その一杯に本心を
思慮深いホマレのことを気にしているミサト。そんなホマレのため、旅館に伝わる秘伝の飲み物『神酔』を探し出したミサトとミツキは、それを飲ませることで覆い隠されたホマレの心の一端に触れるのであった。
-------------- situation:
その一杯に本心を
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
迷惑な団体客を見事にもてなしたホマレたち。
仕事が終わった後に、ひとときの休息をとっていた。
voice: vo_adv_5108004_000
3人:
【chara 1 face 1 (normal)】
かんぱ~い♪
voice: vo_adv_5108004_001
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
……ふぅ。
一仕事終えた後の麦しゅわはたまらないわね。
voice: vo_adv_5108004_002
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
うふふ。
おかわり、いりますか?
voice: vo_adv_5108004_003
ミツキ:
【chara 124611 face 1 (normal)】
【chara 124711 face 1 (normal)】
あら、ありがと。
【chara 124711 face 2 (joy)】
ミサトは注ぎ上手だから飲みすぎちゃいそうだわ。
voice: vo_adv_5108004_004
ミサト:
【chara 124711 face 1 (normal)】
【chara 124611 face 2 (joy)】
あらあら、そんなことありませんよ。
【chara 124611 face 1 (normal)】
さ、ホマレさんもどうぞ。
voice: vo_adv_5108004_005
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
……ん?
【chara 124511 face 1 (normal)】
ああ、ありがと~♪
voice: vo_adv_5108004_006
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
あらホマレってば、それなりに飲んでるはずなのに
全然様子が変わらないのね?
voice: vo_adv_5108004_007
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
あ~、私ってドラゴン族だからね。
耐性……耐久力が違うというか、体の構造が違うというか、
【chara 124511 face 1 (normal)】
まぁいろいろあるんだよね。気にしなくていいよ~♪
voice: vo_adv_5108004_008
ミツキ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
ふぅん、興味深いわ……【chara 124711 face 5 (shy)】
やっぱり一回調べさせてよ。
悪いようにはしないから。ね?
voice: vo_adv_5108004_009
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
きゃ~脱がされちゃう~♪
あ~れ~♪
voice: vo_adv_5108004_010
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
二人とも、あまり羽目を外さないでくださいね?
【chara 124611 face 4 (sad)】
ここには男の子もいるんですから……
Choice: (1) 僕のことは気にしなくていいよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5108004_011
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
ふふ、優しいのね……【chara 124611 face 6 (surprised)】
って思わず頷いちゃうところだったわ。
こういう時はあなたが気にしなくちゃダメなのよ。
【chara 124611 face 1 (normal)】
はい、あっちを向いて先生と二人で楽しみましょうね。
voice: vo_adv_5108004_012
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
あ~ミサトちゃんずる~い☆
【chara 124511 face 2 (joy)】
私も混ぜて混ぜて~♪
voice: vo_adv_5108004_013
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
……と思ったけど~、着物が着崩れちゃってるし、
このままだとちょっと君の情操教育に悪いかな?
【chara 124511 face 1 (normal)】
ちょっと更衣室まで行ってくるね~♪
voice: vo_adv_5108004_014
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
忘れるところだった~、あの祭壇の確認をしておかないと。
【chara 124511 face 1 (normal)】
営業中、人目があるときはあんまり調査できないからね。
voice: vo_adv_5108004_015
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
ええ、いってらっしゃい。
……【chara 124711 face 1 (normal)】
着崩れなんて気にしないでしょうに。
voice: vo_adv_5108004_016
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
……あの、ミツキさん。
ホマレさんのことなんですけど……
voice: vo_adv_5108004_017
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
あら、真剣なお話かしら。
ホマレがどうかした?
voice: vo_adv_5108004_018
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
ホマレさんって私たちと働いている間も、こうして休んでいるときも、
常に何かを考えているでしょう?
voice: vo_adv_5108004_019
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
そうね。
何を考えてるかは知らないけど、いろいろと見通すタイプだものね。
【chara 124711 face 1 (normal)】
どんな時も気を抜いていられないんでしょ。
voice: vo_adv_5108004_020
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
こうして働くことになってしまったけれど、
せっかく体を休められる場所に来ているんだから、
もう少し……【chara 124611 face 4 (sad)】
ゆっくりさせてあげられないかしら。
voice: vo_adv_5108004_021
ミツキ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
……ミサトはお人好しね。
好きでやってるんだから放っておきなさい──と言いたいところだけど。
voice: vo_adv_5108004_022
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
正直、ドラゴン族の性質については非常に興味があるのよね。
【chara 124711 face 6 (surprised)】
どうにかして調べてみたいけど、とにかくガードが堅い……
【chara 124711 face 1 (normal)】
ここはひとつ、ミサトに協力して隙を見つけてみようかしら?
