ヒューマンと獣人族の間で
祭儀の場から逃げ出したマツリは、自身がトラ族の獣人であることを改めて受け入れる。そしてトラ族の族長に挑まれた決闘で果敢に立ち向かう姿を見せたマツリは、トラ族の皆に仲間として認められるのだった。


-------------- situation:
ヒューマンと獣人族の間で
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 トラ族の集落を守るため、魔物相手に奮闘するマツリ。
だが、マツリをかすめた一撃は、彼女の帽子を落としてしまう。
そして露になったのは、紛れもない獣人族の耳だった。

voice: vo_adv_5104005_000
マツリ:
【chara 100514 face 6 (surprised)】 う……うわああぁぁぁっ!!

voice: vo_adv_5104005_001
トラ族1:
【chara 1 face 1 (normal)】 なんだ、あの娘……?
急に耳を押さえて、うずくまったぞ?

voice: vo_adv_5104005_002
トラ族2:
【chara 1 face 1 (normal)】 大丈夫か? どこか怪我をしたか!?

voice: vo_adv_5104005_003
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 う、うぅ…………!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_5104005_004
トラ族の族長:
【chara 8611 face 3 (anger)】 ちっ、戦いの最中に何をしている!
まだ敵にとどめを刺しておらんだろうが!!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

voice: vo_adv_5104005_005
トラ族の族長:
【chara 8611 face 3 (anger)】 小娘、一体何のつもりだ?
敵の大物を打ち取る寸前で恐怖に臆したか!?

voice: vo_adv_5104005_006
トラ族の族長:
【chara 8611 face 3 (anger)】 お前は魔物を倒せなかっただけではない。
この場に居る皆の命を危機に晒したのだぞ!!

voice: vo_adv_5104005_007
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ワタシが少し目を離した隙に……なんだ、これは?
【chara 107111 face 3 (anger)】 どういう状況になっている?

voice: vo_adv_5104005_008
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 クリスティーナ、おばさん……

voice: vo_adv_5104005_009
補佐:
【chara 8711 face 1 (normal)】 ……くく、ははははははっ!!
そうか……そういうことか、小娘。

voice: vo_adv_5104005_010
補佐:
【chara 8711 face 1 (normal)】 お前、その狂犬に伝えてないんだろう?
いや、ソイツだけじゃない。ずっと周りに隠していたのか?

voice: vo_adv_5104005_011
マツリ:
【chara 100514 face 6 (surprised)】 ち、違うッス……
【chara 100514 face 4 (sad)】 自分……自分は……

voice: vo_adv_5104005_012
補佐:
【chara 8711 face 3 (anger)】 違わないさ。……【chara 8711 face 1 (normal)】 怖いんだろう?
自分が獣人族だとバレてしまうことがな。

voice: vo_adv_5104005_013
トラ族の族長:
【chara 8611 face 6 (surprised)】 お前、何を言っている?
この小娘が獣人族ということなど、一目見れば分かるだろう。
【chara 8611 face 1 (normal)】 同族であればなおさら……

voice: vo_adv_5104005_014
補佐:
【chara 8711 face 1 (normal)】 いいえ、族長。この小娘はそれを隠したつもりでいた。
それも問題ですが、それ以上の大きな問題があるのです。

voice: vo_adv_5104005_015
トラ族の族長:
【chara 8611 face 6 (surprised)】 問題だと……?

voice: vo_adv_5104005_016
補佐:
【chara 8711 face 1 (normal)】 なあ、小娘。獣人族とヒューマンの和平……
それができると言うなら、なぜお前は自分の正体を隠してるんだ?

voice: vo_adv_5104005_017
補佐:
【chara 8711 face 1 (normal)】 私には分かる。お前……
本当はヒューマンのことなど信じてはいないんだろう?

voice: vo_adv_5104005_018
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 ……どういうことか、説明しろ。

voice: vo_adv_5104005_019
補佐:
【chara 8711 face 1 (normal)】 この小娘がヒューマンを信頼しているなら、
獣人族であることを隠す必要がないのです。
【chara 8711 face 6 (surprised)】 でも、自分の正体を隠している……【chara 8711 face 1 (normal)】 それはなぜか?

