華麗なる剣舞
カガミと共に剣舞を披露する予定だった後輩が体調を崩したため、急遽、トモが代わりにステージに立つことに。剣舞を見た女性観覧者が、トモの大ファンに。その様子を見たカガミは自らの判断の誤りを悟る。
-------------- situation:
華麗なる剣舞
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
会場中が大盛り上がりを見せているランフェス。
そんな中、次のイベントでカガミによる剣舞が行われるため、
スタッフたちによってステージのセットが始まっていた。
voice: vo_adv_5102004_000
ナナカ:
【chara 123711 face 6 (surprised)】
まさかカガミ殿の剣舞が生で見られる日が来るなんてね~
【chara 123711 face 1 (normal)】
配信とか含めても披露するのが久々ってことで、
かなりファンの注目を集めてるっぽいね!
voice: vo_adv_5102004_001
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
私の原点を、こうしてリアルでみんなに見てもらえるなんてうれしいよ。
【chara 16712 face 1 (normal)】
やはり、剣舞は私にとって特別なものだからね。
voice: vo_adv_5102004_002
トモ:
【chara 123611 face 1 (normal)】
カガミさんは確か、
コスプレをして剣舞を披露した配信で人気に火がついたんですよね。
voice: vo_adv_5102004_003
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
けど、そもそもどうして、
配信をしようと思ったんですか?
voice: vo_adv_5102004_004
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
良い質問だね。【chara 16712 face 6 (surprised)】
でも、どこから話したものか。
【chara 16712 face 1 (normal)】
……そうだな。一から話した方がいいかもしれない。
voice: vo_adv_5102004_005
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
……私はね。物心ついたころから
ずっと、ずっと剣術に打ち込んできた。
voice: vo_adv_5102004_006
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
だが、ある日、才能の壁にぶつかった。自分はこれ以上、
もう強くなれないかもしれない。剣の道はあきらめた方が
いいんじゃないか……そう、絶望的な気持ちになったこともあった。
voice: vo_adv_5102004_007
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
……その気持ち、分かる気がします。
私も、自分はおじいさまのように強くなれないんじゃないか。
このまま永遠に追いつけないんじゃ……
voice: vo_adv_5102004_008
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
もし目標に届かないのだとすれば、
私は何のために剣を振るうのか。
【chara 123611 face 4 (sad)】
……そう悩んだことがありましたから。
voice: vo_adv_5102004_009
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
そう。きっと、一つの道を極めようとすれば、
誰もがぶつかる壁なのだと思う。
voice: vo_adv_5102004_010
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
そんな私を救ってくれたのが、
自分の好きなもの……
ゲームやコスプレといったサブカルチャーだった。
voice: vo_adv_5102004_011
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
ゲームからは決してあきらめないことの大切さを学んだし、
コスプレをして自分以外になりきることで、
どんなことだってできると思えた。
voice: vo_adv_5102004_012
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
そうした心の支えがあったおかげで、
自分で言うのもなんだが……
【chara 16712 face 2 (joy)】
壁を乗り越え、ひとかどの剣士になれたんだ。
voice: vo_adv_5102004_013
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
……カガミさんは私に似ているかもしれない。
【chara 123611 face 4 (sad)】
私にとっては、魔法少女が大事な存在だった。
voice: vo_adv_5102004_014
トモ:
【chara 123611 face 1 (normal)】
どんな困難にぶつかっても、努力して乗り越える魔法少女の姿に、
私は夢と勇気をもらった。だから、自分も頑張ろうと……
【chara 123611 face 4 (sad)】
なにがあってもあきらめちゃダメだと思えるようになったから。
voice: vo_adv_5102004_015
カガミ:
【chara 16712 face 6 (surprised)】
……と、ここまで私の生い立ちを話してきたわけだけど。
肝心な、配信を始めたきっかけがまだだったね。
【chara 16712 face 1 (normal)】
けど、とてもシンプルな理由だよ。
voice: vo_adv_5102004_016
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
最初は、ちょっとした息抜きのつもりで剣舞の配信を始めたんだ。
【chara 16712 face 2 (joy)】
当然、はじめの頃は視聴者なんてほとんどいなかった。
voice: vo_adv_5102004_017
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
気楽なものだったよ。
飽きたらいつでもやめればいい。当時はそのくらいの気持ちだった。
voice: vo_adv_5102004_018
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
そうしたある日……配信前にコスプレを楽しんだ後、
ふと思ったんだ。【chara 16712 face 6 (surprised)】
この格好のまま剣舞をしてみたら面白いかもしれない。
【chara 16712 face 1 (normal)】
配信を見てくれる人に自分の好きなものを伝えられたらいいなって。
voice: vo_adv_5102004_019
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
それが、まさかの大好評でね。
たくさんの視聴者や、コメント、高評価が集まったんだ。
voice: vo_adv_5102004_020
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
自分の好きなものを共有することで、みんなに喜んでもらえる。
そのことがとてもうれしくてね。
だから私は、配信者になろうと決めたんだ。
voice: vo_adv_5102004_021
ナナカ:
【chara 123711 face 1 (normal)】
いざ本格的に配信活動を始めたら、
人気、うなぎのぼりだったよね~!
