罪を抱えしお客さまたち
陽卵の宿にまつわる伝承を聞き、その力を確かめようとするホマレ。罪や穢れを浄化できる『陽卵の間』にて、訪れてきた知り合いの客の懺悔を聞きながら、伝承にある神の存在を確かめようとするのであった。
-------------- situation:
罪を抱えしお客さまたち
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
様々な問題を解決し、旅館を落ち着かせたホマレたち。
しかしここからが旅館のお仕事の始まりであった。
voice: vo_adv_5108002_000
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
さて、若女将御一同さま。
【chara 417 face 6 (surprised)】
説明が遅くなって申し訳ないのですが、
【chara 417 face 1 (normal)】
ご案内しておきたい部屋がございます。
voice: vo_adv_5108002_001
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
案内しておきたい部屋?
旅館の中なら、一応軽くは見て回ったけれど……
voice: vo_adv_5108002_002
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
ええ、そうね。
まだ見てないといえば、【chara 124611 face 2 (joy)】
離れにある温泉の方だけかしら。
voice: vo_adv_5108002_003
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
まさに、その温泉へと向かう途中にある部屋となります。
【chara 417 face 2 (joy)】
この旅館の目玉の一つとなっている場所なのです。
voice: vo_adv_5108002_004
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
……へぇ~そんな場所があるんだ~♪
Choice: (1) ホマレさんは知ってるみたいだね。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5108002_005
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
あれ? 分かっちゃった?
【chara 124511 face 4 (sad)】
も~みんなと一緒に説明を聞こうと思ってたのに~
voice: vo_adv_5108002_006
ミツキ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
旅館を選んだのは他ならぬホマレだし、
なにかしらあるとは思ってはいたけど……
【chara 124711 face 6 (surprised)】
この旅館の目玉って、なんなの?
voice: vo_adv_5108002_007
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
そうだね~、【chara 124511 face 1 (normal)】
この旅館なんだけど、
『神さまが宿ってる』って噂があるんだよね。
voice: vo_adv_5108002_008
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
神さまが宿る……?
voice: vo_adv_5108002_009
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
そう。面白いよね~☆
【chara 124511 face 1 (normal)】
それでその神さまは、人の罪や穢れを祓ってくれるんだって。
voice: vo_adv_5108002_010
仲居1:
【chara 417 face 2 (joy)】
よくご存じですね、若女将。
【chara 417 face 1 (normal)】
当旅館の名前も、その神さまから頂いたものと伝わっております。
voice: vo_adv_5108002_011
仲居1:
【chara 417 face 4 (sad)】
昔々──この地は暗闇に包まれ、
昇る陽を拝むことさえ叶わぬ土地だったそうです。
……【chara 417 face 1 (normal)】
そんな場所に、旅に疲れ果てた一人の旅人が訪れました。
voice: vo_adv_5108002_012
仲居1:
【chara 417 face 6 (surprised)】
旅人は腹を空かせていて、もはや体も動かず、水も残りわずか。
【chara 417 face 4 (sad)】
ここが旅の終わりかと覚悟をしたそうです。
【chara 417 face 1 (normal)】
そうして諦めかけた旅人の前に──卵が一つ、落ちていました。
voice: vo_adv_5108002_013
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
……卵?
voice: vo_adv_5108002_014
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
ええ、とても大きく美しい卵であったそうです。
空腹だった旅人はその卵を見て、深く深く腹を鳴かせます。
しかし……それを食べることはしませんでした。
voice: vo_adv_5108002_015
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
あら……どうしてかしら。
お腹が空いていたのよね……?
