禁断の乙女心
海の水は抜かれた。海底にひしめく秘密魔物を持ち主に返却し、浄化が進められる。だが、返却者には秘密の内容が分かってしまうという難点が。秘密を知られた者たちは一様に動揺し、秘密返却パニックとなる。
-------------- situation:
禁断の乙女心
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
無事に復活を果たしたデンジャラス・オクトパスの活躍で、
海の水はものすごい勢いで抜かれていった。
voice: vo_adv_5122003_000
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
すごい……ほんとに海底が見えてるわ。
【chara 126811 face 1 (normal)】
ウィスタリア家色々あったみたいだけど、結果海に完全勝利ね。
【chara 126811 face 4 (sad)】
ヤマダ、飛び級昇格させてあげてもいいと思う……
voice: vo_adv_5122003_001
アキノ:
【chara 126711 face 2 (joy)】
おーっほっほっほっほ♪
voice: vo_adv_5122003_002
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
そして、目視でも確認できますね。
【chara 126611 face 1 (normal)】
海底にうごめく──秘密魔物たちが。
voice: vo_adv_5122003_003
ユカリ:
【chara 126811 face 4 (sad)】
うん……
【chara 126811 face 6 (surprised)】
というかこれ……
voice: vo_adv_5122003_004
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
すごい数じゃない!?
voice: vo_adv_5122003_005
アキノ:
【chara 126711 face 6 (surprised)】
これ一つ一つが全て……
誰かの、秘密……
voice: vo_adv_5122003_006
ネネカ:
【chara 126611 face 3 (anger)】
深入りは禁物です。
手早く退治を進めましょう。
voice: vo_adv_5122003_007
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
そ、そうね。
【chara 126811 face 1 (normal)】
幸い秘密魔物ちゃんたち、とても強そうには見えないし。
voice: vo_adv_5122003_008
ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】
秘密を知ってしまわないよう、
見ざる、聞かざる……
半分くらいの集中力で、倒しちゃおう!
voice: vo_adv_5122003_009
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
えーい、っと!
voice: vo_adv_5122003_010
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
……あれ。びくともしない。
voice: vo_adv_5122003_011
ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】
ええいっ!!
voice: vo_adv_5122003_012
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
……!?
voice: vo_adv_5122003_013
アキノ・ネネカ:
【chara 1 face 1 (normal)】
加勢します!
Choice: (1) 僕も!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5122003_014
3人:
【chara 1 face 1 (normal)】
──はぁっ!
voice: vo_adv_5122003_015
アキノ:
【chara 126711 face 6 (surprised)】
──!?
攻撃が、まったく効いていない!?
voice: vo_adv_5122003_016
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
私たちの攻撃はさておき、
ネネカさんの力もはねのけるなんて……【chara 126811 face 4 (sad)】
そんな魔物いるかしら?
voice: vo_adv_5122003_017
アキノ:
【chara 126711 face 4 (sad)】
これでは……手の打ちようが──
Choice: (2) ね、君はどう退治すればいいの?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5122003_018
アキノ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
【chara 126711 face 6 (surprised)】
あ、あなたさま!?
秘密魔物に話しかけていらっしゃるの?
Choice: (3) うんうん……なるほどね!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5122003_019
ユカリ:
【chara 126811 face 4 (sad)】
フ、フツーに話せてるわ……
voice: vo_adv_5122003_020
アキノ:
【chara 126711 face 6 (surprised)】
で、で?
魔物さんはなんて?
voice: vo_adv_5122003_021
アキノ:
【chara 126711 face 6 (surprised)】
持ち主に……
voice: vo_adv_5122003_022
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
返却しなきゃいけない!?
voice: vo_adv_5122003_023
一同:
【chara 1 face 1 (normal)】
……!