voice: vo_adv_5104005_020
補佐:
【chara 8711 face 3 (anger)】 それは、この小娘が……心の底では、
ヒューマンを信用していないからに他なりません!

voice: vo_adv_5104005_021
補佐:
【chara 8711 face 3 (anger)】 和平和平と言いながら、当の本人が一番信じていないではないか!
身内がそのザマとは何たること!

voice: vo_adv_5104005_022
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 小娘。ワシは、お前を『トラ族』として参加させておった。
それが【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の者だろうと、
トラ族の者であることに変わりはないからな。

voice: vo_adv_5104005_023
トラ族の族長:
【chara 8611 face 3 (anger)】 だが、お前が『ヒューマン』だとしたら
そのつもりで参加していたなら話は変わる。

voice: vo_adv_5104005_024
トラ族の族長:
【chara 8611 face 3 (anger)】 お前は神聖な祭儀に身分を偽って参加し……
我らトラ族を裏切り、ヒューマンとして我らの儀式を汚した。

voice: vo_adv_5104005_025
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 自分は……自分は、そんなつもりじゃ……

voice: vo_adv_5104005_026
トラ族の族長:
【chara 8611 face 3 (anger)】 答えろ小娘。お前はどっちだ?
トラ族か? それともヒューマンなのか?

voice: vo_adv_5104005_027
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 あ…………

voice: vo_adv_5104005_028
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ………………

voice: vo_adv_5104005_029
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 おばさん……

voice: vo_adv_5104005_030
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 …………っ!!

voice: vo_adv_5104005_031
マツリの母:
【chara 8511 face 4 (sad)】 マツリ……!

voice: vo_adv_5104005_032
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 坊や、オマエはマツリちゃんを追いかけろ。
この場はワタシがなんとかしてやる。

Choice: (1) マツリちゃん!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5104005_033
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 ……なんで、追いかけてきたんスか。

voice: vo_adv_5104005_034
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 族長が祭儀に参加させてくれたのも、
自分がトラ族の人間だったからなんスね。

voice: vo_adv_5104005_035
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 みんな、自分が獣人族だって知ってたんスね……
それなのに、バレてないつもりだった自分が……ばかみたいッス。

voice: vo_adv_5104005_036
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 獣人族だってことを隠して、逃げ出して……
{player}さんも、こんな自分に幻滅したッスよね……

voice: vo_adv_5104005_037
マツリ:
【chara 100514 face 6 (surprised)】 でも、それじゃ……もしかして、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】のみんなも知ってるんスか?
【chara 100514 face 4 (sad)】 自分が、獣人族だって……

voice: vo_adv_5104005_038
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 【王宮騎士団(NIGHTMARE)】のみんなは……
自分に優しくしてくれたッス。
温かくて、とっても居心地がよかったッス。

voice: vo_adv_5104005_039
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 クリスティーナおばさんはスパルタだし、
トモね~ちゃんはしょっちゅうからかってくるし。
訓練は大変で、任務はもっともっと大変ッスけど……

voice: vo_adv_5104005_040
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 自分にとってはかけがえのない場所ッス。
ぐすっ……でも、こんなことになったらもう……

Choice: (2) マツリちゃんはそれでいいの?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5104005_041
マツリ:
【chara 100514 face 6 (surprised)】 そんなこと……! 【chara 100514 face 4 (sad)】 そんなこと、あるわけないッス!

voice: vo_adv_5104005_042
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 でも、獣人族だってバレて、みんなに嫌われたら……
そう考えると……怖くて、足が震えるんスよ。

voice: vo_adv_5104005_043
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 ……きっと、ジュンさんだったら、
こういう時も迷わないんスよね。

voice: vo_adv_5104005_044
マツリ:
【chara 100514 face 1 (normal)】 ジュンさんはかっこいいッス。
正義のために戦うヒーローみたいで……
あんなふうになれたらって、自分の憧れだったッス。

voice: vo_adv_5104005_045
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 でも、自分は……

voice: vo_adv_5104005_046
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 自分は、ここで逃げたら……
もう居場所がどこにもなくなっちゃうッス。
獣人族にも、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】にも……

Choice: (3) マツリちゃんを待ってる人がいる。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5104005_047
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 自分を待ってる人……

Choice: (4) みんな、信じてる。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5104005_048
マツリ:
【chara 100514 face 6 (surprised)】 みんな…………?