voice: vo_adv_5108002_016
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
陽も見えぬ暗闇の地で、その卵は美しすぎた、と。
旅人は残る力を振り絞り、その卵をより輝かせようと磨いたそうです。
【chara 417 face 2 (joy)】
残りわずかな水を惜しみなく使い、真心をもって、懇切丁寧に。
voice: vo_adv_5108002_017
仲居1:
【chara 417 face 6 (surprised)】
その時、不思議なことが起きました。
【chara 417 face 1 (normal)】
旅人が磨き上げたその卵が、光を放ったのです。
それは温かく眩い、太陽にも似た輝きだったそうです。
voice: vo_adv_5108002_018
仲居1:
【chara 417 face 2 (joy)】
卵から放たれる光は、
その地を包んでいた暗闇を晴らし……更なる奇跡をもたらしました。
voice: vo_adv_5108002_019
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
旅人の持っていた水の最後の雫。
その一滴からとても強い香りを感じた旅人は、思わず口に含みました。
voice: vo_adv_5108002_020
仲居1:
【chara 417 face 2 (joy)】
するとどうでしょう。
ただの水だったその雫は、これまでに味わったことのないような、
思わず陶然としてしまう味に変化していたといいます。
voice: vo_adv_5108002_021
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
わぁ~飲んでみた~い♪
voice: vo_adv_5108002_022
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
奇跡によって活力を取り戻した旅人は、
人一人住んでいないその地に生きることを決意しました。
その卵が起こす奇跡と共に。
voice: vo_adv_5108002_023
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
やがて枯れた大地からは温かな湯が沸き立ち、
命にあふれた草花が育ち、それを求めた動物たちが集まり。
【chara 417 face 2 (joy)】
──人々が集まる憩いの場所が生まれました。
voice: vo_adv_5108002_024
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
なるほどなるほど。
そんなありがた~い祝福をもたらした卵のことを、
陽卵って呼ぶようになったんだね~♪
voice: vo_adv_5108002_025
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
うふふ。
とってもいい神さまなのね。
voice: vo_adv_5108002_026
ミツキ:
【chara 124611 face 1 (normal)】
【chara 124711 face 1 (normal)】
なるほど、旅館の正装が巫女服っていうのは、
神さまを祭ってるから、ってわけね。
voice: vo_adv_5108002_027
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
……ってことは、ホマレはその神さまに興味があるのかしら?
voice: vo_adv_5108002_028
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
ええ~?
なんのこと~?
【chara 124511 face 1 (normal)】
私はの~んびり年越ししたかっただけだよ~♪
voice: vo_adv_5108002_029
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
ま、そういうことにしといてあげるわ。
voice: vo_adv_5108002_030
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
ミツキちゃん、やっぱりするどいな~
【chara 124511 face 2 (joy)】
といっても、ちょっと『視て』おきたかっただけなんだけどね。
voice: vo_adv_5108002_031
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
神さま、なんて設定されている存在がどういう力を持っているか。
ただのフレーバー的なものならいいけど、ややこしい能力を持ってて、
悪い人に悪用されちゃうパターンってありがちだからね~
voice: vo_adv_5108002_032
ホマレ:
【chara 124511 face 4 (sad)】
……もし、それが悪用されそうなものなら……
voice: vo_adv_5108002_033
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5108002_034
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
ご足労いただきありがとうございます。
こちらが当旅館の主要施設、宿る神を祭った場所。
voice: vo_adv_5108002_035
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
私たちは──陽卵の間、と呼んでおります。
voice: vo_adv_5108002_036
ミツキ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
なんだか神秘的な空間ね。
【chara 124711 face 6 (surprised)】
この流れているのは温泉かしら。
足湯……ってわけでもなさそうね?
voice: vo_adv_5108002_037
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
随分と厳かな場所みたいね……
ここで何をするのかしら?
voice: vo_adv_5108002_038
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
お客さまには、この先にある温泉へと入っていただく前に、
こちらの祭壇に向かって罪や穢れを告白していただくのです。
voice: vo_adv_5108002_039
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
神さまに罪や穢れを祓ってもらい、
そのまま温泉で身も清めるわけですか。
voice: vo_adv_5108002_040
ミツキ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
身も心もまとめてきれいに洗い流すってわけね。
【chara 124711 face 2 (joy)】
心機一転したい年末に来るにはうってつけじゃない。
【chara 124711 face 1 (normal)】
このお客さんの多さも納得だわ。
voice: vo_adv_5108002_041
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
ん~……ここに流れてる温泉、力を感じるね。
浄化とか、その辺かな……【chara 124511 face 4 (sad)】
温泉とかに回復効果があるっていうのは
まぁ分かるけど……
voice: vo_adv_5108002_042
ホマレ:
【chara 124511 face 4 (sad)】
でも、他には何も感じない……
やっぱり神さまがいるなんて眉唾かな~?
【chara 124511 face 6 (surprised)】
それとも、何か条件を満たさないとダメとか~?
voice: vo_adv_5108002_043
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
そうだ、せっかくだから誰かやってみない~?
