ぼっちキャンプセラピー
アオイの勧めたキャンプ術は失敗し、一同は気分転換のために食事をとることに。ユカリとジュンは、森の中でキノコを採取していたことを明かす。アオイは、それが最高級キノコのアストライア茸だと指摘する。
-------------- situation:
ぼっちキャンプセラピー
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ユカリとジュンにぼっちキャンプの過ごし方を教えたアオイは、
二人の様子をたき火に当たりながら見守っていた──
voice: vo_adv_5094005_000
ジュン・ユカリ:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5094005_001
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
うんうん……二人とも、集中していますね。
voice: vo_adv_5094005_002
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
私はコーヒーでも飲みながら、木で何か作ろうかな〜
voice: vo_adv_5094005_003
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
そうだ!
マイフレンドくんをモチーフにしたカッコいい武器とかどうかな!
voice: vo_adv_5094005_004
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
ランドソルに帰ったら、おもちゃ工場のみなさんに見せてみようかな〜
よーし、がんばるぞー!
voice: vo_adv_5094005_005
ユカリ:
【chara 122211 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_5094005_006
マイフレンドくん:
【chara 7311 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5094005_007
ユカリ:
【chara 122211 face 5 (shy)】
自分と向き合う、か……
voice: vo_adv_5094005_008
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
麦しゅわを飲み過ぎた翌日は、昨日の自分を恨むことはあるけど……
自分がどんな人間かって、しっかり考えたことはなかったわね。
voice: vo_adv_5094005_009
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
本当の私か~……
voice: vo_adv_5094005_010
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
そういえば、アオイちゃんにいいところ見せようと、
つい無意識でお姉さんぶった態度を取っちゃったわ……
voice: vo_adv_5094005_011
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
キャンプ道具を買う時も失敗したなあ~……
voice: vo_adv_5094005_012
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
ブームに乗っかりました感のある客だって思われたくなくて、
店員さんに通ぶった態度を取っちゃったのよね……
voice: vo_adv_5094005_013
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
だから、テントの張り方も火の起こし方も、なんにも知らなくて……
voice: vo_adv_5094005_014
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
麦しゅわのことで頭がいっぱいだったわ……
【chara 122211 face 3 (anger)】
最高の一杯のためには、まずキャンプするのが大前提なのにね……
voice: vo_adv_5094005_015
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
麦しゅわも飲める歳なんだし、精神的にも大人にならないと……
voice: vo_adv_5094005_016
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
はあ……
voice: vo_adv_5094005_017
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
見栄っ張りなただの酔っ払い……
それが私なのよね……
voice: vo_adv_5094005_018
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
……
…………
………………
voice: vo_adv_5094005_019
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
いかんな……
いざ自分自身と対話しようとすると、なにも言葉が出てこない……
voice: vo_adv_5094005_020
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
まるでスペア用の鎧と向き合っているようだ……
voice: vo_adv_5094005_021
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
まさか……
トモちゃんたちには、私はこういうふうに見えていたのか?
voice: vo_adv_5094005_022
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
だから、休みを取らせて、
人間らしさを取り戻させようと……?
voice: vo_adv_5094005_023
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
……部下にそこまで心配させてしまうなんて、
私はなんて上司なんだ……
voice: vo_adv_5094005_024
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
しかし……それが私ということなんだな……
voice: vo_adv_5094005_025
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
よーし、いい感じの木製ボウガンが作れました!
voice: vo_adv_5094005_026
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
マイフレンドくんのキーホルダーもつけてみましたし、
きっと子どもからの人気も出そうですね!
voice: vo_adv_5094005_027
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
工場でおもちゃを作るのもいいけど、
やっぱり私は自然の中で手作りするのも好きだな〜
voice: vo_adv_5094005_028
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
ごくっごくっ……うん!
一仕事した後に青空の下で飲むコーヒーも格別ですね!
