じだ。
いや、わし以外が踏み込むこと自体間違っておるのだ。

voice: vo_adv_5092001_014
教授:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 だ、誰だ!

voice: vo_adv_5092001_015
ゴードン:
【chara 2511 face 1 (normal)】 彼は凄腕の霊媒師で、対海賊の呪いの切り札として招待しました。
【chara 2511 face 6 (surprised)】 しかし今の言葉、どういうことでしょう。

voice: vo_adv_5092001_016
霊媒師:
【chara 8111 face 1 (normal)】 あの島は人知の及ばぬ危険な世界。
女子どもはもとより、学者風情の出る幕ではない。
悪いことは言わん、今からでも引き返すがいい。

voice: vo_adv_5092001_017
教授:
【chara 7511 face 3 (anger)】 なんだと! このワシを他のひ弱な学者どもと一緒にするな!
こちとら食前食後の運動も常に欠かさず、トレーニング論の本も出版する
肉体派の学者であるぞ!

voice: vo_adv_5092001_018
教授:
【chara 7511 face 3 (anger)】 霊媒師だかなんだか知らないが、何度も危険地帯からの生還を果たした
現地調査のプロに言わせればあんたの方がよほど危険だ。
【chara 7511 face 1 (normal)】 島の環境の厳しさにやられんうちに帰ったらどうだ?

voice: vo_adv_5092001_019
霊媒師:
【chara 8111 face 1 (normal)】 ふん、どうなっても知らんぞ……

voice: vo_adv_5092001_020
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 ふふ、参加者同士の牽制のし合い。
まさに推理小説の展開じゃないか。【chara 101411 face 5 (shy)】 楽しくなってきたぞ。

voice: vo_adv_5092001_021
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】 う、ぅぅ……シノブ……

voice: vo_adv_5092001_022
シノブ:
【chara 103113 face 6 (surprised)】 どうしたのお父さん、具合が悪いの?

voice: vo_adv_5092001_023
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】 加齢臭のキツいおっさんどもの醜い言い争い……
何この地獄……もしかしてオレ、死んだの?

voice: vo_adv_5092001_024
シノブ:
【chara 103113 face 4 (sad)】 それだけ悪態つけるなら大丈夫よ。
【chara 103113 face 1 (normal)】 すみません、少し席を外して父を潮風に当ててきますね。

voice: vo_adv_5092001_025
教授:
【chara 7511 face 1 (normal)】 ……おい、誰か彼女についてやった方がいいぞ。

voice: vo_adv_5092001_026
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 なぜだい? 【chara 101411 face 1 (normal)】 付き添いが必要な子どもではないよ、彼女は。

voice: vo_adv_5092001_027
教授:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 なんだ知らないのか。今回のツアーには
とんでもない危険人物も参加しているらしいのだぞ。
【chara 7511 face 4 (sad)】 うっかり会って何かあったらどうするんだ。

voice: vo_adv_5092001_028
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 危険、人物……?

voice: vo_adv_5092001_029
ゴードン:
【chara 2511 face 4 (sad)】 はい。なにしろ場所が場所ですから。
【chara 2511 face 1 (normal)】 腕利きの冒険者を招待させていただきました。

voice: vo_adv_5092001_030
ゴードン:
【chara 2511 face 4 (sad)】 ただ、少々悪名の方も高いお方でして……
【chara 2511 face 6 (surprised)】 あ、噂をすれば。

voice: vo_adv_5092001_031
教授:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 そ、それではワシはここで失礼する。行きましょう、ゴードン氏。

voice: vo_adv_5092001_032
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】 ……南西の方向、距離一五〇、【chara 100911 face 2 (joy)】 大きな気配を感じるな。
ふっ、大事の前の肩慣らしには丁度いいか。

voice: vo_adv_5092001_033
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 あれは……【自警団(カォン)】のブラックリストで見た
【トワイライトキャラバン】の歩く竜巻!
【chara 101411 face 4 (sad)】 ゴードンさん、随分と無茶したもんだね。

voice: vo_adv_5092001_034
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】 ん? 【chara 100911 face 1 (normal)】 おお、シグルドではないか! このような所で会うとは、
やはり我々は運命という名の鎖で繋がれているようだな!