罪や穢れの告白ってやつ。
……いいよね?
voice: vo_adv_5108002_044
仲居1:
【chara 417 face 2 (joy)】
ええ、お客さまと同じ体験をしておくのも大事なことかと存じます。
……【chara 417 face 1 (normal)】
では私は館内に戻っておきますね。
今は旅館の方も落ち着いておりますので、ごゆるりとどうぞ。
voice: vo_adv_5108002_045
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
よ~し、それじゃあやってみよう☆
voice: vo_adv_5108002_046
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
罪や穢れ、っていきなり言われてもねぇ。
【chara 124711 face 6 (surprised)】
生憎私はいろいろと名が広がってはいるけど、
悪事を働いたことはないのよね。
voice: vo_adv_5108002_047
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
私は……ちょっと考えてみるわね。
【chara 124611 face 6 (surprised)】
ええと、罪……穢れ……
あら? あらあら……【chara 124611 face 4 (sad)】
ちょっと待ってね……
voice: vo_adv_5108002_048
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
記憶のどこにもないと思うから無理しなくていいんだよミサトちゃん。
【chara 124511 face 4 (sad)】
むしろミサトちゃんにそういうのがあったらショックだし。
【chara 124511 face 1 (normal)】
それじゃあ、若旦那はどう?
Choice: (2) 罪や穢れってなに?
Choice: (3) 僕に任せて!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5108002_049
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
うふふ。{player}君には難しいかもしれないわね。
【chara 124611 face 1 (normal)】
まだ知らなくてもいいから、純粋なあなたのままでいてね……♪
voice: vo_adv_5108002_050
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
ミサト……甘やかしすぎなんじゃないかしら。
【chara 124711 face 1 (normal)】
もう少し世の中の汚い部分を見せておかないと、
いざというときに困るわよ?
voice: vo_adv_5108002_051
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
教育方針に違いがあるね~
【chara 124511 face 1 (normal)】
ちなみに私は甘やかす派かな~?
【chara 124511 face 2 (joy)】
何にも考えられなくなっちゃうくらい、私に依存してもらうんだ~♪
Jump to tag 4
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5108002_052
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
大丈夫? 罪とか穢れとかって意味分かってる?
【chara 124711 face 4 (sad)】
……分かってないわよね。
なんかこう、【chara 124711 face 1 (normal)】
悪いことしたなぁって思ったことよ。
voice: vo_adv_5108002_053
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
どんな罪や穢れなのか教えてもらえるかな~?
【chara 124511 face 6 (surprised)】
……なになに? 夕食の前に、お菓子を食べた?
【chara 124511 face 1 (normal)】
うんうん。大事件だね~反省しようね~
voice: vo_adv_5108002_054
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
もう、いけない子ね。
めっ、ですよ~!
【chara 124611 face 2 (joy)】
はい、先生が許してあげたから、神さまには言わなくても大丈夫よ~♪
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5108002_055
ホマレ:
【chara 124511 face 4 (sad)】
う~ん、このメンバーで実験するのは無理みたいだね~
【chara 124511 face 1 (normal)】
私は悪いことなんてしないし~♪
【chara 124511 face 6 (surprised)】
となると……
voice: vo_adv_5108002_056
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
あら、人の気配。
お客さんが来たみたいよ。
voice: vo_adv_5108002_057
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
あらあら、じゃあそろそろ戻らないと……
voice: vo_adv_5108002_058
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
……渡りに船、ってね。
【chara 124511 face 2 (joy)】
ねぇ待って待って。
せっかくだしちょっと見ていこうよ~
voice: vo_adv_5108002_059
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
えっ? いいのかしら……
voice: vo_adv_5108002_060
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
お客さんがこの旅館をどう利用してるのか調査するのも、
大事なお仕事の一つだと思うな~♪
voice: vo_adv_5108002_061
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
それは、そうかもしれないわね……
【chara 124611 face 4 (sad)】
でも、お客さまに迷惑をかけない範囲でね?
voice: vo_adv_5108002_062
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
あ、実験だ……お客さん来たね~
ちょっと隠れよっか~♪
voice: vo_adv_5108002_063
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
えっ、隠れる……?
それって盗み聞きなんじゃ、【chara 124611 face 4 (sad)】
あっホマレさん、背中を押さないで……!
voice: vo_adv_5108002_064
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
ふふっ、ミサトも案外流されるのね。
【chara 124711 face 1 (normal)】
それとも、ホマレのせいかしら?
