暗中に潜む過去
連日続く謁見という名の無茶ぶりに、業を煮やすイリヤ。息抜きをするため、ユキたちと街を散策していると、伝説の吸血鬼と同じ力を放つ怪しい地下洞窟を発見する。そこはブラドが隠す秘密の場所だった。


-------------- situation:
暗中に潜む過去
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 滞在してからしばらく経ち、街は賑やかさを増していた。
順調に増していく闇の勢力──その頂点に立つイリヤもまた、
伝説の存在として地位を確立しつつあった。

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ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】 イリヤ様。本日のスケジュールですが、
これよりゼラチナ族との交流でございます。
【chara 9811 face 4 (sad)】 握手などの際は少々ぬるぬるになってしまうかもしれませんが……

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ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 えっ、ほんと?
是非見てみたいね、イリヤがぬるぬるになるところ。
【chara 126311 face 2 (joy)】 きっと芸術的なんだろうな……♪

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 ぐ、ぬぬ──

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ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 イリヤ?

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 ──えぇーいっ!
いやじゃいやじゃ! やっとられんわー!

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ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 わぁ。
子どもみたいに暴れ出したね。

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ブラド:
【chara 9811 face 6 (surprised)】 ……如何なされましたかな?

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 如何もなにもないわ! この街に来てから毎日毎日、
椅子に座ったまま魔物たちの願いを聞くばかり!
しかも大半は伝説を勘違いした無茶振りじゃ!

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 元々わらわは、自身の完全復活のためにここまで足を運んだのじゃぞ!
このままでは何もできんではないか!

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ブラド:
【chara 9811 face 4 (sad)】 し、しかしイリヤ様……!

voice: vo_adv_5120004_010
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 街へ行くぞ{player}、それと来なくてもいいがユキも!

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ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 仕方がないなぁ。
【chara 126311 face 2 (joy)】 ボクという美を連れて歩ける幸せをあげるよ♪

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ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】 …………

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イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】 ふぅ、ようやくリフレッシュできるわい。
夜を統べる者とはいえ、息抜きは必要じゃからな。

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ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】 ふふっ。
伝説の吸血鬼、なんていう割には俗だよね、イリヤってさ。

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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 なんじゃと!? 【chara 126211 face 4 (sad)】 誰が俗物じゃ!

Choice: (1) 親しみやすいってことだよ。
----- Tag 1 -----
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イリヤ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 【chara 126211 face 6 (surprised)】 ほ、ほう。
そうなのか……【chara 126211 face 1 (normal)】 それならばよい。

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ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 うん。俗というか……【chara 126311 face 1 (normal)】 ちょろいって感じだね。

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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 ちょろい!?

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ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 それで、力を復活させる方法を探すんだっけ。
【chara 126311 face 1 (normal)】 確か街の中に本屋さんとかあったから、案内してあげようか?

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イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】 ほう、ユキにしては気が利いておるではないか。
【chara 126211 face 2 (joy)】 では案内するがよい!

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ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 ええっと、この辺りだったかな。

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魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!
あ、イリヤ様、いらっしゃいませー!

voice: vo_adv_5120004_023
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】 うむ。
ちと覗かせてもらうぞ。

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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 それにしても、本当に本屋なのじゃな。
【chara 126211 face 4 (sad)】 通貨とか一体どうなっとるんじゃ……?

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魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 こちらに並んでいる書物はすべて10イリヤになっておりますー

voice: vo_adv_5120004_026
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 10イリヤ!?

voice: vo_adv_5120004_027
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 わらわ、通貨になっておる……【chara 126211 face 4 (sad)】 こ、これ以上考えるのはよそう。
なんか恐ろしくなってきおった……

voice: vo_adv_5120004_028
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 肝心の品ぞろえはどうなのかな?
【chara 126311 face 1 (normal)】 闇の美容法の本とか、闇のファッション雑誌とかあるかな~?

voice: vo_adv_5120004_029
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 闇を付ければ何でもいいと思うとらんか?

