名探偵かく語りき
帰還したカスミは主催者のゴードンの悪事を暴き追い詰めるも、突如現れた海賊によってゴードンとその一味が倒されてしまう。全ての鍵を手に財宝の在りかへ向かうも四本目の鍵が必要と分かり撤退する。
-------------- situation:
名探偵かく語りき
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
第三の試練を突破したカスミと{player}は、
ロッジに帰還した。
voice: vo_adv_5092005_000
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
いやはや、ひどい目に遭ったね……
voice: vo_adv_5092005_001
ゴードン:
【chara 2511 face 2 (joy)】
ああ、お二人ともよくぞご無事で!
【chara 2511 face 1 (normal)】
あなた方まで海賊の呪いにやられてしまったのではないかと
心配していましたよ。
voice: vo_adv_5092005_002
付き人:
【chara 311 face 1 (normal)】
まずはお二人ともお座りください。【chara 311 face 6 (surprised)】
あ、お腹は空いてませんか?
【chara 311 face 1 (normal)】
すぐにお食事の用意をいたします。
voice: vo_adv_5092005_003
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ありがとう。でもその前にお二人に大事なお話があるので、
どうか聞いていただきたい。
voice: vo_adv_5092005_004
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
大事な、お話とは?
voice: vo_adv_5092005_005
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
もちろん霊媒師消失事件、そして教授の密室昏睡事件の真相だよ。
voice: vo_adv_5092005_006
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】
事件って……あれは海賊の呪いでは?
【chara 311 face 4 (sad)】
とても人間の仕業とは思えませんが……
voice: vo_adv_5092005_007
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
たしかに。だが昨夜私と助手くんは何者かに穴の中に突き落とされてね。
【chara 101411 face 1 (normal)】
抜け出せなければ今ごろ呪いの仕業にカウントされていただろうね。
voice: vo_adv_5092005_008
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
な、なんと! しかしこの島には我々しかいないのですよ?
【chara 2511 face 4 (sad)】
いったい誰がやったと言うのですか。
voice: vo_adv_5092005_009
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
そう結論を急がないで。一つずつ解説していくので聞いてほしい。
そうだね、まずは霊媒師消失事件からいこう。
voice: vo_adv_5092005_010
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
発端は霊媒師が海賊の霊を呼び出したことが始まりだ。
だが現れた海賊によって彼は倒され、そして消された。
voice: vo_adv_5092005_011
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】
はい、今思い出してもゾッとしますね……
voice: vo_adv_5092005_012
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
うん、なんとも奇妙奇天烈な話だね。まるで呪いだよ。
【chara 101411 face 3 (anger)】
でも、これは呪いなんかじゃない、れっきとした人の手による犯行だ。
voice: vo_adv_5092005_013
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
まさかそんな……そう言い切る根拠はお持ちでしょうか?
voice: vo_adv_5092005_014
カスミ:
【chara 101411 face 2 (joy)】
もちろん。それでは消失事件の方から解いていこうか。
【chara 101411 face 1 (normal)】
結論を言うと霊媒師は消えてないんだよ、最初から。
しかしアンナさんたちは目の前にいた彼に気付けなかったんだ。
voice: vo_adv_5092005_015
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】
何を言ってるんですか……人一人隠すなんて相当の重労働、
あんなわずかな時間に気付かれず行うなんて不可能です。
voice: vo_adv_5092005_016
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
それができるんだよね。霊媒師の消失時、アンナさんとシノブさん、
そしてあなたは突如現れた海賊に目を奪われていた、
それは間違いないかな?
voice: vo_adv_5092005_017
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】
はい……
voice: vo_adv_5092005_018
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
あの部屋には霊媒師が持っていた鞄があったよね?
