怖くても、恐れずに
世界の果ての大樹近くまでやってきた一行は、目的地が危険な場所だと知る。バロメッツを一刻も早く助けようと、迷いながらも必死に密林を進んだマホたちは、ついに世界の果ての大樹を目の当たりにする。
-------------- situation:
怖くても、恐れずに
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ムーサの町を後にし、ぷうきちレーダーで次の町に向かった一行。
たどり着いたのは──
voice: vo_adv_5100003_000
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
ここは……セントールスや!
【chara 123111 face 2 (joy)】
うちの故郷なんよ。久しぶりやわ!
voice: vo_adv_5100003_001
アヤネ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
【chara 123211 face 6 (surprised)】
マホさんがランドソルに来る前に住んでたところ?
【chara 123211 face 1 (normal)】
わあ、きれいなところだね!
voice: vo_adv_5100003_002
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
せや。うちも大好きな街どす♪
【chara 123111 face 6 (surprised)】
けど……ここに、バロメッツはんに関する手掛かりがあるんやろか?
【chara 123111 face 4 (sad)】
確かにうちは、ここでバロメッツはんのことを知ったけど……
voice: vo_adv_5100003_003
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
うーん、【chara 123111 face 1 (normal)】
考えるのは後にしまひょか。
うちの住んでたお屋敷があるさかい、
【chara 123111 face 2 (joy)】
寄って一休みしていきまひょ!
voice: vo_adv_5100003_004
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
うわー、すごいおうち!
マホさんって本物のお嬢さまだったんだぁ……
voice: vo_adv_5100003_005
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
お父はんが子煩悩なんよ。【chara 123111 face 1 (normal)】
それで箱入り娘になってもうた。
お仕事で近くにはいられないことが多いから、余計かもしれへん。
【chara 123111 face 4 (sad)】
うちも離れとるさかい、なかなか会えへんのは申し訳ないんやけど。
voice: vo_adv_5100003_006
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
小さい頃は内気な子やったから、心配かけてたんやろなあ。
voice: vo_adv_5100003_007
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
今のマホさんからは想像できないけど……昔はそうだったの?
voice: vo_adv_5100003_008
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
ふふふ、そうですやろ。【chara 123111 face 1 (normal)】
そんでお家に籠っとったんやけど……
そん時にな、おじいはんにお話を聞いて、
【chara 123111 face 2 (joy)】
やっと外の世界に興味を持つようになったんや。
voice: vo_adv_5100003_009
アヤネ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
【chara 123211 face 1 (normal)】
ってことは、マホさんにとっての羊さんは、
私にとってのママ・サレンみたいな存在なのかも!
勇気をくれる存在、新しい自分を教えてくれる人、っていう意味で……
voice: vo_adv_5100003_010
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
ふふっ、そうかもしれまへんなあ。
voice: vo_adv_5100003_011
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
まだ会うたこともありまへんけど、【chara 123111 face 1 (normal)】
ずうっと昔からこんなお友達が
おったらええなって、思っとったんよ。
お話を何度も繰り返しアーサーに聞かせてあげたりしてなぁ。
voice: vo_adv_5100003_012
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
なにより……大きくなって、【chara 123111 face 2 (joy)】
いつかどこかで羊はんに会うことがあったら
お友達になってあげてほしい……【chara 123111 face 1 (normal)】
そうおじいはんは言うてはったの。
voice: vo_adv_5100003_013
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
まさか自分から会いに行くことになるとは思わへんかったけどな♪
【chara 123111 face 1 (normal)】
うちは約束したんよ。【chara 123111 face 2 (joy)】
バロメッツはんと、きっとお友達になる、って。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5100003_014
老旅人:
【chara 511 face 2 (joy)】
そうか、お嬢ちゃんが友達になってくれるか。
それならわしも、安心じゃなあ。
【chara 511 face 4 (sad)】
あいつがいつまでも一人ぼっちでいるかと思うと……
voice: vo_adv_5100003_015
老旅人:
【chara 511 face 4 (sad)】
不安で、不安でなぁ。
こんな老いぼれが案じたところで詮無いことかもしれないがの……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5100003_016
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
大丈夫や、おじいはん。
【chara 123111 face 1 (normal)】
うち、ちゃんとバロメッツはんに会いに行くさかい。
voice: vo_adv_5100003_017
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
ほんまは、ちょっと不安もあるけど。
voice: vo_adv_5100003_018
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『…………』
voice: vo_adv_5100003_019
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
……ぷうきち?
