守るべき場所ここにあり
隠れ家的人気レストランの閉店の話を聞いたモニカと{player}。皆の憩いの場を守るため、ギルドハウス出張所として店を借りることを決めたモニカは、早速、駄菓子の買い出しに向かうのだった。
-------------- situation:
守るべき場所ここにあり
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
良く晴れたある日。
子どもたちと共に市街地を走り抜けるモニカの姿があった。
voice: vo_adv_5114000_000
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
よしっ、捕まえた!
voice: vo_adv_5114000_001
男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】
あーあ、またモニカ姉ちゃんにつかまっちゃったよ。
姉ちゃん、足速いんだよなー
voice: vo_adv_5114000_002
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
常日頃から鍛錬を重ねているからな!
軍人たるもの、体力は基本中の基本だ!
体力なくしては何もできぬからな。
voice: vo_adv_5114000_003
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
さあ、続きを……【chara 105311 face 4 (sad)】
いや、鬼ごっこはしばし休憩だ。
其方、何か心配事があるのだろう。朝から浮かない顔をしているが。
さっきもすぐに捕まってしまったしな。
voice: vo_adv_5114000_004
男の子:
【chara 111 face 6 (surprised)】
えっ!? そんなことないよ!
【chara 111 face 1 (normal)】
俺、モニカ姉ちゃんとの訓練、楽しいし!
voice: vo_adv_5114000_005
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
取り繕っても軍人の目はごまかせんぞ!
【chara 105311 face 4 (sad)】
……悩みがあるなら話してくれ。
voice: vo_adv_5114000_006
男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】
……モニカ姉ちゃん、すごいや。
なんでわかっちゃうの?
voice: vo_adv_5114000_007
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
盟友の窮地を見過ごすことはできんからな。
voice: vo_adv_5114000_008
男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】
うん。……あのね。姉ちゃんも知ってると思うけど、
俺のばあちゃん、広場のわきのレストランやってるだろ。
voice: vo_adv_5114000_009
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
うむ、私も行ったことがあるぞ!
【chara 105311 face 6 (surprised)】
隠れ家的な立地ながらいつも満員でなかなか入れないが……
【chara 105311 face 1 (normal)】
キッシュが最高においしかった!
voice: vo_adv_5114000_010
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
食後のコーヒーに、ミルクをたっぷり入れてくれたこともあったな。
砂糖も最高の塩梅で……
貴公も一度ならず行ったことがあるだろう?
Choice: (1) うん、もちろん。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5114000_011
男の子:
【chara 111 face 1 (normal)】
兄ちゃんも知ってるだろ? ベーコンも、ソーセージもおいしくってさ!
【chara 111 face 2 (joy)】
俺も大好きなんだ! ……【chara 111 face 4 (sad)】
だけど……
ばあちゃん、腰を悪くしちゃって。もう店には立てないんだってさ。
voice: vo_adv_5114000_012
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
なんと……それは知らなかったが……【chara 105311 face 4 (sad)】
残念だ。
少し前に行ったときは、元気そうに見えたのだがな……
voice: vo_adv_5114000_013
男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】
それで、大人の話だからーってみんな教えてくれないんだけど……
【chara 111 face 3 (anger)】
俺、知ってるんだ。ばあちゃんが店閉めちゃうこと。
voice: vo_adv_5114000_014
男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】
仕方ないんだってさ。土地と建物はずっと前から借りてるものだから。
店やってる間は、家賃を払わなくちゃいけないだろ?
voice: vo_adv_5114000_015
男の子:
【chara 111 face 6 (surprised)】
店閉めたら、家賃も払えなくなって
【chara 111 face 4 (sad)】
ばあちゃんの店、すぐ取り壊されちゃうかもしれないんだ……
voice: vo_adv_5114000_016
男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】
なあ、姉ちゃん、兄ちゃん!
どうにかする方法、ないかな?
ばあちゃん、このままじゃかわいそうだよ……
Choice: (2) なんとかしてみよう。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5114000_017
男の子:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
【chara 111 face 6 (surprised)】
兄ちゃん! いいの? ほんとに?
voice: vo_adv_5114000_018
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
貴公!
コラ、【chara 105311 face 4 (sad)】
そうやっていつも衝動的に動くのは、悪い癖だぞ!
Choice: (3) モニカも、そのつもりだったでしょ?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5114000_019
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
うっ……わ、私は! その……
ギルドマスターとして、市井の人々の役に立つことを、
常に考えているからな……
voice: vo_adv_5114000_020
男の子:
【chara 111 face 6 (surprised)】
しせい? って何のことかわからないけど、
【chara 111 face 1 (normal)】
姉ちゃんも兄ちゃんも、ありがとう!
【chara 111 face 2 (joy)】
ばあちゃん、きっと喜ぶよ!
voice: vo_adv_5114000_021
モニカ:
【chara 111 face 1 (normal)】
【chara 105311 face 1 (normal)】
よし、まずは話を聞いてみよう!
voice: vo_adv_5114000_022
老婦人:
【chara 7911 face 1 (normal)】
……まあまあ、そんな話をしてくれたの?
ありがとうね。【chara 7911 face 4 (sad)】
でもいいのよ。
よその人たちに迷惑をかけるわけにはいかないでしょう。
voice: vo_adv_5114000_023
男の子:
【chara 111 face 3 (anger)】
けど! モニカ姉ちゃんも、兄ちゃんも、
本気で店をどうにかしようって言ってくれてるんだよ!
