飲んだくれと働き者の邂逅
アオイは深い山奥で一人静かにたき火を見つめて過ごしていた。一方キャンプ場では、初心者のユカリが準備に手こずっていた。そこへ野営が得意なジュンが手伝いに加わり、二人は一緒にキャンプを始める。
-------------- situation:
飲んだくれと働き者の邂逅
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
アオイは、ぼっち空間と呼んでいる山奥にて、
無言でたき火を見つめていた──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5094002_000
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
……………………
voice: vo_adv_5094002_001
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
静かに爆ぜるたき火の音……
頬を撫でる優しい風……
voice: vo_adv_5094002_002
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
そう、この感じ……この感じですよ……
ランドソルでは味わえないこの空気……
voice: vo_adv_5094002_003
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
これこそ、ぼっち空間の醍醐味……!
voice: vo_adv_5094002_004
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
……おーい、小鳥さん。
最近調子はどうですか? おいしいご飯は食べてますか?
voice: vo_adv_5094002_005
小鳥さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………ピヨ。
voice: vo_adv_5094002_006
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
ほお。ピヨ、ですか。
voice: vo_adv_5094002_007
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
ふふっ……何言ってるか、さっぱりです。
やはり自然の声を聞けるまでは回復できてませんか。
voice: vo_adv_5094002_008
アオイ:
【chara 122111 face 1 (normal)】
……でも、まだ山籠りは始まったばかり。
【chara 122111 face 2 (joy)】
焦らずゆっくりと心を無にして、自然を取り戻しましょう……
voice: vo_adv_5094002_009
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
……………………
still display end
voice: vo_adv_5094002_010
ユカリ:
【chara 122211 face 7 (special_a)】
ごくっ……ごくっ……ごくっ……!
voice: vo_adv_5094002_011
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】
ぷっは~~~~!!
もう飲んじゃったもんね~! あっははは~~!!
voice: vo_adv_5094002_012
ユカリ:
【chara 122211 face 7 (special_a)】
テントなんかもうポイよ~~~!!
あんな難しいの無理~~~!! 【chara 122211 face 2 (joy)】
どーやったって張れないも~~ん!!
voice: vo_adv_5094002_013
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】
だーかーらー、こーゆー時は…………ごくっ! ごくっ! ぷはっ!
えっへへへ~、やっぱり麦しゅわに限りゅわ~~!
voice: vo_adv_5094002_014
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】
しかも、キャンプ場で飲んでるのよ~~!
これが、人生が変わる最高の一杯……【chara 122211 face 7 (special_a)】
って、あっれ~?
voice: vo_adv_5094002_015
ユカリ:
【chara 122211 face 7 (special_a)】
ほんとに最高の一杯ってこれなのかしら……?
いつもの飲食店よりも解放的だから、気分はいいけど……
voice: vo_adv_5094002_016
ユカリ:
【chara 122211 face 7 (special_a)】
なんかパッとしないっていうか、物足りないっていうか……
う〜〜〜〜ん……
voice: vo_adv_5094002_017
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】
……あっ、分かったー!
まだまだ麦しゅわが足りないのねー!
voice: vo_adv_5094002_018
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】
あはは~! 私ってば、冴っえてる~~~!!
いっぱい飲んで、最高の一杯にたどり着いてみせるわ~~~!!
voice: vo_adv_5094002_019
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】
それじゃ、おっかわり、いっただっきま~~す!!
voice: vo_adv_5094002_020
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
……ふっ! ……ふっ! ……ふっ! ……ふっ! ……ふっ!
voice: vo_adv_5094002_021
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
……496……497……498……499……500!
voice: vo_adv_5094002_022
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
……ふう。スクワット500回、10セット完了。
voice: vo_adv_5094002_023
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
休暇というのは、いいものだな。
詰所にはトレーニング機器が揃っているが、
ここは自分のペースでトレーニングが進められる。
voice: vo_adv_5094002_024
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
自分の体と対話でき、質の高いトレーニングが望めるな。
部下たちにも教えてあげたいよ。
voice: vo_adv_5094002_025
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
さて、トレーニングルーティーンの次は……
少し早いが、たき火の準備をしておこうか。
voice: vo_adv_5094002_026
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
薪割りは心を無にしなければ、真っ直ぐ割れない。
これも剣術に通ずる大事なトレーニングだ。
voice: vo_adv_5094002_027
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
気を引き締めて……いざっ!
voice: vo_adv_5094002_028
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
じぇんじぇんおいしくな~~~~い!!!!
voice: vo_adv_5094002_029
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
悲鳴っ!?
