伝説を超える輝き
イリヤを救出したユキたちの前に、魔物と化したブラドが立ちふさがる。強敵に臆せず、自分を貫き通すユキ。そして、{player}との絆で真の力を発揮したイリヤは、最後の戦いに挑む。


-------------- situation:
伝説を超える輝き
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 儀式の最中、イリヤの救出に成功する{player}とユキ。

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イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】 ……感謝するぞ、我が眷属よ。

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 危うく──お主の敵に、なるところじゃった。

Choice: (1) なにがあっても僕はイリヤの味方だよ。
----- Tag 1 -----
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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 お主……!

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ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 ねぇねぇイリヤ、見てた?
【chara 126311 face 2 (joy)】 儀式中に堂々と現れるボクの美しい姿!
【chara 126311 face 1 (normal)】 ボクを引き立てる最高の演出だったと思わないかい?

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 わらわの窮地を演出に使うでないわ!
……まぁ、実際助かったのじゃがな。
【chara 126211 face 1 (normal)】 ユキよ……よくやってくれた。

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ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 ……【chara 126311 face 2 (joy)】 どういたしまして♪

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イリヤ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 【chara 126211 face 6 (surprised)】 それより、これからどうする気じゃ?
【chara 126211 face 4 (sad)】 儀式場から脱したはいいが、ここはまだ街の中。
ブラドはこのままわらわたちを逃がしてはくれぬじゃろう。

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 今に追手が──

voice: vo_adv_5120006_008
ブラド:
【chara 9811 face 4 (sad)】 ──イリヤ、様。

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ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】 来ちゃったみたいだよ。
【chara 126311 face 6 (surprised)】 でも……なんだか雰囲気が違うみたいだね?

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ブラド:
【chara 9811 face 4 (sad)】 何故、ですか……【chara 9811 face 3 (anger)】 何故、復活を拒むのです……

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ブラド:
【chara 9811 face 3 (anger)】 あなた様は伝説の吸血鬼。
あなた様はこの世界の支配者。
あなた様は私のすべて……!

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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 ブラド……お主……

--- Switch scene ---

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ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】 あなたサマハァァァァァァァァァァァ──!

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ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 うわぁ、魔物に変わっちゃった!?
あの人、魔族じゃなかったの!?

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ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】 ──イリヤ、サマ──!

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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 変貌したのはこの膨大な魔力のせいじゃろうな……!
【chara 126211 face 4 (sad)】 貴様、自身であの魔力結晶を使いおったか!
愚かな……一介の魔族が扱えるものではないというに……!

Choice: (2) 武器を構える。
----- Tag 2 -----
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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 ダメじゃ!
こやつと戦おうとしてはならぬ!

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ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 戦っちゃダメって、どうしてさ?
【chara 126311 face 3 (anger)】 向こうはハァハァ言いながら、熱い目でボクたちを見つめてるんだけど?

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 ……勝てぬ。

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ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 はぁ?

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 同じ魔力を纏っておるなら分かるじゃろう。
やつは今、『伝説の吸血鬼』を復活させるために
溜めていた力のすべてを、自身に宿しておる……!

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 人の身で……勝てるわけがないんじゃ。

Choice: (3) イリヤが本気を出せば……!
----- Tag 3 -----
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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 ……ダメなのじゃ。

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イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 あの魔力とぶつかれば、わらわは……
わらわでいられなくなるかもしれぬ。

voice: vo_adv_5120006_025
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】 ……なにそれ。
もしかしてイリヤ……怖いの?

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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 なっ!?
違うわ! 【chara 126211 face 4 (sad)】 わらわが怖気づくなど……!

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ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】 イリヤ──サマァァァァァ!

voice: vo_adv_5120006_028
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】 ふぅん、そっか……なるほどね。
【chara 126311 face 1 (normal)】 いいね……だったら下がってなよ。
この見せ場は、ボクが全部いただくからさ。

voice: vo_adv_5120006_029
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 ユキ、よすのじゃっ!
【chara 126211 face 4 (sad)】 お主では太刀打ちできん……!

voice: vo_adv_5120006_030
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】 ジャマ、ダ──!

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ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 ふふんっ……♪

voice: vo_adv_5120006_032
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 なっ!?
防ぎ……おった……!? あの一撃を……!?

voice: vo_adv_5120006_033
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 なぁんだ、大したことないんだね。
伝説の吸血鬼の力ってのもさ。

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ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】 ドケェェェェェェェ!

voice: vo_adv_5120006_035
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】 ボクを前にして退け、なんて【chara 126311 face 1 (normal)】 見る目がないねっ♪

voice: vo_adv_5120006_036
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 ユキ、お主……
なぜ渡り合えるのじゃ……【chara 126211 face 4 (sad)】 あの力は……

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ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 どうだい、イリヤ?
【chara 126311 face 3 (anger)】 ボクの美しさ……褒め称えていいんだよ……ッ……

voice: vo_adv_5120006_038
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 ……!

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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 違う……こやつ、無理をしておる……!
【chara 126211 face 4 (sad)】 なぜじゃ? なぜ、そんなことを……?
力の差がありすぎることくらい、お主も分かるじゃろう……? 

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ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】 ──キサマァッ!

voice: vo_adv_5120006_041
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 ふふっ、いいね!
【chara 126311 face 2 (joy)】 もっとっ、ボクを美しく輝かせなよっ……♪

voice: vo_adv_5120006_042
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 みんなに見せてあげるよ♪
【chara 126311 face 3 (anger)】 伝説の吸血鬼の力を打ち破る、美しいボクを!
【chara 126311 face 1 (normal)】 このボクが、伝説を超える瞬間を……♪

voice: vo_adv_5120006_043
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 ……美しい、からか……?
【chara 126211 face 4 (sad)】 絶対に勝てない相手に立ち向かう自分が。

voice: vo_adv_5120006_044
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 そこまでして……自分を貫くというのか?

