妹たちの憂い
『妹チーム』のエミィは、姉ラフィに頼ってもらえない寂しさをアカリに吐露。しかし当のラフィには分かってもらえず、エミィは爆発。街に矢を放ち強引にハッピーポイントを集めて、一人で天界へ帰ろうとする。
-------------- situation:
妹たちの憂い
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
エミィの前には、幸せいっぱいの笑顔を浮かべた女性が
深々と頭を下げていた。
voice: vo_adv_5106005_000
女性1:
【chara 1 face 1 (normal)】
エンジェルさん! 祝福をありがとう!
おかげで彼と仲直り……どころかプロポーズされちゃった!
最悪なクリスマスが最高のクリスマスになりそうよ!
voice: vo_adv_5106005_001
エミィ:
【chara 8912 face 2 (joy)】
いえ、私は役目を果たしたにすぎません。
他に願いを叶えたい方がいれば、私のことを話してください。
それでは良いクリスマスを。
voice: vo_adv_5106005_002
アカリ:
【chara 124012 face 1 (normal)】
エミィちゃん。
お客さんはさっきの人でいったん終わりだよ!
【chara 124012 face 2 (joy)】
大人気だったね♪
voice: vo_adv_5106005_003
エミィ:
【chara 124012 face 1 (normal)】
【chara 8912 face 4 (sad)】
さすがに疲れたので、ちょっと休憩しましょう。
【chara 8912 face 2 (joy)】
その……アカリさんもおつかれさまでした。助かりました……
voice: vo_adv_5106005_004
アカリ:
【chara 124012 face 2 (joy)】
気にしないで♪
【chara 124012 face 1 (normal)】
お姉ちゃんがお兄ちゃんとお話しできるように、
アカリが勝手についてきちゃっただけだし……
voice: vo_adv_5106005_005
アカリ:
【chara 124012 face 2 (joy)】
それに、エミィちゃんのサポート役として
みんなに宣伝して回るの、けっこう楽しかったよ!
voice: vo_adv_5106005_006
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
ずっと見てたけど、どんな相手でも冷静に対応して……
【chara 124012 face 1 (normal)】
エミィちゃんはハッピーエンジェルのプロフェッショナルだね!
voice: vo_adv_5106005_007
エミィ:
【chara 8912 face 1 (normal)】
私は特に魔力が強いエンジェルなので、
常に冷静でいられるよう訓練してますから。
voice: vo_adv_5106005_008
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
え? どうしてそんな訓練が必要なの?
voice: vo_adv_5106005_009
エミィ:
【chara 8912 face 1 (normal)】
私たちの魔法は感情に影響されやすいんです。
ラフィも浮かれるあまり、魔法を暴走させたのがいい例ですよ。
voice: vo_adv_5106005_010
エミィ:
【chara 8912 face 6 (surprised)】
魔力の弱いラフィだったので被害も少なかったようですが
【chara 8912 face 3 (anger)】
私が力を暴走させれば、その時以上の不幸が訪れます。
voice: vo_adv_5106005_011
エミィ:
【chara 8912 face 2 (joy)】
ですが、うまく使いこなせれば
多くの人を幸せにすることができますし、尊敬だってされます。
voice: vo_adv_5106005_012
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
そっか……ラフィちゃんも色々苦労してるけど、
エミィちゃんも苦労したんだね~
【chara 124012 face 1 (normal)】
分かるよ、分かる!
voice: vo_adv_5106005_013
エミィ:
【chara 8912 face 6 (surprised)】
……
voice: vo_adv_5106005_014
エミィ:
【chara 8912 face 6 (surprised)】
羨ましがられることはあっても
共感してもらえることはないので、なんだか新鮮ですね……
voice: vo_adv_5106005_015
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
え~?
アカリはすっごく大変だったんだろうな~って思ったけど!
voice: vo_adv_5106005_016
アカリ:
【chara 124012 face 1 (normal)】
アカリもね、いろんな人から「かわいい」って言ってもらえるけど……
【chara 124012 face 2 (joy)】
ぜーんぶ、努力したからだもん!
voice: vo_adv_5106005_017
アカリ:
【chara 124012 face 1 (normal)】
でもね、努力するのはイヤじゃないんだ!
