昏き墓地に舞う
霊媒師消失の謎が解けぬまま、第一の試練へと向かうシノブたち。墓地に隠された仕掛けや死者の王からの指令を、シノブが中心となり力を合わせることで見事突破し、一本目の鍵を手に入れるのだった。


-------------- situation:
昏き墓地に舞う
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 霊媒師を襲った海賊を追って、
カスミと{player}は森を捜索していた。

voice: vo_adv_5092002_000
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 ……うーん、ダメだ。こう暗くては追跡は無理だね。
これ以上続けてもミイラ取りがミイラになってしまう。いったん戻ろう。

Choice: (1) 海賊を放っておいていいの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5092002_001
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 もちろんよくはない。だが何の準備もなしでは成果を上げることはおろか
返り討ちにあう可能性だってある。【chara 101411 face 1 (normal)】 何事も引き際が肝心だよ。

voice: vo_adv_5092002_002
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 それにやるべきことは他にもある。
闇雲に追いかけるばかりが探偵じゃないのさ。
まずはロッジに戻って現場をもう一度調べよう。

voice: vo_adv_5092002_003
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 ……え? 私の聞き間違いかな、【chara 101411 face 4 (sad)】 アンナさん、もう一度聞くよ。
いったい、何があったんだい?

voice: vo_adv_5092002_004
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 4 (sad)】 だから……消えてしまったのだ、霊媒師が。
私たちのすぐそばから、忽然と、きれいさっぱりと。

voice: vo_adv_5092002_005
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 消えたって……そんなバカな!
人一人がそう簡単に消えるはずがないじゃないか!

voice: vo_adv_5092002_006
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】 お二人のせいではありません。自分も目を離していましたから。
【chara 311 face 3 (anger)】 まさか、まさかいきなり海賊が現れるなんて!

voice: vo_adv_5092002_007
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 え、海賊……? 【chara 101411 face 4 (sad)】 い、いったいどういう事なんだ!

voice: vo_adv_5092002_008
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】 あの時何があったのか、私からお話しします。
あれはそう、カスミさんたちがロッジを出てしばらくのことでした──

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_5092002_009
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】 カスミさんたち、大丈夫でしょうか?

voice: vo_adv_5092002_010
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】 なに、シグルドがついているのだ、何も心配はいらん。
【chara 121912 face 1 (normal)】 さあ、ここは我々に任せて皆部屋で休むがいい。

voice: vo_adv_5092002_011
ゴードン:
【chara 2511 face 4 (sad)】 すみません、よろしくお願いします。
【chara 2511 face 1 (normal)】 ああ、おまえは残って二人を手伝ってあげなさい。

voice: vo_adv_5092002_012
付き人:
【chara 311 face 1 (normal)】 かしこまりました、ゴードン様。

voice: vo_adv_5092002_013
教授:
【chara 7511 face 1 (normal)】 では、ワシも休ませてもらおうか。
【chara 7511 face 4 (sad)】 やれやれ、まさか着いて早々事件なんて先が思いやられるな……

voice: vo_adv_5092002_014
付き人:
【chara 311 face 1 (normal)】 それでは、私たちはどうしましょうか?

voice: vo_adv_5092002_015
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】 カスミさんが戻られたら現場の調査をするはずです。
【chara 122012 face 2 (joy)】 ですので私たちは現場の保存に努めましょう。

voice: vo_adv_5092002_016
付き人:
【chara 311 face 1 (normal)】 そうです、ね……【chara 311 face 6 (surprised)】 え、あ……あぁ……

voice: vo_adv_5092002_017
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】 ん? どうかしたのか?

voice: vo_adv_5092002_018
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】 う、うし、後ろ……後ろに……

voice: vo_adv_5092002_019
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】 え? ……なっ!