voice: vo_adv_5122003_024
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
秘密ブツには情念がこもっていて、
物理的な攻撃では倒せない。
voice: vo_adv_5122003_025
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
魔物化を解くには、
元の持ち主の手元に返却する以外に方法はない……と。
voice: vo_adv_5122003_026
アキノ:
【chara 126711 face 4 (sad)】
で、ですが……
voice: vo_adv_5122003_027
アキノ:
【chara 126711 face 4 (sad)】
持ち主に返した瞬間に元の「秘密」の姿に戻るのだとしたら、
返却する我々は、必然的にその秘密を知ることになりますわよね……
voice: vo_adv_5122003_028
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
……確かに。
魔物だし、郵送とか置き配とか、するわけにはいかないわよね。
【chara 126811 face 4 (sad)】
手渡しってなると、そうなっちゃう……
voice: vo_adv_5122003_029
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
海を浄化したければ、
他人の秘密を暴くのは避けられない、ということですね。
voice: vo_adv_5122003_030
アキノ:
【chara 126711 face 6 (surprised)】
でも、持ち主本人の目の前で暴くなんて……
【chara 126711 face 4 (sad)】
個人情報の取り扱い方として、さすがに……
voice: vo_adv_5122003_031
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
……今更、日和るんですか。
voice: vo_adv_5122003_032
アキノ:
【chara 126711 face 6 (surprised)】
……え?
voice: vo_adv_5122003_033
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
なんでしたっけ。
アキノさんお得意の、ノンレム睡眠の……名人?
voice: vo_adv_5122003_034
アキノ:
【chara 126711 face 4 (sad)】
……
ノブレスオブリージュの、精神です。
voice: vo_adv_5122003_035
ネネカ:
【chara 126611 face 6 (surprised)】
え? 即レス鬼畜の、5分前精神……?
voice: vo_adv_5122003_036
アキノ:
【chara 126711 face 4 (sad)】
で、ですから、ノブレス──
voice: vo_adv_5122003_037
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
なんでもいいです。
voice: vo_adv_5122003_038
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
その、なんちゃら精神とやらで暴走する貴方のことを、
止められないと判断したからここまで協力したんです。
voice: vo_adv_5122003_039
ネネカ:
【chara 126711 face 6 (surprised)】
【chara 126611 face 6 (surprised)】
見てくださいこの海を。【chara 126611 face 4 (sad)】
もはや海ではありませんが。
【chara 126611 face 1 (normal)】
後戻りができるタイミングは、とっくに過ぎていると思います。
voice: vo_adv_5122003_040
アキノ:
【chara 126711 face 4 (sad)】
……ネネカさん……
voice: vo_adv_5122003_041
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
「痛みや批判を伴うことは承知の上で、
より公共の利益に資する方策を採る」ことが……
voice: vo_adv_5122003_042
ネネカ:
【chara 126611 face 7 (special_a)】
ノースリーブの旅芸人? とやらなのでしょう?
voice: vo_adv_5122003_043
ユカリ:
【chara 126811 face 2 (joy)】
……ぷっ。
voice: vo_adv_5122003_044
アキノ:
【chara 126711 face 3 (anger)】
ですから!
ノブレスオブリージュの精神、ですわよっ!
voice: vo_adv_5122003_045
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
ああ、そうでしたか。
……やっと聞こえました。
voice: vo_adv_5122003_046
アキノ:
【chara 126711 face 6 (surprised)】
……ネネカさん……
voice: vo_adv_5122003_047
アキノ:
【chara 126711 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5122003_048
アキノ:
【chara 126711 face 1 (normal)】
……ありがとうございます。
voice: vo_adv_5122003_049
ネネカ:
【chara 126611 face 4 (sad)】
……別に。
voice: vo_adv_5122003_050
ユカリ:
【chara 126811 face 3 (anger)】
つまり、やるしかないのよね。
voice: vo_adv_5122003_051
アキノ:
【chara 126711 face 1 (normal)】
ええ……
ネネカさんのおっしゃる通り、もはや後戻りはできません。
美しいオーマの海を取り戻すために……
voice: vo_adv_5122003_052
アキノ:
【chara 126711 face 2 (joy)】
秘密魔物を、返却いたしましょう!
一つ一つ、我々の手で、持ち主の元へ──!
voice: vo_adv_5122003_053
ネネカ:
【chara 126611 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_5122003_054
マサキ:
【chara 191011 face 4 (sad)】
──ネネカさま。
よかったんですか……?
voice: vo_adv_5122003_055
マサキ:
【chara 191011 face 4 (sad)】
ああいう暑苦しい正義感でもって他人の秘密に踏み込むなんて、
一番お嫌いなんじゃ……
voice: vo_adv_5122003_056
ネネカ:
【chara 126611 face 4 (sad)】
…………虫唾が走りますね。
voice: vo_adv_5122003_057
男性1:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
あー! これっ、密廃サービスに出した、俺の──
なんで返却されるの!?