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5104005_049
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 ジュンさん……
トモね~ちゃん……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5104005_050
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 お母さん……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5104005_051
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 【王宮騎士団(NIGHTMARE)】のみんな……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5104005_052
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 ……………クリスティーナ、おばさん。

--- Switch scene ---

Choice: (5) もちろん僕も。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5104005_053
マツリ:
【chara 100514 face 1 (normal)】 はは、あはは……

voice: vo_adv_5104005_054
マツリ:
【chara 100514 face 1 (normal)】 なんで、こんな時にみんなの顔が浮かぶんスかね……
【chara 100514 face 4 (sad)】 さっきまで、怖くてたまらなかったのに……

voice: vo_adv_5104005_055
マツリ:
【chara 100514 face 1 (normal)】 今は……もう、怖くないッス。
【chara 100514 face 4 (sad)】 ……嘘ッス、ちょっとは怖いッスけど。

voice: vo_adv_5104005_056
マツリ:
【chara 100514 face 1 (normal)】 でも、自分を……こんな自分を信じてくれる人って考えたら、
みんなの顔がいっぱい浮かんできて……

voice: vo_adv_5104005_057
マツリ:
【chara 100514 face 1 (normal)】 みんなが自分を信じてくれてるって思えた、っていうか……
ううん……もっと、はっきりと感じたッス。

voice: vo_adv_5104005_058
マツリ:
【chara 100514 face 1 (normal)】 ジュンさんもトモね~ちゃんも、自分に託してくれたッス。
お母さんもみんなも、笑顔で送り出してくれたッス。

voice: vo_adv_5104005_059
マツリ:
【chara 100514 face 1 (normal)】 今も……クリスティーナおばさんが、自分を待ってくれてるッス!

voice: vo_adv_5104005_060
マツリ:
【chara 100514 face 6 (surprised)】 それに、ここで立ち向かわずに逃げたら……
【chara 100514 face 3 (anger)】 自分はずっとこの先、胸を張れなくなるッス。

voice: vo_adv_5104005_061
マツリ:
【chara 100514 face 3 (anger)】 まだクリスティーナおばさんみたいな力も、知恵もないッスけど。
でも、勇気だけは絞り出せるッス!

voice: vo_adv_5104005_062
マツリ:
【chara 100514 face 3 (anger)】 今の自分にはそれしかないから!
それだけは、誰にも負けるわけにはいかないッス!

voice: vo_adv_5104005_063
マツリ:
【chara 100514 face 1 (normal)】 {player}さん。ありがとうッス。
自分は、一番大事なものを見失うところだったッス。

voice: vo_adv_5104005_064
マツリ:
【chara 100513 face 1 (normal)】 大丈夫ッス。
【chara 100513 face 3 (anger)】 自分も……覚悟を決めたッス。

Choice: (6) そうだ、忘れ物。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5104005_065
マツリ:
【chara 100513 face 6 (surprised)】 これは、自分の帽子……拾っててくれたんスね。

voice: vo_adv_5104005_066
マツリ:
【chara 100513 face 4 (sad)】 …………

voice: vo_adv_5104005_067
マツリ:
【chara 100513 face 4 (sad)】 あの、{player}さん。
それ、ちょっとだけ預かっててくれないッスか?