voice: vo_adv_5100003_020
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
ぷうきちどうしたの? さっきから顔色が悪いみたい。
風邪でも引いたのかな。それとも何か……
voice: vo_adv_5100003_021
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『あー……なんでもねえよ、って言いたいとこなんだが……
実はな、このところ、頭の中がザワザワしてるんだ』。
voice: vo_adv_5100003_022
ぷうきち:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
【chara 2113 face 1 (normal)】
『ランドソルを出てすぐくらいから……かもしれねえ。
だんだん強くなってきて……』
voice: vo_adv_5100003_023
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『……なんかずっと悲しいんだ。
悲しい感情の波が、じわじわ押し寄せてくるっていうか……
これは俺の感情じゃねえ。誰かの──』
voice: vo_adv_5100003_024
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『……あいつが、助けを呼んでるって気がする。
俺の中にはあいつの綿が入ってるから、分かるんだと思う。
強く感じるようになったってことは、たぶん……』
voice: vo_adv_5100003_025
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
近づいてきてるってことなんやな。
voice: vo_adv_5100003_026
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
もしかしたら、怖い魔物に囲まれて、
外にでられないのかもしれない。
それで助けを呼んでるのかも……
voice: vo_adv_5100003_027
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『……急いで、行ってやりたいんだがな……』
voice: vo_adv_5100003_028
アヤネ:
【chara 123211 face 1 (normal)】
早く助けに行ってあげたいけど、ぷうきちレーダーはちょっと休憩だよ。
ずうっと働きづめだったんだから、無理したらだめ。
voice: vo_adv_5100003_029
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
ほな、今日やるべきなんは情報収集やな。
【chara 123111 face 1 (normal)】
ここ、セントールスは獣人族の街。
羊はんに関する情報も、ほかの街と違って手に入りやすいかもしれへん。
voice: vo_adv_5100003_030
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
何より、うちはこの街で、おじいはんに綿をもらったんよ。
【chara 123111 face 1 (normal)】
きっと、何か大事な手掛かりが見つけられるはずや。
voice: vo_adv_5100003_031
アヤネ:
【chara 123211 face 2 (joy)】
じゃあ、私たちは情報を集めに行ってくるね!
街の人たちに話を聞いてみよう!
【chara 123211 face 1 (normal)】
ぷうきちはお部屋で休んでて。
voice: vo_adv_5100003_032
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『すまねぇな。おまえらが戻るころには、復活してるからよ……』
voice: vo_adv_5100003_033
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『……どうだった? 姫さんたちは、何か分かったか?』
voice: vo_adv_5100003_034
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
ううん。あんまり手掛かりは得られへんかったわ。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
アヤネはんとぷうきちはんは?
voice: vo_adv_5100003_035
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
世界の果ての森のことを知ってる人に会ったよ。
羊さんのことも、話は聞いたことがあるって教えてくれたの。
【chara 123211 face 4 (sad)】
だけど、そこに行きたいって言ったら……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5100003_036
青年:
【chara 1 face 1 (normal)】
なるほどなあ。植物羊か。確かに聞いたことはあるよ。
もう絶滅してるって話だけどな。ただ、世界の果ての森の中だろ?
あんな危ないところは行ったらだめだ。
voice: vo_adv_5100003_037
青年:
【chara 1 face 1 (normal)】
何人も行方不明者が出てるって、知らないのかい?