voice: vo_adv_5122003_058
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
契約が履行できず、大変申し訳ございません。
返金と併せまして、お詫び金もお受け取りいただけると……
voice: vo_adv_5122003_059
女性1:
【chara 413 face 6 (surprised)】
きゃっ! 魔物!?
voice: vo_adv_5122003_060
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
受け取ってもらえたら、元の秘密ブツの姿に戻りますので……!
voice: vo_adv_5122003_061
女性1:
【chara 413 face 6 (surprised)】
あ、ほんとだ。「付け焼刃料理教室」の会員証に戻ったわ。
【chara 413 face 3 (anger)】
……って私が焦り気味に婚活中だってバレちゃったじゃないのよ!
voice: vo_adv_5122003_062
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
誰の目にも耳にも、触れない場所で保管していたので。
私以外に秘密を知る人間はいません。
【chara 103412 face 4 (sad)】
誓って口外はしませんから……!
voice: vo_adv_5122003_063
男性2:
【chara 4911 face 6 (surprised)】
あ、あああ、【chara 4911 face 4 (sad)】
こ、これはその……!
voice: vo_adv_5122003_064
男性2:
【chara 4911 face 4 (sad)】
いつもエラソーな妻に、言い返したいけど言い返せなくて……
せめてあいつの顔写真に落書きでもして、憂さ晴らしをしようと……
【chara 4911 face 6 (surprised)】
ち、血の涙と、世にもおぞましい吹き出し台詞を……!
voice: vo_adv_5122003_065
男性2:
【chara 4911 face 4 (sad)】
あ、あわわわわこんなことがバレて、タダで済むはずがない!
【chara 4911 face 6 (surprised)】
──そうだ、逃げよう……今なら間に合う! 脱獄だ! 逃走だ!
【chara 4911 face 3 (anger)】
それしかない!! そうと決まれば荷物を──
voice: vo_adv_5122003_066
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】
落ち着いてください。
他言はしませんから。
voice: vo_adv_5122003_067
秘書1号:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
ああこれ。
上司が前に関わった書類改ざん案件の、原本帳簿なんですよね。
voice: vo_adv_5122003_068
秘書1号:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
返却ですか? 【chara 6111 face 4 (sad)】
かしこまりました。
では燃えるゴミに出します。もう面倒なので。【chara 6111 face 6 (surprised)】
あ、紙だから
資源ゴミですね。来世はきれいな書類に生まれると良いですね。ぽーい。
Choice: (4) 普通に捨てちゃって大丈夫……?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5122003_069
秘書1号:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
はい、お構いなく。
あの人、過去の反省を忘れて最近また調子に乗りつつありますし。
内容は頭に入っているので。ところであなた、お茶でも飲みますか?
voice: vo_adv_5122003_070
ユカリ:
【chara 126811 face 4 (sad)】
ふー
返却、思った以上に気を遣うわね。ハードだ~!
voice: vo_adv_5122003_071
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
でもまぁ……そりゃそうよね。
【chara 126811 face 4 (sad)】
誰にも知られたくなくて廃棄したモノが、
赤の他人から返されるんだもん。
voice: vo_adv_5122003_072
ネネカ:
【chara 126611 face 4 (sad)】
取り乱さない方がおかしいですね。
voice: vo_adv_5122003_073
アキノ:
【chara 126711 face 4 (sad)】
ですから、秘密の暴露範囲を最小限に抑えるために、
カズマサさんやマサキさんには手助けをご遠慮いただきました。
voice: vo_adv_5122003_074
アキノ:
【chara 126711 face 4 (sad)】
返却は、私、ユカリさん、ネネカさん、あなたさま。
この4人だけで。手分けしてやりきるしかありません。
voice: vo_adv_5122003_075
アキノ:
【chara 126711 face 6 (surprised)】
……まぁ、とはいえ幸い、見も知らぬ赤の他人の秘密ですから。
【chara 126711 face 1 (normal)】
なるべく感情移入は控えて、さらっと──
voice: vo_adv_5122003_076
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
……ねぇ。ねぇねぇねぇちょっと!
voice: vo_adv_5122003_077
ユカリ:
【chara 126811 face 4 (sad)】
なんか、この辺にいる秘密魔物たちさ。
名前と住所に……
voice: vo_adv_5122003_078
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
見覚えがあるものが多いんだけど~~!