ねっ!? そうだよね、兄ちゃん、姉ちゃん!
voice: vo_adv_5114000_024
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
ああ。いろいろと考えられての決断だとは思うが……
【chara 105311 face 4 (sad)】
せめて、この店の形だけでも残せないかと相談してな。
voice: vo_adv_5114000_025
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
以前のようなレストランは私には無理だし、
真似をしたところで……
あの絶品のキッシュやソーセージを作ることはできまい。
voice: vo_adv_5114000_026
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
だが……皆が愛したこの店を、せめて形だけでも残したいと思ったのだ。
【chara 105311 face 4 (sad)】
突然のことで不安に思うかもしれないが、
一度、やらせてみてもらえないだろうか。
voice: vo_adv_5114000_027
老婦人:
【chara 7911 face 1 (normal)】
そうね……あなたたちの気持ちはとてもうれしいわ。
この子がそう望むなら、願いをかなえてあげたい気持ちもある。
【chara 7911 face 2 (joy)】
何しろ、生まれる前からこのお店にいたようなものだものね。
voice: vo_adv_5114000_028
男の子:
【chara 111 face 2 (joy)】
へへっ、父ちゃんと母ちゃん、ここの店で出会ったんだって。
【chara 111 face 1 (normal)】
そんで、俺、母ちゃんのお腹の中にいるときから
ばあちゃんの作った料理、いーっぱい食べてたからさ!
voice: vo_adv_5114000_029
老婦人:
【chara 7911 face 2 (joy)】
ふふふ、懐かしいわねえ……
voice: vo_adv_5114000_030
モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】
よし! それじゃあ決まりだな!
voice: vo_adv_5114000_031
老婦人:
【chara 105311 face 1 (normal)】
【chara 7911 face 6 (surprised)】
でもあなたたち。レストランは無理と言ったわね?
何をするつもりなの?
voice: vo_adv_5114000_032
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
よく聞いてくれたな!
voice: vo_adv_5114000_033
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
ここを我が【ヴァイスフリューゲル ランドソル支部】、
ギルドハウス出張所とする!
voice: vo_adv_5114000_034
男の子:
【chara 111 face 6 (surprised)】
ヴァイスフリューゲル……ランドソル支部、
ギルドハウス、しゅっちょうじょ?
【chara 111 face 1 (normal)】
すげー! なんかかっこいい!
voice: vo_adv_5114000_035
モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】
そうだ! かっこいいだろう!
voice: vo_adv_5114000_036
男の子:
【chara 105311 face 1 (normal)】
【chara 111 face 6 (surprised)】
で、それって何を売る店なの?
お菓子とか?
voice: vo_adv_5114000_037
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
何も売らんぞ。
我が【ヴァイスフリューゲル ランドソル支部】の出張ギルドハウス……
といったところだな。
voice: vo_adv_5114000_038
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
ギルド活動の拠点にしたり、
メンバーを募集する窓口としたり、依頼を受けたり……
ギルドとして、いろいろな業務をこなす場所だ。
voice: vo_adv_5114000_039
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
いかんせんまだまだ知名度低めの我がギルド……
【chara 105311 face 1 (normal)】
これを機に、町内の皆様方に知っていただくのだ!
voice: vo_adv_5114000_040
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
お茶とお菓子で楽しんでもらいつつ、
気軽に依頼が受けられるような場所にしよう。
【chara 105311 face 4 (sad)】
レストランとは違うかもしれないが……【chara 105311 face 1 (normal)】
きっと、皆に愛されるはずだ。
voice: vo_adv_5114000_041
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
そして……! そうなれば当然、依頼はバンバン入り、
所属希望者がどしどし訪れ、
【chara 105311 face 2 (joy)】
ギルドの評判はうなぎのぼり……!
voice: vo_adv_5114000_042
男の子:
【chara 105311 face 1 (normal)】
【chara 111 face 4 (sad)】
うーん……
……ってことは……、まずどうするの?
voice: vo_adv_5114000_043
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
まずは皆の憩いの場として、この場所を活用してみようと思うぞ!
Choice: (4) 早速ギルドのみんなに伝えてこよう!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5114000_044
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
ま、待て待て待て!
まだ尚早というものだ!
voice: vo_adv_5114000_045
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
この場所はまだ内緒にしておきたい。
【chara 105311 face 1 (normal)】
せっかくなのだ、バーンとかっこよく内装を作って
立派な出張所にしてからのお披露目といくぞ。
voice: vo_adv_5114000_046
モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】
皆をあっと驚かせてやりたいのだ!
【chara 105311 face 6 (surprised)】
いいか? 誰にも言うな。これは軍人としての約束だからな!
Choice: (5) 分かった!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5114000_047
男の子:
【chara 111 face 2 (joy)】
へー!
面白そう!
【chara 111 face 1 (normal)】
俺も手伝うよ!
Choice: (6) 僕も。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5114000_048
モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】
うむ、その心遣いに感謝するぞ!
voice: vo_adv_5114000_049
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
では早速、始めるとするか。
Choice: (7) 何をするの?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5114000_050
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
そうだな……【chara 105311 face 1 (normal)】
まずは駄菓子の買い付けだ!
……腹が減っては戦はできん。
甘味なくてはギルドハウスも作れないと昔から言うだろう?
voice: vo_adv_5114000_051
男の子:
【chara 111 face 4 (sad)】
えー
言わないと思うよー
voice: vo_adv_5114000_052
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
ならば今ここで! 宣言する!
甘味なくてはギルドハウスはできないのだ!
【chara 105311 face 2 (joy)】
そんなわけで、買い付けに行くぞ!
voice: vo_adv_5114000_053
男の子:
【chara 111 face 2 (joy)】
えいえい、おー!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
こうして、モニカの奮闘が始まったのだった。