悪徳ハンターだけじゃない。冒険家も、商人も、トレジャーハンターも、
行ったやつが帰ってきたって話はついぞ聞かないね。
voice: vo_adv_5100003_038
女性:
【chara 1 face 1 (normal)】
ここ数年はひどいもんさ。夜中になると山を越えて、
セントールスまで地鳴りが響いてくることだってあるしねえ。
相当な魔物が暴れてるんだって噂よ。
voice: vo_adv_5100003_039
少年:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぜーったいそっちには行っちゃいけないって、僕、いっつも
言われてるよ! 森に行ったら魔物に食べられちゃうんだって。
魔物はとっても強いから、誰も助けに来れないって。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5100003_040
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
……って。【chara 123211 face 6 (surprised)】
だけど何度もお願いしたら、場所は教えてくれたよ!
だから、明日には出発できる。
【chara 123211 face 1 (normal)】
森から先は、マホさんが見つけてくれた地図があるし!
voice: vo_adv_5100003_041
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
無事にたどり着けるのかは、わからないけど。
そこに、本当に羊さんがいるのかどうかも……
voice: vo_adv_5100003_042
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『そっか。ま、旅なんてそんなもんだよ!
もともと俺たちの旅は、
いるかどうか分からない羊を捜す旅なんだから』。
Choice: (1) だけど、信じて旅に出たんだよね。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5100003_043
ぷうきち:
【chara 123211 face 1 (normal)】
【chara 2113 face 1 (normal)】
『そうだな。坊ちゃんいいこと言うじゃねえか』。
voice: vo_adv_5100003_044
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『俺はさ。最初はこの綿をもらって、
もっとパワーアップしたいって思ってたんだ。
そのために羊に会いに行くつもりだった』。
voice: vo_adv_5100003_045
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『だけど、そうじゃなかったのかもな……
本当は、あいつに会いたかったのかもしれない。
……いや、会いたいんだ』。
voice: vo_adv_5100003_046
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
ぷうきち……
voice: vo_adv_5100003_047
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
今日は元気を取り戻すために、一休みや!
【chara 123111 face 1 (normal)】
美味しいご飯も作るさかい、【chara 123111 face 2 (joy)】
楽しみにしといてな♪
voice: vo_adv_5100003_048
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
セントールスの名物料理、ランドソルではなかなか味わえへんからなあ。
【chara 123111 face 1 (normal)】
これも旅の醍醐味やろ?
voice: vo_adv_5100003_049
アヤネ:
【chara 123211 face 1 (normal)】
そういえば……昼間からずっと動き通しでおなかがすいてきたかも。
voice: vo_adv_5100003_050
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
ハーブやスパイスたっぷりで、疲れた体が元気になるさかい。
【chara 123111 face 1 (normal)】
美味しいものいただいて、明日からの旅に備えまひょ。
Choice: (2) 賛成!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5100003_051
アヤネ:
【chara 123211 face 2 (joy)】
セントールスのごはん、おいしかったね!
【chara 123211 face 1 (normal)】
これで、明日から頑張れるかな。
【chara 123211 face 6 (surprised)】
ねえねえ、ぷうきち。【chara 123211 face 4 (sad)】
あのさ……
voice: vo_adv_5100003_052
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『アヤネ、今日は早く寝ろよ?
明日寝坊したらおいてくからな?』
voice: vo_adv_5100003_053
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
ぷうきちこそ、寝過ごさないでよね!
voice: vo_adv_5100003_054
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『あったりまえだろー!
ごちゃごちゃ言ってねえでさっさと寝ろ!』
voice: vo_adv_5100003_055
アヤネ:
【chara 123211 face 2 (joy)】
あはは! はーい!
【chara 123211 face 1 (normal)】
おやすみなさい、ぷうきち。また明日ね。
voice: vo_adv_5100003_056
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5100003_057
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
町の人に話を聞きに行ったとき、
世界の果ての森に行くなんて絶対無理だって、言われたけど……
【chara 123211 face 4 (sad)】
私たちは、明日そこに行くんだ。
voice: vo_adv_5100003_058
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
危険な場所だってみんなが言う。
羊はもういないはずだって、みんな言うの……
私だって、羊さんがちゃんといるかどうか、わかってないけど。
voice: vo_adv_5100003_059
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
本当に、このまま行っていいのかな……?
