伝説の再臨
伝説の吸血鬼復活の報せを受けて、謁見を求める魔物たちがイリヤのもとに集う。地位と名声を高めるため、イリヤはユキ、{player}と共に、謁見とは名ばかりのニンニク地獄を乗り越えていく。
-------------- situation:
伝説の再臨
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
伝説の吸血鬼が語り継がれる地にて、主として祭り上げられたイリヤ。
玉座に座る彼女の元には、魔物たちがひっきりなしに訪れていた。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5120002_000
魔物たち:
【chara 1611 face 1 (normal)】
イリヤ様、ばんざーい!
イリヤ様、ばんざーい!
voice: vo_adv_5120002_001
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
ハッハッハ! 見ておるか{player}よ。
【chara 126211 face 1 (normal)】
これまではちゃんと伝わっておらんかったかもしれんが、
わらわは本来、こうして魔の者たちに崇められる存在だったのじゃ。
voice: vo_adv_5120002_002
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
どうじゃ、わらわの偉大さが改めて分かったか?
Choice: (1) イリヤさま、ばんざーい!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5120002_003
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
うむうむ。
やはりお主は愛いやつじゃの。
voice: vo_adv_5120002_004
イリヤ:
【chara 126211 face 5 (shy)】
じゃがお主はさま付けなどせんでよいぞ?
……お主は特別じゃからな。
voice: vo_adv_5120002_005
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
ご機嫌だね、イリヤ。
voice: vo_adv_5120002_006
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
いやユキ、お主はさまを付けぬか。
なんならそこで魔物たちに交ざってひざまずいてもいいくらいじゃぞ。
【chara 126211 face 1 (normal)】
ほれほれ、あのように頭を下げてわらわを崇めよ。
voice: vo_adv_5120002_007
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
なに言ってるのさ。
彼らはボクの髪の艶めきに目がくらんで頭を下げてるんだよ?
voice: vo_adv_5120002_008
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
イリヤ様万歳言うとるのに!?
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_5120002_009
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
……とまぁ、ひとしきりいい気分になってみたはよいが。
【chara 126211 face 4 (sad)】
こやつらを率いるとは言うても、何をしたらいいんじゃろうな。
voice: vo_adv_5120002_010
ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】
スケジュールでしたら、すでに決まっております。
voice: vo_adv_5120002_011
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
ふむ、申してみよ。
voice: vo_adv_5120002_012
ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】
伝説の吸血鬼が復活し、この地に降臨された件。
闇を生きる者たちの情報網によって、すでに各地に広がっております。
voice: vo_adv_5120002_013
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
へぇ~、そんなに有名なんだね、イリヤって。
voice: vo_adv_5120002_014
ブラド:
【chara 9811 face 2 (joy)】
無論です。
我ら魔族、そして闇の魔物たちにとってその復活は悲願。
【chara 9811 face 1 (normal)】
そしてそんなイリヤ様が御座すこの地は、まさに憧れの地。
voice: vo_adv_5120002_015
ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】
今もこの地に移住したいと申し出る者たちが続々と訪れております。
【chara 9811 face 2 (joy)】
そういった者たちにイリヤ様との謁見をさせたいのです。
voice: vo_adv_5120002_016
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
まだわらわが来て一日も経っとらんのにもう来とるのか!?
【chara 126211 face 4 (sad)】
ううむ、謁見……あまり堅苦しいのは気が乗らんのじゃが……
voice: vo_adv_5120002_017
ブラド:
【chara 9811 face 2 (joy)】
ご容赦ください。各地より訪ねてくる者たちとの関係を築き上げ、
うまく従えることができれば、イリヤ様の地位は上がり、名声は轟き、
伝説の復活も早まることになりましょう。
voice: vo_adv_5120002_018
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
ここで嫌われちゃったら、イリヤの地位は下がり、名声はガタ落ち、
【chara 126311 face 1 (normal)】
伝説の復活は潰えるってわけだね。
voice: vo_adv_5120002_019
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
なぜわらわにプレッシャーをかけた!?
voice: vo_adv_5120002_020
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
ううむ、余計に気が乗らなくなってきたわ。
眷属よ、なにかいいアイデアはないかの?
