心を支えてくれるもの
カガミの野望を阻止するためステージへと上がるトモたちだったが、その力は本物で苦戦する。だが、トモの思いを聞いたカガミはかつての気持ちを思い出す。改心したカガミは自ら逮捕されることを選ぶ。
-------------- situation:
心を支えてくれるもの
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ライブ会場は超満員。大人気配信者カガミが、
配信者狩りその人であることなど露知らず、
観客たちはライブが始まるその時を今か今かと待っていた。
voice: vo_adv_5102006_000
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
やあ、みんな。待たせたね。
【chara 16712 face 2 (joy)】
本日はお集まりいただき、ありがとう。
voice: vo_adv_5102006_001
観客たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
わあああああああっ!
voice: vo_adv_5102006_002
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
さて……まずは、悲しいお知らせをしなければならない。
このライブでは、今を時めく
人気配信者たちがステージに立つ予定だった。
voice: vo_adv_5102006_003
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
しかし、もう知っている人も多いかもしれないが、
卑劣な配信者狩りの手によって彼ら、彼女らは
ステージに立てなくなってしまった。
voice: vo_adv_5102006_004
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
ライバルであり、また、共に切磋琢磨してきた仲間でもある
みんなとの合同ライブができなくなり非常に残念だが……
【chara 16712 face 1 (normal)】
ここでライブを中止にしては、彼らとしても無念だろう。
voice: vo_adv_5102006_005
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
だから今回は予定を変更し、
私の単独ライブという形でイベントを進行させてもらおうと……
voice: vo_adv_5102006_006
ナナカ:
【chara 123711 face 3 (anger)】
ちょっと待ったー!
voice: vo_adv_5102006_007
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
……おや。ナナカちゃんに、リンちゃん。
それに……トモちゃん。
一体、何をしにステージに上がってきたのかな?
voice: vo_adv_5102006_008
トモ:
【chara 123611 face 7 (special_a)】
そんなもの、決まっている……!
みんなの『好き』を踏みにじるあなたに、
しかるべき報いを受けさせるためだ!
voice: vo_adv_5102006_009
観客1:
【chara 1 face 1 (normal)】
あの子……確か、剣舞とかに出てた子だよな……?
それに……【トワイライトキャラバン】に、
ドングリレンジャー……!?
voice: vo_adv_5102006_010
観客2:
【chara 1 face 1 (normal)】
一体、どうなっているの……?
voice: vo_adv_5102006_011
カガミ:
【chara 16712 face 3 (anger)】
……ふむ。なるほど。
このままでは面倒そうだな。それなら……
voice: vo_adv_5102006_012
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
みんな! 驚かせてしまったかな?
だが、心配はいらない。ライブの予定を変更して、
彼女たちと演劇をすることにしたんだ!
voice: vo_adv_5102006_013
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
これから多少過激なシーンなどもあるかもしれないが……
全て、演技、演出だから安心して楽しんでほしい!
voice: vo_adv_5102006_014
観客1:
【chara 1 face 1 (normal)】
なんだ、劇か。さすがはカガミ様。
根っからのエンターテイナーだな。
voice: vo_adv_5102006_015
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
……さて。これで、今から何があったとしても、
そういう劇として受け止められる。
voice: vo_adv_5102006_016
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
もしなにかを暴露しようが、そういう設定だと受け止められるし……
私が容赦なく君たちを打ち倒したとしても、
劇である以上、暴力沙汰としては受け止められない。
voice: vo_adv_5102006_017
ナナカ:
【chara 123711 face 6 (surprised)】
私たちの乱入をエンターテインメントにしちゃうなんて……
【chara 123711 face 4 (sad)】
やっぱ只者じゃないってことは認めなくちゃね……【chara 123711 face 3 (anger)】
けど!
voice: vo_adv_5102006_018
トモ:
【chara 123611 face 7 (special_a)】
たとえなんであれ、私たちのやることに変わりはない!
人々の『好き』を守るために、あなたをここで倒す!
voice: vo_adv_5102006_019
カガミ:
【chara 16711 face 1 (normal)】
フフフ……面白い!
血沸き肉躍る劇になりそうだ!
【chara 16711 face 3 (anger)】
さあ、かかってくるといい!
voice: vo_adv_5102006_020
ナナカ:
【chara 123711 face 3 (anger)】
先手必勝!