voice: vo_adv_5122003_079
アキノ・ネネカ:
【chara 1 face 1 (normal)】
……!?
voice: vo_adv_5122003_080
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
考えてみれば、驚くようなことじゃないわよね……
voice: vo_adv_5122003_081
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
ええ。誰にだって秘密はありますもの。
お知り合いの方たちにだって、あって当然……
voice: vo_adv_5122003_082
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】
まさか顔見知りから返却されるとは、
夢にも思っていなかったでしょうけどね。
voice: vo_adv_5122003_083
アキノ・ユカリ:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………ですわよねぇ……
…………そうよねぇ……
voice: vo_adv_5122003_084
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
本当に、あのお方一人に任せて大丈夫でしょうか……
voice: vo_adv_5122003_085
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】
かなり不安ですが、仕方ありませんね。
voice: vo_adv_5122003_086
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
他人であるカズマサさんたちから返却する、という提案もしましたが、
【chara 107011 face 4 (sad)】
少女たちは皆、「知られるなら彼がいい」「彼になら明かせる」
と、口を揃えましたから。
voice: vo_adv_5122003_087
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
そうよね……
【chara 103412 face 4 (sad)】
持ち主がそう希望する限り、返却は、彼に任せるしか……
voice: vo_adv_5122003_088
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
い~~~~や~~~~!
やっぱりいや~~~~! アキノさ~~ん!!
voice: vo_adv_5122003_089
一同:
【chara 1 face 1 (normal)】
──!?
voice: vo_adv_5122003_090
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
ごめんください!
スズメさん!?
voice: vo_adv_5122003_091
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
やっぱり私、恥ずかしいです~~!
このかたには知られたくないです~~!
Choice: (5) 僕だったらいいって……
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5122003_092
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
確かに私、言いました……【chara 102511 face 4 (sad)】
そう言いましたけど~!
voice: vo_adv_5122003_093
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
だけど! だけどやっぱり……
このかたに「だけ」は知られたくないんです~!
voice: vo_adv_5122003_094
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
ふ、複雑~う……
voice: vo_adv_5122003_095
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
スズメさん? このお方がいることでお気持ちが乱れてしまうのなら、
私たちのいずれかから返却させていただくのはどうでしょう?
【chara 103211 face 4 (sad)】
絶対に、他言はいたしませんから。
voice: vo_adv_5122003_096
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
……絶対に、ですか?
voice: vo_adv_5122003_097
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
ええ。
墓場まで、なんなら来世までもっていきますわ。
voice: vo_adv_5122003_098
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
来世では忘れてほしいですけど~!
でも、そう言うなら……じゃあ、アキノさんに……
voice: vo_adv_5122003_099
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
承知いたしました。
voice: vo_adv_5122003_100
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
では、私からお返ししますわね。
【chara 103211 face 6 (surprised)】
誰にも見えないように、と……
voice: vo_adv_5122003_101
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_5122003_102
スズメ:
【chara 102511 face 3 (anger)】
──ちょっと、待ってください!!
voice: vo_adv_5122003_103
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
……え?
voice: vo_adv_5122003_104
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
すみません、私……
このかたになら知られてもいい、けど、
このかたにだけは知られたくない……そう言いました。
voice: vo_adv_5122003_105
スズメ:
【chara 102511 face 3 (anger)】
でも……でもやっぱりのやっぱり!
このかたには、知ってほしい! 本当の私を!
voice: vo_adv_5122003_106
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
……え、ええと……つまり?
voice: vo_adv_5122003_107
スズメ:
【chara 102511 face 3 (anger)】
だから、白状します! これ!
自分のドジを直すために作った、「ドジ矯正魔法具」なんです。
voice: vo_adv_5122003_108
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
でも……これで自分に魔法をかけると、ドジが直るんじゃなくて……
ドジを、ドジと思わなくなってしまうみたいで。
ただの無反省なドジ人間になっちゃうんです私~~!
voice: vo_adv_5122003_109
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
ドジを直す道具を作るのに……ドジってしまった……
恥ずかしすぎて……つい密廃サービスに……
voice: vo_adv_5122003_110
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
{player}さん!
これが、本当の私です!