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ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 えぇっと、なになに?
『闇の図解、吸血鬼のすべて!』、『オススメ闇の眷属百選』、
『明日から使える闇の吸血鬼ジョーク』……

voice: vo_adv_5120004_031
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 ……闇を付ければなんでもよかったようじゃな。
【chara 126211 face 6 (surprised)】 吸血鬼に関する書物ばかりじゃな。
【chara 126211 face 4 (sad)】 まぁ、それもそうであろうな。

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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 む、これは……『神に挑みし魔族の王、伝説の吸血鬼』。
この街に伝わる伝説のものか。

voice: vo_adv_5120004_033
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 ふむ……
【chara 126211 face 4 (sad)】 書いてあるのは、ブラドが語っておったものと大した違いはないな。

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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 実際に起きた歴史、というよりはおとぎ話のような書き方じゃ。

Choice: (2) 何も思い出さない?
----- Tag 2 -----
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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 ……思い出す、か。
何か頭に引っ掛かっておるのは確かじゃが……

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ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 はっきりしないなぁ。っていうかイリヤ、
あんまり興味がなさそうだよね? その伝説とかにさ。
【chara 126311 face 3 (anger)】 神に挑んだとか何とか、結構大ごとだと思うんだけど。

voice: vo_adv_5120004_037
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 興味がない、か……【chara 126211 face 4 (sad)】 確かにユキ、お主の言う通りじゃな。

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イリヤ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 【chara 126211 face 4 (sad)】 確かにわらわは、夜を統べる者──
【chara 126211 face 6 (surprised)】 この世界では伝説の吸血鬼と呼ばれる存在なのじゃろう。

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 だが、その文献に残る伝説……
過去に成し遂げたという偉業も悪行も、
すべてがおぼろげなのじゃ。

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 【悪魔偽王国軍(ディアボロス)】の皆によって
目覚めさせられてから、ずっとそうなのじゃ。

voice: vo_adv_5120004_041
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 ふぅん。もしかしてイリヤ、
伝説の吸血鬼じゃないんじゃない?

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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 むっ、なにを言うておるか!
【chara 126211 face 1 (normal)】 わらわは夜を統べる者!
偉大なる吸血鬼なのじゃ! 【chara 126211 face 4 (sad)】 これだけは譲れぬ!

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ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 ……こっちには自信があるんだよね。
【chara 126311 face 3 (anger)】 じゃあ、伝説の吸血鬼っていうのはなんなんだろうね……

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ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 ま、ボクの美しさの前ではどうでもいいことだけどさ!
……あ、そうだ二人とも。本屋はもういいよね。
ボクさ、気になってた場所があるんだ、【chara 126311 face 2 (joy)】 ついてきなよ♪

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 分かった分かった。
お主の強引さにも慣れてきたわ。

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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 ──なんじゃ、この建物は?

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ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】 ねっ♪ なかなかいいデザインだと思わない?
ボクが立つに相応しい場所でしょ!

voice: vo_adv_5120004_048
イリヤ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 【chara 126211 face 4 (sad)】 それはよう分からんが、【chara 126211 face 6 (surprised)】 確かによい雰囲気じゃの。
特別な儀式を行う場所、といったところじゃろうか……

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ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 特別な儀式かぁ……
【chara 126311 face 1 (normal)】 そうだ{player}さん、ちょっとこっちにおいでよ。

voice: vo_adv_5120004_050
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】 そうそう、この中心のあたりに立って、
【chara 126311 face 1 (normal)】 ボクの前にひざまずいてごらん?

Choice: (3) 言われたとおりにする。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5120004_051
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】 ふふっ、えらいね……♪
【chara 126311 face 1 (normal)】 それじゃあほら、次はどうしたらいいかわかるかな?

voice: vo_adv_5120004_052
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 わからない?
【chara 126311 face 2 (joy)】 もう、仕方がないなぁ。
ほら、ボクの手に口づけをするんだよ♪

voice: vo_adv_5120004_053
ユキ:
【chara 126311 face 5 (shy)】 そのあとは思いっきり抱き締めて、
そしてゆっくりと顔を近づけて──

voice: vo_adv_5120004_054
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 ──ちょっと待たんかい!?

voice: vo_adv_5120004_055
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 いい、いきなりなにをやっとるんじゃ!?
【chara 126211 face 4 (sad)】 わらわの目の前で!?

voice: vo_adv_5120004_056
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 なにって……儀式?

voice: vo_adv_5120004_057
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 なんのじゃ!?
【chara 126211 face 4 (sad)】 というかそやつはわらわの眷属じゃぞ!
主であるわらわを通さず、勝手な儀式に巻き込むでない!

voice: vo_adv_5120004_058
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】 ふふ♪
【chara 126311 face 1 (normal)】 イリヤってば、ボクたちの美しさに妬いちゃったの?

voice: vo_adv_5120004_059
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 こ、こやつは~~~~~!
と、とにかく! 我が眷属はこちらに来るのじゃ!

voice: vo_adv_5120004_060
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 仕方ないなぁ、【chara 126311 face 2 (joy)】 少し貸してあげるよ。

voice: vo_adv_5120004_061
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 まったく……少し目を離すとすぐに状況に流されおって。
なにが儀式じゃ。

voice: vo_adv_5120004_062
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 …………

voice: vo_adv_5120004_063
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 {player}よ。
わらわの前にひざまずくがいい。

Choice: (4) どうして?
Choice: (5) イリヤの前にひざまずく。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5120004_064
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 なっ、なぜわらわの時は聞き返すのじゃ!?
【chara 126211 face 4 (sad)】 い、いいから黙って言う通りにせよ!