今助けに行くっ!!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
レジャー施設に似つかわしくない悲鳴を聞いたジュンは、
広大なキャンプ場を駆け抜けていくのだった。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──一方その頃、ユカリの足取りを求める{player}は、
【フォレスティエ】を訪ねていた。
voice: vo_adv_5094002_030
ミサト:
【chara 101512 face 6 (surprised)】
あらあら~……
お知り合いが失踪? 【chara 101512 face 4 (sad)】
大変だわ~……
voice: vo_adv_5094002_031
ミサト:
【chara 101512 face 6 (surprised)】
ユカリさん、だったわよね?
聖騎士の格好をしたエルフさん……ハツネちゃん、どうかしら?
voice: vo_adv_5094002_032
ハツネ:
【chara 101211 face 4 (sad)】
う~~ん……私は見てないなぁ。
【chara 101211 face 1 (normal)】
同じエルフでも、そんな人は珍しくてきっと目立つからね。
voice: vo_adv_5094002_033
ミサト:
【chara 101512 face 4 (sad)】
そうよね……ごめんなさい。力になれなかったみたい。
【chara 101512 face 1 (normal)】
でも、きっと大丈夫よ。だって、あなたが一生懸命探してるんですから。
voice: vo_adv_5094002_034
ハツネ:
【chara 101211 face 6 (surprised)】
ねえ、キミ。私からもいい?
ランドソルでアオイちゃんと会ってるかな?
voice: vo_adv_5094002_035
ハツネ:
【chara 101211 face 4 (sad)】
急に手紙が来なくなっちゃったんだよね~
それがちょっと心配で……忙しくしてるのかな?
voice: vo_adv_5094002_036
ミサト:
【chara 101512 face 6 (surprised)】
今までは毎日5通は手紙を送ってくれていたの。
【chara 101512 face 4 (sad)】
でも、急になくなってしまったから寂しいわ~
voice: vo_adv_5094002_037
ミサト:
【chara 101512 face 6 (surprised)】
聖テレサ女学院や工場に連絡をしてみたら、
しばらく休みを取るとだけ言っていたそうなのだけれど……
voice: vo_adv_5094002_038
ミサト:
【chara 101512 face 4 (sad)】
お休みにランドソル観光をしているなら、
手紙をもっと送ってくると思うの……とっても心配だわ……
voice: vo_adv_5094002_039
ミサト:
【chara 101512 face 4 (sad)】
だから、アオイちゃんのことも探してもらえないかしら?
頼れるのは、あなただけなの。お願いね?
Choice: (1) アオイも一緒に探す!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5094002_040
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
大丈夫か! 何があった!?
voice: vo_adv_5094002_041
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】
すぴ~……すぴ~……
voice: vo_adv_5094002_042
ユカリ:
【chara 122211 face 7 (special_a)】
じゃんじゃん注いで~~!!
最高の一杯はどこ~~!? まだまだ飲むわよ~~!!
voice: vo_adv_5094002_043
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】
……むにゃ……
voice: vo_adv_5094002_044
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
……まさか、さっきの悲鳴は寝言……?
voice: vo_adv_5094002_045
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
それに……テントがぐちゃぐちゃになったまま放置されている……
設営も済んでいないのに、昼間から眠ってしまうとは……
voice: vo_adv_5094002_046
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
見たところ、キャンプは慣れていないみたいだね。
放っておくこともできないし……どれ、代わりに設営をしてあげよう。
voice: vo_adv_5094002_047
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
しかし……この女性、確か前にどこかで……?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──一方その頃、ランドソル王城の前には、
アオイとユカリの目撃情報を得ようとする{player}がいた。
voice: vo_adv_5094002_048
トモ:
【chara 103712 face 1 (normal)】
やあ、今日はどうしたんだい?
voice: vo_adv_5094002_049
マツリ:
【chara 100512 face 3 (anger)】
まさか事件ッスか!?
Choice: (2) 実は……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5094002_050
トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】
はぁ……飲んだくれエルフに、友達のいないエルフ……?
う〜ん……目撃情報は、うちには来てないね。
voice: vo_adv_5094002_051
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】
でも、本当に失踪なんッスか?
仕事疲れを癒すために、どっかに行ったとかじゃないッスか?
voice: vo_adv_5094002_052
トモ:
【chara 103712 face 1 (normal)】
そうそう。ジュンさんみたいにね。
まあ、あれは私たちが休ませたみたいなものだけど。
voice: vo_adv_5094002_053
トモ:
【chara 103712 face 1 (normal)】
あなたには言ってなかったね。今ジュンさんは珍しく休暇中なんだ。
溜まりに溜まった有給を消化するためにね。
voice: vo_adv_5094002_054
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】
しかも、休みの日にも無断で出勤してたッスからね……
自分たち部下も予定休ですら、休みづらかったッスよ~
voice: vo_adv_5094002_055
トモ:
【chara 103712 face 2 (joy)】
今は、山奥のキャンプ場でのんびりと過ごしている頃かな?
