不出来な姉とデキる妹
ラフィの双子の妹エミィが登場するも、二人はなにやら険悪ムード。どちらがより多くの人を幸せにできるかで双子対決が勃発する。他人事と思えないヨリとアカリは、二人を見守りつつサポートを続けることに。
-------------- situation:
不出来な姉とデキる妹
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
牢屋の片隅で、互いの手とやる気を重ね合わせ、
士気を高める儀式が行われていたが──
voice: vo_adv_5106002_000
アカリ:
【chara 100611 face 1 (normal)】
みんなのクリスマスがハッピーになるように、
【chara 100611 face 2 (joy)】
一緒にがんばっちゃお♪
voice: vo_adv_5106002_001
3人:
【chara 1 face 1 (normal)】
おー!
movie: 510600201
voice: vo_adv_5106002_002
エミィ:
【chara 8911 face 1 (normal)】
私は姉と同じ見習いのエンジェルですが、
【chara 8911 face 2 (joy)】
優秀なので物理に関係なく
どこへでも降臨することが可能なのです。
voice: vo_adv_5106002_003
エミィ:
【chara 8911 face 1 (normal)】
……というわけで、
双子の姉がお世話になりました。
voice: vo_adv_5106002_004
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ああ、いや……ご丁寧に。
voice: vo_adv_5106002_005
ヨリ:
【chara 102212 face 6 (surprised)】
45度のお辞儀……
【chara 102212 face 1 (normal)】
いかにもできそうって感じだけど、本当にラフィの妹なの?
voice: vo_adv_5106002_006
アカリ:
【chara 100611 face 6 (surprised)】
なんとなーく似てる気もするけど、雰囲気は全然違うもんね。
voice: vo_adv_5106002_007
ラフィ:
【chara 5511 face 2 (joy)】
えっへん!
よく『月とすっぽん』って言われます!
voice: vo_adv_5106002_008
ヨリ:
【chara 102212 face 4 (sad)】
いやそれ……悪口だから。
voice: vo_adv_5106002_009
ラフィ:
【chara 5511 face 1 (normal)】
小さいころはよく一緒にいたんですけど、
エミィは見習いの中で一番上の位なので、
【chara 5511 face 4 (sad)】
最近じゃほとんど会えなくて……
voice: vo_adv_5106002_010
ラフィ:
【chara 5511 face 1 (normal)】
そういえば今回の昇格試験に合格したら
エミィは見習いバッチが取れるんですよね!
voice: vo_adv_5106002_011
エミィ:
【chara 8911 face 4 (sad)】
もうずっとそこで行き詰ってますけどね。
voice: vo_adv_5106002_012
ラフィ:
【chara 5511 face 2 (joy)】
エミィなら大丈夫です!
【chara 5511 face 1 (normal)】
次こそ『一人前のエンジェル』に昇格できますよ!
voice: vo_adv_5106002_013
エミィ:
【chara 8911 face 6 (surprised)】
私のことより自分の心配をしてください。
【chara 8911 face 4 (sad)】
なんならラフィが昇格できるように、私がサポートしてあげますから。
voice: vo_adv_5106002_014
ラフィ:
【chara 5511 face 6 (surprised)】
エミィが!?
【chara 5511 face 4 (sad)】
でも……
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エミィ:
【chara 8911 face 1 (normal)】
私は問題ありません。
voice: vo_adv_5106002_016
ラフィ:
【chara 5511 face 6 (surprised)】
ダメですってば!
エミィはエミィの試験に集中してください!
voice: vo_adv_5106002_017
ラフィ:
【chara 5511 face 1 (normal)】
今回は自信あるんですよ!
相棒の弓矢と……この子とたくさん修行しましたし!
voice: vo_adv_5106002_018
ラフィ:
【chara 5511 face 2 (joy)】
それに、ヨリちゃんたちもサポートしてくれますから大丈夫です!
【chara 5511 face 1 (normal)】
あ、ヨリちゃんたちは前にもですね……
voice: vo_adv_5106002_019
エミィ:
【chara 8911 face 1 (normal)】
知ってます。ラフィの暴走を止めてくれた恩人でしょ。
天界から見てましたから。
voice: vo_adv_5106002_020
ラフィ:
【chara 5511 face 4 (sad)】
えっ!? 見てたんですか!?