電脳の閃光で敵を撃ーつ!
voice: vo_adv_5102006_021
カガミ:
【chara 16711 face 3 (anger)】
──フンッ!
voice: vo_adv_5102006_022
ナナカ:
【chara 123711 face 6 (surprised)】
なっ……なんですとーっ!?
私の魔法を斬ったー!? 【chara 123711 face 4 (sad)】
んなメチャクチャな!?
そんなのやるのはラノベかルカ姉くらいにしてほしいんだけど!?
voice: vo_adv_5102006_023
カガミ:
【chara 16711 face 1 (normal)】
……フフ、さすがは蒐集家。
今のは少し、腕がしびれたよ。
voice: vo_adv_5102006_024
ナナカ:
【chara 123711 face 6 (surprised)】
結構マジでぶっ放したのを、
腕がしびれた程度ですまさないでほしいんですけど!
【chara 123711 face 3 (anger)】
こりゃ相当強いですぞ……!
voice: vo_adv_5102006_025
リン:
【chara 123511 face 1 (normal)】
──けどさ。いくら強かろうが、
不意打ちならどう?
voice: vo_adv_5102006_026
カガミ:
【chara 16711 face 1 (normal)】
おっと、危ない……
voice: vo_adv_5102006_027
リン:
【chara 123511 face 6 (surprised)】
げっ。あっさりかわされた。
【chara 123511 face 3 (anger)】
なら、これで……!
voice: vo_adv_5102006_028
カガミ:
【chara 16711 face 6 (surprised)】
ふむ……【トワイライトキャラバン】クラスの実力者だと、
ウワサでは聞いていたが……【chara 16711 face 1 (normal)】
パワーもスピードも、
まるで大したことはないな。ちゃんと鍛錬はしているかい?
voice: vo_adv_5102006_029
リン:
【chara 123511 face 3 (anger)】
こちとらぐーたらのんびりゲーム三昧だっての。
鍛えてるわけないじゃん。
voice: vo_adv_5102006_030
カガミ:
【chara 16711 face 2 (joy)】
どうやらそのようだ。【chara 16711 face 6 (surprised)】
しかし……最初の不意打ちといい、
勝負どころを嗅ぎ分けるセンスはあるらしい。
【chara 16711 face 1 (normal)】
場合によっては大物食いの可能性もあるタイプと見た。
voice: vo_adv_5102006_031
カガミ:
【chara 16711 face 3 (anger)】
だから、油断はしない。
【chara 16711 face 1 (normal)】
それに舐めプは嫌われるからね。全力で君を屠るとしよう。
voice: vo_adv_5102006_032
リン:
【chara 123511 face 4 (sad)】
……実力差ある上に、油断もしてくれないなら、
勝ち目なんてないね。【chara 123511 face 6 (surprised)】
じゃっ、いったん下がるか。後、よろしく。
voice: vo_adv_5102006_033
トモ:
【chara 123611 face 7 (special_a)】
はあああっ!
voice: vo_adv_5102006_034
カガミ:
【chara 16711 face 1 (normal)】
……いい太刀筋だ。見事だよ。
これがミクマ流継承者の実力というわけか。
voice: vo_adv_5102006_035
カガミ:
【chara 16711 face 1 (normal)】
よくぞ、ここまで練り上げたね。私がそのくらいの年齢の頃は、
今の君の足元にも及ばない程度の実力しかなかった。
voice: vo_adv_5102006_036
カガミ:
【chara 16711 face 3 (anger)】
このまま鍛錬を続ければ、いずれは私を超える剣士になるだろう。
私はいつか、君に負ける……だが、今日じゃない!
voice: vo_adv_5102006_037
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
くっ……!? 力も、速さも、技のキレも……!
やはり、私よりずっと格上だ……! ……【chara 123611 face 7 (special_a)】
だが……あきらめるものか!
voice: vo_adv_5102006_038
トモ:
【chara 123611 face 7 (special_a)】
あなたがくだらないと吐き捨てた『好き』という気持ち!
それは、とても尊いものだ! 私はもう、隠さない!
voice: vo_adv_5102006_039
トモ:
【chara 123611 face 7 (special_a)】
私は……ゲームが好きだ! コスプレだって、漫画だって!
