空前のキャンプブーム
ユカリは多忙な日々の中で飲む麦しゅわにマンネリを感じていたところキャンプ飲みを勧められる。一方、ジュンはトモとマツリに溜まっていた有給休暇の取得を命じられ、キャンプ場で過ごすことになる。


-------------- situation:
空前のキャンプブーム
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ある晩の飲食店──
賑やかな話し声が飛び交うなか、ひときわ大きな笑い声が鳴り響く。

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ユカリ:
【chara 103412 face 2 (joy)】 うっひゃははは~~~っ!!
やっっっぱ、麦しゅわって最高だわ~~~~~!!!!

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ユカリ:
【chara 103412 face 8 (special_b)】 あくせく働いてかいた汗……!
【chara 103412 face 4 (sad)】 緊張と不安で乾いた喉……!

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ユカリ:
【chara 103412 face 2 (joy)】 カラッカラになった体を潤すには、
この麦しゅわしかないわ~~~~!!

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ユカリ:
【chara 103412 face 2 (joy)】 麦しゅわはうまいし、おつまみもうまいし、
飲み仲間とのおしゃべりも楽しいし!
これ以上なにを望めばっていうのかしら!

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ユカリ:
【chara 103412 face 8 (special_b)】 ごくっ……! ごくっ……! ごくっ……!

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ユカリ:
【chara 103412 face 8 (special_b)】 ………………ひっく。

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ユカリ:
【chara 103412 face 8 (special_b)】 働いて、飲んで……働いて……飲んで……
はたらいて…………のんで…………

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ユカリ:
【chara 103412 face 8 (special_b)】 も~~! ここ最近ずっとそんな感じだわ~~!!
毎日毎日同じことの繰り返しよ~~!!

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飲み仲間:
【chara 7511 face 2 (joy)】 はっはっはっ! 相変わらず今日も出来上がっているね。
【chara 7511 face 6 (surprised)】 でも、麦しゅわに飽きているのかい?

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ユカリ:
【chara 103412 face 2 (joy)】 ううん、いつも変わらず最高よ。
【chara 103412 face 8 (special_b)】 だって麦しゅわだもん。それは間違いないわ。

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ユカリ:
【chara 103412 face 8 (special_b)】 でも、近頃なんだか……
本当に【chara 103412 face 2 (joy)】 「とりあえず麦しゅわ」……【chara 103412 face 8 (special_b)】 って感じなのよね。

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ユカリ:
【chara 103412 face 8 (special_b)】 私の生活の一サイクルといえば聞こえはいいけど、
反面、流れ作業になっているところがあるの。

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ユカリ:
【chara 103412 face 8 (special_b)】 だからこう、なんていうか……
麦しゅわを初めて口にした時のような感動を、
今もう一度味わいたいのよ~~!

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飲み仲間:
【chara 7511 face 4 (sad)】 分かるよ……
私もついこの前まで、同じようなマンネリ感を抱えていたからね……

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飲み仲間:
【chara 7511 face 2 (joy)】 麦しゅわ歴40年の私から言えるのは、ただ一つ。
それは……

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 ……それは?

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飲み仲間:
【chara 7511 face 2 (joy)】 淑女よ、山に行け!!

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ユカリ:
【chara 103412 face 8 (special_b)】 ……はい?

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飲み仲間:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 ほら、最近ランドソルでキャンプが流行ってるだろう?
【chara 7511 face 2 (joy)】 先月、私も山奥のキャンプ場に家族で行ったんだよ。

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飲み仲間:
【chara 7511 face 2 (joy)】 そしたら、野外で飲む麦しゅわが格別の味だったんだ!
すっかりキャンプ飲みにハマってしまったよ!

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 キャンプ飲み……?
【chara 103412 face 4 (sad)】 それって野外で飲むってことよね?

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飲み仲間:
【chara 7511 face 2 (joy)】 ああ。大自然の中で……
小鳥のさえずりを聴き、新鮮な空気を吸い、星を眺め……
そして、誰にも邪魔されないで、麦しゅわと真っ向から向き合う……

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飲み仲間:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 ランドソルのこういった飲食店で飲むのももちろんいいが、
【chara 7511 face 2 (joy)】 キャンプ場で飲む麦しゅわは、また別次元の体験さ。

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飲み仲間:
【chara 7511 face 2 (joy)】 だから、出張だのなんだのと理由をつけて、
ここのところ週末はずっとソロキャンプさ!
家族の前で満足いくまで飲むのは気も引けるからね! はははっ!

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ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】 キャンプ飲み、かぁ……
そもそもキャンプなんてやったことないけど……大丈夫かしら……?