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----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5120004_065
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】 おお、これはなかなかいい気分じゃな。
【chara 126211 face 2 (joy)】 主と眷属らしいではないか……♪

----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5120004_066
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 べ、別にユキが羨ましかったわけではないぞ……?

voice: vo_adv_5120004_067
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 そうじゃな……【chara 126211 face 1 (normal)】 この場で改めて誓うのじゃ。
【chara 126211 face 2 (joy)】 夜を統べる者、イリヤ・オーンスタインの眷属として、
一生わらわに尽くすことを。

voice: vo_adv_5120004_068
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】 永遠の忠誠を……【chara 126211 face 6 (surprised)】 いや。

voice: vo_adv_5120004_069
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】 変わらぬ心を──捧げると。

voice: vo_adv_5120004_070
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 って、自分で言っておきながら……ドキドキしてきおった……! 

voice: vo_adv_5120004_071
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 こんな場所で、こういった儀式をするというのは、【chara 126211 face 4 (sad)】 その……まるで……

voice: vo_adv_5120004_072
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 ──ドキドキしすぎて、魔力が高まってきおった……! 

voice: vo_adv_5120004_073
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 ──ワラワハ、マゾクノオウ──
──ヤミノケンゾクタチヨ──
──ワレラノテキヲ、ホロボスガイイ──

voice: vo_adv_5120004_074
二人:
【chara 1 face 1 (normal)】 っ!?

voice: vo_adv_5120004_075
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 なになにっ?
どうしたの!?

voice: vo_adv_5120004_076
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 今の地鳴り……ただ事ではなかったな。
【chara 126211 face 6 (surprised)】 高まった魔力に共鳴しておったのか……?

voice: vo_adv_5120004_077
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】 ……ねぇ、イリヤ。

voice: vo_adv_5120004_078
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】 感じない?
なんかさっきから体がムズムズするんだよね。
【chara 126311 face 6 (surprised)】 ドレスがピリピリしてるっていうのかな。

voice: vo_adv_5120004_079
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】 この下から……何かを感じるよ。

voice: vo_adv_5120004_080
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 ユキ、お主もか。
【chara 126211 face 4 (sad)】 ……わらわもじゃ。

voice: vo_adv_5120004_081
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 ……どうやらこの儀式場、地下があるようじゃな。

voice: vo_adv_5120004_082
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 面白そうだね。
【chara 126311 face 2 (joy)】 行ってみようよ♪

voice: vo_adv_5120004_083
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】 …………

Choice: (7) 大丈夫?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5120004_084
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 ん?
【chara 126311 face 1 (normal)】 ああ、もちろん、暗がりに入ってもボクの美に陰りはないよ。

voice: vo_adv_5120004_085
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 この洞窟……この壁……

voice: vo_adv_5120004_086
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 そこら中から凄い力を感じるね。
洞窟に来てから体のムズムズが強くなってる……
【chara 126311 face 3 (anger)】 これって……同じ力、だよね?

voice: vo_adv_5120004_087
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 ああ。
ブラドのやつが持ってきた、伝説の吸血鬼の力が込められた魔力結晶。
それと同じものじゃ。

voice: vo_adv_5120004_088
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 それにしても、なんということじゃ。
わらわが手にした結晶でも、膨大な魔力を秘めておったというのに……
【chara 126211 face 4 (sad)】 よもやこれだけの量を……

voice: vo_adv_5120004_089
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】 ねぇイリヤ。
これってさ、明らかにボクたち、
見ちゃいけないものを見てる、よね?

voice: vo_adv_5120004_090
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 そうじゃろうな。
……【chara 126211 face 1 (normal)】 いや。
実際に聞いてみた方が早いかもしれんの。

voice: vo_adv_5120004_091
イリヤ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 【chara 126211 face 2 (joy)】 のう、ブラドよ。

voice: vo_adv_5120004_092
ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】 ──お気づきでございましたか。

voice: vo_adv_5120004_093
ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】 魔力が漏れぬよう、厳重に隠しておいたのですが……
イリヤ様の強大な魔力に反応してしまったようですね。

voice: vo_adv_5120004_094
ブラド:
【chara 9811 face 2 (joy)】 さすが、でございますね。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 怪しい地下洞窟を見つけたイリヤたちの前に姿を現すブラド。
その表情は冷静なまま変わらず、イリヤを見つめているのであった。