【chara 124711 face 2 (joy)】
朱に交わって赤くならなきゃいいけど。
voice: vo_adv_5108002_065
お客さんたち:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
Choice: (5) あ……!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5108002_066
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
あら。
どこかで見た顔ばかり……っていうか、
みんな君の知り合いの子たちじゃないの?
voice: vo_adv_5108002_067
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
まぁ、そうなの?
【chara 124611 face 1 (normal)】
お友達が多くてえらいわね~♪
【chara 124611 face 6 (surprised)】
あらあら、イオ先生……【chara 124611 face 2 (joy)】
うふふ、私のお友達もいるみたい。
voice: vo_adv_5108002_068
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
……あれ?
voice: vo_adv_5108002_069
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
ここが噂の陽卵の間ですね!
なかなか雰囲気あるじゃないですか!
voice: vo_adv_5108002_070
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
あれあれ~? イノリちゃん?
イノリちゃんがどうしているの~?
【chara 124511 face 4 (sad)】
お留守番、お願いしてたはずなんだけどな~?
voice: vo_adv_5108002_071
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
さぁ我が手下たち!
さっそく罪だの穢れだのをぱーっと暴露していくですよ!
voice: vo_adv_5108002_072
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
手下たちって……
【chara 103412 face 4 (sad)】
私たち、さっき会って自己紹介したばかりよね……?
voice: vo_adv_5108002_073
シオリ:
【chara 103813 face 4 (sad)】
はい……
いつ手下になったんでしょう……?
voice: vo_adv_5108002_074
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
やんちゃな子ね♪
【chara 101811 face 1 (normal)】
でもなんだか楽しそうだし、付き合ってあげましょう?
voice: vo_adv_5108002_075
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
な~にをゴチャゴチャ言ってるですか!
【chara 106611 face 2 (joy)】
おまえたちは見所がありそうだから、
このあたしの部下にしてやろうって言うんですよ!
voice: vo_adv_5108002_076
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
黙って未来のギャングスターについてくるですよ!
voice: vo_adv_5108002_077
3人:
【chara 1 face 1 (normal)】
は~い。
voice: vo_adv_5108002_078
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】
とりあえず、まずは私からいくわね。
【chara 103412 face 2 (joy)】
温泉も早く入ってみたいし。
voice: vo_adv_5108002_079
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】
この神さまの像の前で、
罪や穢れを告白すればいいのよね。
voice: vo_adv_5108002_080
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
えっと……ごにょごにょ……
voice: vo_adv_5108002_081
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
声が小さくて聞こえねぇですよー!
voice: vo_adv_5108002_082
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
これ大きい声で言わなきゃダメなの!?
voice: vo_adv_5108002_083
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
あたしたちにも聞こえないような声で
神さまに聞こえるわけないじゃないですか!
voice: vo_adv_5108002_084
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
た、確かに……!
voice: vo_adv_5108002_085
シオリ:
【chara 103813 face 6 (surprised)】
ユカリさん、それは……!
voice: vo_adv_5108002_086
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
勢いで流されてるわ……!
voice: vo_adv_5108002_087
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
わ……私は【chara 103412 face 6 (surprised)】
ギルドの仲間に「麦しゅわをやめるわ!」と約束したその日、
【chara 103412 face 2 (joy)】
「麦しゅわをやめた日の麦しゅわはおいしいわね~♪」【chara 103412 face 4 (sad)】
などと
ほぼ無意識に約束を破ってしまいました……!
voice: vo_adv_5108002_088
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
どうかこの罪を洗い流してください……!
今度こそ、今度こそやめますので……!
voice: vo_adv_5108002_089
イノリ:
【chara 106611 face 1 (normal)】
……見た目はまともそうなのにダメなお姉さんですね……
voice: vo_adv_5108002_090
ユカリ:
【chara 103412 face 3 (anger)】
聞こえてるからねっ!?
【chara 103412 face 6 (surprised)】
……あ……あれ?
voice: vo_adv_5108002_091
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
……今のは……
voice: vo_adv_5108002_092
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
なんか、体が軽くなったような……?