Choice: (4) ユキは絶対に自分を曲げない。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5120006_045
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】 ああ、そうなのじゃろうな。
今、ようやく理解できたのじゃ……あやつの美しさが。

voice: vo_adv_5120006_046
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】 自分に自信がある者は──美しいのじゃな。

voice: vo_adv_5120006_047
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】 なぁ、我が眷属よ。
お主に一つ、聞いてもよいか。

voice: vo_adv_5120006_048
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】 ──わらわは何者じゃ?

Choice: (5) イリヤは、イリヤだよ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5120006_049
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】 ……うむ。

voice: vo_adv_5120006_050
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】 よう言うた!
そうじゃ、わらわはイリヤ・オーンスタイン!
【chara 126211 face 3 (anger)】 夜を統べる者にして、お主のご主人様じゃ!

voice: vo_adv_5120006_051
イリヤ:
【chara 126211 face 3 (anger)】 わらわがわらわでなくなることなど──

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イリヤ:
【chara 126211 face 3 (anger)】 あるはずがない。

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ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_5120006_054
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】 くっ……!
膝をついて崩れ落ちるボク……!
芸術点高いね、これは……!

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ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】 苦痛に顔をゆがめるボクは最高にレアだし、
武器を持つ手が震えてるボクはプレミアそのもの、
【chara 126311 face 1 (normal)】 口から漏れる疲労の吐息も、永久保存ものだよ……♪

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イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 芸術点を荒稼ぎしとるところ悪いがの。
【chara 126211 face 1 (normal)】 ──ユキよ、わらわに代われ。

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ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 ……なに?
今さら見せ場が欲しくなったの?

voice: vo_adv_5120006_058
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】 ああ、頼む。

voice: vo_adv_5120006_059
ユキ:
【chara 126311 face 4 (sad)】 ええー?
せっかくボクが輝いてたのにさー

voice: vo_adv_5120006_060
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】 そう言うな。
そうじゃな……譲ってくれれば、見せてやるぞ。

voice: vo_adv_5120006_061
イリヤ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】 【chara 126211 face 2 (joy)】 ──お主よりも、美しいものを。

voice: vo_adv_5120006_062
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】 ……へぇ。
大きく出たね。
面白いじゃないか。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5120006_063
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 だったら、これも使いなよ。
【chara 100811 face 2 (joy)】 少しは足しになるでしょ。

voice: vo_adv_5120006_064
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 ユキ、お主……

voice: vo_adv_5120006_065
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 美を統べる者が、
見せ場を譲ってあげたんだからさ。

voice: vo_adv_5120006_066
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 ──負けたりしないよね?

voice: vo_adv_5120006_067
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】 ……誰に言うておる。

voice: vo_adv_5120006_068
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】 イリヤ、サマ……オォ……イリヤサマァァァァァ!

voice: vo_adv_5120006_069
イリヤ:
【chara 126211 face 3 (anger)】 ブラドよ──少し黙れ。

voice: vo_adv_5120006_070
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】 ……ッ!

voice: vo_adv_5120006_071
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】 {player}よ。
いつものやつを……【chara 126211 face 4 (sad)】 いいや、いつも以上にわらわの力を引き出すぞ。
協力、してくれるか。

Choice: (6) まかせて。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5120006_072
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】 ふふっ♪ では、頼む。
【chara 126211 face 5 (shy)】 その……最大級のドキドキ……胸の高鳴りを、わらわに捧げるがよい。

Choice: (7) 手のひらに口づけ。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5120006_073
イリヤ:
【chara 126211 face 5 (shy)】 んっ……♪

Choice: (8) 思いきり抱き締める。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5120006_074
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 おおっ……!

Choice: (9) ゆっくり顔を近づける。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5120006_075
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 なな、なんと……!?

voice: vo_adv_5120006_076
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 も、もももっ、もうよい!
【chara 126211 face 4 (sad)】 そこまででよい! 十分、十分じゃ!
よ、よくやったな……【chara 126211 face 5 (shy)】 胸の高鳴り、確かに受け取ったぞ……!

voice: vo_adv_5120006_077
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 ……イリヤ、顔真っ赤でニヤニヤしてるけど大丈夫?
さっきまでの威厳とか残ってる?

voice: vo_adv_5120006_078
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 や、やや、やかましいわ!
まさか3連続とは思わなかったんじゃ!

voice: vo_adv_5120006_079
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 ──じゃが。
感じるぞ、【chara 126211 face 1 (normal)】 わらわの内に湧き上がる力。

voice: vo_adv_5120006_080
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】 あの魔力結晶によるものとは違う。
【chara 126211 face 2 (joy)】 これが……わらわの力……!

voice: vo_adv_5120006_081
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 ──カラダヲ、ヨコセ──

voice: vo_adv_5120006_082
イリヤ:
【chara 126211 face 3 (anger)】 ……失せよ。
どこぞの過去の意志よ。

voice: vo_adv_5120006_083
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】 貴様は……わらわではない。

voice: vo_adv_5120006_084
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】 キ、キサマ……!
イリヤサマニ、ナントイウコトヲ……!
キサマ、キサマ、キサマァァァァァァァァ──!

movie: 512000601