剥がれ落ちる虚飾
トラ族の村で伝統ある祭儀に参加したマツリは、手違いで村の広場で暴れ出してしまった魔物を止めるために戦う。しかし戦いの最中、魔物の攻撃でマツリの帽子が落ちてしまい、獣人の耳が露になってしまう。


-------------- situation:
剥がれ落ちる虚飾
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ウサギ族のホームステイを終えたマツリたちは、
次の訪問先を目指して街道を進んでいた。

voice: vo_adv_5104004_000
マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 ウサギ族の人たち、いい人たちだったッスね。
【chara 100512 face 2 (joy)】 このままいけば、和平活動もうまくいきそうな気がするッス!

voice: vo_adv_5104004_001
クリスティーナ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 【chara 107111 face 1 (normal)】 まあ、ウサギ族は温和な種族だからな。
人が良すぎるところはあるが、ワタシたちの目的にとっては都合がいい。

voice: vo_adv_5104004_002
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 だが、次は一筋縄ではいきそうにないな。

voice: vo_adv_5104004_003
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 なにせ、あのトラ族……ッスからね。
獣人族の中でも一番のヒューマン嫌いッス。

voice: vo_adv_5104004_004
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 それに、獣人族の中でも屈指の強者揃いと聞いている。
【chara 107111 face 1 (normal)】 叶うなら、是非手合わせを願いたいものだな。

voice: vo_adv_5104004_005
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ……クリスティーナおばさん、分かってるッスよね?
【chara 100512 face 3 (anger)】 わ・へ・い! をしに来たんスからね? 自分たちは。

voice: vo_adv_5104004_006
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 そう睨むなよ、マツリちゃん。
【chara 107111 face 1 (normal)】 仕方あるまい、この和平活動の間は我慢してやるともさ。

voice: vo_adv_5104004_007
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 だが、ヒューマン嫌いの向こうから手を出してくる分には、
ワタシの正当防衛が成り立つわけだな♪

voice: vo_adv_5104004_008
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 【chara 100512 face 4 (sad)】 だあぁぁっ、しれっと肩に手を回さないでほしいッス!
【chara 100512 face 6 (surprised)】 それに、その意味ありげな笑いが怖いッスよ!?

Choice: (1) 仲良しだね。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5104004_009
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 これのどこが仲良しなんスか!
【chara 100512 face 4 (sad)】 もう、自分を離してほしい──【chara 100512 face 6 (surprised)】 って、わぁっ!?

voice: vo_adv_5104004_010
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 いたたた……急に離さないでほしいッス!
危ないッスよ! うー、タンコブできてないッスか?

voice: vo_adv_5104004_011
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 どうやら、我々の出迎えみたいだぞ。

voice: vo_adv_5104004_012
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 出迎え……って、誰ッスか?
あの族長? それとも、補佐の人ッスか……?

voice: vo_adv_5104004_013
マツリの母:
【chara 8511 face 1 (normal)】 マツリ……

voice: vo_adv_5104004_014
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 お、お母さんっ!?

voice: vo_adv_5104004_015
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 お母さんがどうしてここに居るんスか?
ランドソルにいたはずじゃ……

voice: vo_adv_5104004_016
マツリの母:
【chara 8511 face 1 (normal)】 お父さんに言って、ちょっと里帰りさせてもらうことにしたの。
【chara 8511 face 2 (joy)】 あなたがちゃんとお仕事をやれてるか心配でね。

voice: vo_adv_5104004_017
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 もう、お母さんはあっち行っててほしいッス!
自分は一人でもちゃんとやれるッスよ!

voice: vo_adv_5104004_018
補佐:
【chara 8711 face 1 (normal)】 おやおや、騒がしいと思って来てみれば……
今日は授業参観の日でしたか? 保護者同伴の和平大使とは。

voice: vo_adv_5104004_019
マツリ:
【chara 100512 face 3 (anger)】 ぐっ……!
じ、自分を子ども扱いしないでほしいッス!

voice: vo_adv_5104004_020
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 おい、さっきワタシを戒めたオマエが諍いを起こしてどうする。

voice: vo_adv_5104004_021
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 でも……!

voice: vo_adv_5104004_022
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 今は【王宮騎士団(NIGHTMARE)】を抜けたとはいえ、
オマエはワタシの元部下だ。
監督役、ある意味では保護者とも言えるだろう。

voice: vo_adv_5104004_023
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 部下と上司が同伴する、これは何もおかしくない。そうだな?
分かったら深呼吸。簡単に相手のペースに乗せられるな。

voice: vo_adv_5104004_024
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 すー、はー……すー、はー……
……すみません、自分が失礼しましたッス。

voice: vo_adv_5104004_025
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 すまない、今の非礼を詫びよう。
これで異論はあるか?

