伝説を超える輝き
イリヤを救出したユキたちの前に、魔物と化したブラドが立ちふさがる。強敵に臆せず、自分を貫き通すユキ。そして、{player}との絆で真の力を発揮したイリヤは、最後の戦いに挑む。
-------------- situation:
伝説を超える輝き
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
儀式の最中、イリヤの救出に成功する{player}とユキ。
voice: vo_adv_5120006_000
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
……感謝するぞ、我が眷属よ。
voice: vo_adv_5120006_001
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
危うく──お主の敵に、なるところじゃった。
Choice: (1) なにがあっても僕はイリヤの味方だよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5120006_002
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
お主……!
voice: vo_adv_5120006_003
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
ねぇねぇイリヤ、見てた?
【chara 126311 face 2 (joy)】
儀式中に堂々と現れるボクの美しい姿!
【chara 126311 face 1 (normal)】
ボクを引き立てる最高の演出だったと思わないかい?
voice: vo_adv_5120006_004
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
わらわの窮地を演出に使うでないわ!
……まぁ、実際助かったのじゃがな。
【chara 126211 face 1 (normal)】
ユキよ……よくやってくれた。
voice: vo_adv_5120006_005
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
……【chara 126311 face 2 (joy)】
どういたしまして♪
voice: vo_adv_5120006_006
イリヤ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
【chara 126211 face 6 (surprised)】
それより、これからどうする気じゃ?
【chara 126211 face 4 (sad)】
儀式場から脱したはいいが、ここはまだ街の中。
ブラドはこのままわらわたちを逃がしてはくれぬじゃろう。
voice: vo_adv_5120006_007
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
今に追手が──
voice: vo_adv_5120006_008
ブラド:
【chara 9811 face 4 (sad)】
──イリヤ、様。
voice: vo_adv_5120006_009
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
来ちゃったみたいだよ。
【chara 126311 face 6 (surprised)】
でも……なんだか雰囲気が違うみたいだね?
voice: vo_adv_5120006_010
ブラド:
【chara 9811 face 4 (sad)】
何故、ですか……【chara 9811 face 3 (anger)】
何故、復活を拒むのです……
voice: vo_adv_5120006_011
ブラド:
【chara 9811 face 3 (anger)】
あなた様は伝説の吸血鬼。
あなた様はこの世界の支配者。
あなた様は私のすべて……!
voice: vo_adv_5120006_012
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
ブラド……お主……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5120006_013
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】
あなたサマハァァァァァァァァァァァ──!
voice: vo_adv_5120006_014
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
うわぁ、魔物に変わっちゃった!?
あの人、魔族じゃなかったの!?
voice: vo_adv_5120006_015
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】
──イリヤ、サマ──!
voice: vo_adv_5120006_016
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
変貌したのはこの膨大な魔力のせいじゃろうな……!
【chara 126211 face 4 (sad)】
貴様、自身であの魔力結晶を使いおったか!
愚かな……一介の魔族が扱えるものではないというに……!
Choice: (2) 武器を構える。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5120006_017
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
ダメじゃ!
こやつと戦おうとしてはならぬ!
voice: vo_adv_5120006_018
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
戦っちゃダメって、どうしてさ?
【chara 126311 face 3 (anger)】
向こうはハァハァ言いながら、熱い目でボクたちを見つめてるんだけど?
voice: vo_adv_5120006_019
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
……勝てぬ。
voice: vo_adv_5120006_020
ユキ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
はぁ?
voice: vo_adv_5120006_021
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
同じ魔力を纏っておるなら分かるじゃろう。
やつは今、『伝説の吸血鬼』を復活させるために
溜めていた力のすべてを、自身に宿しておる……!
voice: vo_adv_5120006_022
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
人の身で……勝てるわけがないんじゃ。
Choice: (3) イリヤが本気を出せば……!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5120006_023
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
……ダメなのじゃ。
voice: vo_adv_5120006_024
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
あの魔力とぶつかれば、わらわは……
わらわでいられなくなるかもしれぬ。
voice: vo_adv_5120006_025
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
……なにそれ。
もしかしてイリヤ……怖いの?
voice: vo_adv_5120006_026
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
なっ!?