その間に彼は鞄に詰め込まれたんだよ。
voice: vo_adv_5092005_019
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】
ありえません! あんな鞄に人間を詰め込むのは絶対無理です!
voice: vo_adv_5092005_020
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
だろうね、私もそう思うよ。でも、それは人だったらの話だよ。
voice: vo_adv_5092005_021
ゴードン:
【chara 2511 face 4 (sad)】
そ、それは、どういうことでしょう?
voice: vo_adv_5092005_022
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
霊媒師だと思っていたのは偽者だったんだ。
おそらくは服に詰め物か何かしていたんだろうね。
【chara 101411 face 1 (normal)】
それならあの鞄にだって詰めることができる。
voice: vo_adv_5092005_023
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
部屋が薄暗かったのも今考えれば、
偽者だと気付かれにくくするための演出だったのだろうね。
voice: vo_adv_5092005_024
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
……待ってください。あなたの言うとおり
霊媒師さんが偽者だったとして、
それでは本物はどこへ行ったというのですか?
voice: vo_adv_5092005_025
カスミ:
【chara 101411 face 2 (joy)】
ちゃんといたじゃないか。あの海賊が霊媒師だったのさ。
voice: vo_adv_5092005_026
ゴードン:
【chara 101411 face 1 (normal)】
【chara 2511 face 6 (surprised)】
あ、あれがっ!?
voice: vo_adv_5092005_027
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
何者かと会話している声、ドアを開けて目にした光景のおかげで
海賊と被害者の霊媒師という形に完全にミスリードされてしまったね。
voice: vo_adv_5092005_028
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
というわけで、以上が第一の事件の真相だよ。
そしてこの真相が以降の事件の前提を覆すことになる。
voice: vo_adv_5092005_029
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
呪いと目されていた第一の試練でのゴーストの発生、
そして教授を昏倒させることが海賊の呪い以外でも可能となる。
voice: vo_adv_5092005_030
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
しかしそれはあくまで可能というだけではないですか。
【chara 2511 face 4 (sad)】
自室に籠城した教授を昏倒させるのは人間では不可能です。
voice: vo_adv_5092005_031
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
いや、可能だよ。この事件は密室と毒物を用いることで
人間には不可能な呪いを演出していたんだ。
voice: vo_adv_5092005_032
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】
それこそ無理ですよ。教授は自前の水と食料を持ち込んでいました。
誰も毒を入れることはできないのではないですか?
voice: vo_adv_5092005_033
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
誰も食べ物に入れたなんて言ってないよ。
毒を使うタイミングは教授が部屋を出た時さ。
voice: vo_adv_5092005_034
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】
で、でも教授は部屋から一歩も出なかったのでは……
voice: vo_adv_5092005_035
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
いや、食料持参で籠城しても解決できない問題が一つある。
それがトイレだ。トイレだけは部屋から出なければいけなかった。
そして犯人はそこを狙った。
voice: vo_adv_5092005_036
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
トイレの蛇口、タオル、あるいは部屋のドアノブ、
【chara 101411 face 1 (normal)】
いずれかに毒を塗って教授に触れさせたんだ。
voice: vo_adv_5092005_037
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
おや、どこか特定できてないのですか?
【chara 2511 face 1 (normal)】
それでは説得力が薄いのではないのでしょうか。
voice: vo_adv_5092005_038
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
どうせ拭き取った後だろうからね、特定は難しいよ。
【chara 101411 face 1 (normal)】
教授の手はもちろん、手を触れそうな場所からも反応は出なかった。
voice: vo_adv_5092005_039
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】
では、やはり毒ではなく呪いなのでは……
voice: vo_adv_5092005_040
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ところが意外な所から毒は検出されたんだ。
voice: vo_adv_5092005_041
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
なんですって!
voice: vo_adv_5092005_042
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
目論み通り教授は部屋に戻ると毒に触れた手で食事をして毒にやられ、
同時に自身で密室を完成させてしまった。
【chara 101411 face 1 (normal)】
でもその前に教授はあることをして毒の痕跡を残したんだ。
voice: vo_adv_5092005_043
付き人:
【chara 311 face 6 (surprised)】
あることとは?