voice: vo_adv_5092001_035
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 んん? 君たち知り合いなのか?
【chara 101411 face 4 (sad)】 助手くんの交友関係の広さは怖いものがあるね……

Choice: (2) どうしてここに?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5092001_036
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】 ……彼方より吹く災いの風に導かれてやって来た。
【chara 100911 face 1 (normal)】 そう、ただそれだけだ。

voice: vo_adv_5092001_037
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】 うぅ、言えるはずもなかろう、本当は──

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5092001_038
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】 追憶と創造と幻想の混在せし鈍色の雲よ
闇絡みの嵐雨を生みて渺茫たる白き砂漠に黒き恵を与えん
「万象洪綴穿」!

voice: vo_adv_5092001_039
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】 ……分かっている、分かっているぞ無意味だということは!
こんなことしても「冥風戦記」の新作は全く進まない!
いつまでたっても原稿用紙は真っ白だ!

voice: vo_adv_5092001_040
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】 最近大きな事件もなければシグルドとも会えていないからな……
代わりにメンバーからネタ集めをしたくとも、
あいにくみんな各々の用事で不在だし。

voice: vo_adv_5092001_041
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】 ああ、刺激がほしい……
どこかに奇想天外、石破天驚、奇々怪々なネタはないものか……

voice: vo_adv_5092001_042
付き人:
【chara 311 face 1 (normal)】 すみません、【トワイライトキャラバン】の方で間違いないでしょうか?

voice: vo_adv_5092001_043
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】 へ? あ、【chara 100911 face 2 (joy)】 うむ! 我が名はアンネローゼ・フォン・シュテッヒパルム、
【トワイライトキャラバン】が一人にして、
「熾炎戦鬼煉獄血盟暗黒団」団長だ!

voice: vo_adv_5092001_044
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】 我らの悪名を知って来たのであれば、
さぞや酔狂な依頼者か、【chara 100911 face 3 (anger)】 もしくは──敵だな。

voice: vo_adv_5092001_045
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】 その二択であれば前者になります。【chara 311 face 1 (normal)】 実は……

voice: vo_adv_5092001_046
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】 な、なにぃー! 呪われし海賊島で財宝探しだと!

voice: vo_adv_5092001_047
付き人:
【chara 311 face 1 (normal)】 はい。非常に危険な場所に向かうため、
実戦に強い冒険者が必要ということで、
【トワイライトキャラバン】のメンバーに参加していただきたいのです。

voice: vo_adv_5092001_048
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】 なるほど、それはたしかに我々が適任だな。
【chara 100911 face 2 (joy)】 まあ、島の形が変わったりするかもしれないが、構わんだろ?

voice: vo_adv_5092001_049
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】 やったー! こんな大ネタが向こうから来てくれるなんてついてるな!
参加できればネタ不足なんて一気に解消できるぞ。
【chara 100911 face 2 (joy)】 これはもうなにがなんでも行くしかないな! 

voice: vo_adv_5092001_050
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】 ですが人数の関係上、全員をお招きするのは難しく
誰かお一人の参加になってしまうのですが……

voice: vo_adv_5092001_051
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】 一人だと! こんな絶好の機会を逃すわけにはいかないぞ。
【chara 100911 face 4 (sad)】 少々心が痛むが……許せ、同胞よ! 

voice: vo_adv_5092001_052
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】 そうか、それなら私が行こう。他の者は各自の仕事に掛かりきりで
当分戻らないと聞いている。

voice: vo_adv_5092001_053
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】 さあ、一刻も早く雇い主に報告するがいい。
「熾炎戦鬼煉獄血盟暗黒団」の団長、
アンネローゼ・フォン・シュテッヒパルムが参戦するとな!

voice: vo_adv_5092001_054
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】 は、はあ……分かりました。そのようにお伝えいたします。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5092001_055
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】 さてシグルドよ、ここは運命の筋書きに従い
【chara 100911 face 2 (joy)】 我と共に呪われし戦場を駆け抜けるとしようか!