voice: vo_adv_5092002_020
海賊:
【chara 8211 face 1 (normal)】 わ……ち……しの……つめ……が……
れば……さい……で……ろう……

voice: vo_adv_5092002_021
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】 か、海賊……? 先程窓から飛び出たはずでは……

voice: vo_adv_5092002_022
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 3 (anger)】 ええい、なんだか分からんが先手必勝だ!

voice: vo_adv_5092002_023
付き人:
【chara 311 face 3 (anger)】 待ってください! 相手は最恐の海賊、
迂闊に攻撃するのは危険です!

voice: vo_adv_5092002_024
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】 し、しかし……

voice: vo_adv_5092002_025
海賊:
【chara 8211 face 1 (normal)】 わ……ち……しの……つめ……が……
れば……さい……で……ろう……

voice: vo_adv_5092002_026
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 3 (anger)】 くっ、まるで地獄の底から絞り出したような声だ。
全身に悪寒が走るな……

voice: vo_adv_5092002_027
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】 あ……ああっ!

voice: vo_adv_5092002_028
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】 ど、どうした!

voice: vo_adv_5092002_029
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】 れ、霊媒師さんが……き、消えた……

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_5092002_030
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】 ──というのが事の顛末です。

voice: vo_adv_5092002_031
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】 すみません、自分が海賊にばかり気をとられていたせいで
霊媒師さんを……

voice: vo_adv_5092002_032
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】 あなたのせいではありません。
【chara 122012 face 4 (sad)】 あの場にいた私たち全員海賊に目を奪われていましたから……

voice: vo_adv_5092002_033
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】 もちろんすぐに人が入れそうな所は全て捜したぞ。
【chara 121912 face 4 (sad)】 だが、どこにもいなかった。

voice: vo_adv_5092002_034
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 4 (sad)】 ロッジの中や外も捜したが、結果は同じだ。
霊媒師は神隠しにでもあったかのように消えてしまったんだ。

voice: vo_adv_5092002_035
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】 状況的に何者かが連れ去ったとは考えにくいです。
【chara 311 face 4 (sad)】 これって完全に海賊の呪いでは……

voice: vo_adv_5092002_036
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 3 (anger)】 たしかにヤツの言葉は途切れ途切れだったが警告のようにも聞こえたな。
【chara 121912 face 6 (surprised)】 「我が致死の爪振らば最後であろう」、とか言っていた気がするな。
【chara 121912 face 4 (sad)】 まったく、恐ろしい呪詛を吐くものだ。

voice: vo_adv_5092002_037
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 決断を下すのは早いよ。ただ、どのみちこれ以上の捜索は無理だ。
【chara 101411 face 1 (normal)】 明日、ゴードンさんと相談してから今後の方針を決めようじゃないか。

voice: vo_adv_5092002_038
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 やれやれ、初日から予想外の大事件じゃないか。
【chara 101411 face 3 (anger)】 こいつは気を引き締めてかからないと危ないね。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_5092002_039
ゴードン:
【chara 2511 face 4 (sad)】 ……みなさん、おはようございます。
昨晩は大変なことになってしまい、主催者として申し訳ない気持ちです。

voice: vo_adv_5092002_040
ゴードン:
【chara 2511 face 4 (sad)】 やはりこの島に手を出すべきではなかったのかもしれません。
このまま引き返すことも検討しておりますが……

voice: vo_adv_5092002_041
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 待ってほしい。たしかに事件が起きたことは残念だよ。
【chara 101411 face 1 (normal)】 だが、私たちは危険を承知でここにやって来たんだ。

voice: vo_adv_5092002_042
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 事件の真相や財宝の謎をスルーしたまま帰るなんて、
探偵の名がすたるよ。

voice: vo_adv_5092002_043
教授:
【chara 7511 face 2 (joy)】 同感だな。あの霊媒師には悪いが、
これくらいで音を上げているようでは調査などできんからな。

voice: vo_adv_5092002_044
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】 し、しかし……

voice: vo_adv_5092002_045
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】 安心しろ! そのために私が呼ばれたのだろう?
貴様らの安全は私が保障する! 【chara 121912 face 1 (normal)】 シノブも構わんだろ?