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飲み仲間:
【chara 7511 face 2 (joy)】 ああ。最近のブームのおかげで、いい道具も安価で手に入るし、
キャンプ場のホスピタリティも充実してるから心配なんていらないさ。

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飲み仲間:
【chara 7511 face 2 (joy)】 まあ、とにかく!
マンネリを感じてるなら、一度キャンプで麦しゅわを飲んでみるといい!

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飲み仲間:
【chara 7511 face 2 (joy)】 最高の一杯は、キャンプ場にあるのさ。
飲みすぎて記憶をなくす前に、オーダー票の裏にメモっておくんだね。

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ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】 最高の一杯は、キャンプ場にある、か……

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ユカリ:
【chara 103412 face 2 (joy)】 うだうだ言ってても麦しゅわのマンネリは解消されないし……
ダメ元で試してみるのも悪くはないよね……

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ユカリ:
【chara 103412 face 8 (special_b)】 ごくっ……! ごくっ……! 
ごくっ……! ごくっ……! ぷはっ!

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ユカリ:
【chara 103412 face 2 (joy)】 分かったわ……!
ソロキャンプで麦しゅわ……やってやろうじゃない!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 麦しゅわのマンネリ解消を目指すユカリは、
最高の一杯を求めて、初めてのキャンプへの挑戦を決意したのだった──

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──王宮へ近付く者を拒むように、黒鉄の鎧が警備をしている。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……うん。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……異常なし。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……ここもだな。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……今日も、王宮の守りに問題はないようだ。
しかし、油断することなく警備を続けるとしよう。

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トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 あれ? ジュンさん……?

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 おつかれさまッス!
ここで何してるッスか?

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 やあ、二人とも。見回りご苦労さま。
見ての通り、定例の警備をしていたところだ。特に異常はなかったよ。

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 いや、そうじゃなくてッスね……

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トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 えっと……今日、予定休でしたよね?
【chara 103712 face 6 (surprised)】 人員に不足はありませんし、どうして仕事をしているのかなって……

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ああ。そのことか。
休日とはいえ、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の団長だからだ。

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トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 …………

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 答えになっているような、なっていないような……
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の鑑ではあるッスけど……

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トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 ……ジュンさん。ちょっといいですか?

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ああ。もちろんだ。
仕事の話かい?

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 所属、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】。役職、団長。
申請者名、ジュン……

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 申請内容……溜まっている全ての有給の消化を申請する。

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トモ:
【chara 103712 face 2 (joy)】 では、この欄に申請のサインをしてください。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……うん、分かった。

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マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 そして、承認のサインをするッス!

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 承認者名、ジュン……
団長の権限により、これを許可する。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 これでいいかな?

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マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 バッチリッスー!

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トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 やれやれ……休暇の許可はしたことがあっても、
申請をしたことがないなんてね……

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 面目ない。こんな事務仕事を部下に教わることになるとは……
あとは、陛下へ提出する書類棚に入れておけば完了だ。

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トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 はあ……有給が溜まりすぎですよ。
しかも、今日みたいに予定休も無断出勤していたなんて……

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 熱心なところは本当に尊敬してるッスけど、しっかり休んでほしいッス!
【chara 100512 face 6 (surprised)】 いざって時になんかあったら取り返しがつかないッス!

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 そうならないために──

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トモ:
【chara 103712 face 1 (normal)】 毎日休まず働いて鍛錬を積んでいる……【chara 103712 face 4 (sad)】 なんて、言わないでくださいね。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 くっ……

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トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 この機会にしっかりと休んでもらいますからね。
【chara 103712 face 3 (anger)】 もし休みの間に、緊急時以外で仕事をしているところを見つけたら、
陛下に報告させてもらいますよ。

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トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 私とマツリちゃんはともかく、
他の団員たちに示しがつきませんから……

voice: vo_adv_5094001_063
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 そう、だな……
言われてみると、規則を破る軽率な行動だったかもしれない。
この国や陛下のためとはいえね。

voice: vo_adv_5094001_064
マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 あとのことは自分たちに任せるッス!
【chara 100512 face 1 (normal)】 だからジュンさんは、思いっきり羽を伸ばしてくださいッス!

