暗中に潜む過去
連日続く謁見という名の無茶ぶりに、業を煮やすイリヤ。息抜きをするため、ユキたちと街を散策していると、伝説の吸血鬼と同じ力を放つ怪しい地下洞窟を発見する。そこはブラドが隠す秘密の場所だった。
-------------- situation:
暗中に潜む過去
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
滞在してからしばらく経ち、街は賑やかさを増していた。
順調に増していく闇の勢力──その頂点に立つイリヤもまた、
伝説の存在として地位を確立しつつあった。
voice: vo_adv_5120004_000
ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】
イリヤ様。本日のスケジュールですが、
これよりゼラチナ族との交流でございます。
【chara 9811 face 4 (sad)】
握手などの際は少々ぬるぬるになってしまうかもしれませんが……
voice: vo_adv_5120004_001
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
えっ、ほんと?
是非見てみたいね、イリヤがぬるぬるになるところ。
【chara 126311 face 2 (joy)】
きっと芸術的なんだろうな……♪
voice: vo_adv_5120004_002
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
ぐ、ぬぬ──
voice: vo_adv_5120004_003
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
イリヤ?
voice: vo_adv_5120004_004
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
──えぇーいっ!
いやじゃいやじゃ! やっとられんわー!
voice: vo_adv_5120004_005
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
わぁ。
子どもみたいに暴れ出したね。
voice: vo_adv_5120004_006
ブラド:
【chara 9811 face 6 (surprised)】
……如何なされましたかな?
voice: vo_adv_5120004_007
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
如何もなにもないわ! この街に来てから毎日毎日、
椅子に座ったまま魔物たちの願いを聞くばかり!
しかも大半は伝説を勘違いした無茶振りじゃ!
voice: vo_adv_5120004_008
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
元々わらわは、自身の完全復活のためにここまで足を運んだのじゃぞ!
このままでは何もできんではないか!
voice: vo_adv_5120004_009
ブラド:
【chara 9811 face 4 (sad)】
し、しかしイリヤ様……!
voice: vo_adv_5120004_010
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
街へ行くぞ{player}、それと来なくてもいいがユキも!
voice: vo_adv_5120004_011
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
仕方がないなぁ。
【chara 126311 face 2 (joy)】
ボクという美を連れて歩ける幸せをあげるよ♪
voice: vo_adv_5120004_012
ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5120004_013
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
ふぅ、ようやくリフレッシュできるわい。
夜を統べる者とはいえ、息抜きは必要じゃからな。
voice: vo_adv_5120004_014
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
ふふっ。
伝説の吸血鬼、なんていう割には俗だよね、イリヤってさ。
voice: vo_adv_5120004_015
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
なんじゃと!? 【chara 126211 face 4 (sad)】
誰が俗物じゃ!
Choice: (1) 親しみやすいってことだよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5120004_016
イリヤ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
【chara 126211 face 6 (surprised)】
ほ、ほう。
そうなのか……【chara 126211 face 1 (normal)】
それならばよい。
voice: vo_adv_5120004_017
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
うん。俗というか……【chara 126311 face 1 (normal)】
ちょろいって感じだね。
voice: vo_adv_5120004_018
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
ちょろい!?
voice: vo_adv_5120004_019
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
それで、力を復活させる方法を探すんだっけ。
【chara 126311 face 1 (normal)】
確か街の中に本屋さんとかあったから、案内してあげようか?
voice: vo_adv_5120004_020
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
ほう、ユキにしては気が利いておるではないか。
【chara 126211 face 2 (joy)】
では案内するがよい!
voice: vo_adv_5120004_021
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
ええっと、この辺りだったかな。
voice: vo_adv_5120004_022
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
あ、イリヤ様、いらっしゃいませー!
voice: vo_adv_5120004_023
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
うむ。
ちと覗かせてもらうぞ。
voice: vo_adv_5120004_024
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
それにしても、本当に本屋なのじゃな。
【chara 126211 face 4 (sad)】
通貨とか一体どうなっとるんじゃ……?
voice: vo_adv_5120004_025
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
こちらに並んでいる書物はすべて10イリヤになっておりますー
voice: vo_adv_5120004_026
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
10イリヤ!?
voice: vo_adv_5120004_027
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
わらわ、通貨になっておる……【chara 126211 face 4 (sad)】
こ、これ以上考えるのはよそう。
なんか恐ろしくなってきおった……
voice: vo_adv_5120004_028
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
肝心の品ぞろえはどうなのかな?
【chara 126311 face 1 (normal)】
闇の美容法の本とか、闇のファッション雑誌とかあるかな~?
voice: vo_adv_5120004_029
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
闇を付ければ何でもいいと思うとらんか?
voice: vo_adv_5120004_030
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
えぇっと、なになに?