voice: vo_adv_5092005_044
カスミ:
【chara 101411 face 2 (joy)】
筋トレだよ。【chara 101411 face 1 (normal)】
教授は食事の前に運動をすると言っていた。
そして腕立て伏せをしたんだろうね。
床にしっかりと手形の毒の反応が残ってたよ。
voice: vo_adv_5092005_045
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
っ!?
voice: vo_adv_5092005_046
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
教授の行動を読み切れなかったこと、
教授に気付かれないように無色透明の毒を使ったことが仇となったね。
以上が呪いではなく人間による犯行だということの証明だよ。
voice: vo_adv_5092005_047
ゴードン:
【chara 2511 face 1 (normal)】
なるほど、よく分かりました。【chara 2511 face 4 (sad)】
まさか彼の犯行だったとは……
有能な霊媒師と聞いていましたが、とんだ見込み違いでしたね。
voice: vo_adv_5092005_048
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
……待っていただきたい。たしかに海賊への入れ替わり、
墓地での騒動、そして教授の事件は彼の犯行で間違いないはずだよ。
voice: vo_adv_5092005_049
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
でも、霊媒師の消失事件だけは彼には不可能だ。
あの時霊媒師の衣服を鞄に詰めることができたのは、
付き人さん、あなただけだよ。
voice: vo_adv_5092005_050
カスミ:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
【chara 101411 face 6 (surprised)】
それと海賊が窓から逃げた後にあなたが森に逃げたと言いましたが、
【chara 101411 face 1 (normal)】
あれもミスリードだったのではないかな?
voice: vo_adv_5092005_051
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
たしか霊媒師の部屋のすぐ下はあなたの部屋だったよね?
そこに匿っていた、違うかい?
voice: vo_adv_5092005_052
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
おまえ、霊媒師とグルだったのか!
【chara 2511 face 4 (sad)】
なんてバカなことをしてくれたんだ!
voice: vo_adv_5092005_053
付き人:
【chara 311 face 3 (anger)】
……
voice: vo_adv_5092005_054
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
……もういいでしょう。たしかに彼らは実行犯だ。
【chara 101411 face 3 (anger)】
だが一連の事件の首謀者「海賊の呪い」、それは──
voice: vo_adv_5092005_055
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
ゴードンさん、あなただ!
voice: vo_adv_5092005_056
ゴードン:
【chara 2511 face 1 (normal)】
……ふぅ、探偵というのは口は達者でも
ジョークのセンスはイマイチみたいですね。
voice: vo_adv_5092005_057
ゴードン:
【chara 2511 face 3 (anger)】
私が犯人? 何をバカなことを。動機がありませんよ動機が。
財宝が目的なのに参加者を一々消す理由がありません。
voice: vo_adv_5092005_058
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ふふ、逆にあなたは犯人の才能があるようだね。
いいよ、続けようか。【chara 101411 face 6 (surprised)】
ええと、動機の話だったね。
voice: vo_adv_5092005_059
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
それは私たちこそ島の調査、そして世に海賊の呪いを知らしめるための
真の先遣隊なのだろう?
voice: vo_adv_5092005_060
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
なっ!
voice: vo_adv_5092005_061
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
各分野の優秀な人材を招待した宝探しの調査隊。
なるほど、そこにウソはないね。でも、やはり人員が少なすぎるよ。
本気で攻略したいならこの倍の人数を招待するべきだ。
voice: vo_adv_5092005_062
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
そうしなかったのはなぜか、参加者に消えてもらうつもりだったからさ。
人数が多ければその分手間も増えるからね。
voice: vo_adv_5092005_063
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
大海賊の財宝なら奪ってでもほしい人はいくらでもいるだろう。
そういった者たちを断念、牽制させるために
ありもしない呪い、そして先遣隊の全滅をでっちあげた。
voice: vo_adv_5092005_064
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
そこに今回の調査で優秀な参加者たちが呪いにやられたとなれば、
海賊の呪いの恐怖はいっそう強まる。
voice: vo_adv_5092005_065
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
海賊の試練を攻略しながら、さらに呪いの恐怖を演出し人々を遠ざける。
【chara 101411 face 1 (normal)】
あなたにとって今回の調査はまさに一石二鳥だったはずだよ。
voice: vo_adv_5092005_066
ゴードン:
【chara 2511 face 3 (anger)】
か、仮にそうだとしてもここまで謎を解いてきたあなたを
消すことになんのメリットもありませんよ!