voice: vo_adv_5092001_056
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 そ、それはダメだ! 助手くんはこの探偵カスミの助手、
【chara 101411 face 3 (anger)】 たとえ相手が【トワイライトキャラバン】だろうとここは譲れないぞ!

voice: vo_adv_5092001_057
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】 探偵とその助手? なるほど、いい関係だな。
【chara 100911 face 2 (joy)】 だが、私とシグルドは前世からの付き合いだ。
血よりも深き我らの絆に勝てるものか。

voice: vo_adv_5092001_058
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 そうなの? 【chara 101411 face 4 (sad)】 助手くん、君も大概面白い人だな。
【chara 101411 face 1 (normal)】 でも、付き合いの長さは関係ない。
今回は私との同行が先約だからね。

voice: vo_adv_5092001_059
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】 ぬうっ、せ、先約か……それは、仕方ない、な……
達者でな、シグルドよ……しょぼーん……

voice: vo_adv_5092001_060
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 あれ、意外なほどあっさり引いてくれた!
【chara 101411 face 4 (sad)】 そして気の毒なほど落ち込んでしまった……
で、でも、今回は私も譲れないのだ、許してほしい。

voice: vo_adv_5092001_061
シノブ:
【chara 103113 face 6 (surprised)】 あの、どうかされましたか?

voice: vo_adv_5092001_062
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 シノブさん、お帰りなさい。【chara 101411 face 4 (sad)】 実は……

voice: vo_adv_5092001_063
シノブ:
【chara 103113 face 6 (surprised)】 なるほど、そういうことでしたか。
【chara 103113 face 2 (joy)】 では、代わりに私があの方についていきます。

voice: vo_adv_5092001_064
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 い、いいのかい? 【chara 101411 face 4 (sad)】 こう言ってはなんだが、
彼女は少々扱いが難しそうだよ?

voice: vo_adv_5092001_065
シノブ:
【chara 103113 face 2 (joy)】 【悪魔偽王国軍(ディアボロス)】も個性が強い子が多いので、
そこはさして問題ではありません。

voice: vo_adv_5092001_066
シノブ:
【chara 103113 face 1 (normal)】 問題なのは負の感情にとらわれている状態で
霊的な危険性がある場所に立ち入ることです。

voice: vo_adv_5092001_067
シノブ:
【chara 103113 face 1 (normal)】 いかに強者でも心が弱っていれば邪悪な霊につけ込まれてしまいます。
【chara 103113 face 4 (sad)】 ですのであのままお一人で行動させるのは止めておきたいところです。

voice: vo_adv_5092001_068
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 なるほどね。それに彼女は【トワイライトキャラバン】のメンバー
その強さは折り紙付き。ならば行動を共にすることは
お互いにとって有益というわけだね。

Choice: (3) 絶対頼りになるよ!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5092001_069
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 分かったよ。それではシノブさん、【chara 101411 face 2 (joy)】 彼女のことは任せたよ。

voice: vo_adv_5092001_070
シノブ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 【chara 103113 face 2 (joy)】 了解しました。それでは、{player}さん
あの方の人となりを教えていただけますか?
会話を円滑に進めるために情報が必要ですので。

voice: vo_adv_5092001_071
シノブ:
【chara 103113 face 6 (surprised)】 あの、アンネローゼ・フォン・シュテッヒパルムさん。

voice: vo_adv_5092001_072
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】 はい……【chara 100911 face 6 (surprised)】 んん?

voice: vo_adv_5092001_073
シノブ:
【chara 103113 face 2 (joy)】 はじめまして、私、ランドソルで占い師をやっているシノブと申します。

voice: vo_adv_5092001_074
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】 ふーん、占い師、ね。で、占い師が私に何の用だ?

movie: 509200101
voice: vo_adv_5092001_075
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】 おぉシノブゥ、なんと愛らしい……
冥途の土産にいい物が見れてオレは満足だ……

voice: vo_adv_5092001_076
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】 やめてお父さん、縁起でもない。まだ島に上陸すらしていないのに。

voice: vo_adv_5092001_077
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】 事情は先ほど聞かせてもらったぞ親父殿。
シノブのことは私に万事任されよ。
【chara 121912 face 2 (joy)】 そして旅の終焉にはきっと親父殿も元に戻ることは必定!