だってアカリが世界で一番かわいいって証明できれば、
【chara 124012 face 2 (joy)】
お姉ちゃんも世界で一番かわいいってことになるし♪
voice: vo_adv_5106005_018
エミィ:
【chara 124012 face 1 (normal)】
【chara 8912 face 4 (sad)】
ええと……
【chara 8912 face 6 (surprised)】
お姉さんのために努力しているってことですか?
voice: vo_adv_5106005_019
アカリ:
【chara 124012 face 2 (joy)】
もちろんアカリのためだよ~!
【chara 124012 face 1 (normal)】
いつも俯いちゃうお姉ちゃんが「自分はかわいいんだ!」って
自信を持ってくれたら、アカリも幸せになるもん♪
voice: vo_adv_5106005_020
エミィ:
【chara 8912 face 2 (joy)】
……アカリさんて、シスコンなんですね。
voice: vo_adv_5106005_021
アカリ:
【chara 124012 face 1 (normal)】
え?
それはエミィちゃんの方だと思うけど?
voice: vo_adv_5106005_022
二人:
【chara 124012 face 2 (joy)】
【chara 8912 face 2 (joy)】
【chara 1 face 1 (normal)】
……ふふっ♪
voice: vo_adv_5106005_023
エミィ:
【chara 124012 face 1 (normal)】
【chara 8912 face 2 (joy)】
そうですね。私もたいがいなのかもしれません。
ラフィの幸せが私の幸せですから。
voice: vo_adv_5106005_024
エミィ:
【chara 8912 face 4 (sad)】
実は私、昔は一番の落ちこぼれだったんですよ。
voice: vo_adv_5106005_025
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
えぇ!? それ本当なの?
voice: vo_adv_5106005_026
エミィ:
【chara 8912 face 4 (sad)】
はい。その時の私はビビりの泣き虫で、
すぐ魔法を暴走させてはみなさんに迷惑をかけていました。
voice: vo_adv_5106005_027
エミィ:
【chara 8912 face 4 (sad)】
そうなれば当然仲間は離れていきます。
【chara 8912 face 2 (joy)】
でもラフィだけは、私のそばにいてくれたんです。
voice: vo_adv_5106005_028
エミィ:
【chara 8912 face 4 (sad)】
それでも、とうとうラフィが傷だらけになって、
私はラフィを遠ざけようとしました。
【chara 8912 face 1 (normal)】
そしたらラフィが強引に私と約束させたんです。
voice: vo_adv_5106005_029
エミィ:
【chara 8912 face 2 (joy)】
「一緒に昇格して、一人前のエンジェルになろう」……
「二人でがんばって、みんなを幸せにする仕事をしよう」って……
voice: vo_adv_5106005_030
エミィ:
【chara 8912 face 2 (joy)】
その約束のおかげなのか、
それからの私はなんでも思い通りにできるようになったんです。
voice: vo_adv_5106005_031
エミィ:
【chara 8912 face 1 (normal)】
先生は『夢を叶えたい』という前向きな気持ちが
私の魔法を安定させたんじゃないかって言ってましたけど。
voice: vo_adv_5106005_032
エミィ:
【chara 8912 face 4 (sad)】
気づいたら私とラフィの立場は逆転していて……
【chara 8912 face 1 (normal)】
だから今度は私がラフィを助けようとしました。
voice: vo_adv_5106005_033
エミィ:
【chara 8912 face 4 (sad)】
そしたら……ラフィは私に言ったんです。
「自分は大丈夫」だって。
voice: vo_adv_5106005_034
エミィ:
【chara 8912 face 3 (anger)】
そのくせ他の人には頼るんですから……
なんで私じゃダメなのか、無性に腹が立って……
家族なのに……
voice: vo_adv_5106005_035
エミィ:
【chara 8912 face 4 (sad)】
それから私はずっと、ラフィの前では素直になれません。
繰り返し話していた夢のことも……もう話していないんです。
voice: vo_adv_5106005_036
アカリ:
【chara 124012 face 4 (sad)】
それは「もう知らない!」ってツンツンしちゃうよね!
【chara 124012 face 6 (surprised)】
でも、もしかしたらそれは……
voice: vo_adv_5106005_037
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
『ラフィお姉ちゃん』の
ありがたくない、妹への優しさなのかもしれないよ?
voice: vo_adv_5106005_038
エミィ:
【chara 8912 face 6 (surprised)】
なんですか、それ?
voice: vo_adv_5106005_039
アカリ:
【chara 124012 face 2 (joy)】
よくぞ聞いてくれました!