……は、恥ずかしい。
voice: vo_adv_5106002_021
エミィ:
【chara 8911 face 6 (surprised)】
恥ずかしがってる場合ですか。【chara 8911 face 3 (anger)】
一度あったことは二度だって起こります。
ラフィは私の姉だとしても、位は私の方が上なんですから
素直に従ってください。
voice: vo_adv_5106002_022
ラフィ:
【chara 5511 face 3 (anger)】
イヤです!
自分でちゃんと証明したいんです!
私も、ハッピーエンジェルなんだって!
voice: vo_adv_5106002_023
二人:
【chara 1 face 1 (normal)】
むむむ~
…………
voice: vo_adv_5106002_024
アカリ:
【chara 100611 face 6 (surprised)】
おおっと、お互い一歩も引きません!
voice: vo_adv_5106002_025
ヨリ:
【chara 102212 face 6 (surprised)】
なになに?
久しぶりに会ってすぐにケンカ?
voice: vo_adv_5106002_026
エミィ:
【chara 8911 face 1 (normal)】
……いえ、ケンカなんて子どもみたいなことはしません。
【chara 8911 face 3 (anger)】
ですが──
voice: vo_adv_5106002_027
エミィ:
【chara 8911 face 3 (anger)】
ラフィ!
どちらがより多くの人を幸せにできるか、私と勝負してください!
voice: vo_adv_5106002_028
二人:
【chara 1 face 1 (normal)】
えっ?
voice: vo_adv_5106002_029
エミィ:
【chara 8911 face 1 (normal)】
ラフィが私に勝てたなら、
敬意を込めてまた『お姉ちゃん』って呼んであげます。
【chara 8911 face 3 (anger)】
でもラフィが負けたら……
voice: vo_adv_5106002_030
エミィ:
【chara 8911 face 3 (anger)】
お皿いっぱいのピーマンを、
全部食べてもらいます!!
voice: vo_adv_5106002_031
ラフィ:
【chara 5511 face 4 (sad)】
勝負はいいんですけど
【chara 5511 face 6 (surprised)】
どうしてピーマンなんですか!?
voice: vo_adv_5106002_032
エミィ:
【chara 8911 face 1 (normal)】
嫌がらせです。
voice: vo_adv_5106002_033
ラフィ:
【chara 5511 face 4 (sad)】
ひどいっ!!!!
voice: vo_adv_5106002_034
ラフィ:
【chara 5511 face 1 (normal)】
でも、またかわいいエミィに
『お姉ちゃん』って呼ばれたいです……!
voice: vo_adv_5106002_035
ラフィ:
【chara 5511 face 3 (anger)】
うぅうう……分かりましたです!
その勝負、受けて立ちますっ!!!!
voice: vo_adv_5106002_036
二人:
【chara 8911 face 3 (anger)】
【chara 1 face 1 (normal)】
むむむ~!
…………!
voice: vo_adv_5106002_037
ヨリ:
【chara 102212 face 6 (surprised)】
……「ケンカなんて子供みたいなことはしない」って言ってたけど、
【chara 102212 face 2 (joy)】
あれってかわいらしい子供のケンカよね?
voice: vo_adv_5106002_038
アカリ:
【chara 100611 face 1 (normal)】
それなら双子の先輩として
ラフィちゃんとエミィちゃんを仲直りさせちゃう?
voice: vo_adv_5106002_039
ヨリ:
【chara 102212 face 6 (surprised)】
もちろんケンカしないに越したことはないけど……
【chara 102212 face 2 (joy)】
とりあえず今は見守る方向で、二人をサポートしてあげましょ。
voice: vo_adv_5106002_040
ヨリ:
【chara 102212 face 1 (normal)】
あの、ジュンさん。聞きたいことがあるんですけど、
ツリーって、飾り付けに許可は必要ですか……?
voice: vo_adv_5106002_041
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
そうだね……
では、私から自治体や警備兵に伝えておこう。
事情を知らない大人たちは、私のように止めるだろうからね。
voice: vo_adv_5106002_042
アカリ:
【chara 100611 face 6 (surprised)】
団長さんなのに、そこまで気遣ってくれるなんて……
【chara 100611 face 2 (joy)】
さすが庶民に大人気の団長さん!
voice: vo_adv_5106002_043
ジュン:
【chara 100611 face 1 (normal)】
【chara 104711 face 1 (normal)】
いや……
住人たちが幸福であることは私の願いでもある。
困ったことがあれば気軽に頼ってほしい。
Choice: (1) ジュンさん、いつもありがとうございます。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5106002_044
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
それはお互いさまだよ、少年。
今回は彼女たちを呼んできてくれて、本当に助かった。
今度ぜひお礼を……
voice: vo_adv_5106002_045
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……そうだ。
次の休みが取れたら、またご飯でも食べに行くのはどうだろう?