voice: vo_adv_5092005_067
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
それは私が事件の真相に迫り、計画の邪魔になったからだろうね。
もし今回財宝に辿り着けなくてもこの島の所有者はあなただ。
次もあるし探偵が消えたとなれば呪いに箔も付くってものさ。
voice: vo_adv_5092005_068
ゴードン:
【chara 2511 face 3 (anger)】
ええい、黙って聞いていたが全部あなたの勝手な憶測にすぎない!
私を犯人にしたければ証拠、そう証拠を示していただきたい!
voice: vo_adv_5092005_069
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
うむ、それはもっともな話だね。
【chara 101411 face 1 (normal)】
それじゃあ、呪い自身に聞いてみるとしようか。
voice: vo_adv_5092005_070
海賊:
【chara 8211 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_5092005_071
ゴードン:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
なっ! か、海賊だと……!
voice: vo_adv_5092005_072
海賊:
【chara 8211 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_5092005_073
ゴードン:
【chara 2511 face 4 (sad)】
く、来るな……来るんじゃない……武器を下ろせ……
voice: vo_adv_5092005_074
海賊:
【chara 8211 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_5092005_075
ゴードン:
【chara 2511 face 3 (anger)】
やめろぉ! おまえ、雇い主に逆らうつもりかぁ!
…………【chara 2511 face 7 (special_a)】
あ。
voice: vo_adv_5092005_076
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ようやく認めたね。みんな、出てきていいよ。
voice: vo_adv_5092005_077
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 1 (normal)】
ふっ、自らの策に足をすくわれるとは、哀れだな。
【chara 121912 face 3 (anger)】
さあ、貴様もいい加減呪いという名の虚構の衣を脱ぎ捨てるがいい!
voice: vo_adv_5092005_078
男性:
【chara 4911 face 6 (surprised)】
ひゃあ! 【chara 4911 face 4 (sad)】
ごめんなさい、ごめんなさいぃい!
僕たちはゴードンさんの命令に従ってただけなんだ!
全部あの人が仕組んだことで、僕は金で雇われただけなんだ!
voice: vo_adv_5092005_079
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
では、墓地での大量のゴースト発生や教授の件も貴様の仕業という事か?
voice: vo_adv_5092005_080
男性:
【chara 4911 face 4 (sad)】
は、はい……墓地では呪いの演出のためにこっそりみなさんの後をつけ、
ゴーストを発生させました。
voice: vo_adv_5092005_081
男性:
【chara 4911 face 4 (sad)】
教授にはトイレの蛇口とタオルに毒を仕掛け、
教授が倒れた後に全部拭き取りました……
voice: vo_adv_5092005_082
ゴードン:
【chara 2511 face 7 (special_a)】
勝手にベラベラしゃべるなこの恩知らずが!
おまえにどれだけ報酬を払ったと思ってるんだ!
voice: vo_adv_5092005_083
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
証拠を見せろとおっしゃっていましたが、こちらをどうぞ。
付き人さんの部屋で見つけた霊媒師の衣装が入った鞄です。
Choice: (1) 教授の部屋の手形もあるよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5092005_084
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】
やられましたね。バカ正直に推理を聞いている間に
証拠を押さえられてしまいましたか……
voice: vo_adv_5092005_085
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
みんなお疲れさま。迅速な仕事ぶり、【chara 101411 face 2 (joy)】
感謝するよ。
voice: vo_adv_5092005_086
シュテッヒパルム:
【chara 101411 face 1 (normal)】
【chara 121912 face 2 (joy)】
ふっ、カスミの名推理を聞くために速攻で片付けてやったぞ。
voice: vo_adv_5092005_087
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
さてゴードンさん、これだけの証拠を前にして、まだ反論はあるかな?