ぼっち空間は、鬱蒼とした森ですから、気持ち良さが段違いです!
voice: vo_adv_5094005_029
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
このお天気のように、
ぼっち精神を取り戻した今、私の心も晴々としています!
voice: vo_adv_5094005_030
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
でも、私のぼっち空間の隣に、こんな場所があったなんて驚いたなぁ……
voice: vo_adv_5094005_031
アオイ:
【chara 122111 face 1 (normal)】
キャンプかぁ……
ランドソルの人たちも、みんなつらいことを抱えているんですね……
voice: vo_adv_5094005_032
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
ユカリさんたちも、目的があって来たって言ってましたし……
voice: vo_adv_5094005_033
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
私のキャンプ術が役に立つといいけど、
お二人の様子はどうかな? どれどれ……?
voice: vo_adv_5094005_034
ジュン・ユカリ:
【chara 1 face 1 (normal)】
はあ…………
voice: vo_adv_5094005_035
アオイ:
【chara 122111 face 7 (special_a)】
ええっ!?
どどどど、どうして落ち込んでいるんですか!?
voice: vo_adv_5094005_036
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
いや……
私が部下にかけている苦労に気付いてしまってな……
voice: vo_adv_5094005_037
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
私……いい大人なのに……
見栄っ張りなだけで、ダメダメなことに気付いちゃって……
voice: vo_adv_5094005_038
アオイ:
【chara 122111 face 7 (special_a)】
あわわわわわ……!
voice: vo_adv_5094005_039
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】
せっかく誘ってくれたのに、
お二人を落ち込ませてしまいました……
voice: vo_adv_5094005_040
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】
キャンプは……ううん。
山籠りは、やっぱり一人でしなきゃいけなかったんだ……
voice: vo_adv_5094005_041
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】
また一人で突っ走っちゃって、失敗してしまいました……
voice: vo_adv_5094005_042
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】
いつもいつも、こんなことを繰り返してばかり……
女学院でも工場でも……団長さんに対しても……
voice: vo_adv_5094005_043
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】
……でも、もうランドソルでの失敗を繰り返したくありません……
こんなことばかりしていたら、
{player}さんに合わせる顔が……!
voice: vo_adv_5094005_044
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】
なんとかして、この重い空気を変えてみせます……!
voice: vo_adv_5094005_045
アオイ:
【chara 122111 face 3 (anger)】
独りよがりなぼっちの私とは、バイバイしてみせるって、
誓ったばかりですから……!
voice: vo_adv_5094005_046
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
あ、あの~……ジュンさん、ユカリさん。
【chara 122111 face 2 (joy)】
そろそろお昼ですし、ご飯にしませんか?
voice: vo_adv_5094005_047
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
私が腕によりをかけて作りますよ?
山での料理歴は長いですから、
食べたいものがあればどんなものでも対応可能です!
voice: vo_adv_5094005_048
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
そうだな……
気分を変えたいし、食事にしようか……
voice: vo_adv_5094005_049
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
ええ、そうしましょう……
voice: vo_adv_5094005_050
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
そういえば……
昨日、森の中で見つけたこのキノコ……食べられる物なのかしら?
voice: vo_adv_5094005_051
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
アオイちゃんと会う前、森で食材を探していたんだ。
だが、見つかったのはこのキノコだけで……
voice: vo_adv_5094005_052
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
でも、森に生えてるキノコって……
なんか、ねえ……?
voice: vo_adv_5094005_053
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
こ、これはっ……!?
voice: vo_adv_5094005_054
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】
そうよね。やっぱり毒キノコよね……
voice: vo_adv_5094005_055
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
毒キノコだなんてとんでもありません!
これは最高級キノコ……アストライア茸ですよ!
voice: vo_adv_5094005_056
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
私たち【フォレスティエ】でもめったに見ることのできない品種です。
焼いてよし、煮てよし、蒸してよし! とってもおいしいそうですよ!
voice: vo_adv_5094005_057
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
そ、そうなの!?
【chara 122211 face 2 (joy)】
じゃあ、おつまみにぴったりじゃない!
voice: vo_adv_5094005_058
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
おつまみ?
voice: vo_adv_5094005_059
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
えっと……ちょっと大人な食べ物のことかな……?
