初日の出に盃を
成功や失敗を味わいつつ、無事温泉旅館での仕事を終えるホマレたち。この経験で確かな絆を結んだ彼女たちは、最初の目的であった『オトナの忘年会』をするため温泉に浸かり、昇る初日の出に盃を交わす。
-------------- situation:
初日の出に盃を
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
温泉旅館に関わる全ての人々が楽しみ、騒ぎ、戦った忘年会。
その宴も終わりを迎えようとしていた。
voice: vo_adv_5108007_000
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
ほらほらイノリちゃん。
こんなところで寝ちゃダメだよ~
voice: vo_adv_5108007_001
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
むにゅ……寝てないです……
ちゃんと、起きてるです……
voice: vo_adv_5108007_002
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
いつもならもう寝てる時間だよ?
そんなに頑張らなくてもいいんじゃないかな~?
voice: vo_adv_5108007_003
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
今日は、寝るわけには……いかないですよ……
だって、ボス……
voice: vo_adv_5108007_004
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
ん~、私?
【chara 124511 face 1 (normal)】
あ、私と一緒に初日の出が見たいとか~?
【chara 124511 face 2 (joy)】
かわいいこと考えるねイノリちゃんは~
voice: vo_adv_5108007_005
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
ボスに……お年玉……もらうです……
voice: vo_adv_5108007_006
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
…………
Choice: (1) 止める。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5108007_007
ホマレ:
【chara 124511 face 6 (surprised)】
なんで止めるの~?
お望み通りお年玉をあげようとしてるだけだよ~?
voice: vo_adv_5108007_008
イノリ:
【chara 106611 face 2 (joy)】
うひひ……新年こそ……下克上ですぅ……
voice: vo_adv_5108007_009
ユカリ:
【chara 103412 face 8 (special_b)】
おねがいぃ~!
もういっぱいだけれいいのぉ~!
voice: vo_adv_5108007_010
シオリ:
【chara 103813 face 4 (sad)】
ユカリさん……ダメですよ。
みなさん、お片付けができませんから。
voice: vo_adv_5108007_011
ユカリ:
【chara 103412 face 8 (special_b)】
やだやだ~!
シオリひゃんも一緒にのも?
【chara 103412 face 2 (joy)】
こんやは寝かさにゃ~いぞ~!
voice: vo_adv_5108007_012
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
やれやれ、完全に出来上がってるわね。
【chara 124711 face 1 (normal)】
ねぇ君、さっきの気付け薬を飲ませてあげてちょうだい。
Choice: (2) 任せて。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5108007_013
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
あ、飲ませるのは少しでいいから。
与え過ぎると……
voice: vo_adv_5108007_014
シオリ:
【chara 103813 face 6 (surprised)】
少し量が少ないかもしれませんね。
【chara 103813 face 2 (joy)】
もっとこれくらい……えいっ。
voice: vo_adv_5108007_015
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
あっ。
voice: vo_adv_5108007_016
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
んぐっ……!?
voice: vo_adv_5108007_017
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
いい大人がだらしない姿を見せてすみませんでした。
この度の一件、ご迷惑をおかけした方々に
深く謝罪を申し上げたいと思います。
voice: vo_adv_5108007_018
シオリ:
【chara 103813 face 6 (surprised)】
えっ? ユカリさん……!?
voice: vo_adv_5108007_019
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
……まぁ、毒ってわけじゃないから問題ないのだけれど。
ただ、与えすぎると一瞬で意識がハッキリするのよね。
voice: vo_adv_5108007_020
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
つまり、さっきまでの醜態を鮮明に記憶したままになる。
voice: vo_adv_5108007_021
シオリ:
【chara 103813 face 4 (sad)】
ご、ごめんなさいっ!
ユカリさん……!
voice: vo_adv_5108007_022
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
いえ謝るのは私の方です。私はいつも麦しゅわの飲み過ぎで
人に迷惑をかけてばかりのロクデナシです。
新年からは今度こそ、本当に、絶対に……ちょっとだけしか飲みません。
voice: vo_adv_5108007_023
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
あぁん、体があつ~い……
voice: vo_adv_5108007_024
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
あらあらイオ先生、大丈夫ですか?
