はじめてのホームステイ
ウサギ族の集落を訪れたマツリたちは、ウサギ族の人の良さにつけ込んで不公平な取引を行う商人に遭遇する。クリスティーナの機転と活躍で商人を追い払った一行は、ウサギ族からの歓待を受けるのだった。


-------------- situation:
はじめてのホームステイ
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 獣人族との和平活動の一環として
ウサギ族の集落へのホームステイのため、
マツリたちは山道を進んでいた。

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 はぁはぁ……けっこう、登ってきたッスけど……
ウサギ族の集落って、こんな山奥にあるんスか?
うぅ……ちょっと疲れてきたッス~

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 この程度で泣き言とは、後任の副団長は
部下どもをずいぶんと甘やかしているようだな。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ぬるま湯に浸かっていたなら体力は有り余っているだろう。
【chara 107111 face 2 (joy)】 このワタシが直々にもう一度鍛え直してあげるよ♪

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 じ、自分っ、まだまだ元気ッス!
【chara 100512 face 4 (sad)】 それに、わざわざ手間を取らせるのも悪いっていうか……?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 気にするな。部下を鍛え上げるのも上司の仕事のうちさ。
【chara 107111 face 2 (joy)】 おや、そこらに背負うのに手ごろな岩があるじゃあないか☆

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 【王宮騎士団(NIGHTMARE)】のような集団では
行動の遅れが全員の命に影響するからな。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 マツリちゃんはヒーローに、坊やは強い男の子になるんだろう?
さあ、重りは何キロがいい? 遠慮しなくていいぞ♪

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 か、勘弁してほしいッスよ~……
和平活動の前に体力使い果たしちゃうッス……

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???:
【chara 8811 face 1 (normal)】 ぴょぴょん? 何かお困りぴょんか?

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 わぁぁぁぁっ!? だ、誰ッスか!?
っていうか、どこから現れたんスか!?

voice: vo_adv_5104003_010
案内役:
【chara 8811 face 1 (normal)】 自分はそこのウサギ族の村に住んでる者だぴょん。
【chara 8811 face 2 (joy)】 ランドソルからのお客さんが来るって聞いて、迎えに来たぴょん。

voice: vo_adv_5104003_011
案内役:
【chara 8811 face 6 (surprised)】 ウサギ族の村は遠いから、みんなよく迷子になるぴょん。
【chara 8811 face 1 (normal)】 これからご案内するぴょん! それじゃ行くぴょん!

voice: vo_adv_5104003_012
案内役:
【chara 8811 face 2 (joy)】 ぴょっぴょ~ん♪ お疲れさまぴょん。
【chara 8811 face 1 (normal)】 ここがウサギ族の集落だぴょん!

voice: vo_adv_5104003_013
ウサギ族:
【chara 1 face 1 (normal)】 おー、新しいお客さんぴょんか?

voice: vo_adv_5104003_014
案内役:
【chara 8811 face 2 (joy)】 そうだぴょん!
今日からうちにホームステイするお客さんだぴょん。
みんな仲良くするぴょん♪

voice: vo_adv_5104003_015
ウサギ族:
【chara 1 face 1 (normal)】 それは楽しみだぴょん!
さっそくみんなに伝えてくるぴょん♪ ぴょんぴょ~ん♪

voice: vo_adv_5104003_016
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ふむ……さっきから気になっていたんだが、
ここのウサギ族は随分と特徴的なしゃべり方をするんだな?

voice: vo_adv_5104003_017
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 確かに、ランドソルに住むウサギ族は
自分たちと変わらない言葉遣いッスよね。

voice: vo_adv_5104003_018
案内役:
【chara 8811 face 6 (surprised)】 このしゃべり方ぴょん?
【chara 8811 face 1 (normal)】 これはウサギ族の伝統的な話し方だぴょん。
ご先祖の、そのまたご先祖さまからずーっと続く習わしだぴょん。

voice: vo_adv_5104003_019
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ほう、そうなのぴょんか。

voice: vo_adv_5104003_020
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 おばさん? いきなりどうしたんスか。
【chara 100512 face 4 (sad)】 頭のネジ、どこかに落としてきちゃったんスか?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 いやなに、郷に入ってはというぴょん。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 お邪魔させてもらう以上、
相手の文化に敬意を払うべきだと思ってな、ぴょん。