voice: vo_adv_5092002_046
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】 そうですね。私もまだ目的を達成できていませんので、
できれば調査の続行をお願いしたいです。

voice: vo_adv_5092002_047
ゴードン:
【chara 2511 face 1 (normal)】 ……分かりました。それでは安全性を考慮し、
なるべく単独行動は控えていただきながら、宝探しをしていきましょう。

voice: vo_adv_5092002_048
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】 おい、あれをみなさんにお見せするんだ。

voice: vo_adv_5092002_049
付き人:
【chara 311 face 1 (normal)】 はい──みなさん、こちらをご覧ください。
これは島で発見された石板で、島の大まかな地図と、
財宝を手に入れる方法が記されています。

voice: vo_adv_5092002_050
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 どれどれ……ふむ、この地図に記された死霊、魔犬、悪魔の3つの試練を
クリアするごとに鍵が手に入り、それで財宝の扉を開くというわけか。

voice: vo_adv_5092002_051
教授:
【chara 7511 face 4 (sad)】 ぬぅ、さすがは最恐の大海賊、面倒なことをしてくれるな。

voice: vo_adv_5092002_052
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】 だがやることが明確でいいじゃないか。
【chara 121912 face 2 (joy)】 大海賊の試練、楽しませてもらおうか!

voice: vo_adv_5092002_053
ゴードン:
【chara 2511 face 2 (joy)】 頼もしい限りです。【chara 2511 face 1 (normal)】 それでは出発しましょう!

voice: vo_adv_5092002_054
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 4 (sad)】 はぁ……はぁ……海賊め、体力を削る策とは姑息な真似を……
それとも、これが呪いというものなのか……!

voice: vo_adv_5092002_055
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 いや、単純に道のりが険しいだけでは……
でもまあ、南方特有のこの暑さは少々応えるね、ふぅ……

voice: vo_adv_5092002_056
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 助手くん、こまめな水分補給は怠らないようにね。

voice: vo_adv_5092002_057
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】 結構歩きましたし、そろそろ最初の試練の場所に着いてもいい頃ですね。

voice: vo_adv_5092002_058
教授:
【chara 7511 face 4 (sad)】 できれば涼しいところでの試練にしてほしいものだな……【chara 7511 face 6 (surprised)】 って、
あ、あれは……!

voice: vo_adv_5092002_059
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】 これは……墓地ですね。それも広大な。

voice: vo_adv_5092002_060
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】 よかったじゃないか。ここならきっと嫌というほど涼しいぞ?

voice: vo_adv_5092002_061
教授:
【chara 7511 face 4 (sad)】 ぐ、ぬぅ……

voice: vo_adv_5092002_062
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】 しかしこんなところで一体何をするというのだ?
地獄の底よりあふれ出た死霊どもを祓うとかか?

voice: vo_adv_5092002_063
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 そういう力技で解決するのか、はたまた知恵を使わせるのか。
いずれにせよ一筋縄ではいかないだろうね。

voice: vo_adv_5092002_064
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 とりあえず、まずはここで何をするのかを探らないとだけど……
おや、あれって石板じゃないのかな?

voice: vo_adv_5092002_065
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 やっぱり。これがヒントのはずだけど、【chara 101411 face 4 (sad)】 何が書かれているのか……
【chara 101411 face 6 (surprised)】 これは……古い文字だね。ええと……

voice: vo_adv_5092002_066
教授:
【chara 7511 face 1 (normal)】 見せたまえ。こういうのは専門家に任せるんだ。【chara 7511 face 6 (surprised)】 なになに……
「死霊の王、ここに眠る。寝所の扉を三度叩き謁見せよ。
王の命を叶えし時、望みの物は手に入るだろう」、か。

voice: vo_adv_5092002_067
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 さすがは教授。寝所というのはおそらくお墓のことだろうね。
それを3回ノックしろってことなのか。