【chara 103412 face 1 (normal)】
もしかして今のが、罪を洗い流すってこと……?
voice: vo_adv_5108002_093
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
今の黒いモヤって……
【chara 124511 face 1 (normal)】
へぇ~、信憑性が出てきたかも。
神さまとやらが本当にいるのかな~?
voice: vo_adv_5108002_094
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
なるほど、こんな感じで悪事を暴露すれば、
神さまが許してくれるってわけですね!
voice: vo_adv_5108002_095
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
いや、悪事ってわけじゃないんだけど……
voice: vo_adv_5108002_096
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
しかーし! 麦しゅわお姉さんは悪事のスケールが小さいです!
【chara 106611 face 2 (joy)】
あたしが手本を見せてやりますよ!
voice: vo_adv_5108002_097
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
罪をぶちまけるだけで許してもらえるなんてお得な場所ですね~♪
よし、まずはこれでいきます!
voice: vo_adv_5108002_098
シオリ:
【chara 103813 face 4 (sad)】
……まずはって言いましたね……
voice: vo_adv_5108002_099
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
複数用意してるのね……
voice: vo_adv_5108002_100
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
えーっと、これはついこないだの話なんですけど、
年末進行? 【chara 106611 face 1 (normal)】
とかで急いでボスが仕上げた漫画の原稿に、
こっそりとあたしのサインを入れました。【chara 106611 face 2 (joy)】
許すがいいです。
voice: vo_adv_5108002_101
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
でもいつかギャングスターになるあたしのサインですから、
ある意味善行だったかもしれないですね! はっはっはっ!
voice: vo_adv_5108002_102
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
…………
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5108002_103
イノリ:
【chara 106611 face 7 (special_a)】
ぎゃぴーっ!?
voice: vo_adv_5108002_104
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
ホマレ!?
【chara 124711 face 4 (sad)】
落ち着きなさいホマレ、隠れてるのがバレるわよ!
voice: vo_adv_5108002_105
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
どういうことです!?
【chara 106611 face 4 (sad)】
なんかやたらと覚えのある痛みが襲ってきたんですけど!?
voice: vo_adv_5108002_106
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
……天罰じゃないかしら。
voice: vo_adv_5108002_107
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
そういう仕組みだったんですかこれ!?
というかなんで許されないんです!? 【chara 106611 face 4 (sad)】
納得いかねぇんですけど!
voice: vo_adv_5108002_108
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
ちょっとそこのビッグなお姉さん!
やってみるですよ!
voice: vo_adv_5108002_109
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
えっ、ビッグ?
私のことなの……?
voice: vo_adv_5108002_110
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
えっと、じゃあ……
voice: vo_adv_5108002_111
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
とはいっても私、最近肩が凝るから温泉に入りに来ただけで、
特に罪とか穢れなんて……
voice: vo_adv_5108002_112
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
あ、そうだわ。
【chara 101811 face 4 (sad)】
えっと……最近、闇の力を暴走させちゃって、
ランドソルの街を支配しそうになっちゃったこと、とか。
voice: vo_adv_5108002_113
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
街を……支配……?
voice: vo_adv_5108002_114
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
……なんかの冗談ですよね?
voice: vo_adv_5108002_115
シオリ:
【chara 103813 face 4 (sad)】
あれは大変でしたね……
voice: vo_adv_5108002_116
二人:
【chara 1 face 1 (normal)】
訳知り顔!?
voice: vo_adv_5108002_117
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
へ、へぇ~……あたしに比べたらまだまだですけど、
お姉さん……【chara 106611 face 4 (sad)】
せ、先生も結構なワルじゃねぇですか。
ですがこれは、間違いなくアウト……
voice: vo_adv_5108002_118
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
あ……【chara 101811 face 1 (normal)】
なんか、体が軽くなった気がするわ……!
voice: vo_adv_5108002_119
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
なんでですかっ!?
神さまの野郎ふざけんじゃねぇですよ!?
voice: vo_adv_5108002_120
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
じゃあじゃあ、軽めなやつでいくですよ!
voice: vo_adv_5108002_121
イノリ:
【chara 106611 face 1 (normal)】
実は今回、人使いの荒いババアにこの温泉旅館の予約を頼まれたですよ。
その命令に仕方なく従ったあたしでしたが、【chara 106611 face 2 (joy)】
その時閃いたです!
voice: vo_adv_5108002_122
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
──どうせだったら自分の分も予約を取ってしまおうと!