Choice: (6) その正直さがスズメちゃんらしい。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5122003_111
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
……ほ、【chara 102511 face 2 (joy)】
ほんとですかぁぁ~~!
voice: vo_adv_5122003_112
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
結局自分で暴露してしまわれましたわね……
voice: vo_adv_5122003_113
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
これ、波乱含みだわ~……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その後も少女たちの
「{player}になら知られてもいい。
けど知られたくない。でもやっぱり知ってほしい」パニックは続いた──
voice: vo_adv_5122003_114
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……主さま。
voice: vo_adv_5122003_115
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
これは見ての通り、カウンターでございます。
「主さまのお知り合いカウンター」……
voice: vo_adv_5122003_116
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
主さまにあまりにもお知り合いが多いものですから、
従者としては……数を把握しておきたく……
お作りさせていただきました。
Choice: (7) 秘密にしなくてもいいのに。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5122003_117
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
そう……でございますね……
【chara 105913 face 4 (sad)】
主さまに余計なお手間をとらせてしまい、申し訳ございませんでした。
Choice: (8) ちなみにどんな音がするの?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5122003_118
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
え……
鳴らしてみてほしい、でございますか……?
voice: vo_adv_5122003_119
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
ええと……その…………………
…………承知、いたしました。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ビーッ! ビーッ!
ビーッ! ビーッ!
voice: vo_adv_5122003_120
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
す、すごい音!
なに、緊急事態!? またトラブル!?
voice: vo_adv_5122003_121
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
主さまにお知り合いが一人増えるごとに、
通知音が鳴る仕様でございます……
Choice: (9) 通知音っていうか、警報みたい。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5122003_122
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
……………!
おっしゃる通り……で、ございますね。
【chara 105913 face 4 (sad)】
音量を、調整いたします…………
Choice: (10) でも、このままでいいよ。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_5122003_123
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
……え?
Choice: (11) コッコロちゃんの気持ちがうれしいから。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_5122003_124
コッコロ:
【chara 105913 face 5 (shy)】
主さま……
voice: vo_adv_5122003_125
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
…………
主さまは、こんなにも寛容でいらっしゃるのに……
voice: vo_adv_5122003_126
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
……わたくしは、悪い従者でございますね。
voice: vo_adv_5122003_127
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
でも……
voice: vo_adv_5122003_128
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
幸せな従者にございます……
voice: vo_adv_5122003_129
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
……
Choice: (12) これ、返却してもいい?
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_5122003_130
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
……っ!
voice: vo_adv_5122003_131
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
次はマコトさんか……確か【自警団(カォン)】の子よね。
【chara 103412 face 3 (anger)】
なんだろう、胸騒ぎがする。
詳しい事情は一切分からないけど、激しく胸騒ぎがするわ……
voice: vo_adv_5122003_132
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】
ええ。これまでの流れからして……
voice: vo_adv_5122003_133
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】
彼に秘密を知られたいのか、はたまた知られたくないのか。
もう彼女たち本人にすら分かっていないようですからね……
voice: vo_adv_5122003_134
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
これ、手紙なんだ……
おまえに……宛てた。
Choice: (13) あ、そうなんだ。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_5122003_135
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
でもっ……捨てた。
【chara 104311 face 5 (shy)】
だ、だからっ……ええと……その……!
voice: vo_adv_5122003_136
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
こんにちは~
マコトちゃ~ん、いる?
voice: vo_adv_5122003_137
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
──!?
voice: vo_adv_5122003_138
3人:
【chara 1 face 1 (normal)】
──!?
voice: vo_adv_5122003_139
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
え、足止め!? 私が行くの!?
voice: vo_adv_5122003_140
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
話題はなんでもいいんです! さぁ早く!
voice: vo_adv_5122003_141
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
こ、こんにちは~
【chara 103412 face 4 (sad)】
お姉さん、突然だけど、ソ、ソフトドリンク占いやらない?
【chara 103412 face 6 (surprised)】
──って! あなたは……ユイさん? 【トゥインクルウィッシュ】の!
voice: vo_adv_5122003_142
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
こ、こんにちは。
ソフトドリンク占い……?
voice: vo_adv_5122003_143
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
そ、そそそそうそう。なにか、悩んでること、ないかしら?