『闇の図解、吸血鬼のすべて!』、『オススメ闇の眷属百選』、
『明日から使える闇の吸血鬼ジョーク』……
voice: vo_adv_5120004_031
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
……闇を付ければなんでもよかったようじゃな。
【chara 126211 face 6 (surprised)】
吸血鬼に関する書物ばかりじゃな。
【chara 126211 face 4 (sad)】
まぁ、それもそうであろうな。
voice: vo_adv_5120004_032
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
む、これは……『神に挑みし魔族の王、伝説の吸血鬼』。
この街に伝わる伝説のものか。
voice: vo_adv_5120004_033
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
ふむ……
【chara 126211 face 4 (sad)】
書いてあるのは、ブラドが語っておったものと大した違いはないな。
voice: vo_adv_5120004_034
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
実際に起きた歴史、というよりはおとぎ話のような書き方じゃ。
Choice: (2) 何も思い出さない?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5120004_035
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
……思い出す、か。
何か頭に引っ掛かっておるのは確かじゃが……
voice: vo_adv_5120004_036
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
はっきりしないなぁ。っていうかイリヤ、
あんまり興味がなさそうだよね? その伝説とかにさ。
【chara 126311 face 3 (anger)】
神に挑んだとか何とか、結構大ごとだと思うんだけど。
voice: vo_adv_5120004_037
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
興味がない、か……【chara 126211 face 4 (sad)】
確かにユキ、お主の言う通りじゃな。
voice: vo_adv_5120004_038
イリヤ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
【chara 126211 face 4 (sad)】
確かにわらわは、夜を統べる者──
【chara 126211 face 6 (surprised)】
この世界では伝説の吸血鬼と呼ばれる存在なのじゃろう。
voice: vo_adv_5120004_039
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
だが、その文献に残る伝説……
過去に成し遂げたという偉業も悪行も、
すべてがおぼろげなのじゃ。
voice: vo_adv_5120004_040
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
【悪魔偽王国軍(ディアボロス)】の皆によって
目覚めさせられてから、ずっとそうなのじゃ。
voice: vo_adv_5120004_041
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
ふぅん。もしかしてイリヤ、
伝説の吸血鬼じゃないんじゃない?
voice: vo_adv_5120004_042
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
むっ、なにを言うておるか!
【chara 126211 face 1 (normal)】
わらわは夜を統べる者!
偉大なる吸血鬼なのじゃ! 【chara 126211 face 4 (sad)】
これだけは譲れぬ!
voice: vo_adv_5120004_043
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
……こっちには自信があるんだよね。
【chara 126311 face 3 (anger)】
じゃあ、伝説の吸血鬼っていうのはなんなんだろうね……
voice: vo_adv_5120004_044
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
ま、ボクの美しさの前ではどうでもいいことだけどさ!
……あ、そうだ二人とも。本屋はもういいよね。
ボクさ、気になってた場所があるんだ、【chara 126311 face 2 (joy)】
ついてきなよ♪
voice: vo_adv_5120004_045
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
分かった分かった。
お主の強引さにも慣れてきたわ。
voice: vo_adv_5120004_046
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
──なんじゃ、この建物は?
voice: vo_adv_5120004_047
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
ねっ♪ なかなかいいデザインだと思わない?
ボクが立つに相応しい場所でしょ!
voice: vo_adv_5120004_048
イリヤ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
【chara 126211 face 4 (sad)】
それはよう分からんが、【chara 126211 face 6 (surprised)】
確かによい雰囲気じゃの。
特別な儀式を行う場所、といったところじゃろうか……
voice: vo_adv_5120004_049
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
特別な儀式かぁ……
【chara 126311 face 1 (normal)】
そうだ{player}さん、ちょっとこっちにおいでよ。
voice: vo_adv_5120004_050
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
そうそう、この中心のあたりに立って、
【chara 126311 face 1 (normal)】
ボクの前にひざまずいてごらん?
Choice: (3) 言われたとおりにする。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5120004_051
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
ふふっ、えらいね……♪
【chara 126311 face 1 (normal)】
それじゃあほら、次はどうしたらいいかわかるかな?
voice: vo_adv_5120004_052
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
わからない?
【chara 126311 face 2 (joy)】
もう、仕方がないなぁ。
ほら、ボクの手に口づけをするんだよ♪
voice: vo_adv_5120004_053
ユキ:
【chara 126311 face 5 (shy)】
そのあとは思いっきり抱き締めて、
そしてゆっくりと顔を近づけて──
voice: vo_adv_5120004_054
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
──ちょっと待たんかい!?
voice: vo_adv_5120004_055
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
いい、いきなりなにをやっとるんじゃ!?
【chara 126211 face 4 (sad)】
わらわの目の前で!?
voice: vo_adv_5120004_056
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
なにって……儀式?
voice: vo_adv_5120004_057
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
なんのじゃ!?
【chara 126211 face 4 (sad)】
というかそやつはわらわの眷属じゃぞ!
主であるわらわを通さず、勝手な儀式に巻き込むでない!
voice: vo_adv_5120004_058
ユキ:
【chara 126311 face 2 (joy)】
ふふ♪
【chara 126311 face 1 (normal)】
イリヤってば、ボクたちの美しさに妬いちゃったの?
voice: vo_adv_5120004_059
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
こ、こやつは~~~~~!