Choice: (2) 僕が代わりにやる。
Choice: (3) ユキが代わりにやる。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5120002_021
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
なるほど、お主がわらわの代弁者として謁見を進めるわけか。
【chara 126211 face 2 (joy)】
それはよい考えじゃのう!
Jump to tag 4
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5120002_022
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
まかせてよ♪
みーんなボクの美しさの虜にしてあげるよ!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5120002_023
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
よし、では任せた!
わらわはその辺でふんぞり返っておこう!
voice: vo_adv_5120002_024
ブラド:
【chara 9811 face 6 (surprised)】
!?
voice: vo_adv_5120002_025
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
……などという冗談はさておき。
【chara 126211 face 4 (sad)】
それがわらわの完全復活への近道というならばやるしかあるまい。
voice: vo_adv_5120002_026
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
わらわに会いに来た者どもを連れてくるがよい。
voice: vo_adv_5120002_027
ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】
ハッ。
では、お通しします。
voice: vo_adv_5120002_028
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
さて、一体どんなやつが──
魔物1:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_5120002_029
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
なっ!?
voice: vo_adv_5120002_030
魔物1:
【chara 1611 face 1 (normal)】
あっ、失礼いたしました。
つい習性で声をあげてしまいました……
voice: vo_adv_5120002_031
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
あれって習性だったんだ……
voice: vo_adv_5120002_032
魔物1:
【chara 1611 face 1 (normal)】
イリヤ・オーンスタイン様。
この度はご復活おめでとうございます。
お目通りが叶い光栄にございます……!
voice: vo_adv_5120002_033
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
うむ。
そう畏まる必要はないぞ、面を上げよ。
voice: vo_adv_5120002_034
魔物1:
【chara 1611 face 1 (normal)】
さ、さすがは伝説に語られる吸血鬼さま……!
我々のようなただの魔物にさえ寛大なお心遣い……!
voice: vo_adv_5120002_035
魔物1:
【chara 1611 face 1 (normal)】
本日は、イリヤ様に我が一族より献上品をお持ちしました。
voice: vo_adv_5120002_036
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
献上品か。
【chara 126211 face 2 (joy)】
うむうむ、よい心がけじゃな。
voice: vo_adv_5120002_037
魔物1:
【chara 1611 face 1 (normal)】
どうぞこちらをお受け取りください。
我が一族が育てている、最上級の──
voice: vo_adv_5120002_038
魔物1:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ニンニクです。
voice: vo_adv_5120002_039
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
ニンニク!?
voice: vo_adv_5120002_040
魔物1:
【chara 1611 face 1 (normal)】
……どうかしましたか?
voice: vo_adv_5120002_041
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
え、ええと……その、わらわは……
voice: vo_adv_5120002_042
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
あれ?
そういえば吸血鬼ってニンニクが弱点じゃなかったっけ?
voice: vo_adv_5120002_043
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
おお、よう言うたぞユキ!
【chara 126211 face 4 (sad)】
わらわが直接苦手と口にするわけにはいかんからな、
【chara 126211 face 2 (joy)】
ユキよ、その調子でやんわりと伝えるのじゃ……!
voice: vo_adv_5120002_044
ブラド:
【chara 9811 face 6 (surprised)】
いえ、それは違いますな。
【chara 9811 face 2 (joy)】
ただの吸血鬼であるならそうかもしれませんが、
伝説の吸血鬼に弱点などございません。
voice: vo_adv_5120002_045
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
えっ。
voice: vo_adv_5120002_046
魔物1:
【chara 1611 face 1 (normal)】
はい、魔族の間に伝わっている話によりますと、伝説の吸血鬼は
『弱点であるはずのニンニクを好んで食べる、しかも生で』
と伝わっております。
voice: vo_adv_5120002_047
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
誰じゃそんな噂を広めたの!?
voice: vo_adv_5120002_048
魔物1:
【chara 1611 face 1 (normal)】
もしやイリヤ様……ニンニクが……?
voice: vo_adv_5120002_049
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
えっ?
あ、いや……【chara 126211 face 4 (sad)】
そんなことはない、ぞ……?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5120002_050
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
ここで嫌われちゃったら、イリヤの地位は下がり、名声はガタ落ち、
【chara 126311 face 1 (normal)】
伝説の復活は潰えるってわけだね。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5120002_051
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
ぐぬぬ……わらわの頭の中のユキが囁いておる……!