Choice: (2) 楽しみにしてますっ!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5106002_046
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……ん。そんなに喜んでもらえるなら、誘ってよかった。
私も、楽しみにしているよ。
voice: vo_adv_5106002_047
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
私はここで退出するが、
困ったことがあれば外の門番に声をかけてくれ。
では、失礼する。
voice: vo_adv_5106002_048
アカリ:
【chara 100611 face 2 (joy)】
ありがとうございましたー♪
voice: vo_adv_5106002_049
アカリ:
【chara 100611 face 3 (anger)】
……お姉ちゃん。
ちょっとこっち……!
voice: vo_adv_5106002_050
アカリ:
【chara 100611 face 3 (anger)】
鎧着てるけど、アカリには分かる!
【chara 100611 face 6 (surprised)】
ジュンさんってすっごく素敵なお姉さんだよ!?
【chara 100611 face 1 (normal)】
ご飯食べに行く約束もしてたし、仲いいのかな!?
voice: vo_adv_5106002_051
ヨリ:
【chara 102212 face 4 (sad)】
…………
そうなのかもね……
voice: vo_adv_5106002_052
アカリ:
【chara 100611 face 1 (normal)】
やっぱり!?
【chara 100611 face 6 (surprised)】
……って、お姉ちゃん?
voice: vo_adv_5106002_053
ヨリ:
【chara 102212 face 4 (sad)】
………………
voice: vo_adv_5106002_054
ヨリ:
【chara 102212 face 3 (anger)】
ふーん。ジュンさんの前じゃ、あんな子供みたいに笑うんだ……
【chara 102212 face 4 (sad)】
私の時はもっと普通っていうか……
voice: vo_adv_5106002_055
ヨリ:
【chara 102212 face 1 (normal)】
……でも、そうよね。
私とアイツはゲームがないと成り立たない関係で、
友達なのかも分からないし……
voice: vo_adv_5106002_056
ヨリ:
【chara 102212 face 1 (normal)】
それでも、ちょっと期待しちゃったのよ。
【chara 102212 face 6 (surprised)】
もしかしたら、アイツと私だけの特別な『なにか』が
あるんじゃないかって。【chara 102212 face 4 (sad)】
でも……
voice: vo_adv_5106002_057
ヨリ:
【chara 102212 face 4 (sad)】
私にとってアイツはちょっと特別だけど、
アイツにとっての私なんて……大勢の中の一人ぐらいなのかも……
voice: vo_adv_5106002_058
ヨリ:
【chara 102212 face 6 (surprised)】
アイツが近づいてきてくれるから私も……だなんて。
【chara 102212 face 4 (sad)】
なんか、一人で色々勘違いしてたみたいで恥ずかしい……
voice: vo_adv_5106002_059
ヨリ:
【chara 102212 face 6 (surprised)】
やっぱり私、誘うのはやめようかな……
【chara 102212 face 1 (normal)】
アイツ、友達多いし……もう誘う相手が決まってるかもだし。
【chara 102212 face 2 (joy)】
一緒にゲームやるだけなら、クリスマスじゃなくてもいいわけだしね。
voice: vo_adv_5106002_060
アカリ:
【chara 100611 face 6 (surprised)】
えー!?
さっきまであんなにやる気満々だったのに!?
voice: vo_adv_5106002_061
ヨリ:
【chara 102212 face 3 (anger)】
とにかく今は、手伝いに集中しないと。
【chara 102212 face 1 (normal)】
私、ラフィたちとこれからのことを相談してくるから。
voice: vo_adv_5106002_062
ヨリ:
【chara 102212 face 1 (normal)】
それでアカリは悪いんだけど……
【chara 102212 face 2 (joy)】
アイツと一緒に待ってて。
voice: vo_adv_5106002_063
アカリ:
【chara 100611 face 4 (sad)】
お姉ちゃん……
諦めるの早すぎるよ~
voice: vo_adv_5106002_064
アカリ:
【chara 100611 face 4 (sad)】
もーしょうがないなぁ。
【chara 100611 face 3 (anger)】
ここはアカリがお姉ちゃんのために一肌脱いであげなくちゃ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
姉の小さな背中を見送りながら、
アカリは決意を胸に秘めるのだった。