Choice: (1) よろしくだぴょん!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5104003_023
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 おばさんも{player}さんも、
その順応する早さは見習いたいッス……ぴょん。

voice: vo_adv_5104003_024
案内役:
【chara 8811 face 2 (joy)】 ぴょんぴょん♪
荷物を置いたら、まずは食事にするぴょん。

voice: vo_adv_5104003_025
案内役:
【chara 8811 face 1 (normal)】 ウサギ族の腕によりをかけた、
にんじんフルコースをご馳走するぴょんよ♪

voice: vo_adv_5104003_026
案内役:
【chara 8811 face 2 (joy)】 準備できたぴょん!
【chara 8811 face 1 (normal)】 みんな、遠慮なく食べてほしいぴょん♪

voice: vo_adv_5104003_027
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 にんじん団子ににんじんスープに生にんじんのサラダ。
端から端までオレンジ一色で壮観ッス……【chara 100512 face 4 (sad)】 じゃなかった、【chara 100512 face 6 (surprised)】 ぴょんッス!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 素朴でありながら、そっと染み入るような甘み。
これほど芳醇な味わいを引き出すとは見事だぴょん。

Choice: (2) ほっぺたが落ちるぴょん。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5104003_029
案内役:
【chara 8811 face 1 (normal)】 ウサギ族自慢のにんじんフルコースだぴょん♪
【chara 8811 face 2 (joy)】 お祝いのために腕によりをかけたぴょん!

voice: vo_adv_5104003_030
マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 もぐもぐ……【chara 100512 face 2 (joy)】 このにんじんゼリーもすっごくおいしいぴょんッス!
【chara 100512 face 6 (surprised)】 でも、なんかすっかり歓迎ムードって感じッスぴょんね?

voice: vo_adv_5104003_031
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 自分、ちょっと拍子抜けしたぴょんッス。
【chara 100512 face 4 (sad)】 首長会議の時は、みんなピリピリしてたぴょんッスから。

voice: vo_adv_5104003_032
案内役:
【chara 8811 face 1 (normal)】 ぴょぴょん。ウサギ族の村はみんな仲良しだぴょん♪
【chara 8811 face 2 (joy)】 だから、みんなとも仲良くなりたいぴょん。

voice: vo_adv_5104003_033
案内役:
【chara 8811 face 6 (surprised)】 この前も、トラ族の人はすっごーく怒ってたぴょんけど……
【chara 8811 face 1 (normal)】 みんな仲良くすればいいのに、って思ってたぴょん。

voice: vo_adv_5104003_034
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 いや、口に出さなくて正解だったぴょんさ。
【chara 107111 face 4 (sad)】 ヒューマンに遺恨を抱く獣人族は、トラ族だけではないぴょん。

voice: vo_adv_5104003_035
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 あの場で会議の実権を握っていたのはトラ族の族長だろうぴょん。
【chara 107111 face 1 (normal)】 ヤツが黒と言えば、白いものも黒くなるぴょん。

voice: vo_adv_5104003_036
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 うー? クリスティーナおばさんの言うことは難しいぴょんッス。
【chara 100512 face 6 (surprised)】 もっと自分にも分かりやすく説明してほしいぴょんッスよ。

voice: vo_adv_5104003_037
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 要は、獣人族の中でも意見が割れているんだぴょんよ。
和平を拒む強硬派と、和平を望む穏健派とにぴょん。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 ワタシたちが目的の和平を果たすには、
獣人族から多数の支持を受ける必要があるぴょん。

voice: vo_adv_5104003_039
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 将を射んとすれば、まず馬からだぴょん。
ワタシたちは殺し合いをしに来たわけではないからなぴょん。

voice: vo_adv_5104003_040
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 意外ッスね。おばさんなら、
【chara 100512 face 2 (joy)】 「ハッハッハ☆ その方が愉しそうだ♪」【chara 100512 face 6 (surprised)】 とか言うかと思ってたッス。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ぴょんが抜けているぴょんよ?
【chara 107111 face 2 (joy)】 あとマツリちゃん。一言多いと、寿命が縮むぴょん♪

voice: vo_adv_5104003_042
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 すみません、自分ちょっと黙ってるッス……ぴょん。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 これが戦場なら、一気呵成の電撃戦も結構だが……
【chara 107111 face 4 (sad)】 過去の清算をするのに禍根を残しては元も子もないぴょん。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 今回に限っていえば、大将を堕として仕舞いとはいくまいぴょん。
【chara 107111 face 4 (sad)】 ……これだから和平というヤツは手間がかかるぴょんよ、全く。