【chara 103412 face 4 (sad)】
好きなソフトドリンクを一つ挙げてもらえたら、
そこそこややなんとなく、占えるとか占えないとか……まぁそんな感じ。
voice: vo_adv_5122003_144
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
悩み……ですか。
【chara 100213 face 4 (sad)】
ん~、ないことはないですが……
voice: vo_adv_5122003_145
ユイ:
【chara 100213 face 1 (normal)】
でも、遠慮しておきます。
マコトちゃんが、【chara 100213 face 6 (surprised)】
あ、親友が、いつも相談にのってくれるから。
【chara 100213 face 1 (normal)】
人には言いにくいことも、なんでも、聞いてくれて。
voice: vo_adv_5122003_146
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
あ~……なるほど……
人に言えないことも……
voice: vo_adv_5122003_147
ユイ:
【chara 100213 face 2 (joy)】
はい。
お互いに、なんでも話せる大親友なんです♪
voice: vo_adv_5122003_148
ユカリ:
【chara 103412 face 6 (surprised)】
………………うん、そっか!
voice: vo_adv_5122003_149
ユカリ:
【chara 103412 face 4 (sad)】
ごめん引き留め大失敗!
これ以上は無理よ~!
voice: vo_adv_5122003_150
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
これまで、ですか……!
voice: vo_adv_5122003_151
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
きゃ、客も来たことだし、おまえはそろそろ帰れ。
【chara 104311 face 4 (sad)】
悪いな、わざわざ届けてもらって。
Choice: (14) 何か言いかけてなかった?
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_5122003_152
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
…………いや、なにも。
Choice: (15) そっか。手紙、ありがとね。
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_5122003_153
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
……!
なっ、中身も分からないのに礼を言う奴が──
Choice: (16) 書いてくれただけでうれしい。
Choice: (17) また書いてね。
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_5122003_154
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】
…………!
【chara 104311 face 5 (shy)】
……ぬ、ぬか喜びかもしれねぇんだからなっ!
Jump to tag 18
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_5122003_155
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】
しゃあしゃあと……!
【chara 104311 face 5 (shy)】
……き、気が向いたらなっ。
----- Tag 18 -----
voice: vo_adv_5122003_156
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
あ! あのお方が戻ってきましたわ!
【chara 103211 face 1 (normal)】
ユイさんと入れ違い……間に合いましたのね!
voice: vo_adv_5122003_157
ユカリ:
【chara 103412 face 1 (normal)】
よかったわ~!
【chara 103412 face 4 (sad)】
ふ~、スリルある~っ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その後も──
voice: vo_adv_5122003_158
ヨリ:
【chara 102212 face 6 (surprised)】
こ、これはその……【chara 102212 face 3 (anger)】
「告白ゲーム」ってやつよ。
【chara 102212 face 4 (sad)】
ゲームにのっかって告白しちゃおう、みたいなこと、らしいわ……
【chara 102212 face 3 (anger)】
べっ、別に、アンタとやろうだなんて思ってないんだからね!?
voice: vo_adv_5122003_159
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
こ、これは……
「巨大・マトリョーシカ型たい焼き器」の試作品にゃ。
インパクトあるたい焼きが作りたくて、発注したにゃ……
voice: vo_adv_5122003_160
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
でもよく考えたらマトリョーシカ型って、
たい焼き器として構造的に破綻してて……
高かったのに、失敗作にゃ。見つかったらアキノに叱られると思って……
voice: vo_adv_5122003_161
ユカリ:
【chara 126811 face 6 (surprised)】
これは……大量の麦しゅわの空き瓶!?
【chara 126811 face 3 (anger)】
みんな用心して! この辺に恐ろしいウワバミが潜んでるわ!
………………【chara 126811 face 4 (sad)】
ごめんなさい私です……
voice: vo_adv_5122003_162
ユカリ:
【chara 126811 face 4 (sad)】
密廃サービスって聞いてなんとなくよぎったんだけど……
まさか自分が利用したあれだったとは……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5122003_163
3人:
【chara 1 face 1 (normal)】
はっ……恥ずかしい……!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
秘密ブツの返却は、
波乱とパニックを引き起こしながらも、なんとかかんとか続けられた──
voice: vo_adv_5122003_164
ネネカ:
【chara 126611 face 4 (sad)】
──明日は我が身、ということですね。
voice: vo_adv_5122003_165
ネネカ:
【chara 126611 face 3 (anger)】
誰かに見つけられる前に
なんとしてもこの手で回収しなければ……