私としてはこの辺りで幕引きとしたいところなんだけどね。
voice: vo_adv_5092005_088
ゴードン:
【chara 2511 face 3 (anger)】
くそ、ガキが調子に乗りやがって……
本当なら証言者として一人は残しておくつもりだったが仕方ない。
おいおまえら、ガキどもを始末しろ! それで失態はチャラにしてやる。
voice: vo_adv_5092005_089
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】
もう止めましょうゴードンさん。これ以上この島で愚行を続ければ──
【chara 311 face 3 (anger)】
本当に海賊の呪いが降りかかりますよ?
voice: vo_adv_5092005_090
ゴードン:
【chara 2511 face 3 (anger)】
海賊の呪いなんて全部俺たちのでっち上げだろうが!
とっとと言われた通りにし……【chara 2511 face 7 (special_a)】
え?
voice: vo_adv_5092005_091
海賊:
【chara 8211 face 1 (normal)】
わ……ち……しの……つめ……が……
れば……さい……で……ろう……
voice: vo_adv_5092005_092
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
か、海賊だと! だがそれはこの男の変装だったはず……
【chara 121912 face 3 (anger)】
貴様、これはどういうことだ!
voice: vo_adv_5092005_093
男性:
【chara 4911 face 4 (sad)】
知らない……僕は言われたことをやってただけだ!
あ、あんなの知らないって!
voice: vo_adv_5092005_094
ゴードン:
【chara 2511 face 7 (special_a)】
ウソだろ……? 本当に海賊の呪いだとでもいうのかよ!
【chara 2511 face 4 (sad)】
わ、悪かった……たしかに計画は俺が立てた。
voice: vo_adv_5092005_095
ゴードン:
【chara 2511 face 7 (special_a)】
でも、犯行のトリックは全部こいつが考えてやったことだ!
俺は誰も傷付けてないんだ! だ、だから見逃してくれぇ!
voice: vo_adv_5092005_096
付き人:
【chara 311 face 4 (sad)】
諦めましょう。
私たちは海賊の名を汚した裁きを受けなければなりません。
voice: vo_adv_5092005_097
付き人:
【chara 311 face 1 (normal)】
お見事でした、カスミさん。
あなたを招待した時点で我々に勝ち目はなかったのですね。
voice: vo_adv_5092005_098
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
……
voice: vo_adv_5092005_099
付き人:
【chara 311 face 1 (normal)】
さあお二人とも、目を閉じ祈りながら
静かに最後の時を迎えるとしましょう。
voice: vo_adv_5092005_100
ゴードン:
【chara 2511 face 7 (special_a)】
バ、バカ言うな! こんな所で死んでたまるか!
【chara 2511 face 3 (anger)】
こうなったら俺一人でも生き延びてや──
voice: vo_adv_5092005_101
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
うわ、明かりが……!
voice: vo_adv_5092005_102
海賊:
【chara 8211 face 1 (normal)】
わ……ち……しの……つめ……が……
れば……さい……で……ろう……
voice: vo_adv_5092005_103
ゴードン:
【chara 2511 face 7 (special_a)】
ひっ! やだ、やめ、やめろおおおおぉ!
voice: vo_adv_5092005_104
男性:
【chara 4911 face 4 (sad)】
お、お助けえええ!
voice: vo_adv_5092005_105
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
む、明かりが点いたな……って、うわあ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
絶叫の余韻がかき消えた後の部屋に残されたのは、
物言わぬ三人の男たち。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
恐怖に歪む者たちと、どこか安らぎすら覚える者。
されど終わりは偽りの呪いの仕掛け人たちに等しくもたらされていた。
voice: vo_adv_5092005_106
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
ゴードンさん……付き人さんと偽霊媒師さんも……
Choice: (2) これって、本当に海賊の呪い……?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5092005_107
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
あの海賊、またしても同じ警告を発し続けていたな……
【chara 121912 face 4 (sad)】
いったいどれほどゴードンたちに強い恨みを持っていたのだ。
voice: vo_adv_5092005_108
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
……アンナさん、それってどういうこと?