【chara 123711 face 2 (joy)】
いやあ、アレはすごい勢いでしたなあ~
voice: vo_adv_5102004_022
カガミ:
【chara 123711 face 1 (normal)】
【chara 16712 face 2 (joy)】
そうだね。あの時は自分でも驚くくらいだった。
初期は剣舞中心の配信を続けていたよ。あの頃が懐かしいな。
voice: vo_adv_5102004_023
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
そこから徐々に、好きなゲームの実況配信や、
企画などが増えていって、今に至る……と、そんな感じかな。
voice: vo_adv_5102004_024
リン:
【chara 123511 face 2 (joy)】
あたしとしちゃ、カガミが
ゲーム実況中心の配信をしてくれるようになってうれしいかな。
【chara 123511 face 1 (normal)】
ちょいちょい、友達のヨリヨリとかと見てるよ。
voice: vo_adv_5102004_025
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
フフ。ありがとう。【chara 16712 face 1 (normal)】
確かに、
今となっては私はゲーム実況配信者というイメージが強いだろうね。
voice: vo_adv_5102004_026
カガミ:
【chara 16712 face 6 (surprised)】
でもね。私の原点である剣舞も好きだし、大切なんだ。
【chara 16712 face 1 (normal)】
だからこそ今回、みんなの前で披露させてもらうことにしたのさ。
voice: vo_adv_5102004_027
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
……それも、ただの剣舞じゃない。
私の後輩も参加するコラボ企画だ。
voice: vo_adv_5102004_028
ナナカ:
【chara 123711 face 1 (normal)】
へっ!? そうなの!
後輩ちゃんも出るなんて【chara 123711 face 2 (joy)】
初耳なんだけど!
voice: vo_adv_5102004_029
カガミ:
【chara 123711 face 1 (normal)】
【chara 16712 face 2 (joy)】
ごく一部のスタッフ以外は知らない情報だからね。
ファンのみんなを驚かせるためのサプライズコラボさ。
voice: vo_adv_5102004_030
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
どんな時だって私を立ててくれる、
かわいいかわいい後輩とステージに立つ日を楽しみにしていたんだ。
【chara 16712 face 2 (joy)】
きっとみんなに満足してもらえるものになると思う。
voice: vo_adv_5102004_031
後輩:
【chara 1 face 1 (normal)】
……あの、カガミ先輩。
おはようございます。
voice: vo_adv_5102004_032
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
おっと。ウワサをすればだ。よく来てくれたね。
【chara 16712 face 1 (normal)】
紹介させてくれ、みんな。この子が私の自慢の後輩だ。
voice: vo_adv_5102004_033
後輩:
【chara 1 face 1 (normal)】
あはは……自慢なんて、そんな……
みなさん、よろしくお願いします……
voice: vo_adv_5102004_034
カガミ:
【chara 16712 face 6 (surprised)】
……うん? どうかしたのかい?
顔色が悪いみたいだけど……
voice: vo_adv_5102004_035
後輩:
【chara 1 face 1 (normal)】
いえ、大したことじゃないんです……
ちょっと緊張したせいか、寝不足で……
でも、全然大丈夫ですから……!
voice: vo_adv_5102004_036
カガミ:
【chara 16712 face 3 (anger)】
……大丈夫なものか。無理はよくない。
この後の剣舞は休んだ方がいい。
voice: vo_adv_5102004_037
後輩:
【chara 1 face 1 (normal)】
そんな……! 先輩のステージを
私が台無しにするわけには……! ……ううっ。
voice: vo_adv_5102004_038
カガミ:
【chara 16712 face 6 (surprised)】
ふらついてるじゃないか。
……軽い貧血だろう。君の健康の方が大事だ。
【chara 16712 face 1 (normal)】
イベントのことは気にしないでいい。ゆっくり休んでくれ。
voice: vo_adv_5102004_039
後輩:
【chara 1 face 1 (normal)】
……すみません、先輩。
今日のこと、すっごく楽しみにしてたのに……
voice: vo_adv_5102004_040
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
気に病む必要はないさ。
また次の機会に、一緒にステージに立とう。
【chara 16712 face 6 (surprised)】
……歩けるかい? 誰かスタッフに送ってもらおう。
voice: vo_adv_5102004_041
スタッフ1:
【chara 1 face 1 (normal)】
大丈夫ですか?