【chara 124611 face 1 (normal)】
お水を持ってきましょうか?
voice: vo_adv_5108007_025
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
すみません、ミサト先生……
飲み過ぎてしまったみたいで……
ねぇ君、ちょっと服を緩めてもらえるかしら……?
Choice: (3) 分かりました。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5108007_026
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
そっ、それはダメよ……!
教育に悪いわ……!
【chara 124611 face 1 (normal)】
イオ先生、私が緩めてあげますから……!
voice: vo_adv_5108007_027
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
ありがとうございます……ミサト先生……
voice: vo_adv_5108007_028
ミサト:
【chara 101811 face 1 (normal)】
【chara 124611 face 6 (surprised)】
あらあらあら、こんなに汗をかいて。
きれいな手ぬぐい、どこにあったかしら……
voice: vo_adv_5108007_029
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
……あなたはこっち見ちゃダメよ?
これは刺激的過ぎるわ。
voice: vo_adv_5108007_030
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
ミサト先生……優しい……♪
voice: vo_adv_5108007_031
ミサト:
【chara 124611 face 2 (joy)】
まぁ、イオ先生ったら甘えん坊さんね。
voice: vo_adv_5108007_032
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
──ふぅ。
お客さんもみんなお部屋に戻っていただけたし、
これで後片付けも終わりかしら。
voice: vo_adv_5108007_033
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
さすがに疲れたわね。
【chara 124711 face 1 (normal)】
まぁ今まで経験したことのない年末だったし、
貴重な経験ができたけど。
voice: vo_adv_5108007_034
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
これで若女将の仕事もおしまいだね。
【chara 124511 face 2 (joy)】
若女将って響き、好きだったんだけどな~♪
Choice: (4) みんな、手伝ってくれてありがとう。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5108007_035
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
お礼だなんて……【chara 124611 face 1 (normal)】
いいのよ。
頑張ってるあなたを見て、【chara 124611 face 2 (joy)】
先生は心を動かされたんだから。
voice: vo_adv_5108007_036
ミツキ:
【chara 124611 face 1 (normal)】
【chara 124711 face 1 (normal)】
君には普段いろいろと手伝ってもらってるしね。
【chara 124711 face 2 (joy)】
気にしなくていいわ。
voice: vo_adv_5108007_037
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
あ、じゃあ二人の分まで私がもらっちゃおうかな~?
今度私の部屋に来てくれる~?
【chara 124511 face 2 (joy)】
二人っきりで、お礼してくれるとうれしいな~♪
voice: vo_adv_5108007_038
二人:
【chara 1 face 1 (normal)】
ホマレ?
ホマレさん?
voice: vo_adv_5108007_039
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
わ~、二人ともなんかこわ~い♪
voice: vo_adv_5108007_040
ミツキ:
【chara 124711 face 4 (sad)】
これは部屋で説教ね。
ミサト、戻るわよ。
voice: vo_adv_5108007_041
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
あ……
みんな、先に戻っててもらえるかしら。
【chara 124611 face 4 (sad)】
私は最後に少し見て回っておきたいから。
voice: vo_adv_5108007_042
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
ん? それなら私も付き合うわよ?
voice: vo_adv_5108007_043
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
……ん~
ミツキちゃん、いいからいいから。
【chara 124511 face 2 (joy)】
さ、部屋に戻ろ。
voice: vo_adv_5108007_044
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
……?