Choice: (2) どれを?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5092002_068
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 ……この墓地にあるお墓のどれか、だろうね。

voice: vo_adv_5092002_069
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】 ざっと見ただけでも数百基はありそうですね。
【chara 122012 face 4 (sad)】 これを一つ一つ探していくとなると、相当な労力が必要となります。

voice: vo_adv_5092002_070
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】 教授、どれが死霊の王とやらの墓か分かりませんか?

voice: vo_adv_5092002_071
教授:
【chara 7511 face 4 (sad)】 ……残念だが墓石に刻まれてるのはただの名前だ。
それに古くてその名前すら判別できないものもある。厄介な話だ。

voice: vo_adv_5092002_072
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 3 (anger)】 こうなったら片っ端から確認していくしかないな。
【chara 121912 face 1 (normal)】 ほら、ちょうどここに他より豪華な墓がある。これは怪しいな。
もしもーし?

ゴースト:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_5092002_073
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】 うわああ! な、なんか出たー! 【chara 121912 face 4 (sad)】 あっちいけー!

ゴースト:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

voice: vo_adv_5092002_074
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 ハズレの墓石をノックするとゴーストが出る仕組みみたいだね。
【chara 101411 face 4 (sad)】 これでは人海戦術で探す手段も簡単には使えないな。

voice: vo_adv_5092002_075
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】 見た目じゃ正解は分からないですし、
一つ一つ確かめていったら何度ゴーストと戦わなければならないか……

voice: vo_adv_5092002_076
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】 あの、ここは私に任せてもらえませんか?

voice: vo_adv_5092002_077
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】 シノブ、何か方法があるのか?

voice: vo_adv_5092002_078
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】 はい。海賊は強い思いを込めて、この島を海賊島として作り変えました。
それはこの島のいたる所から感じとれます。

voice: vo_adv_5092002_079
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】 この試練の正解にもおそらく海賊の思念が残っているはずです。
私の霊感でそれを探り当てます。

voice: vo_adv_5092002_080
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】 だ、だがシノブよ、思念といってもここは何百年も前に作られたのだぞ?
運よく残っていたとしてもそれは本当に極々かすかなものだ。

voice: vo_adv_5092002_081
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】 そんなものをたどるとなると相当な集中力を要するはず。
精神を激しく消耗してしまうぞ!

voice: vo_adv_5092002_082
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】 いいの。私はカスミさんのように推理が得意だったり、
アンナさんのように強力な魔法が使えるわけじゃないから。
むしろここが活躍のしどころだもの。

voice: vo_adv_5092002_083
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】 ……うぅ、分かった。無理はするんじゃないぞ。

voice: vo_adv_5092002_084
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】 というわけで私は思念を探るのに集中するため、
他のことに手が回りません。どうかよろしくお願いします。

voice: vo_adv_5092002_085
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】 貴様の心意気、たしかに受け止めた!
【chara 121912 face 2 (joy)】 あとは我々に任せるがいい!

voice: vo_adv_5092002_086
シノブ:
【chara 122012 face 3 (anger)】 ……

voice: vo_adv_5092002_087
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 シノブさん、少し疲れが見え始めているね。
【chara 101411 face 4 (sad)】 試練突破も大事だがシノブさんも心配だ。
一度この辺りで休憩するのはどうだろうか?

voice: vo_adv_5092002_088
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】 いや、シノブがやれるところまでやらせてやろう。
知り合って間もないが、シノブが強いのはよく分かる。
そうだろ、シグルド?