一度、休めるところまで行きましょう。
ゆっくりでいいので……
voice: vo_adv_5102004_042
後輩:
【chara 1 face 1 (normal)】
はい……それでは、失礼します……
本当にすみません……
voice: vo_adv_5102004_043
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
……あの子は真面目だからね。今回のイベントを
盛り上げようと、少し思い詰めてしまったのかもしれない。
体調、回復するといいが……
voice: vo_adv_5102004_044
スタッフ2:
【chara 1 face 1 (normal)】
あの……こんな時にすみません、カガミさん。
この後の剣舞ですが……どうしましょうか。
voice: vo_adv_5102004_045
カガミ:
【chara 16712 face 6 (surprised)】
そうだな……【chara 16712 face 4 (sad)】
今回は初めて、
私が他の人と剣舞を披露するというのが、
意外さや面白さに繋がるはずだったが……
voice: vo_adv_5102004_046
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
こうなったからには私一人でやると……
【chara 16712 face 6 (surprised)】
……いや。待てよ……?
voice: vo_adv_5102004_047
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
……トモちゃん。
剣舞の経験はあるかな?
voice: vo_adv_5102004_048
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
……ええ、まあ一応は。
けど、そんなことを聞くなんて、もしかして……!?
voice: vo_adv_5102004_049
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
ああ。よければ一緒にステージに立ってくれないかい?
きっと観客たちは喜んでくれるはずだ。
voice: vo_adv_5102004_050
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
いや……そんなの無理です!
【chara 123611 face 4 (sad)】
だって、こんな仮装をした状態で剣舞なんて……
は、恥ずかしい……!
voice: vo_adv_5102004_051
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
恥ずかしがることなんてないさ。
そもそも、私の原点はコスプレ剣舞だからね。
大丈夫、みんな受け入れてくれるとも。
voice: vo_adv_5102004_052
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
そんなこと言われても……どうすれば……
【chara 123611 face 4 (sad)】
……その。あなたはどう思うかな。
Choice: (1) トモちゃんの剣舞を見てみたい。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5102004_053
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
……そっか。あなたがそう言うのなら……
【chara 123611 face 1 (normal)】
……分かりました。そのお話、お引き受けします。
voice: vo_adv_5102004_054
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
ありがとう。感謝するよ、トモちゃん。
【chara 16712 face 1 (normal)】
それじゃあ、この後、一度リハーサルをして本番だ。
時間がなくてすまないが、よろしく頼む。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そしてトモとカガミは剣舞のリハーサルを終え、
イベント本番の時を迎えた……
voice: vo_adv_5102004_055
男性1:
【chara 1 face 1 (normal)】
いよいよこの時が来たな……!
初配信の時からカガミ様を応援してた身としては、
なんだか感慨深いぜ……! ……おっと、時間だ!
voice: vo_adv_5102004_056
女性1:
【chara 1 face 1 (normal)】
キャーッ! カガミ様ー!
……あれっ? カガミ様の他に、ステージに誰か……?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5102004_057
カガミ:
【chara 16711 face 1 (normal)】
さあ、始めようか!
voice: vo_adv_5102004_058
トモ:
【chara 123611 face 1 (normal)】
……はいっ!
voice: vo_adv_5102004_059
男性2:
【chara 1 face 1 (normal)】
おおっ、二人での演舞とは!
これまで配信で披露したものとは全く違って新鮮な感じだ!
voice: vo_adv_5102004_060
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
コスプレして剣舞なんて、恥ずかしいけども……
【chara 123611 face 6 (surprised)】
どうやら、受け入れてもらえているみたいだ……!
voice: vo_adv_5102004_061
カガミ:
【chara 16711 face 2 (joy)】
フフ。若々しく、力強い舞だね。
こうしてステージに立っていなければ、
トモちゃんに見とれていたところだ。
voice: vo_adv_5102004_062
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
いえ、そんな大したものなんかじゃ……
voice: vo_adv_5102004_063
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
その証拠に……
voice: vo_adv_5102004_064
女性2:
【chara 1 face 1 (normal)】
ああ、やっぱり分かっていたことだけど……
カガミ様……美しすぎます……!