voice: vo_adv_5104004_026
補佐:
【chara 8711 face 6 (surprised)】 ……ふん。まあ、いいでしょう。

voice: vo_adv_5104004_027
補佐:
【chara 8711 face 1 (normal)】 族長から、和平大使の皆様を
お迎えするよう言い付かっています。どうぞこちらへ。

voice: vo_adv_5104004_028
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 来たのか、お前たち。

voice: vo_adv_5104004_029
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 集落の皆にはお前たちのことを伝えてある。
どこへなりと寝泊まりして、勝手に過ごせ。

voice: vo_adv_5104004_030
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 今はお前たちの相手をしているほど暇ではない。
【chara 8611 face 6 (surprised)】 ──おい、祭儀の準備は進んでいるのか。

voice: vo_adv_5104004_031
補佐:
【chara 8711 face 1 (normal)】 はっ。社の建築、広場の設営など万事つつがなく。

voice: vo_adv_5104004_032
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 腕っぷしで頼りにならんお前は、
こういう時にこそ役立ってもらわんと困る。その調子で頼むぞ。

voice: vo_adv_5104004_033
補佐:
【chara 8711 face 1 (normal)】 族長の意のままに。

voice: vo_adv_5104004_034
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 祭儀の準備……って何スか?

voice: vo_adv_5104004_035
マツリの母:
【chara 8511 face 1 (normal)】 そう、普段ランドソルにいるあなたは初めてよね。
これは伝統的なトラ族の風習なの。

voice: vo_adv_5104004_036
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 古くから、トラ族は己の手で一族を守り、子孫を育んできた。
力こそが全て。それがトラ族に伝わる教えだ。

voice: vo_adv_5104004_037
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 この祭儀は自らの力で魔物を狩り、捧げるものだ。
村の広場の祭壇に捧げることを以て
先祖への供養とし、また己自身の力試しともする。

voice: vo_adv_5104004_038
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 力試し……ッスか。

voice: vo_adv_5104004_039
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ……思えば、この和平活動で自分は何もできてないッス。

voice: vo_adv_5104004_040
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 異文化交流を提案したのも、クリスティーナおばさんで……
ウサギ族の人たちを助けたのも、クリスティーナおばさんッス。

voice: vo_adv_5104004_041
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ジュンさんが任せてくれた、和平大使なのに……
【chara 100512 face 3 (anger)】 このままじゃ全然、役目を果たせてないッス! 

voice: vo_adv_5104004_042
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 あの……その祭儀、自分も参加させてもらえないッスか!?

voice: vo_adv_5104004_043
トラ族の族長:
【chara 8611 face 6 (surprised)】 お前を、祭儀に……だと?

voice: vo_adv_5104004_044
補佐:
【chara 8711 face 3 (anger)】 これは獣人族の神聖な儀式だ。
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】など参加させるわけが……

voice: vo_adv_5104004_045
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 いや、待て……よかろう。

voice: vo_adv_5104004_046
補佐:
【chara 8711 face 6 (surprised)】 族長っ、血迷われたのですか!?

voice: vo_adv_5104004_047
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 ただし参加するのは小娘、お前だけだ。
他の者は手を貸すことは許さん。

voice: vo_adv_5104004_048
マツリ:
【chara 100512 face 3 (anger)】 ……分かったッス。
【chara 100512 face 6 (surprised)】 二人とも、ここは自分に任せてくれないッスか?

voice: vo_adv_5104004_049
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 おや、いつになく燃えてるじゃあないか。マツリちゃん♪
【chara 107111 face 6 (surprised)】 だが、ワタシに何もせずに控えていろ、と?

voice: vo_adv_5104004_050
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ……と、普段なら言うところだが、良いだろう。
ワタシの方にも、済ませておきたい別の用事があることだしな。

voice: vo_adv_5104004_051
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 別の用事……ッスか?

voice: vo_adv_5104004_052
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 こう見えても、ワタシは多忙なんだぞ?
それに、やる気を出している部下の前にしゃしゃり出るのは、
いささか過保護すぎるというものだろうさ。

voice: vo_adv_5104004_053
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ああ、そうだ。坊や、オマエはマツリちゃんを見ててやれ。
族長殿、その程度は問題はあるまい?