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案内役:
【chara 8811 face 2 (joy)】 それじゃあ、ウサギ族のお仕事を紹介するぴょん。
【chara 8811 face 1 (normal)】 まずは名物のにんじん団子作りからだぴょん!

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ウサギ族たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 そーれっ、よいしょだぴょ~~~ん!!

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 うっひゃぁっ!? すごい迫力ぴょんッスね……!

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案内役:
【chara 8811 face 1 (normal)】 ああやって、みんなでお団子を作ってるんだぴょん。
この村の名物だぴょんよ。【chara 8811 face 4 (sad)】 あまりお客さんは来ない村ぴょんけど。

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ウサギ族たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 もういっちょ、よいしょだぴょ~~~ん!!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 なんとも豪快だぴょん……

voice: vo_adv_5104003_051
ウサギ族:
【chara 1 face 1 (normal)】 みんな、がんばるぴょーん!
村にお客さんが来てくれたお祝いに、
すーっごくおいしいお団子を食べてもらうぴょん♪

voice: vo_adv_5104003_052
ウサギ族たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 せーのっ、よいしょだぴょ~~~ん!!

voice: vo_adv_5104003_053
マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 へへっ……みんな、いい人たちぴょんッスね!

voice: vo_adv_5104003_054
クリスティーナ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 【chara 107111 face 2 (joy)】 お人好しそうな面構えといい……
坊や、オマエとよく似ているぴょんよ。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 翌日の朝──

voice: vo_adv_5104003_055
案内役:
【chara 8811 face 1 (normal)】 今日はお仕事体験だぴょん!
にんじん収穫のお手伝いをしてほしいぴょん!

voice: vo_adv_5104003_056
マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 了解──【chara 100512 face 6 (surprised)】 って、あれ?
クリスティーナおばさんがいないぴょんッスね。

voice: vo_adv_5104003_057
案内役:
【chara 8811 face 1 (normal)】 クリぴょんなら、ちょっと用事があるから
単純作業はマツぴょんに任せるって言ってたぴょん!
【chara 8811 face 2 (joy)】 マツぴょん、すっごく頼りにされてるぴょん!

voice: vo_adv_5104003_058
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 それ、たぶんいい意味じゃないぴょんッスよ。
あの人、自分たちに体よく仕事を押し付けて
サボってるんじゃあないぴょんッスよね……?

voice: vo_adv_5104003_059
案内役:
【chara 8811 face 6 (surprised)】 ええっ!? クリぴょんは悪い人ぴょんか!?

Choice: (3) 悪い人じゃないぴょん。
Choice: (4) ……いい人ぴょん。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5104003_060
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 うー、確かに?
悪い人かっていうと……悪い人だと思うんスけど。【chara 100512 face 4 (sad)】 でも、本当に、
心の底の、根っこから悪い人じゃあないとは思うぴょんッス。

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----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5104003_061
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ……今、ちょっと奥歯に物が挟まったような
言い方しなかったぴょんッスか?

