二人なら絶対だって
誓約女君と剣を交えるノウェム。絶対防御を破りたいという彼女の思いを聞いてオクトーは逃げようとするが、結局手伝うことになってしまう。そのまま二人は力を合わせ誓約女君に挑むのであった。
-------------- situation:
二人なら絶対だって
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
辺りに誰もいない広々とした平原に、
気合のこもった声が響いていた。
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ノウェム:
【chara 106114 face 3 (anger)】
ふんっ、はぁっ!
どおりゃあああ!
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誓約女君:
【chara 107111 face 3 (anger)】
遅いっ!
その程度の打ち込みでは、羽虫の一匹すらも倒せんぞ!
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オクトー:
【chara 106211 face 3 (anger)】
なになに、なにやっちゃってんのノウェム。
……ストライキ?
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ノウェム:
【chara 106114 face 3 (anger)】
そんなわけっ、ないだろっ!
おおりゃああああっ!
voice: vo_adv_5111603_004
誓約女君:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ふん、気合だけだな!
【chara 107111 face 3 (anger)】
勢い任せだと──こうなるっ!
voice: vo_adv_5111603_005
ノウェム:
【chara 106114 face 4 (sad)】
ぐへぇぇぇーーー!
voice: vo_adv_5111603_006
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】
あーあー、思いっきり吹っ飛んじゃって。
【chara 106211 face 3 (anger)】
今のって能力発動してなかった?
なら当たるわけないじゃん。
voice: vo_adv_5111603_007
ノウェム:
【chara 106114 face 4 (sad)】
けほっ……だってさー、血が騒がないか?
【chara 106114 face 1 (normal)】
絶対防御とか、名前の響きだけで破りたくなるだろ?
voice: vo_adv_5111603_008
誓約女君:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ふっ。
ノウェム、オマエは阿呆だな。
破れないから絶対と言うんだよ。
voice: vo_adv_5111603_009
誓約女君:
【chara 107111 face 2 (joy)】
そういう反骨精神は、ワタシも分からんでもないがね。
【chara 107111 face 1 (normal)】
それでどうする? まだ続けてみるか?
voice: vo_adv_5111603_010
ノウェム:
【chara 106114 face 2 (joy)】
おう、もちろんだ!
あっ、そうだ、オクトーも──
voice: vo_adv_5111603_011
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】
そろーり、そろりと……
voice: vo_adv_5111603_012
ノウェム:
【chara 106114 face 1 (normal)】
おいこら、逃げるな!
【chara 106114 face 2 (joy)】
ほら、オクトーも手伝ってくれ!
アタシたち二人なら、絶対を打ち破れるかも!
voice: vo_adv_5111603_013
オクトー:
【chara 106211 face 3 (anger)】
なにそれ、意味分かんないんだけどー
voice: vo_adv_5111603_014
ノウェム:
【chara 106114 face 2 (joy)】
アタシたちに不可能はないってことだ!
voice: vo_adv_5111603_015
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】
……はぁ。
分かった。分かりましたよ。
面倒だけど、手伝ってあげるよ。
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誓約女君:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ふっ、何人でもかかってくるがいいさ!
【chara 107111 face 3 (anger)】
では、能力の発動を……
voice: vo_adv_5111603_017
オクトー:
【chara 106211 face 3 (anger)】
今だよノウェム。
voice: vo_adv_5111603_018
ノウェム:
【chara 106114 face 6 (surprised)】
えっ?
voice: vo_adv_5111603_019
誓約女君:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
は? 【chara 107111 face 3 (anger)】
おい待てオクトー!
絶対防御を破りたいという話だろうが!
まだ能力を発動してな──
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オクトー:
【chara 106211 face 1 (normal)】
ボクは別にそういうのじゃないんでー
voice: vo_adv_5111603_021
誓約女君:
【chara 107111 face 3 (anger)】
オマエは~!
ノウェム、それでいいのか!?
voice: vo_adv_5111603_022
ノウェム:
【chara 106114 face 2 (joy)】
さっすがオクトーだな!
voice: vo_adv_5111603_023
誓約女君:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
……なるほど、想定以上の阿呆だったな。
【chara 107111 face 3 (anger)】
いいだろう、ならばワタシも負けてはいられまいよ!
voice: vo_adv_5111603_024
誓約女君:
【chara 107111 face 3 (anger)】
手加減はできんぞ、ノウェム、オクトー!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
自身に立ち向かってくるノウェムとオクトーを見据え、
誓約女君は愉しそうに武器を構えるのであった。