voice: vo_adv_5108004_023
ミツキ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
いいわ、手を貸してあげる。
せっかくの温泉旅行だもの、【chara 124711 face 2 (joy)】
休ませてあげたいわよね。
voice: vo_adv_5108004_024
ミサト:
【chara 124711 face 1 (normal)】
【chara 124611 face 1 (normal)】
ありがとう、ミツキさん……!
【chara 124611 face 2 (joy)】
よかったわ、私だけじゃきっと難しいから……
Choice: (2) 僕も手伝うよ。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5108004_025
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
【chara 124611 face 2 (joy)】
うふふ、ありがとう。
{player}君もいてくれたらとっても心強いわ。
voice: vo_adv_5108004_026
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
じゃあみんなで一致団結して、
【chara 124611 face 2 (joy)】
ホマレさんを休ませてあげましょう……!
voice: vo_adv_5108004_027
ミツキ:
【chara 124611 face 1 (normal)】
【chara 124711 face 2 (joy)】
ええ、隙をついて骨抜きにしてあげましょう……!
Choice: (3) みんなでホマレさんに勝とう!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5108004_028
ミサト:
【chara 124711 face 1 (normal)】
【chara 124611 face 6 (surprised)】
ミツキさん!
ミツキさんが物騒な言い方をするから彼が誤解しちゃってるわ……!
voice: vo_adv_5108004_029
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
いいじゃない。
その意気やよし、よ。
【chara 124711 face 1 (normal)】
ホマレは強敵だもの、倒すつもりでいきましょう。
voice: vo_adv_5108004_030
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
それに……目的は、もう一つ。
私は、ホマレさんという人を知りたい。
そして、できれば──
voice: vo_adv_5108004_031
ホマレ:
【chara 124511 face 4 (sad)】
はくしゅんっ☆
voice: vo_adv_5108004_032
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
あれ~? くしゃみ~? 風邪かな~?
【chara 124511 face 4 (sad)】
そんな状態異常にかかるような体じゃないけどね。
voice: vo_adv_5108004_033
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
ん~、やっぱり神さま的な強い気配は感じない。
でも、お客さんが暴露話をしたときとかを見た限り、
何らかの効果は起きてるんだよね。
voice: vo_adv_5108004_034
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
となると考えられるのは、
何かを鍵にして封じられている、ってパターンだけど。
【chara 124511 face 4 (sad)】
大体、この辺りかな~?
voice: vo_adv_5108004_035
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
あっ、やっぱりあった~♪
……【chara 124511 face 6 (surprised)】
って、これは……お水の入った一升瓶?
こんなものが鍵~?
voice: vo_adv_5108004_036
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
ふ~ん……鍵というよりは捧げもの、だよね。
この宿の伝説になぞらえてるのかな?
すごくきれいだし……欠かさず捧げられてるみたい。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5108004_037
仲居1:
【chara 417 face 2 (joy)】
するとどうでしょう。
ただの水だったその雫は、これまでに味わったことのないような、
思わず陶然としてしまう味に変化していたといいます。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5108004_038
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
……確かに、温泉よりもすごい力が詰まってるみたい。
voice: vo_adv_5108004_039
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
興味はあるけど、封印されてるならわざわざ解くまでもないか。
【chara 124511 face 1 (normal)】
今はいろいろと忙しいからね。
voice: vo_adv_5108004_040
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
罪や穢れを浄化するだけなら、別に問題はないし。
voice: vo_adv_5108004_041
ラーゴ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ギャオ、ギャオ~!
voice: vo_adv_5108004_042
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
そうだね、ラーゴ。
そろそろ戻らないと怪しまれちゃうかな。
【chara 124511 face 2 (joy)】
言い訳用におつまみでも買ってかえろ~っと。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──翌日。
voice: vo_adv_5108004_043
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
ホマレの気を緩めさせるにはどうすればいいか……難問ね。
【chara 124711 face 6 (surprised)】
麦しゅわをもっと飲んでもらうとか……?