----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5104003_062
商人:
【chara 911 face 2 (joy)】 へっへっへ、取り込み中のところ失礼しやす。

voice: vo_adv_5104003_063
案内役:
【chara 8811 face 1 (normal)】 あっ、商人さん!
いつもご苦労さまだぴょん!

voice: vo_adv_5104003_064
商人:
【chara 911 face 2 (joy)】 ええ、またいつもの倉庫を拝見しても?

voice: vo_adv_5104003_065
案内役:
【chara 8811 face 2 (joy)】 もちろんだぴょん!
ここまで来てくれる商人さんは滅多にいないぴょん!

voice: vo_adv_5104003_066
商人:
【chara 911 face 1 (normal)】 じゃあ、名物のにんじん団子の買取単価がこれで……
各種作物に、二級綿花がこれくらい……
納品数をかけることの……【chara 911 face 2 (joy)】 今回の代金はこれくらいで。

voice: vo_adv_5104003_067
案内役:
【chara 8811 face 2 (joy)】 わかったぴょん!
いつもありがとうだぴょん!

voice: vo_adv_5104003_068
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 えっ? あの、これってちょっと安くないぴょんッスか?
自分がもらってるお給料の方がよっぽど高いぴょんッスよ……?

voice: vo_adv_5104003_069
商人:
【chara 911 face 1 (normal)】 いやいや、子どもには分からねぇと思うが、
【chara 911 face 2 (joy)】 ここまで登ってくるのにも経費ってヤツがかかんだよ。

voice: vo_adv_5104003_070
商人:
【chara 911 face 1 (normal)】 長年、得意先として取引させてもらってるが、
正直これでもいっぱいいっぱいの金額なんだぜ?

voice: vo_adv_5104003_071
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 で、でも、さすがに安すぎるような気がするぴょんッス……
【chara 100512 face 6 (surprised)】 自分、ランドソルじゃこんな値段で売ってるの、
見たことないぴょんッスよ……?

voice: vo_adv_5104003_072
商人:
【chara 911 face 3 (anger)】 ……あのなァ、いつもこの金額で取引してるんだ。
世間知らずの嬢ちゃんが、外野から口を挟むんじゃねぇぞ?

voice: vo_adv_5104003_073
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ひっ……で、でも……
やっぱりおかしい気が……

voice: vo_adv_5104003_074
案内役:
【chara 8811 face 4 (sad)】 ぴょん……? 商人さん、計算を間違えたぴょんか?
うー、計算は苦手だぴょん……

voice: vo_adv_5104003_075
商人:
【chara 911 face 2 (joy)】 いやいや、この金額が間違ってるわけァねぇとも。
この稼業、ベテランもいいところだぜ。
さあ、分かったら早くこの書類に判を……

voice: vo_adv_5104003_076
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ほう、この書類の金額に間違いはないと言ったぴょん?
先ほど食べた料理、その素材……
ワタシにはどれも一級品に勝るとも劣らない品質のように思えたぴょん?

voice: vo_adv_5104003_077
商人:
【chara 911 face 2 (joy)】 いつもこの値段で買い取っていますから……
【chara 911 face 6 (surprised)】 って、お、お前は【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の!?

voice: vo_adv_5104003_078
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 クリスティーナおばさん!!

voice: vo_adv_5104003_079
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 その呼び方はやめろと何度言ったら分かるぴょん、マツリちゃん。

voice: vo_adv_5104003_080
商人:
【chara 911 face 6 (surprised)】 なんで、こんなところに
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の副団長が現れやがる……?
【chara 911 face 4 (sad)】 俺ァ何も聞いてねぇぞ!?

voice: vo_adv_5104003_081
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 元・副団長だぴょん。覚えておくぴょん。

voice: vo_adv_5104003_082
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 それより……なあ、ワタシの耳が遠くなったかもしれないから、
もう一度、オマエの口から金額を聞かせてくれないぴょん?

voice: vo_adv_5104003_083
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 もしかしたら、計算間違いかもしれないし……
それか単なる勘違いかもしれないぴょん。
まあ次に間違えたなら、償ってもらう必要があるぴょん……♪

voice: vo_adv_5104003_084
商人:
【chara 911 face 4 (sad)】 い、いやぁ……きょ、今日はちょっと勉強させてもらいます。
その、今回はこれくらいの金額で……いかがでしょう?

voice: vo_adv_5104003_085
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 ハッハッハッ☆
オマエ、目を開けたまま寝言を言えるみたいだぴょん。
そのまま、夢から覚めないようにしてやるぴょん?