【chara 122211 face 6 (surprised)】
き、気にしないでちょうたい。
voice: vo_adv_5094005_060
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】
わ、分かりました……
【chara 122111 face 2 (joy)】
それにしても、こんなすごいキノコが、
ぼっち空間に生えていただなんて……!
voice: vo_adv_5094005_061
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
お二人を落ち込ませてしまったお詫びに、
最高のキノコ料理を振る舞いますね! 腕によりをかけますよ!
voice: vo_adv_5094005_062
ジュン:
【chara 122211 face 1 (normal)】
【chara 104715 face 1 (normal)】
おお、それは楽しみだ。
良ければ私たちも手伝わせてくれないか?
voice: vo_adv_5094005_063
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
3人でこうしてキャンプをしているんだ。
力を合わせようじゃないか。
voice: vo_adv_5094005_064
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】
ええ。私にも手伝わせて!
【chara 122211 face 1 (normal)】
料理はあんまり得意じゃないけど、最高の一杯のために頑張るわ!
voice: vo_adv_5094005_065
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
はい! ぜひお願いします!
ぼっちじゃないキャンプは初めてですが、私も精一杯やってみます!
voice: vo_adv_5094005_066
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
ジュンさん、もう少し火を強めてください。
薪をじゃんじゃん追加しちゃいましょう!
voice: vo_adv_5094005_067
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
分かった。薪ならたくさんあるよ。
ユカリちゃんと昨日準備をしておいたからね。
voice: vo_adv_5094005_068
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
さすが、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の団長さん!
野営に慣れているだけあって用意周到ですね!
voice: vo_adv_5094005_069
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
さ、あとは食材に火が通るのを待つだけです。
完成までしばらく休んでいましょう~!
voice: vo_adv_5094005_070
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】
ふふっ。さすがミフユさんの下で働いていたことはあるわ。
【chara 122211 face 1 (normal)】
効率を重視する手際の良さがそっくりよ。
voice: vo_adv_5094005_071
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
そ、そんなっ!
【chara 122111 face 4 (sad)】
リーダーさんと私なんか比べ物にはなりませんよっ!
voice: vo_adv_5094005_072
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
でも、少しでもそう言ってもらえると、ちょっとうれしいです……!
恐れ多さのほうが圧倒的に勝ってはいますが!
voice: vo_adv_5094005_073
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
二人には共通の知人がいるのだな。
これも巡り合わせの縁だね。
voice: vo_adv_5094005_074
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
共通の知人といえば……
みんな、{player}くんと知り合いなんだよね?
voice: vo_adv_5094005_075
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
こうして私たちが集まるとは思っていなかったが、
彼ともキャンプをしてみたかったな。
voice: vo_adv_5094005_076
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
おおっ! それはとっても面白そうですね!
voice: vo_adv_5094005_077
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】
ええ。きっと楽しいに違いないわ。
voice: vo_adv_5094005_078
ジュン:
【chara 122211 face 1 (normal)】
【chara 104715 face 1 (normal)】
それに、穏やかな時間になるだろうね。
voice: vo_adv_5094005_079
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
少年といると張り詰めた気持ちが少し和らぐというか……
不思議な感覚になるんだ。
voice: vo_adv_5094005_080
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
ここで一緒に過ごせたら、
トモちゃんたちが私に課した休暇も難なくできたかもしれないな。
voice: vo_adv_5094005_081
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
そうなのよね。彼の前なら、自分をさらけ出せるっていうか……
【chara 122211 face 6 (surprised)】
あっ、変な意味じゃないわよ?
voice: vo_adv_5094005_082
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
なんというか、肩肘張らなくていいのよね。
私……その、ついつい見栄を張っちゃうところがあるから……
voice: vo_adv_5094005_083
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】
ふふっ、照れ臭い話をしちゃったわ。
【chara 122211 face 4 (sad)】
さっきまでは、こんなことバラすつもりなかったのだけど……
voice: vo_adv_5094005_084
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】
この気持ちの良いロケーションがそうさせるのかしら?