【chara 124012 face 1 (normal)】
これは私のお姉ちゃんの話なんだけどね……
voice: vo_adv_5106005_040
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
まだ小さかった頃のクリスマスに、
アカリたちは色違いの人形のお洋服をもらったの。
voice: vo_adv_5106005_041
アカリ:
【chara 124012 face 4 (sad)】
アカリはお姉ちゃんがもらった方が欲しかったけど、黙ってたんだ。
【chara 124012 face 1 (normal)】
そしたらお姉ちゃんが「交換してほしい」って
言ってくれて、喜んで交換しちゃったの。
voice: vo_adv_5106005_042
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
そしたらなんと!
お姉ちゃんはアカリのために我慢して譲ってくれたことが分かったの!
voice: vo_adv_5106005_043
アカリ:
【chara 124012 face 4 (sad)】
もう大ゲンカしたよ~
【chara 124012 face 1 (normal)】
でもそのおかげで言いたいことをちゃんと伝えあって
【chara 124012 face 2 (joy)】
最後は仲直りできたんだ!
voice: vo_adv_5106005_044
アカリ:
【chara 124012 face 1 (normal)】
やっぱり素直に伝えあうって大事!
【chara 124012 face 2 (joy)】
よかったらエミィちゃんたちも試してみて♪
voice: vo_adv_5106005_045
アカリ:
【chara 124012 face 2 (joy)】
あ~あ!
話してたらお姉ちゃんに会いたくなってきちゃった!
voice: vo_adv_5106005_046
エミィ:
【chara 8912 face 5 (shy)】
私もです。
voice: vo_adv_5106005_047
アカリ:
【chara 124012 face 2 (joy)】
それじゃ、お姉ちゃんチームの様子を見に行こっか!
voice: vo_adv_5106005_048
アカリ:
【chara 124012 face 1 (normal)】
クリスマスが近づいて、カップルもチラホラ増えてきたな~
【chara 124012 face 2 (joy)】
ふふ、アカリもいつかお兄ちゃんと──
voice: vo_adv_5106005_049
エミィ:
【chara 8912 face 6 (surprised)】
あれ? あそこにいるのは、ヨリさんでは?
隣にいるのは{player}さんですかね。
voice: vo_adv_5106005_050
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
え!? もしかしてアカリの作戦、うまくいったのかな!?
どこどこ!?
voice: vo_adv_5106005_051
エミィ:
【chara 8912 face 1 (normal)】
ほら、あそこのベンチ。見えるのは背中だけですけど……
一緒になにかやってるみたいですよ。
voice: vo_adv_5106005_052
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
えっ!?
voice: vo_adv_5106005_053
アカリ:
【chara 124012 face 4 (sad)】
本当にあの二人!?
お姉ちゃん、あれだけお兄ちゃんを避けてたのに!?
【chara 124012 face 6 (surprised)】
あの距離感はもはやカップルだよ!?
voice: vo_adv_5106005_054
エミィ:
【chara 8912 face 2 (joy)】
まぁ、仲は良さそうですね。
幸せのオーラも視えますし。
voice: vo_adv_5106005_055
アカリ:
【chara 124012 face 3 (anger)】
ちょっとエミィちゃんついてきて……!
voice: vo_adv_5106005_056
エミィ:
【chara 8912 face 6 (surprised)】
わわっ!? 抱っこはやめてください!
【chara 8912 face 4 (sad)】
私はラフィを捜したいのに……!
voice: vo_adv_5106005_057
エミィ:
【chara 8912 face 6 (surprised)】
アカリさん、壁なんかに張り付いて……
すごく怪しい人になっていますよ?
voice: vo_adv_5106005_058
アカリ:
【chara 124012 face 3 (anger)】
しっ……!
voice: vo_adv_5106005_059
ヨリ:
【chara 124112 face 2 (joy)】
ふふ♪ それじゃ……そういうことで。
【chara 124112 face 6 (surprised)】
でも『このこと』は、しばらくアカリには内緒よ?
【chara 124112 face 2 (joy)】
びっくりさせたいから!