【chara 106611 face 3 (anger)】
そもそも、かわいい部下を差し置いて、
自分だけ温泉でくつろぐなんて外道中の外道ですよ!
voice: vo_adv_5108002_123
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
というわけであたしはこうして、
温泉旅館で快適な年末を過ごしているわけです。
もちろん宿泊費はボスもちです。これは許されざるをえないです。
voice: vo_adv_5108002_124
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
…………
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5108002_125
イノリ:
【chara 106611 face 7 (special_a)】
ぴぎゃあああああっ!?
voice: vo_adv_5108002_126
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
ホマレさん、ダメよ……!
【chara 124611 face 4 (sad)】
そんなに大きな魔力を放出したら、旅館が壊れちゃうわ……!
voice: vo_adv_5108002_127
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
ここの神さまぜんっぜん許してくれないんですけど!?
あたしの罪はランドソルを支配するより重いんですか!?
責任者、【chara 106611 face 3 (anger)】
いや神さま出てきやがれです!
voice: vo_adv_5108002_128
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
つ……つぎはそこの弱っちそうなあんたです!
きっついカミングアウトをするですよ!
そんであたし側に仲間入りするです!
voice: vo_adv_5108002_129
シオリ:
【chara 103813 face 6 (surprised)】
は……はい……!
【chara 103813 face 3 (anger)】
頑張ってみます……!
voice: vo_adv_5108002_130
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
……頑張らなくていいのよ……?
voice: vo_adv_5108002_131
シオリ:
【chara 103813 face 4 (sad)】
えっと……私は、昔から体が弱くて。
いつも、ギルドのみんなに心配をかけてばかりです。
voice: vo_adv_5108002_132
シオリ:
【chara 103813 face 4 (sad)】
この温泉旅行も、実はマヒルさんがくじ引きで当てたものを、
私に譲ってくれたんです。一人分しか当たらなかったからって。
【chara 103813 face 2 (joy)】
ゆっくり休んで……来年も一緒に頑張ろうって。
voice: vo_adv_5108002_133
シオリ:
【chara 103813 face 2 (joy)】
ギルドのみんなやお姉ちゃん、カスミさんたち……あの人も。
【chara 103813 face 4 (sad)】
いつも私は、優しい人たちに良くしてもらってばかりで。
……申し訳ないな、って謝りたくなることがあります。
voice: vo_adv_5108002_134
シオリ:
【chara 103813 face 2 (joy)】
でも、みんなには後ろ向きな『ごめんなさい』よりも、
前向きな『ありがとう』を伝えたいから。
voice: vo_adv_5108002_135
シオリ:
【chara 103813 face 4 (sad)】
だから。
この申し訳ないって気持ちは、ここで洗い流させてください。
どうか……お願いします。
voice: vo_adv_5108002_136
二人:
【chara 1 face 1 (normal)】
シオリちゃん……!
voice: vo_adv_5108002_137
3人:
【chara 1 face 1 (normal)】
シオリちゃん……!
voice: vo_adv_5108002_138
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
……申し訳ありませんでした。
voice: vo_adv_5108002_139
シオリ:
【chara 103813 face 6 (surprised)】
土下座!?
ど、どうしてイノリさんが謝るんですか!?
【chara 103813 face 4 (sad)】
あ、頭を上げてください……!
voice: vo_adv_5108002_140
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
自分勝手な罪ばかり許されようとしていた、
チンケなあたしを笑ってください。
voice: vo_adv_5108002_141
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
うんうん♪
voice: vo_adv_5108002_142
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
……シオリさんの告白を聞いて、
自分の小ささを思い知ったです。
【chara 106611 face 1 (normal)】
あたしも神さまじゃなく、ちゃんとボスに謝らないとですね……
voice: vo_adv_5108002_143
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
そうだね~♪
voice: vo_adv_5108002_144
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
……へ?
voice: vo_adv_5108002_145
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
やっほ~イノ~リちゃんっ♪
voice: vo_adv_5108002_146
イノリ:
【chara 106611 face 7 (special_a)】
なっ、なな、なななななななななななななななぁっ!
なんでボスがいるですっ!?
voice: vo_adv_5108002_147
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
そりゃあいるよね~?
4人分、同じ旅館の予約を取ってくれたんだから~
voice: vo_adv_5108002_148
イノリ:
【chara 106611 face 7 (special_a)】
ぴぃっ!? まま、まさかさっきまでの身に覚えのある雷は……!
【chara 106611 face 4 (sad)】
たたっ、助けてくださいですっ……どっかで見覚えのある仲居さん!