voice: vo_adv_5108004_044
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
無理に勧めるのは怪しすぎて、きっと警戒されちゃうわ。
……【chara 124611 face 6 (surprised)】
ホマレさん、そもそも麦しゅわは平気みたいに言ってたのよねぇ。
voice: vo_adv_5108004_045
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
耐久力が違う、って言いまわしだったし、
まったく効果がないわけじゃないと思うわ。
【chara 124711 face 4 (sad)】
この場合、麦しゅわのパワーが足りないとみるべきよ。
voice: vo_adv_5108004_046
通りすがりのユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
……!?
voice: vo_adv_5108004_047
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
私の方で新薬を調合してみてもいいんだけど……
voice: vo_adv_5108004_048
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
ダメですよミツキさん。
そんな毒を盛るような真似は、めっ! です。
voice: vo_adv_5108004_049
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
そうなるわよねぇ。
麦しゅわよりもいい気分になれる飲み物でもあるといいんだけど。
voice: vo_adv_5108004_050
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
おや、若旦那たちもアレをお探しなのですか?
Choice: (4) アレって?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5108004_051
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
当旅館に伝わる秘蔵の飲み物でございます。
ひとたび喉を通らば、麦しゅわとは比べ物にならないほど
恍惚とした気分になれるという、幻の逸品だそうです。
voice: vo_adv_5108004_052
ミツキ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
へぇ、それは面白いことを聞いた。
【chara 124711 face 6 (surprised)】
でもそんなものがあるなら、どうして旅館で出していないの?
いかにも好事家が欲しがりそうなものじゃない。
voice: vo_adv_5108004_053
仲居3:
【chara 1512 face 4 (sad)】
保管場所を知っているのが、女将だけだからさ。
voice: vo_adv_5108004_054
仲居1:
【chara 417 face 6 (surprised)】
……お母ちゃん……!
voice: vo_adv_5108004_055
仲居3:
【chara 1512 face 1 (normal)】
『神酔』。
神さまさえも心酔させるということから名づけられた逸品さ。
【chara 1512 face 4 (sad)】
長い時間をかけて作られるものだから、とても貴重でね。
voice: vo_adv_5108004_056
仲居3:
【chara 1512 face 1 (normal)】
代々、この旅館の女将だけがその保管場所を知らされるのさ。
【chara 1512 face 4 (sad)】
今は女将がいないから、お出しすることはできないけどね。
voice: vo_adv_5108004_057
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
神さまさえも……
voice: vo_adv_5108004_058
ミツキ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
へぇ、期待できそうじゃないの。
voice: vo_adv_5108004_059
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
ではお仕事の合間に探してみる、ということでいいかしら。
私は清掃の時に客室周りに目を通してみます。
voice: vo_adv_5108004_060
ミツキ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
なら私は温泉とか食堂とか、施設の方を洗ってみるわね。
Choice: (5) 僕は?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5108004_061
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
{player}君は……そうね。
ホマレの手伝いを頼めるかしら。
【chara 124711 face 1 (normal)】
私たちの動きが伝わらないように、上手く足止めしてちょうだい。
voice: vo_adv_5108004_062
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
ホマレさんは今、オーエド町に買い出し中よ。
……【chara 124611 face 4 (sad)】
迷子にならずに行けるかしら。
【chara 124611 face 6 (surprised)】
慣れてるから大丈夫? 【chara 124611 face 2 (joy)】
うふふ、頼りにしてるわね♪
voice: vo_adv_5108004_063
ミツキ:
【chara 124611 face 1 (normal)】
【chara 124711 face 2 (joy)】
じゃあ、それぞれ行動開始よ。
voice: vo_adv_5108004_064
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
……ええと……
voice: vo_adv_5108004_065
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
……ないわねぇ……
voice: vo_adv_5108004_066
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
これで備品の買い出しは終わりっと。
【chara 124511 face 2 (joy)】
さて、旅館に戻ろっかな~♪
Choice: (6) ホマレさん。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5108004_067
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
あれあれ?
君がどうしてここに~?
voice: vo_adv_5108004_068
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
どうかしたの?
旅館でなにかあった?