Choice: (1) 二人だけの秘密にしておく。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5106005_060
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
アカリには内緒……!?
二人だけの秘密ってなに……!?
voice: vo_adv_5106005_061
アカリ:
【chara 124012 face 4 (sad)】
あんな幸せそうに笑うお姉ちゃん、初めて見たよ!?
【chara 124012 face 6 (surprised)】
アカリの知らない間になにがあったの!?
voice: vo_adv_5106005_062
ラフィ:
【chara 5512 face 6 (surprised)】
そんなところでなにしてるですか?
voice: vo_adv_5106005_063
二人:
【chara 1 face 1 (normal)】
わぁ!?
voice: vo_adv_5106005_064
ヨリ:
【chara 124112 face 6 (surprised)】
え!?
アカリたち、いたなら声ぐらいかけてよ!
voice: vo_adv_5106005_065
アカリ:
【chara 124012 face 4 (sad)】
ええと~……
驚かせようと思って?
voice: vo_adv_5106005_066
ヨリ:
【chara 124112 face 4 (sad)】
なんで疑問形?
voice: vo_adv_5106005_067
アカリ:
【chara 124012 face 4 (sad)】
あのね……聞きたいことがあるんだけど……
さっきお姉ちゃんたちが話してたことって……
voice: vo_adv_5106005_068
ヨリ:
【chara 124112 face 6 (surprised)】
もしかして……
私たちの話、聞いちゃった……?
voice: vo_adv_5106005_069
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
う、ううん! 特に!
楽しそうだったから、なに話してたのかなって!
【chara 124012 face 1 (normal)】
ところで、お姉ちゃんチームは順調?
voice: vo_adv_5106005_070
ラフィ:
【chara 5512 face 2 (joy)】
はい♪ ハッピーポイントもたくさん集められました!
【chara 5512 face 1 (normal)】
このまま順調に進めば、今年こそ昇格できそうです!
voice: vo_adv_5106005_071
エミィ:
【chara 8912 face 2 (joy)】
……そうですか。
voice: vo_adv_5106005_072
ラフィ:
【chara 5512 face 4 (sad)】
でもエミィと比べると全然です。
このままじゃピーマンの刑に……!
voice: vo_adv_5106005_073
エミィ:
【chara 8912 face 2 (joy)】
ふ……
言っておきますが、手は抜きませんからね。
voice: vo_adv_5106005_074
ラフィ:
【chara 5512 face 3 (anger)】
望むところですよ!
voice: vo_adv_5106005_075
ヨリ:
【chara 124112 face 2 (joy)】
ねぇ、アカリ。
あの二人、たぶん放っておいても仲直りできるんじゃないかしら?
voice: vo_adv_5106005_076
アカリ:
【chara 124012 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5106005_077
ヨリ:
【chara 124112 face 6 (surprised)】
……アカリ?
voice: vo_adv_5106005_078
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
あ、うんっ!
そうだね。ちゃんと素直に話し合って、仲直りしてほしいよね!
voice: vo_adv_5106005_079
ヨリ:
【chara 124112 face 1 (normal)】
……アカリ。やっぱりなんか変よ?
voice: vo_adv_5106005_080
アカリ:
【chara 124012 face 4 (sad)】
そ、そうかな!
ええと~【chara 124012 face 6 (surprised)】
どこかに幸せになりたい人はいないかな~?
voice: vo_adv_5106005_081
男性1:
【chara 1 face 1 (normal)】
おい聞いたか?
無理に雪道を走ったせいで、
あっちで馬車が転倒しちまったらしいぞ?
voice: vo_adv_5106005_082
男性2:
【chara 1 face 1 (normal)】
らしいな。
たしかおもちゃ屋さんとこのだろ?