ただの危険な旅に、私が、みんなを巻き込んじゃったのかな……
voice: vo_adv_5100003_060
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『……アヤネ?』
voice: vo_adv_5100003_061
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
ううん、なんでもない。【chara 123211 face 1 (normal)】
おやすみ、ぷうきち。
voice: vo_adv_5100003_062
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『ああ、おやすみ』。
voice: vo_adv_5100003_063
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
もう行っちゃうの?
まだ、もっと、ここにいてよ。
ぼく、もっともっと、おじいさんの話が聞きたいんだ。
voice: vo_adv_5100003_064
老旅人:
【chara 511 face 2 (joy)】
わしの話が気に入ったなら、
坊主、わしと一緒に行かんか?
voice: vo_adv_5100003_065
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぼくが、おじいさんと一緒に……?
…………ここから、外に……
voice: vo_adv_5100003_066
老旅人:
【chara 511 face 2 (joy)】
なあに、怖いことはないさ。
お前くらいの年頃なら、旅立つのにちょうどいい。
voice: vo_adv_5100003_067
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
おじいさん……
voice: vo_adv_5100003_068
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
だけど、やっぱりぼくは怖くて。
voice: vo_adv_5100003_069
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
怖くて、怖くて……
おじいさんと一緒に、旅に出ることはできなかった。
voice: vo_adv_5100003_070
老旅人:
【chara 511 face 1 (normal)】
それが坊主の決めたことなら、誰も文句は言えないさ。
voice: vo_adv_5100003_071
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
おじいさん、また会いに来てくれる?
voice: vo_adv_5100003_072
老旅人:
【chara 511 face 4 (sad)】
わしもいい加減老いぼれてきたからのう。
またこの大樹を登れるか……
voice: vo_adv_5100003_073
老旅人:
【chara 511 face 2 (joy)】
だからな。
待たんでいいぞ、坊主。
voice: vo_adv_5100003_074
老旅人:
【chara 511 face 2 (joy)】
お前もいつか勇気を出さねばならんときが来るだろう。
その時は、きっと。
ちゃあんと、一歩をふみだすんじゃ。
voice: vo_adv_5100003_075
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
そんなの嫌だよ。
ぼく、待ってるからね!
ずっとずっと、待ってるから! 絶対にまた、会いに来てね!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5100003_076
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『……おまえは、まだそこにいるのか?
なあ、バロメッツ……』
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして翌日。出発の準備を整えた一行は、
セントールスを発ち、世界の果ての森へと向かうのだった。
voice: vo_adv_5100003_077
アヤネ:
【chara 123211 face 2 (joy)】
それじゃあ、しゅっぱーつ!
voice: vo_adv_5100003_078
アヤネ・ぷうきち:
【chara 1 face 1 (normal)】
おー!
Choice: (3) おー!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5100003_079
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
…………
あれ? マホさんは?
voice: vo_adv_5100003_080
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
待っとくれやすー!
voice: vo_adv_5100003_081
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
どうしたの?
voice: vo_adv_5100003_082
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
大事なもん忘れて取りに行っとったんよ。
【chara 123111 face 1 (normal)】
うちが小さい頃から大事にしてた、お茶のセットどす。
voice: vo_adv_5100003_083
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
お茶の?
voice: vo_adv_5100003_084
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
お友達と一緒にお茶の時間を楽しむようにって、お父はんが
買うてくれたんやけど……【chara 123111 face 4 (sad)】
今まであんまり出してあげられへん
かったの。【chara 123111 face 1 (normal)】
この旅では、使えるって思い出したんよ♪
Choice: (4) 重くない?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5100003_085
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
この鞄はマホ姫特製魔法がかけてあるんよ。
【chara 123111 face 2 (joy)】
せやから重さは問題なしや♪
voice: vo_adv_5100003_086
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
さ、気合入れて、出発や!