そして、なにより……魔法少女が大好きだ!
voice: vo_adv_5102006_040
カガミ:
【chara 16711 face 6 (surprised)】
……『好き』、か。
【chara 16711 face 1 (normal)】
私も、かつては君と同じ気持ちを持っていたよ。
voice: vo_adv_5102006_041
カガミ:
【chara 16711 face 1 (normal)】
だが、そんな感情よりも大事なものに気付いたんだ。
それが、人々の賛美さ。
voice: vo_adv_5102006_042
カガミ:
【chara 16711 face 6 (surprised)】
けれど、問題があってね。
10人から評価されたら、次は100人。
【chara 16711 face 1 (normal)】
100人に絶賛されたら、次は1000人に評価されたくなる。
voice: vo_adv_5102006_043
カガミ:
【chara 16711 face 3 (anger)】
ランドソル一の配信者になろうとまだ足りない。
更なる再生数、更なる高評価数……
それだけが、私の心を満たしてくれるのさ!
voice: vo_adv_5102006_044
ナナカ:
【chara 123711 face 4 (sad)】
ありゃ~……
完璧に承認欲求のモンスターになり果ててしまってますな。
voice: vo_adv_5102006_045
リン:
【chara 123511 face 6 (surprised)】
人気者も大変ってことか。
【chara 123511 face 1 (normal)】
まあ、同情はしないけどさ。
voice: vo_adv_5102006_046
カガミ:
【chara 16711 face 3 (anger)】
同情なんて結構!
私は今の自分に満足している!
voice: vo_adv_5102006_047
カガミ:
【chara 16711 face 3 (anger)】
私はこれからもみんなの理想の存在であり続ける!
そのためにも、あらゆる手段を使ってでも
配信者のトップであり続けなければならないのさ!
voice: vo_adv_5102006_048
トモ:
【chara 123611 face 7 (special_a)】
どんな理由があろうと、
みんなの『好き』を踏みにじっていいわけがない!
【chara 123611 face 4 (sad)】
あなたのせいで、どれだけ多くの人が悲しんだと思っている!
voice: vo_adv_5102006_049
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
配信者狩りのせいで、たくさんの配信者や、そのファンたちが、
好きなゲーム実況、好きな歌、好きなトークを奪われた……!
【chara 123611 face 7 (special_a)】
そんなこと、決して許されはしない!
voice: vo_adv_5102006_050
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
それに……!
あなた自身だって、このままでいいはずはない!
voice: vo_adv_5102006_051
カガミ:
【chara 16711 face 6 (surprised)】
なにっ……?
voice: vo_adv_5102006_052
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
あなたはいろいろなことを偽ってきたが……
それでも、本当のことだってあったはずだ!
voice: vo_adv_5102006_053
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
ファンに喜んでもらいたいという気持ち……!
大切な後輩への思いやり……!
そこにウソがあるようには思えなかった!
voice: vo_adv_5102006_054
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
……あなたがかつて、
ゲームや剣舞が好きだったということも、
きっとウソじゃないはずだ。
voice: vo_adv_5102006_055
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
……あなたが配信者になったのは、
こんなことをするためじゃなかったはず。
好きなものをみんなと共有したくて始めたはずだ!
voice: vo_adv_5102006_056
トモ:
【chara 123611 face 7 (special_a)】
今のあなたは、ファンや、昔の自分自身すら裏切っている!
それを分かっているのか!
voice: vo_adv_5102006_057
カガミ:
【chara 16711 face 3 (anger)】
……だったら、なんだというんだ。
今更、もう遅い。もはや、昔の自分には戻れないんだ。
voice: vo_adv_5102006_058
カガミ:
【chara 16711 face 3 (anger)】
私はこの道を進み続ける!
そのジャマをする者は、力づくで排除させてもらう!
voice: vo_adv_5102006_059
トモ:
【chara 123611 face 7 (special_a)】
そんなわけにはいかない……!
私たちが、ここであなたを止めてみせる!
voice: vo_adv_5102006_060
ナナカ:
【chara 123711 face 1 (normal)】
さてさて、そんじゃあラウンド2……【chara 123711 face 3 (anger)】
始めよっか!
movie: 510200601
voice: vo_adv_5102006_061
トモ:
【chara 123611 face 7 (special_a)】
私たちの……勝ちだ。
voice: vo_adv_5102006_062
リン:
【chara 123511 face 6 (surprised)】
……で、これからどうする?