どこまでもはた迷惑なやつじゃ……!
voice: vo_adv_5120002_052
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
えっ、なにイリヤ、どうしてボクをにらんでるの……?
【chara 126311 face 4 (sad)】
ボク何も言ってないけど……
voice: vo_adv_5120002_053
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
ここで突っぱねるのも夜を統べる者としての威厳が……!
ええい、腹をくくるしかあるまい……!
voice: vo_adv_5120002_054
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
そっ、そうじゃな……【chara 126211 face 4 (sad)】
とてもおいしそうなニンニクじゃ……!
い、いただくと……しよう……
Choice: (5) イリヤの代わりに食べる。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5120002_055
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
おっ、お主……!
voice: vo_adv_5120002_056
魔物1:
【chara 1611 face 1 (normal)】
ああっ、なんということを……!
Choice: (6) すごく美味しそうだったから。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5120002_057
イリヤ:
【chara 126211 face 5 (shy)】
{player}よ……お主、わらわのために……!
voice: vo_adv_5120002_058
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
ふっ、どうやら我が眷属も喜んでおるようじゃ。
此度の献上品、実に良いものであったぞ。
voice: vo_adv_5120002_059
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
お主たちを夜を統べる者の同胞として、認めようぞ……!
voice: vo_adv_5120002_060
魔物1:
【chara 1611 face 1 (normal)】
ははーっ!
ありがたき幸せ……!
voice: vo_adv_5120002_061
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
ふぅ……まったく、よりによってニンニクを持ってくるとは。
じゃが、何とかなってよかったわい。
【chara 126211 face 2 (joy)】
これもよい眷属を持ったおかげじゃな! ハーッハッ──
voice: vo_adv_5120002_062
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
ねぇイリヤ。
伝説の吸血鬼はニンニクが好物って伝わってるんだよね?
voice: vo_adv_5120002_063
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
だったらさ、このあともずっとニンニクじゃない?
voice: vo_adv_5120002_064
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
ハッ──
voice: vo_adv_5120002_065
魔物2:
【chara 1611 face 1 (normal)】
伝説の吸血鬼さま、ご復活おめでとうございます!
我が種族自慢の特大ニンニクをご覧ください!
voice: vo_adv_5120002_066
魔物3:
【chara 1614 face 1 (normal)】
こちら献上品のニンニク炒めでございます!
voice: vo_adv_5120002_067
魔物4:
【chara 1611 face 1 (normal)】
夜なべして編んだニンニク柄のドレスをどうぞ!
voice: vo_adv_5120002_068
魔物5:
【chara 1614 face 1 (normal)】
匂い付きニンニク抱き枕を──
voice: vo_adv_5120002_069
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
──地獄かっ!
voice: vo_adv_5120002_070
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
謁見っていうか、
「伝説の吸血鬼にニンニクを渡す会」みたいになっちゃってるね。
voice: vo_adv_5120002_071
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
伝説が……伝説の伝わり方がおかしいのじゃ……!
一体なにがどうなってこんな話が伝わっておるのじゃ……!?
voice: vo_adv_5120002_072
ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】
……こほん。
イリヤ様、次のお客様がお待ちで──
voice: vo_adv_5120002_073
凶悪そうな魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
よぉ、邪魔するぜ……!
voice: vo_adv_5120002_074
凶悪そうな魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
へぇ、あんたが伝説の吸血鬼か。
なんだ、どんなバケモノかと思ったが、
ニンゲンと大して変わらねぇじゃねぇか……
voice: vo_adv_5120002_075
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
なんかわかりやすいのが来たよ。
【chara 126311 face 2 (joy)】
ボクには他の魔物との見分けがつかないけど。
voice: vo_adv_5120002_076
イリヤ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
【chara 126211 face 4 (sad)】
あー、お主はアレじゃろ?
伝説の吸血鬼が復活したと聞き及び、
倒して名を上げようと思ったのじゃろう?
voice: vo_adv_5120002_077
凶悪そうな魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
さすがだな、このオレサマの野望も全部お見通しってワケか!