なんだか……心が開放的になるのよね。
voice: vo_adv_5094005_085
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
ああ。そうかもしれないな。
普段は仕事柄、弱みを見せてはいけないが、
今この時だけは、気を緩められそうだ。
voice: vo_adv_5094005_086
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
これが、キャンプ……なんでしょうか?
【chara 122111 face 1 (normal)】
いつもの山籠りではこんな気持ちになったことはありませんでした。
voice: vo_adv_5094005_087
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
なにせ、私が山籠りをするのは、ぼっち精神を癒すためですから。
こうしてみなさんとキャンプできるなんて、思ってもいませんでした。
voice: vo_adv_5094005_088
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
そういえば、昨日お二人も目的があるって言っていましたよね?
ちゃんと聞いてなかったような気がしていて……
voice: vo_adv_5094005_089
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
昨日も少し話したかもしれないが、私は部下に休みを取らされてね。
休みなど不要だったのだが、心配する部下の気持ちも無視できず……
voice: vo_adv_5094005_090
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
だから、このキャンプでしっかりとリラックスして、
帰らなければならないんだ。
voice: vo_adv_5094005_091
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
団長である私の状態が、騎士団全体の士気に関わるからね。
ランドソルをいかなる脅威から守るためにも、
私が支えていかなければならないんだ。
voice: vo_adv_5094005_092
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の団長さんですもんね……
私にはその責任の重さは想像もできません……
voice: vo_adv_5094005_093
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
でも、ジュンさんならきっと大丈夫だと思います!
リラックスして帰れるように、私も精一杯お手伝いしますね!
voice: vo_adv_5094005_094
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
ふふ、心強いね。頼りにさせてもらうよ。
voice: vo_adv_5094005_095
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
ユカリちゃんがキャンプにきた目的は確か……
voice: vo_adv_5094005_096
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
えーっと、ジュンさんには話したけど、
アオイちゃんには……
voice: vo_adv_5094005_097
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
は、話せないようなことなんですか……?
【chara 122111 face 4 (sad)】
す、すみません、踏み入ったことを聞いてしまって……
voice: vo_adv_5094005_098
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
ううん、違うのよ。
【chara 122211 face 4 (sad)】
ただ、ジュンさんみたいな立派な目的じゃないの……
voice: vo_adv_5094005_099
ユカリ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
【chara 122211 face 1 (normal)】
私は、麦しゅわが好きなんだけど、
飲み仲間からキャンプ飲みを勧められてね……
voice: vo_adv_5094005_100
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
今までアウトドアなんてしたことなかったんだけど、
【chara 122211 face 1 (normal)】
最高の一杯というのが興味深くて……
voice: vo_adv_5094005_101
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
本当はそんな理由で来てたの……
ミフユさんたちの知り合いってこともあって、
アオイちゃんの前ではお姉さんぶってたけど……
voice: vo_adv_5094005_102
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
げ、幻滅しちゃったかしら……?
voice: vo_adv_5094005_103
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
いえ、そんなことはありませんよ……!
【chara 122111 face 2 (joy)】
好きなことをして過ごすのってとっても大事ですから……!
voice: vo_adv_5094005_104
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
そ、そう……?
【chara 122211 face 1 (normal)】
そう言ってもらえて、すごく安心したわ……!
voice: vo_adv_5094005_105
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
でも、本当はちゃんとした大人にもならないといけないって思ってるの。
voice: vo_adv_5094005_106
ユカリ:
【chara 122211 face 4 (sad)】
麦しゅわでやらかして、
いつも{player}くんには迷惑かけちゃってるし……
voice: vo_adv_5094005_107
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
羽目を外さず、嗜む程度に抑えられるといいんだけど……
【chara 122211 face 4 (sad)】
麦しゅわを飲みに来ておいて、変な話よね。
voice: vo_adv_5094005_108
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
ユカリちゃんも、なりたい自分があったんだね。
voice: vo_adv_5094005_109
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
アオイちゃんも、そういう理想の姿はあるのかい?
