侵食されしぼっち空間
ユカリとジュンはおつまみの材料を探すためにキャンプ場を囲む森を探索していると、ぼっち空間にいるアオイと遭遇。アオイは二人からキャンプの達人だと持ち上げられ、ぼっち流キャンプの手ほどきを始める。


-------------- situation:
侵食されしぼっち空間
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ぼっちの初心に立ち返ったアオイは、
ランドソルでの友達作りの方法に悩んでいた──

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アオイ:
【chara 122111 face 1 (normal)】 ……う~ん、ぼっち精神は癒せましたけど……
【chara 122111 face 4 (sad)】 これからどうやってランドソルで友達を作っていけばいいんだろう……?

voice: vo_adv_5094004_001
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 変に都会派ぶらない方がいいはず……
【chara 122111 face 1 (normal)】 ということは、やっぱり田舎感丸出しで接したほうがいいのかな……?

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アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 その方が、ありのままの私らしいですよね。

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アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 それに、友達はできないかもしれませんが、
人を不快にさせて、嫌われるっていうことにはならないはず!

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アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 よぉーし!
自然派エルフっぽさがもっと出るまで、山籠りを続けますよー!

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アオイ:
【chara 122111 face 1 (normal)】 性格は見た目に現れると言いますからね!
【chara 122111 face 3 (anger)】 もう二度と失敗したくないし、完璧な状態に仕上げなくちゃっ!

voice: vo_adv_5094004_006
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 残りのお休みを全部山籠りに費やして、
それまでは心と体を、自然と一つにしていましょう……

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アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 そのために、のんびり過ごしましょ〜〜
ほわわわ~~~~♪

voice: vo_adv_5094004_008
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 【chara 122111 face 7 (special_a)】 ひいっ!?

voice: vo_adv_5094004_009
アオイ:
【chara 122111 face 7 (special_a)】 野生の熊かな……?
【chara 122111 face 8 (special_b)】 どどどどどどどうしよう~~~~……!!

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ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 ユカリちゃん、少し開けた場所に出たようだ。

voice: vo_adv_5094004_011
アオイ:
【chara 122111 face 7 (special_a)】 あわわわわわ! 緑色の大きな熊!?
ししししし死んだフリしなくちゃ……!!

voice: vo_adv_5094004_012
アオイ:
【chara 122111 face 8 (special_b)】 ち~~~~ん……

voice: vo_adv_5094004_013
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 ほんとだ~! って、誰かいるわね。
【chara 122211 face 7 (special_a)】 ジュンさん、熊だって思われてるわよ!

voice: vo_adv_5094004_014
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 私は熊ではなく人なんだが……
君、こんなところでキャンプをしているのかい? しかも一人で?

voice: vo_adv_5094004_015
アオイ:
【chara 122111 face 1 (normal)】 ほっ……人でしたか……
【chara 122111 face 4 (sad)】 死んだフリする必要なんて、全然なかったです──

voice: vo_adv_5094004_016
アオイ:
【chara 122111 face 7 (special_a)】 って、人ーーーー!?
ある意味、熊よりも恐ろしい生き物ですーー!!

voice: vo_adv_5094004_017
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 大丈夫だ。この通り、怪しい者ではない。

voice: vo_adv_5094004_018
ユカリ:
【chara 122211 face 7 (special_a)】 その通りよ! 真人間なんらからね〜!

voice: vo_adv_5094004_019
アオイ:
【chara 122111 face 7 (special_a)】 す、すみません……つい取り乱してしまいました……
【chara 122111 face 4 (sad)】 ぼっちのエルフの習性なので……

voice: vo_adv_5094004_020
ユカリ:
【chara 122211 face 7 (special_a)】 ……ぼっちのエルフ?
それに、そのおもちゃ……?

voice: vo_adv_5094004_021
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 あなた……もしかしてアオイちゃん?

voice: vo_adv_5094004_022
アオイ:
【chara 122111 face 7 (special_a)】 えっ!? どどどどどうして私の名前を!?
私の個人情報、いつどこでどこから漏れたんですか!?
ランドソルは私が知らないだけで、監視社会だったんですか!?

voice: vo_adv_5094004_023
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 ユカリちゃん、この少女と知り合いなのかい?

voice: vo_adv_5094004_024
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 ううん。私じゃなくて、うちのギルドメンバーたちが多分……

voice: vo_adv_5094004_025
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 前にバイト先のおもちゃ工場で知り合ったって言ってた子だと思うの。
そこでうちのギルドメンバーが、バイトリーダーを務めたり、
たい焼きの社食販売をしていた時の……

voice: vo_adv_5094004_026
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 えっ……?
もしかして、ミフユリーダーさんとタマキさんのことですか!?

voice: vo_adv_5094004_027
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 うん、そうよ。
やっぱりアオイちゃんね!