voice: vo_adv_5104004_054
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 小娘の祭儀に手を出さんという条件でなら、
付き人ということで認めよう。それでいいな、小娘。

voice: vo_adv_5104004_055
マツリ:
【chara 100512 face 3 (anger)】 小娘じゃないッス!
自分にはマツリって立派な名前があるッスよ!

voice: vo_adv_5104004_056
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 口の利き方だけは一人前だな。
では、お前の力を試させてもらう。
自らの力だけで、先祖たちに捧げる魔物を狩ってこい。

voice: vo_adv_5104004_057
トラ族の族長:
【chara 8611 face 3 (anger)】 ただし、これは本来お前のような小娘が参加できるものではない。
神聖なる祭儀に参加する以上、命の保証はせんぞ。

voice: vo_adv_5104004_058
マツリ:
【chara 100512 face 3 (anger)】 望むところッス!
自分の活躍、その目に刻み付けるといいッス!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_5104004_059
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 うひゃああああっ!?
じ、自分は食べてもおいしくないッスよ~~!?

voice: vo_adv_5104004_060
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】 うぅっ! で、でもここで逃げちゃダメッス!
【chara 100511 face 3 (anger)】 自分だってやればできるはずなんスから……!

voice: vo_adv_5104004_061
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】 怖くても、勇気を振り絞るッス!
今、必殺のっ! タイガーヒーローボンバーッ!!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_5104004_062
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 うええぇぇっ!?
自分の必殺技が全然効いてないッス!

voice: vo_adv_5104004_063
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】 こ、ここは戦術的撤退ッス!
【chara 100511 face 6 (surprised)】 {player}さん、逃げるッスよ!!

voice: vo_adv_5104004_064
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 他のトラ族はどんどん魔物を倒してるのに、
自分はまだ一匹も倒せてないッス……

voice: vo_adv_5104004_065
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 この辺りの魔物は化け物揃いッスか?
【chara 100512 face 4 (sad)】 こんなの想定外ッスよ~……

voice: vo_adv_5104004_066
トラ族1:
【chara 1 face 1 (normal)】 ……まったく、族長も何考えてんだか。
我々の祭儀にあんな子どもの参加を認めるなんて。

voice: vo_adv_5104004_067
トラ族2:
【chara 1 face 1 (normal)】 ああ、子どもでもできると思われてるんなら、
ナメられてるみたいで正直、不愉快だぜ。
ましてや【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の人間だろ……?

voice: vo_adv_5104004_068
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 …………

Choice: (2) マツリちゃん……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5104004_069
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ……あ、あははっ!
【chara 100512 face 1 (normal)】 やっぱりすぐには上手くいかないッスね。

voice: vo_adv_5104004_070
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 そんなに心配そうな顔しないでほしいッスよ。
【chara 100512 face 1 (normal)】 できないならもう一度、【chara 100512 face 2 (joy)】 それでダメなら更にもう一度ッス!

voice: vo_adv_5104004_071
マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 大丈夫ッス、ヒーローはへこたれないッス! 諦めないッス!
【chara 100512 face 1 (normal)】 自分だって、やればできるってところ見せてやるッスよ!

voice: vo_adv_5104004_072
マツリ:
【chara 100512 face 3 (anger)】 クリスティーナおばさんは、ウサギ族の村でみんなを助けたッス。
【chara 100512 face 1 (normal)】 悪い商人を捕まえて、騙されてたみんなを助けて、笑顔にしたッス! 

voice: vo_adv_5104004_073
マツリ:
【chara 100512 face 3 (anger)】 だから、今度は自分が頑張らないといけないッス!
トラ族とヒューマンだって、きっと仲良くできるはずッス! 

voice: vo_adv_5104004_074
マツリの母:
【chara 8511 face 4 (sad)】 マツリ…………

voice: vo_adv_5104004_075
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 心配か?

voice: vo_adv_5104004_076
マツリの母:
【chara 8511 face 6 (surprised)】 クリスティーナさん。あなたは知ってて……
娘の参加を止めなかったんですか?

voice: vo_adv_5104004_077
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ああ、この祭儀がトラ族にとって
一人前として認められるための儀式だということか?

voice: vo_adv_5104004_078
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 まあ、マツリちゃんの年齢だと達成するのは難しいだろうな。
血気盛んで勇猛なトラ族でさえ、手こずるなら尚更。

voice: vo_adv_5104004_079
マツリの母:
【chara 8511 face 4 (sad)】 知っていたなら、どうして……!?
あの子は参加するにはまだ早すぎます。

voice: vo_adv_5104004_080
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 だから、子ども扱いして止めるべきだったと?