voice: vo_adv_5104005_068
マツリ:
【chara 100513 face 1 (normal)】 その帽子は、ずっと自分を守っててくれたッス。
自分が獣人族だってことを隠し続けてくれたッスよ。

voice: vo_adv_5104005_069
マツリ:
【chara 100513 face 3 (anger)】 だけど今は……今だけは頼っちゃダメなんス。

voice: vo_adv_5104005_070
マツリ:
【chara 100513 face 3 (anger)】 自分が、この姿でいることが……
今の自分にできる、みんなへの誠意ッスから。

voice: vo_adv_5104005_071
マツリ:
【chara 100513 face 1 (normal)】 それに、ずっと一緒にいてくれた相棒の帽子ッス。
【chara 100513 face 2 (joy)】 {player}さんになら、安心して預けられるッス。

Choice: (7) 分かった。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5104005_072
マツリ:
【chara 100513 face 2 (joy)】 えへへ。耳がすーすーして少し落ち着かないッスね。
【chara 100513 face 1 (normal)】 でも、なんだか晴れやかな気持ちがするッス。

Choice: (8) 待ってる人の所に行こう。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5104005_073
マツリ:
【chara 100513 face 6 (surprised)】 はっ……! そうッスね!
【chara 100513 face 2 (joy)】 遅れてでも、必ず参上するのがヒーローッス!

voice: vo_adv_5104005_074
マツリ:
【chara 100513 face 4 (sad)】 正直、行くのは怖いッスけど……
【chara 100513 face 3 (anger)】 でも、自分でそう決めたッスから!

voice: vo_adv_5104005_075
マツリ:
【chara 100514 face 6 (surprised)】 クリスティーナおばさん!!

voice: vo_adv_5104005_076
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ほう、帰ってきたか。

voice: vo_adv_5104005_077
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 クリスティーナおばさん……
……ごめんなさいッス!

voice: vo_adv_5104005_078
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 自分は……クリスティーナおばさんに、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】のみんなに嘘をついてたッス。
獣人族じゃなくって、ヒューマンだって……

voice: vo_adv_5104005_079
マツリ:
【chara 100514 face 4 (sad)】 トラ族のみんなにも謝りたいッス。
みんな知っての通り、自分はトラ族の生まれッスけど……
事情があって……獣人族だってことを隠してたッス。

voice: vo_adv_5104005_080
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_5104005_081
マツリ:
【chara 100514 face 3 (anger)】 決して祭儀を汚すとか、そんなつもりじゃなかったッス!
謝っても許されないかもしれないッスけど……

voice: vo_adv_5104005_082
マツリ:
【chara 100514 face 3 (anger)】 それでも、もう一度謝らせてほしいッス。
みんな、本当にごめんなさいッス!!

voice: vo_adv_5104005_083
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 マツリちゃんが獣人族なのは知っていたさ。
【chara 107111 face 6 (surprised)】 というより、アレで隠せているつもりだったのが信じられんな。

voice: vo_adv_5104005_084
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 しかし、だ。仮に皆が黙認していたとして……
虚言を吐いたことへのお咎めがチャラになるわけではない。

voice: vo_adv_5104005_085
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 オマエの吐いた嘘が、その誤った情報が、
共に戦う仲間を殺すこともある。
元とはいえ、上官を謀った罰を受けるつもりはあるんだろうな?

voice: vo_adv_5104005_086
マツリ:
【chara 100514 face 3 (anger)】 覚悟はしてるッス。
今の今まで逃げてきた自分の弱さも
全部ひっくるめて……【chara 100514 face 1 (normal)】 自分ッスから。

voice: vo_adv_5104005_087
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 いいだろう。この和平活動においては
全権がワタシに委任されている。

voice: vo_adv_5104005_088
クリスティーナ:
【chara 100514 face 6 (surprised)】 【chara 107111 face 1 (normal)】 ならば、背反の恐れありとして、
ワタシの裁量で自由に処罰することもできるわけだな?

voice: vo_adv_5104005_089
マツリ:
【chara 100514 face 3 (anger)】 …………っ!!