そうだ、伝説とやらをこのオレサマが終わらせてやろうってワケさ!
voice: vo_adv_5120002_078
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
ニンニクを持ってないだけで癒されるのう。
voice: vo_adv_5120002_079
凶悪そうな魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
なっ、なぜ癒されてやがる!?
Choice: (7) どうするの?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5120002_080
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
決まっておろう?
わざわざ足を運んできた来客をもてなさぬわけにはいくまい。
voice: vo_adv_5120002_081
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
夜を統べる者の力を、存分に見せてやるのじゃ……!
voice: vo_adv_5120002_082
ユキ:
【chara 126311 face 4 (sad)】
ニンニクの恨みをぶつける、の間違いだよね?
voice: vo_adv_5120002_083
凶悪そうな魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
へっ、よく分からねぇが、
挑戦を受けるってことでいいんだよな!?
voice: vo_adv_5120002_084
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
よい。
【chara 126211 face 3 (anger)】
──少し遊んでやろう。
voice: vo_adv_5120002_085
凶悪そうな魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
……!
大した気迫だ……さすがだぜ……!
おおっと、間合いには気を付けねぇとな……!
voice: vo_adv_5120002_086
イリヤ:
【chara 126211 face 3 (anger)】
ふっ、でかい図体の割に随分と臆病ではないか。
voice: vo_adv_5120002_087
凶悪そうな魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
当然だ。知ってるんだぜ?
伝説の吸血鬼は、とんでもない距離まで首を伸ばして吸血できるんだろ?
あの空に浮かぶ月にまで届いたっていうじゃねぇか!
voice: vo_adv_5120002_088
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
……んっ?
voice: vo_adv_5120002_089
凶悪そうな魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
それに、目からはあらゆるものを焼き尽くす怪光線、
口からはどんなものでも腐らせる吐息を吐き出すんだろ!?
迂闊に近寄れるわけがねぇ……!
voice: vo_adv_5120002_090
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
わぁ、イリヤすごーい!
……【chara 126311 face 4 (sad)】
ボクもちょっと離れようかな。
voice: vo_adv_5120002_091
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
待つのじゃユキ、わらわはそんなことできぬぞ!?
【chara 126211 face 6 (surprised)】
それに眷属よ、なぜキラキラした目でわらわを見ている!?
voice: vo_adv_5120002_092
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
おい貴様!
そんな伝説をどこで知った!?
voice: vo_adv_5120002_093
凶悪そうな魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
えっ? この街で売ってた
『よく分かる伝説の吸血鬼』って本に書いてあったが?
……ああ、これだ。
voice: vo_adv_5120002_094
ブラド:
【chara 9811 face 6 (surprised)】
……!
voice: vo_adv_5120002_095
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
ちょっと見せてみよ! 【chara 126211 face 6 (surprised)】
なになに?
『伝説の吸血鬼はおよそあらゆる弱点を克服していて、
白木の杭で家を建て、日差しの下でタップダンスを踊る……』
voice: vo_adv_5120002_096
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
なんじゃこりゃあっ!?
【chara 126211 face 4 (sad)】
誰がこんなもの書いて……
voice: vo_adv_5120002_097
ブラド:
【chara 9811 face 6 (surprised)】
おおイリヤ様!
【chara 9811 face 4 (sad)】
そういえば本日は御日柄もよいので外に散歩にでも──
voice: vo_adv_5120002_098
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
──著者、ブラド。
voice: vo_adv_5120002_099
ブラド:
【chara 9811 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5120002_100
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
お主かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
voice: vo_adv_5120002_101
ブラド:
【chara 9811 face 6 (surprised)】
私はただ、伝説を調べるにあたって見つけた事実を、
【chara 9811 face 4 (sad)】
少しばかり伝わりやすいよう色を加えて書き記しただけで……!
voice: vo_adv_5120002_102
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
ヴァーミリオンバイトォッ!
voice: vo_adv_5120002_103
ブラド:
【chara 9811 face 6 (surprised)】
ぬおぉぉぉぉぉっ!?
voice: vo_adv_5120002_104
凶悪そうな魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
なんでオレサマまでーーーっ!?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
復活の報を受け訪れる様々な者たちと交流したイリヤ。
その苦労の甲斐もあり、
この地に集う闇の者たちの数は大きく増加したのであった。