voice: vo_adv_5104004_081
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 マツリちゃん自身が子ども扱いするなと言った。
だからワタシは止めなかった。それだけだよ。

voice: vo_adv_5104004_082
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 それに、あれで【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の一員だ。
坊やを付いていかせてある以上、
共にいる人間を危機に晒してまで、無茶な真似はしないだろう。

voice: vo_adv_5104004_083
マツリの母:
【chara 8511 face 4 (sad)】 それは、そうかもしれないですけど……

voice: vo_adv_5104004_084
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 子どもが大人になる瞬間というのは、
いつだって、大人が思っているよりも早いものさ。

voice: vo_adv_5104004_085
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ……と、随分奇麗な建前を用意したものだ、ワタシも。

voice: vo_adv_5104004_086
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 本音を言えば、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の和平交渉も
トラ族の祭儀も、どうなろうと知ったことではないが……

voice: vo_adv_5104004_087
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 この和平交渉……フタを開けてみれば、
すでに焦げ臭く、発火寸前の危うい匂いがするじゃあないか♪ 

voice: vo_adv_5104004_088
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ウサギ族の村での、ヒューマンの商人による獣人族の搾取。
和平を、と言った矢先の燃える火種だ。
【chara 107111 face 3 (anger)】 これを知れば、トラ族の反ヒューマン感情は激しくなるだろう。

voice: vo_adv_5104004_089
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 団長との本気の戦いというエサのため、水を掛けて火消しするか……
それとも焚きつけ、獣人族とヒューマンの戦争の火蓋を切るか……
【chara 107111 face 2 (joy)】 どちらに転んでも、ワタシ好みの美味しい展開だ♪ 

voice: vo_adv_5104004_090
マツリの母:
【chara 8511 face 6 (surprised)】 あら、クリスティーナさん? どちらへ……?

voice: vo_adv_5104004_091
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ああ、よければこの村の案内を頼めないか?
【chara 107111 face 1 (normal)】 少し調べものをしておきたいものでね。

voice: vo_adv_5104004_092
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 はぁ、はぁ……へとへとッス……
自分なんか、まだ一匹も倒せてないッス……

voice: vo_adv_5104004_093
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 でも、やっぱりトラ族のみんなはすごいッス。
広場の祭壇に、倒された魔物が山のように積まれてるッスよ。

voice: vo_adv_5104004_094
トラ族の族長:
【chara 8611 face 6 (surprised)】 あの小娘、マツリ……と言ったか?
【chara 8611 face 1 (normal)】 まだ成果を上げられておらんようだが、存外に粘るな。

voice: vo_adv_5104004_095
補佐:
【chara 8711 face 4 (sad)】 族長。このまま奴らの参加を認めてしまっていいのですか?

voice: vo_adv_5104004_096
補佐:
【chara 8711 face 4 (sad)】 まだ祖霊祭儀の当日までは時間があります。
適当な難癖をつけ、奴らの目論んでいる和平など
ぶち壊しにしてしまえばよいのでは……

voice: vo_adv_5104004_097
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 それはならん。
あの小娘がトラ族の流儀に従って挑んだ以上、
我らからそれを反故にすることはできん。

voice: vo_adv_5104004_098
補佐:
【chara 8711 face 6 (surprised)】 しかし……!

voice: vo_adv_5104004_099
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 力こそ正義、それがトラ族伝統の習わしだ。
無理も道理も押し通すには、力がなくては叶わん。

voice: vo_adv_5104004_100
補佐:
【chara 8711 face 4 (sad)】 ……族長が、そうおっしゃるのであれば。

voice: vo_adv_5104004_101
トラ族の族長:
【chara 8611 face 2 (joy)】 なに、あの小娘……あれでなかなか面白い。
周囲に力の差を見せつけられても、まだ折れぬ。
【chara 8611 face 1 (normal)】 戦いでも、本当に厄介なのはああいう──

voice: vo_adv_5104004_102
トラ族の族長:
【chara 8711 face 6 (surprised)】 【chara 8611 face 6 (surprised)】 【chara 8611 face 3 (anger)】 何事だ!?

voice: vo_adv_5104004_103
トラ族3:
【chara 1 face 1 (normal)】 族長、大変です!
村の広場に魔物が!!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_5104004_104
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 うひゃあああっ!?
ささささ、祭壇の魔物が生き返ったッス~!?

voice: vo_adv_5104004_105
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 こんな場所で魔物が暴れたら、
【chara 100512 face 6 (surprised)】 祭儀の準備どころじゃなくなっちゃうッス!