voice: vo_adv_5104003_086
商人:
【chara 911 face 6 (surprised)】 ひぃっ……!? じゃ、じゃあ……
もうちょっと値段を上げて、このくらいで……

voice: vo_adv_5104003_087
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 おい、マツリちゃん。
ちょっとそこのウサギ族を連れて離れているぴょん。
【chara 107111 face 2 (joy)】 子どもにはショッキングな光景になるぴょん♪

voice: vo_adv_5104003_088
商人:
【chara 911 face 4 (sad)】 じゃ、じゃあ……! その……!
こ、これで勘弁してくれ……!

voice: vo_adv_5104003_089
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ほう、良いな。この金額は実に良いぴょん。

voice: vo_adv_5104003_090
商人:
【chara 911 face 6 (surprised)】 そ、それじゃあ……!?

voice: vo_adv_5104003_091
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ああ。ここからようやく商談の始まりぴょん☆
頼むからいい返事を聞かせてくれぴょん?
【chara 107111 face 2 (joy)】 なにせ──ベテラン、なんだぴょん?

voice: vo_adv_5104003_092
案内役:
【chara 8811 face 1 (normal)】 クリぴょん、すっごく良い笑顔だぴょん♪
商人さんも、笑いながら涙を流してそろばんを弾いてるぴょん!
【chara 8811 face 2 (joy)】 みんな、楽しそうでうれしいぴょん。

voice: vo_adv_5104003_093
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 いやぁ、アレは違うんじゃないッスかね……?
きっと悪魔が笑ったら、あんな感じになると思うッス……ぴょん。

voice: vo_adv_5104003_094
案内役:
【chara 8811 face 6 (surprised)】 今日はお団子もにんじんも、いつもより高く売れたぴょん!
【chara 8811 face 1 (normal)】 クリぴょん、いったいどんな魔法を使ったぴょん?

voice: vo_adv_5104003_095
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 ああ、サンタクロースになったこともある
このクリスティーナさんの、秘密の魔法だぴょん☆

voice: vo_adv_5104003_096
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 一文無しになっちゃったあの商人さん、
さすがに少しかわいそうだったぴょんッスね……

voice: vo_adv_5104003_097
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 何を言っているぴょん?
「正当」に払わせてやったのは、あくまで今回の分だけだぴょん。
【chara 107111 face 1 (normal)】 過去の分で、がめつく私腹を肥やしているだろうぴょん。

voice: vo_adv_5104003_098
クリスティーナ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 【chara 107111 face 4 (sad)】 この一件で、運よくも血を流さず幕引きになったのは
ウサギ族たちの能天気さに助けられた結果でしかないぴょん。

voice: vo_adv_5104003_099
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 反ヒューマン感情の強い村で、こんな事件が起きれば
和平交渉も何もかもぶっ飛ばす、血で血を洗う戦いの幕開けだぴょん♪
【chara 107111 face 2 (joy)】 ワタシとしてはその方が好みぴょん……♪

voice: vo_adv_5104003_100
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 だが、和平大使として来ている以上、役目は全うするぴょん。
とても残念だぴょんな。

Choice: (6) 残念……?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5104003_101
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 自分、最初はおばさんと一緒の理由が分かんなかったぴょんッスけど……
【chara 100512 face 4 (sad)】 今は、逆に目を離すと不安でしょうがないぴょんッス。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 だが、これで分かったぴょん?
獣人族がヒューマンを嫌うのにも、正当な根拠があるぴょん。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 ワタシたちが無理に仲良く手を取らせたところで
腹の中ではいつ刃を向けようかと探り合う……
そんな状況になっては元も子もないぴょん。

voice: vo_adv_5104003_104
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 そんな……それじゃあ、自分たちはどうしたらいいぴょんスか?
【chara 100512 face 4 (sad)】 優しい性格につけ込むなんて、許せないぴょんッスよ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 力がないから食われるぴょん。
であれば、力をつけるしかあるまいぴょん。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 そこで、ワタシはこの村の交易におけるフェアトレード化、
そしてランドソル内の学校への留学制度を提案するぴょん。

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 フェ、フェアトレード……?
それに留学って……?