Choice: (3) シノブちゃんなら大丈夫だよ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5092002_089
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 ……分かった。ここは君たちに従おう。

voice: vo_adv_5092002_090
教授:
【chara 7511 face 2 (joy)】 どれ、若いもんが頑張っているのだ、ワシもできる限り手を尽くすと──

voice: vo_adv_5092002_091
教授:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 ん? どうかしたのか──

ゴースト:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_5092002_092
教授:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 うわああ! ゴ、ゴーストだと……【chara 7511 face 4 (sad)】 あいたっ!

voice: vo_adv_5092002_093
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】 教授、大丈夫ですか!

voice: vo_adv_5092002_094
教授:
【chara 7511 face 4 (sad)】 心配ない、足をちょっとくじいただけ……【chara 7511 face 6 (surprised)】 って、ぬわー!

voice: vo_adv_5092002_095
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 向こうからもゴースト!? それもすごい数だ……
誰か墓に触れた人はいるかい?

voice: vo_adv_5092002_096
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】 い、いえ、みなさん一緒に行動してましたから、
誰かがそんなことをすればすぐに分かります。

voice: vo_adv_5092002_097
シュテッヒパルム:
【chara 121911 face 3 (anger)】 細かいことはどうでもいい。我々のすべきことは一つ、
シノブの邪魔をさせないことだけだ。

voice: vo_adv_5092002_098
シュテッヒパルム:
【chara 121911 face 3 (anger)】 手を貸せシグルド、カスミ! 一匹たりともシノブに近づけさせるな!

voice: vo_adv_5092002_099
シュテッヒパルム:
【chara 121911 face 2 (joy)】 ふっ、この程度の数で私に挑もうとは身の程知らずだな!
はーはっはっはっ!

voice: vo_adv_5092002_100
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】 なんと、あれだけの数の魔物をあっさりと片付けてしまうとは……
【chara 2511 face 1 (normal)】 やはり招待したかいがありましたね。

voice: vo_adv_5092002_101
教授:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 ま、まあこのくらいはやってもらわんとな。
【chara 7511 face 4 (sad)】 しかしいったい何が原因で仕掛けが起動したのだろうか。

Choice: (4) これも呪いなのかな?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5092002_102
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 可能性の一つではあるね。たまたま誤作動を起こしたか、
あるいは私たち以外の招かれざる客がいるのか。

voice: vo_adv_5092002_103
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】 招かれざる客……いい響きだな。

voice: vo_adv_5092002_104
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 まあ、それよりも今は試練だね。
【chara 101411 face 1 (normal)】 さあ、シノブさんの後を追うとしよう……【chara 101411 face 6 (surprised)】 って、シノブさん止まってる。
どうかしたのかい?

voice: vo_adv_5092002_105
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】 ……ここです。

voice: vo_adv_5092002_106
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】 ここ、と言いましても……これは木ではないですか。

voice: vo_adv_5092002_107
シノブ:
【chara 122012 face 3 (anger)】 いいえ、間違いありません。ここが死者の王の寝所です。

voice: vo_adv_5092002_108
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 シノブさん? 一体何をする気だい?

voice: vo_adv_5092002_109
シノブ:
【chara 122011 face 3 (anger)】 はああっ!

voice: vo_adv_5092002_110
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 4 (sad)】 む、無茶をするなぁ。まるでウチのメンバーみたいだ……【chara 121912 face 6 (surprised)】 ん?
おい、これって墓ではないか!?

voice: vo_adv_5092002_111
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 そうか、長い年月で木に侵食されて
墓石が見えなくなってしまったというわけか。
【chara 101411 face 1 (normal)】 シノブさんがいなければ絶対に見つけられなかったね。

voice: vo_adv_5092002_112
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】 さすがだな、シノブ! この私が目にかけただけのことはある。
【chara 121912 face 1 (normal)】 さあ、その手で王との謁見に挑もうではないか!

voice: vo_adv_5092002_113
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】 はい。それでは……失礼します。

死者の王:
【chara 14811 face 1 (normal)】 ……

voice: vo_adv_5092002_114
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】 ほ、本当に出た……これが死者の王……
【chara 121912 face 3 (anger)】 こ、こいつを倒せばいいのか?

voice: vo_adv_5092002_115
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 ステイステイ。ひとまずその寄らば斬る的な思考を止めてほしい。
【chara 101411 face 1 (normal)】 こいつを見てごらん。墓石の表面が崩れて、その下に何か見えるよ。
【chara 101411 face 6 (surprised)】 これは……絵だね。

voice: vo_adv_5092002_116
教授:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 但し書きもあるな。ええと、
「四人が舞いし眠りの舞を我に捧げよ
慈悲は一度、不興を買いし時は墓所の住人とならん」?