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ああ、そうさせてもらうよ。
……それで、もう一つ聞いてもいいかな?

voice: vo_adv_5094001_066
マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 なんッスか? 自分らに分かることだったら、なんでも答えるッスよ!
【chara 100512 face 2 (joy)】 ね、トモね~ちゃん?

voice: vo_adv_5094001_067
トモ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 【chara 103712 face 1 (normal)】 うん。例えば……
なにをして過ごせばいいか分からない……とか?
【chara 103712 face 2 (joy)】 なんてね、くすっ。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ああ。

voice: vo_adv_5094001_069
マツリ・トモ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 【chara 103712 face 4 (sad)】 【chara 1 face 1 (normal)】 …………

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ジュンさんがトモね~ちゃんみたいに冗談言うなんて珍しいッスね……?
【chara 100512 face 6 (surprised)】 あっ! 休暇モードに早速入ったってことッスか! 【chara 100512 face 1 (normal)】 その調子ッスよ~!

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 いや、まだだ。陛下へ提出する書類棚にまだ入れていないからね。
それが済んで、初めて正式に休暇を得ることができる。

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トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 えっと……私は冗談のつもりで言ったんだけど……

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 そうなのか? 私は真剣だよ。
なにをすればいいんだい?

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トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 う~ん……せっかくの休みなんだし、
【chara 103712 face 1 (normal)】 どこか静かなところで、ゆっくり過ごしたらいいんじゃないですか。

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マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 そうそう! なんか最近キャンプが流行ってるらしいッスよ!
【chara 100512 face 2 (joy)】 団員の間で話題になってるッス!

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マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 山奥で自然な空気でも吸って、リラックスするといいッスよ!
【chara 100512 face 2 (joy)】 【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の野営道具を使うといいッス~!

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ジュン:
【chara 100512 face 1 (normal)】 【chara 104711 face 1 (normal)】 ふむ……ありがとう、二人とも。
心配してくれる君たちのためにも、しっかりと休暇を取るとするよ。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ジュンは、部下たちに無断出勤しているところを見つかってしまい、
長期休暇を過ごすことになるのだった──

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──一方その頃、人里離れた山奥。

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アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 ……到着、っと!

voice: vo_adv_5094001_079
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 ふぅ~、ここは相変わらず遠いな~
【chara 122111 face 2 (joy)】 小さい頃から通い慣れてるとはいえ、いつも膝が笑っちゃうんですよね。

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アオイの膝:
【chara 1 face 1 (normal)】 あはは♪

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アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 ……と、まあ、こんなふうに。
でも爆笑度は、昔よりも減ってきた気がしますね〜

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アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 エルフの森のさらに奥地へと踏み入って、
いくつもの山と谷と川を越えて……

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アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 あとは沼とか洞窟とか茨の道とか、
【chara 122111 face 2 (joy)】 とにかく色んな自然の険しい難所を越えた先にある私だけの場所……

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アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 ここが、究極のぼっち空間です……!

voice: vo_adv_5094001_085
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 すぅ~~~~……
はぁ~~~~……

voice: vo_adv_5094001_086
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 ああ~~、なんて新鮮な空気なんでしょうか~~
癒されます~~~~

voice: vo_adv_5094001_087
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 ……うん、木の枝もたくさん落ちてますね。
【chara 122111 face 2 (joy)】 これならいろいろ作るのに困らなそうですね。

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アオイ:
【chara 122111 face 1 (normal)】 それじゃ、道具をササっと広げて……
【chara 122111 face 2 (joy)】 いつもみたいにナイフ一つで寝床から作っていきましょう。

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アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 都会に染まってしまった身と心を癒して、
自然の力を取り込むぞ~!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ランドソルから遠く離れた山地──
ユカリは、近頃のブームに沸くキャンプ場へとやってきた。

voice: vo_adv_5094001_090
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】 ぜえ……ぜえ……!

voice: vo_adv_5094001_091
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】 や、やっと……着いたわ……! なんて遠いのよ……!
荷物も重いし、来るだけで一苦労じゃない……!

voice: vo_adv_5094001_092
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 でも……いい眺めね。
空気もおいしいし、【chara 122211 face 2 (joy)】 いい麦しゅわが飲めそうだわ!

voice: vo_adv_5094001_093
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 さて、麦しゅわ麦しゅわ~~
【chara 122211 face 6 (surprised)】 ……じゃなくて、まずはキャンプの準備!

voice: vo_adv_5094001_094
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 確か……最初にテントを設営するんだったわよね。
【chara 122211 face 4 (sad)】 んーと……まずは広げて……

voice: vo_adv_5094001_095
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 ああーーっ!
テ、テントがーーっ!!

voice: vo_adv_5094001_096
ユカリ:
【chara 122211 face 3 (anger)】 もー! 全っ然うまく張れないじゃない!
【chara 122211 face 6 (surprised)】 このロープは一体なんなわけ? どこに結べばいいの!?