voice: vo_adv_5094004_028
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 私はユカリ。
ミフユさんたちと同じ【メルクリウス財団】のメンバーよ。【chara 122211 face 2 (joy)】 よろしくね!

voice: vo_adv_5094004_029
アオイ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 【chara 122111 face 2 (joy)】 は、はい……!
その節はどうもお世話になりました……!

voice: vo_adv_5094004_030
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】 まさか、こんなところでミフユさんたちの知り合いと会うなんて……
【chara 122211 face 3 (anger)】 それに、子供の前だし、しっかりしないと……!
【chara 122211 face 1 (normal)】 ちょっと酔いが覚めてきてて、よかったわ……!

voice: vo_adv_5094004_031
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 私はジュン。
普段は【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の団長をしているが、
その肩書はランドソルに置いてきた。

voice: vo_adv_5094004_032
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 今の私は、バケーション・ジュンとでも名乗っておこうか。
なにせ休暇中の身だからね。

voice: vo_adv_5094004_033
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 バ、バケーション……?
【chara 122111 face 1 (normal)】 はあ……よ、よろしくお願いします……

voice: vo_adv_5094004_034
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 ところで、君のキャンプの腕前は大したものだね。
まさに達人の領域じゃないか。

voice: vo_adv_5094004_035
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 私の部下の中にも野営を得意とする団員は多いが……
これほどまでに荷物が少なく、
また効率性と快適性を両立させた設営ができる者はいないよ。

voice: vo_adv_5094004_036
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 さっきからキャンプって……?
何かの暗号ですか……?

voice: vo_adv_5094004_037
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 えっ? そうやってテントを建てて、たき火をして……
【chara 122211 face 4 (sad)】 どっからどう見ても、キャンプじゃない。

voice: vo_adv_5094004_038
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 キャンプ……?
このことを、そう呼ぶんですか……?

voice: vo_adv_5094004_039
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 この山籠りの仕方に、そんな名前があるなんて初めて知りました。
【chara 122111 face 4 (sad)】 小さい頃から、よくこうして過ごしていましたので……

voice: vo_adv_5094004_040
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 アオイちゃんって、【フォレスティエ】だったわよね?
【chara 122211 face 1 (normal)】 自然の中での過ごし方が得意だから、
そもそもキャンプって概念がないのかもね。

voice: vo_adv_5094004_041
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 おおっ……!
私、自然系ぼっち派エルフに見えますか!?

voice: vo_adv_5094004_042
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 え? まあ、うん。
【chara 122211 face 4 (sad)】 ぼっちって何のことかさっぱりだけど、【chara 122211 face 6 (surprised)】 自然派なんじゃないかしら?

voice: vo_adv_5094004_043
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 良かった……! どうやら完全に元の自分に戻れたようです……!

voice: vo_adv_5094004_044
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 ところで……どうしてこんな山奥でキャンプをしているんだい?
隣のキャンプ場でやればいいじゃないか。

voice: vo_adv_5094004_045
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 隣……? キャンプ場……?

voice: vo_adv_5094004_046
アオイ:
【chara 122111 face 1 (normal)】 えっと、ここは私が昔から使っているぼっち空間です。
歩いて3日かかる範囲内に、人っ子一人いません。

voice: vo_adv_5094004_047
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 だから、人の気配を感じず、
自分自身とひたすら向き合うためには最適な場所なんです。

voice: vo_adv_5094004_048
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 むしろ、遠路遥々こんな山奥までやってきたお二人に驚いていますよ。

voice: vo_adv_5094004_049
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 だって、隣にキャンプ場があるんだもの。
それで、食材を探しにこの森に入ってきたのよ。

voice: vo_adv_5094004_050
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 隣…………? キャンプ場…………?

voice: vo_adv_5094004_051
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 すみません。さっきから何言ってるか、私にはさっぱりです。
ずっと大木さんや風さんたちと話していましたから、
人間の言葉が聴き慣れなくて。

voice: vo_adv_5094004_052
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】 ……ジュンさん。
ギルドメンバーたちから聞いてた以上に、
アオイちゃんは変な子かもしれません。

voice: vo_adv_5094004_053
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 あ、ああ……
だが、キャンプ慣れしているとはいえ、まだ少女だ。
こんな山奥に一人にしてはおけないよ。

voice: vo_adv_5094004_054
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 それに、アオイちゃんの力を借りれば、
もっといい休暇、もっといいキャンプを過ごせるんじゃないかな。

voice: vo_adv_5094004_055
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 確かにそうね!
最高の一杯のヒントが得られるかも!

voice: vo_adv_5094004_056
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 あのー……二人で何を話しているんですか……?
もしかして、ぼっちの私を笑いものに……?