違うわ! 【chara 126211 face 4 (sad)】
わらわが怖気づくなど……!
voice: vo_adv_5120006_027
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】
イリヤ──サマァァァァァ!
voice: vo_adv_5120006_028
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
ふぅん、そっか……なるほどね。
【chara 126311 face 1 (normal)】
いいね……だったら下がってなよ。
この見せ場は、ボクが全部いただくからさ。
voice: vo_adv_5120006_029
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
ユキ、よすのじゃっ!
【chara 126211 face 4 (sad)】
お主では太刀打ちできん……!
voice: vo_adv_5120006_030
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】
ジャマ、ダ──!
voice: vo_adv_5120006_031
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
ふふんっ……♪
voice: vo_adv_5120006_032
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
なっ!?
防ぎ……おった……!? あの一撃を……!?
voice: vo_adv_5120006_033
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
なぁんだ、大したことないんだね。
伝説の吸血鬼の力ってのもさ。
voice: vo_adv_5120006_034
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】
ドケェェェェェェェ!
voice: vo_adv_5120006_035
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
ボクを前にして退け、なんて【chara 126311 face 1 (normal)】
見る目がないねっ♪
voice: vo_adv_5120006_036
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
ユキ、お主……
なぜ渡り合えるのじゃ……【chara 126211 face 4 (sad)】
あの力は……
voice: vo_adv_5120006_037
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
どうだい、イリヤ?
【chara 126311 face 3 (anger)】
ボクの美しさ……褒め称えていいんだよ……ッ……
voice: vo_adv_5120006_038
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
……!
voice: vo_adv_5120006_039
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
違う……こやつ、無理をしておる……!
【chara 126211 face 4 (sad)】
なぜじゃ? なぜ、そんなことを……?
力の差がありすぎることくらい、お主も分かるじゃろう……?
voice: vo_adv_5120006_040
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】
──キサマァッ!
voice: vo_adv_5120006_041
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
ふふっ、いいね!
【chara 126311 face 2 (joy)】
もっとっ、ボクを美しく輝かせなよっ……♪
voice: vo_adv_5120006_042
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
みんなに見せてあげるよ♪
【chara 126311 face 3 (anger)】
伝説の吸血鬼の力を打ち破る、美しいボクを!
【chara 126311 face 1 (normal)】
このボクが、伝説を超える瞬間を……♪
voice: vo_adv_5120006_043
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
……美しい、からか……?
【chara 126211 face 4 (sad)】
絶対に勝てない相手に立ち向かう自分が。
voice: vo_adv_5120006_044
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
そこまでして……自分を貫くというのか?
Choice: (4) ユキは絶対に自分を曲げない。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5120006_045
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
ああ、そうなのじゃろうな。
今、ようやく理解できたのじゃ……あやつの美しさが。
voice: vo_adv_5120006_046
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
自分に自信がある者は──美しいのじゃな。
voice: vo_adv_5120006_047
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
なぁ、我が眷属よ。
お主に一つ、聞いてもよいか。
voice: vo_adv_5120006_048
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
──わらわは何者じゃ?
Choice: (5) イリヤは、イリヤだよ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5120006_049
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
……うむ。
voice: vo_adv_5120006_050
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
よう言うた!
そうじゃ、わらわはイリヤ・オーンスタイン!
【chara 126211 face 3 (anger)】
夜を統べる者にして、お主のご主人様じゃ!
voice: vo_adv_5120006_051
イリヤ:
【chara 126211 face 3 (anger)】
わらわがわらわでなくなることなど──
voice: vo_adv_5120006_052
イリヤ:
【chara 126211 face 3 (anger)】
あるはずがない。
voice: vo_adv_5120006_053
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_5120006_054
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
くっ……!
膝をついて崩れ落ちるボク……!
芸術点高いね、これは……!
voice: vo_adv_5120006_055
ユキ:
【chara 126311 face 3 (anger)】
苦痛に顔をゆがめるボクは最高にレアだし、
武器を持つ手が震えてるボクはプレミアそのもの、
【chara 126311 face 1 (normal)】
口から漏れる疲労の吐息も、永久保存ものだよ……♪
voice: vo_adv_5120006_056
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
芸術点を荒稼ぎしとるところ悪いがの。
【chara 126211 face 1 (normal)】
──ユキよ、わらわに代われ。
voice: vo_adv_5120006_057
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
……なに?