voice: vo_adv_5094001_097
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】 はあ……ちゃんと店員さんから教えてもらえばよかったわ……
なんかつい見栄張っちゃって、
キャンプ慣れてますふうで一式揃えるんじゃなかった……

voice: vo_adv_5094001_098
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】 キャンプなんて飲食店で聞きかじった知識しかないのに……
どうして見栄なんか張っちゃったんだろう……

voice: vo_adv_5094001_099
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】 うーん、うまくテントが張れないのは、【chara 122211 face 1 (normal)】 きっとあれよね。
着いたばっかりで、移動の疲れがまだ残っているから、
うまくできないんだわ。そうよ、そうに違いないわよね。

voice: vo_adv_5094001_100
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 なにも目的はキャンプを楽しむことじゃなくて、
私の場合は、【chara 122211 face 2 (joy)】 キャンプ飲みだし……

voice: vo_adv_5094001_101
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 キャンプ場に来てるんだもん。
準備ができてなくてもキャンプ飲みって言えるよね。
【chara 122211 face 2 (joy)】 だから……もう飲んじゃおうかしら……?

voice: vo_adv_5094001_102
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 でも、ダメ……! 【chara 122211 face 3 (anger)】 私は、最高の一杯を求めているの……!

voice: vo_adv_5094001_103
ユカリ:
【chara 122211 face 3 (anger)】 しっかりとキャンプの準備をしてから、
心置きなく飲むのが、きっと正しいキャンプ飲みのはずだわ!

voice: vo_adv_5094001_104
ユカリ:
【chara 122211 face 3 (anger)】 さあ、頑張るわよ!!

voice: vo_adv_5094001_105
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 ……よし、ロープを締めて、テンションをかけて、と……
これで準備完了だ。

voice: vo_adv_5094001_106
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 ……食事にするにはまだ少し早いかな。
さて、なにをして過ごそうか。

voice: vo_adv_5094001_107
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 ふむ……周りはだんらんしている家族や、
一人でのんびり過ごしているソロキャンパーか。

voice: vo_adv_5094001_108
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 心休まる平和な風景だ……
山奥とはいえ、人の手で拓かれた場所だし、
トラブルは起きそうにないね。

voice: vo_adv_5094001_109
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 なら、トモちゃんたちに言われた通り、
ゆっくりと自分のペースで過ごすとしよう。

voice: vo_adv_5094001_110
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 ……まずは腕立て伏せからだ。
ふっ……! ふっ……! ふっ……! ふっ……! ふっ……!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──一方その頃、ランドソルでは、
{player}が【メルクリウス財団】に呼び出されていた。

voice: vo_adv_5094001_111
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】 一体どこに行ったんですの!?

voice: vo_adv_5094001_112
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】 仕事を放っぽり出して消えるなんて、らしくないわよね。
【chara 104811 face 4 (sad)】 いくら酒癖が悪いとはいえ、責任感は誰よりも強いもの。

voice: vo_adv_5094001_113
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】 ……まさか、誘拐されちゃったにゃっ!?

Choice: (1) お待たせ。用事ってなに?
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voice: vo_adv_5094001_114
ミフユ:
【chara 104611 face 1 (normal)】 【chara 103211 face 1 (normal)】 【chara 104811 face 2 (joy)】 キミ! 来てくれて、ありがとう!
【chara 104811 face 4 (sad)】 それがね……一大事なのよ!

voice: vo_adv_5094001_115
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 あなたさま! 待ちくたびれましたわ!
【chara 103211 face 4 (sad)】 聞いてくださいな! ユカリさんが失踪したんですの!

voice: vo_adv_5094001_116
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】 先週までは仕事をしてたにゃ。
【chara 104611 face 6 (surprised)】 それからユカリのことだから、仕事帰りに飲食店に寄ったと思うにゃ。

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タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】 けど、そこからの足取りが掴めないにゃ!
ユカリがいないせいで、あたしたちはてんてこまいにゃ!

voice: vo_adv_5094001_118
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】 そういうわけだから、
悪いけどユカリさんを探してくれないかしら?
私たちは、仕事の穴を埋めるのに忙しくて……

Choice: (2) まかせて!
----- Tag 2 -----
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アキノ:
【chara 104611 face 1 (normal)】 【chara 103211 face 1 (normal)】 【chara 104811 face 2 (joy)】 【chara 103211 face 1 (normal)】 これは【メルクリウス財団】からの正式な依頼ですわ!
【chara 103211 face 2 (joy)】 よろしく頼みましたわよ、あなたさま……!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 キャンプ飲みのことで頭がいっぱいだったユカリは、
ギルドメンバーたちから失踪されたと勘違いされていたのだった。