前途ある君のような若者の話も聞いてみたいな。
voice: vo_adv_5094005_110
アオイ:
【chara 122111 face 1 (normal)】
私は……【chara 122111 face 2 (joy)】
いつか100人の友達を作りたいと思っているんです。
あの人と結成したBB団でかなえられるように、日々がんばっています!
voice: vo_adv_5094005_111
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】
だけど、いつもいつも空回りして失敗続きで……
それで山籠りして、大反省会をしていたんです……
voice: vo_adv_5094005_112
アオイ:
【chara 122111 face 4 (sad)】
この夢を抱き続けて早十数年……
そろそろ友達が100人いる自分になってみたいですね。
voice: vo_adv_5094005_113
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
きっと人生も充実しちゃうんだろうな~
早くなりたいな~
voice: vo_adv_5094005_114
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
きっとアオイちゃんなら叶うさ。
私はそう思っているよ。
voice: vo_adv_5094005_115
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
そ、そうですか?
【chara 122111 face 3 (anger)】
期待に応えられるように、がんばりますねっ!
voice: vo_adv_5094005_116
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】
……くんくん。
voice: vo_adv_5094005_117
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】
ねえ、アオイちゃん……
なんだかいい匂いがしてきたわよ?
voice: vo_adv_5094005_118
ユカリ:
【chara 122211 face 1 (normal)】
そろそろ料理できたんじゃないかしら?
【chara 122211 face 2 (joy)】
私、お腹も空いたし、喉も渇いてきちゃった……!
voice: vo_adv_5094005_119
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
そうですね! もう十分煮えたかと思います!
さあ、みんなでいただきましょう!
voice: vo_adv_5094005_120
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
わあ~、私が山で誰かと食事する時が来るなんて~!
楽しみだな、楽しみだな~!
voice: vo_adv_5094005_121
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
そうだね。
キャンプが得意なアオイちゃんが作ったんだ。
きっとおいしいに違いないよ。
voice: vo_adv_5094005_122
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】
そうよ! きっと麦しゅわに合うに違いないわ!
最高の一杯を目指すわよー!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}は、
アオイたちの後を追って、キャンプ場に到着した──
movie: 509400501
voice: vo_adv_5094005_123
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
にへへ……
このキノコのおかげで、人気者に……♪
voice: vo_adv_5094005_124
ユカリ:
【chara 122211 face 2 (joy)】
うひゃひゃひゃ……
できる大人のお姉さんになっちゃった……♪
voice: vo_adv_5094005_125
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
ふっふっふっ……
さあみんな、私についてこい。今日も楽しく働こう♪
Choice: (1) ……あれ? なんともない……?
----- Tag 1 -----
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
なぜかキノコ料理を食べても平気だった{player}の前に、
キャンプ場に隣接する森の奥から、怪しげな音が近づいてくるのだった。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
一方のアオイたちは、キノコの毒による幻覚に囚われていた──
voice: vo_adv_5094005_126
女生徒たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
アオイ様、ごきげんよう!
今日もお目にかかれて光栄です!
voice: vo_adv_5094005_127
工場長:
【chara 1411 face 1 (normal)】
おはよう、アオイくん!
【chara 1411 face 2 (joy)】
君に働いてもらえるなんて、とってもうれしいよ!
voice: vo_adv_5094005_128
街の女性:
【chara 411 face 2 (joy)】
アオイさんと友達になれるなんて、
幸せすぎて死にそうだわ~~~!!
voice: vo_adv_5094005_129
アオイ?:
【chara 104011 face 2 (joy)】
あははっ! ありがとう、みんな!
今日も私と友達でいてくれてありがとう~!
voice: vo_adv_5094005_130
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
うわぁぁ~~!
あれが友達が100人いる私の姿!?
voice: vo_adv_5094005_131
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
すごいです! キラキラと輝いています!