voice: vo_adv_5104005_090
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 ほう、少しはマシな顔をするようになったじゃないか。
ワタシは有望な部下は切らん。

voice: vo_adv_5104005_091
マツリ:
【chara 100514 face 6 (surprised)】 クリスティーナおばさん。
心遣いはありがたいッスけど、【chara 100514 face 3 (anger)】 これは自分の問題ッス。

voice: vo_adv_5104005_092
マツリ:
【chara 100514 face 3 (anger)】 自分がトラ族の誇りを汚してしまったなら、自分が責任を取るッス。
煮るなり焼くなり好きにするがいいッス!

voice: vo_adv_5104005_093
トラ族の族長:
【chara 8611 face 2 (joy)】 その意気やよし!
いいぞ、気に入った!!

voice: vo_adv_5104005_094
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 小娘、ワシはお前に決闘を申し込む。
ワシに勝てれば、この祭儀で起きた罪を不問にしよう。

voice: vo_adv_5104005_095
補佐:
【chara 8711 face 4 (sad)】 族長! そんな勝手な裁定を下しては、
他の者に示しが……

voice: vo_adv_5104005_096
トラ族の族長:
【chara 8611 face 3 (anger)】 口を挟むな! 族長であるワシの決定は絶対だ。

voice: vo_adv_5104005_097
トラ族の族長:
【chara 8711 face 6 (surprised)】 【chara 8611 face 1 (normal)】 もう一度、名乗れ。
小娘、お前の名は何と言う?

voice: vo_adv_5104005_098
マツリ:
【chara 100513 face 3 (anger)】 自分は、マツリ。
獣人族、そしてトラ族のマツリッス!

voice: vo_adv_5104005_099
トラ族の族長:
【chara 8611 face 2 (joy)】 マツリか。その名前、覚えておこう。
【chara 8611 face 1 (normal)】 ……いざ、尋常に勝負!!

voice: vo_adv_5104005_100
マツリ:
【chara 100513 face 6 (surprised)】 き、消えたッス!?

voice: vo_adv_5104005_101
トラ族の族長:
【chara 8611 face 3 (anger)】 ちぇああああああッ!!

voice: vo_adv_5104005_102
マツリ:
【chara 100513 face 4 (sad)】 ぐぅぅ……っ!

voice: vo_adv_5104005_103
マツリ:
【chara 100513 face 4 (sad)】 な、なんて重い一撃なんッスか……!
鉄の塊を叩きつけられたような衝撃ッス! 

voice: vo_adv_5104005_104
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 まだ一撃しか入れておらんぞ。
その小さな体で、どこまで耐えられるか見せてもらおうか!
【chara 8611 face 3 (anger)】 いくぞっ!!

voice: vo_adv_5104005_105
マツリ:
【chara 100513 face 6 (surprised)】 うあああああっ!!

voice: vo_adv_5104005_106
トラ族1:
【chara 1 face 1 (normal)】 おい、いつまで続くんだ? この決闘……
もう何時間もああやってるぜ。

voice: vo_adv_5104005_107
トラ族2:
【chara 1 face 1 (normal)】 決着はどちらかが負けを宣言するか、戦闘不能になるまでだ。
だがあの嬢ちゃん、まだ立ち上がるのかよ……
あれだけタコ殴りにされてんだぜ、どんな根性してんだ。

voice: vo_adv_5104005_108
マツリ:
【chara 100513 face 3 (anger)】 く、うぐっ……ま、まだまだッス。
自分はまだ……ま、負けてないッス……よ……!

voice: vo_adv_5104005_109
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 まだ折れんか……【chara 8611 face 3 (anger)】 いいだろう、もう一撃だ。
はあああああッ!!

voice: vo_adv_5104005_110
マツリ:
【chara 100513 face 4 (sad)】 うあああああっ!!

voice: vo_adv_5104005_111
トラ族1:
【chara 1 face 1 (normal)】 オレ、あの嬢ちゃんのこと気に入らなかったけどよ……
あんなにズタボロになっても戦う姿見てたらよぉ……!

voice: vo_adv_5104005_112
トラ族2:
【chara 1 face 1 (normal)】 そりゃあ、応援したくなっちまうよなぁ!?
おい、嬢ちゃん! ここまできたんだ、簡単に負けんじゃねぇぞ!