voice: vo_adv_5102004_065
男性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
生でカガミ様の剣舞が見られて幸せだ……!
voice: vo_adv_5102004_066
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
ほとんどの人はカガミさんに注目している。
【chara 123611 face 1 (normal)】
これでいい。登場の際に一瞬、みんなにサプライズを
与えられた。それだけで私の役目は十分果たせたはずだ。
voice: vo_adv_5102004_067
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
……カガミンの剣舞ももちろんいつも通りカッコいいけど。
あの子のコスプレと剣舞って……
still display end
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして、カガミとトモの剣舞は、
大好評のうちに幕を閉じたのだった。
voice: vo_adv_5102004_068
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
ふぅ。緊張したけど……
なんとか無事に剣舞を終えることができた。
私のせいでイベントが台無しになったりしなくて良かった……
voice: vo_adv_5102004_069
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
急に無茶なことをお願いしたりなんかして、
本当にゴメンね。【chara 16712 face 1 (normal)】
だが、おかげで、
剣舞はとても盛り上がった。【chara 16712 face 2 (joy)】
改めて感謝するよ、トモちゃん。
voice: vo_adv_5102004_070
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
いえ、感謝されるようなことなんて、私は。
voice: vo_adv_5102004_071
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
あのっ、すみません!
voice: vo_adv_5102004_072
トモ:
【chara 16712 face 6 (surprised)】
【chara 123611 face 6 (surprised)】
うん? あなたは……?
voice: vo_adv_5102004_073
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
さっきの剣舞を見ていた者です!
急にすみません、実はお願いがあって……!
voice: vo_adv_5102004_074
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
あなたの写真を撮らせてもらえませんか!?
voice: vo_adv_5102004_075
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
へ!? 私!?
voice: vo_adv_5102004_076
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
……へぇ。
voice: vo_adv_5102004_077
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
まるで初配信の時のカガミンみたいに、
華麗な剣さばきに、とてもキュートなコスプレ……!
一目見た瞬間ビビッと感じました……推せる、と!
voice: vo_adv_5102004_078
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
というかこうして間近で見ると、顔が良い……!
いや、遠くから見てもかわいいなと思ってましたけど!
voice: vo_adv_5102004_079
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
なっ!? か、かわいいとか、そんな……
voice: vo_adv_5102004_080
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
そういう初々しい反応……てぇてぇ……
え、ていうか、待って。好き。もうなんというか逮捕されたい。
voice: vo_adv_5102004_081
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
そんなことを急に言われても困る……!
voice: vo_adv_5102004_082
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
……はっ! すみません、推しを前につい心の声が。
けど、ほんと! あなたのこと応援してるので!
voice: vo_adv_5102004_083
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
アレですか、そんなにかわいく衣装を着こなしてるってことは、
コスプレイヤーさんだったりします?
もし写真集とか出してるなら5冊は買いますけど!
voice: vo_adv_5102004_084
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
いや……この衣装は、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の
任務のために着ているだけで、コスプレ自体に興味は……
voice: vo_adv_5102004_085
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
本当は恥ずかしさもありつつ、
すっかりコスプレを楽しんじゃったりしてるけども……!
voice: vo_adv_5102004_086
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
え~! そんな!
じゃあ、もうコスプレ見る機会ないってことですか?
なら、なおさら写真撮らせてくれませんか! お願いします!
voice: vo_adv_5102004_087
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
そこまでグイグイ来られると断りにくい……!
voice: vo_adv_5102004_088
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
フフ。いいじゃないか、トモちゃん。
せっかくの君のファンだ。君自身の記念にもなるしね。
voice: vo_adv_5102004_089
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
……はぁ。分かりました。写真くらいなら……
voice: vo_adv_5102004_090
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
いいんですか! なら遠慮なく!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5102004_091
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
いいですねぇ! その表情!
あ、次はもっとイタズラっぽく笑って!
ポーズはこう、逮捕しちゃうぞって感じで!
voice: vo_adv_5102004_092
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
注文が多い……! こ、こう……ですか?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5102004_093
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
あー最っ高! 私の推しが天使過ぎるんだが?
ほんと、コスプレイヤーとか配信者とかになりません?
そしたら推しまくるんですけど!
voice: vo_adv_5102004_094
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
コスプレイヤーにも
配信者にもなりませんから!
voice: vo_adv_5102004_095
カガミ:
【chara 16712 face 3 (anger)】
……
voice: vo_adv_5102004_096
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
いやあ、撮った撮った!
本当にありがとうございます、トモさん!
最初のファンとして、この写真、家宝にします……!