voice: vo_adv_5092001_078
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】 小娘……体は薄いが頼りになるな。期待してるぜ。

voice: vo_adv_5092001_079
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】 なんて?

voice: vo_adv_5092001_080
付き人:
【chara 311 face 1 (normal)】 みなさん、そろそろ島に到着します。上陸の準備をお願いします。

voice: vo_adv_5092001_081
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 いよいよだね、助手くん。
【chara 101411 face 3 (anger)】 今回ばかりは私も何が起こるか予想がつかない。
君の力が必ず必要になるだろう。【chara 101411 face 1 (normal)】 頼りにしてるからね。

voice: vo_adv_5092001_082
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 ここが呪われし海賊島……見たところ普通の無人島のようだけど
【chara 101411 face 1 (normal)】 シノブさん、何か感じるかい?

voice: vo_adv_5092001_083
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】 ……そうですね、何かしらの強い念のようなものは確かに感じます。
【chara 122012 face 1 (normal)】 それが呪いの類かどうかまではまだ判断できませんが。

voice: vo_adv_5092001_084
教授:
【chara 7511 face 3 (anger)】 ふん、あるのかも分からん呪いよりも、
もっと現実的な心配をしたらどうだ?

voice: vo_adv_5092001_085
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 うむ、教授の言うことももっともだね。
ここは南方の孤島、独自の生態系が築かれていることも考えられる。

voice: vo_adv_5092001_086
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 未知の魔物や病原菌などの危険性は十分に考慮すべき問題だね。
【chara 101411 face 1 (normal)】 ご忠告感謝するよ。

voice: vo_adv_5092001_087
教授:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 わ、分かっているならいいんだ……
【chara 7511 face 4 (sad)】 実際呪いとやらもこの島の風土病だとワシは思うがね。

voice: vo_adv_5092001_088
教授:
【chara 7511 face 2 (joy)】 ちゃんと薬は用意してきたか?
一見キレイに見えても生水は絶対に飲むんじゃないぞ。

voice: vo_adv_5092001_089
ゴードン:
【chara 2511 face 1 (normal)】 みなさん、長旅お疲れさまでした。
まずは我々の拠点となるロッジに向かいます。

voice: vo_adv_5092001_090
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】 長時間の船旅で疲労も溜まっていることでしょう。
【chara 2511 face 1 (normal)】 本格的な探索は明日からにして、今日はゆっくりとお休みください。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 その後一行はロッジで食事と休息をとり、
穏やかな時間を過ごしていた。

voice: vo_adv_5092001_091
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 ──以上が嘆きの女神事件の顛末だよ。
【chara 101411 face 4 (sad)】 今思い返してもなかなかハードな事件だったね。

voice: vo_adv_5092001_092
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】 ふっ、時代は変われど常に闘争の只中に身を置いているとは、
シグルドらしいな。
【chara 121912 face 6 (surprised)】 そうだ、今度はシノブの話を聞かせてもらおうか。

voice: vo_adv_5092001_093
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】 そうですね。あれは──

voice: vo_adv_5092001_094
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】 やめてくれぇ……シノブの口から小僧のエピソードなんて
聞きたくないよぉ~……

voice: vo_adv_5092001_095
付き人:
【chara 311 face 1 (normal)】 みなさん、お茶のおかわりはいかがですか?

voice: vo_adv_5092001_096
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 ありがとう、いただくとするよ。

voice: vo_adv_5092001_097
付き人:
【chara 311 face 2 (joy)】 みなさんが楽しそうにお話しされているのを見ると、
ここが危険な島だということを忘れてしまいそうです。

voice: vo_adv_5092001_098
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】 このまま何も起きずに調査を終えられればいいのですが……

voice: vo_adv_5092001_099
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 ところであの霊媒師の老人はどうしてるのかな?
夕食の時にも現れなかったが。

voice: vo_adv_5092001_100
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】 ええ、ロッジに到着してすぐ部屋に閉じこもってしまいました。
なんでも海賊を呼び出し対話するらしく、
【chara 311 face 4 (sad)】 絶対に部屋に入らないようにと念を押されまして……

voice: vo_adv_5092001_101
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】 海賊と対話だと? そんなことができるのか?