Choice: (7) ホマレさんと遊びたくて。
Choice: (8) ホマレさんを足止めしたくて。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5108004_069
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
あ~いけないんだ~おサボリさんだ~♪
でもホマレ若女将はそういうのに寛大だよ? 特に君にはね。
【chara 124511 face 2 (joy)】
それで、どんな遊びがしたいのかな。わる~い火遊びしちゃう?
Jump to tag 9
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5108004_070
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
私、足止めしたいって言われたの初めてかも。
君は面白いことを言うよね~?
【chara 124511 face 2 (joy)】
じゃあ、足止めされちゃおっかな♪ どっかでゆっくりしよっか。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5108004_071
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
さてさて、
ミツキちゃんたちはなにか面白いことをしてるみたいだけど、
何をしてるのかな? 【chara 124511 face 2 (joy)】
のぞき見してもいいけど……
voice: vo_adv_5108004_072
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
今は{player}くんを独り占めしていいんだもんね?
【chara 124511 face 2 (joy)】
じゃあ、そっち優先しちゃおうかな~♪
voice: vo_adv_5108004_073
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
ゆっくりじっくり、足止めされちゃうぞ~♪
voice: vo_adv_5108004_074
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
見つかりませんね……
voice: vo_adv_5108004_075
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
従業員にもいろいろ聞いて回ったけど、
まさしく門外不出の代物みたいね。
voice: vo_adv_5108004_076
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
諦めるしかないのかしら。
【chara 124611 face 6 (surprised)】
もっと別の方法を考えるとか……
voice: vo_adv_5108004_077
ミツキ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
そうなるとやっぱり、一服盛るしかなくなるわよ?
それなりに強めなやつを……【chara 124711 face 2 (joy)】
冗談よ。
冗談だからめっ! の構えをするのはやめてちょうだい。
voice: vo_adv_5108004_078
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
……あの。
あなたたちが探しているのって、
麦しゅわよりもすごいっていう飲み物、よね?
voice: vo_adv_5108004_079
二人:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
【chara 124711 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
あなたは……!
voice: vo_adv_5108004_080
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
この辺り、でいいのかしら。
……あ、この祭壇……開くようになっているわ。
voice: vo_adv_5108004_081
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
これは……一升瓶?
本当にあった……!
voice: vo_adv_5108004_082
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
すごいわ……働いている人すら知らなかったのに。
【chara 124611 face 1 (normal)】
ねぇ、どうしてここにあるってわかったの?
voice: vo_adv_5108004_083
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
──ユカリさん。
voice: vo_adv_5108004_084
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5108004_085
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】
そうですね……運命、とでも言いましょうか。
voice: vo_adv_5108004_086
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
ん? ……【chara 124711 face 4 (sad)】
うん。
voice: vo_adv_5108004_087
ユカリ:
【chara 103412 face 3 (anger)】
この祭壇の間で罪の告白をしているとき、その存在にすぐ気がついたわ。
そして、ずっと気になっていたの。
voice: vo_adv_5108004_088
ユカリ:
【chara 103412 face 3 (anger)】
麦しゅわを上回る芳醇な香り。
熟成に熟成を重ねた、至高の逸品がここにあるって……!
voice: vo_adv_5108004_089
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
……嗅覚、だけで……?
voice: vo_adv_5108004_090
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
え、えっと……【chara 124611 face 1 (normal)】
見つけてもらったお礼に、
一杯……どうですか?
voice: vo_adv_5108004_091
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
……っ。
いえ、気にしないでください。
私は今度こそ……
voice: vo_adv_5108004_092
ユカリ:
【chara 103412 face 3 (anger)】
今度こそ、禁しゅわするんだから……!
voice: vo_adv_5108004_093
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
かっこよさげに振る舞ってるけど、
匂いだけでこれの場所を見つけてるのよね、この子……
voice: vo_adv_5108004_094
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
今日も一日おつかれさま~♪
voice: vo_adv_5108004_095
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
ええ、おつかれ。
【chara 124711 face 1 (normal)】
彼と随分お楽しみだったみたいね?
voice: vo_adv_5108004_096
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
オーエドをいろいろ案内してもらっちゃった☆
【chara 124511 face 6 (surprised)】
まさか{player}くんの銅像があるとは思わなかったな~
voice: vo_adv_5108004_097
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
あら、そうなの?