クリスマスに間に合うよう急いでたんだろうな。
voice: vo_adv_5106005_083
女性2:
【chara 1 face 1 (normal)】
今の時期、あそこは魔物が出るって話だけど……
兵士さんたちが早く救助に行ってくれればいいわね。
voice: vo_adv_5106005_084
ラフィ:
【chara 5512 face 6 (surprised)】
それは大変です……
【chara 5512 face 3 (anger)】
助けにいきましょう!
voice: vo_adv_5106005_085
エミィ:
【chara 8912 face 6 (surprised)】
待ってください!
voice: vo_adv_5106005_086
エミィ:
【chara 5512 face 6 (surprised)】
【chara 8912 face 3 (anger)】
なにお馬鹿さんなこと言ってるんですか。
魔物が出るって言ってたでしょう。
エンジェルの出る幕じゃありません。
voice: vo_adv_5106005_087
ラフィ:
【chara 5512 face 4 (sad)】
でも……誰かが行くって思って、誰も行かなかったら……
おもちゃ屋さんの人は「誰か助けてほしい」って願ってるはずです。
【chara 5512 face 3 (anger)】
このまま見ないふりはイヤです!
voice: vo_adv_5106005_088
エミィ:
【chara 8912 face 1 (normal)】
じゃあ、ラフィは待っててください。
私が行きますから。
voice: vo_adv_5106005_089
ラフィ:
【chara 5512 face 4 (sad)】
それはダメです。だってエミィが言った通り、
これはハッピーエンジェルの役目じゃないんですから!
【chara 5512 face 1 (normal)】
エミィは試験に集中してて大丈夫です!
voice: vo_adv_5106005_090
ラフィ:
【chara 8912 face 6 (surprised)】
【chara 5512 face 3 (anger)】
ヨリちゃん! {player}さん!
手伝ってほしいです!
voice: vo_adv_5106005_091
エミィ:
【chara 8912 face 4 (sad)】
なんで……
二人を頼るぐらいなら、たまには私を頼ってくれたって──
voice: vo_adv_5106005_092
子ども:
【chara 1 face 1 (normal)】
わぁああんっ! ママー! どこー!?
voice: vo_adv_5106005_093
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
えっ!?
【chara 124012 face 4 (sad)】
君、どうしたのかなー? 迷子になっちゃった?
……【chara 124012 face 6 (surprised)】
エミィちゃん。
voice: vo_adv_5106005_094
エミィ:
【chara 8912 face 3 (anger)】
…………
……分かりましたよ!
voice: vo_adv_5106005_095
ラフィ:
【chara 5512 face 2 (joy)】
はい!
【chara 5512 face 1 (normal)】
アカリちゃん、私の妹をお願いします!
voice: vo_adv_5106005_096
アカリ:
【chara 124012 face 2 (joy)】
もちろん! アカリとエミィちゃんはチームだしね!
【chara 124012 face 1 (normal)】
お姉ちゃんチームもがんばって♪
voice: vo_adv_5106005_097
ヨリ:
【chara 124112 face 2 (joy)】
しょうがないわね……
それじゃ、行ってくるわ!
voice: vo_adv_5106005_098
エミィ:
【chara 8912 face 1 (normal)】
……彼らに加護を。
エンジェリックアロー
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5106005_099
アカリ:
【chara 124012 face 6 (surprised)】
行っちゃったね。
もしかして、なにか魔法をかけてくれたの?
voice: vo_adv_5106005_100
エミィ:
【chara 8912 face 1 (normal)】
魔物除けの魔法を。
voice: vo_adv_5106005_101
アカリ:
【chara 124012 face 1 (normal)】
そっか。大丈夫だよ。お兄ちゃんもそばにいるし!
【chara 124012 face 2 (joy)】
それじゃアカリたちは、この子のお母さんを捜してあげよう!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それからしばらくして、
雪と泥で汚れた荷馬車と共に{player}たちが戻ってきた。
voice: vo_adv_5106005_102
ラフィ:
【chara 5512 face 7 (special_a)】
あぅうう……! 寒いですぅうう……!
腕も痛いぃいい……! 【chara 5512 face 9 (special_c)】
明日は筋肉痛ですぅうう……!
voice: vo_adv_5106005_103
ヨリ:
【chara 5512 face 4 (sad)】
【chara 124112 face 2 (joy)】
でも、行ってよかったわね。
ラフィが一生懸命、素手で倒れた荷馬車を起こそうとするから
見かねた周りも協力してくれたのよ。
voice: vo_adv_5106005_104
ラフィ:
【chara 5512 face 2 (joy)】
え、えへへ……
もっといろんな魔法が使えればよかったんですけど……
でも、結果オーライです!
voice: vo_adv_5106005_105
エミィ:
【chara 8912 face 4 (sad)】
……ラフィ。
voice: vo_adv_5106005_106
ラフィ:
【chara 5512 face 6 (surprised)】
あれ!? エミィ、待ってたですか!?
voice: vo_adv_5106005_107
エミィ:
【chara 8912 face 1 (normal)】
……今、休憩中なだけです。
【chara 8912 face 3 (anger)】
それより、どういうつもりです。
voice: vo_adv_5106005_108
エミィ:
【chara 8912 face 3 (anger)】
試験に合格するためにここへ来たのでしょう?
