平和の道は前途多難
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の和平大使に任命されたマツリとクリスティーナ。二人はヒューマンと獣人族の険悪な関係を改善するため、獣人族との和平交渉へと向かうことになるのであった。


-------------- situation:
平和の道は前途多難
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ランドソル市街地、獣人族が住まう地区。
人々の喧騒で賑やかな街中に、ひときわ大きな子どもの声が響く。

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 だーかーらー!
昨日、家のお手伝いを忘れたのは自分が悪かったッス!

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 でも、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】のお仕事も
みんなのことも、悪く言わないでほしいッスよ!

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マツリの母:
【chara 8511 face 4 (sad)】 もう、この子はまたそんなこと言って……!
【chara 8511 face 3 (anger)】 毎日ヘロヘロになって帰ってくる娘を心配しない親がいる?

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マツリの母:
【chara 8511 face 6 (surprised)】 昨日も帰ってくるなり、倒れるように眠っちゃって!
【chara 8511 face 4 (sad)】 もしかして、みんなに都合よく仕事を押し付けられたり……

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 してないッスよ!
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】のみんなは良い人たちッス!

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ……いや、クリスティーナおばさんとか例外もいるッスけど。
でも、全体的に、おおむね、ほとんど良い人ばっかりッスから!

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マツリの母:
【chara 8511 face 6 (surprised)】 本当……? 【chara 8511 face 4 (sad)】 ねえ、お母さんは心配なの。
あなたが【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に入るなんて
急に言い出した時もそう。他にも……

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 あ~~~もう! お母さんのお説教は聞きたくないッス!
【chara 100512 face 6 (surprised)】 もう行くッスよ? このままじゃ遅刻になっちゃうッス!

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八百屋の獣人族:
【chara 414 face 2 (joy)】 マツリちゃん、今日も張り切ってるね!
【chara 414 face 1 (normal)】 今朝採れたてのリンゴだ、仕事の前に食べてきな!

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マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 わー、ありがたくいただくッス!
それじゃあ、行ってきますッス!

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マツリの母:
【chara 8511 face 4 (sad)】 うちの娘がすみません……
【chara 8511 face 6 (surprised)】 あの、おいくらですか?

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八百屋の獣人族:
【chara 414 face 2 (joy)】 いいよいいよ! よく、うちの息子と遊んでもらってるし。
お手伝いしてもらったりで、マツリちゃんには助けられてるからね。

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八百屋の獣人族:
【chara 414 face 6 (surprised)】 でも、親としては心配だよな……
【chara 414 face 4 (sad)】 いい子なのに、何を好き好んであんな所に……

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マツリの母:
【chara 8511 face 1 (normal)】 ええ……あの子が望んだことですから、
できるだけ、思い通りにしてやりたいとは思うんですけど。

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 あーーーーーっ!!
リンゴもらってすっかり忘れてたッス!
お母さん! 今日のお弁当~~!

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マツリの母:
【chara 8511 face 4 (sad)】 どうにもこの調子で、まだまだ目が離せないと言いますか。
……お恥ずかしい。

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八百屋の獣人族:
【chara 414 face 2 (joy)】 ははっ! 元気なのが一番だよ。
【chara 414 face 1 (normal)】 マツリちゃん、ついでにもう一個持ってきな!

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トモ:
【chara 103712 face 1 (normal)】 あっ、マツリちゃん。
【chara 103712 face 6 (surprised)】 どうしたの、そのリンゴ?

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 むぐ、もぐ……ごくんっ。
トモね~ちゃん! もう来てたんッスね。

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の全体招集なんて、
珍しいッスよね。【chara 100512 face 4 (sad)】 何かあったんスか?

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トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 私も詳しいことは知らないんだ。
……【chara 103712 face 1 (normal)】 っと、我らが団長の登場だよ。マツリちゃん。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 総員、傾聴。
今日集まってもらったのは他でもない。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 団員諸君も既に知っていることと思うが、
ランドソルで近々、獣人族の首長会議が行われる。

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 あの、トモね~ちゃん。【chara 100512 face 4 (sad)】 首長会議ってなんッスか?

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トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 各地方を統率している獣人族の首長たちによる会議だね。
【chara 103712 face 1 (normal)】 それぞれ社会制度とか任命された代表の権限とか、
細かく見れば、いろいろ違いはあるんだけど……

voice: vo_adv_5104000_025
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 しゃかいせいど……? にんめい……って、
【chara 100512 face 6 (surprised)】 あ! なんか【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の座学で使った
教科書に書いてあった気がするッス!