【chara 124611 face 2 (joy)】
銅像になるなんてえらいわね~♪
【chara 124611 face 1 (normal)】
ところでホマレさん……
voice: vo_adv_5108004_098
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
……今夜も一杯、いかがかしら。
voice: vo_adv_5108004_099
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
わぁ~、用意がいいね~
【chara 124511 face 1 (normal)】
まるで私のために用意してたみた~い♪
voice: vo_adv_5108004_100
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
あらあら、うふふ♪
voice: vo_adv_5108004_101
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
ミサトもなかなか豪胆よね。
笑顔だけでホマレのカマかけをかわしてるわ。
voice: vo_adv_5108004_102
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
へぇ……いい香り。
麦しゅわとは違う、深みのある香りだね。
voice: vo_adv_5108004_103
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
ええ。
ホマレさんのために特別に用意したのよ。
voice: vo_adv_5108004_104
ホマレ:
【chara 124611 face 1 (normal)】
【chara 124511 face 6 (surprised)】
う~ん。どうしよっかなぁ。
これってミツキちゃんが調合したヤバめな飲み物?
【chara 124511 face 4 (sad)】
こわ~い、飲んだらどうなっちゃうんだろ~? 【chara 124511 face 1 (normal)】
でも……
voice: vo_adv_5108004_105
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
……いただいてみようかな。
voice: vo_adv_5108004_106
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
んっ……
voice: vo_adv_5108004_107
二人:
【chara 1 face 1 (normal)】
……!
voice: vo_adv_5108004_108
ホマレ:
【chara 124511 face 4 (sad)】
う、わぁ~……これは思ったよりすごいな~?
混乱とかのバッドステータス……?
【chara 124511 face 6 (surprised)】
体が熱くなって、体中がフワフワする感じ……?
voice: vo_adv_5108004_109
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
えっと、状態異常の解除……って、あれ?
これ……もしかして異常じゃない~?
強化状態? 【chara 124511 face 4 (sad)】
え~、それじゃ解除できないじゃな~い。
voice: vo_adv_5108004_110
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
あ~いけないいけない。
意識はしっかり持ってないと。
【chara 124511 face 2 (joy)】
でも興味ぶか~い、これが……気持ちいい、って感じなのかな~
voice: vo_adv_5108004_111
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
……どうかしら。
voice: vo_adv_5108004_112
ホマレ:
【chara 124511 face 4 (sad)】
うん~……なんか、やられた~って感じかな~?
voice: vo_adv_5108004_113
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
そう、それはよかった。
【chara 124611 face 2 (joy)】
みんなで探した甲斐があったわ……♪
voice: vo_adv_5108004_114
ホマレ:
【chara 124611 face 1 (normal)】
【chara 124511 face 6 (surprised)】
で、どういうつもりなのかな~?
私に、こんなものを飲ませたりして~……
voice: vo_adv_5108004_115
ミツキ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
ミサトがね。
ホマレはいつも悪だくみばかりしてるから、
【chara 124711 face 2 (joy)】
少しは頭を空っぽにしなさいって。
voice: vo_adv_5108004_116
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
ミツキさん……!
【chara 124611 face 4 (sad)】
意訳が大雑把すぎですよ……!
voice: vo_adv_5108004_117
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
あはは~私のことを心配してたんだ~
ほ~んと、お人好しだね~
【chara 124511 face 1 (normal)】
ミサトちゃんのそういうとこ──
voice: vo_adv_5108004_118
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
──ちょっと苦手。
voice: vo_adv_5108004_119
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
あ、言っちゃった。
まずいな~こういうのは口に出さない方がいいのに。
自制心まで揺らいでる……【chara 124511 face 4 (sad)】
あぁもう、いいや。
voice: vo_adv_5108004_120
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
ミサトちゃん、優しさだけで世の中を渡っていけちゃう人だよね~?
【chara 124511 face 4 (sad)】
そういう『善人』を見てると思っちゃうんだよね~
常に誰かを疑ったりしながら生きてる自分は、『悪人』なのかな~って。
voice: vo_adv_5108004_121
ホマレ:
【chara 124511 face 4 (sad)】
はっきりした善悪なんてない世界なのに。
ミサトちゃんはきっと誰に聞いても『善』だと答える。
お得だよね~、そういう純粋な世界で生きてる人は。
Choice: (10) ホマレさん……!