voice: vo_adv_5092005_109
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
あ、え……何がだ?
voice: vo_adv_5092005_110
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
……いや、それは後にしよう。ひとまず3人を部屋に運ぼう。
悪人とはいえどもできる限りの手は尽くしてみるよ。
voice: vo_adv_5092005_111
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
ふぅ……
voice: vo_adv_5092005_112
シノブ:
【chara 122012 face 2 (joy)】
お疲れさまでした。【chara 122012 face 6 (surprised)】
3人の様子はどうでしたか?
voice: vo_adv_5092005_113
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
症状は教授と同じく昏睡状態だ。現状私たちにできることはないね。
voice: vo_adv_5092005_114
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
しかし教授は毒にやられたが、あの3人はいったい何が起きたのだ?
voice: vo_adv_5092005_115
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
……
voice: vo_adv_5092005_116
ドクロ親父:
【chara 2413 face 1 (normal)】
で、これからどうすんだ?
首謀者が全滅したからお宝はオレらで独占できるぜ?
voice: vo_adv_5092005_117
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
独占するかはともかく、財宝の在りかに行ってみないかい?
これほどの人たちを翻弄したモノの正体、興味あるだろ?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
事件の謎を解いたものの後味の悪さに心晴れないカスミたち。
それでも手に入れた三本の鍵を携え、財宝が眠る場所におもむいた。
voice: vo_adv_5092005_118
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
おお、これはまた雰囲気のある空間だね。それにすごく広い……
【chara 101411 face 1 (normal)】
いかにも最後といった感じだね。
voice: vo_adv_5092005_119
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
む、最奥に巨大な扉があるぞ。
【chara 121912 face 1 (normal)】
さしずめここは大扉の間といったところか。
voice: vo_adv_5092005_120
シノブ:
【chara 122012 face 1 (normal)】
あの扉の向こうに海賊の財宝がある、ということでしょうね。
【chara 122012 face 6 (surprised)】
それで、財宝はどうするのですか?
voice: vo_adv_5092005_121
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
うーん、別に財宝がほしくて来たわけじゃないからね。
【chara 101411 face 1 (normal)】
しかるべきところに管理をお願いしよう。
voice: vo_adv_5092005_122
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
そ、そうか……【chara 121912 face 4 (sad)】
まあ、関係者があんなことになってしまったからな。
でも、でもな……大海賊のお宝、ほしいなぁ……
voice: vo_adv_5092005_123
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
アンナさん……まあ、とりあえず現物を見てから判断しようか。
voice: vo_adv_5092005_124
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
……とかなんとか言ってたのに、まさかまさかの鍵穴が4つ!?
voice: vo_adv_5092005_125
シュテッヒパルム:
【chara 121912 face 6 (surprised)】
バカな! 試練は3つしかないのだろう?
【chara 121912 face 4 (sad)】
それでは残る鍵はどこにあるというんだ……
voice: vo_adv_5092005_126
シノブ:
【chara 122012 face 4 (sad)】
あの石板に書かれていたこと自体が嘘だった、という可能性は……
voice: vo_adv_5092005_127
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
なんとも言えないけど、事情を知っている人間が
みんなやられてしまったからね。【chara 101411 face 6 (surprised)】
でも、もしかすると……
voice: vo_adv_5092005_128
シノブ:
【chara 122012 face 6 (surprised)】
ひとまずロッジに戻りませんか?
【chara 122012 face 4 (sad)】
さすがにみなさんお疲れのはずですから。
voice: vo_adv_5092005_129
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
そうだね、4本目の鍵のことは明日また考えるとしよう。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
最後の最後に突き付けられた大きな謎に困惑したまま、
一行は重い足取りで引き返すのだった。