voice: vo_adv_5100003_087
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
……アヤネはん? どないしたん?
voice: vo_adv_5100003_088
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
あ、な、なんでもない! 【chara 123211 face 1 (normal)】
楽しみだね、【chara 123211 face 2 (joy)】
おー!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そしてようやく、{player}たちは
世界の果ての森にたどり着いた。
地図を手に、ひたすら進む一行。
voice: vo_adv_5100003_089
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
随分森が深くなってきたね……
【chara 123211 face 4 (sad)】
なんだか薄暗くて、不気味。
ランドソルの近くの森とは、雰囲気が違うっていうか……
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_5100003_090
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
きゃあ!? 魔物や! 【chara 123111 face 3 (anger)】
気ぃ付けて!
voice: vo_adv_5100003_091
アヤネ:
【chara 123211 face 3 (anger)】
いくよ、ぷうきち! てやあっ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_5100003_092
マホ:
【chara 123111 face 3 (anger)】
今度はうちが相手や!
くるりんぱー!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_5100003_093
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『逃げろー!!』
voice: vo_adv_5100003_094
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
はぁ……
…………疲れたね……
voice: vo_adv_5100003_095
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
魔物が多いって聞いてたけど……
こんなに多いなんて思わなかったよー!
voice: vo_adv_5100003_096
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
にしても、強い魔物ばっかりや……
【chara 123111 face 6 (surprised)】
それに、たくさん走って逃げたから、ここの場所も
分からんようになってしまったんとちゃう?
voice: vo_adv_5100003_097
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
あ……そうかも……
【chara 123211 face 6 (surprised)】
待って、今地図を見るから!
voice: vo_adv_5100003_098
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
……やっぱり、迷子になっちゃったみたい。
今いる場所、地図のどこだか、全然わからない……
voice: vo_adv_5100003_099
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
ねえ、やっぱり私たちには無理だったのかな。
ちゃんと居場所もわからない、羊さんを捜すなんて。
ぷうきちがパワーアップしたのがうれしくて、舞い上がってたけど……
voice: vo_adv_5100003_100
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
マホさん、お兄ちゃん……私……みんなを大変な目に遭わせて……
ごめんなさい……わがまま言わないって、自分勝手なことしないって
ママ・サレンにも約束したのに……
voice: vo_adv_5100003_101
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
こ、このまま、帰れなくなっちゃったり、
誰かが魔物に食べられちゃったりしたらどうしよう……
voice: vo_adv_5100003_102
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
…………
アヤネはん。ずうっと、心配してはったん?
voice: vo_adv_5100003_103
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
うん。最初は楽しかったんだけど、だんだん……時々、怖くなってきて。
ご、ごめんね……ごめんなさい……
voice: vo_adv_5100003_104
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
せやったんやね。けど、謝るのはうちの方どす。
うちの話で、アヤネはんやぷうきちはんを巻き込んでしまったんや。
堪忍しとくれやす。
voice: vo_adv_5100003_105
マホ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
【chara 123111 face 6 (surprised)】
けどな、うち気づいてもうたんよ。
【chara 123111 face 4 (sad)】
引き返す方が、みんな安全かもしれへん。【chara 123111 face 1 (normal)】
けど……
うち、一人やったらここまでたどり着けへんかったわあ、って。
voice: vo_adv_5100003_106
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
アヤネはんやぷうきちはん、それに王子はん。
みんながいてくれてようやく、うちはここに来れた。
voice: vo_adv_5100003_107
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
あの大岩を動かしたときもそうや。
みんなの力で、大きな岩を動かせたやろ。
voice: vo_adv_5100003_108
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
ぷうきちはんのレーダーに、アヤネはんの行動力。
うちら全員の力でようやく、や。
【chara 123111 face 4 (sad)】
この先もきっと、楽な道やないと思うねんけど……
voice: vo_adv_5100003_109
マホ:
【chara 123111 face 3 (anger)】
うちは、やっぱりバロメッツはんに会いに行きたい。
【chara 123111 face 6 (surprised)】
怖くないわけやないけど、【chara 123111 face 3 (anger)】
それでも……ひとりっぼっちで
怖い思いしてはるなら、助けに行きたい。
voice: vo_adv_5100003_110
マホ:
【chara 123111 face 4 (sad)】
もしかしたらもう木の上にはいてはらへんのかもしれへんけど。
【chara 123111 face 1 (normal)】
それならそれで違うところを捜すだけどす!