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_5108004_122
ミツキ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
止めなくていいのよ。
ミサトに任せておきなさい。
voice: vo_adv_5108004_123
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
……うふふ。
【chara 124611 face 1 (normal)】
やっと、ホマレさんの本音が聞けた。
voice: vo_adv_5108004_124
ミサト:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
【chara 124611 face 2 (joy)】
うれしいわ。
voice: vo_adv_5108004_125
ホマレ:
【chara 124611 face 1 (normal)】
【chara 124511 face 4 (sad)】
ほら、そういうとこ。
なんかずるいよね、イノリちゃんもすぐ懐いちゃったし。
そうやって優しさを与えて、私も手懐けようとしてるんだ~
voice: vo_adv_5108004_126
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
そうね、手懐けるっていうのとはちょっと違うけれど。
【chara 124611 face 2 (joy)】
ホマレさんのそういう言葉が聞きたかったの。
voice: vo_adv_5108004_127
ホマレ:
【chara 124611 face 1 (normal)】
【chara 124511 face 6 (surprised)】
私、結構イヤなこと言ってるよ?
voice: vo_adv_5108004_128
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
ええ、それでもいいわ。
【chara 124611 face 1 (normal)】
思ってることをちゃんと聞けないと──
voice: vo_adv_5108004_129
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
友達に、なれないでしょ?
voice: vo_adv_5108004_130
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_5108004_131
ホマレ:
【chara 124511 face 4 (sad)】
私とミサトちゃんじゃ、
見てる景色も、叶えたい目的も、そのために取る手段も、
全然違うと思う。いつか、ぶつかっちゃったりするかも。
voice: vo_adv_5108004_132
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
それでも、友達になりたいだなんて言うの?
voice: vo_adv_5108004_133
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
あらあら、いいじゃない。
【chara 124611 face 2 (joy)】
ぶつかりあうときは、私も全力でいくわ♪
voice: vo_adv_5108004_134
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
ふふ……豪胆で豪気。
【chara 124711 face 1 (normal)】
優しいだけとは少し違うのよね、ミサトは。
Choice: (11) 厳しい時は厳しい。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_5108004_135
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
なるほど……上でも下でもない、フェアな関係。
イノリちゃんやカヤちゃんとは違う絆。
【chara 124511 face 1 (normal)】
それは、このゲームを遊びつくすために……必要、なのかな?
voice: vo_adv_5108004_136
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
……必要とか不必要とか考えること自体が、間違いなんだろうね。
【chara 124511 face 4 (sad)】
あ~も~上手く頭が回んないや。
voice: vo_adv_5108004_137
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
ミサトちゃん──膝枕してくれるかな。
voice: vo_adv_5108004_138
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
あらあら……【chara 124611 face 2 (joy)】
うふふ♪
いいわよ~♪
voice: vo_adv_5108004_139
ホマレ:
【chara 124611 face 1 (normal)】
【chara 124511 face 1 (normal)】
もういいや。
今日は徹底的に付き合ってもらうよ。
【chara 124511 face 2 (joy)】
私をこんなふうにしちゃったんだから、責任取ってくれるよね?
voice: vo_adv_5108004_140
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
ええ、もちろん。
【chara 124611 face 1 (normal)】
それに、ミツキさんも待たせてるから。
voice: vo_adv_5108004_141
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
……ん? 待たせてる?
voice: vo_adv_5108004_142
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
ミサト、逃げないようにしっかり捕まえておくのよ。
【chara 124711 face 5 (shy)】
さてさて、何から試してみようかしらね?
voice: vo_adv_5108004_143
ホマレ:
【chara 124511 face 4 (sad)】
え~~~!?
それはひどくな~い~!?
voice: vo_adv_5108004_144
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
ドラゴン族の体を触れる機会なんて滅多にないんだもの。
【chara 124711 face 1 (normal)】
いろいろと手伝ってあげたんだから、これくらいはね。
voice: vo_adv_5108004_145
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
……あらいけない。
【chara 124711 face 1 (normal)】
君、ここからは大人の時間よ?
【chara 124711 face 2 (joy)】
坊やはもう寝なさい。
voice: vo_adv_5108004_146
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
あらあら、心配しなくても大丈夫。
……【chara 124611 face 2 (joy)】
ね?
おやすみなさい♪
voice: vo_adv_5108004_147
ホマレ:
【chara 124511 face 4 (sad)】
え~ん、たすけて~
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
大人たちの楽しそうな声を聞きながら、
{player}は静かに部屋の扉を閉めるのであった。