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トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 えーっと、そうだね……
【chara 103712 face 1 (normal)】 ものすごく大ざっぱに言うと、
獣人族の偉い人が集まって会議をするんだ。

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マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 へー、なるほどッス。

voice: vo_adv_5104000_028
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 その首長会議なんだが……陛下からの要望で、
我々【王宮騎士団(NIGHTMARE)】から
獣人族との関係改善のため、和平交渉のための大使を出すことになった。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 これは、獣人族とヒューマンの間に隔てられた
厚い壁を取り払うための大きな一歩となる。それと同時に……
失敗すれば、新たな騒乱を起こす引き金になりかねない。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 だが、市井に平和がもたらされるなら
それを全うするのが我々の役目だ。

voice: vo_adv_5104000_031
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 獣人族とヒューマンが仲良く……
【chara 100512 face 4 (sad)】 そんなこと、本当にできるッスか? 

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 みんなは自分に良くしてくれるッスけど、
それは、自分が……獣人族だってことを秘密にしてるからッス。

voice: vo_adv_5104000_033
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 歴史的に獣人族と敵対している【王宮騎士団(NIGHTMARE)】で
もし自分が獣人族だってバレたら、【chara 100512 face 4 (sad)】 きっとタダじゃ済まないッス。

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 みんなから嫌われるくらいで済めば、まだいい方ッス。
最悪、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】を追い出されるかも……

voice: vo_adv_5104000_035
トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 ──リちゃん、マツリちゃん!

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ……へぁっ!? ト、トモね~ちゃん?
どうかしたんッスか?

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トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 どうもこうもないよ。
ほら団長が返事を待ってる。

voice: vo_adv_5104000_038
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 え、あ、はいッス!

voice: vo_adv_5104000_039
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 うん、いい返事だ。
重大な任務だけど、引き受けてくれてよかった。

voice: vo_adv_5104000_040
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 え? あれ? 任務?
【chara 100512 face 6 (surprised)】 あの、任務っていうのは……?

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ん? 今、承諾してくれたじゃないか。
和平大使として、マツリちゃんの活躍に期待しているよ。

voice: vo_adv_5104000_042
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 え? ええ~~~~~っ!?
和平大使って、じ、自分がッスか!?

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 そんな、自分みたいな若輩者には恐れ多いッス!
こういうのってジュンさんとかがやるんじゃ……?

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 それも検討したんだ。
だけど、今回の場合はマツリちゃんが適任だと判断した。

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 でも、自分は獣人……【chara 100512 face 6 (surprised)】 び、びー、微力だと思うッス!
【chara 100512 face 4 (sad)】 和平大使なんか恐れ多いッスよ!

voice: vo_adv_5104000_046
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ト、トモね~ちゃんもそう思うッスよね?

voice: vo_adv_5104000_047
トモ:
【chara 103712 face 1 (normal)】 ううん、私はそうは思わないな。
普段からよく頑張ってるし、マツリちゃんは着実に力を付けているよ。
【chara 103712 face 2 (joy)】 それは、いつも一緒にいる私が保証する。

voice: vo_adv_5104000_048
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 トモちゃんの言う通りだよ。それに、これは私だけじゃなく
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の総意でもある。

voice: vo_adv_5104000_049
トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 まあ正直、まだまだ心配ではあるけれど……
【chara 103712 face 2 (joy)】 マツリちゃんも、そろそろ独り立ちする練習をしないとね。

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 そ、そんなぁ~……

voice: vo_adv_5104000_051
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 もちろん、マツリちゃんだけに背負わせるつもりはないよ。
手伝ってくれる人も手配しているから。

voice: vo_adv_5104000_052
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 手伝ってくれる人……?

voice: vo_adv_5104000_053
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 ワ・タ・シ・だ☆

voice: vo_adv_5104000_054
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ク、クリスティーナおばさん!?
なんでここにいるッスか!?

voice: vo_adv_5104000_055
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 話を聞いてなかったのか? 注意散漫は職務の怠慢だぞ。
【chara 107111 face 2 (joy)】 あと、次におばさんと言ったらお仕置きだ♪

voice: vo_adv_5104000_056
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 えぇ? おば……【chara 100512 face 4 (sad)】 クリスティーナさんが、獣人族の和平会議に?
どういう風の吹き回しッスか?

voice: vo_adv_5104000_057
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 おや、そんな疑いの眼差しを向けてくれるなよ。

voice: vo_adv_5104000_058
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 団長、そして我が麗しの姫殿下のご命令とあらば、
しがない元副団長としては従うしかあるまいさ。

voice: vo_adv_5104000_059
トモ:
【chara 103712 face 3 (anger)】 あなたはそんな殊勝な人間じゃないだろう。
【chara 103712 face 7 (special_a)】 何を企んでいる、クリスティーナ?

voice: vo_adv_5104000_060
トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 そもそも獣人族と【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の関係を
より悪化させたのは、前にあなたがいざこざを起こしたのが原因だろう?