voice: vo_adv_5104004_106
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 でも、戦えそうなトラ族の人は
魔物を狩りに出かけちゃってるし……!

voice: vo_adv_5104004_107
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 うぅ~~! 【chara 100512 face 3 (anger)】 {player}さん、
こ、ここは自分たちが食い止めるッスよ!

voice: vo_adv_5104004_108
マツリ:
【chara 100512 face 3 (anger)】 そうッス! 自分が憧れたヒーローは……
自分が信じる正義は、こういう時に弱い人を守るッス! 

voice: vo_adv_5104004_109
マツリ:
【chara 100512 face 3 (anger)】 強い人が、力こそが正義……
トラ族のみんなは、それが絶対だって信じてるッス。
【chara 100512 face 4 (sad)】 でも、それは自分の信じる正義とは思えなかったッス。

voice: vo_adv_5104004_110
マツリ:
【chara 100512 face 3 (anger)】 トラタイガーみたいに、弱きを助け、強きをくじく……
そんなヒーローになりたいから。だから……
自分は【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に入ったんスから! 

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_5104004_111
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】 くぅっ……! こ、怖いッス~!!
【chara 100511 face 3 (anger)】 でで、でも自分は退かないッスよ!?

voice: vo_adv_5104004_112
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】 ここで退いたら、村の人が危険になるッス!
そんなのダメッス!!

voice: vo_adv_5104004_113
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】 魔物を一匹も倒せない自分だけじゃ、きっと相手にならないッス。
【chara 100511 face 1 (normal)】 だけど……ここには、もう一人いるッスよ! 

voice: vo_adv_5104004_114
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】 {player}さん、お願いッス!
自分を強化してくれないッスか!?

Choice: (3) でも、祭儀は……!?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5104004_115
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 祭儀の掟は破っちゃうッスけど……
【chara 100511 face 1 (normal)】 あとで自分が怒られて済むなら、いくらでも怒られるッス!

voice: vo_adv_5104004_116
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】 そんなことより今は、ここにいるみんなを守る方が大事ッスよ!

Choice: (4) 分かった!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5104004_117
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】 この力は……これならいけるッス!!
【chara 100511 face 7 (special_a)】 うおおおっ、力がみなぎってきたッスよ~!!

voice: vo_adv_5104004_118
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】 これが全力の一撃ッス! タイガーヒーローボンバー!!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

voice: vo_adv_5104004_119
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】 はぁ、はぁ……
【chara 100511 face 4 (sad)】 ま、魔物が弱ってて助かったッス~……

voice: vo_adv_5104004_120
トラ族の族長:
【chara 8611 face 6 (surprised)】 騒ぎを聞きつけて、戻ってきてみれば……
小娘、お前がこの魔物を倒したのか?

voice: vo_adv_5104004_121
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 村の外に出てたみんなも戻ってきたみたいッスね。
【chara 100512 face 4 (sad)】 はぁ……なんとかなってよかったッス。

voice: vo_adv_5104004_122
マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 魔物を倒してから、みんなの目つきが優しくなった気がするッス。
自分も、これでちょっとは認められたッスかね……【chara 100512 face 2 (joy)】 えへへ♪
やっぱり、獣人族とヒューマンは仲良くできるッス。

voice: vo_adv_5104004_123
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 でも……あれ? それじゃ、なんで自分は隠してるッスか? 

voice: vo_adv_5104004_124
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 みんなは自分がヒューマンじゃないって知らないッス。
【chara 100512 face 4 (sad)】 獣人族の、それもトラ族ってことを。

voice: vo_adv_5104004_125
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ヒューマンだって嘘をついて、トラ族のみんなに認められて、
【chara 100512 face 6 (surprised)】 それで、本当に獣人族とヒューマンは仲良くなれるんスか? 

voice: vo_adv_5104004_126
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 もし、仲良くなれるんなら……
【chara 100512 face 4 (sad)】 なんで自分は、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】のみんなに
獣人族だってことを隠してるんスか……? 

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_5104004_127
トラ族の族長:
【chara 8611 face 3 (anger)】 小娘、気を抜くな! 後ろだ!!

voice: vo_adv_5104004_128
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 えっ? ……【chara 100512 face 4 (sad)】 うあああぁぁぁっ!?

Choice: (5) マツリちゃん!!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5104004_129
マツリ:
【chara 1 face 1 (normal)】 へ、平気ッス! かすっただけ──

voice: vo_adv_5104004_130
マツリ:
【chara 100514 face 6 (surprised)】 …………え?