ゴースト:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_5092002_117
教授:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 ぬおお! なんという数のゴーストだ! 先ほどの比ではないぞ!

voice: vo_adv_5092002_118
ゴードン:
【chara 2511 face 4 (sad)】 つまり失敗すればその場で彼らの仲間入り、ということですか……

voice: vo_adv_5092002_119
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 3 (anger)】 問答無用なこの仕打ち、実に最恐の大海賊らしいな。

voice: vo_adv_5092002_120
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 生きて帰るには眠りの舞を成功させるしかないね。
【chara 101411 face 6 (surprised)】 で、眠りの舞っていうのはおそらくこの絵のことかな?

voice: vo_adv_5092002_121
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 ……うーん、複雑な動きというわけではないけど、
4人の息の合った動きが重要みたいだね。

voice: vo_adv_5092002_122
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】 それならまず私が習得して、みなさんに指南します。
これでも舞は得意なので。

voice: vo_adv_5092002_123
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】 バカを言うな! シノブはもう十分やっただろ。
あとはこいつらに任せとけばいいんだ。

voice: vo_adv_5092002_124
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】 ……ごめんねお父さん。
最初は私にしかできない使命感で動いていたけど、
【chara 122012 face 2 (joy)】 みんなと一緒に冒険しているうちになんだか楽しくなってきちゃったの。

voice: vo_adv_5092002_125
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】 だからお願い、最後までやらせてほしいの。

voice: vo_adv_5092002_126
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】 シノブ……そんなこと言われたらもう何も言えんじゃないか。
おいおまえら、ちゃんとシノブの思いに応えろよ。
さもなければゴーストのエサになる前にオレが呪い殺してやるからな!

voice: vo_adv_5092002_127
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 これは責任重大だね。【chara 101411 face 1 (normal)】 それじゃあ踊るメンバーを決めようか。
シノブさんは決まりとして、あと3人だね。

voice: vo_adv_5092002_128
教授:
【chara 7511 face 4 (sad)】 肉体派の学者として参加したいのはやまやまだが、
先ほどのケガが思ったより痛むのでな。
若いもんに譲らせてもらおう。

Choice: (5) それなら僕たちでやろう!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5092002_129
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】 そうだな。シグルド、カスミ!
【chara 121912 face 2 (joy)】 我々の絆の舞を見せつけてやるとしよう!

voice: vo_adv_5092002_130
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 まあ、順当にいけばそうなるよね。【chara 101411 face 1 (normal)】 シノブさん、それでいいかい?

voice: vo_adv_5092002_131
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】 もちろんです。このメンバーならきっと完璧に踊りきれるはずです。
それでは始めていきましょう。

voice: vo_adv_5092002_132
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】 アンナさん、先走り過ぎですよ。
一呼吸おいてカスミさんたちに合わせるようにしてください。

voice: vo_adv_5092002_133
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 4 (sad)】 す、すまん……ええと、落ち着いて、【chara 121912 face 6 (surprised)】 ってうわあ!

voice: vo_adv_5092002_134
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】 カスミさんは少々動きが硬いですね。
【chara 122012 face 1 (normal)】 もっと全身を使ってしなやかに動くことを心掛けてください。

voice: vo_adv_5092002_135
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 そ、そんなこと、言われても……はぁ、はぁ……
こういうの、あまり得意じゃ……ふはぁ……

voice: vo_adv_5092002_136
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】 おぅ……シノブの真面目さと責任感の強さが
スパルタな形で発揮されてるな。こいつは大変だぜ? 