【chara 103712 face 4 (sad)】
そうしていてほしいと、心から思うよ……
voice: vo_adv_5094002_056
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】
ほんとそうッスね……
voice: vo_adv_5094002_057
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
むにゃ……ふわぁぁぁ~~
やだ……寝ちゃってた……?
voice: vo_adv_5094002_058
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
えーっと……うまくテントが張れなくて……
それでヤケになって麦しゅわを……【chara 122211 face 6 (surprised)】
って、あれ?
voice: vo_adv_5094002_059
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
テントが張られてるし、他の道具も準備できてる?
【chara 122211 face 4 (sad)】
ど、どうして……? 【chara 122211 face 6 (surprised)】
まさか寝てる私が勝手に!?
voice: vo_adv_5094002_060
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
おはよう。目が覚めたようだね。
voice: vo_adv_5094002_061
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
草? 木? 森!?
voice: vo_adv_5094002_062
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
いいや、鎧だ。
voice: vo_adv_5094002_063
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
えっ……?
一気に酔いと目が覚めたわ……
voice: vo_adv_5094002_064
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
すまないが、勝手に荷物を触らせてもらったよ。
眠ったまま夜を迎えてしまっては、困るかと思ってね。
voice: vo_adv_5094002_065
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
見たところ、こういったことに慣れていないようだから、
本当は直接指導したかったが、なにせ気持ちよく寝ていたから。
voice: vo_adv_5094002_066
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
あっははは……
ごめんなさい、ありがとうございます、ごめんなさい……
voice: vo_adv_5094002_067
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
えっと、私はユカリです。
【chara 122211 face 6 (surprised)】
あなたは……鎧さん、でしたっけ?
voice: vo_adv_5094002_068
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
いいや、ジュンだ。
voice: vo_adv_5094002_069
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
ジュンさん……? それに鎧姿……あっ!
もしかして、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の団長さん!?
voice: vo_adv_5094002_070
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
ああ。今は休暇中だけどね。
voice: vo_adv_5094002_071
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】
あの! 私、【メルクリウス財団】です!
以前うちのギルドが企画した『アストライア大陸横断クイズ旅行』で……
voice: vo_adv_5094002_072
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
ああ、やはりあの時の。どこかで会った気はしていたんだが……
その……すっかり様子が違っていたから、すぐには気付かなかったよ。
voice: vo_adv_5094002_073
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
あはは……お恥ずかしい限りです……
あの時は、その……麦しゅわを飲んでなかったから……
voice: vo_adv_5094002_074
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
それと……あれからイメチェンしたんですか?
【chara 122211 face 4 (sad)】
以前は黒い鎧だったと思うんですけど……
今は草っぽいというか森っぽいというかなんというか……
voice: vo_adv_5094002_075
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
これは野戦仕様の鎧だ。
状況に応じて使い分けていてね。
voice: vo_adv_5094002_076
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
野戦……ジュンさんもキャンプしに来たのでは……?
voice: vo_adv_5094002_077
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
うん、その通りだよ。
トレーニングキャンプだ。
voice: vo_adv_5094002_078
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
休暇中とはいえ、私の職務は民の安全を守ること。
いついかなる時も己の鍛錬はしておかないとね。
voice: vo_adv_5094002_079
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
はあ……
voice: vo_adv_5094002_080
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
ところで、一つ提案させてもらってもいいかな。
voice: vo_adv_5094002_081
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
え、ええ。どうぞ?
voice: vo_adv_5094002_082
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
戦いの中で、戦えぬ者を守ることだけが、
我々【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の仕事じゃない。
生き残る術が身に付くよう促すことも、仕事の一つなんだ。
voice: vo_adv_5094002_083
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】
はい……立派な信念だと思います。
【chara 122211 face 2 (joy)】
いつもランドソルの平和を、ありがとうございます。
voice: vo_adv_5094002_084
ジュン:
【chara 122211 face 1 (normal)】
【chara 104715 face 1 (normal)】
そこでだ、ユカリちゃん。
君の大自然に対する無防備な姿は、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の団長として無視できない。
voice: vo_adv_5094002_085
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
良ければ野営に関する初心者向けの心構えや、
技術を教えようと思うが、どうかな?
voice: vo_adv_5094002_086
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
う〜ん……私がしたいのはキャンプ飲みであって、野営じゃないし……
でも、確かにキャンプのことはよく分からないのも事実よね……
voice: vo_adv_5094002_087
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
あの〜ジュンさん。
ちなみに、どんなことをやるんですか……?
voice: vo_adv_5094002_088
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
そうだな……まずは薪割りからだ!
voice: vo_adv_5094002_089
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
えっ? いきなり運動……?