voice: vo_adv_5094004_057
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 いや、そんなことは……
反対に感心していたところだよ。

voice: vo_adv_5094004_058
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 ねえ、アオイちゃん。
こうして会ったのも何かの縁だし、一緒にキャンプしようよ。

voice: vo_adv_5094004_059
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 こういうの、グループキャンプ……
略してグルキャンって言うらしいわよ。
【chara 122211 face 2 (joy)】 みんなで楽しくやってみない? どうかしら?

voice: vo_adv_5094004_060
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 みなさんのキャンプに……私なんかが……?
【chara 122111 face 4 (sad)】 お邪魔じゃないですか……?
だって、私……ぼっちのエルフなんですよ……?

voice: vo_adv_5094004_061
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】 それに私、キャンプなんて知りませんでしたし……
お二人の足を引っ張ってしまうんじゃないでしょうか……?

voice: vo_adv_5094004_062
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 そんなに気負うことはない。
ありのままのアオイちゃんのスタイルで過ごせばいいよ。

voice: vo_adv_5094004_063
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 そうそう! 自由に過ごしちゃって!

voice: vo_adv_5094004_064
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 そうですね……
【chara 122111 face 1 (normal)】 リーダーさんたちとのご縁もありますし……

voice: vo_adv_5094004_065
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 一人で過ごして冷静になれましたし、
ぼっち卒業への新たな第一歩を踏み出すいい機会かもしれません……! 

voice: vo_adv_5094004_066
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 分かりました! やらせていただきます!
お二人の足を引っ張らないように、精一杯キャンプします!

voice: vo_adv_5094004_067
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 それじゃあ、明日の朝に迎えにくるよ。
夜も遅いから、今からの移動は大変だろうからね。

voice: vo_adv_5094004_068
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 はい! 首を長くして、お待ちしております!
それでは、また明日! おやすみなさい!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}は、
アオイたちがいると思われるキャンプ場を目指していた。

voice: vo_adv_5094004_069
キャンパー:
【chara 311 face 1 (normal)】 おや、こんにちは。
この先にあるキャンプ場に行かれるんですか?

Choice: (1) 急いで向かっています。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5094004_070
キャンパー:
【chara 311 face 2 (joy)】 ははっ。そんなに焦らなくても、キャンプ場は逃げないですよ。
【chara 311 face 1 (normal)】 それに、広大な敷地なので、混み合う心配もありませんから。

voice: vo_adv_5094004_071
キャンパー:
【chara 311 face 1 (normal)】 山の中腹にあって、眺めが抜群ですし、
目まぐるしい日常を忘れるにはもってこいの場所でした!

Choice: (2) (やっぱり3人にぴったりな場所だ……)
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5094004_072
キャンパー:
【chara 311 face 6 (surprised)】 あ、でも。
一つだけ注意してください……

voice: vo_adv_5094004_073
キャンパー:
【chara 311 face 3 (anger)】 キャンプ場を囲んでいる森には、決して入らないように。
【chara 311 face 4 (sad)】 最近、毒キノコが繁殖しているそうなんです。

voice: vo_adv_5094004_074
キャンパー:
【chara 311 face 6 (surprised)】 見た目は、最高級キノコのアストライア茸そっくりなんですが、
【chara 311 face 4 (sad)】 どうやら強い幻覚作用があるそうで……

voice: vo_adv_5094004_075
キャンパー:
【chara 311 face 4 (sad)】 しかも、ほとんどの学者も見分けられないんです……
実際に食べてみるまで、見た目では判断できないという……

voice: vo_adv_5094004_076
キャンパー:
【chara 311 face 1 (normal)】 そんな話を聞いたので、キャンプ場に向かってる人とすれ違ったら、
声がけしているんです。【chara 311 face 2 (joy)】 キャンパー同士の協力は、とても大事ですから。

voice: vo_adv_5094004_077
キャンパー:
【chara 311 face 1 (normal)】 では、キャンプを楽しんでいってください!

voice: vo_adv_5094004_078
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 よいしょ、っと……!

voice: vo_adv_5094004_079
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 ふう……これで私の荷物は全部です!
お引っ越し、完了です!

voice: vo_adv_5094004_080
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 素晴らしい。必要最低限の道具だけを持ち込み、
現地で集めた木材でテントなどを作る……
確か、ブッシュクラフトというスタイルだったかな。

voice: vo_adv_5094004_081
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 へえ~
さすが、エルフの森が産んだ天然のキャンパーね。

voice: vo_adv_5094004_082
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】 私はいろいろ不安で道具を買いあさったのが恥ずかしくなっちゃう……
【chara 122211 face 1 (normal)】 ナイフ一つで、なんでも作れちゃうなんてすごいわ!