voice: vo_adv_5104003_108
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 オマエも見たかもしれんが、
この村には教育機関が存在しないぴょん。

voice: vo_adv_5104003_109
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 つまり、頭の働くずる賢い相手なら、
詐欺や不公平な取引を働き放題だぴょん。
事実、そうだったぴょん。

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 う、うーん……? そこまではなんとなく分かるぴょんッス。

voice: vo_adv_5104003_111
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 だから、それを防ぐために、
まずはワタシがこの村の産業を掌握するぴょん。
【chara 107111 face 1 (normal)】 すぐにそろばんを弾けと言っても、人には向き不向きがあるぴょん。

voice: vo_adv_5104003_112
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 短期的には、ワタシのコネクションを介して、
今日のような不当な買いたたきなどを防ぎ、交易の正常化を図るぴょん。

voice: vo_adv_5104003_113
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 次に、ワタシの手を借りなくても
村を独立して運営できる人材を育成するぴょん。
そのための留学制度というわけだぴょん。

voice: vo_adv_5104003_114
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 それって、つまりクリスティーナおばさんが
村のトップに立つってことぴょんッスか?

voice: vo_adv_5104003_115
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 不服かぴょん?
【chara 107111 face 1 (normal)】 【王宮騎士団(NIGHTMARE)】で利益を出している
商取引のいくつかは、このワタシが手がけたものだぴょん。

voice: vo_adv_5104003_116
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 いや、なんというか……
悪魔から逃げるために死神に助けを求めてるような
本末転倒な感じがするぴょんッス。

voice: vo_adv_5104003_117
案内役:
【chara 8811 face 1 (normal)】 自分たち、細かいことはわからないぴょん!
【chara 8811 face 2 (joy)】 だからクリぴょんにお任せするぴょん!

voice: vo_adv_5104003_118
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 そうやって人任せにするから、悪い人に騙されるぴょんスよ?

voice: vo_adv_5104003_119
案内役:
【chara 8811 face 6 (surprised)】 それじゃ、クリぴょんは悪い人ぴょん?

voice: vo_adv_5104003_120
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 いや、悪いかっていうと……
って、さっきもこのくだりやったぴょんッス。

voice: vo_adv_5104003_121
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 まあ、ウサギ族の人がそれでいいなら
自分は異論ないぴょんッス。

voice: vo_adv_5104003_122
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 万事任せておけぴょん。
ワタシのコンサルティングを受けられるなんて光栄なことだぴょん。

voice: vo_adv_5104003_123
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 マツリちゃんも坊やも、覚えておくといいぴょん。
賢しく立ち回る知恵も、経済を動かす金も、すべて力だぴょん。
力がなければ、流されて生きるしかないぴょんよ。

voice: vo_adv_5104003_124
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 己の武器を磨け。絶えず研ぎ澄ますぴょん。
【chara 107111 face 6 (surprised)】 それでも、持っている手札がすべて切れてしまうこともあるぴょん。

voice: vo_adv_5104003_125
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 そうなった時、最後にモノを言うのは積み重ねてきた研鑽だけだぴょん。
人はそれに勝手な名前を付けるぴょんよ。
正義だとか、美学だとかぴょん。

voice: vo_adv_5104003_126
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 しかし、商人と話をつけるついでに
少し倉庫や帳簿を漁らせてもらったが……
【chara 107111 face 4 (sad)】 商取引の記録に妙な違和感を覚えた。

voice: vo_adv_5104003_127
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 あの商人が一介の小悪党であればいいが……
【chara 107111 face 3 (anger)】 この一件、ワタシの想像以上に根が深いかもしれん。
念のため、探りを入れておくか。

voice: vo_adv_5104003_128
案内役:
【chara 8811 face 4 (sad)】 でも、あの商人さんは悪い人だったぴょんか~
人は見た目によらないぴょん。

voice: vo_adv_5104003_129
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 めちゃくちゃ怪しい見た目してたと思うぴょんッスけど……

voice: vo_adv_5104003_130
案内役:
【chara 8811 face 1 (normal)】 まあ過ぎたことは水に流すぴょん♪
それより、二人にこれを渡したかったんだぴょんよ。

voice: vo_adv_5104003_131
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 これは……ウサギ族を模した付け耳?