今さら見せ場が欲しくなったの?
voice: vo_adv_5120006_058
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
ああ、頼む。
voice: vo_adv_5120006_059
ユキ:
【chara 126311 face 4 (sad)】
ええー?
せっかくボクが輝いてたのにさー
voice: vo_adv_5120006_060
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
そう言うな。
そうじゃな……譲ってくれれば、見せてやるぞ。
voice: vo_adv_5120006_061
イリヤ:
【chara 126311 face 6 (surprised)】
【chara 126211 face 2 (joy)】
──お主よりも、美しいものを。
voice: vo_adv_5120006_062
ユキ:
【chara 126311 face 1 (normal)】
……へぇ。
大きく出たね。
面白いじゃないか。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5120006_063
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
だったら、これも使いなよ。
【chara 100811 face 2 (joy)】
少しは足しになるでしょ。
voice: vo_adv_5120006_064
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
ユキ、お主……
voice: vo_adv_5120006_065
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
美を統べる者が、
見せ場を譲ってあげたんだからさ。
voice: vo_adv_5120006_066
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
──負けたりしないよね?
voice: vo_adv_5120006_067
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
……誰に言うておる。
voice: vo_adv_5120006_068
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】
イリヤ、サマ……オォ……イリヤサマァァァァァ!
voice: vo_adv_5120006_069
イリヤ:
【chara 126211 face 3 (anger)】
ブラドよ──少し黙れ。
voice: vo_adv_5120006_070
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】
……ッ!
voice: vo_adv_5120006_071
イリヤ:
【chara 126211 face 1 (normal)】
{player}よ。
いつものやつを……【chara 126211 face 4 (sad)】
いいや、いつも以上にわらわの力を引き出すぞ。
協力、してくれるか。
Choice: (6) まかせて。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5120006_072
イリヤ:
【chara 126211 face 2 (joy)】
ふふっ♪ では、頼む。
【chara 126211 face 5 (shy)】
その……最大級のドキドキ……胸の高鳴りを、わらわに捧げるがよい。
Choice: (7) 手のひらに口づけ。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5120006_073
イリヤ:
【chara 126211 face 5 (shy)】
んっ……♪
Choice: (8) 思いきり抱き締める。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5120006_074
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
おおっ……!
Choice: (9) ゆっくり顔を近づける。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5120006_075
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
なな、なんと……!?
voice: vo_adv_5120006_076
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
も、もももっ、もうよい!
【chara 126211 face 4 (sad)】
そこまででよい! 十分、十分じゃ!
よ、よくやったな……【chara 126211 face 5 (shy)】
胸の高鳴り、確かに受け取ったぞ……!
voice: vo_adv_5120006_077
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
……イリヤ、顔真っ赤でニヤニヤしてるけど大丈夫?
さっきまでの威厳とか残ってる?
voice: vo_adv_5120006_078
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
や、やや、やかましいわ!
まさか3連続とは思わなかったんじゃ!
voice: vo_adv_5120006_079
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
──じゃが。
感じるぞ、【chara 126211 face 1 (normal)】
わらわの内に湧き上がる力。
voice: vo_adv_5120006_080
イリヤ:
【chara 126211 face 6 (surprised)】
あの魔力結晶によるものとは違う。
【chara 126211 face 2 (joy)】
これが……わらわの力……!
voice: vo_adv_5120006_081
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
──カラダヲ、ヨコセ──
voice: vo_adv_5120006_082
イリヤ:
【chara 126211 face 3 (anger)】
……失せよ。
どこぞの過去の意志よ。
voice: vo_adv_5120006_083
イリヤ:
【chara 126211 face 4 (sad)】
貴様は……わらわではない。
voice: vo_adv_5120006_084
ブラド:
【chara 17611 face 1 (normal)】
キ、キサマ……!
イリヤサマニ、ナントイウコトヲ……!
キサマ、キサマ、キサマァァァァァァァァ──!
movie: 512000601