voice: vo_adv_5104005_113
マツリ:
【chara 100513 face 4 (sad)】 もう、どこが痛いか分かんないくらい体中が痛いッス……
族長ってこんなに強かったんスか……

voice: vo_adv_5104005_114
マツリ:
【chara 100513 face 6 (surprised)】 あれ……? いま、自分って立ってるんスか?
足元がふわふわして、世界が揺れてるッス……

voice: vo_adv_5104005_115
マツリ:
【chara 100513 face 6 (surprised)】 お母さん……【chara 100513 face 1 (normal)】 そんなに心配そうにしなくて大丈夫ッス。
あははっ、クリスティーナおばさんのあんな顔、初めて見たッス。
お小言は、あとで聞くッスから……まだ、やれるッスよ……

voice: vo_adv_5104005_116
マツリ:
【chara 100513 face 6 (surprised)】 {player}さんも……
何か言ってるッスね……【chara 100513 face 4 (sad)】 よく、聞こえないッスけど……

Choice: (9) ……れ……ちゃん!
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5104005_117
マツリ:
【chara 100513 face 6 (surprised)】 そうか、いつもは強化してくれてるから……
【chara 100513 face 1 (normal)】 えへへ、一人で戦うのってこんなにキツかったんスね……

voice: vo_adv_5104005_118
マツリ:
【chara 100513 face 4 (sad)】 でも、今回は自分の力でやらないとダメって思ったんス……
めちゃくちゃ強い相手ッスけど……それでも……! 

Choice: (10) …んばれ……リちゃん!!
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_5104005_119
マツリ:
【chara 100513 face 4 (sad)】 戦ってる自分より必死じゃないッスか……
そんなに言いたいことがあるんスか……? 【chara 100513 face 6 (surprised)】 何を、言って……? 

Choice: (11) がんばれ、マツリちゃん!!!!
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_5104005_120
マツリ:
【chara 100513 face 1 (normal)】 ……ああ、そうッスよね。分かってたッス……
いつだって、{player}さんは
自分を、こんな自分のことを応援してくれたッス……

voice: vo_adv_5104005_121
マツリ:
【chara 100513 face 1 (normal)】 もう、このまま倒れたいッスけど……
【chara 100513 face 2 (joy)】 あんなに応援されちゃ、そうも言ってられないッスね……! 

--- Switch scene ---

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voice: vo_adv_5104005_122
マツリ:
【chara 100513 face 3 (anger)】 ……っ、はぁ……はぁ……!!

voice: vo_adv_5104005_123
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 ……ここまで耐えたのは、お前が初めてだ。
だが、もう限界だろう。よくやった。

voice: vo_adv_5104005_124
マツリ:
【chara 100513 face 3 (anger)】 ま……まだ立ってるッス。まだ剣は握れるッス!
自分は、まだ……諦めないッスよ!!

voice: vo_adv_5104005_125
トラ族の族長:
【chara 8611 face 3 (anger)】 いいだろう、諭しても通じんなら……
この拳で終幕にするぞ!!

voice: vo_adv_5104005_126
マツリ:
【chara 100513 face 3 (anger)】 倒れるなら前のめり、ここは絶対退けないッス!
全部の力をありったけ、この一撃に込めるッスよ……! 

voice: vo_adv_5104005_127
トラ族の族長:
【chara 8611 face 6 (surprised)】 この娘……気配が変わった?
子猫と侮っていたが……ここで化けるか!! 

--- Switch scene ---

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トラ族の族長:
【chara 8611 face 3 (anger)】 かあああああッ!!

--- Switch scene ---

still display end
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voice: vo_adv_5104005_129
マツリ:
【chara 100513 face 3 (anger)】 ──はあああああッ!!