voice: vo_adv_5104003_132
クリスティーナ:
【chara 1 face 1 (normal)】 どれ……

voice: vo_adv_5104003_133
クリスティーナ:
【chara 107113 face 6 (surprised)】 ふむ、悪くないぴょん。

voice: vo_adv_5104003_134
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 あー、そんな感じになるんスね……? 【chara 100512 face 4 (sad)】 なるほど……?

voice: vo_adv_5104003_135
クリスティーナ:
【chara 107113 face 6 (surprised)】 言いたいことがあるなら、言った方がいいぴょん。
【chara 107113 face 2 (joy)】 すぐに言えなくなることだってあるだろうしなぴょん?

voice: vo_adv_5104003_136
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 だから、そうやってすぐに
剣を抜こうとするのはやめてほしいぴょんッス!

voice: vo_adv_5104003_137
案内役:
【chara 8811 face 6 (surprised)】 マツぴょんは付けないぴょん?

voice: vo_adv_5104003_138
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 え、【chara 100512 face 4 (sad)】 えっと……自分は……

voice: vo_adv_5104003_139
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 フードの上から付け耳をするのは変だし……
かといって、フードを取ったら獣人族だってバレちゃうッス。

voice: vo_adv_5104003_140
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 じ、自分は……【chara 100512 face 6 (surprised)】 後で付けてみるぴょんッス!
【chara 100512 face 2 (joy)】 ありがたくいただいておくぴょんッスよ!

voice: vo_adv_5104003_141
案内役:
【chara 100512 face 1 (normal)】 【chara 8811 face 1 (normal)】 その付け耳は、ウサギ族から贈る友好の証だぴょん♪

voice: vo_adv_5104003_142
案内役:
【chara 8811 face 2 (joy)】 今度、ウサギ族のお祭りがあるから見に来てほしいぴょん。
その時には、ぜひ付けてきてほしいぴょん!

voice: vo_adv_5104003_143
クリスティーナ:
【chara 107113 face 2 (joy)】 ああ、必ず見に行こうぴょん。
【chara 107113 face 1 (normal)】 せっかくの異文化交流、愉しみも少しは欲しいところだぴょん。

voice: vo_adv_5104003_144
マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 お祭りッスか~♪ いいぴょんッスね!
【chara 100512 face 2 (joy)】 自分、ぜひ参加させてもらいたいぴょんッス。

voice: vo_adv_5104003_145
クリスティーナ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 【chara 107113 face 1 (normal)】 おっと、その前にマツリちゃんには一仕事お願いするぴょん。

voice: vo_adv_5104003_146
クリスティーナ:
【chara 107113 face 1 (normal)】 【王宮騎士団(NIGHTMARE)】内での
正式な報告書を作成したことはあるぴょんか?

voice: vo_adv_5104003_147
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 仕事……って、げっ!?
な、なんスか、この書類の山はっ!?

voice: vo_adv_5104003_148
クリスティーナ:
【chara 107113 face 1 (normal)】 今回の一件、団長へ伝えんわけにはいかないぴょん。
そのための報告書作りを任せてあげようと思うぴょん。

voice: vo_adv_5104003_149
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 それってクリスティーナおばさんの方が
作業に向いてるんじゃないぴょんッスか?

voice: vo_adv_5104003_150
クリスティーナ:
【chara 107113 face 2 (joy)】 何度も呼ばれ続けた通り、ワタシは「おばさん」だからなぴょん。
始末書、顛末書、反省文……
ちょっと暴れるたびに書かされて、もう十分経験は積んだぴょん。

voice: vo_adv_5104003_151
クリスティーナ:
【chara 107113 face 1 (normal)】 それなら体力の有り余ってる新米に、
是非とも業務経験を積ませてあげようという親心だぴょんよ♪

voice: vo_adv_5104003_152
クリスティーナ:
【chara 107113 face 2 (joy)】 もちろん、断りはしないぴょん? マツリちゃん。

voice: vo_adv_5104003_153
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 お、大人ってやっぱりズルいッス~~!!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ウサギ族の一件について、
報告書の作成に苦心するマツリを眺めながら、
愉快そうな微笑みを浮かべるクリスティーナなのだった。