voice: vo_adv_5094004_083
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 いえいえ! 自慢じゃありませんが、手先は器用なんです。
小さいころから友達作りの練習台なんかを作ったりしてましたから。

voice: vo_adv_5094004_084
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 だから買いそろえるよりも、その場その場で作ったほうが早いし、
それにお金もかからないので……
【chara 122111 face 2 (joy)】 そんな懐事情によるところが大きいですね!

voice: vo_adv_5094004_085
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 アオイちゃん。
いつも一人でキャンプをしていると言っていたが、
どんなふうに過ごしているんだい?

voice: vo_adv_5094004_086
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 私は休みを取ったのだが、休みの過ごし方を知らず……
昨日は、ユカリちゃんからリラックス方法を教えてもらっていたんだ。

voice: vo_adv_5094004_087
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 そこで、アオイちゃんの過ごし方も参考にしたくてね。

voice: vo_adv_5094004_088
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 そうですね……あまり参考になるかは分かりませんが……

voice: vo_adv_5094004_089
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 私にとってキャンプとは、
ありのままの自分に戻る儀式のようなものです。

voice: vo_adv_5094004_090
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 森の声を聞き、風と触れ合い、太陽の光の衣に包まれる……
そうして自然と一体になることで、
日々の生活で歪んでしまった己を正すのです。

voice: vo_adv_5094004_091
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 そう……
心を無にして、極限のリラックス効果を得るんです。

voice: vo_adv_5094004_092
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 極限のリラックス……

voice: vo_adv_5094004_093
ユカリ:
【chara 122211 face 3 (anger)】 なるほど……
確かに、麦しゅわにもリラックス効果があるけど……

voice: vo_adv_5094004_094
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】 それは、仕事疲れをとるためのものだって、
今まではずっと考えていたわ……

voice: vo_adv_5094004_095
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 でも、極限のリラックス状態で、
さらにリラックス効果のある麦しゅわを飲むと……?

voice: vo_adv_5094004_096
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 ふふっ……
最高の一杯への道、見つけちゃったかも……!

voice: vo_adv_5094004_097
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 最高の……一杯?

voice: vo_adv_5094004_098
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 あっ、ううん! なんでもないの!
こっちの話よ。【chara 122211 face 4 (sad)】 アオイちゃんには、まだちょっと早いから……

voice: vo_adv_5094004_099
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】 詳しくは言えないんだけど、
私は最高の一杯のために、キャンプ場に来ているの。

voice: vo_adv_5094004_100
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 そのために、アオイちゃんのキャンプ術はすごく役に立つかもって……!

voice: vo_adv_5094004_101
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 リラックスか……
アオイちゃん、教えてくれてありがとう。

voice: vo_adv_5094004_102
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 トモちゃんたちが私に休みを取らせたのは、
働きづめだったのを心配してくれてのことなんだ。

voice: vo_adv_5094004_103
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 そこで、君なりのリラックス方法を私たちに伝授してほしい。

voice: vo_adv_5094004_104
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 手ぶらでは、ランドソルに帰れないからね……
よろしく頼むよ。

voice: vo_adv_5094004_105
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】 キャンプに臨むお二人の相当な覚悟……しかと受け止めました!

voice: vo_adv_5094004_106
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 では、私が山籠り……いえ、キャンプでいつもしている、
ぼっちエルフ流自己対話術を伝授いたします!

voice: vo_adv_5094004_107
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 まず、ここにマイフレンドくんを置いて、っと……

voice: vo_adv_5094004_108
マイフレンドくん:
【chara 7311 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_5094004_109
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】 そうそう!
『だいじょぶマイフレンドくんV4カスタム』って名前だったわよね。
【chara 122211 face 1 (normal)】 ミフユさんたちから、その子の話は聞いたわよ。

voice: vo_adv_5094004_110
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 はい。この子を、自分自身だと思ってみてください。
そして、心に思い浮かべた自分と対話をするんです。

voice: vo_adv_5094004_111
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 傷ついた心を癒したり、空回りする自分にストップをかけて、
ありのままの自分を思い出してみてください。

voice: vo_adv_5094004_112
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 そうすれば、ストレスもなにもない素の状態……
すなわち極限のリラックス状態になれるんです。

voice: vo_adv_5094004_113
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】 な、なんだか大変そうね……
【chara 122211 face 3 (anger)】 でも、最高の一杯のためよ! 自分と向き合ってみるわ!

voice: vo_adv_5094004_114
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】 そうだね。メンタルトレーニングも大事な鍛錬だ。
手を抜くことなく、やってみよう。

voice: vo_adv_5094004_115
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】 あまり負荷をかけないように慎重にお願いしますね。
【chara 122111 face 1 (normal)】 ベテランぼっちの私が、長年かけて編み出したリラックス方法ですから。

voice: vo_adv_5094004_116
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】 では、始めてみてくださいっ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ユカリとジュンは、それぞれの目的のために、
アオイの指導の元、自らと向き合い始めるのだった──