Choice: (2) 僕がトモちゃんの最初のファンです。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5102004_097
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
ええっ!? いきなりなにを言い出すんだ、あなたは!?
voice: vo_adv_5102004_098
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
むむ……これほどの原石、
私より先に推してる人がいるのは当然でしたね。
ならば、これからも一緒にトモさんを推し続けましょう!
voice: vo_adv_5102004_099
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
……もう好きにしてください。
voice: vo_adv_5102004_100
カガミ:
【chara 16712 face 6 (surprised)】
それにしても……参ったな。
剣舞を見に来てくれたということは、私のファンだろう?
【chara 16712 face 1 (normal)】
これは、トモちゃんにファンを奪われた……ということかな?
voice: vo_adv_5102004_101
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
はわわ……もちろん、カガミンのことは今でも大好きですよ!
昔から推してたし! ファンクラブにだって入ってますし! けど……
voice: vo_adv_5102004_102
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
あはは! ゴメンゴメン、冗談だよ。
遠慮することはないさ。新しく夢中になれる人を……
推しを見つけられるなんて素敵なことじゃないか。
voice: vo_adv_5102004_103
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
私からトモちゃんへ推し変しようとも……
これまで応援してくれたことに変わりはないしね。感謝するよ。
voice: vo_adv_5102004_104
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
……っぱ、そういうとこが最高なんだよな、カガミンは!
voice: vo_adv_5102004_105
カガミ:
【chara 16712 face 6 (surprised)】
ちなみに、トモちゃんのどこに惹かれたんだい?
voice: vo_adv_5102004_106
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
そうですね……トモさんはつぼみだと思うんです!
未完成だからこその可能性や輝き! それを応援したいんです!
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カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
なるほどね……よく分かるよ。
どうだろう。こう言われているけれど、
トモちゃんは、本当に配信者になる気はないのかい?
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トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
はい、もちろん。私は剣の道に生きると決めてますし……
【chara 123611 face 4 (sad)】
カガミさんみたいに、みんなのことを笑顔になんてできませんから。
voice: vo_adv_5102004_109
トモ:
【chara 123611 face 2 (joy)】
だから、尊敬しているんです。
ランドソル中の夢や希望になっているカガミさんのことを。
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トモ:
【chara 123611 face 1 (normal)】
それに、私にはやるべきことがありますから。
例えば……みんなが安心して配信を楽しめるように、
ランドソルを守ること、とか。
voice: vo_adv_5102004_111
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
……そうかい。
なら、応援しているよ。
voice: vo_adv_5102004_112
トモ:
【chara 123611 face 2 (joy)】
はい。ありがとうございます。
voice: vo_adv_5102004_113
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
……はぁ。推しと推しが会話している時にしか
摂取できない栄養があるんだよな。ありがてぇ……
……いや、それより。認知とかされたくないしもう去らないと!
voice: vo_adv_5102004_114
女性3:
【chara 1 face 1 (normal)】
……これから配信とかコスプレとかしないっていうのは
残念ですけど。それでもトモさんのこと推し続けるので!
お仕事、頑張ってください! それじゃあ!
voice: vo_adv_5102004_115
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
……行ってしまった。【chara 123611 face 4 (sad)】
変わった人だったな。
voice: vo_adv_5102004_116
ナナカ:
【chara 123711 face 2 (joy)】
いやあ、見る目のあるファンがついてくれてよかったね、トモ殿!
voice: vo_adv_5102004_117
トモ:
【chara 123711 face 1 (normal)】
【chara 123611 face 4 (sad)】
良かったかは分かりませんけど……
【chara 123611 face 1 (normal)】
……それでも、応援してくれる誰かがいるって、
うれしいものだな、とは思いました。
voice: vo_adv_5102004_118
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
お仕事、頑張ってください、か……
【chara 123611 face 2 (joy)】
……うん。頑張ろう。
voice: vo_adv_5102004_119
トモ:
【chara 123611 face 1 (normal)】
……よしっ。カガミさんの次のスケジュールは、
同人誌即売会での写真集頒布、でしたね。
会場へ向かいましょうか。
voice: vo_adv_5102004_120
カガミ:
【chara 16712 face 3 (anger)】
……まさか、こんなことになるとはね。
想定外だな。
voice: vo_adv_5102004_121
カガミ:
【chara 16712 face 3 (anger)】
どうやら私の判断は間違っていたらしい。
こうなったからには……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
トモたちの背中を見ながら、カガミはそう呟く。
フェス会場に、不穏な空気が漂い始めるのだった……