本当にあんなふうになりたいな~!
voice: vo_adv_5094005_132
飲み仲間1:
【chara 6511 face 2 (joy)】
ユカリさん、今日もいい飲みっぷりですね!
voice: vo_adv_5094005_133
飲み仲間2:
【chara 4911 face 2 (joy)】
それでいて華麗に飲んでいる!
麦しゅわを楽しむ者の鑑だよ!
voice: vo_adv_5094005_134
飲み仲間3:
【chara 413 face 2 (joy)】
しかも、バリバリ働いてギルドでも頼りにされているらしいわよ?
【chara 413 face 1 (normal)】
ユカリさんがいなければ、仕事が回らないって話をよく聞くわ。
voice: vo_adv_5094005_135
ユカリ?:
【chara 103412 face 2 (joy)】
ふふっ、大袈裟よ。
【chara 103412 face 1 (normal)】
目の前の仕事に対して、一つ一つ丁寧に向き合っているだけ。
voice: vo_adv_5094005_136
ユカリ?:
【chara 103412 face 1 (normal)】
それは麦しゅわも同じだわ。
【chara 103412 face 2 (joy)】
お店から出された麦しゅわを感謝の気持ちを込めて、
一口ずつ丁寧に味わっているの。
voice: vo_adv_5094005_137
ユカリ?:
【chara 103412 face 2 (joy)】
……んくっ。
ふ~、とってもおいしいわ。
voice: vo_adv_5094005_138
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
あれが……私?
麦しゅわを飲んでも乱れてない……?
voice: vo_adv_5094005_139
ユカリ:
【chara 122211 face 6 (surprised)】
あんなふうに仕事でも評価されて、
麦しゅわで失敗もしないなんて……! 【chara 122211 face 2 (joy)】
まさに理想の姿だわ!
voice: vo_adv_5094005_140
王宮騎士たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
団長、おはようございます!
voice: vo_adv_5094005_141
ジュン?:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ああ、おはよう。清々しい天気だね。
この平和なランドソルを、今日も守っていこうじゃないか!
voice: vo_adv_5094005_142
王宮騎士たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
はい!
voice: vo_adv_5094005_143
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
おおっ……なんという士気の高さなんだ……!
voice: vo_adv_5094005_144
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
あの私は、普段よりも明るいようだが……
団全体も変に浮ついておらず、程よく肩の力が抜けていて悪くない。
いや、むしろいい……!
voice: vo_adv_5094005_145
ジュン:
【chara 104715 face 1 (normal)】
あれが理想の上司、理想の団長のあるべき姿だというのか……?
voice: vo_adv_5094005_146
アオイの友達たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
きゃー! アオイさーーん!!
voice: vo_adv_5094005_147
アオイ?:
【chara 104011 face 2 (joy)】
ハッハッハ~! 落ち着いてくれたまえ、100人の友達たちよ!
慌てなくても、みんなと会話するからね。
voice: vo_adv_5094005_148
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
す、すごい……!
私も、あんな『私』になりたいな~~!
voice: vo_adv_5094005_149
アオイ?:
【chara 104011 face 2 (joy)】
……ふふっ。なれるよ……?
voice: vo_adv_5094005_150
アオイ:
【chara 122111 face 6 (surprised)】
えっ!? ほ、本当ですかっ!?
【chara 122111 face 4 (sad)】
でも、とっても難しそうですけど……
voice: vo_adv_5094005_151
アオイ?:
【chara 104011 face 2 (joy)】
なぁに、簡単だよ……
このキノコをもっと食べれば一発さ! さあ、どうぞ!
voice: vo_adv_5094005_152
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
おおっ!
なら遠慮なく……あむっ!
voice: vo_adv_5094005_153
アオイ?:
【chara 104011 face 2 (joy)】
うん、いい食べっぷりだね。その調子だよ……
それで、私は……
voice: vo_adv_5094005_154
アオイ:
【chara 122111 face 2 (joy)】
……理想の『私』になれました!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
アオイは、キノコの毒が見せる幻覚に囚われてしまう。
そして、その中で出会った理想の自分の幻影を、
自分自身だと勘違いし始めるのだった──