voice: vo_adv_5100003_111
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
せやから、よかったら、
この先も……【chara 123111 face 2 (joy)】
一緒に行ってくれへん?
voice: vo_adv_5100003_112
ぷうきち:
【chara 123111 face 1 (normal)】
【chara 2113 face 1 (normal)】
『賛成だぜ!
スーパーぷうきちはともかく、だ。
俺もあいつが困ってるなら、助けてやりてえ』。
voice: vo_adv_5100003_113
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『何しろ、俺の恩人……恩羊……だからな!
ここで引き返したりしたら、男が廃るってもんよ。
だから、俺は行くぜ!』
voice: vo_adv_5100003_114
アヤネ:
【chara 123211 face 2 (joy)】
うん!
Choice: (5) みんなで一緒に行こう。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5100003_115
マホ:
【chara 123211 face 1 (normal)】
【chara 123111 face 2 (joy)】
ほな、気を取り直して、出発や!
【chara 123111 face 6 (surprised)】
……って。迷ってることには変わりないんどすけど……
【chara 123111 face 4 (sad)】
ここの森、コンパスも使えへんみたいやし、どないしよう。
Choice: (6) こっち、来てみて!
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5100003_116
マホ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
【chara 123111 face 6 (surprised)】
? 王子はん?
もしかして……【chara 123111 face 1 (normal)】
行きまひょ、アヤネはん!
voice: vo_adv_5100003_117
アヤネ:
【chara 123211 face 6 (surprised)】
えっ、待って待ってー!
お兄ちゃん、いったいどうしたの……って、これ!
voice: vo_adv_5100003_118
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
さっきの魔物が暴れて……森が開けたんやね。
それで隠れてた道が見通せるようになったんや!
【chara 123111 face 2 (joy)】
さすがどす、王子はん♪
voice: vo_adv_5100003_119
アヤネ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
【chara 123211 face 6 (surprised)】
大きいね……これが……
世界の果ての森の、一番大きな樹……
voice: vo_adv_5100003_120
マホ:
【chara 123111 face 6 (surprised)】
うちら、あの上まで行くんどすなあ。
voice: vo_adv_5100003_121
アヤネ:
【chara 123211 face 4 (sad)】
……登れるのかな……
voice: vo_adv_5100003_122
ぷうきち:
【chara 2113 face 1 (normal)】
『お? 諦めるのか、アヤネ?』
voice: vo_adv_5100003_123
アヤネ:
【chara 123211 face 1 (normal)】
そんなわけないでしょ!
私、ちゃんと最後まで行くよ。
【chara 123211 face 2 (joy)】
みんなと一緒に。
voice: vo_adv_5100003_124
ぷうきち:
【chara 123111 face 1 (normal)】
【chara 123211 face 1 (normal)】
【chara 2113 face 1 (normal)】
『そう来なくっちゃな!』
voice: vo_adv_5100003_125
マホ:
【chara 123111 face 2 (joy)】
なんや、道が見つかったら、俄然元気が湧いてきたわ♪
【chara 123111 face 1 (normal)】
さあ、もうひと踏ん張り、【chara 123111 face 2 (joy)】
気張りまひょ!
voice: vo_adv_5100003_126
マホ:
【chara 123111 face 1 (normal)】
見といておくれやす、おじいはん。
【chara 123111 face 2 (joy)】
それに、バロメッツはんも……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そびえたつ大樹を前に、決意を新たにする{player}たち。
目指す場所へ、着実に近づいていることを確信しながら、
一歩を踏み出すのだった。