voice: vo_adv_5092001_102
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】 降霊術は霊媒師のスキルの一つですが、
通常は一般霊を呼ぶ時にしか使いません。

voice: vo_adv_5092001_103
シノブ:
【chara 122012 face 3 (anger)】 悪霊や神の名を冠するものなど強力な霊体に迂闊に干渉すれば、
霊媒師自身に危害が及びます。

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シノブ:
【chara 122012 face 3 (anger)】 件の海賊が本当に呪いをもたらすような存在ならば、
絶対に呼んではいけません。

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ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】 うさん臭いと思ったんだよな、あのジジイ。
本物かペテン師か知らないけど、止めるなら早いにこしたことは──

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霊媒師:
【chara 121912 face 6 (surprised)】 【chara 122012 face 6 (surprised)】 【chara 8111 face 6 (surprised)】 うわああぁぁー!

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カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 今の悲鳴、まさか……!
【chara 101411 face 3 (anger)】 付き人さん、彼の部屋はどこだい!

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付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】 に、二階の一番奥になります……

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カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 助手くん、行くぞ!

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シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 3 (anger)】 シノブ、我々も続くぞ!

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教授:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 おい、どうしたんだ! ドアを開けたまえ!

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カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 教授! 霊媒師さんは……

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教授:
【chara 7511 face 4 (sad)】 分からん。鍵がかかっていて中に入れないのだ。
【chara 7511 face 3 (anger)】 ええい、早く開けたまえ!

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霊媒師:
【chara 8111 face 6 (surprised)】 お、おまえ……本物、なのか……?
く、来るな……わしが悪かった、だ、だから……

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カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 誰かと話している? しかし部屋には彼以外誰もいないはずじゃ……
【chara 101411 face 3 (anger)】 まさか本当に海賊を呼び出したのか? 

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霊媒師:
【chara 8111 face 6 (surprised)】 や、止めろ……止めてく、ぎゃああああ!

voice: vo_adv_5092001_117
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】 声が、止んだ……【chara 2511 face 4 (sad)】 あの、大丈夫ですか! 返事をしてください!

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シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 3 (anger)】 ええい、埒が明かん! 少々手荒になるが許されよ!

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カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 アンナさん待つんだ! 中に人がいる──

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シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】 よし、これで入れるな。【chara 121912 face 3 (anger)】 突入だ!

voice: vo_adv_5092001_121
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 ……【トワイライトキャラバン】っていつもこうなのかい?
【chara 101411 face 3 (anger)】 とにかく私たちも行こう、助手くん。

voice: vo_adv_5092001_122
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 失礼するよ……【chara 101411 face 6 (surprised)】 なっ……こ、これは……!?

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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 部屋に入った瞬間、皆一様に言葉を失った。
仄かな蝋燭の灯りが床に倒れた老人の姿を浮き上がらせる。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 だが、我々の視線はそちらには向かない。
窓辺に立つ、あろうはずのない異質の存在に、目を奪われていた。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 大きな帽子にボロボロのコート。
冒険小説の挿絵から抜け出してきたかのようなその男は、
ただ悠然とたたずんでいた。

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付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】 まさか……海賊、エドワード・ディードなのか……?

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シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】 カスミさん、あそこに倒れているのは……

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カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 ああ、霊媒師さんで間違いない。ただ、おそらくもう……

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教授:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 お、おまえが、おまえがやったのか!
いや、そもそもその格好は何だ! 【chara 7511 face 3 (anger)】 か、顔を見せろ!

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海賊:
【chara 8211 face 1 (normal)】 ……

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付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】 飛び降りた!? ま、待て!
……【chara 311 face 4 (sad)】 くっ、あっという間に森の中に……本当に亡霊か何かなのか?

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カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 助手くん、私たちで追跡しよう!
アンナさんたちは現場の保存と残った人たちの護衛を頼む。

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シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】 仕方ない、任されよう。

voice: vo_adv_5092001_131
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】 二人とも、どうかお気を付けて。