voice: vo_adv_5108007_045
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
……行ったかしら。
voice: vo_adv_5108007_046
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
失礼いたします。
voice: vo_adv_5108007_047
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
──温泉の神さま。
私の言葉をお聞きください。
voice: vo_adv_5108007_048
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
私は……今回、
みんなが楽しんでいた忘年会を、滅茶苦茶にしてしまいました。
voice: vo_adv_5108007_049
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
さっき……みんなには謝ったのですが……
ホマレさんも、ミツキさんも、若旦那も。
笑いながら、楽しかった、って言ってくれました。
voice: vo_adv_5108007_050
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
きっと楽しいだけではなかったはずなのに、
私のせいで、大変だったはずなのに。
とても、優しい言葉をかけてくれたのです。
voice: vo_adv_5108007_051
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
そんな優しさに……甘えたいと思った私を。
どうか……お許しください。
voice: vo_adv_5108007_052
ホマレ:
【chara 124511 face 1 (normal)】
──許しま~す♪
voice: vo_adv_5108007_053
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
えっ……?
voice: vo_adv_5108007_054
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
ふふっ、許すわよ。
【chara 124711 face 1 (normal)】
元から気にしちゃいないけど。
voice: vo_adv_5108007_055
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
ホマレさん、ミツキさん、
それに{player}君まで……!?
Choice: (5) 許すよ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5108007_056
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
あらあら、恥ずかしい……
こっそり見てるなんて意地悪なんだから。
みんな、めっ、ですよ……!
voice: vo_adv_5108007_057
ミツキ:
【chara 124711 face 2 (joy)】
あらあら、怒られちゃった。
voice: vo_adv_5108007_058
ホマレ:
【chara 124711 face 1 (normal)】
【chara 124511 face 2 (joy)】
あらあら、めってされちゃった~♪
voice: vo_adv_5108007_059
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
も~っ!
本当に怒るわよ~!
voice: vo_adv_5108007_060
ミサト:
【chara 124611 face 1 (normal)】
……ふふっ。
voice: vo_adv_5108007_061
3人:
【chara 1 face 1 (normal)】
うふふふ……♪
voice: vo_adv_5108007_062
ミサト:
【chara 124611 face 4 (sad)】
でも、二人とも……本当にごめんなさいね。
楽しい忘年会になるはずだったのに……
voice: vo_adv_5108007_063
ミツキ:
【chara 124711 face 6 (surprised)】
あら。
もう終わった気でいるの?
voice: vo_adv_5108007_064
ミサト:
【chara 124611 face 6 (surprised)】
え……?
voice: vo_adv_5108007_065
ホマレ:
【chara 124511 face 2 (joy)】
あはは☆
ここからが、オトナの忘年会だよ~♪
movie: 510800701
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして──宿を去る日が訪れた。
voice: vo_adv_5108007_066
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
さて、ミツキちゃん、ミサトちゃん。
帰り支度はできたかな~?
voice: vo_adv_5108007_067
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
できてるわよ。
……【chara 105111 face 6 (surprised)】
ほとんど着物で動いてたからか、
いつもの格好なのに違和感があるわ。
voice: vo_adv_5108007_068
ミサト:
【chara 101512 face 2 (joy)】
着物に袖を通して帯を締めると、全身が引き締まりますよね。
【chara 101512 face 1 (normal)】
自分用に一着くらいあつらえてみようかしら。
voice: vo_adv_5108007_069
仲居1:
【chara 417 face 1 (normal)】
若女将──【chara 417 face 2 (joy)】
いえ、ホマレさま、ミツキさま、ミサトさま。
voice: vo_adv_5108007_070
仲居2:
【chara 418 face 2 (joy)】
この度は、私どもにお力添えいただきありがとうございました。
voice: vo_adv_5108007_071
仲居3:
【chara 1512 face 2 (joy)】
陽卵の宿の仲居一同、皆さまに感謝を申し上げます。
voice: vo_adv_5108007_072
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
……ううん。
こっちこそありがとうって言わせてもらおうかな。
voice: vo_adv_5108007_073
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
楽しかったよ、この温泉旅行。
voice: vo_adv_5108007_074
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
あらあら。
voice: vo_adv_5108007_075
ミサト:
【chara 101512 face 2 (joy)】
まぁまぁ♪
voice: vo_adv_5108007_076
ホマレ:
【chara 101512 face 1 (normal)】
【chara 106711 face 6 (surprised)】
ちょっと二人とも、何その反応は~
【chara 106711 face 4 (sad)】
私が楽しんじゃダメだったのかな~?