温泉に100まで浸からされちまうですっ!
voice: vo_adv_5108002_149
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
微妙にゆるいおしおきね……
voice: vo_adv_5108002_150
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
あらあら……! 私の後ろに……
voice: vo_adv_5108002_151
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
ミサトちゃん、後ろに隠れてるその子を引き渡してもらえるかな~?
【chara 124511 face 2 (joy)】
ちょっとだけお話ししたいんだ~♪
voice: vo_adv_5108002_152
イノリ:
【chara 106611 face 7 (special_a)】
ぴぃぃぃっ!
voice: vo_adv_5108002_153
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
うふふ。【chara 124611 face 1 (normal)】
ホマレさん、そんなふうに詰め寄っちゃダメよ。
この子も怖がってしまうわ。
【chara 124611 face 2 (joy)】
きっとイノリちゃんも、一緒に温泉に来たかったのよね?
voice: vo_adv_5108002_154
イノリ:
【chara 124611 face 1 (normal)】
【chara 106611 face 4 (sad)】
うぅ……その通りです……!
【chara 106611 face 6 (surprised)】
……なんかこの人、やたらあったかいです……
voice: vo_adv_5108002_155
ホマレ:
【chara 124511 face 4 (sad)】
……はぁ~仕方ないなぁ。
ミサトちゃんに免じて、ここは収めてあげようかな。
【chara 124511 face 1 (normal)】
若女将がお客さんに手を出すわけにはいかないもんね。
voice: vo_adv_5108002_156
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
……何回か出してたわよ、雷。
voice: vo_adv_5108002_157
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
すげーです……ボスが怒りを収めるなんて……!
はっ、これはいけるです! 【chara 106611 face 2 (joy)】
お姉さん、あたしの部下になるですよ!
そして一緒に下克上するですよ!
voice: vo_adv_5108002_158
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
あらあら、下克上ごっこ?
【chara 124611 face 2 (joy)】
どんな遊びかしら~♪
voice: vo_adv_5108002_159
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
あくまでもここは収める、だけどね~
【chara 124511 face 2 (joy)】
まぁ……面白いものも見れたし、よしとしておこっかな。
【chara 124511 face 6 (surprised)】
温泉旅館の神さま……【chara 124511 face 2 (joy)】
ふふっ、もっと調べなきゃね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
陽卵の間にて、罪や穢れが祓われる光景を目撃したホマレ。
そして、その夜──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5108002_160
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
う、ん……気持ちいい……♪
やっと温泉に入れたわね~
voice: vo_adv_5108002_161
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
ふふっ、本来の予定とは大幅に変わっちゃったけど、
働いた後の温泉も悪くないわね。
体の隅々まで染み渡ってくるわ……♪
voice: vo_adv_5108002_162
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
ミツキちゃんは働き者だね。
私はもう少しのんびりしたかったかな。
【chara 124511 face 6 (surprised)】
ずっと着物でいるのって窮屈じゃな~い?
voice: vo_adv_5108002_163
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
まぁ確かにそれはあるわね。
……【chara 124711 face 1 (normal)】
ああそうだ、だったら私がマッサージしてあげましょうか?
治療にも使う本格的なやつよ。【chara 124711 face 2 (joy)】
もちろん、お金はとらないわよ。
voice: vo_adv_5108002_164
ホマレ:
【chara 124511 face 4 (sad)】
ミツキちゃん、なんか目つきが研究対象を見るものになってな~い?
【chara 124511 face 1 (normal)】
先にミサトちゃんしてもらったら~?
voice: vo_adv_5108002_165
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
えっ!?
いえ、私は……【chara 124611 face 4 (sad)】
あんっ、ミツキさん……!?
voice: vo_adv_5108002_166
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
あら、ミサトってばどこも凝ってないわね?
これはこれで興味深いわ……【chara 124711 face 1 (normal)】
ちょっと、動いちゃダメよ。
voice: vo_adv_5108002_167
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
あ、あのっ、そこは関係ありませんよねっ?
も……もうっ……!
ミツキさんっ、ダメですってば~~~!
voice: vo_adv_5108002_168
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
この温泉からも、浄化の力を感じる……
陽卵の間に流れてるのと同じだね。
【chara 124511 face 1 (normal)】
温泉としての効能はバッチリってところかな?
voice: vo_adv_5108002_169
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
……ふぅ。
明日はのんびりできるといいな~♪