--- Switch scene ---

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voice: vo_adv_5104005_130
トラ族の族長:
【chara 8611 face 4 (sad)】 ぐっ……

voice: vo_adv_5104005_131
補佐:
【chara 8711 face 6 (surprised)】 族長っ!!

voice: vo_adv_5104005_132
マツリ:
【chara 100513 face 3 (anger)】 はぁ……はぁ……!

voice: vo_adv_5104005_133
マツリ:
【chara 100513 face 3 (anger)】 まだ、ッス……!
【chara 100513 face 4 (sad)】 勝負は……まだ、終わって……!

voice: vo_adv_5104005_134
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 ……ああ、見事な戦いぶりだったぞ。
【chara 107111 face 1 (normal)】 この頑張りは団長にきちんと伝えてやる。

voice: vo_adv_5104005_135
トラ族の族長:
【chara 8611 face 6 (surprised)】 倒れる際にも、戦う意思は切らさんか。
【chara 8611 face 1 (normal)】 確かに見るべきものはあるようだな。

voice: vo_adv_5104005_136
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 ワシに勝ててはおらんが、勝負は預けることにしよう。
【chara 8611 face 2 (joy)】 お前の頑張りに免じて及第点をくれてやる。

voice: vo_adv_5104005_137
トラ族の族長:
【chara 8611 face 1 (normal)】 トラ族の族長の名において、
此度の祭儀の件は不問とする。

voice: vo_adv_5104005_138
トラ族の族長:
【chara 8611 face 2 (joy)】 ただし、ワシに勝てるまではまだ半人前だ。
それを努々忘れるな。

voice: vo_adv_5104005_139
トラ族1:
【chara 1 face 1 (normal)】 ちびっこい嬢ちゃんだと思ってたが、すげぇじゃねえか!

voice: vo_adv_5104005_140
トラ族2:
【chara 1 face 1 (normal)】 さっきの戦い、手に汗握るくらい熱かったぜ!
族長にあそこまで食らいつくなんてなぁ!

voice: vo_adv_5104005_141
マツリ:
【chara 100513 face 4 (sad)】 …………

Choice: (12) あれ、マツリちゃん?
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_5104005_142
マツリ:
【chara 100513 face 1 (normal)】 ………………ぐぅ。
もう食べられないッスよぉ~……むにゃ。

voice: vo_adv_5104005_143
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 おい、いつまで寝ているつもりだ。起きろ。
【chara 107111 face 3 (anger)】 賞賛を本人が聞き逃してどうする。

voice: vo_adv_5104005_144
マツリ:
【chara 100513 face 6 (surprised)】 ふぎゃっ!?

voice: vo_adv_5104005_145
マツリ:
【chara 100513 face 4 (sad)】 いったぁ~……!
ちょっと、何するんスか!?

voice: vo_adv_5104005_146
トラ族の族長:
【chara 8611 face 6 (surprised)】 戦い終わって早々、寝落ちとは……
【chara 8611 face 2 (joy)】 この娘、案外大物になるかもしれんな。

voice: vo_adv_5104005_147
マツリ:
【chara 100513 face 4 (sad)】 な、なんスか?
【chara 100513 face 6 (surprised)】 あれ、なんかみんな距離感近くないッスか?
それに、お祝いムードみたいな……ふわっ!?

voice: vo_adv_5104005_148
マツリの母:
【chara 8511 face 2 (joy)】 この子は、まだ寝ぼけてるみたいね。
【chara 8511 face 1 (normal)】 いい、マツリ? あなたは──

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 母から、事の顛末を聞いたマツリは、
族長との決闘を経て、ついに和平大使として認められたのだった。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 そんな和やかな雰囲気の裏で、
一人、歯を軋ませる者がいた。

voice: vo_adv_5104005_149
補佐:
【chara 8711 face 3 (anger)】 ぐぎぎ……ここであの小娘が倒れてくれれば
なし崩しに和平大使など追い払えたものを……!

voice: vo_adv_5104005_150
補佐:
【chara 8711 face 6 (surprised)】 このままでは、私の計画が破綻してしまう。
【chara 8711 face 3 (anger)】 そうなる前になんとかしなければ。

voice: vo_adv_5104005_151
補佐:
【chara 8711 face 3 (anger)】 ……こうなれば、あの計画を発動するしかないか。
また一から進めなければならなくなるが、仕方あるまい。