と、とにかく! 我が眷属はこちらに来るのじゃ!
voice: vo_adv_5120004_060
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
仕方ないなぁ、【chara 126311 face 2 (joy)】
少し貸してあげるよ。
voice: vo_adv_5120004_061
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
まったく……少し目を離すとすぐに状況に流されおって。
なにが儀式じゃ。
voice: vo_adv_5120004_062
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5120004_063
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
{player}よ。
わらわの前にひざまずくがいい。
Choice: (4) どうして?
Choice: (5) イリヤの前にひざまずく。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5120004_064
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
なっ、なぜわらわの時は聞き返すのじゃ!?
【chara 126211 face 4 (sad)】
い、いいから黙って言う通りにせよ!
Jump to tag 6
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5120004_065
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
おお、これはなかなかいい気分じゃな。
【chara 126211 face 2 (joy)】
主と眷属らしいではないか……♪
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5120004_066
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
べ、別にユキが羨ましかったわけではないぞ……?
voice: vo_adv_5120004_067
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
そうじゃな……【chara 126211 face 1 (normal)】
この場で改めて誓うのじゃ。
【chara 126211 face 2 (joy)】
夜を統べる者、イリヤ・オーンスタインの眷属として、
一生わらわに尽くすことを。
voice: vo_adv_5120004_068
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
永遠の忠誠を……【chara 126211 face 6 (surprised)】
いや。
voice: vo_adv_5120004_069
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
変わらぬ心を──捧げると。
voice: vo_adv_5120004_070
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
って、自分で言っておきながら……ドキドキしてきおった……!
voice: vo_adv_5120004_071
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
こんな場所で、こういった儀式をするというのは、【chara 126211 face 4 (sad)】
その……まるで……
voice: vo_adv_5120004_072
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
──ドキドキしすぎて、魔力が高まってきおった……!
voice: vo_adv_5120004_073
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
──ワラワハ、マゾクノオウ──
──ヤミノケンゾクタチヨ──
──ワレラノテキヲ、ホロボスガイイ──
voice: vo_adv_5120004_074
二人:
【chara 1 face 1 (normal)】
っ!?
voice: vo_adv_5120004_075
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
なになにっ?
どうしたの!?
voice: vo_adv_5120004_076
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
今の地鳴り……ただ事ではなかったな。
【chara 126211 face 6 (surprised)】
高まった魔力に共鳴しておったのか……?
voice: vo_adv_5120004_077
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
……ねぇ、イリヤ。
voice: vo_adv_5120004_078
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
感じない?
なんかさっきから体がムズムズするんだよね。
【chara 126311 face 6 (surprised)】
ドレスがピリピリしてるっていうのかな。
voice: vo_adv_5120004_079
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
この下から……何かを感じるよ。
voice: vo_adv_5120004_080
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
ユキ、お主もか。
【chara 126211 face 4 (sad)】
……わらわもじゃ。
voice: vo_adv_5120004_081
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
……どうやらこの儀式場、地下があるようじゃな。
voice: vo_adv_5120004_082
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
面白そうだね。
【chara 126311 face 2 (joy)】
行ってみようよ♪
voice: vo_adv_5120004_083
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
…………
Choice: (7) 大丈夫?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5120004_084
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
ん?
【chara 126311 face 1 (normal)】
ああ、もちろん、暗がりに入ってもボクの美に陰りはないよ。
voice: vo_adv_5120004_085
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
この洞窟……この壁……
voice: vo_adv_5120004_086
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
そこら中から凄い力を感じるね。
洞窟に来てから体のムズムズが強くなってる……
【chara 126311 face 3 (anger)】
これって……同じ力、だよね?
voice: vo_adv_5120004_087
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
ああ。
ブラドのやつが持ってきた、伝説の吸血鬼の力が込められた魔力結晶。
それと同じものじゃ。
voice: vo_adv_5120004_088
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
それにしても、なんということじゃ。
わらわが手にした結晶でも、膨大な魔力を秘めておったというのに……
【chara 126211 face 4 (sad)】
よもやこれだけの量を……
voice: vo_adv_5120004_089
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
ねぇイリヤ。
これってさ、明らかにボクたち、
見ちゃいけないものを見てる、よね?
voice: vo_adv_5120004_090
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
そうじゃろうな。
……【chara 126211 face 1 (normal)】
いや。
実際に聞いてみた方が早いかもしれんの。
voice: vo_adv_5120004_091
イリヤ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
【chara 126211 face 2 (joy)】
のう、ブラドよ。
voice: vo_adv_5120004_092
ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】
──お気づきでございましたか。
voice: vo_adv_5120004_093
ブラド:
【chara 9811 face 1 (normal)】
魔力が漏れぬよう、厳重に隠しておいたのですが……
イリヤ様の強大な魔力に反応してしまったようですね。
voice: vo_adv_5120004_094
ブラド:
【chara 9811 face 2 (joy)】
さすが、でございますね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
怪しい地下洞窟を見つけたイリヤたちの前に姿を現すブラド。
その表情は冷静なまま変わらず、イリヤを見つめているのであった。