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 シノブのレッスンを受けた{player}たちは、
いよいよ本番に挑むこととなる。

voice: vo_adv_5092002_137
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 3 (anger)】 時は来たれり! 生死をかけた死者の宴の幕開けだ!

voice: vo_adv_5092002_138
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 強引な盛り上げありがとう、アンナさん。
シノブさんは元より、私たちもそろそろ限界だ。
【chara 101411 face 3 (anger)】 泣いても笑ってもこれが一回きりのぶっつけ本番、絶対に成功させよう!

voice: vo_adv_5092002_139
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】 おいおい頼むぜおまえら。
オレとシノブの命がかかってるんだからな。

voice: vo_adv_5092002_140
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】 大丈夫だよお父さん。私たちを信じて待っていてね。
【chara 122012 face 3 (anger)】 それでは──いきますっ。

--- Switch scene ---

story_still_509200201
voice: vo_adv_5092002_141
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 2 (joy)】 はっ!

voice: vo_adv_5092002_142
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 あらよっと!

Choice: (6) どっこいしょ!
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5092002_143
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 ここまでは我ながら完璧だね。【chara 101411 face 5 (shy)】 ふふ、ちょっと楽しくなってきたよ。

voice: vo_adv_5092002_144
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】 あとはラストにフリーでポーズを決めれば終わり──

voice: vo_adv_5092002_145
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】 あっ、足が……

voice: vo_adv_5092002_146
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 シノブさん! やはり体力の限界だったのか。

voice: vo_adv_5092002_147
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 3 (anger)】 任せろ! シノブ!

voice: vo_adv_5092002_148
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 助手くん、私たちも!

Choice: (7) みんなで支えよう!
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5092002_149
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】 み、みなさん……ありがとうございます。
ここで決めポーズです!

voice: vo_adv_5092002_150
シノブたち:
【chara 1 face 1 (normal)】 はっ!

--- Switch scene ---

still display end
voice: vo_adv_5092002_151
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】 シノブさんをみなさんで支え合ってやり切りましたけど……

voice: vo_adv_5092002_152
教授:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 これは成功……なのか?

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5092002_153
ゴードン:
【chara 2511 face 1 (normal)】 おお、ゴーストたちが消えていきますよ!

voice: vo_adv_5092002_154
教授:
【chara 7511 face 4 (sad)】 はぁ……まったく、肝が冷えたわい。

死者の王:
【chara 14811 face 1 (normal)】 ……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5092002_155
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】 見ろ、王が消えた跡に鍵があるぞ!
シノブ、この鍵は貴様が受け取るべきだ。

voice: vo_adv_5092002_156
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】 でも、私は最後の最後に失敗しそうになってしまいましたし……

voice: vo_adv_5092002_157
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 何言ってるのさ。シノブさんと一緒だったからこそ
私たちも踊りきれたし、とっさにフォローもできたんだ。
どうか胸を張って受け取ってほしい。

voice: vo_adv_5092002_158
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】 ……分かりました。それでは死霊の鍵、獲得しました。

voice: vo_adv_5092002_159
ゴードン:
【chara 2511 face 2 (joy)】 いやー、お見事でした! 【chara 2511 face 1 (normal)】 あなたたちがいれば残り二本も
必ずや手に入るでしょう!

voice: vo_adv_5092002_160
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 さて、そう簡単にいくかな?
次の試練も命がけになる可能性は高いし、
それに不可解なゴーストの出現のような不確定要素もある。

voice: vo_adv_5092002_161
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】 なにより昨晩の海賊の件もまだ何も分かってはいないしね。
【chara 101411 face 3 (anger)】 楽観はできないよ。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 皆がよろこぶ中、心中で先を見据え思案するカスミだった。