voice: vo_adv_5108007_077
ミサト:
【chara 101512 face 2 (joy)】
いいえ。なによりの言葉だわ。
……うふふ♪
voice: vo_adv_5108007_078
???:
【chara 7911 face 1 (normal)】
おや、もうお帰りかしら。
voice: vo_adv_5108007_079
仲居1:
【chara 417 face 6 (surprised)】
あ……!
女将……もうよいのですか……?
voice: vo_adv_5108007_080
女将:
【chara 7911 face 2 (joy)】
この旅館を救ってくれた大恩人のご出立ですからねぇ。
寝ているわけにはまいりません。
voice: vo_adv_5108007_081
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
あなたが……女将さん?
voice: vo_adv_5108007_082
女将:
【chara 7911 face 1 (normal)】
ええ、ええ。
顔見せが遅くなってごめんなさいね。
私が当旅館──陽卵の宿の女将でございます。
voice: vo_adv_5108007_083
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
体を悪くしてるって聞いてたけど、大丈夫なの?
【chara 105111 face 1 (normal)】
なんだったら診てあげましょうか?
voice: vo_adv_5108007_084
女将:
【chara 7911 face 2 (joy)】
いいえ、平気ですよ。【chara 7911 face 4 (sad)】
お恥ずかしながら、ただの腰痛なんです。
年越しに向けた準備で、年甲斐もなく張り切りすぎてしまってねぇ。
……皆さんにはご迷惑をおかけして、誠に面目次第もございません。
voice: vo_adv_5108007_085
ミサト:
【chara 101512 face 6 (surprised)】
迷惑だなんてかけられていませんよ。
【chara 101512 face 1 (normal)】
楽しいお仕事の経験と……【chara 101512 face 2 (joy)】
気持ちのいい新年を迎えられましたから。
voice: vo_adv_5108007_086
ホマレ:
【chara 101512 face 1 (normal)】
【chara 106711 face 2 (joy)】
陽卵の宿……噂以上にすっごくよかったです。
voice: vo_adv_5108007_087
女将:
【chara 7911 face 1 (normal)】
そう仰っていただけると冥利に尽きます。
【chara 7911 face 6 (surprised)】
本当は、少しばかり心配だったのだけれど、
【chara 7911 face 2 (joy)】
あなた方のおかげで、仲居のみんなもすごくいい顔になって……ふふっ。
voice: vo_adv_5108007_088
女将:
【chara 7911 face 1 (normal)】
さて。
改めて、この旅館のお仕事を務めあげてくれた皆さまに、
旅館一同、お見送りのお言葉を。
voice: vo_adv_5108007_089
女将:
【chara 7911 face 2 (joy)】
この度は、
陽卵の宿にご宿泊、お力添えいただきありがとうございました。
voice: vo_adv_5108007_090
仲居たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
またのお越しをお待ち申し上げております。
voice: vo_adv_5108007_091
ミサト:
【chara 101512 face 2 (joy)】
ええ、必ず。
voice: vo_adv_5108007_092
ミツキ:
【chara 101512 face 1 (normal)】
【chara 105111 face 2 (joy)】
また来るわ。
Choice: (6) 今度はお客さんとして。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5108007_093
ホマレ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
【chara 106711 face 2 (joy)】
……またこの「みんなで」ね。
voice: vo_adv_5108007_094
みんな:
【chara 105111 face 2 (joy)】
【chara 101512 face 2 (joy)】
【chara 106711 face 2 (joy)】
【chara 1 face 1 (normal)】
あはは☆
ふふっ。
うふふ♪
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
陽卵の宿を支えるすべての人々に見送られながら、
{player}たちは新たな一年へと歩み出す。
またいつか、その宿を訪れる日を心待ちにしながら──
movie: 510800702