voice: vo_adv_5104000_061
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 だからこそだよ、トモちゃん。

voice: vo_adv_5104000_062
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 獣人族との禍根を作った張本人に、
謝罪も兼ねて出席してほしいとの仰せでね。

voice: vo_adv_5104000_063
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 なに、ワタシは約束を守る女だ。信用してくれていいよ?
【chara 107111 face 2 (joy)】 その代わり、団長にもきちんと約束は果たしてもらうが……♪

voice: vo_adv_5104000_064
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 約束……ッスか?

voice: vo_adv_5104000_065
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 クリスちゃんに条件をのんでもらうために、
こちらもある程度譲歩する必要があった。

voice: vo_adv_5104000_066
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ああ、そこで一つ約束を交わした。
任務が終わった暁には、このワタシと本気で戦ってほしい……とね。

voice: vo_adv_5104000_067
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 なにせ、団長ときたらワタシのラブコールにも
つれない返事でしか応えてくれないものでね……【chara 107111 face 2 (joy)】 こんなふうにっ!

voice: vo_adv_5104000_068
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……クリスちゃん、前から言ってるだろう。
いきなり斬りかかってくるのはやめてくれ、って。

voice: vo_adv_5104000_069
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 そうはいっても、団長は守るばかりで攻める気がない。
つまらん剣術修行じゃあるまいし、
【chara 107111 face 1 (normal)】 いなされ、逸らされてばかりでは熱も興も冷めてしまうだろう?

voice: vo_adv_5104000_070
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 だが約束を果たせば、ワタシは本気の団長と戦えるし……
もし反故にされたとしても、それはそれで剣を抜く理由ができる。

voice: vo_adv_5104000_071
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 どちらに転んでも、ワタシの剣は喜びに震えるというわけさ。
【chara 107111 face 2 (joy)】 ワタシとしては、後者の方をオススメするよ♪

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 いや、遠慮しておこう。クリスちゃんの大暴れに
いたいけな部下まで巻き込むわけにはいかない。

voice: vo_adv_5104000_073
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 なぁんだ、残念♪

voice: vo_adv_5104000_074
トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 はぁ、そういうカラクリだったんですね……

voice: vo_adv_5104000_075
トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 クリスティーナが、何の裏もなく
従うわけがないとは思っていましたけど。

voice: vo_adv_5104000_076
トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 だけど、ジュンさんも大きく賭けに出たな。
過去、血で血を洗う抗争をしてきたヒューマンと獣人族……
【chara 103712 face 4 (sad)】 その和平交渉をこの二人に任せるなんて。

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トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 片や、獣人族でありながら
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に与する団員。
片や、過去に獣人族との諍いを起こした張本人……

voice: vo_adv_5104000_078
トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 マツリちゃんは獣人族だってことを隠したがっているけれど……
【chara 103712 face 4 (sad)】 正直なところ、他の団員も気づいているだろうし。

voice: vo_adv_5104000_079
トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 でも、だからこそ、マツリちゃんのことは
獣人族とヒューマンがうまく融和している……
【chara 103712 face 1 (normal)】 平和に手を取り合えるという、絶好の証明でもある。

voice: vo_adv_5104000_080
トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 ……なんて、うまく誤魔化しているつもりの
マツリちゃん本人には言えないけれど。

voice: vo_adv_5104000_081
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 で、でも、ジュンさん! この人がいたんじゃ仲良くなれるどころか、
火に油を注ぐようなもんッスよ!?

voice: vo_adv_5104000_082
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 そうつれないことを言うなよ、マツリちゃん。
【chara 107111 face 2 (joy)】 一緒に平和への道を作ろうじゃないか♪

voice: vo_adv_5104000_083
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 大変だとは思うけれど、マツリちゃんならできるって信じてる。
だから、この任務をお願いしたいんだ。どうだろう?

voice: vo_adv_5104000_084
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ……う~ズルいッスよ。
ジュンさんにそんなふうに言われたら断れないッス。

voice: vo_adv_5104000_085
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 分かったッス。陛下とジュンさんのご命令なら仕方ないッス。
【chara 100512 face 3 (anger)】 おばさんが変なことをしないか、自分がきちんと見張るッスよ!

movie: 510400001
voice: vo_adv_5104000_086
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 あ…………

voice: vo_adv_5104000_087
トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 どうしたんですか?

voice: vo_adv_5104000_088
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 伝え忘れてしまったな。
今回、マツリちゃんを手伝ってくれる人のことなんだけど。

voice: vo_adv_5104000_089
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 あれはクリスちゃんじゃなくて……

Choice: (1) もう先に出発しちゃいました?
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voice: vo_adv_5104000_090
トモ:
【chara 103712 face 2 (joy)】 ああ……なるほど。
これは頼りになる味方だ♪

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 騒がしく会話をしながら王城入口を後にするマツリとクリスティーナ。
そんな二人に合流するべく、{player}は駆け出すのだった。