危険なことに首を突っ込んで、時間をロスするなんて……
今の間で、どれだけのハッピーポイントを集められたと思ってるんです?
voice: vo_adv_5106005_109
エミィ:
【chara 8912 face 3 (anger)】
ラフィは本当に、一人前のエンジェルになる気はあるんですか?
voice: vo_adv_5106005_110
ラフィ:
【chara 5512 face 4 (sad)】
ええと……
今みたいなことがまた起こったら、私はやっぱり助けにいきます。
だから──
voice: vo_adv_5106005_111
ラフィ:
【chara 5512 face 4 (sad)】
そのせいで一人前のエンジェルになれないなら、
それはそれで仕方ないのかなって……
voice: vo_adv_5106005_112
エミィ:
【chara 8912 face 6 (surprised)】
仕方ないって……なんですかそれ!
【chara 8912 face 3 (anger)】
それじゃ、約束はいつ果たすつもりなんですか!
voice: vo_adv_5106005_113
ラフィ:
【chara 5512 face 6 (surprised)】
約束?
voice: vo_adv_5106005_114
エミィ:
【chara 8912 face 3 (anger)】
「一緒に昇格して、一人前のエンジェルになろう」って。
「二人でがんばろう」って言ったのは、どこの誰ですか!
voice: vo_adv_5106005_115
ラフィ:
【chara 5512 face 6 (surprised)】
えっ!?
voice: vo_adv_5106005_116
エミィ:
【chara 8912 face 6 (surprised)】
……まさか、忘れていたんじゃないでしょうね?
voice: vo_adv_5106005_117
ラフィ:
【chara 5512 face 4 (sad)】
いえ、その……
エミィがまだ覚えていたなんて思わなくてですね……!
voice: vo_adv_5106005_118
エミィ:
【chara 8912 face 3 (anger)】
覚えてますよ! 私の……私たちの夢だと思ってたんですから!
……【chara 8912 face 4 (sad)】
でも、ラフィにとってはその程度の約束だったんですね。
voice: vo_adv_5106005_119
エミィ:
【chara 8912 face 4 (sad)】
わざと昇格しないように待っていた私が
馬鹿みたいですよ……
voice: vo_adv_5106005_120
ラフィ:
【chara 5512 face 6 (surprised)】
わざと昇格しなかったんですか!?
【chara 5512 face 4 (sad)】
あ、あのエミィ……!!
voice: vo_adv_5106005_121
エミィ:
【chara 8912 face 3 (anger)】
言い訳は、不要です!
私は一人で夢を叶えることにします!
voice: vo_adv_5106005_122
エミィ:
【chara 8912 face 3 (anger)】
姉妹の縁もこれっきりですね!
では!!!!
voice: vo_adv_5106005_123
ラフィ:
【chara 5512 face 4 (sad)】
あっ!? エミィ、待ってくださいっ!!
voice: vo_adv_5106005_124
アカリ:
【chara 124012 face 4 (sad)】
エミィちゃん……
voice: vo_adv_5106005_125
エミィ:
【chara 8912 face 3 (anger)】
もうここにいたくないです!
とっととハッピーポイントを集めて天界へ帰ってやります!
voice: vo_adv_5106005_126
エミィ:
【chara 8912 face 3 (anger)】
ラフィなんて、お姉ちゃんなんて……大っ嫌い!!!!
voice: vo_adv_5106005_127
エミィ:
【chara 8912 face 3 (anger)】
ランドソルに幸せいっぱいの魔法を!
エンジェリックアロー!!!!
--- Switch scene ---
???:
【chara 3 face 1 (normal)】
……っ!
voice: vo_adv_5106005_128
エミィ:
【chara 8912 face 6 (surprised)】
……え?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
エミィの放ったいくつもの魔法は
禍々しいオーラを放ちながら、街中に降り注いだ。
同時に、繁華街にてなにか不吉な存在が目覚めようとしていた──