【chara 123511 face 4 (sad)】
倒して、はい終わりーってわけにもいかないでしょ。
【chara 123511 face 6 (surprised)】
……って、うわっ……
voice: vo_adv_5102006_063
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
ぐううっ……!
voice: vo_adv_5102006_064
ナナカ:
【chara 123711 face 6 (surprised)】
た、立ち上がったー!? まだ、なにかする気!?
voice: vo_adv_5102006_065
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
……いや。もう戦う意思はなさそうです。
voice: vo_adv_5102006_066
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
……すまなかった、トモちゃん。
私が間違っていたようだ。
voice: vo_adv_5102006_067
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
……ようやく分かったよ。
私は……トモちゃんたちが、羨ましかったんだ。
voice: vo_adv_5102006_068
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
好きなものへの純粋なキラキラした思い……
それを持つ君や、他の配信者たちを見ていると、
【chara 16712 face 4 (sad)】
まるで昔の自分を見ているようで……嫉妬していたんだ。
voice: vo_adv_5102006_069
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
……昔は、好きなものに触れた時はワクワクした。
好きなゲーム。好きな漫画。好きなコスプレ……
好きなものに囲まれた毎日は宝物のようで……楽しかった。
voice: vo_adv_5102006_070
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
だが……今はどうだ。
どんなものに触れようと、楽しいと感じられなくなってしまった。
voice: vo_adv_5102006_071
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
……私は、自分の好きをつらぬけなかったから。
voice: vo_adv_5102006_072
トモ:
【chara 123611 face 4 (sad)】
……カガミさん。
voice: vo_adv_5102006_073
カガミ:
【chara 16712 face 3 (anger)】
……会場のみんな! 聞いてくれ!
これは劇なんかじゃない! すべて、本当の話だ!
voice: vo_adv_5102006_074
観客1:
【chara 1 face 1 (normal)】
なっ……どういうことだ……!?
voice: vo_adv_5102006_075
カガミ:
【chara 16712 face 3 (anger)】
……配信者狩りの正体も。
フェスをメチャクチャにしたのも……全て私だ!
voice: vo_adv_5102006_076
観客2:
【chara 1 face 1 (normal)】
ウソでしょう……!?
カガミ様がそんな……!
voice: vo_adv_5102006_077
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
すまないが事実だ。君たちを裏切ってしまったこと……
本当に申し訳ないと思っている。
voice: vo_adv_5102006_078
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
……トモちゃんも、ゴメン。【chara 16712 face 1 (normal)】
そして……ありがとう。
君のおかげで、大事なことを思い出せたよ。
voice: vo_adv_5102006_079
トモ:
【chara 123611 face 6 (surprised)】
大事なこと……
voice: vo_adv_5102006_080
カガミ:
【chara 16712 face 1 (normal)】
コンテンツへの愛情……
好きなものをただ純粋に愛するということのすばらしさ。
【chara 16712 face 2 (joy)】
君にはそれを、忘れないでほしい。【chara 16712 face 4 (sad)】
私のようにはならないでくれ。
voice: vo_adv_5102006_081
カガミ:
【chara 16712 face 2 (joy)】
……最初はね。本当に、
配信で好きなものをみんなと共有できてうれしかった。
【chara 16712 face 4 (sad)】
ただ、それだけだったんだ。
voice: vo_adv_5102006_082
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
なのに、再生数や高評価が伸びてくると、
それがもっとも大事なものだと勘違いしてしまった……
……承認欲求に負けてしまったんだ。
voice: vo_adv_5102006_083
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
……私は弱かった。だからこうして、道を間違えてしまったんだ。
【chara 16712 face 2 (joy)】
ようやくそのことに気付けたよ。
voice: vo_adv_5102006_084
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
……罪は償う。【chara 16712 face 1 (normal)】
そして、償いを終えたら、
自分の好きなものへ改めて向き合おうと思う。
voice: vo_adv_5102006_085
カガミ:
【chara 16712 face 4 (sad)】
いつかトモちゃんと、お互いの好きなものについて
語り合える日が来るといいのだけど……
voice: vo_adv_5102006_086
トモ:
【chara 123611 face 2 (joy)】
……その日を、楽しみにしています。
voice: vo_adv_5102006_087
カガミ:
【chara 16712 face 5 (shy)】
……ありがとう。君と……君たちと出会えてよかった。
【chara 16712 face 1 (normal)】
それじゃあ……また会う日まで、ごきげんよう。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そしてカガミは【王宮騎士団(NIGHTMARE)】団員を呼び、
自ら逮捕された。承認欲求に飲み込まれてしまった
悲しき配信者の後ろ姿を、トモたちはしばらく見つめているのだった。