心構えは……?
voice: vo_adv_5094002_090
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
健全なる精神は、健全なる体に宿るというからね。
それに野営は火がなければ、なにも始まらないんだ。
voice: vo_adv_5094002_091
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
初心者講座っていうか、トレーニングの気配を感じるわ……
私はただ、おいしい麦しゅわを飲みたいだけなのにぃ……
voice: vo_adv_5094002_092
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
……あっ、でも!
運動したり、働いたあとの一杯っておいしいわよね……?
voice: vo_adv_5094002_093
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】
薪割りも、キャンプならではな体験だし、
【chara 122211 face 2 (joy)】
もしかしたら「最高の一杯」につながるんじゃないかしら……!
voice: vo_adv_5094002_094
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】
そう考えると悪くないわ。いえ、むしろチャンス!
ジュンさん、私に野営のイロハを教えてください!
voice: vo_adv_5094002_095
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
ああ、その意気だ! さあ始めよう!
voice: vo_adv_5094002_096
ユカリ:
【chara 122211 face 3 (anger)】
では、いきます……
せいっ! せいっ! せいっ!
voice: vo_adv_5094002_097
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
おお、いい筋をしているね。
さすがは【メルクリウス財団】のメンバーだ。
voice: vo_adv_5094002_098
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
たき火は思った以上に薪を消費するからね。
多めに準備しておくのに越したことはない。その意気だよ。
voice: vo_adv_5094002_099
ユカリ:
【chara 122211 face 3 (anger)】
せいっ! せいっ! せいっ!
voice: vo_adv_5094002_100
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
ふむ……ユカリちゃんの薪割りを見ていたら、
私も体を動かしたくなってきたよ。一緒にやろうじゃないか!
voice: vo_adv_5094002_101
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】
ええっ!
voice: vo_adv_5094002_102
ジュン・ユカリ:
【chara 122211 face 3 (anger)】
【chara 1 face 1 (normal)】
せいっ! せいっ! せいっ! せいっ! せいっ!
voice: vo_adv_5094002_103
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
どこかでキツツキさんが巣を作っていますね。
【chara 122111 face 2 (joy)】
お引っ越しの時期なんでしょうか。
voice: vo_adv_5094002_104
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
こういう自然の営みの音を聞くと、やっぱり心が洗われます~
ランドソルでは聞くことができませんからね~
voice: vo_adv_5094002_105
草花さんたち:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5094002_106
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
え? 今なんと?
voice: vo_adv_5094002_107
草花さんたち:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5094002_108
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
『その調子で自然に身を委ね、しっかり反省しなさい』……ですか?
【chara 122111 face 2 (joy)】
草花さんたちが確かにそう言った……ように聞こえました!
voice: vo_adv_5094002_109
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
ああっ……ぼっち空間の効果が現れ始めてきました!
草花さんたちの言葉が、また聞こえるようになりました!
voice: vo_adv_5094002_110
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
よーし、草花さんたちに言われた通り、
このまま心を無にして、森の緑に包まれながら反省をします……
voice: vo_adv_5094002_111
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
私は、草……私は、木……
私は、森生まれ森育ちのエルフ……
voice: vo_adv_5094002_112
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
そう……
自然に愛され、
自然を愛してきたぼっちなのです……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──一方その頃、アオイの直近の動向を探るため、
{player}はおもちゃ工場を訪れていた。
voice: vo_adv_5094002_113
工場長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
……ふむ。アオイくんの様子?
voice: vo_adv_5094002_114
工場長:
【chara 1411 face 4 (sad)】
そうだねえ……
ここ最近は、なんだか様子がおかしかった気がするよ。
voice: vo_adv_5094002_115
工場長:
【chara 1411 face 4 (sad)】
ものすごい集中力を発揮したかと思えば、
次の瞬間には抜け殻のように停止したりね。
voice: vo_adv_5094002_116
工場長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
いつも通り頑張ってくれてて助けてもらってるんだけど、
【chara 1411 face 4 (sad)】
見ていてちょっと心配してたんだ。
voice: vo_adv_5094002_117
工場長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
学院で講師もしているんでしょ?
【chara 1411 face 4 (sad)】
もしかしたら、疲れが溜まっていたのかもね。
voice: vo_adv_5094002_118
工場長:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
しばらく休みを取るって言っていたから、
自然を感じにリフレッシュしてるんじゃないかな。
voice: vo_adv_5094002_119
工場長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
ほら、最近キャンプが流行っているでしょ?
うちの作業員たちも、みんな今ハマっているみたいだからね。
【chara 1411 face 2 (joy)】
アオイくんも息抜きに行ってると思うよ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
失踪する直前のアオイの情報を集めた{player}は、
次にユカリの情報を集めに向かうのだった。